JP2005256782A - 慣性過給エンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気制御弁を利用して吸気通路内に脈動を発生させ、慣性過給を行なう4気筒エンジンにおいて、最大限の充填効率を確保し、エンジンを高出力化する。
【解決手段】吸気行程で吸気弁8が開いても吸気制御弁13を閉じておくことで吸気通路6内に負圧を発生させ、吸気弁開期間の途中で吸気制御弁13を開いてこの負圧を解放することで吸気通路6内に吸気の脈動を発生させ、慣性過給を行なう4気筒エンジンにおいて、吸気行程において吸気弁8が開いてから吸気制御弁13が開かれるまでにシリンダ3に吸入される第1の空気量に、吸気制御弁13を開いている間にシリンダ3に吸入される第2の空気量を加えた値をシリンダ内空気量とし、シリンダ内空気量が最大になるように吸気制御弁13の取付け位置を決定し、この決定した位置に吸気制御弁13を取り付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、吸気制御弁を利用して吸気通路内に吸気の脈動を発生させ、慣性過給を行なうエンジンに関する。
特開平1−151715号(特許文献1)は、燃焼室に通じる吸気通路に吸気制御弁を設けたエンジンを開示している。このエンジンでは、吸気行程で吸気弁が開いても吸気制御弁を閉じておくことで吸気通路内に負圧を発生させ、吸気弁開期間の途中で吸気制御弁を開いてこの負圧を解放することで吸気通路内に脈動を発生させ、慣性過給を行なっている。
特開平1−151715号
上記従来技術のように吸気制御弁を利用して慣性過給を行うエンジンにおいては、吸気通路内に発生する負圧が大きいほど吸気制御弁を開いたときに発生する吸気脈動も大きくなるので、一般的には、発生する負圧が大きい(圧力値が小さい)ほど慣性過給効果も上がってエンジンの充填効率、トルクが上昇すると考えられる。
図6は、6気筒エンジンにおいて、吸気制御弁から吸気弁までの容積をVp、シリンダ行程容積Vcとし、吸気制御弁の取付け位置を変えて容積比Vp/Vcを変更した場合の吸気通路内に発生する最大負圧、エンジンの充填空気量を示したものである。吸気制御弁を吸気弁に近づけ、容積Vpを小さくしたほうが吸気通路内に発生する最大負圧が大きくなる(圧力値は下がる)ので、吸気制御弁を開いたときに発生する吸気脈動も大きくなり、充填空気量も多くなる。よって、6気筒エンジンにおいては、吸気制御弁を取り付け可能な範囲で最も吸気弁側の位置に取り付ければ、最大充填効率が得られ、高い出力が得られる。
しかしながら、4気筒エンジンにおいては、単に吸気制御弁を吸気弁に近づけて取り付けるだけでは必ずしもエンジンの充填効率が最大とはならない。これは、4気筒エンジンでは吸気干渉、排気干渉が大きく、これが脈動による過給を阻害する要因となって、容積比Vp/Vcを小さくしても慣性過給効果がそれ程高められず、また、容積Vpの減少を受けて吸気制御弁が開くまでの間に吸入される空気量が減少することの影響が大きくなるからである。
本発明は、かかる技術的課題を鑑みてなされたもので、吸気制御弁を利用して吸気通路内に脈動を発生させ、慣性過給を行なう4気筒エンジンにおいて、最大限の充填効率を確保し、エンジンを高出力化することを目的とする。
上記慣性過給を行なう4気筒エンジンにおいて、吸気行程において吸気弁が開いてから吸気制御弁が開かれるまでにシリンダに吸入される第1の空気量に、吸気制御弁を開いている間にシリンダに吸入される第2の空気量を加えた値をシリンダ内空気量とし、このシリンダ内空気量が最大になるように吸気制御弁の取付け位置を決定し、当該位置に吸気制御弁を取り付ける。
これにより、吸気干渉、排気干渉が大きく、吸気制御弁を吸気弁にできる限り近づけて取り付けるという手法では必ずしも最大充填効率が得られなかった4気筒エンジンにおいても、充填効率を最大限に高め、エンジンの出力を高めることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係るエンジンの構成を示し、エンジンは図1に示す構成を4組備える4気筒エンジンである。シリンダヘッド1と、シリンダブロック2に形成されたシリンダ3と、シリンダ3に摺動可能に収装されるピストン4の間には燃焼室5が画成され、燃焼室5には吸気通路(吸気ポート及びそれに接続する吸気マニホールド)6、排気通路(排気ポート及びそれに接続する排気マニホールド)7が連通している。吸気通路6、排気通路7と燃焼室5との連通位置には、吸気通路6、排気通路7の燃焼室側開口を開閉する吸気弁8、排気弁9が設けられており、吸気弁8、排気弁9は吸気カム10、排気カム11を介して駆動される。
吸気通路6の途中であって吸気弁8の上流側には吸気制御弁13が設けられており、吸気制御弁13の下流には燃料噴射弁14が設けられている。また、燃焼室5の上部中央には点火プラグ15がそのギャップを燃焼室5内に突出させるように設けられている。これら吸気制御弁13、燃料噴射弁14、点火プラグ15はエンジンコントローラ20からの信号に基づき駆動される。
エンジンコントローラ20には、運転状態を示す信号として、アクセルペダルの操作量を検出するアクセル操作量センサ25、エンジンの回転速度及びクランク角を検出するクランク角センサ26、冷却水温を検出する冷却水温センサ27等からの信号が入力され、エンジンコントローラ20は入力されたアクセル操作量信号、回転速度信号、クランク角信号等に基づき、目標とするエンジントルクを演算し、演算された目標エンジントルクが実現されるように燃料噴射弁13からの燃料噴射量、噴射時期、点火プラグ15による点火時期、図示しないスロットル弁の開度を制御する。また、エンジンコントローラ20は、所定の運転領域において、所定のタイミングで吸気制御弁13を開閉制御し、吸気通路内6に吸気の脈動を発生させ、これによって慣性過給を行なう。
図2を参照しながら吸気脈動を利用した慣性過給についてさらに説明する。
慣性過給を行なう場合、吸気行程において吸気弁8が開弁してもしばらくの間は吸気制御弁13を閉じておき、吸気制御弁13と吸気弁8の間に負圧を発生させる。そして、吸気弁開期間内に吸気制御弁13を開いてこの負圧を解放し、吸気通路6内に吸気の脈動を発生させ、これを利用してシリンダ3内に大量の空気を導入する。図2において吸気制御弁13を開いたタイミングと充填空気量が増大するタイミングにずれがあるのは、吸気制御弁13を開いてから吸気脈動が発生し、この脈動を利用してシリンダ3内に空気が導入されるまでには若干の遅れがあるからである。吸気制御弁13は吸気弁8が閉じられるタイミングよりも前に閉じられて、次回の吸気に備える。
ここで、シリンダ3に充填される空気の量は、吸気弁8が開いており、かつ吸気制御弁13が閉じている期間に吸入される空気量A(第1の空気量)、吸気制御弁13が開いている間に吸入される空気量B(第2の空気量)、吸気弁8が完全に閉じられるまでにシリンダ3から吸気通路6に吹き返される(逆流する)空気量C(第3の空気量)によって決定される。すなわち、シリンダ3に充填される空気の量は、空気量Aと空気量Bの和から空気量Cを減じた量となる。エンジンの充填効率を最大にし、最大出力を得るためには、この充填空気量を最大にする必要がある。本発明に係るエンジンでは、充填空気量が最大となるよう吸気制御弁13の取付け位置を決定する。
図3は、吸気制御弁13から吸気弁8までの間の容積をVp、シリンダ行程容積をVcとし、これらの容積比Vp/Vcと上記空気量A、空気量B、空気量C、吸気通路6内に発生する最大負圧の関係を示したものである。
吸気制御弁13の取付け位置を吸気弁8に近づけて容積Vpを小さくしたほうが、吸気行程中で吸気制御弁13を閉じているときに発生する負圧が大きくなり(圧力値は下がる)、吸気制御弁13を開いたときに発生する吸気脈動も大きくなって吸気制御弁開期間に吸入される空気量Bも増大する。一方、吸気弁8が開いてから吸気制御弁13が開かれるまでに吸入される空気量Aは、容積Vpを減少させると逆に少なくなる。また、吸気弁8が完全に閉じるまでにシリンダ3から吸気通路6に吹き返す空気量Cは容積Vpを増大させると徐々に大きくなる。
充填空気量はこれら空気量A、空気量B、空気量Cの影響を受けて変化するのであるが、吸気干渉、排気干渉の小さな6気筒エンジンにおいては容積Vpを減少させたことによる慣性過給効果の高まり方が空気量Aの減少に比べて大きいことから、空気量B、Cを考慮しなくても、空気量Bを最大にしさえすれば充填空気量も最大となっていた。そのため、6気筒エンジンにおいては、取付け可能な範囲内で吸気制御弁13をできる限り吸気弁8の近くに設け、容積Vpを減少させれば、充填空気量を最大にすることができた。
しかしながら、4気筒エンジンでは吸気干渉、排気干渉が大きく、容積Vpを減少させたときの慣性過給効果の高まり方が6気筒エンジンよりも緩やかであることから、空気量B、空気量Cが充填空気量に与える影響も相対的に大きくなり、単に、吸気制御弁13をできる限り吸気弁8の近くに設けるというだけでは、充填空気量を必ずしも最大にすることはできない。
そこで、本発明に係るエンジンでは、以下のようにして吸気制御弁13の取付け位置を決定する。
まず、取付け可能な範囲内で吸気制御弁13の取付け位置を変化させて容積比Vp/Vcを変化させ、空気量A、空気量B、空気量Cがどのように変化するかを、実験、演算あるいはシミュレーションによって求め、シリンダ内空気量(=空気量A+空気量B−空気量C)が最大となる容積比(最大充填容積比)αを予め求めておく。
そして、シリンダ行程容積Vcが一定値であることから、最大充填容積比αにVcを掛けて最大充填容積比αを実現するために必要な吸気制御弁13から吸気弁8までの間の容積(最大充填容積)Vpαを求め、この最大充填容積Vpαと吸気通路6の直径、吸気弁8の位置及び形状等から最大充填容積比αを実現するための吸気制御弁13の取付け位置を決定する。本発明では、このようにして決定した位置に吸気制御弁13を取り付ける。これにより、エンジンのシリンダ内空気量を最大にして充填効率を最大限に高め、エンジン出力を最大にすることができる。
なお、本実施形態ではシリンダ内空気量を最大にする容積比αを正確に求めるために、空気量A、空気量B、空気量C全てを考慮したが、空気量Cは他の2つの空気量と比べて少量であること、容積比Vp/Vcが変化してもそれ程大きく変化しないことから、空気量A、空気量Bのみを考慮するようにしてもよい。つまり、空気量Aと空気量Bの和をエンジンのシリンダ内空気量と考え、これを最大にする容積比αを決定するようにしてもよい。
また、図1に示したエンジンは、シリンダ1個につき1本の吸気通路6が接続する構成であるが、図4に示すように吸気通路6が途中で分岐してシリンダ1個につき2本の吸気通路6a、6bが接続し、吸気通路6a、6bのそれぞれに第1及び第2の吸気制御弁13a、13bが取り付けられ、吸気通路6a、6bの燃焼室側開口にそれらを開閉する第1、第2の吸気弁8a、8bが設けられている2バルブ式エンジンにも本発明は適用可能である。
この場合、第1、第2の吸気制御弁13a、13bと第1、第2の吸気弁8a、8bの間の両容積Vp1、Vp2の和をVpとして上記した手法によりエンジンのシリンダ内空気量(空気量Aと空気量Bの和、あるいはそれから空気量Cを減じた値)を最大とする最大充填容積比α、最大充填容積Vpαを求め、第1の吸気制御弁13aと第1の吸気弁8aの間の容積Vp1、第2の吸気制御弁13bと第2の吸気弁8bの間の容積Vp2を、それぞれ最大充填容積Vpαの半分に決定し、当該容積を実現するよう第1及び第2の吸気制御弁13a、13bの取付け位置を決定すればよい(第2の実施形態)。
続いて第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態は、図5に示すように、吸気通路6が途中で分岐し、シリンダ1個につき2本の吸気通路6a、6bが接続する2バルブ式エンジンであり、一方の吸気通路6aにはスワール発生用かつ吸気脈動発生用のスワール制御弁(第1の吸気制御弁)13sが設けられ、他方の吸気通路6bには吸気脈動発生用の吸気制御弁(第2の吸気制御弁)13bが設けられている。また、吸気通路6a、6bの燃焼室側開口には第1及び第2の吸気弁8a、8bが設けられている。スワール制御弁13sはシリンダ内にスワールを発生させるのに適した所定の位置(固定位置)に取り付けられる。
このエンジンにおいては、慣性過給時以外はスワール制御弁13sの開度を絞るとともに吸気制御弁13bを開いてシリンダ内にスワールを発生させ、このスワールを利用した燃焼、例えば、成層燃焼を行なう。一方、慣性過給時は、吸気行程においてスワール制御弁13sと吸気制御弁13bの両方を所定のタイミングで開閉することで吸気通路6、6a、6b内に吸気の脈動を発生させる。本発明は、このようなエンジンにも適用可能である。
この場合、スワール制御弁13sから第1の吸気弁8aまでの容積をVp1、吸気制御弁13bから第2の吸気弁8bまでの容積をVp2とし、両容積の和をVpとする。スワール制御弁13sの位置が固定されていることから容積Vp1は固定値となる。
そして、第1の実施形態と同様の手法により、エンジンのシリンダ内空気量(空気量Aと空気量Bの和、あるいはそれから空気量Cを減じた値)を最大とする最大充填容積比α、最大充填容積Vpαを求める。このとき、スワール制御弁13sが固定位置に取り付けられるので、吸気制御弁13bの取付け位置のみを変化させて最大充填容積比αを求めることになる。
最大充填容積Vpαを求めたら、これからスワール制御弁13sから第1の吸気弁8aまでの容積を容積Vp1を減じて、最大充填容積比αを実現するために必要な吸気制御弁13bから第2の吸気弁8bまでの容積Vp2αを求める。吸気制御弁13bの取付け位置は、吸気制御弁13bと吸気弁の間の容積Vp2が容積Vp2αとなるよう決定すればよい。このように、本発明は、2バルブ式エンジンで2つの吸気制御弁を備え、かつ、一方の吸気制御弁をスワール制御用にも用いる4気筒エンジンに対しても適用することができ、充填効率を最大にしてエンジン出力を高めることができる。
吸気制御弁を利用して吸気通路内に脈動を発生させ、慣性過給を行なう4気筒エンジンに適用することができ、エンジンの充填効率を高め、エンジンの高出力化を図るのに有用である。
本発明に係る慣性過給エンジンの概略構成図である。 吸気脈動を利用した慣性過給効果を説明するための図である。 シリンダ行程容積Vcに対する吸気制御弁から吸気弁までの間の容積Vpの容積比Vp/Vcと、エンジンのシリンダ内空気量、吸気通路に発生する負圧の関係を示したテーブルである。 吸気通路を分岐させて1個のシリンダにつき2本の吸気通路を接続し、2本の吸気通路にそれぞれ吸気制御弁を設けた2バルブ式エンジンの概略構成図であり、シリンダヘッド側から見た状態を示す。 吸気通路を分岐させて1個のシリンダにつき2本の吸気通路を接続し、一方の吸気通路にスワール制御弁を設け、他方の吸気通路に吸気制御弁を設けた2バルブ式エンジンの概略構成図であり、シリンダヘッド側から見た状態を示す。 6気筒エンジンにおけるシリンダ行程容積Vcに対する吸気制御弁から吸気弁までの間の容積Vpの比Vp/Vcと、エンジンのシリンダ内空気量、吸気通路に発生する負圧の関係を示したテーブルである。
符号の説明
1 シリンダヘッド
2 シリンダブロック
3 シリンダ
4 ピストン
5 燃焼室
6 吸気通路
6a 第1の吸気通路
6b 第2の吸気通路
8 吸気弁
8a 第1の吸気弁
8b 第2の吸気弁
13 吸気制御弁
13a 第1の吸気制御弁
13b 第2の吸気制御弁
13s スワール制御弁
14 燃料噴射弁
15 点火プラグ
20 エンジンコントローラ
25 アクセル操作量センサ
26 クランク角センサ

Claims (6)

  1. シリンダヘッドとシリンダと前記シリンダに収装されるピストンとの間に画成される燃焼室と、
    前記燃焼室に連通する吸気通路と、
    前記吸気通路の燃焼室側開口を開閉する吸気弁と、
    前記吸気通路の途中であって前記吸気弁の上流側に取り付けられた吸気制御弁と、
    を備え、吸気行程で前記吸気弁が開いても前記吸気制御弁を閉じておくことで前記吸気通路内に負圧を発生させ、吸気弁開期間の途中で前記吸気制御弁を開いて前記吸気通路内の負圧を解放することで前記吸気通路内に吸気の脈動を発生させ、慣性過給を行なう慣性過給エンジンにおいて、
    吸気行程において前記吸気弁が開いてから前記吸気制御弁が開かれるまでに前記シリンダに吸入される第1の空気量に、前記吸気制御弁を開いている間に前記シリンダに吸入される第2の空気量を加えた値をシリンダ内空気量とし、前記シリンダ内空気量が最大になるように前記吸気制御弁の取付け位置を決定し、該決定した位置に前記吸気制御弁を取り付けたことを特徴とする慣性過給エンジン。
  2. 前記シリンダ内空気量が最大になる、前記シリンダの行程容積に対する前記吸気制御弁と前記吸気弁の間の容積の比を前記最大充填容積比として求め、
    前記最大充填容積比に基づき、前記シリンダ内空気量が最大になる前記吸気制御弁と前記吸気弁の間の容積を最大充填容積として求め、
    当該最大充填容積に基づき、前記シリンダ内空気量が最大になる前記吸気制御弁の取付け位置を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の慣性過給エンジン。
  3. 前記吸気通路が第1の吸気通路と第2の吸気通路に分岐して前記燃焼室に連通しており、
    前記第1、第2の吸気通路に第1、第2の吸気制御弁がそれぞれ取り付けられており、
    前記第1、第2の吸気通路の燃焼室側開口を開閉する第1、第2の吸気弁が設けられており、
    前記吸気制御弁と前記吸気弁の間の容積を前記第1、第2の吸気制御弁と前記第1、第2の吸気弁の間の容積の和で置き換えて前記最大充填容積を求め、
    前記第1、第2の吸気制御弁と前記第1、第2の吸気弁の間の容積をそれぞれ前記最大充填容積の2分の1に決定し、該決定された容積に基づき前記第1、第2の吸気制御弁の取付け位置を決定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の慣性過給エンジン。
  4. 前記吸気通路が第1の吸気通路と第2の吸気通路に分岐して前記燃焼室に連通しており、
    前記第1、第2の吸気通路に第1、第2の吸気制御弁がそれぞれ取り付けられており、
    前記第1、第2の吸気通路の燃焼室側開口を開閉する第1、第2の吸気弁が設けられており、
    前記吸気制御弁と前記吸気弁の間の容積を前記第1、第2の吸気制御弁と前記第1、第2の吸気弁の間の容積の和で置き換えて最大充填容積を求め、
    前記第1の吸気制御弁の取付け位置が固定位置である場合、前記最大充填容積から前記第1の吸気制御弁と前記第1の吸気弁の間の容積を減じて前記第2の吸気制御弁と前記第2の吸気弁の間の容積を決定し、該決定された容積に基づき前記第2の吸気制御弁の取付け位置を決定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の慣性過給エンジン。
  5. 前記第1の吸気制御弁は、前記シリンダ内にスワールを発生させるために開閉されるスワール制御弁であり、スワール発生に適した位置に取り付けられることを特徴とする請求項4に記載の慣性過給エンジン。
  6. エンジンの吸気行程において前記吸気弁が開いてから前記吸気制御弁が開かれるまでに前記シリンダに吸入される第1の空気量に、前記吸気制御弁を開いている間に前記シリンダに吸入される第2の空気量を加えた値から、前記吸気弁が閉じるまでに前記シリンダから前記吸気通路に吹き返される第3の空気量を減じた値を前記シリンダ内空気量として用いることを特徴とする請求項1から5のいずれかひとつに記載の慣性過給エンジン。
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