JP2005256525A - 管渠補修体の搬送装置および管渠補修体の据付装置 - Google Patents

管渠補修体の搬送装置および管渠補修体の据付装置 Download PDF

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順也 福室
Masami Takahashi
政美 高橋
Mitsuyoshi Zaizen
光良 財前
Yasuhiro Nakanishi
康博 中西
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Abstract

【課題】函渠内への上側プレキャストおよび下側プレキャストの据え付け作業を容易にできるプレキャスト搬送台車を提供する。
【解決手段】ターンテーブル27に設置した下側プレキャストを搬送して回転して函渠1内に据え付ける。ターンテーブル27上にテーブルリフタ31を着脱可能に取り付ける。テーブルリフタ31に設置した上側プレキャスト18を搬送してから持ち上げて回転させて下側プレキャスト上に据え付ける。ターンテーブル27の高さを低くできる。上側プレキャスト18および下側プレキャストの函渠1内への据え付け作業が容易になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、地中に既設された管渠を補修する管渠補修体の搬送装置および管渠補修体の据付装置に関する。
従来、この種の地中に既設された細長筒状の管渠としての函渠を補修する方法としては、この函渠内に搬送装置としてのプレキャスト搬送台車を設置する。この後、このプレキャスト搬送台車に、凹型の下側管渠補修体としての下側プレキャストを設置する。なお、この下側プレキャストは、函渠内の両側面の底面側の略半分およびこの底面を幅方向に亘って覆い、この函渠内の幅寸法を対向する短辺とする上面視略平行四辺形状である。さらに、このプレキャスト搬送台車にて下側プレキャストを函渠内の所定の位置まで搬送する。
この状態で、この下側プレキャストが函渠内の両側面の底面側の略半分およびこの底面を幅方向に亘って覆うように、この下側プレキャストをプレキャスト搬送台車にて回転する。この後、この下側プレキャストからプレキャスト搬送台車を取り外して、この下側プレキャストを函渠内の底面上における所定の位置に順次設置する。そして、これら複数の下側プレキャストを函渠内の底面上に並べて設置させて、この函渠内の底面および両側面の底面側の略半分を複数の下側プレキャストにて長手方向に亘って覆う。
さらに、これら下側プレキャストの底面部上にプレキャスト搬送台車を設置する。この後、このプレキャスト搬送台車に、門型の上側管渠補修体である上側プレキャストを設置する。なお、この上側プレキャストは、下側プレキャストでは覆われない函渠内の両側面の上面側の略半分およびこの上側を幅方向に亘って覆い、この函渠内の幅寸法を対向する短辺とする上面視略平行四辺形状である。さらに、このプレキャスト搬送台車にて頂版用ブロックを函渠内の所定の位置まで搬送する。
この状態で、この上側プレキャストが函渠内の両側面の上面側およびこの上面を幅方向に亘って覆うように、この上側プレキャストをプレキャスト搬送台車にて回転する。この後、この上側プレキャストからプレキャスト搬送台車を取り外して、この上側プレキャストの両側の下端部のそれぞれを函渠内の所定の下側プレキャストの両側の上端部のそれぞれ載置させる。そして、これら複数の上側プレキャストを函渠内に並べて設置された複数の下側プレキャスト上に順次設置して、これら複数の上側プレキャストおよび下側プレキャストにて函渠内を長手方向に亘って覆う構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−200573号公報(第11−13頁、図18ないし図32)
しかしながら、上述の管渠補修体の補修方法では、形状の異なる凹型の下側プレキャストと門型の上側プレキャストのそれぞれを函渠内において一台のプレキャスト搬送台車にて搬送して回転させている。このため、このプレキャスト搬送台車にて搬送した下側プレキャストおよび上側プレキャストのそれぞれを回転させた状態で、このプレキャスト搬送台車から降ろして函渠内の所定の位置に設置する作業が容易ではない。
すなわち、このプレキャスト搬送台車に上側プレキャストを昇降させる昇降手段を取り付けた場合には、このプレキャスト搬送台車の底版用ブロックおよび頂版用ブロックが設置される部分の高さ寸法が大きくなってしまうので、このプレキャスト搬送台車から下側プレキャストを降ろす作業が容易ではない。また、このプレキャスト搬送台車に頂版用ブロックを昇降させる昇降手段を設けない場合には、このプレキャスト搬送台車にて搬送した頂版用ブロックを底版用ブロック上に設置する作業が容易ではないという問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、管渠内への配設作業を容易にできる管渠補修体の搬送装置および管渠補修体の据付装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の管渠補修体の搬送装置は、既設された細長筒状の管渠内に配設され、この管渠内の上側を幅方向に亘って覆い、この管渠内の幅寸法を対向する短辺とする上面視略平行四辺形状の上側管渠補修体と、この上側管渠補修体では覆われない前記管渠内の下側を幅方向に亘って覆い、この管渠内の幅寸法を対向する短辺とする上面視略平行四辺形状の下側管渠補修体とのそれぞれを搬送する管渠補修体の搬送装置であって、前記管渠内を走行可能な走行部と、この走行部に取り付けられ、前記下側管渠補修体が水平方向に沿って回転可能に設置される設置部と、この設置部に取り外し可能に取り付けられ、前記上側管渠補修体が設置され、上下方向に沿って昇降可能な昇降手段と、を具備したものである。
そして、下側管渠補修体を設置部に設置させて、この下側管渠補修体を管渠内の所定の位置へと走行部にて走行させる。この後、下側管渠補修体にて管渠間の下側が幅方向に亘って覆われるように、この下側管渠補修体を設置部の回転にて回転させる。この状態で、この下側管渠補修体を管渠内の所定の位置へと配設する。次いで、設置部に昇降手段を取り付けて、この昇降手段に上側管渠補修体を設置させて、この上側管渠補修体を管渠内の所定の位置へと走行部にて走行させる。この後、この上側管渠補修体を昇降手段にて上昇させた状態で、この上側管渠補修体にて管渠内の上側が幅方向に亘って覆われるように、この上側管渠補修体を設置部の回転にて回転させて、この上側管渠補修体を下側管渠補修体上に配設する。この結果、設置部に昇降手段を取り外し可能に取り付けたことにより、この設置部の高さ寸法を小さくできるから、この設置部に設置された下側管渠補修体を管渠内に配設する作業が容易になる。同時に、昇降手段に設置した上側管渠補修体を昇降手段にて上昇させるとともに設置部にて回転できるので、この上側管渠補修体による下側管渠補修体上への配設が容易になる。したがって、これら上側管渠補修体および下側管渠補修体の管渠内への配設作業が容易になる。
請求項2記載の管渠補修体の搬送装置は、請求項1記載の管渠補修体の搬送装置において、走行部は、この走行部による管渠内の走行をガイドするガイド手段を備えたものである。
そして、走行部による管渠内の走行をガイド手段がガイドするので、この走行部の走行による上側管渠補修体および下側管渠補修体の搬送が容易になる。よって、これら上側管渠補修体および下側管渠補修体の管渠内での搬送作業をより容易にできる。
請求項3記載の管渠補修体の搬送装置は、請求項1または2記載の管渠補修体の搬送装置において、走行部は、この走行部の走行方向における前後のいずれかに設けられ、この走行部の走行方向に直交する方向に向いて着席可能な座席部を備えたものである。
そして、走行部の走行方向における前後のいずれかに設けた座席部に着席した際に、走行部の走行方向に直交する方向に向く。このため、この座席部に着席して走行部を走行させる際に、この走行部の前後の確認が容易にできる。よって、この走行部を走行させて上側管渠補修体および下側管渠補修体を管渠内で搬送する作業をより容易にできる。
請求項4記載の管渠補修体の据付装置は、既設された細長筒状の管渠内に配設され、この管渠内の上側を幅方向に亘って覆い、この管渠内の幅寸法を対向する短辺とする上面視略平行四辺形状の上側管渠補修体と、この上側管渠補修体では覆われない前記管渠内の下側を幅方向に亘って覆い、この管渠内の幅寸法を対向する短辺とする上面視略平行四辺形状の下側管渠補修体とのそれぞれを前記管渠内の所定の位置に据え付ける管渠補修体の据付装置であって、前記管渠内の上側に配設され、前記下側管渠補修体を水平方向に向けて回転可能に吊り上げるとともに、この下側管渠補修体を前記管渠内に据え付ける据え付け手段と、この据え付け手段を前記管渠内の幅方向に沿って移動可能にする幅方向移動手段とを具備したものである。
そして、管渠内の所定位置へと配設された下側管渠補修体を据え付け手段にて吊り上げる際に、この据え付け手段を幅方向移動手段にて幅方向に向けて適宜移動させて、この据え付け手段による下側管渠補修体の吊り上げ位置を、この下側管渠補修体の重心にする。この結果、この据え付け手段にて下側管渠補修体を安定させて吊り上げることができる。よって、この下側管渠補修体の管渠内への据え付け作業が容易になるので、この下側管渠補修体の管渠内への配設作業を容易にできる。
請求項5記載の管渠補修体の据付装置は、請求項4記載の管渠補修体の据付装置において、据え付け手段を管渠内の長手方向に沿って移動可能にする移動手段を具備したものである。
そして、据え付け手段を移動手段にて管渠内の長手方向に沿って移動できるから、この据え付け手段の管渠内での移動が容易にできる。よって、この据え付け手段を移動手段にて順次移動させながら、この据え付け手段にて複数の下側管渠穂補修体を吊り上げて管渠内に順次据え付けることにより、これら複数の下側管渠補修体の管渠内への配設作業がより容易になる。
請求項1記載の管渠補修体の搬送装置によれば、設置部に昇降手段を取り外し可能に取り付けたことにより、この設置部の高さ寸法を小さくできるから、この設置部に設置された下側管渠補修体を管渠内に配設する作業が容易になる。同時に、昇降手段に設置した上側管渠補修体を昇降手段にて上昇でき設置部にて回転できるので、この上側管渠補修体による下側管渠補修体上への配設を容易にできる。したがって、これら上側管渠補修体および下側管渠補修体の管渠内への配設作業を容易にできる。
請求項2記載の管渠補修体の搬送装置によれば、請求項1記載の管渠補修体の搬送装置の効果に加え、走行部による管渠内の走行をガイド手段がガイドするので、この走行部の走行による上側管渠補修体および下側管渠補修体の搬送を容易にできるから、これら上側管渠補修体および下側管渠補修体の管渠内での搬送作業をより容易にできる。
請求項3記載の管渠補修体の搬送装置によれば、請求項1または2記載の管渠補修体の搬送装置の効果に加え、走行部の前後いずれかに設けた座席部に着席した際に、走行部の走行方向に直交する方向に向くので、この座席部に着席して走行部を走行させる際に、この走行部の前後の確認が容易にできる。よって、この走行部を走行させて上側管渠補修体および下側管渠補修体を管渠内で搬送する作業をより容易にできる。
請求項4記載の管渠補修体の据付装置によれば、管渠内の所定位置へと配設された下側管渠補修体を据え付け手段にて吊り上げる際に、この据え付け手段を幅方向移動手段にて幅方向に向けて適宜移動させて、この据え付け手段による下側管渠補修体の吊り上げ位置を、この下側管渠補修体の重心にする。この結果、この据え付け手段にて下側管渠補修体を安定させて吊り上げることができるから、この下側管渠補修体の管渠内への据え付け作業を容易にできるので、この下側管渠補修体の管渠内への配設作業を容易にできる。
請求項5記載の管渠補修体の据付装置によれば、請求項4記載の管渠補修体の据付装置の効果に加え、据え付け手段を移動手段にて管渠内の長手方向に沿って移動できるから、この据え付け手段の管渠内での移動が容易にできる。よって、この据え付け手段を移動手段にて順次移動させながら、この据え付け手段にて複数の下側管渠穂補修体を吊り上げて管渠内に順次据え付ることにより、これら複数の下側管渠補修体の管渠内への配設作業をより容易にできる。
以下、本発明の一実施の形態の構成を図1ないし図12を参照して説明する。
図1ないし図12において、1は管渠としての函渠で、この函渠1は地中に既設されて縦断面略方形細長筒状に形成されている。ここで、この函渠1は、この函渠1の底面を形成する幅方向断面が凹弧状である細長矩形板状のインバート部としての底部2を備えている。そして、この底部2の両側上側には、この底部2の長手方向に沿って互いに平行に対向して、函渠1の両側面を形成する細長矩形平板状の一対の側壁部3がそれぞれ形成されている。
さらに、これら側壁部3の上部には、函渠1の上面を形成する細長矩形平板状の天上部4が形成されている。この天上部4は、底部2の長手方向に沿ってこの底部2に対向しつつ各側壁部3間を閉塞する。そして、この天上部4の両側部と各側壁部3の上端部との間の接続部分である内角部には、これら天上部4および両側壁部3の長手方向に沿ったテーパ部5が形成されている。
また、この函渠1の天上部4の一部には、この天上部4を地上へと開口させた矩形筒状の図示しない立て坑が形成される。そして、この立て坑には、この函渠2内に配設されて設置されて、この函渠2内を補修および補強する函渠補修体としてのボックスカルバート11が挿入される。このボックスカルバート11は、鉄筋コンクリートやプレストレスコンクリート等のコンクリートなどにより縦断面略方形筒状に成形されている。また、このボックスカルバート11は、函渠1の内部形状とほぼ同形に成形されている。
そして、このボックスカルバート11は、函渠1内の底部2から天上部4までの内のり距離Aよりやや短い高さの対向する矩形略平板状の一対の側板部12,13を備えている。ここで、このボックスカルバート11を函渠1内で搬送するためには、ある程度のクリアランスを設けておく必要がある。ところが、函渠1内の底部2から天上部4までの内のり距離Aに、側板部12,13それぞれの高さをより近づけることにより、ボックスカルバート11で函渠1を補強した際に、この函渠1の内部空間がより大きく確保できる。このため、側板部12,13の高さは、内のり距離Aにできるだけ近づけられていることが好ましい。
また、これら側板部12,13の上辺間には、これら側板部12,13間である函渠1内の幅方向を対向する短辺とし、これら短辺間である平面上の高さ距離Cが函渠1の側壁部3間の距離Dよりやや短い平行四辺形略平板状の上板部14が一体成形されている。ここで、ボックスカルバート11を函渠1内で搬送した後に回転させ、このボックスカルバート11を函渠1内に配設してこの函渠1を補強するためには、ある程度のクリアランスを設けておく必要がある。ところが、函渠1の側壁部3間の距離Dに上板部14の短辺間の平面上の高さ距離Cをより近づけることにより、ボックスカルバート11で函渠1を補強した際に、この函渠1の内部空間をより大きく確保できる。このため、上板部14の高さ距離Cは、距離Dにできるだけ近づけられていることが好ましい。
さらに、側板部12,13の上板部14が設けられた側と反対の下辺間には、この上板部14とほぼ合同の平行四辺形略平板状の鉄筋コンクリートやプレストレスコンクリート等のコンクリートなどで成形された底板部15が一体成形されている。また、縦断面略矩形筒状のボックスカルバート11の各内角部16には、ボックスカルバート11の軸方向に沿ったテーパ部17がそれぞれ形成されている。これらテーパ部17は、ボックスカルバート11の強度を確保する。
そして、これらボックスカルバート11は、函渠1内の上側を幅方向に亘って覆う上面視略平行四辺形状の上側管渠補修体としての上部ブロックである上側プレキャスト18を備えている。この上側プレキャスト18は、函渠1内の天上部4および両側壁部3の上側半分のそれぞれを覆う頂版側ブロックである。また、ボックスカルバート11は、函渠1内の下側を幅方向に亘って覆う上面視略平行四辺形状の下側管渠補修体としての下部ブロックである下側プレキャスト19を備えている。この下側プレキャスト19は、上側プレキャスト18では覆われない函渠1内の下側、すなわちこの函渠1内の底部2および両側壁部3の下側半分のそれぞれを覆う底版側ブロックである。
言い換えると、ボックスカルバート11は、このボックスカルバート11の各側壁部3の高さ方向における中央部を、これらボックスカルバート11の軸方向に沿って上下2分の1に分割されて形成された上側プレキャスト18と下側プレキャスト19とにより構成されている。
さらに、このボックスカルバート11の上側プレキャスト18および下側プレキャスト19のそれぞれは、図示しないクレーンなどにて吊り上げられて、函渠1の図示しない立て坑からこの函渠1内へと挿入される。そして、この函渠1内へと挿入されて搬送された上側プレキャスト18および下側プレキャスト19のそれぞれは、これら上側プレキャスト18および下側プレキャスト19の側板部12,13をほぼ函渠1の長手方向に向けて、この函渠1内に予め配設された管渠補修体の搬送装置としてのプレキャスト搬送台車20に設置される。
また、このプレキャスト搬送台車20に設置された上側プレキャスト18および下側プレキャスト19のそれぞれは、このプレキャスト搬送台車20により函渠1内の所定の位置へと搬送される。さらに、このプレキャスト搬送台車20にて函渠1内の所定の位置へと搬送された下側プレキャスト19は、この函渠1内の所定位置に予め設置された管渠補修体の据付装置としてのプレキャスト据付治具台車21によって、この函渠1内の所定の位置に据え付けられる。
そして、プレキャスト搬送台車20は、図1ないし図8に示すように、函渠1内の高さ寸法が1.3m程度であっても上側プレキャスト18および下側プレキャスト19が搬送できるように構成されている。また、このプレキャスト搬送台車20は、水深150mm程度の汚水Pが函渠1内に流下している状態であっても、この函渠1内を走行できるように構成されている。
さらに、このプレキャスト搬送台車20は、このプレキャスト搬送台車20を函渠1内において走行可能とさせる走行部としての走行手段22を備えている。この走行手段22は、上側に駆動手段としての略直方体状の電動式の駆動ユニット23が設置される矩形平板状の台座部24を有している。そして、この台座部24の幅方向における両側部には、この台座部24を前後方向に向けて走行可能にするタイヤである後輪25がそれぞれ回転可能に取り付けられている。
これら後輪25は、台座部24の下面よりも下方に向けて突出しており、台座部24の前後方向に沿って回転可能にそれぞれ取り付けられている。また、これら後輪25は、台座部24の両側面の前後方向における中央部にそれぞれ取り付けられている。さらに、これら後輪25は、ノーパンクタイヤにて構成されており、駆動ユニット23の駆動力が伝達されて、この駆動ユニット23により回転駆動される。
また、台座部24の前側には、略細長矩形平板状のフレームであるテーブル支持部26が水平方向に向けて回動可能に取り付けられている。このテーブル支持部26は、後輪25の下端部よりも若干上側に設置されている。そして、このテーブル支持部26の上面部の前側には、下側プレキャスト19の底板部15の下面が載置されて、この下側プレキャスト19が設置される設置部としての略矩形平板状であるターンテーブル27が回転可能に取り付けられている。このターンテーブル27の上側面は、水平な平坦面とされており、テーブル支持部26を介して台座部24の前側に取り付けられている。また、このターンテーブル27は、テーブル支持部26の面方向である水平方向に沿って旋回可能であり、このテーブル支持部26の上側面に沿って取り付けられている。
さらに、このテーブル支持部26の幅方向における一側縁部には、回転規制手段としての旋回ロック解除レバー28が取り付けられている。この旋回ロック解除レバー28は、この旋回ロック解除レバー28の操作にてターンテーブル27を旋回できないようにロックする。同時に、この旋回ロック解除レバー28は、この旋回ロック解除レバー28の解除操作によりターンテーブル27のロックを解除して、このターンテーブル27を旋回可能にする。
そして、このターンテーブル27には、図1ないし図4に示すように、上下方向に沿って昇降可能な昇降手段としてのテーブルリフタ31が取り外し可能に取り付けられている。このテーブルリフタ31は、ターンテーブル27の上面における中央部に脱着可能に設置されている。また、このテーブルリフタ31は、上側プレキャスト18の上板部14の下面の中央部が載置されて、この上側プレキャスト18が設置される矩形平板状のテーブル部32を備えている。そして、このテーブル部32は、テーブルリフタ31の上面上に取り外し可能に設置される支持部としての昇降装置33により上下方向に沿って昇降可能とされている。
一方、テーブル支持部26の幅方向における両側部には、このテーブル支持部26を前後方向に向けて走行可能にするタイヤである前輪35がそれぞれ回転可能に取り付けられている。これら前輪35は、テーブル支持部26の両側面の前後方向における前側に取り付けられている。また、これら前輪35は、テーブル支持部26上のターンテーブル27の回転軸を通過する幅方向に沿った両側部に回転中心が位置するように構成されている。言い換えると、これら前輪35は、これら前輪35それぞれの回転中心がターンテーブル27の回転軸に直交するように構成されている。
また、これら前輪35よりもテーブル支持部26の両側部の後側には、プレキャスト搬送台車20をクレーンなどにて吊り上げる際のフック部となる吊りフック36がそれぞれ取り付けられている。さらに、テーブル支持部26の長手方向における一端部である前端部の幅方向における中央部には、プレキャスト搬送台車20を牽引するための牽引フック37が取り付けられている。
さらに、テーブル支持部26の両側部における前輪35の前側である前端部には、プレキャスト搬送台車20を函渠1内で走行させた際に、このプレキャスト搬送台車20の函渠1内での走行をガイドするガイド手段としてのガイド装置41がそれぞれ取り付けられている。なお、このガイド装置41は、台座部24の幅方向における両側面部の後側である後端部にもそれぞれ取り付けられている。そして、これらガイド装置41は、プレキャスト搬送台車の両側部における最も突出した部分よりも外側に向けて突出するように構成されている。したがって、これらガイド装置41は、プレキャスト搬送台車20の走行方向を操作して変化させることなく、このプレキャスト搬送台車20を函渠1内において走行可能とする。
そして、このガイド装置41は、テーブル支持部26の両側面に対して垂直に進退可能に突出した細長棒状のローラ支持部としてのガイド輪支持部42を備えている。このガイド輪支持部42の先端部には、円盤状のローラであるガイド輪43が水平方向に沿って回転可能に取り付けられている。このガイド輪43は、ガイド輪支持部42の先端部よりもテーブル支持部26の幅方向に向けて外側に突出している。
すなわち、このガイド輪43は、函渠1内でプレキャスト搬送台車20を走行させた際に函渠1の側壁部3に接触して、このプレキャスト搬送台車20のテーブル支持部26と、このプレキャスト搬送台車20のターンテーブル27上に設置される上側プレキャスト18と下側プレキャスト19とのそれぞれによる函渠1の側壁部3への接触を防止する。また、これらガイド輪43は、ガイド輪支持部42を縮退させることにより、台座部24あるいはテーブル支持部26の両側部にそれぞれ格納される。
さらに、このテーブル支持部26の前後方向における後側には、このテーブル支持部26の上面から上側に向けて垂直に突出した略矩形平板状の連結支持部45が一体的に設けられている。そして、この連結支持部45の下端部の前側であるテーブル支持部26上には、駆動手段としてのリフタ用油圧ユニット46が取り付けられている。このリフタ用油圧ユニット46は、ターンテーブル27上に設置されて取り付けられるテーブルリフタ31の昇降装置33への図示しない作動油の供給圧を制御して、この昇降装置33によるテーブル部32の昇降を制御する。
また、連結支持部45の幅方向における一側面には、細長平板状の操作面47が設けられている。この操作面47は、駆動ユニット23による後輪25の駆動や、テーブルリフタ31の昇降装置33によるテーブル部32の昇降が操作可能である。そして、この操作面47には、駆動ユニット23による後輪25の回転駆動や、テーブルリフタ31の昇降装置33によるテーブル部32の昇降を制御する制御盤48が取り付けられている。ここで、この制御盤48は、遠隔操作手段としての無線操作手段である図示しないリモコンの操作により遠隔操作、すなわち無線操作が可能となるように構成されている。
さらに、連結支持部45の幅方向における両側部側には、この連結支持部45よりも前側に向けて光を照射させて照明する照明手段としてのヘッドランプ51がそれぞれ取り付けられている。これらヘッドランプ51は、連結支持部45の操作面47よりも後側に取り付けられている。また、これらヘッドランプ51は、連結支持部45の両側面よりも幅方向に向けて突出している。さらに、この連結支持部45の幅方向における他側面の上側には、回転灯52およびブザー53のがそれぞれ取り付けられている。これら回転灯52およびブザー53のそれぞれは、連結支持部45における操作面47の反対側の側面にそれぞれ取り付けられている。
また、この連結支持部45の上端部の後側には、水平方向に沿った面方向を有する矩形平板状の回動支持部54の前端縁が一体的に設けられている。この回動支持部54の幅方向における両側部の後側には、プレキャスト搬送台車20をクレーンなどにて吊り上げる際のフック部となる吊りフック55がそれぞれ取り付けられている。
そして、この回動支持部54の下面中央部は、駆動ユニット23の上面中央部に回転可能に取り付けられた旋回手段としてのターンテーブル56に接続されている。この結果、このターンテーブル56は、回動支持部54を駆動ユニット23に対して水平方向に沿って回動可能に取り付けさせる。ここで、このターンテーブル56は、プレキャスト搬送台車20による半径10m程度の曲線走行が可能となるように、回動支持部54に対する駆動ユニット23の回動角度が確保されている。
さらに、この回動支持部54の後側には、プレキャスト搬送台車20の高さ寸法をより小さくして低くするために、複数のバッテリ57を幅方向に向けて取り外し可能に並設させて搭載させる側面視略L字状のバッテリ搭載部58が形成されている。このバッテリ搭載部58は、このバッテリ搭載部58に搭載される複数のバッテリ57のそれぞれが回動支持部54の幅方向である横方向に向けて取り出せるように構成されている。
また、このバッテリ搭載部58に搭載されるバッテリ57は、駆動ユニット23に電力を供給して、この駆動ユニット23にて後輪25を回転駆動させたり、この駆動ユニット23からの動力により図示しない作動ポンプを駆動させてリフタ用油圧ユニット46に作動圧を供給してテーブルリフタ31のテーブル部32を昇降させたりする。
また、回動支持部54の後側の下端部と台座部24の後側の上端部との間には、この台座部24に対する回動支持部54の旋回を解除可能に固定させてロックさせる固定手段としての旋回ロック59が設けられている。この旋回ロック59は、プレキャスト搬送台車20を直進させる際などに、テーブル支持部26の長手方向と台座部24の長手方向とが一致するように、これら台座部24とテーブル支持部26との間の旋回をロックさせる。
そして、この台座部24の前後方向における後側には、この台座部24よりも後側に向けて突出した矩形平板状の座席支持部61が取り付けられている。この座席支持部61は、台座部24の後面の両側縁から垂直に突出した連結部としての細長円筒状の一対の支持フレーム62に連結されて固定されて台座部24に取り付けられている。そして、これら一対の支持フレーム62の間には、操作手段としてのステアリングハンドル63が着脱可能に取り付けられている。このステアリングハンドル63は、台座部24に対してテーブル支持部26を回動させて、前輪35の回転方向を後輪25の回転方向に対して変化させることにより、プレキャスト搬送台車20の走行方向を変換させる。
さらに、座席支持部61の上面の幅方向における中央部には、作業者Wが着席可能な座席部として矩形平板状のシート64が取り付けられている。このシート64は、座席支持部61の上面の前側に取り付けられている。さらに、このシート64は、図4および図8に示すように、作業者Wをプレキャスト搬送台車20の走行方向に直交する方向である幅方向に向けて着席させる。すなわち、このシート64は、函渠1内の高さが低くて作業者Wが真っ直ぐ前を向いて着席できない場合でも着席できるように構成されている。言い換えると、このシート64には、作業者Wが多少寝そべった姿勢で着席される。
そして、このシート64よりも座席支持部61の幅方向における両側には、矩形平板状の一対の支持板部65がそれぞれ取り付けられている。これら支持板部65は、シート64に着席した作業者Wの背凭れ部あるいは足掛け部として機能する。また、これら支持板部65は座席支持部61の上面に取り付けられており、この座席支持部66の前後方向に沿った幅方向を有している。さらに、これら支持板部65は、先端部が互いに相対する方向に向けて反り合うように、座席支持部61の幅方向に沿って上側に向けて傾斜している。
また、この座席支持部61の幅方向における両側部の後側には、この座席支持部61を前後方向に向けて走行可能にするタイヤである補助輪66がそれぞれ取り付けられている。これら補助輪66は、座席支持部61の下面よりも下方に向けて突出している。また、これら補助輪66は、座席支持部61の前後方向に沿って回転可能であり、空気入りタイヤにて構成されている。
次いで、プレキャスト据付治具台車21は、図9ないし図12に示すように、人力で移動させることができる程度の重量であり、比較的軽量に構成されている。そして、このプレキャスト据付治具台車21は、正面視門型の一対の本体フレーム71を備えている。これら一対の本体フレーム71は、互いに平行に離間された状態で配設されている。
そして、これら一対の本体フレーム71は、これら一対の本体フレーム71の上側部を構成する細長角筒状の上フレーム72と、これら一対の本体フレーム71の両側部を構成する細長角筒状の両側フレーム73とにより構成されている。ここで、これら両側フレーム73それぞれの上端は、上フレーム72の長手方向に長手方向を直交させた状態で、この上フレーム72の両端部に一体的に接続されている。また、これら上フレーム72と両側フレーム73との接続部分の内角部には、函渠1の天上部4と両側壁部3と間のテーパ部5に沿って傾斜した角筒状の傾斜部74がそれぞれ設けられている。
さらに、一対の本体フレーム71それぞれの上フレーム72は、函渠1内の幅寸法よりも若干小さな長さ寸法を有している。また、これら本体フレーム71の両側フレーム73間は、下側プレキャスト19の幅寸法よりも大きい幅寸法を有している。さらに、上フレーム72の長手方向における中央部から、この長手方向に沿って所定距離離間された位置には、これら上フレーム72を幅方向に沿って分割させる分割可能部75が形成されている。これら分割可能部75は、上フレーム72の分割可能部75を当接させて、この分割可能部75をボルトおよびナットにて締め付け固定させることにより、各上フレーム72を分割可能に連結させる。
また、一対の本体フレーム71間は、細長角柱状の一対の補強フレーム76にて連結されている。これら一対の補強フレーム76は、一対の本体フレーム71それぞれの上フレーム72の長手方向における中央部から、この長手方向に沿って所定距離等間隔に離間させた位置にそれぞれ取り付けられている。また、これら一対の補強フレーム76は、上フレーム72の分割可能部75よりも、この上フレーム72の長手方向における中央部よりに設けられている。さらに、これら一対の補強フレーム76の両端部は、各上フレーム72の両側面に対して垂直に連結されている。すなわち、これら一対の補強フレーム76は、一対の本体フレーム71の上フレーム72間において互いに平行に取り付けられている。
そして、これら一対の補強フレーム76間には、据え付け手段としての電動ウインチ81が取り付けられている。この電動ウインチ81は、プレキャスト据付治具台車21を函渠1内に設置させた際に、この函渠1内の上側に配設される。また、この電動ウインチ81は、一対の補強フレーム76間における中央部に設置された滑車としてのシープ82を備えている。このシープ82は、本体フレーム71の幅方向に沿って移動可能に構成されている。さらに、このシープ82には、下側プレキャスト19が吊り上げ可能な吊り下げ部としてのフック83が先端部に回転可能に取り付けられたワイヤ84が摺動可能に巻回されている。なお、このワイヤ84の基端側は、本体フレーム71の一方の上フレーム72の外側に取り付けられた駆動手段としてのモータ収容部である本体部85内に巻き取られている。
したがって、電動ウインチ81は、フック83にて吊り上げた下側プレキャスト19が上下方向に向けて昇降可能である。さらに、フック83にて吊り上げた下側プレキャスト19は、電動ウインチ81のワイヤ84に対するフック83の回転によって水平方向に向けて回転可能である。また、この電動ウインチ81は、フック83にて吊り上げた下側プレキャスト19を函渠1内の所定の位置に降ろすことにより、この下側プレキャスト19が函渠1内の所定の位置に据え付けられる。
さらに、一方の補強フレーム76の外側である一対の上フレーム72の間には、シープ82の取付位置を本体フレーム71の幅方向に沿って移動可能にする幅方向移動手段としてのシープ調整機構86が取り付けられている。このシープ調整機構86は、シープ82の取付位置を幅方向に沿って移動させることにより、このシープ82に巻回されたワイヤ84の先端部に取り付けられたフック83の垂れ下がり位置を幅方向に沿って移動可能にする。また、このシープ調整機構86は、本体フレーム71の一方の上フレーム72よりも外側に向けて回転可能に突出した操作部としてのシープ調整用ハンドル87を備えている。すなわち、このシープ調整用ハンドル87は、このシープ調整用ハンドル87を回転させることにより、一対の補強フレーム76間におけるシープ82の取付位置を幅方向に沿って移動させる。
また、電動ウインチ81の本体部85の反対側の上フレーム72の内側には、この電動ウインチ81の本体部85へと電力を供給するバッテリ88が取り付けられている。このバッテリ88は、本体フレーム71の他方の上フレーム72の内側面に沿って取り付けられており、この上フレーム72より内側の一対の補強フレーム76間に取り付けられている。
一方、一対の本体フレーム71の両側フレーム73の下端部は、これら両側フレーム73の下端部を本体フレーム71の移動方向である前後方向に沿って連結させる細長平板状の一対の連結プレート91の上端部に接続されて連結されている。さらに、これら各両側フレーム73の下端部と各連結プレート91の上端部との間には、上下調整手段としてのねじジャック92がそれぞれ取り付けられている。
そして、これらねじジャック92は、各連結プレート91の上端面に対して各両側フレーム73の下端部を上下方向に沿って移動させて調整可能にする。具体的に、これらねじジャック92には、細長棒状の治具であるジャッキ用ハンドル93の一端部が挿入されて、このジャッキ用ハンドル93にてねじジャッキ92を水平方向に沿って回転させることにより、各連結プレート91に対して両側フレーム73の下端部が上下動して、各本体フレーム71の左右の高さが別個に調整可能となる。
さらに、これら各連結プレート91の下端部には、各本体フレーム71を前後方向に向けて移動可能にする移動手段としてのローラである走行輪94がそれぞれ取り付けられている。これら走行輪94は、ゴムにて構成されており、各連結プレート91の下端部における前後にそれぞれ取り付けられている。さらに、これら走行輪94は、各連結プレート91の長手方向に沿って回転可能に取り付けられている。
また、これら走行輪94は、各連結プレート91の幅寸法よりも若干小さな厚さ寸法を有している。そして、これら走行輪94は、各連結プレート91内に上端側が回転可能に収容された状態で、これら連結プレート91に取り付けられている。さらに、これら各連結プレート91の前後方向における両端面には、プレキャスト据付治具台車21を牽引するための牽引フック95がそれぞれ取り付けられている。
さらに、各本体フレーム71の両側フレーム73には、プレキャスト据付治具台車21を函渠1内で移動させる際に、このプレキャスト据付治具台車21の函渠1内での移動をガイドするガイド手段としてのガイド装置96がそれぞれ取り付けられている。このガイド装置96は、プレキャスト据付治具台車21の走行方向前側に位置する本体フレーム71の両側フレーム73の前側の側面と、このプレキャスト据付治具台車21の走行方向後側に位置する本体フレーム71の両側フレーム73の後側の側面とのそれぞれに取り付けられている。したがって、これらガイド装置96は、プレキャスト据付治具台車21の両側フレーム73の外側面を函渠1の側壁部3の内側面に擦らせることなどなく、このプレキャスト据付治具台車21を函渠内において移動させることを可能とする。
そして、これらガイド装置96は、各両側フレーム73の外側面に対して垂直に突出した側面視コ字状のローラ支持部としてのガイド輪支持部97を備えている。これらガイド輪支持部97は、これらガイド輪支持部97が取り付けられた両側フレーム73よりも本体フレーム71の幅方向に沿って外側に向けて突出している。そして、これらガイド輪支持部97の先端部には、円盤状のローラであるガイド輪98が水平方向に沿って回転可能に取り付けられている。これらガイド輪98は、ガイド輪支持部97の先端部よりも本体フレーム71の幅方向に向けて外側に突出している。
次に、上記一実施の形態の函渠の補修方法について説明する。
まず、補修が必要な既設の函渠1の所定の位置に立て坑を形成する。この後、この函渠1の立て坑に近接した地表面に図示しないクレーンを設置する。
そして、このクレーンにてプレキャスト据付治具台車21を吊り上げて、このプレキャスト据付治具台車21を立て坑から函渠1内へと挿入する。この後、このプレキャスト据付治具台車21を人力にて押して函渠1内の所定位置である据付開始位置へと移動させて設置する。
さらに、プレキャスト搬送台車20をクレーンにて吊り上げて、このプレキャスト搬送台車20を立て坑から函渠1内へと挿入して、このプレキャスト搬送台車20を函渠1内の底部2上に走行可能に設置する。
次いで、下側プレキャスト19の底板部15側を下側に向けた状態で、この下側プレキャスト19をクレーンにて吊り上げる。そして、この下側プレキャストの側板部12,13をほぼ函渠1の長手方向に向けた状態にして、この下側プレキャスト19を立て坑から函渠1内へと挿入するとともに、図5ないし図8に示すように、この下側プレキャスト19をプレキャスト搬送台車20のターンテーブル27上に設置する。
この状態で、このプレキャスト搬送台車20を函渠1内で走行させて、このプレキャスト搬送台車20のターンテーブル27上の下側プレキャスト19を函渠1内の据付開始位置へと搬送する。
この後、このプレキャスト搬送台車20のターンテーブル27を約90度回転させて、このターンテーブル27上の下側プレキャスト27の側板部12,13のそれぞれを函渠1の側壁部3に互いに近接させる。
この状態で、図9ないし図12に示すように、この函渠1内の据付開始位置に設置したプレキャスト据付21の電動ウインチ81にて、プレキャスト搬送台車20のターンテーブル27上の下側プレキャスト19を吊り上げる。
そして、プレキャスト搬送台車20を走行させて後退させてから、プレキャスト据付治具台車21の電動ウインチ81を駆動させて、この電動ウインチ81にて吊り上げた下側プレキャスト19を函渠1内の据付開始位置に据え付ける。
同様に、別の複数の下側プレキャスト19を、順次クレーンにて函渠1内に挿入してからプレキャスト搬送台車20にて搬送して回転させてプレキャスト据付治具台車21にて据え付けて、これら複数の下側プレキャスト19同士を互いに嵌合させ、これら下側プレキャスト19にて函渠1内の補修部分の底部2側を覆う。
この後、この函渠1内に設置されたプレキャスト搬送台車20およびプレキャスト据付治具台車21のそれぞれをクレーンにて順次吊り上げる。そして、これらプレキャスト搬送台車20およびプレキャスト据付治具台車21のそれぞれを函渠1内から撤去する。
さらに、プレキャスト搬送台車20をクレーンにて再度吊り上げて、このプレキャスト搬送台車20を立て坑から函渠1内へと挿入する。そして、この函渠1内の底部2上に据え付けた下側プレキャスト19の底板部15上にプレキャスト搬送台車20を走行可能に設置する。また、このプレキャスト搬送台車20のターンテーブル27上にテーブルリフタ31を取り付ける。
次いで、上側プレキャスト18の上板部14側を上側に向けた状態で、この上側プレキャスト18をクレーンにて吊り上げる。そして、この上側プレキャスト18の側板部12,13をほぼ函渠1の長手方向に向けた状態にして、この上側プレキャスト18を立て坑から函渠1内へと挿入するとともに、図1ないし図4に示すように、この上側プレキャスト18をプレキャスト搬送台車20のテーブルリフタ31のテーブル部32上に設置する。
この状態で、このプレキャスト搬送台車20を函渠1内で走行させて、このプレキャスト搬送台車20のテーブルリフタ31上の上側プレキャスト18を函渠1内の据付開始位置へと搬送する。
この後、このプレキャスト搬送台車20のテーブルリフタ31にて上側プレキャスト18をリフトアップさせて上昇させて、この上側プレキャスト18を函渠1内の据付開始位置に据え付けられた下側プレキャスト19よりも持ち上げる。
この状態で、プレキャスト搬送台車20のターンテーブル27を約90度回転させて、このターンテーブル27上にテーブルリフタ31を介して設置された上側プレキャスト18の側板部12,13のそれぞれを函渠1の側壁部3に互いに近接させる。
そして、このプレキャスト搬送台車20のテーブルリフタ31にて上側プレキャスト18をリフトダウンさせて下降させて、この上側プレキャスト18を所定の下側プレキャスト19上に据え付ける。
同様に、複数の上側プレキャスト18を、順次クレーンにて函渠1内に挿入してからプレキャスト搬送台車20にて搬送して回転させて、これら複数の上側プレキャスト18を順次下側プレキャスト18上に据え付けていくとともに、これら上側プレキャスト18同士を嵌合させて、これら上側プレキャスト18および下側プレキャスト19にて函渠1内の補修部分の内周面を覆う。
この後、函渠1内に設置されたプレキャスト搬送台車20をクレーンにて吊り上げて、このプレキャスト搬送台車20を函渠1内から撤去する。
さらに、上側プレキャスト18をクレーンにて吊り上げる。そして、この上側プレキャスト18を立て坑から函渠1内に挿入してこの函渠1内の立て坑の底部2に据え付けた下側プレキャスト19上に据え付けて、この上側プレキャスト18にて函渠1内の立て坑を設けた部分を閉塞する。
上述したように、上記一実施の形態によれば、プレキャスト搬送台車20のターンテーブル27上にテーブルリフタ31を着脱可能に取り付けることができる。このため、このプレキャスト搬送台車20のターンテーブル27の高さ寸法を小さくできるから、このターンテーブル27の高さを低くできる。よって、このターンテーブル27から下側プレキャスト19を降ろして据え付ける作業が容易になるので、この下側プレキャスト19の函渠1内への据え付け作業を容易にできる。
同時に、このプレキャスト搬送台車20のターンテーブル27上にテーブルリフタ31を取り付けて、このテーブルリフタ31に上側プレキャスト18を設置することにより、この上側プレキャスト18をテーブルリフタ31にて昇降できターンテーブル27にて回転できる。この結果、この上側プレキャスト18の函渠1内での回転および持ち上げなどが容易にできるから、この上側プレキャスト18の下側プレキャスト19上への据え付け作業を容易にできる。
したがって、これら上側プレキャスト18および下側プレキャスト19それぞれの函渠1内への据え付け作業を容易にできるので、この函渠1の補修作業をより容易にできる。また、一台のプレキャスト搬送台車20で上側プレキャスト18および下側プレキャスト19のそれぞれを函渠1内で搬送できるとともに回転でき、さらには、このプレキャスト搬送台車20のターンテーブル27にテーブルリフタ31を取り付けることにより上側プレキャスト18を函渠内で昇降できる。このため、これら上側プレキャスト18および下側プレキャスト19のそれぞれを函渠1内に据え付ける際に必要な台車などの装置の個数を削減できるから、この函渠1をより容易かつ安価に補修できる。
さらに、プレキャスト搬送台車20の両側部の前側および後側のそれぞれにガイド装置41を取り付けた。この結果、このプレキャスト搬送台車20の走行方向を操作して変化させなくても、このプレキャスト搬送台車20や、このプレキャスト搬送台車20にて搬送される上側プレキャスト18および下側プレキャスト19などが函渠1内の側壁部3の内側面に衝突する前に、いずれかのガイド装置41のガイド輪43が衝突する。
したがって、プレキャスト搬送台車20の走行、およびこのプレキャスト搬送台車20による上側プレキャスト18および下側プレキャスト19の搬送がガイド装置41によりガイドされるので、このプレキャスト搬送台車20のハンドル操作を不要にでき、このプレキャスト搬送台車20の函渠1内での走行を容易にできる。このため、このプレキャスト搬送台車20による上側プレキャスト18および下側プレキャスト19の搬送作業をより容易にできる。
さらに、このプレキャスト搬送台車20の両側部から突出するガイド装置41をそれぞれ進退可能とした。このため、これらガイド装置41を縮退させて格納させることにより、このプレキャスト搬送台車20をステアリングハンドル63でハンドル操作して函渠1内の目標地点へと迅速かつ容易に走行させて移動できる。
また、プレキャスト搬送台車20の後側に作業者Wが横方向を向いて着席するように、このプレキャスト搬送台車20の座席支持部61上のシート64の両側部に背凭れ部あるいは足掛け部として機能する支持板部65を取り付けた。このため、このシート64に着席した作業者Wが横方向を向いた状態でプレキャスト搬送台車20を走行させる。
したがって、このシート64に作業者Wが着席してプレキャスト搬送台車20を走行させる際に、この作業者Wによるプレキャスト搬送台車20の前後の確認が容易にできる。よって、このプレキャスト搬送台車20を走行させて上側プレキャスト18および下側プレキャスト19を函渠1内で搬送する作業をより容易にできる。同時に、函渠1の内高が低い場合には、プレキャスト搬送台車20のシート64に着席した作業者Wが仰向けに寝そべることにより、このプレキャスト搬送台車20への作業者Wの乗車が可能となる。
さらに、プレキャスト搬送台車20を電動式としたことにより、このプレキャスト搬送台車20を函渠1内で走行させる際の排気を無くすことができる。また、このプレキャスト搬送台車20のバッテリ搭載部58に複数のバッテリ57を幅方向に並列させて搭載させたので、このプレキャスト搬送台車20の高さをより低くできる。さらに、このプレキャスト搬送台車20を無線操作可能としたことにより、このプレキャスト搬送台車20を操作する作業者Wの位置に係わらず、このプレキャスト搬送台車20を操作できる。
また、このプレキャスト搬送台車20の連結支持部45の操作面47に制御盤48を取り付けたため、函渠1内に汚水を流下させたままの状態で、この函渠1内にプレキャスト搬送台車20を走行させることができる。よって、このプレキャスト搬送台車20の使い勝手を向上できるとともに、このプレキャスト搬送台車20による上側プレキャスト18および下側プレキャスト19の搬送作業をより容易にできる。
次いで、プレキャスト据付治具台車21のシープ調整用ハンドル87を操作することによりシープ調整機構86を介して電動ウインチ81のフック83が幅方向に沿って移動する。このため、この電動ウインチ81のフック83にて下側プレキャスト19を吊り上げる際に、この電動ウインチ81のフック83の位置を幅方向に適宜移動させて、このフック83による下側プレキャスト19の吊り上げ位置を、この下側プレキャスト19の重心上にする。この結果。重心が異なる異形の下側プレキャスト19などであっても、この電動ウインチ81にて安定させて水平に吊り上げることができる。
また、プレキャスト据付治具台車21の電動ウインチ81のフック83にて下側プレキャスト19を吊り上げた状態で、この下側プレキャスト19を水平に回転できる。よって、この下側プレキャスト19を函渠1内に据え付ける際に、この下側プレキャスト19の向きを微調整できるから、この下側プレキャスト19を函渠1内の所定位置に確実に据え付けることができる。よって、この下側プレキャスト19の函渠1内への据え付け作業が確実かつ容易になるので、この下側プレキャスト19の函渠1内への据え付け作業を容易にできる。
そして、このプレキャスト据付治具台車21に電動ウインチ81を取り付けて、この電動ウインチ81にて下側プレキャスト19を吊り上げる構成とした。このため、このプレキャスト据付治具台車21による下側プレキャスト19の吊り上げおよび函渠1内への据え付け作業を容易にできる。また、このプレキャスト据付治具台車21の各本体フレーム71を分割可能部75にて分割可能に構成した。この結果、函渠1内の幅が狭くても、プレキャスト据付治具台車21の各本体フレーム71を分割可能部75にてそれぞれ分割させることにより、このプレキャスト据付治具台車21を函渠1内に挿入できる。
さらに、このプレキャスト据付治具台車21の下端部に走行輪94を取り付けるとともに、このプレキャスト据付治具台車21の重量を人力で移動できるように軽量化させたので、このプレキャスト据付治具台車21の函渠1内での移動を容易にできる。この結果、このプレキャスト据付治具台車21を函渠1内で順次移動させながら、このプレキャスト据付治具台車21にて複数の下側プレキャスト19を順次吊り上げて函渠1内に据え付ける作業が容易になる。よって、これら複数の下側プレキャスト19の函渠1内への据え付け作業をより容易にできる。
また、プレキャスト据付治具台車21のねじジャック92にジャッキ用ハンドル93の一端部を挿入して、このジャッキ用ハンドル93にてねじジャッキ92を回転させる。この結果、各連結プレート91に対して両側フレーム73が上下動するので、このプレキャスト据付治具台車21の各本体フレーム71の左右の高さを別個に調整できる。したがって、函渠1内の底部2の両側部の高さが異なる場合であっても、この函渠1内にプレキャスト据付治具台車21を水平に設置できるので、このプレキャスト据付治具台車21による下側プレキャスト19の吊り上げおよび据え付け作業をより容易にできる。
なお、上記一実施の形態では、下側プレキャスト19にて函渠1内の底部2および両側壁部3の下側略半分を覆うとともに、上側プレキャスト18にて函渠1内の天上部4および両側壁部3の上側略半分を覆うボックスカルバート11にて既設の函渠1を補修したが、このボックスカルバート1がいずれかの位置で上下に分割されたものであれば、上記一実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、このプレキャスト搬送台車20の後側にシート64を取り付けたが、このプレキャスト搬送台車20の前側にシート64を取り付けることもできる。
さらに、縦断面略方形細長筒状の函渠1に限らず、断面円形上の管渠であっても対応させて用いることができる。
本発明の管渠補修体の搬送装置の一実施の形態を示す説明側面図である。 同上管渠補修体の搬送装置にて上側管渠補修体を搬送する状態を示す説明上面図である。 同上管渠補修体の搬送装置にて上側管渠補修体を搬送する状態を示す説明正面図である。 同上管渠補修体の搬送装置にて上側管渠補修体を搬送する状態を示す説明背面図である。 同上管渠補修体の搬送装置にて下側管渠補修体を搬送する状態を示す説明側面図である。 同上管渠補修体の搬送装置にて下側管渠補修体を搬送する状態を示す説明上面図である。 同上管渠補修体の搬送装置にて下側管渠補修体を搬送する状態を示す説明正面図である。 同上管渠補修体の搬送装置にて下側管渠補修体を搬送する状態を示す説明背面図である。 本発明の管渠補修体の据付装置の一実施の形態を示す説明正面図である。 同上管渠補修体の据付装置を示す説明背面図である。 同上管渠補修体の据付装置を示す説明上面図である。 同上管渠補修体の据付装置を示す説明側面図である。
符号の説明
1 管渠としての函渠
18 上側管渠補修体としての上側プレキャスト
19 下側管渠補修体としての下側プレキャスト
20 管渠補修体の搬送装置としてのプレキャスト搬送台車
21 管渠補修体の据付装置としてのプレキャスト据付治具台車
22 走行部としての走行手段
27 設置部としてのターンテーブル
31 昇降手段としてのテーブルリフタ
41 ガイド手段としてのガイド装置
64 座席部としてのシート
81 据え付け手段としての電動ウインチ
86 幅方向移動手段としてのシープ調整機構
94 移動手段としての走行輪

Claims (5)

  1. 既設された細長筒状の管渠内に配設され、この管渠内の上側を幅方向に亘って覆い、この管渠内の幅寸法を対向する短辺とする上面視略平行四辺形状の上側管渠補修体と、
    この上側管渠補修体では覆われない前記管渠内の下側を幅方向に亘って覆い、この管渠内の幅寸法を対向する短辺とする上面視略平行四辺形状の下側管渠補修体とのそれぞれを搬送する管渠補修体の搬送装置であって、
    前記管渠内を走行可能な走行部と、
    この走行部に取り付けられ、前記下側管渠補修体が水平方向に沿って回転可能に設置される設置部と、
    この設置部に取り外し可能に取り付けられ、前記上側管渠補修体が設置され、上下方向に沿って昇降可能な昇降手段と、
    を具備したことを特徴とした管渠補修体の搬送装置。
  2. 走行部は、この走行部による管渠内の走行をガイドするガイド手段を備えた
    ことを特徴とした請求項1記載の管渠補修体の搬送装置。
  3. 走行部は、この走行部の走行方向における前後のいずれかに設けられ、この走行部の走行方向に直交する方向に向いて着席可能な座席部を備えた
    ことを特徴とした請求項1または2記載の管渠補修体の搬送装置。
  4. 既設された細長筒状の管渠内に配設され、この管渠内の上側を幅方向に亘って覆い、この管渠内の幅寸法を対向する短辺とする上面視略平行四辺形状の上側管渠補修体と、
    この上側管渠補修体では覆われない前記管渠内の下側を幅方向に亘って覆い、この管渠内の幅寸法を対向する短辺とする上面視略平行四辺形状の下側管渠補修体とのそれぞれを前記管渠内の所定の位置に据え付ける管渠補修体の据付装置であって、
    前記管渠内の上側に配設され、前記下側管渠補修体を水平方向に向けて回転可能に吊り上げるとともに、この下側管渠補修体を前記管渠内に据え付ける据え付け手段と、
    この据え付け手段を前記管渠内の幅方向に沿って移動可能にする幅方向移動手段と
    を具備したことを特徴とした管渠補修体の据付装置。
  5. 据え付け手段を管渠内の長手方向に沿って移動可能にする移動手段を具備した
    ことを特徴とした請求項4記載の管渠補修体の据付装置。
JP2004072145A 2004-03-15 2004-03-15 管渠補修体の搬送装置および管渠補修体の据付装置 Pending JP2005256525A (ja)

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