JP2005256507A - 外壁面材間の目地部構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】窯業系等の外壁面材において目地空間部分の斜面部と端面部との境界部分に欠けを生じている場合であっても、外壁の意匠性を損わせない外壁面材間の目地部構造を提供する。
【解決手段】斜面部5と端面部3との境界部Bが、目地空間部2に嵌め込まれたガスケット6で隠されている。斜面部3は、端面部5の側に段を備えない段無し斜面部からなっているとよい。
【選択図】 図1
【解決手段】斜面部5と端面部3との境界部Bが、目地空間部2に嵌め込まれたガスケット6で隠されている。斜面部3は、端面部5の側に段を備えない段無し斜面部からなっているとよい。
【選択図】 図1
Description
本発明は、外壁面材間の目地部構造に関する。
窯業系などの外壁面材間の目地部にガスケットを嵌め込んで止水することは従来より行われている。そのような外壁面材間の目地部構造として、図2に示すように、外壁面材51の屋外側の面部52と、目地空間部53内に面する端面部54との間に、段55付きの斜面部56が形成され、ガスケット57が、その屋外側部分を段55の位置に一致させるようにして、目地空間部53内に嵌め込まれているものが提供されている。
しかしながら、上記の目地部構造には次のような問題点がある。即ち、窯業系などの外壁面材51において、上記の斜面部56と、目地空間部53内に面する端面部54との境界部分Aは、外壁面材51の運搬等の過程において欠けを生じやすい部分であり、そのため、ガスケット57を上記のような態様で目地空間部53内に嵌め込んだ場合において、上記の境界部分Aに欠けを生じていると、その欠けが屋外側に露出してしまい、外壁の意匠性を損ねてしまうことがある。特に、領域Aにおいて、外壁面材51の端面部54と段55との境界部分は欠けを生じやすい部分である。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、斜面部と、目地空間部内に面する端面部との境界部分に欠けを生じている場合であっても、外壁の意匠性を損わせない外壁面材間の目地部構造を提供することを課題とする。
上記の課題は、目地空間部を挟んで隣り合う外壁面材の屋外側の面部と、目地空間部内に面する端面部との間が面取りされて斜面部に形成され、
該斜面部と前記端面部との境界部が、前記目地空間部に嵌め込まれたガスケットで隠されていることを特徴とする外壁面材間の目地部構造によって解決される。
該斜面部と前記端面部との境界部が、前記目地空間部に嵌め込まれたガスケットで隠されていることを特徴とする外壁面材間の目地部構造によって解決される。
この構造では、斜面部と端面部との境界部が、該目地空間部に嵌め込まれたガスケットで隠されているので、この境界部分に欠けを生じている場合であっても、ガスケットがそれを隠し、外壁の意匠性を損わせない。
上記の構造において、斜面部が、端面部の側に段を備えない段無し斜面部からなる場合は、上記の境界部分に欠けを生じる危険性を低くすることができると共に、仮に欠けを生じている場合であっても、ガスケットがそれを隠し、外壁の意匠性を損わせない。しかも、従来のような段も無く、また、斜面部の一部又は全部がガスケットで隠されることで、ガスケットの嵌め込まれた目地部を目立ちにくいスッキリした外観にすることも必要に応じて可能となる。
本発明の外壁面材間の目地部構造は、以上のとおりのものであるから、斜面部と、目地空間部内に面する端面部との境界部分に欠けを生じている場合であっても、外壁の意匠性を損わせない。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す実施形態の外壁面材間目地部構造において、1,1は窯業系の外壁面材であり、各外壁面材1は、それらの間の目地空間部2内に面する端面部3と、屋外側の面部4との間が面取りされて斜面部5に形成され、該斜面部5は、上記の端面部3との間に段を備えない段無し斜面部からなっている。なお、7は、外壁面材1の下地である。
そして、上記の目地空間部2にはガスケット6が嵌め込まれ、ガスケット6は、その屋外側部分6aが斜面部5の傾斜方向中間部位置まで該斜面部5に沿うようにして張り出し、外壁面材1の斜面部5と端面部3との境界部分Bがガスケット6の屋外側部分6aによって隠されている。
上記の構造では、各外壁面材1における斜面部5と端面部3との境界部分Bが、ガスケット6で隠されているので、この境界部分Bに欠けを生じている場合であっても、ガスケット6がそれを隠し、外壁の意匠性を損わせることがない。
しかも、斜面部5が端面部3側に段の無い段無し斜面部からなっているので、上記の境界部分Bに欠けを生じる危険性が低く、仮に欠けを生じている場合であってもガスケット6がそれを隠すことで、外壁の意匠性を損わせることがない。
加えて、図1(ロ)と図2(ロ)とを比較すれば明らかなように、斜面部5を段無しに、斜面部5と端面部3との境界部分Bをガスケット6で隠す構造にすることで、ガスケット6の嵌め込まれた目地部を目立ちにくいスッキリした外観にすることができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、斜面部5が、端面部3との間に段を備えない段無し斜面部からなる場合を示しているが、斜面部5と端面部3との間はガスケット6で隠される部分であるので、その部分の形態に制限はなく、段の有無を問わず、種々の形態をしていてよい。
また、上記の実施形態では、外壁面材が窯業系の外壁面材からなる場合を示しているが、要は、本発明が問題としているような欠けを生じうるような外壁面材であればよく、例えばコンクリート系の外壁面材などであってもよい。また、外壁面材間の目地は、縦目地であってもよいし、横目地であってもよいし、その他の目地であってもよい。
1…外壁面材
2…目地空間部
3…端面部
4…屋外側の面部
5…斜面部
6…ガスケット
B…境界部分
2…目地空間部
3…端面部
4…屋外側の面部
5…斜面部
6…ガスケット
B…境界部分
Claims (2)
- 目地空間部を挟んで隣り合う外壁面材の屋外側の面部と、目地空間部内に面する端面部との間が面取りされて斜面部に形成され、
該斜面部と前記端面部との境界部が、前記目地空間部に嵌め込まれたガスケットで隠されていることを特徴とする外壁面材間の目地部構造。 - 前記斜面部が、前記端面部の側に段を備えない段無し斜面部からなる請求項1に記載の外壁面材間の目地部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004071821A JP2005256507A (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 外壁面材間の目地部構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004071821A JP2005256507A (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 外壁面材間の目地部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005256507A true JP2005256507A (ja) | 2005-09-22 |
Family
ID=35082507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004071821A Pending JP2005256507A (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 外壁面材間の目地部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005256507A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009057717A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Sekisui Chem Co Ltd | 建物ユニット間の目地構造及びユニット建物 |
CN107190869A (zh) * | 2017-06-19 | 2017-09-22 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 预制双t板装配时塞缝用的封堵件及其施工方法 |
-
2004
- 2004-03-15 JP JP2004071821A patent/JP2005256507A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009057717A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Sekisui Chem Co Ltd | 建物ユニット間の目地構造及びユニット建物 |
CN107190869A (zh) * | 2017-06-19 | 2017-09-22 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 预制双t板装配时塞缝用的封堵件及其施工方法 |
CN107190869B (zh) * | 2017-06-19 | 2023-06-09 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 预制双t板装配时塞缝用的封堵件及其施工方法 |
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