JP2005253791A - 推論情報作成装置、推論情報作成システム及び推論情報作成プログラム - Google Patents

推論情報作成装置、推論情報作成システム及び推論情報作成プログラム Download PDF

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Satoru Makino
悟 牧野
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Abstract

【課題】 生体センサから計測された情報と、環境センサから計測された情報とから、環境要因の影響が低減された精度の高い推論情報を作成すること。
【解決手段】 推論情報作成装置1には、生体センサ160として体温センサ161,発汗センサ162,心拍数センサ163が入力検知部180を介して接続されて、各センサから生体計測値が取得される。また、環境センサ170として温度センサ171,湿度センサ172,照度センサ173が入力検知部180を介して接続されて、各センサから環境計測値が取得される。推論情報作成装置1では、生体センサ170から取得された生体計測値が、環境センサ170から取得された環境計測値により補正される。この補正後の生体計測値に基づいて、利用者の意識や感情などに関する推論データが作成されて、推論データを含む推論情報が出力される。
【選択図】 図1



Description

本発明は、利用者の意識や感情などを推論する装置に関し、詳細には、生体センサから計測された情報と、環境センサから計測された情報とから、精度の高い推論情報を作成する推論情報作成装置、推論情報作成システム及び推論情報作成プログラムに関する。
従来、利用者の生理情報や生体情報などを計測するセンサを設けて、このセンサから計測される各種情報に基づいて、利用者の意識や感情などを推論する装置が各種提案されている。
そして、心拍や皮膚インピーダンスなどの生理情報を計測するセンサに加えて、利用者の姿勢や運動状態を検出するためのCCDカメラや、利用者が発する音声を検出するためのマイクロホンを設けて、利用者の意識レベルが特定の状態にあるか否かを、より正確に検出することができる意識レベル検出装置が知られている。さらに、利用者が意図的にみずからの心理状態をより正確に入力することができるゲーム制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−57355号公報
しかしながら、利用者の生体情報を計測するセンサが、周囲の環境要因の影響を受けている場合には、センサから計測される情報が変動することがあった。例えば、照度の高い環境下では、利用者の自律神経が刺激されて、利用者の心拍数が上昇することが知られている。また、温度の高い環境下では、利用者の皮膚温度やセンサ自体の温度の上昇によって、体温を計測するセンサからの計測値が高くなることが知られている。
このように、各センサから計測される生体情報が、環境要因の影響を受けている場合は、これらの生体情報は利用者の意識や感情等を正確に反映しているとはいえない。そのため、環境要因の影響を受けた生体情報に基づいて、利用者の意識や感情などを推論すると、誤った推論結果が出力されるという問題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、生体センサから計測された情報と、環境センサから計測された情報とから、環境要因の影響が低減された精度の高い推論情報を作成することができる推論情報作成装置、推論情報作成システム及び推論情報作成プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の推論情報作成装置は、利用者の生体情報を計測する生体センサから、前記生体情報を取得する生体情報取得手段と、環境情報を計測する環境センサから、前記環境情報を取得する環境情報取得手段と、前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報と、前記環境情報取得手段により取得された前記環境情報とに基づいて、前記生体情報及び前記環境情報とは異なる指標値である推論データを作成する推論データ作成手段と、前記推論データ作成手段により作成された前記推論データを含む推論情報を出力する推論情報出力手段とを備えている。
また、請求項2に係る発明の推論情報作成装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記推論データ作成手段は、前記生体情報を前記環境情報によって補正し、該補正後の生体情報に基づいて前記推論データを作成することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の推論情報作成装置は、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記生体情報取得手段は、前記生体センサにより計測された前記利用者の体温、心拍数、発汗、呼吸の少なくとも1つに関する生体情報を取得するものであることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の推論情報作成装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記環境情報取得手段は、前記環境センサにより計測された温度、湿度、照度の少なくとも1つに関する環境情報を取得するものであることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の推論情報作成装置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記生体情報取得手段は、無線又は有線のネットワークを介して、前記生体センサから前記生体情報を取得するためのインタフェースである第1のインタフェース手段であり、前記環境情報取得手段は、無線又は有線のネットワークを介して、前記環境センサから前記環境情報を取得するためのインタフェースである第2のインタフェース手段であることを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の推論情報作成システムは、利用者の生体情報を計測する生体センサと、環境情報を計測する環境センサと、前記生体センサから取得された前記生体情報と前記環境センサから取得された前記環境情報とに基づいて前記利用者の推論情報を作成する推論情報作成装置とが、ネットワークを介して接続された推論情報作成システムであって、前記生体センサは、前記生体情報を計測する生体情報計測手段と、前記生体情報計測手段により計測された前記生体情報を、前記推論情報作成装置へ送信する生体情報送信手段とを備え、前記環境センサは、前記環境情報を計測する環境情報計測手段と、前記環境情報計測手段により計測された前記環境情報を、前記推論情報作成装置へ送信する環境情報送信手段とを備え、前記推論情報作成装置は、前記生体センサから送信された前記生体情報を受信して、前記生体情報を取得する生体情報取得手段と、前記環境センサから送信された前記環境情報を受信して、前記環境情報を取得する環境情報取得手段と、前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報と、前記環境情報取得手段により取得された前記環境情報とに基づいて、前記生体情報及び前記環境情報とは異なる指標値である推論データを作成する推論データ作成手段と、前記推論データ作成手段により作成された前記推論データを含む推論情報を出力する推論情報出力手段とを備えている。
また、請求項7に係る発明の推論情報作成プログラムは、コンピュータを、利用者の生体情報を計測する生体センサから、前記生体情報を取得する生体情報取得手段、環境情報を計測する環境センサから、前記環境情報を取得する環境情報取得手段、前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報と、前記環境情報取得手段により取得された前記環境情報とに基づいて、前記生体情報及び前記環境情報とは異なる指標値である推論データを作成する推論データ作成手段、前記推論データ作成手段により作成された前記推論データを含む推論情報を出力する推論情報出力手段、として機能させることを特徴とする。
請求項1に係る発明の推論情報作成装置では、生体センサから取得される生体情報と、環境センサから取得される環境情報とに基づいて、生体情報及び環境情報とは異なる指標値である推論データが作成されて、この推論データを含む推論情報が出力される。よって、生体センサからの生体情報と、環境センサからの環境情報とに基づいて、環境要因の影響が低減された精度の高い推論情報を作成することができる。
また、請求項2に係る発明の推論情報作成装置では、請求項1に係る発明の効果に加え、生体情報を環境情報によって補正して、補正後の生体情報に基づいて推論データが作成される。よって、利用者や生体センサが環境要因の影響を受けていても、生体情報は環境情報によって補正されるため、環境要因の影響が低減された精度の高い推論情報を作成することができる。
また、請求項3に係る発明の推論情報作成装置では、請求項1又は2に係る発明の効果に加え、生体センサにより利用者の体温,心拍数,発汗,呼吸の少なくとも1つが計測されるので、利用者に関する推論データを正確に推論できる。
また、請求項4に係る発明の推論情報作成装置では、請求項1乃至3のいずれかに係る発明の効果に加え、環境センサにより周囲の温度、湿度、照度の少なくとも1つが計測されるので、利用者に関する推論データを正確に推論できる。
また、請求項5に係る発明の推論情報作成装置では、請求項1乃至4のいずれかに係る発明の効果に加え、無線又は有線のネットワークを介して、生体センサから生体情報を取得するためのインタフェースである第1のインタフェース手段と、無線又は有線のネットワークを介して、環境センサから環境情報を取得するためのインタフェースである第2のインタフェース手段を設けた。よって、外部の生体センサから有効に生体情報を取得でき、また外部の環境センサから有効に環境情報を取得できる。
また、請求項6に係る発明の推論情報作成システムでは、生体センサ,環境センサ、推論情報作成装置をそれぞれ独立した構成にして、推論情報作成装置では外部の各センサから取得された生体情報及び環境情報に基づいて推論情報が作成される。よって、生体情報と環境情報とに基づいて環境要因の影響が低減された精度の高い推論情報を作成することができ、かつ自由かつ柔軟な態様で推論情報作成システムを構成できる。
また、請求項7に係る発明の推論情報作成プログラムでは、生体センサから取得される生体情報と、環境センサから取得される環境情報とに基づいて、生体情報及び環境情報とは異なる指標値である推論データが作成されて、この推論データを含む推論情報が出力される。よって、生体センサからの生体情報と、環境センサからの環境情報とに基づいて、環境要因の影響が低減された精度の高い推論情報を作成することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。第1の実施の形態に係る推論情報作成装置は、利用者に携行される小型の携帯端末装置である。
本実施の形態に係る推論情報作成装置では、生体センサから計測された各種生体情報と、環境センサから計測された各種環境情報とから、これら計測された情報とは異なる指標値を含む推論情報が作成される。以下では、生体センサから計測される情報として、体温,発汗,心拍数の各計測値を例示する。また、環境センサから計測される情報として、温度,湿度,照度の各計測値を例示する。なお、本実施の形態における推論情報は、利用者の意識や感情に関する情報である。以下では、推論情報は利用者の「感動」に関するものとし、この「感動」の度合いの強弱に応じた推論情報が作成される場合を説明する。
まず、図1乃至図3を参照して、第1の実施の形態に係る推論情報作成装置1の構成について説明する。図1は、推論情報作成装置1の構成を示すブロック図である。図2は、推論情報作成装置1のRAM130の記憶エリアの構成を示す概念図である。図3は、推論情報作成装置1のHDD140の記憶エリアの構成を示す概念図である。
図1に示すように、推論情報作成装置1には、推論情報作成装置1の制御を司るCPU110が設けられている。このCPU110には、バス115を介し、CPU110が実行するBIOS等のプログラムを記憶したROM120と、データを一時的に記憶するRAM130と、データの記憶装置であるハードディスクドライブ(以下、「HDD」という。)140とが接続されている。また、現在日時や時間間隔をカウントするための計時装置190が、バス115を介してCPU110に接続されている。計時装置190は、時計機能を備えたICチップである。また、計時装置190は、インターネットや無線によって日時を取得するように構成してもよい。
また、各種機器からの入力の検知を行う入力検知部180が、バス115を介してCPU110に接続されており、この入力検知部180には、利用者が推論情報作成装置1を操作するためのボタンやスイッチを備えた入力パネル150と、利用者の生理的又は身体的な生体反応に関する各種生体情報を計測する生体センサ160と、利用者や各センサに影響を与えうる外部の環境要因に関する各種環境情報を計測する環境センサ170とが接続されている。
生体センサ160として、利用者の体温を計測する体温センサ161と、利用者の発汗状態を計測する発汗センサ162と、利用者の心拍数を計測する心拍数センサ163とが設けられている。体温センサ161、発汗センサ162及び心拍数センサ163は、有効に利用者の体温、発汗、心拍数を測定できれば、その位置や計測手法は問わないが、好適には、利用者の皮膚に各センサの読み取り部が設けられている。体温センサ161では計測値として0〜50℃が計測され、発汗センサ162では計測値として0〜100%RHが計測され、心拍数センサ163では計測値として0〜200拍が計測されるものとする。なお、体温センサ161,発汗センサ162,心拍数センサ163からの計測される情報(生体計測値)が、本発明の「生体情報」に相当する。
また、環境センサ170として、大気中の温度を計測する温度センサ171と、大気中の湿度を計測する湿度センサ172と、光があたっている表面の単位面積当たりの光束の量を計測する照度センサ173とが設けられている。温度センサ171、湿度センサ172及び照度センサ173は、有効に利用者を取り巻く温度、湿度、照度を測定できれば、その位置や計測手法は問わないが、好適には、推論情報作成装置1の外面に各センサの読み取り部が設けられている。なお、温度センサ171では計測値として0〜50℃が計測され、湿度センサ172では計測値として0〜100%RHが計測され、照度センサ173では計測値として0〜10000ルクス(lx)が計測されるものとする。なお、温度センサ171,湿度センサ172,照度センサ173からの計測される情報(環境計測値)が、本発明の「環境情報」に相当する。
生体センサ160及び環境センサ170の各センサは、推論情報作成装置1に電源が投入されて起動されると、自動的に定期的な計測を実行するように制御される。各センサの計測値が、各センサ内部の所定の記憶エリアに保存されて、推論情報作成装置1では入力検知部180を介してこの所定の記憶エリアから最新の計測値が取得される。なお、推論情報作成装置1のHDD140にセンサ毎の計測値記憶エリア(図示外)を設けて、各センサの計測値が入力検知部180を介して計測値記憶エリアに保存される一方、推論情報作成装置1ではこの計測値記憶エリアが参照されて最新の計測値が取得されるようにしてもよい。
また、入力パネル150には、図示しないが、推論情報作成装置1の電源を入切したり、起動し直すための電源リセットスイッチや、推論情報作成装置1が複数の推論モードを具備する場合に、利用者が任意の推論モードを選択するための推論モード選択スイッチなどが設けられている。なお、入力パネル150は必須の構成ではないため、入力パネル150が省略された構成としたり、USBやネットワークなどのインタフェースを介して、外部の入力装置と遠隔接続してリモート制御するようにしてもよい。
このような構成によって、第1の実施の形態の推論情報作成装置1では、体温センサ161,発汗センサ162,心拍数センサ163からの生体情報と、温度センサ171,湿度センサ172,照度センサ173からの環境情報とに基づいて、利用者の意識などが推論されて推論情報が作成される。なお、本実施の形態の推論情報作成装置1で実行されるモジュールの一つとして、推論情報作成プログラムが実行される。推論情報作成プログラムは、あらかじめHDD140上のプログラム記憶エリア142(図3参照)に記憶されているものとする。また、図示外のCD−ROMドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、各種インタフェースを介して、導入時に、CD−ROM等の外部の記憶媒体やネットワークを介して外部の記憶装置から、HDD140上のプログラム記憶エリア142や情報記憶エリア143(図3参照)に、推論情報作成プログラムがセットアップされてもよい。
図2に示すように、推論情報作成装置1のRAM130には、プログラムの実行中の一時的なデータを記憶するワークエリア131と、入力された各種情報を一時的に記憶する入力情報記憶エリア132と、出力すべき各種情報を一時的に記憶する出力情報記憶エリア133とが設けられている。さらに、RAM130には、図示外の各種記憶エリアが設けられている。
図3に示すように、推論情報作成装置1のHDD140には、推論情報作成装置1の動作を制御するためCPU110が実行する各種のプログラム等を記憶したオペレーティングシステム(OS)記憶エリア141と、推論情報作成装置1で実行される各種のプログラムや推論情報作成プログラムを記憶したプログラム記憶エリア142と、プログラムの実行に必要な設定や初期値、データ等の情報を記憶した情報記憶エリア143と、作成された推論情報を記憶する推論情報記憶エリア144とが設けられている。なお、情報記憶エリア143には、後述の推論定義テーブルが記憶されている。また、プログラム記憶エリア142には、複数の推論モードの各々に対応する複数の推論エンジンが、推論情報作成プログラムの一部として記憶されている。
以下、本発明の推論情報作成装置1での処理の流れを、図4乃至図10を参照して説明する。図4は、推論情報作成処理のメインフローチャートである。図5は、推論エンジン初期化処理(S1)の詳細を示すフローチャートである。図6は、推論データ作成処理(S3)の詳細を示すフローチャートである。図7は、計測値設定処理(S201)の詳細を示すフローチャートである。図8は、推論定義テーブル13のデータ構成を示す図である。図9は、推論情報出力処理(S11)の詳細を示すフローチャートである。図10は、推論情報10のデータ構成を示す図である。
図4に示す推論情報作成処理のメインフローチャートは、利用者が電源リセットスイッチ(図示せず)を操作して、推論情報作成装置1の電源がオンされた場合、又は推論情報作成装置1のリセットがなされた場合に、その処理が開始される。
図4に示すように、まず、推論エンジン初期化処理(S1)が実行される。推論エンジン初期化処理は、後述の推論データ作成処理の際に参照される各センサ毎の基準値を初期化する処理である。
図5に示すように、推論エンジン初期化処理(S1)では、変数ST,変数SH,変数SMにそれぞれ「0」が代入され(S101)、変数Tに「3」が代入される(S102)。そして、各センサから計測値が取得される(S103)。すなわち、体温センサ161,発汗センサ162,心拍数センサ163によって、利用者の体温,発汗,心拍数が計測されて、これらセンサから計測値が各々取得される。
各センサから取得された体温,発汗,心拍数の各計測値が、それぞれ変数ST,変数SH,変数SMに加算される(S104)。なお、S103による計測値の取得が1回目であれば、S102により変数ST,変数SH,変数SMには「0」が代入されているため、S103により取得された体温,発汗,心拍数の各計測値が、そのまま変数ST,変数SH,変数SMに代入される。
そして、変数Tが「1」減算されて(S105)、Tが「0」でなければ(S106:NO)、S103に戻り、再び各センサによる計測値が取得される。このように、S102で変数Tに設定された回数(ここでは3回)に至るまで、S103の計測値の取得が実行されて、S103〜S106の処理が繰り返される。その結果、変数ST,変数SH,変数SMには、変数Tに設定された回数分の計測値の合計値が記憶される。
変数ST,変数SH,変数SMは、変数Tに設定された値である「3」で各々除算されて、それぞれ変数CT,変数CH,変数CMに代入される(S107)。すなわち、各センサ毎の計測値の合計値を、その計測回数で除算することで、各センサの1回の計測値の平均値(=平常時の基準値)が取得される。
変数CTは体温センサ161の基準値であり、変数CHは発汗センサ162の基準値であり、変数CMは心拍数センサ163の基準値である。これらの各センサの基準値は、RAM130に設けられた基準値エリア(図示外)に保存される。
図4に戻り、推論モードの選択が実行される(S2)。推論情報作成装置1では複数の推論モードから任意のものを選択可能であり、各推論モードによって推論データを作成するための処理内容が異なる。各推論モードに対応する推論エンジンがプログラム記憶エリア142に記憶されており、S2で選択された推論モードに従って、後述の推論データ作成処理を実行する推論エンジンが決定される。
推論モードの選択(S2)は、利用者が推論モード選択スイッチ(図示せず)から任意のものを選択することにより実行される。また、推論情報作成装置1において推論モードがあらかじめ設定されている場合は、その設定済みの推論モードが自動的に読込まれて選択される。利用者による推論モードの選択がない場合は、自動的にデフォルトの推論モードが設定される。
次に、S2で選択された推論モードに従って、生体センサ160から計測された情報(生体計測値)と、環境センサ170から計測された情報(環境計測値)とに基づいて、利用者に関する推論データを作成する推論データ作成処理(S3)が実行される。先述のように推論データ作成処理での処理内容は、推論モードによって様々なものが可能であるが、本実施の形態では、各センサからの計測値に基づいて推論データを作成する推論モードによる処理の一例を示す。
図6に示すように、推論データ作成処理(S3)では、最初に生体センサ160からの生体計測値と、環境センサ170からの環境計測値とに基づいて、推論に適した計測値を設定するための計測値設定処理が実行される(S201)。本実施の形態では、生体センサ160からの生体計測値を、環境センサ170からの環境計測値で補正することで、適正な計測値を設定する場合を例示する。
図7に示すように、推論値設定処理(S201)では、体温センサ161,発汗センサ162,心拍数センサ163の各生体センサ160で計測された体温,発汗,心拍数の生体計測値が各々取得され(S221)、温度センサ171,湿度センサ172,照度センサ173の各環境センサ170で計測された温度,湿度,照度の環境計測値が各々取得される(S222)。そして、S221で取得された各生体計測値が、S222で取得された各環境計測値により補正される(S223)S223における計測値の補正は、各生体計測値と各環境計測値とに基づいて様々な処理が可能であるが、一例として以下のような処理が行われる。
例えば、体温センサ161からの体温計測値については、温度センサ171からの温度計測値を用いて、
[補正後の体温計測値]=[体温計測値]−[温度計測値]×0.1
の演算処理が実行されて、体温計測値が温度計測値により補正される。具体的には、[体温計測値]が「38.5℃」で[温度計測値]が「20℃」であれば、上記の数式より[補正後の体温計測値]として「36.5℃」が算出される。
また、発汗センサ162からの発汗計測値については、湿度センサ172からの発汗計測値を用いて、
[補正後の発汗計測値]=[発汗計測値]×(100−[湿度計測値])/100
の演算処理が実行されて、発汗計測値が湿度計測値により補正される。具体的には、[発汗計測値]が「80%RH」で[湿度計測値]が「50%RH」であれば、上記の数式より[補正後の発汗計測値]として「40%RH」が算出される。
また、心拍数センサ163からの心拍数計測値については、照度センサ173からの照度計測値とともに、HDD140に記憶される心拍数補正テーブル(図示せず)が参照されて、補正後の心拍数計測値が特定される。心拍数補正テーブルには、[心拍数計測値]及び[照度計測値]の組合せに各々対応する[補正後の心拍数計測値]があらかじめ定義されている。具体的には、[心拍数計測値]が「150拍」で[照度計測値]が「7000ルクス(lx)」であれば、心拍数補正テーブルが参照されて、あらかじめ定義された[補正後の心拍数計測値]である「100拍」が特定される等である。
そして、この補正後の各生体計測値が、生体計測値に設定される(S224)。すなわち、[補正後の体温計測値],[補正後の発汗計測値],[補正後の心拍数計測値]が各々[体温計測値],[発汗計測値],[心拍数計測値]として設定されて、以降の処理ではこれら補正後の各生体計測値に基づいて推論データが作成される。
図6に戻り、各センサからの計測値の状態変化を示すフラグである状態変数がクリアされる(S202)。本実施の形態では、体温センサ161が計測する体温についての第2bit、発汗センサ162が計測する発汗についての第1bit、心拍数センサ163が計測する心拍数についての第0bit、の3つのビットを状態変数として有している。そして、RAM130の基準値エリア(図示外)を参照して、S107(図5参照)で算出された各センサの基準値に基づいて、各センサからの計測値の変化を判定する。
最初に、S224で設定された体温計測値と、体温に関する基準値(体温閾値)とが比較される(S203)。基準値(閾値)は、RAM130の基準値エリア(図示外)に保存された値である。その結果、体温計測値が体温閾値よりも大きければ(S203:YES)、第2bitが「UP」にセットされる(S204)。一方、体温計測値が体温閾値よりも大きくない場合(S203:NO)、そのまま次のステップ(S205)へ進む。同様に、S224で設定された発汗計測値と、発汗に関する基準値(発汗閾値)とが比較され(S205)、その結果、発汗計測値が発汗閾値よりも大きければ(S205:YES)、第1bitが「UP」にセットされる(S206)。一方、発汗計測値が発汗閾値よりも大きくない場合(S205:NO)、そのまま次のステップ(S207)へ進む。また、S224で設定された心拍数計測値も、心拍数に関する基準値(心拍数閾値)と比較され(S207)、その結果、心拍数計測値が心拍数閾値よりも大きければ(S207:YES)、第0bitが「UP」にセットされる(S208)。一方、心拍数計測値が心拍数閾値よりも大きくない場合(S207:NO)、そのまま次のステップ(S209)へ進む。
その後、状態変数の第2bit,第1bit,第0bitまでのパターンに対応する推論種別及び推論値が、推論定義テーブル13から取得される(S209)。図8に示すように、推論定義テーブル13は、推論の種別を示す推論種別13aと、各センサからの計測値の変化状態を示すセンサ状態13bと、利用者の推論の強弱を数値で示す推論値13cとをデータ項目として具備している。そして、各々のデータ項目の対応を、テーブル形式で定義している。先述のように、本実施の形態では利用者の「感動」に関する推論データが作成されるから、参照される推論定義テーブル13も「感動」に関するものである。よって、その推論種別13aは「感動」に関する種別が定義されており、利用者の「感動」の強弱によって「大興奮」から「無感動(平常)」までの複数の種別が存在している。また、その「感動」の強弱を数値で表した推論値13cが定義され、例えば、推論種別13aが「大興奮」であれば、その推論値13cは最大値の「100」である。なお、図8に示す推論定義テーブル13は「感動」に関するものであるから、推論値13cは感動度(E)とも表示される。そして、S209では、S203〜S208によりセットされた状態変数によってセンサ状態13bが特定されるから、このセンサ状態13bに対応する推論種別13aや推論値13cが取得される。最後に、S209で取得された推論種別及び推論値を含む推論データが作成される(S210)。
以上、S2において選択された推論モードがCPU110により実行されて、推論データ作成処理(S3)が実行され、推論データが作成される。また、複数の推論モードを設けて、利用者が任意の推論モードを選択できるため、推論情報作成装置1の利用状況や利用環境等に応じて、最適な推論モードによって推論データを作成でき、また、より正確に利用者に関する推論データを作成することができる。
図4に戻り、推論データ作成処理(S3)で作成された推論データを出力する推論情報出力処理(S11)が実行される。図9で示すように、推論情報出力処理(S11)では、推論データ作成処理(S3)で作成された推論データに基づいて、推論情報が作成される(S301)。図10に示すように、推論情報10には、少なくとも推論値10aと推論種別10bが含まれている。推論値10aと推論種別10bは、推論データに含まれる推論値13c及び推論種別13aに各々対応している。S301で作成された推論情報10は、HDD140の推論情報記憶エリア144(図3参照)に保存される(S302)。
その後、図4に戻り、所定時間が経過したか否かが判定される(S12)。この所定時間は、あらかじめ計時装置190にセットされている時間であり、S12では計時装置190を参照して、所定時間の経過が判定される。計時装置190にセットされる所定時間は、利用者又は設計者によって任意の時間を設定可能である。
所定時間が経過していなければ(S12:NO)、S12へ戻って待ち状態となり、所定時間が経過するまで、このループ処理が繰り返される。一方、所定時間が経過した場合(S12:YES)、S3へ戻り、推論データ作成処理(S3)が実行されて推論データが作成され、さらに推論情報10が出力される(S11)。すなわち、推論情報作成装置1では、所定時間毎に最新の推論情報10が出力される処理が繰り返される。その結果、HDD140の推論情報記憶エリア144(図3参照)には、利用者に関する複数の推論情報10が時系列に保存される。
以上説明したように、第1の実施の形態の推論情報作成装置によれば、生体センサ160から計測された情報と、環境センサ170から計測された情報とに基づいて、環境要因の影響が低減された精度の高い推論情報10を作成することができる。詳細には、生体センサ160からの生体計測値を、環境センサ170からの環境計測値で補正することで、環境要因による影響が低減された生体計測値を取得し、この補正後の生体計測値に基づいて、利用者の意識や感情が正確に反映された推論情報10を作成することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照して説明する。第2の実施の形態に係る推論情報作成システムは、利用者の身体や生理に関する生体情報を計測する複数の生体センサと、利用者を取り巻く環境情報を計測する複数の環境センサとが、それぞれ利用者に携行される小型の携帯端末装置である推論情報作成装置と、無線又は有線によって相互接続されたシステムである。
本実施の形態の推論情報作成システムでは、生体センサにて計測された生体計測値と、環境センサにて計測された環境計測値とが、推論情報作成装置に収集されて推論情報が作成される場合を例示する。
まず、図11乃至図13を参照して、第2の実施の形態に係る推論情報作成システムの構成について説明する。図11は、推論情報作成システムの全体構成図である。図12は、推論情報作成装置1の他の構成を示すブロック図である。図13は、体温センサ161の構成を示すブロック図である。
図11に示すように、本実施の形態に係る推論情報作成システムでは、生体センサ160である体温センサ161,発汗センサ162,心拍数センサ163が、推論情報作成装置1とは独立して存在している。各センサは、推論情報作成装置1に具備された無線通信ユニット101との間で近距離無線通信を実行するための無線通信ユニット161a,162a,163aを備えており、推論情報作成装置1と各センサは無線による相互接続が可能である。同様に、環境センサ170である温度センサ171,湿度センサ172,照度センサ173も推論情報作成装置1とは独立して存在し、それぞれ無線通信ユニット171a,172a,173aを備えており、推論情報作成装置1と近距離無線通信による相互接続が可能である。このように、本実施の形態の推論情報作成装置1は、外部に設けられた生体センサ160及び環境センサ170から、各種計測値を取得する構成となっている。
なお、本実施の形態においては、各センサと推論情報作成装置1とが、近距離無線通信で相互接続されるが、各センサと推論情報作成装置1とが有効に接続できれば、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)やIEEE802.11規格に準じた無線方式等で無線接続してもよいし、有線による接続を行ってもよい。
図12に示すように、推論情報作成装置1は、第1の実施の形態における推論情報作成装置1(図1参照)と基本的に同一構成であるが、生体センサ160及び環境センサ170が入力検知部180に直接接続されていない点で異なる。また、各センサとの間で近距離無線通信を実行する無線通信ユニット101を備えている。
一方、推論情報作成装置1の外部に設けられた各センサは、計測する対象(温度や湿度など)に応じた固有のセンシング機能を具備するが、基本的な構成は同じであるため、一例として、体温センサ161の構成を示す。
図13に示すように、体温センサ161には、利用者の皮膚に接触する位置に設けられて体温を計測する読み取り部161cと、読み取り部161cから読取られた情報について増幅処理やフィルタリング処理などを行う信号処理回路161dと、信号処理回路161dにて処理された最新の体温計測値を記憶するメモリ部161eと、体温センサ161に電源を供給する電源部161fが設けられ、これらの各構成が全体の制御を司る制御回路161bに接続されてセンサ本体部を構成している。また、制御回路161bには、推論情報作成装置1と無線通信接続を行って、メモリ部161eに記憶される体温計測値を送信するための無線通信ユニット161aが接続されている。
以下、本発明の推論情報作成システムでの処理の流れを、図4及び図14を参照して説明する。図14は、計測値送信処理の詳細を示すメインフローチャートである。
まず、各センサでの処理を説明する。各センサでは、生体情報又は環境情報を計測して、その計測値を推論情報作成装置1へ送信する計測値送信処理が実行されるが、本実施の形態では各センサが起動されると、その処理が開始されるものとする。
図14に示すように、計測値送信処理では、各センサにおいて生体情報又は環境情報の計測が実行される(S401)。体温センサ161の場合、図13に示す構成において、制御回路161bによる制御のもと、所定期間ごとに読み取り部161cにて利用者の体温の計測が実行され、読み取り部161cで読み取られた情報が信号処理回路161dにより所定の信号処理が施され、メモリ部161eに体温計測値として記憶される。S401が所定期間ごとに実行される結果、各センサには最新の計測値が記憶される。
そして、推論情報作成装置1との接続があるか否かが判定される(S402)。推論情報作成装置1との接続がある場合は(S402:YES)、メモリ部161eから計測値が読み出されて(S403)、その計測値が推論情報作成装置1へ送信される(S404)。一方、推論情報作成装置1との接続がない場合は(S402:NO)、S401へ戻る。体温センサ161では、推論情報作成装置1との間で無線通信接続が確立されると、メモリ部161eに記憶された最新の体温計測値が、無線通信ユニット161aにより推論情報作成装置1へ送信される。他のセンサにおいても同様に、最新の計測値が各無線通信ユニットを介して、推論情報作成装置1へ送信される。
一方、推論情報作成装置1では、無線通信ユニット101を介して受信された各センサからの最新の計測値が、推論情報作成装置1のHDD140に設けられているセンサ毎の計測値記憶エリア(図示外)に保存される。よって、推論情報作成装置1ではこの計測値記憶エリアが参照されて最新の計測値を取得することができ、これらの計測値に基づいて推論情報を作成する推論情報作成処理(図4参照)が実行される。その詳細は第1の実施の形態と同じである。
なお、図14に示す計測値送信処理は一例に過ぎず、例えば、推論情報作成装置1が各センサに所定のリクエスト信号を送信し、各センサではこのリクエスト信号に応じて最新の計測値を推論情報作成装置1へ送信することで、推論情報作成装置1が最新の計測値を取得することができる推論情報作成システムを構成してもよい。すなわち、各センサで計測された情報を推論情報作成装置1が有効に取得できるのであれば、各種公知技術を適用可能である。
以上説明したように、第2の実施の形態の推論情報作成システムによれば、外部に設けられた生体センサ160及び環境センサ170において計測された情報が、推論情報作成装置1に収集されて推論情報10が作成される。よって、推論情報作成装置1に生体センサ160及び環境センサ170を設けたり、直接接続したりする必要がなく、推論情報作成装置1の軽量化や小型化を実現できる。また、生体センサ160及び環境センサ170の各センサと推論情報作成装置1とを各々独立した構成とすることができるので、より自由かつ柔軟に推論情報作成システムを構成できる。
次に、本発明の第3の実施の形態を図面を参照して説明する。第3の実施の形態に係る推論情報管理システムは、利用者に携行される小型の携帯端末装置である推論情報作成装置と、固定されたコンピュータ機器である推論情報管理装置とが、ネットワークを介して接続されたシステムである。
本実施の形態の推論情報管理システムでは、複数の推論情報作成装置の各々で作成された推論情報が、ネットワークを介して推論情報管理装置に収集されて、推論情報管理装置にて複数の推論情報が一括して管理される場合を例示する。
まず、図15乃至図17を参照して、第3の実施の形態に係る推論情報管理システムの構成について説明する。図15は、推論情報管理システムの全体構成図である。図16は、推論情報作成装置1の他の構成を示すブロック図である。図17は、推論情報管理装置2の構成を示すブロック図である。
図15に示すように、本実施の形態に係る推論情報管理システムは、複数の推論情報作成装置1の各々と推論情報管理装置2とが、ネットワーク90を介して接続されている。ネットワーク90は、有線又は無線を問わず、各々の端末間でデータ送受信可能であるように有効に接続されていればよい。
図16に示すように、推論情報作成装置1の各々は、基本的には第1の実施の形態のもの(図1参照)と同一構成である。しかし、外部のネットワーク90と接続するための通信部191とを備える点で異なる。通信部191は、外部のネットワーク90と有線又は無線によって有効に接続できればよいが、例えば、本実施の形態では通信部191は、ネットワーク90と無線LANによる接続を実行するための無線LANアダプタである。なお、推論情報作成装置1が第2の実施の形態のもの(図12参照)であっても、通信部191を設ければ、本実施の形態を適用可能である。
図17に示すように、推論情報管理装置2には、CPU210,ROM220,RAM230,HDD240,ディスプレイ261が接続された表示制御部260,マイク271及びスピーカ272が接続された音声制御部270,マウス281及びキーボード282が接続された入力検知部280が、バス215を介して具備されている。このような推論情報管理装置2の構成は、通常のコンピュータ機器の構成として公知のものであるから、詳細は省略する。なお、推論情報管理装置2には、外部のネットワーク90と有線又は無線によって有効に接続するための通信インタフェース291が設けられている。通信インタフェース291はネットワーク90と有効に接続可能であればよいが、例えば、本実施の形態では通信インタフェース291は、有線LANにケーブル接続するためのLANカードである。
以下、本発明の推論情報管理システムでの処理の流れを、図18及び図19を参照して説明する。図18は、推論情報出力処理(S11)の他の詳細を示すフローチャートである。図19は、推論情報管理処理のメインフローチャートである。
まず、推論情報作成装置1における処理を説明する。推論情報作成装置1では、第1の実施の形態と同様に、推論情報作成処理(図4)が実行されるが、S11の推論情報出力処理(図9)が異なる。
図18に示すように、推論情報出力処理(S11)では、図9のS301と同様に、推論データ作成処理(S3)で作成された推論データに基づいて推論情報が作成される(S311)。そして、S311で作成された推論情報は、通信部191からネットワーク90を介して推論情報管理装置2に送信される(S312)。推論情報管理装置2に送信される推論情報は、図10に示す推論情報10と同じである。
なお、S312の送信処理の実行タイミングは、推論情報10の作成時に限定されず、S311で作成された推論情報10をHDD140の推論情報記憶エリア144(図3参照)に保存しておき、所定期間ごとに又は利用者からの指示がある場合に、S312の送信処理が実行されてもよい。
次に、推論情報管理装置2における処理を説明する。推論情報管理装置2では、各推論情報作成装置1から送信された推論情報10を受信して管理するための推論情報管理処理が実行される。なお、本実施の形態では、推論情報管理装置2が推論情報作成装置1から送信された推論情報10を受信すると、本処理が開始される。
図19に示すように、推論情報管理処理では、ネットワーク90を介して送信された推論情報10が、通信インタフェース291により受信される(S501)。S501で受信された推論情報10は、その特性別に処理される(S502)。すなわち、推論情報10の利用者,出所,作成日時,推論手法など、各推論情報10に固有の特徴に基づいた処理が実行される。例えば、推論情報10を利用者別に分別処理してもよいし、作成日時順にソート処理してもよい。S502で実行される処理の内容は、設計者又は利用者が任意に設定可能である。その後、処理後の推論情報10はHDD240の推論情報記憶エリア(図示せず)に保存される(S503)。
なお、S502の実行タイミングは、S501における推論情報10の受信時に限定されず、S501で受信された推論情報10がHDD240の推論情報記憶エリアに保存された後、所定期間ごとに又は利用者からの指示がある場合に、S502の処理が実行されてもよい。また、推論情報10に対して特性別の処理を施す必要がなければ、S502を実行しなくてもよい。
以上説明したように、第3の実施の形態の推論情報管理システムによれば、推論情報作成装置1で作成される推論情報10が、推論情報管理装置2で収集管理される。よって、推論情報10を作成する推論情報作成装置1と、推論情報10を保存・管理する推論情報管理装置2とをそれぞれ独立した構成とすることができ、より柔軟に推論情報管理システムを構成できる。
ところで、上記第1乃至第3の実施の形態において、生体センサ160(体温センサ161,発汗センサ162,心拍数センサ163)から生体計測値を取得するための入力検知部180(図1)または無線通信ユニット101(図12)が、本発明の「生体情報取得手段」に相当する。また、環境センサ170(温度センサ171,湿度センサ172,照度センサ173)から環境計測値を取得するための入力検知部180(図1)または無線通信ユニット101(図12)が、本発明の「環境情報取得手段」に相当する。
また、図6に示す推論データ作成処理(S3)を実行するCPU110が、本発明の「推論データ作成手段」に相当する。また、図9又は図18に示す推論情報出力処理(S11)を実行するCPU110が、本発明の「推論情報出力手段」に相当する。また、入力検知部180(図1)または無線通信ユニット101(図12)が、本発明の「第1のインタフェース手段」または「第2のインタフェース手段」に相当する。
また、生体センサ160(体温センサ161,発汗センサ162,心拍数センサ163)のセンサ本体部が、本発明の「生体情報取得手段」に相当し、環境センサ170(温度センサ171,湿度センサ172,照度センサ173)のセンサ本体部が、本発明の「環境情報取得手段」に相当する。具体的には、図13に示す制御回路161b,読み取り部161c,信号処理回路161d,メモリ部161e,電源部161fが、各センサの本体部に相当する。また、生体センサ160(体温センサ161,発汗センサ162,心拍数センサ163)の無線通信ユニットが、本発明の「生体情報送信手段」に相当し、環境センサ170(温度センサ171,湿度センサ172,照度センサ173)の無線通信ユニットが、本発明の「環境情報送信手段」に相当する。具体的には、図13に示す無線通信ユニット161aが、各センサの無線通信ユニットに相当する。
なお、本発明は、以上詳述した第1乃至第3の実施の形態に限定されるものではなく、各種の変形が可能なことはいうまでもない
例えば、上記実施の形態では、図6に示す推論データ作成処理(S3)において、計測値設定処理(S201)で生体計測値を環境計測値で補正し、その補正後の生体計測値に基づいて推論データを作成しているが(S210)、環境要因の影響が低減された推論情報を最終的に作成できるのであれば、他の方法を適用してもよい。例えば、生体計測値に基づいて推論データや推論情報を作成し、この推論データや推論情報を環境計測値に基づいて補正してもよい。
また、図7に示す計測値設定処理(S201)において、生体センサ160からの生体計測値を、環境センサ170からの生体計測値により補正することで、生体計測値から環境要因の影響を取り除いているが(S223)、環境要因の影響が低減することができれば、他の方法によって計測値を設定してもよい。例えば、あらかじめ生体計測値及び環境計測値の組合せに各々対応する補正後の生体計測値を定義するテーブルを設けておき、このテーブルを参照することで補正後の生体計測値を取得してもよい。
また、利用者に関する推論情報が「感動」に関する場合を例に説明しているが、推論情報は利用者の感情や意識の他にも、雰囲気や重要度等のように、事象の文脈や状況の前後関係などを示すものであって、事実や証拠のみでは把握できない抽象的な概念(コンテクストともいう。)についての情報であってもよい。そのため、「悲しみ」,「怒り」,「楽しさ」,「賑やかさ」,「忙しさ」等について、推論情報が作成されてもよい。そして、各推論情報の推論内容に対応する推論定義テーブル13が設定されればよい。例えば、利用者の「悲しみ」に基づいて、推論情報を作成したい場合は、「悲しみ」に対応する推論定義テーブル13が設定されればよい。
また、推論定義テーブル13には、あらかじめ任意の推論内容についてのテーブルが利用者又は設計者によって設定されていてもよいし、複数の推論内容の各々に対応する複数のテーブルが推論定義テーブル13にあらかじめ設定されており、推論データ作成処理(図6)において、自動的に最適なテーブルが選択されるようにしてもよい。
また、推論エンジン初期化処理(図5)では、サンプリング値を測定してその平均値を基準値として算定しているが、サンプリング値の時系列データを取得して、その推移の特徴に基づいて基準値を算定するようにしてもよい。また、異常なサンプリング値は除外して基準値を算定するようにしてもよい。また、推論データ作成処理(図6)での比較処理(S203,S205,S207)では、生体センサ160の各々に変化閾値εを設けておき、閾値を変化閾値εで補正した補正値で、生体センサ160からの生体計測値との比較を実行してもよい。例えば、変化閾値εを誤差許容範囲として、閾値の5%程度を設定する等である。また、本実施の形態では、生体センサ160からの生体計測値を閾値と比較して状態変化を判定しているが、生体センサ160からの計測値から所定の基準値を減算して増分値を求めて、この増分値が閾値よりも大か小かを比較して状態変化を判定するようにしてもよい。
また、生体センサ160からの生体計測値は、体温,発汗,心拍数に限定されないことはいうまでもない。例えば、利用者の振動,脳波,呼吸,加速度,傾き,バイオリズムなどを利用者から計測するようにしてもよい。また、環境センサ170からの環境計測値も、温度,湿度,照度に限定されないことはいうまでもない。例えば、騒音,気圧,風速,震度などを周囲環境から計測するようにしてもよい。
同様に、推論情報管理装置2では、ディスプレイ261,マイク271,スピーカ272,マウス281,キーボード282などは必ずしも必要な構成ではないため、USBやネットワークなどのインタフェースを介して、外部の表示装置,マイク,スピーカなどと遠隔接続してリモート制御するようにしてもよい。
また、生体センサ160として1又は複数のセンサを任意に設けることができ、環境センサ160として1又は複数のセンサを任意に設けることができることはいうまでもない。また、第3の実施の形態の推論情報管理システムでは、推論情報管理装置2が複数設けられてもよいし、逆に推論情報作成装置1が1つであってもよい。
本発明の推論情報作成装置、推論情報作成システム及び推論情報作成プログラムは、利用者の意識や感情などを推論するためのコンピュータ機器に適用できる。
推論情報作成装置1の構成を示すブロック図である。 推論情報作成装置1のRAM130の記憶エリアの構成を示す概念図である。 推論情報作成装置1のHDD140の記憶エリアの構成を示す概念図である。 推論情報作成処理のメインフローチャートである。 推論エンジン初期化処理(S1)の詳細を示すフローチャートである。 推論データ作成処理(S3)の詳細を示すフローチャートである。 計測値設定処理(S201)の詳細を示すフローチャートである。 推論定義テーブル13のデータ構成を示す図である。 推論情報出力処理(S11)の詳細を示すフローチャートである。 推論情報10のデータ構成を示す図である。 推論情報作成システムの全体構成図である。 推論情報作成装置1の他の構成を示すブロック図である。 体温センサ161の構成を示すブロック図である。 計測値送信処理の詳細を示すメインフローチャートである。 推論情報管理システムの全体構成図である。 推論情報作成装置1の他の構成を示すブロック図である。 推論情報管理装置2の構成を示すブロック図である。 推論情報出力処理(S11)の他の詳細を示すフローチャートである。 推論情報管理処理のメインフローチャートである。
符号の説明
1 推論情報作成装置
2 推論情報管理装置
10 推論情報
13 推論定義テーブル
90 ネットワーク
101 無線通信ユニット
110 CPU
115 バス
120 ROM
130 RAM
140 HDD
150 入力パネル
160 生体センサ
161 体温センサ
161a 無線通信ユニット
161b 制御回路
161c 読み取り部
161d 信号処理回路
161e メモリ部
161f 電源部
162 発汗センサ
162a 無線通信ユニット
163 心拍数センサ
163a 無線通信ユニット
170 環境センサ
171 温度センサ
171a 無線通信ユニット
172 湿度センサ
172a 無線通信ユニット
173 照度センサ
173a 無線通信ユニット
180 入力検知部
190 計時装置
191 通信部

Claims (7)

  1. 利用者の生体情報を計測する生体センサから、前記生体情報を取得する生体情報取得手段と、
    環境情報を計測する環境センサから、前記環境情報を取得する環境情報取得手段と、
    前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報と、前記環境情報取得手段により取得された前記環境情報とに基づいて、前記生体情報及び前記環境情報とは異なる指標値である推論データを作成する推論データ作成手段と、
    前記推論データ作成手段により作成された前記推論データを含む推論情報を出力する推論情報出力手段とを備えることを特徴とする推論情報作成装置。
  2. 前記推論データ作成手段は、前記生体情報を前記環境情報によって補正し、該補正後の生体情報に基づいて前記推論データを作成することを特徴とする請求項1に記載の推論情報作成装置。
  3. 前記生体情報取得手段は、前記生体センサにより計測された前記利用者の体温、心拍数、発汗、呼吸の少なくとも1つに関する生体情報を取得するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の推論情報作成装置。
  4. 前記環境情報取得手段は、前記環境センサにより計測された温度、湿度、照度の少なくとも1つに関する環境情報を取得するものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の推論情報作成装置。
  5. 前記生体情報取得手段は、無線又は有線のネットワークを介して、前記生体センサから前記生体情報を取得するためのインタフェースである第1のインタフェース手段であり、
    前記環境情報取得手段は、無線又は有線のネットワークを介して、前記環境センサから前記環境情報を取得するためのインタフェースである第2のインタフェース手段であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の推論情報作成装置。
  6. 利用者の生体情報を計測する生体センサと、環境情報を計測する環境センサと、前記生体センサから取得された前記生体情報と前記環境センサから取得された前記環境情報とに基づいて前記利用者の推論情報を作成する推論情報作成装置とが、ネットワークを介して接続された推論情報作成システムであって、
    前記生体センサは、
    前記生体情報を計測する生体情報計測手段と、
    前記生体情報計測手段により計測された前記生体情報を、前記推論情報作成装置へ送信する生体情報送信手段とを備え、
    前記環境センサは、
    前記環境情報を計測する環境情報計測手段と、
    前記環境情報計測手段により計測された前記環境情報を、前記推論情報作成装置へ送信する環境情報送信手段とを備え、
    前記推論情報作成装置は、
    前記生体センサから送信された前記生体情報を受信して、前記生体情報を取得する生体情報取得手段と、
    前記環境センサから送信された前記環境情報を受信して、前記環境情報を取得する環境情報取得手段と、
    前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報と、前記環境情報取得手段により取得された前記環境情報とに基づいて、前記生体情報及び前記環境情報とは異なる指標値である推論データを作成する推論データ作成手段と、
    前記推論データ作成手段により作成された前記推論データを含む推論情報を出力する推論情報出力手段とを備えることを特徴とする推論情報作成システム。
  7. コンピュータを、
    利用者の生体情報を計測する生体センサから、前記生体情報を取得する生体情報取得手段、
    環境情報を計測する環境センサから、前記環境情報を取得する環境情報取得手段、
    前記生体情報取得手段により取得された前記生体情報と、前記環境情報取得手段により取得された前記環境情報とに基づいて、前記生体情報及び前記環境情報とは異なる指標値である推論データを作成する推論データ作成手段、
    前記推論データ作成手段により作成された前記推論データを含む推論情報を出力する推論情報出力手段、
    として機能させるための推論情報作成プログラム。
























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