JP2005252779A - ミュート回路 - Google Patents

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Takeshi Furuike
剛 古池
Hiroshi Miyagi
弘 宮城
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Toyota Industries Corp
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Abstract

【課題】 消費電流を小さくすることができ、回路特性のばらつきの少ないミュート回路を提供する。
【解決手段】 受信信号の電圧の大きさに応じて出力レベルを制御するミュート回路10において、オペアンプ35が、受信信号の増幅を行う。複数個の抵抗34が、一端をオペアンプ35の負入力端に、他端をオペアンプ35の出力端に直列接続される。A/D変換器31が、受信信号強度を表す信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。デジタル制御部32が、A/D変換器31によってデジタル信号に変換された信号の大きさと所定の設定値との比較により、複数の抵抗34の中からオペアンプ35の利得に関与する抵抗の数を設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラジオ受信機の受信レベルが低くなったときに徐々に音量を抑え、聴感をよくするミュート回路に関する。
ラジオ受信機においては、受信レベルが低下してくると段階的に出力の音量を下げることでノイズの音量を同時に下げ、聴感を向上させる機能を備えたミュート回路が設けられている。従来このミュート回路は、アナログ回路で構成されている。
図3に、従来のギルバートセル型の、ミュート回路の構成図を示す。入力信号INPを入力するトランジスタ1と、入力信号Pの逆相信号を入力信号INNとして入力するトランジスタ2と、RSSI(Received Signal Strength Indicator、受信信号強度表示信号)電圧を入力するトランジスタ3及び6と、固定値である基準電圧を入力するトランジスタ4及び5から構成される。
図3のミュート回路では、入力信号INPと入力信号INNの差分(差動入力)を利得分増倍させたものが出力信号Pと出力信号Nの差分(差動出力)として得られる。ここで、利得は、RSSI電圧と基準電圧との差分により決定される。
他方、デジタル制御によって可変の利得の制御を行う電子ボリューム回路(可変利得回路)についての開示がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1にかかる電子ボリューム回路は、デジタル制御信号によってスイッチが切り替えられ、並列に接続された複数個の抵抗の中から任意の抵抗が選択されることによって回路の利得が決定される。
他に、利得を決定する複数個の抵抗が直列に接続された電子ボリューム回路であって、トランジスタの導通をデジタル制御信号により制御することで、導通する抵抗の数を制御して回路の利得を決定させる電子ボリューム回路について、開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−254830号公報 特開平7−263985号公報
図3に示されるミュート回路は、全てMOSトランジスタ等のアナログ回路で構成され、消費電力が大きくなる。また、回路を構成するトランジスタごとにそのオフセット値は異なる。素子によりオフセット値にばらつきがあることで、RSSI電圧の出力レベルにもばらつきが生じる。このため、ミュート回路自体の特性が安定しなくなる。
ミュート回路においても、回路を構成するアナログ素子の数を抑え、回路の利得はデジタル制御にて実現できることが好ましい。
本発明は、回路特性のばらつきの少ないミュート回路を提供することを課題とする。
本発明の一形態によれば、受信信号のレベルを制御するミュート回路において、受信信号の増幅を行うオペアンプと、一端を前記オペアンプの負入力端に、他端を該オペアンプの出力端に直列接続された複数個の抵抗と、受信信号強度を表す信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するA/D変換器と、前記A/D変換器によってデジタル信号に変換された信号の大きさと所定の設定値との比較により、前記複数の抵抗の中から前記オペアンプの利得に関与する抵抗の数を設定するデジタル制御部と、を備えたことを特徴とするミュート回路が提供される。
デジタル制御部が、ミュート回路に入力された信号の大きさに応じて利得を決定する抵抗の個数を増減させる制御を行う。回路を構成する素子のうちアナログ回路は例えばオペアンプだけでよいので、素子の特性による回路の特性のばらつきが生じにくい。
本発明によれば、ミュート回路を構成するアナログ回路の数を減らしたことにより、特性のばらつきの少ないミュート回路を実現することができる。
以下、本発明を実施するために好適な実施の形態を具体的に述べる。
図1に、FMラジオの構成のうち、本実施例に係るミュート回路に関連する部分について、その構成を示す。FM検波回路28、ミュート回路10およびステレオ復調回路29を含んで構成される。
FM検波回路28は、受信信号からステレオ複合信号(コンポジット信号)を復調し、出力させる。ミュート回路10は、FMラジオ受信機の出力信号の聴感をよくするため、回路に入力した信号の大きさに応じてミュートをかける。ステレオ復調回路29は、ステレオ複合信号を左右の2系統の音声(LおよびR)に復調する。
本実施例に係るミュート回路10は、FM検波回路28の後段でステレオ復調回路29の前段に設けられている。なお、ミュート回路10は、ステレオ復調回路29の後段に設けることとしてもよい。この場合、ミュート回路はLとRとで2つ必要となる。
図2に、本実施例に係るミュート回路10の構成図を示す。A/D変換器31、デジタル制御部32、抵抗33、抵抗回路34およびオペアンプ35から構成される。
A/D変換器31が、RSSI信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。デジタル制御部32は、入力されたデジタル信号の大きさに応じてオペアンプ35の利得を切り替える。抵抗回路34は、直列に配置された複数の抵抗から構成される。出力信号の利得は、抵抗回路34の抵抗値と抵抗33の抵抗値との比、ΣRi/RAにより決定される。分子であるΣRiの値は、スイッチSW1、SW2、SW3、……SWnが切り替えられることにより変化する。スイッチSW1〜SWnは、例えば、pチャネルMOSトランジスタとnチャネルMOSトランジスタが並列に接続されたトランスファーゲートからなる。
ミュート回路10には、前段のFM検波回路28で検波した信号と、RSSI信号が入力される。入力されたRSSI信号は、A/D変換器31でデジタルに変換され、そのデジタルのRSSI信号に基づいてデジタル制御部32が抵抗回路34の抵抗R1〜Rnを切り替えてオペアンプ35の利得を制御する。オペアンプ35の反転入力端子にはステレオ複合信号が入力しており、デジタル制御部32により決定された利得でステレオ複合信号が増幅され、後段の、図1のステレオ復調回路29に出力される。
以下、FM検波回路28からミュート回路10に入力された信号がステレオ復調回路29に入力されるまでの動作について、詳しく説明する。
FM検波回路28の出力がミュート回路10に入力されると、まず、A/D変換器31で信号がアナログからデジタルに変換される。変換されたデジタル信号は、デジタル制御部32に入力される。
デジタル制御部32では、入力されたデジタル信号の大きさに基づいてミュートを行う。これは、例えばハードウェア記述言語により作成されたICがデジタル制御部32を構成し、A/D変換器31から入力された信号の大きさに基づいて判断させることで実現される。なお、このデジタル制御部32における、入力された信号の大きさに基づいた判断は、図1では不図示の、基準クロック発生部のクロック信号に同期させて行われる。以下、デジタル制御部32が抵抗回路34のスイッチSW1、SW2、SW3、……を切り替える動作の一例を説明する。
デジタル制御部32は、予め設定された開始レベル設定値に関するデータをレジスタ等に備えており、この開始レベル設定値と入力されたRSSI信号とを比較する。ここで、RSSI信号の大きさを(RSSI)、開始レベル設定値を(SMTREG)と表すことにする。
RSSI信号がA/D変換器31からデジタル制御部32に入力されると、RSSI信号と開始レベル設定値とでその大小を比較する。例えば(RSSI)−(SMTREG)≧15のとき、すなわちRSSI信号の方が開始レベル設定値と比較して十分に大きい場合を考える。デジタル制御部32は、抵抗回路34に対して「1111」の制御信号を出力し、抵抗回路34のスイッチSWnを閉じる制御を行う。オペアンプ35の利得は(R1+R2+R3+…+Rn-1+Rn)/RAで、オペアンプ35の利得は最大となる。すなわち、RSSI信号の大きさが開始レベル設定値と比較して十分大きいと判断されたときは、FM検波レベルが十分に高く、ノイズの除去についてはその必要性が低いとして、ミュート機能は最小限にしか作用しない。
ラジオの受信レベルが低くなってくるにつれ、RSSI信号と開始レベル設定値との差が小さくなってくる。RSSI信号の大きさについて、15>(RSSI)−(SMTREG)≧0のとき、デジタル制御部32は、「RSSI−SMTREG」の値を制御信号として抵抗回路34に対して出力し、2つの値の差の大きさに応じて抵抗回路34のスイッチSW1、SW2、SW3、……SWnのうち閉じるスイッチを、順次スイッチ番号の大きいものから小さいものに切り替えていく。順次スイッチ番号の大きいものから小さいものに切り替えていくことでオペアンプ35の利得は順次小さくなるよう切り替えられる。利得が段階的に小さくなるよう切り替えられると出力レベルは段階的に下げられる。
ラジオの受信レベルが更に低下して0>(RSSI)−(SMTREG)となると、デジタル制御部32は抵抗回路34に対して「0000」の制御信号を送信し、抵抗回路34のスイッチは、SW1のみ閉じられた状態となる。このときオペアンプ35の利得はR1/RAとなり、本実施例においては最小となる。このとき、ミュート機能は最大となる。
デジタル制御部32がRSSI信号の大きさと開始レベル設定値との比較結果に基づいてスイッチの開閉を行い、オペアンプ35の利得を変化させる。入力信号の大きさ、すなわちラジオの受信レベルに応じてその出力信号にミュートされる。ミュートされた信号は、後段のステレオ復調回路29に入力される。
トランジスタ等のアナログ回路だと、回路ごとにオフセット値等の特性が異なり、製造されたミュート回路ごとに特性がばらつく。本実施例に係るミュート回路の構成では、ミュート機能を実現するための差動増幅回路(オペアンプ)の回路構成を簡素にすることができる。このため、MOSトランジスタの特性のばらつきによるミュート回路の特性のばらつきを小さくすることができる。
本実施例に係るミュート回路10においては、オペアンプ35の利得を決定するスイッチの切り替えをデジタル制御している。このため、微細なミュート機能の調整を図ることが可能となる。例えば、スイッチの開閉はRSSI信号の大きさと開始レベル設定値との差の大きさによっていることから、RSSI信号の大きさが開始レベル設定値に近いときは、利得を決定する抵抗回路34の抵抗の大きさが細かく切り替えられるようにし、RSSI信号の大きさが開始レベルに比較的遠いときは抵抗回路34の大きさは、2つの値が近いときと比べて大まかに切り替えられるようにしてもよい。
ラジオ受信機の、本実施例に係るミュート回路に関連する構成を示す図である。 本実施例に係るミュート回路の構成図である。 従来のミュート回路の構成図である。
符号の説明
1、2、3、4、5、6 トランジスタ
10 ミュート回路
28 FM検波回路
29 ステレオ復調回路
31 A/D変換器
32 デジタル制御部
34 抵抗回路
35 オペアンプ

Claims (3)

  1. 受信信号のレベルを制御するミュート回路において、
    受信信号の増幅を行うオペアンプと、
    一端を前記オペアンプの負入力端に、他端を該オペアンプの出力端に直列接続された複数個の抵抗と、
    受信信号強度を表す信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    前記A/D変換器によってデジタル信号に変換された信号の大きさと所定の設定値との比較により、前記複数の抵抗の中から前記オペアンプの利得に関与する抵抗の数を設定するデジタル制御部と、
    を備えたことを特徴とするミュート回路。
  2. 前記オペアンプは、RSSI信号に基づいて、受信したステレオ信号を増幅する
    ことを特徴とする請求項1に記載のミュート回路。
  3. 前記複数の抵抗から対応する抵抗を選択するための一または複数のスイッチと
    を更に備え、
    前記デジタル制御部は、前記スイッチの開閉を行うことにより前記オペアンプの利得を設定することを特徴とする請求項1あるいは2に記載のミュート回路。


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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013074554A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Icom Inc 利得制御回路、fm受信機およびコンピュータプログラム

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