JP2005252765A - ネットワーク故障判定装置及びネットワーク保守システム及びネットワーク故障判定方法及びプログラム - Google Patents

ネットワーク故障判定装置及びネットワーク保守システム及びネットワーク故障判定方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005252765A
JP2005252765A JP2004061839A JP2004061839A JP2005252765A JP 2005252765 A JP2005252765 A JP 2005252765A JP 2004061839 A JP2004061839 A JP 2004061839A JP 2004061839 A JP2004061839 A JP 2004061839A JP 2005252765 A JP2005252765 A JP 2005252765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alarm
information communication
communication device
information
main cause
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004061839A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4437416B2 (ja
Inventor
Naoto Miyauchi
直人 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004061839A priority Critical patent/JP4437416B2/ja
Publication of JP2005252765A publication Critical patent/JP2005252765A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4437416B2 publication Critical patent/JP4437416B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】 複数の情報通信機器が接続されたネットワークの故障を判定するネットワーク故障判定装置に係り、ユーザの申告情報を使わずに、情報通信機器が発生させる警報だけを利用してネットワークの障害原因を特定することを課題とする。
【解決手段】 警報収集部41は、情報通信機器と通信し、警報を収集する。主原因判定部43は、収集した警報と、警報発生パターンテーブルの警報発生パターンを比較し、一致する警報発生パターンに対応する警報の原因を、主原因と判定する。通信回線状態判定部44は、主原因となった情報通信機器の接続関係から、通信不能な情報通信機器を判断し、論理回線のルート上の情報通信機器の状態により、通信不能な論理回路を判断する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、情報通信機器から構成されるネットワークの障害原因を自動的に判定するネットワーク故障判定装置に関するものである。
ネットワークの障害から主原因を判定するために、例えば特開平10−200527「ネットワークサービス故障診断方法及びその装置」に示される方法が考案されている。
図15は、従来のネットワーク故障判定装置の構成図であり、61は入力装置を、71は設備情報データベースを、72は設計情報データベースを、62は記憶装置を、63は表示装置を、81は設備モデル生成手段を、82は通信シーケンス生成手段を、83は故障サービス構成要素推定手段を、64は管理装置を表す。
次に、背景技術の動作について説明する。設備モデル生成手段81は、故障を申告したユーザのユーザ名及び利用サービス名をもとに設備情報データベース71を検索し、該ユーザが該当サービスを利用する際にその端末と情報ソースとの間に配置される複数の通信機器からなる設備モデルを生成する。また、故障と推定された通信機器を使用しているユーザ名及び利用サービス名を設備情報データベース21から検索し、故障を申告したユーザの他の利用サービスもしくは他のユーザの利用サービスが含まれている場合、該ユーザが該当サービスを利用する際にその端末と情報ソースとの間に配置される複数の通信機器からなる設備モデルを生成する。
通信シーケンス生成手段82は、設計情報データベース22を検索し、設備モデルを構成する全ての通信機器が正常な時の通信シーケンスとともに、各通信機器がそれぞれ故障した時の通信シーケンスを生成する。
故障通信機器推定手段83は、生成した複数の通信シーケンスと前記故障申告時における観測情報とを比較し、どの通信シーケンスが発生しているのかを推定し、これより故障した通信機器を推定する。また、故障を申告したユーザの他の利用サービスもしくは他のユーザの利用サービスにおいて推定されたユーザ端末の事象と、該当ユーザの故障申告時の事象とが一致する場合は同一の通信機器の故障によると推定する。
特開平10−200527号公報
従来のネットワーク故障判定装置は、上記のように構成されているため、次のような課題があった。
(課題1)故障原因を判定するトリガは、ユーザから管理センターに対する故障申告であるため、ユーザからの申告が無いと正確に故障原因を判定できない。
(課題2)End−to−Endの通信経路を通信モデルとして生成し、End−to−Endの正常時の通信シーケンスと、故障時の通信シーケンスを生成し、ユーザが申告した観測情報と生成した通信シーケンスを比較することによって、故障した通信機器を推定している。従来例では末端の通信機器が特定されると一意な通信経路が決まることを前提としているが、動的に通信経路が決まる場合や二重伝送しているネットワークの場合、従来例では故障原因を特定できない。
(課題3)ネットワークの障害によって大量の警報が発生した場合の処理が存在しないため、管理装置が大量の警報を受信した場合、それらの中から主原因となる警報を特定する時間が膨大になる。
(課題4)情報通信機器を保守点検するために停止する際に、事前にどの程度の回線が停止するかをネットワーク故障判定装置が自動的に判断することが出来ない。
(課題5)情報通信機器を保守点検して停止することによって、大量の警報が発生する場合があるが、保守点検によって発生した警報と障害によって発生した警報を同じように扱っているため、障害によって発生した警報を判別するのに時間が掛かる。
本発明に係るネットワーク故障判定装置は、
複数の情報通信機器が接続されたネットワークの故障を判定するネットワーク故障判定装置であって、以下の要素を有することを特徴とする
(1)発信側である自側情報通信機器が発生させた自側警報の警報種別と、受信側である相手側情報通信機器が発生させた相手側警報の警報種別とからなる警報発生パターンと、これらの警報の原因を対応付けて格納する警報発生パターンテーブル
(2)情報通信機器の物理的な接続関係と、当該情報通信機器を収容する論理回線を対応付けて格納する設備情報テーブル
(3)情報通信機器について、健全か否かの最新の状態を格納する設備状態テーブル
(4)前記複数の情報通信機器と通信し、警報を収集する警報収集部
(5)収集した警報と、警報発生パターンテーブルの前記警報発生パターンを比較し、一致する当該警報発生パターンに対応する警報の原因を、主原因と判定する主原因判定部
(6)主原因となった情報通信機器の接続関係を、設備情報テーブルから特定し、当該接続関係に基づいて、主原因となった情報通信機器と所定の関係にある情報通信機器を通信不能と判断し、当該通信不能な情報通信機器を収容する論理回線を抽出し、抽出した論理回線のルート上の情報通信機器についての最新の状態を、設備状態テーブルから取得し、最新の状態が健全でない場合に、当該論理回線を通信不能と判断する通信回線状態判定部
(7)主原因となった警報と、通信不能な論理回線とを通報する故障通報部。
以上のように、この発明によれば、ユーザの申告情報を使わずに、情報通信機器の発生する警報だけを利用してネットワークの障害原因を特定することができる。
また、情報通信機器が発生させる警報を、情報通信設備の伝送速度に応じて並べ替えることによって、障害原因を高速に特定することが出来る。
また、End−to−Endの通信経路が固定されているネットワークにおいて、障害の発生原因によって停止する論理回線を特定することが出来る。
また、End−to−Endの通信経路が固定されて居らず、複数の通信経路が設定されたネットワークにおいて、ネットワークの故障原因を正確に特定することができる。
また、保守作業によって通信不能となる論理回線を、保守作業前に予想することができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る構成図である。図において、1はパソコンやルータなどの情報通信機器を、2は記憶装置を、3は表示装置を、4は管理装置を表す。
21は情報通信機器が発生する警報の種類とフォーマットを格納する警報定義データベースを、22は警報優先度データベースを、23は警報発生パターン・データベースを、24は設備情報データベースを、25は経路情報データベースを、41は警報収集部を、42は警報整列部を、43は主原因判定部を、44は通信回線状態判定部を、45は故障通報部を、46は警報ログを、47は設備状態データベースを表す。
図2は、警報定義テーブルであり、情報通信機器の種別201とそれらが発生させる警報の種別202、及び警報の重要度203を関連づけたテーブル情報である。記憶装置2の警報優先度データベース22に格納されている。
ここで、情報通信機器の種別201は、情報通信機器の種別や機種名を表す。警報種別202は、情報通信機器が管理装置に送信し得る警報の種別を表す。また、警報重要度は、管理装置が故障判定に使うべき故障か否かを判別するパラメタであり、Major(大)またはMinor(小)の値を取り得る。ただし、警報重要度は、2値に限定する必要はなく、3値以上でも良い。
図3は、警報整列規則テーブルであり、管理装置4が情報通信機器1から受信した警報を並べ替えるために参照する警報の整列規則である。記憶装置2の警報優先度データベース22に格納される。図において、機器別優先度301は優先順位の高低を表す。機器別優先度の数字が少ない方が優先度が高い。警報発生機器種別302は、警報の発生元である情報通信機器の種別を表す。伝送速度303は、警報の発生元である情報通信機器の伝送速度を表す。
図4は、管理装置4が情報通信機器1から受信した警報の発生パターンと照合するために警報発生判定パターンテーブルである。記憶装置2の警報発生パターン・データベース23に予め格納されている。図において、パターン番号401は警報発生パターンの識別子を表し、自側警報402は、自側で発生する警報種別を表し、相手側警報403は相手側で発生する警報種別を表す。また、原因403はパターンに一致した場合に原因となる警報の種別と警報の発生元となる情報通信機器(自側か相手側か)を表す。
図5は、情報通信機器同士の物理的な接続関係を格納する設備情報テーブルである。記憶装置2の設備情報データベース24に予め格納されている。図において、情報通信機器名501は、情報通信機器を識別する名称である。上位接続装置名リスト502は当該情報通信機器に接続する情報通信機器の名称リストである。また、下位接続装置名リスト503は、当該情報通信機器に接続する情報通信機器の名称リストである。なお、当該情報通信機器よりも伝送速度の大きい情報通信機器は、上位接続装置名リスト502に格納され、伝送速度の小さい情報通信機器は、下位接続装置名リスト503に格納される。同じ伝送速度を持つ情報通信機器は、上位接続装置名リスト502または下位接続装置名リスト503に格納される。論理回線名リスト504は、当該情報通信機器を始端・終端とする論理回線のリストである。
図6は、2つの情報通信機器間の論理的な通信経路を表す通信経路情報テーブルであり、記憶装置2の経路情報データベース25に予め格納されている。
論理回線名601は、論理回線を識別する名前である。自側情報通信機器名602は自側(発信側)の情報通信機器を識別する名称を表し、相手側情報通信機器名603は相手側(受信側)の情報通信機器を識別する名称を表す。また、通信経路1は自側情報通信機器名602と相手側情報通信機器名603間の通信経路上に存在する情報通信機器の名称リストである。通信経路2(604b)や通信経路n(n=3,4,...)(604c)は通信経路1(604a)と同様である。
次に、この発明の故障判定装置がネットワーク障害の主原因を抽出する動作を説明する。図7〜9を使って、ネットワークを例にして動作を説明する。図7は、ネットワークの物理的な接続構成を示す。図において、情報通信装置1dで故障が発生した場合、情報通信装置1a,1b,1c,1d,1g,1h,1j,1kから管理装置4に様々な警報が送信される。図8は、受信した警報の例を示す図である。
この例では、管理装置4は、図8に示すような警報を情報通信機器1から受信したと仮定する。なお、図において、警報受信時刻801は管理装置4が警報を受信した日時を表し、警報発生機器名802は警報発生元の情報通信機器を識別する名前を表す。警報発生機器種別803は警報発生元の情報通信機器の種別を、警報種別804は警報の種類を表す。
また、図9は、故障判定装置の動作フローを示す。管理装置4は、情報通信機器からの警報を待ち続けている(S1)。
情報通信機器aにおいて故障を検出すると、警報を管理装置4に送信する(S2)。
管理装置4の警報収集部41は、情報通信機器1aから警報を受信する(S3)。
警報収集部41は、受信した警報の警報種別を、警報定義データベース21内の警報定義テーブル(図2)と比較する(S4)。
受信した警報がMinor(小)で有る場合は、管理装置は警報をログとして保存し、警報の受信待ち状態に戻る(S5)。
受信した警報がMajor(大)で有る場合は、警報収集部41は予め決められた警報収集時間(たとえば10秒)のタイマーを作動し、その他の警報を警報収集時間だけ待ち続ける(S6)。この警報収集時間の間に情報通信機器1bが故障を検出した場合は、情報通信機器1bは管理装置4に警報を送信する。
管理装置4の警報整列部42は、警報優先度データベース22の警報整列規則テーブル(図3)を参照しながら、収集した警報を並べ替える。並べ替える基準は、警報の発生元である情報通信機器の伝送速度が最大の警報を1番目に、最小の伝送速度を持つ情報通信機器の警報を最後にする(S7)。
管理装置4の主原因判定部43は、S7で1番目に位置づけられた警報の発生元を調べ、発生元の情報通信機器に対応する警報発生パターンファイル(図4)を警報発生パターン・データベース(23)から取り出す。発生している警報と警報発生パターンを比較する(S8)。
一致したパターンが有れば、警報発生パターンファイルに記載された主原因警報に対応する警報を主原因と判断する(S10)。
もし、比較の結果、警報発生パターンファイルと一致しない場合は、抽出した全ての警報を主原因と判断する(S11)。
管理装置4の通信回線状態判定部44は、S10またはS11で主原因と判断した警報の発生元の名称を設備情報テーブル(図5)から検索し、情報通信機器の物理的な接続構成図を作成する。接続構成図において、主原因となる情報通信機器の下位に接続する情報通信機器と、主原因となる情報通信機器とEnd−to−Endの関係にある情報通信機器に下位接続する情報通信機器を通信不能な情報通信機器と判断する。そして、通信不能な各情報通信機器に登録されている論理回線のリストを抽出する。図10は、設備状態テーブルを示す図である。
次に、通信回線状態判定部44は、経路情報データベース25を参照し、上記で抽出した論理回線について、通信経路が複数有るか否かを調べる。設備状態データベース47に格納される設備状態テーブル(図10)を参照して、各ルート上の情報通信機器の状態を調べ、もし健全な通信経路が一つでも存在していれば、論理回線としては健全と判断し、全ての通信経路が通信不能であれば、論理回線が通信不能と判断する(S12)。
管理装置4の故障通報部45は、主原因となる警報と、その影響で通信不能となる論理回線を表示装置3に表示し、警報の待ち状態S1に戻る。
以上のように、管理装置4が警報定義データベース21と警報優先度データベース22と警報発生パターン・データベースと設備情報データベース24と経路情報データベース25を持ち、これらのデータベースを参照しながら警報整列部42と主原因判定部43と通信回線状態判定部44が情報通信機器の警報を解析することによって、自動的にネットワーク障害の主原因を判定することが出来る。
実施の形態2.
実施の形態1では、記憶装置2の中に、警報定義データベース21と、警報優先度データベース22と、警報発生パターン・データベース23と、設備情報データベース24と、経路情報データベース25を、格納するように構成したが、記憶装置の代わりに、管理装置4の中に、警報定義データベース21と、警報優先度データベース22と、警報発生パターン・データベース23と、設備情報データベース24と、経路情報データベース25を、格納するように構成しても、同じ効果が得られる。図11は、実施の形態2に係る構成図である。
実施の形態3.
図12は、実施の形態3に係る構成図である。図において、1から47は、実施の形態1と同じである。50は保守端末装置を、51は保守端末インタフェース部を、52は疑似警報発生部を表す。また、保守端末装置50は、疑似警報送信部53、通信不能回線通知受信部54、通信不能回線表示部55を有している。
図13は、実施の形態3の動作を説明する動作フローである。図13に基づいて、動作を説明する。
保守端末装置50は、保守作業によって停止する情報通信装置の警報を擬似的に発生させ、管理装置4に疑似警報を送信する(S101)。
管理装置4の保守端末インタフェース部51は、疑似警報を受信し(S2)、実施の形態1と同様に警報を処理し、通信不能となる論理回線を判定する(S2〜S12)。管理装置4の保守端末インタフェース51を介して、通信不能となる論理回線を保守端末装置50に通知する。
保守端末装置50は、保守によって通信不能と予想される論理回線を保守端末に表示する(S102)。
以上のように、保守端末装置50を備え、管理装置4が保守端末インタフェース部と疑似警報発生部を備えることによって、保守作業によって情報通信機器を停止する際に通信不能となる論理回線を事前に予測することが出来る。
図14は、ネットワーク故障判定装置のハードウエア構成例を示す図である。バスに、演算装置1401、データ記憶装置1402、メモリ1403、通信インターフェース1404が接続されている。データ記憶装置1402は、例えばROM(Read Only Memory)やハードディスクである。メモリ1403は、通常RAM(Random Access Memory)である。
プログラムは、通常データ記憶装置1402に記憶されており、メモリ1403にロードされた状態で、順次演算装置1401に読み込まれ処理を行う。
実施の形態1に係る構成図である。 警報定義テーブルを示す図である。 警報整列規則テーブルを示す図である。 警報発生判定パターンテーブルを示す図である。 設備情報テーブルを示す図である。 通信経路情報テーブルを示す図である。 ネットワークの物理的な接続構成を示す図である。 受信した警報の例を示す図である。 故障判定装置の動作フローを示す図である。 設備状態テーブルを示す図である。 実施の形態2に係る構成図である。 実施の形態3に係る構成図である。 実施の形態3の動作を説明する動作フローである。 ネットワーク故障判定装置のハードウェア構成例を示す図である。 従来のネットワーク故障判定装置の構成図である。
符号の説明
1 情報通信機器、2 記憶装置、3 表示装置、4 管理装置、21 警報定義データベース、22 警報優先度データベース、23 警報発生パターン・データベース、24 設備情報データベース、25 経路情報データベース、41 警報収集部、42 警報整列部、43 主原因判定部、44 通信回線状態判定部、45 故障通報部、46 警報ログ、47 設備状態データベース。

Claims (7)

  1. 複数の情報通信機器が接続されたネットワークの故障を判定するネットワーク故障判定装置であって、以下の要素を有することを特徴とするネットワーク故障判定装置
    (1)発信側である自側情報通信機器が発生させた自側警報の警報種別と、受信側である相手側情報通信機器が発生させた相手側警報の警報種別とからなる警報発生パターンと、これらの警報の原因を対応付けて格納する警報発生パターンテーブル
    (2)情報通信機器の物理的な接続関係と、当該情報通信機器を収容する論理回線を対応付けて格納する設備情報テーブル
    (3)情報通信機器について、健全か否かの最新の状態を格納する設備状態テーブル
    (4)前記複数の情報通信機器と通信し、警報を収集する警報収集部
    (5)収集した警報と、警報発生パターンテーブルの前記警報発生パターンを比較し、一致する当該警報発生パターンに対応する警報の原因を、主原因と判定する主原因判定部
    (6)主原因となった情報通信機器の接続関係を、設備情報テーブルから特定し、当該接続関係に基づいて、主原因となった情報通信機器と所定の関係にある情報通信機器を通信不能と判断し、当該通信不能な情報通信機器を収容する論理回線を抽出し、抽出した論理回線のルート上の情報通信機器についての最新の状態を、設備状態テーブルから取得し、最新の状態が健全でない場合に、当該論理回線を通信不能と判断する通信回線状態判定部
    (7)主原因となった警報と、通信不能な論理回線とを通報する故障通報部。
  2. ネットワーク故障判定装置は、更に、警報発生元の情報通信機器毎の重要度を格納する警報優先度テーブルと、
    収集した複数の警報について、その警報発生元の情報通信機器の重要度を、警報優先度テーブルに従って特定し、その重要度により当該複数の警報を優先順位付ける警報整列部とを有し、
    前記主原因判定部は、優先順位の高い警報から順に、判定を行うことを特徴とする請求項1記載のネットワーク故障判定装置。
  3. 前記通信回線状態判定部は、前記所定の関係として、主原因となった情報通信機器に対して下位に接続する情報通信機器と、主原因となった情報通信機器とEnd-to-End(末端対末端)の関係にある情報通信機器に対して下位に接続する情報通信機器とを、通信不能と判断することを特徴とする請求項2記載のネットワーク故障判定装置。
  4. ネットワーク故障判定装置は、更に、論理回線毎に、自側情報通信機器と相手側情報通信機器との間に存在する情報通信機器を格納する通信経路情報テーブルを有し、
    通信回線状態判定部は、通信経路情報テーブルに基づいて、論理回線のルート上の情報通信機器を特定することを特徴とする請求項3記載のネットワーク故障判定装置。
  5. 互いに接続するネットワーク故障判定装置と保守端末とからなるネットワーク保守システムであって、
    保守端末は、情報通信装置の警報を擬似的に発生させ、
    ネットワーク故障判定装置は、擬似的に発生させた警報に対して、通信不能な論理回線を特定し、通信不能な論理回線を特定する情報を保守端末に通報し、
    保守端末は、通信不能な論理回線を特定する情報を受信し、当該論理回線を表示することを特徴とするネットワーク保守システム。
  6. 発信側である自側情報通信機器が発生させた自側警報の警報種別と、受信側である相手側情報通信機器が発生させた相手側警報の警報種別とからなる警報発生パターンと、これらの警報の原因を対応付けて格納する警報発生パターンテーブルと、
    情報通信機器の物理的な接続関係と、当該情報通信機器を収容する論理回線を対応付けて格納する設備情報テーブルと、
    情報通信機器について、健全か否かの最新の状態を格納する設備状態テーブルとを有し、複数の情報通信機器が接続されたネットワークの故障を判定するネットワーク故障判定装置によるネットワーク故障判定方法であって、以下の要素を有することを特徴とするネットワーク故障判定方法
    (1)前記複数の情報通信機器と通信し、警報を収集する警報収集処理工程
    (2)収集した警報と、警報発生パターンテーブルの前記警報発生パターンを比較し、一致する当該警報発生パターンに対応する警報の原因を、主原因と判定する主原因判定処理工程
    (3)主原因となった情報通信機器の接続関係を、設備情報テーブルから特定し、当該接続関係に基づいて、主原因となった情報通信機器と所定の関係にある情報通信機器を通信不能と判断し、当該通信不能な情報通信機器を収容する論理回線を抽出し、抽出した論理回線のルート上の情報通信機器についての最新の状態を、設備状態テーブルから取得し、最新の状態が健全でない場合に、当該論理回線を通信不能と判断する通信回線状態判定処理工程
    (4)主原因となった警報と、通信不能な論理回線とを通報する故障通報処理工程。
  7. 発信側である自側情報通信機器が発生させた自側警報の警報種別と、受信側である相手側情報通信機器が発生させた相手側警報の警報種別とからなる警報発生パターンと、これらの警報の原因を対応付けて格納する警報発生パターンテーブルと、
    情報通信機器の物理的な接続関係と、当該情報通信機器を収容する論理回線を対応付けて格納する設備情報テーブルと、
    情報通信機器について、健全か否かの最新の状態を格納する設備状態テーブルとを有し、複数の情報通信機器が接続されたネットワークの故障を判定するネットワーク故障判定装置となるコンピュータに、以下の手順を実行させるためのプログラム
    (1)前記複数の情報通信機器と通信し、警報を収集する警報収集処理手順
    (2)収集した警報と、警報発生パターンテーブルの前記警報発生パターンを比較し、一致する当該警報発生パターンに対応する警報の原因を、主原因と判定する主原因判定処理手順
    (3)主原因となった情報通信機器の接続関係を、設備情報テーブルから特定し、当該接続関係に基づいて、主原因となった情報通信機器と所定の関係にある情報通信機器を通信不能と判断し、当該通信不能な情報通信機器を収容する論理回線を抽出し、抽出した論理回線のルート上の情報通信機器についての最新の状態を、設備状態テーブルから取得し、最新の状態が健全でない場合に、当該論理回線を通信不能と判断する通信回線状態判定処理手順
    (4)主原因となった警報と、通信不能な論理回線とを通報する故障通報処理手順。
JP2004061839A 2004-03-05 2004-03-05 ネットワーク保守システム Expired - Fee Related JP4437416B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004061839A JP4437416B2 (ja) 2004-03-05 2004-03-05 ネットワーク保守システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004061839A JP4437416B2 (ja) 2004-03-05 2004-03-05 ネットワーク保守システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005252765A true JP2005252765A (ja) 2005-09-15
JP4437416B2 JP4437416B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=35032820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004061839A Expired - Fee Related JP4437416B2 (ja) 2004-03-05 2004-03-05 ネットワーク保守システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4437416B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8473788B2 (en) 2010-03-05 2013-06-25 Fujitsu Limited Monitoring program, monitoring apparatus, and monitoring method
KR20200009939A (ko) * 2018-07-20 2020-01-30 주식회사 케이티 장애 경보를 이용하여 장애 도메인을 판단하는 장치 및 방법
JP2021087222A (ja) * 2019-11-30 2021-06-03 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. 故障根本原因決定方法及び装置並びにコンピュータ記憶媒体
KR102488984B1 (ko) * 2021-11-19 2023-01-13 한국항공우주연구원 인공지능 기반 위성 지상국 실시간 장애 탐지 방법 및 시스템
JP7368762B2 (ja) 2020-02-05 2023-10-25 日本電信電話株式会社 警報監視システム、警報監視方法、及びプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8473788B2 (en) 2010-03-05 2013-06-25 Fujitsu Limited Monitoring program, monitoring apparatus, and monitoring method
KR20200009939A (ko) * 2018-07-20 2020-01-30 주식회사 케이티 장애 경보를 이용하여 장애 도메인을 판단하는 장치 및 방법
KR102216574B1 (ko) * 2018-07-20 2021-02-16 주식회사 케이티 장애 경보를 이용하여 장애 도메인을 판단하는 장치 및 방법
JP2021087222A (ja) * 2019-11-30 2021-06-03 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. 故障根本原因決定方法及び装置並びにコンピュータ記憶媒体
US11362884B2 (en) 2019-11-30 2022-06-14 Huawei Technologies Co., Ltd. Fault root cause determining method and apparatus, and computer storage medium
JP7108674B2 (ja) 2019-11-30 2022-07-28 華為技術有限公司 故障根本原因決定方法及び装置並びにコンピュータ記憶媒体
JP7368762B2 (ja) 2020-02-05 2023-10-25 日本電信電話株式会社 警報監視システム、警報監視方法、及びプログラム
KR102488984B1 (ko) * 2021-11-19 2023-01-13 한국항공우주연구원 인공지능 기반 위성 지상국 실시간 장애 탐지 방법 및 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP4437416B2 (ja) 2010-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10498588B2 (en) Systems and methods for managing network health
CN105165054B (zh) 网络服务故障处理方法,服务管理系统和系统管理模块
US9680722B2 (en) Method for determining a severity of a network incident
US8245079B2 (en) Correlation of network alarm messages based on alarm time
EP2838226A1 (en) Method and apparatus for correlation analysis of layered network alarms and services
EP1333615B1 (en) System and method of identifying a faulty component in a network element
CA2453127A1 (en) Method and system for correlating and determining root causes of system and enterprise events
JP4412031B2 (ja) ネットワーク監視システム及びその方法、プログラム
JP4437416B2 (ja) ネットワーク保守システム
CN110609761B (zh) 确定故障源的方法、装置、存储介质和电子设备
KR100450415B1 (ko) 가용도를 이용한 망 관리방법
JP4485344B2 (ja) サーバ装置、障害経路診断方法、および障害経路診断プログラム
US10432451B2 (en) Systems and methods for managing network health
CN113300914A (zh) 网络质量监测方法、装置、系统、电子设备和存储介质
CN105743704B (zh) 一种通信链路的故障分析方法和装置
JP6513001B2 (ja) 故障検知装置、故障検知方法、及びプログラム
JP6419010B2 (ja) ネットワーク監視装置、ネットワーク監視方法およびプログラム
JP7189085B2 (ja) 異常箇所推定装置及び方法
CN115150253B (zh) 一种故障根因确定方法、装置及电子设备
CN112636944B (zh) Olt设备脱网智能诊断方法及系统
JP7303461B2 (ja) 復旧判定装置、復旧判定方法、および、復旧判定プログラム
JP2008293441A (ja) 機器障害予測方法及び機器障害予測装置
JP3941942B2 (ja) メッセージ相関システム、メッセージ相関方法
CN115733726A (zh) 网络群障确定方法、装置、存储介质及电子装置
JP2016100816A (ja) 仮想ネットワーク管理装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090414

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090825

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091001

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4437416

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees