JP2005252749A - 情報処理装置 - Google Patents

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英夫 藤井
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Abstract

【課題】 トナーセーブモード、薄墨印刷モード等のドキュメント全体の濃度を低下させる印刷モードで印刷しても、コピー牽制模様の機能の低下を抑制することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】 PDL生成部13は、入力端Aに入力されたPDL1を解析し、その結果に応じてコピー牽制模様を描画するPDL2を生成して結合部12に出力する。検出部11は、PDL1のステップの途中にPDL2を結合すべき箇所を検出し、結合部12は、検出部11から通知された箇所において、PDL2をPDL1と結合し、PDL3を出力端Bに出力する。PDL1にキュメント全体のトナーの使用量を低減する印刷モードが設定されている場合、PDL生成部13がPDL2を生成する際に、コピー牽制模様画像の濃度を通常の濃度より高く設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は情報処理装置に関し、特に入力データにコピー牽制模様を表すデータを合成する情報処理装置に関する。
近年、一般オフィスや家庭へのプリンタの普及が進み、またプリントスピードやプリント画質等の性能の向上もめざましい。しかし、それにつれて機密情報の漏洩といった問題が発生してきている。そこで、このような問題を防止するために、例えば下記特許文献1のように、同一濃度の2つの異なる形状のディザパターンによりコピー禁止パターン(コピー牽制模様)を形成し、当該コピー禁止パターンを印刷データと重ね合わせて出力することにより、ドキュメントにコピー禁止パターンを重ね合わせて印刷する方法が取られている。
特開2001−238075号公報
しかし、上記従来の技術においては、近年印刷コストの削減や環境問題等への対策として採用されるようになったトナーセーブモードによるドキュメントの印刷が考慮されていない。すなわち、トナーセーブモードでは、印刷する際の画素数を減らしてトナーの使用量を抑制しつつドキュメントを印刷するので、コピー禁止パターン(以後コピー牽制模様という)が重ね合わせられたドキュメントをトナーセーブモードで印刷すると、コピー牽制模様の濃度が低下してその効果が充分発揮できないという問題があった。また、典礼用の印刷物の印刷に採用されるいわゆる薄墨印刷モードは、印刷する際の画素の大きさを小さくして上記トナーセーブモードよりさらにトナーの使用量が抑制されるモードであるが、このモードでは上記トナーセーブモードよりもさらにコピー牽制模様の効果が発揮できなくなる。
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、トナーセーブモード、薄墨印刷モード等のドキュメント全体の濃度を低下させる印刷モードで印刷しても、コピー牽制模様の機能の低下を抑制することができる情報処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、入力データにコピー牽制模様を表すデータを合成する情報処理装置において、文書全体の濃度を低下させる印刷モードの場合には、合成するコピー牽制模様の濃度を設定するデータの内容を変更することを特徴とする。上記文書全体の濃度を低下させる印刷モードが複数ある場合に、当該印刷モードにより合成するコピー牽制模様の濃度を設定するデータの内容の変更方法を変えるのが好適である。ここで、前記コピー牽制模様の濃度を設定するデータの内容の変更は、コピー牽制模様の濃度を変更することであることを特徴とする。
また、本発明は、入力データにコピー牽制模様を表すデータを合成する情報処理装置において、文書全体の濃度を低下させる印刷モードの場合には、入力データのみ濃度を低下させることを特徴とする。
また、上記入力データはスキャナーにより読み取った画像であり、コピー牽制模様を表すデータはラスター画像であってもよい。
また、上記入力データはページ記述言語をラスタライズした画像であり、コピー牽制模様を表すデータはラスター画像であってもよい。
また、上記入力データはページ記述言語であり、コピー牽制模様を表すデータはページ記述言語であってもよい。
また、本発明は、コンピュータに、入力データにコピー牽制模様を表すデータを合成させるプログラムであって、文書全体の濃度を低下させる印刷モードの場合に、合成するコピー牽制模様の濃度を設定するデータの内容を変更する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1は、本発明にかかる情報処理装置の一実施形態の構成例を示す図である。図1において、情報処理装置は、検出部11、結合部12、PDL生成部13で構成される。また、PDL1は入力端Aに入力される入力データであり、ドキュメントを描画するためのページ記述言語(以下PDL)である。PDL2はPDL生成部13において生成され、結合部12に出力されるPDLを表わし、コピー牽制模様を描画するデータを含んでいる。
入力端Aに入力されたPDL1は、検出部11、結合部12およびPDL生成部13に入力される。PDL生成部13は、入力されたPDL1を解析し、その結果に応じてコピー牽制模様を描画するPDL2を生成し、当該PDL2を結合部12に出力する。PDL1を解析した結果、ドキュメント全体の濃度を低下させる印刷モードが設定されていると判定した場合、PDL生成部13は、コピー牽制模様が上記濃度の低下の影響を回避しまたはその影響を抑制できるようにPDL2の関連するデータを生成しまたは変更する。検出部11は、入力されたPDL1を解析し、当該PDL1のステップの途中に、PDL生成部13が生成したPDL2を結合すべき箇所を検出し、結合部12に対して当該箇所を通知する。結合部12は、検出部11から通知された結合すべき箇所において、PDL2をPDL1と結合し、その結果生成されるページ記述言語PDL3を出力端Bに出力する。出力端Bに出力されたPDL3は、所定の方法で解釈されラスタライズされてプリントアウトされる。
以下、図2(A)に示すPDLを図1におけるPDL1、図2(B)に示すPDLを図1におけるPDL2として本実施形態の動作を詳述する。PDL1およびPDL2の各コマンドの意味および引数の内容は表1および表2に示される。なお、図2、表1および表2に示されたコマンドは一例であり、コマンド名、意味、引数のいずれも上記例には限定されないことは明らかである。また、各コマンドは2つ以上のコマンドで構成するようにしてもよいし、あるいは2つ以上のコマンドを1つのコマンドと引数で表現してもよい。さらに、引数の数値形式も整数のみでなはく、浮動小数点実数、固定小数点実数等の数値形式を用いてもよい。
Figure 2005252749
Figure 2005252749
ここで、PDL2のコマンドのうち、DrawImageコマンドについて詳述する。図2(B)中に△印で示したこのコマンドの引数は、例えば図3に示すようなラスター画像を表現するデータであり、図2(B)の例の場合、描画すべきラスター画像は主走査及び副走査両方向の解像度が600dpi、主走査及び副走査各方向の画素数がそれぞれ4960画素及び7000画素、1bit/pixelのグレー画像(つまり白黒画像)である。図3(A)はPDL2によって描画される画像全体を示す図であり、当該画像はプリントアウト時には目立たない地模様としてプリントされ、プリントアウトを複写すると図3(B)に示すように“COPY”という文字が浮かび上がる画像である。図3(C)は、図3(A)中の矩形部分を拡大した画像であり、白色矩形及び黒色矩形はそれぞれ白色画素及び黒色画素を表わす。図3(D)は、白色画素を‘0’、黒色画素を‘1’として図3(C)を2進数表現したものである。DrawImageコマンドの引数は、このようにして画像を2進数表現に変換したデータ列である。勿論、描画すべき画像が2bit/pixel以上の画像である場合には1画素あたりのビット数毎に同様の形式で各画素を表現すればよく、また色空間が2つ以上の色成分から構成される場合には各画素の色成分を順に並べて同様の形式で表現するか、あるいはライン毎または画像全体で1つの色成分について同様の形式で表現し、その直後に他の色成分を続けて同様の形式で表現すればよい。
また、PDL1は、Resolutionコマンドで解像度を主走査及び副走査両方向ともに600dpi、PapaerSizeコマンドで用紙サイズをA4SEF、SetPointコマンドで描画開始位置を座標(2000,3500)、FontSizeコマンドでフォントのサイズを24、FontFaceコマンドでフォントの種類をゴシック、FontColorコマンドでフォントの色を黒色、DrawTextコマンドで描画する文字列を“テスト”、にそれぞれ指定している。なお、SetPointコマンドの引数は、用紙左上を原点とする主走査及び副走査両方向の座標値であり、用紙サイズおよび解像度により指定できる範囲が定められる。用紙サイズがA4SEFの場合、主走査及び副走査各方向の座標値が取りうる範囲はそれぞれ‘0’〜‘4960’及び‘0’〜‘7015’である。従って、座標(2000,3500)は用紙中央からやや左寄りの位置になる。また、PDL1では、ジョブの開始を示すStartJobとジョブの終了を示すEndJobは1つのプリントジョブには1組しか存在しない。また、ページの開始を示すStartPageとページの終了を示すEndPageで挟まれたコマンド群が各ページの処理を記述し、このコマンド群の数は当該プリントジョブの物理ページ数、すなわちプリンタでプリントアウトされるページ数を表わしている。さらに、論理ページの開始を示すStartLogicalPageと論理ページの終了を示すEndLogicalPageで挟まれたコマンド群が各論理ページの処理を記述し、このコマンド群の数は当該コマンド群が存在する物理ページ内に印刷される論理ページ数を表わしている。
従って、図2(A)に示されたPDL1を解釈して印刷すると、24ポイントの黒色文字列“テスト”が座標位置(2000,3500)を描画開始位置として描画された、1つの論理ページを含む1つの物理ページがプリントアウトされる。また、PDL1にはTonerSaveコマンドが存在し、その引数が薄墨印刷を意味するThinBlackInkであるため、当該ページは薄墨印刷される。図4(A)には、このPDL1のプリントアウト例が示される。
一方、図2(B)に示されたPDL2は、そのままでは不完全であるが、PDL1のStartPageコマンド直後(物理ページ先頭)からEndPageコマンド直前(物理ページ後端)の間に挿入することによりPDL1の各物理ページにPDL2、すなわち図3(A)に示した画像が挿入される。また、StartLogicalPageコマンド直後(論理ページ先頭)からEndLogicalPageコマンド直前(論理ページ後端)の間に挿入することにより各論理ページに図3(A)に示した画像が1回挿入されることになる。
図2(A)に示されたPDL1の場合、物理ページ内に論理ページは1つしかないため、上記いずれの挿入箇所でも各物理ページに図3(A)に示した画像を1回挿入することになる。しかし、論理ページは物理ページ1ページ中に2ページ以上存在することもあり、この場合オリジナルドキュメント中の論理ページの2ページ以上が各々同じ倍率で縮小されて1つの用紙面に印刷される構成もある。このような構成では、もしPDL2をStartLogicalPageコマンド直後からEndLogicalPageコマンド直前の間に挿入すると、PDL2により描画される画像も同様に縮小されてしまうため、コピー牽制模様画像が物理ページの一部にしか形成されず、好ましくない。従って、本実施形態では、EndPageコマンドの直前を挿入箇所とする。つまり、検出部11はPDL1からEndPageコマンドを検出して結合部12に報知し、結合部12はEndPageコマンドを一旦不図示のバッファに格納した後PDL生成部13が生成するPDL2を出力端Bに出力し、PDL2の出力が終了した後バッファに格納したEndPageコマンドを出力端Bに出力する。検出部11からEndPageコマンド検知が報知されていない場合、すなわちPDL1中のEndPageコマンド以外のコマンドが検知されているときは、入力端Aから入力されたPDLをそのまま出力端Bに出力する。この動作により、PDL2はPDL1のEndPageコマンド直前に挿入され、PDL1はPDL2が挿入される部分以外は何も変化しない。従って、出力端Bからは図5に示すPDLが出力される。なお、図5中のコマンドの意味、引数については図2(A)および図2(B)に示したものと同様である。また、図4(B)は、図5に示したPDLのプリントアウト例であり、図4(C)は、図4(B)のコピー画像の例である。
ところで、トナーセーブモードや薄墨印刷といった、ドキュメント全体のトナーの使用量を低減する印刷モードの場合、一旦これらの印刷モードを使用しない場合と同様のページ画像を作成した後、ページ全体の各画素の画素値を一律に低減する(例えば、元の画素値の80%にする)という手法がとられている。このように、濃度(画素値)が100%に満たない場合には、複数画素を単位としたブロックで濃度を満たすように画素の印字/非印字を制御する、いわゆるスクリーン処理によって濃淡を表現する方法が一般的である。従って、上記トナーの使用量を低減する印刷モードでの濃度低減手法を適用後スクリーン処理を施すと、コピー牽制模様画像のうちコピー時に消滅する部分(以下、地紋部分と称する)については1画素×1画素程度の大きさのドットを使用しているため、極端にドットの大きさが低下したり、画素によっては印字されないという現象が発生する。また、コピー時に残存する部分(以下、潜像部分と称する)に関しては、2画素×2画素程度の大きさのドットを使用しているが、やはりドットの大きさが低下する。従って、コピー時に本来残存すべき潜像部分まで消滅してしまうこととなり、コピー牽制模様画像としての機能低下が発生することとなる。
そこで、本発明では、PDL1にドキュメント全体のトナーの使用量を低減する印刷モードが設定されている場合、PDL生成部13がPDL2を生成する際に、DrawImageコマンドの引数△の内容を変更し、コピー牽制模様画像の濃度を通常の濃度より高く、例えば125%となるように設定する。これにより、上記トナーの使用量を低減する印刷モードにおいて、コピー牽制模様画像の濃度低下を抑制または回避することができる。この際、コピー牽制模様画像全体の濃度を上げてもよいし、潜像部分のみ濃度を上げてもよい。
なお、図3(A)に示した画像は文字が潜像部分、背景が地紋部分となっているが、文字が地紋部分、背景が潜像部分であっても解決すべき課題は変わらず、上記構成により同様に解決することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図6は、本実施形態にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。図6において、情報処理装置は、制御部61、合成部62、画像生成部63で構成される。また、IMG1は入力端Aに入力される入力データとしてのドキュメントのラスター画像であり、例えば図4(A)に示されるような画像のデータである。また、IMG2は画像生成部63において生成され、合成部62に出力されるコピー牽制模様のラスター画像であり、例えば図3(A)に示されるような画像のデータである。また、IMG3は合成部62によりIMG1とIMG2とが合成されたラスター画像であり、例えば図3(B)に示されるような画像である。また、CNT1は入力端Cから制御部61に入力される制御信号であり、ドキュメント全体の濃度を低下させる印刷モードか否かを示す信号、ページの有効期間を示す信号、およびジョブの有効期間を示す信号を含む。CNT2は制御部61から合成部62に出力される、合成のタイミングを示す制御信号であり、CNT3は制御部61から画像生成部63に出力され、どのような画像を生成するかを示す制御信号である。
入力端Aに入力されるラスター画像IMG1は、例えばコンピュータ上で形成されたPDLを解釈して生成されたラスター画像でよく、またPDLのラスタライズは、コンピュータ側で実行してもよく、ラスター画像を印刷するプリンタ側で実行してもよい。また、ラスター画像IMG1は、スキャナーにより読み取った画像であってもよい。
制御部61は、予め入力端Cから入力された制御信号CNT1の内容に基づき、画像生成部63に対してどのようなコピー牽制模様画像を生成するかを制御信号CNT3によって通知するとともに、合成部62における合成処理を制御信号CNT2によって制御する。画像生成部63は、制御部61から送信される制御信号CNT3に基づきコピー牽制模様画像IMG2を生成し、当該画像を合成部62に出力する。合成部62は、制御信号CNT2に基づいて、入力端Aから入力されたラスター画像IMG1と画像生成部63が生成したコピー牽制模様画像IMG2とを合成し、その結果生成されるラスター画像IMG3を出力端Bに出力する。ここで、制御部61は、制御信号CNT1のうち、ジョブの有効期間を示す信号およびページの有効期間を示す信号から何ページ目を処理しているかを把握してこのページ序数を画像生成部63に出力する。
上述の制御部61は、制御信号CNT1のうちドキュメント全体の濃度を低下させる印刷モードか否かを示す信号の内容をジョブが有効である間記憶し、制御信号CNT3により画像生成部63に出力する構成としてもよい。この場合は、前記実施例とはPDLの結合がラスター画像の合成に置き換わったのみで解決すべき課題および解決方法は同様になる。すなわち、制御信号CNT3によりドキュメント全体の濃度を低下させる印刷モードであることを示す信号が画像生成部63に入力されると、画像生成部63が、コピー牽制模様画像IMG2の濃度を上げて画像を生成し、合成部62において通常の濃度のラスター画像IMG1と合成される。合成後のラスター画像IMG3は、ドキュメント全体の濃度を低下させる印刷モードに設定されたルックアップテーブル(LUT、図示せず)を介してプリントアウトされる。このような構成により、ドキュメントの濃度を低下させる処理が実行されても、コピー牽制模様画像IMG2の濃度は通常の値となり、コピー牽制模様画像の濃度低下を抑制または回避することができる。
なお、上記実施形態において、ドキュメント全体の濃度を低下させる印刷モードが複数ある場合、画像生成部63がコピー牽制模様画像IMG2を生成する際にコピー牽制模様画像IMG2を表すデータの内容の変更方法すなわち濃度の上昇度合いを各印刷モードに応じて変えてもよい。
以上、本発明による2つの実施態様について説明したが、上記2つの実施態様はいずれも、ドキュメント全体のトナーの使用量を低減する印刷モードの場合、一旦これらの印刷モードを使用しない場合と同様のページ画像を作成した後ページ全体の各画素の画素値を一律に低減する手法がとられることを前提としている。しかし、ページ画像を作成する際に入力データのみ同様の手法を適用し、コピー牽制模様画像については適用せずに両画像を合成すれば、本発明の趣旨を逸脱せずなおかつ本発明の目的とする効果を発揮することができる。
具体的には、図6において、制御部61が制御信号CNT1のうちドキュメント全体の濃度を低下させる印刷モードか否かを示す信号を、制御信号CNT2により合成部62に出力する構成とすればよい。この場合は、合成部62において、ラスター画像IMG1の濃度を制御信号CNT1の設定値に基づき低下させる処理を実行する。ラスター画像IMG1は、濃度を低下された後、通常の濃度のコピー牽制模様画像IMG2と合成される。合成後のラスター画像IMG3は、ドキュメント全体の濃度を低下させない通常の印刷モードに設定されたルックアップテーブルを介してプリントアウトされる。このような構成により、ドキュメントの濃度を低下させる処理が実行されても、コピー牽制模様画像IMG2の濃度は通常の値となり、コピー牽制模様画像の濃度低下を抑制または回避することができる。なお、上記実施形態において、合成部62がラスター画像IMG1の濃度を低下させる場合には、印刷モードに応じて濃度の低下度合いを変えてもよく、本発明の趣旨を逸脱しないことは明らかである。
なお、上記各実施態様の各部については、特にハードウェアあるいはソフトウェアのいずれで実現するかは記述していないが、各部はいずれかまたは両者の組み合わせで実現しても本発明の趣旨を逸脱しないことは明らかであり、また実施態様全体の実現方法についても同様であって、全部ハードウェア、全部ソフトウェアあるいはハードウェアとソフトウェアの組み合わせで構成してもよい。
本発明にかかる情報処理装置の一実施形態の構成例を示す図である。 本発明にかかる情報処理装置に入力されるPDLの例を示す図である。 図2に示したPDLの描画結果の例を示す図である。 図2に示したPDLを結合したPDLの描画結果およびこのPDLの描画結果をコピーした結果の例を示す図である。 図2に示したPDLを結合したPDLの例を示す図である。 本発明による他の実施形態を示す図である。
符号の説明
11 検出部、12 結合部、13 PDL生成部、61 制御部、62 合成部、
63 画像生成部。

Claims (8)

  1. 入力データにコピー牽制模様を表すデータを合成する情報処理装置において、文書全体の濃度を低下させる印刷モードの場合には、合成するコピー牽制模様の濃度を設定するデータの内容を変更することを特徴とする情報処理装置。
  2. 入力データにコピー牽制模様を表すデータを合成する情報処理装置において、文書全体の濃度を低下させる印刷モードの場合には、入力データのみ濃度を低下させることを特徴とする情報処理装置。
  3. さらに文書全体の濃度を低下させる印刷モードが複数ある場合に、当該印刷モードにより合成するコピー牽制模様の濃度を設定するデータの内容の変更方法を変えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記コピー牽制模様の濃度を設定するデータの内容の変更は、コピー牽制模様の濃度を変更することであることを特徴とする請求項1または請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 入力データはスキャナーにより読み取った画像であり、コピー牽制模様を表すデータはラスター画像であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 入力データはページ記述言語をラスタライズした画像であり、コピー牽制模様を表すデータはラスター画像であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 入力データはページ記述言語であり、コピー牽制模様を表すデータはページ記述言語であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータに、入力データにコピー牽制模様を表すデータを合成させるプログラムであって、文書全体の濃度を低下させる印刷モードの場合に、合成するコピー牽制模様の濃度を設定するデータの内容を変更する処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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