JP2005252264A - 赤外線光検出のための3次元量子ドット構造 - Google Patents

赤外線光検出のための3次元量子ドット構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 改善されたスペクトル感度と再現性を有するIR光検出器を製造するための、3次元量子ドット光路を選択的に形成する方法を提供する。
【解決手段】 本発明の方法は、表面を有する単結晶Si基板を形成するステップ(1202)と、基板内に、ビア、トレンチ、またはピラーのようなSiフィーチャを形成するステップ(1204)と、Siフィーチャの上に重なるGeまたはシリコンゲルマニウムの材料からドットを形成するステップ(1206)と、ドットを含む光路を形成するステップ(1208)とを含有する。他の局面では、Siフィーチャは欠陥部位を有する。また、Siフィーチャはミスカット角度を有して形成され得え、その結果、Siフィーチャの平面内に段差が形成される。ドットはSiフィーチャの段差内に形成される。ミスカット角度は0.1度から0.5度の範囲内にあり、段差間の間隔は1から250nmの範囲内にある。
【選択図】 図12

Description

(関連出願)
本出願は、発明者Leeらによる、No. 、出願日 、代理人整理番号SLA826の「SURFACE−NORMAL OPTICAL PATH STRUCTURE FOR INFRARED PHOTODETECTION」と題する係属中の出願の一部継続出願である。
本発明は、発明者Tweetらによる、No. 、出願日 、代理人整理番号SLA831の「VERTICAL OPTICAL PATH STRUCTURE FOR INFRARED PHOTODETECTION」と題する係属中の出願の一部継続出願である。
本発明は、集積回路(IC)の製造プロセスに関し、特に、量子ドットの3次元光路構造および対応する製造方法に関する。
近赤外領域(0.7マイクロメートルから2マイクロメートル間の波長)内の、たとえば、ファイバー光通信、セキュリティ、および赤外線画像内の光検出に関する出願は多数ある。III−V化合物半導体はシリコン(Si)ベースの化合物半導体よりも優れた光効率を提供するが、Siベースの材料が持つ従来のSi−IC技術との適合性により安価で、小型で、かつ高度に集積された光システムの可能性が約束されるため、Siの使用が所望されている。
シリコン光ダイオードは低暗電流であることと前述したSi−IC技術との適合性があることから、可視光線の波長内の光検出器として広く使用されている。さらに、シリコン−ゲルマニウム(Si1−xGe:0<x<1)により、0.8マイクロメートルから1.6マイクロメートルの波長の領域内の光の光検出が可能である。
しかしながら、シリコンゲルマニウム合金はSi格子よりも大きい格子定数を有するため、膜厚は、Si基板上でのシリコンゲルマニウムのエピタキシャル成長中において、臨界的に可変である。厚いシリコンゲルマニウムは光を吸収するためには所望される一方で、厚過ぎるシリコンゲルマニウム膜は、暗電流の原因である欠陥の生成を引き起こす。この臨界的なシリコンゲルマニウムの厚さはGe濃度とデバイスプロセス温度とに依存する。より高いGe濃度とより高いデバイスプロセス温度により、より薄いシリコンゲルマニウム膜厚が形成される。一般的な方法では、シリコンゲルマニウムの臨界厚は数百オングストロームから最高で数千オングストロームの範囲内である。シリコンゲルマニウムの厚さがその臨界厚よりも厚くなると、シリコンゲルマニウム内での格子欠陥が避けられない。前述したように、シリコンゲルマニウム膜から格子欠陥を伴って製造されたIR光検出器は、大きな暗電流とノイズを生成する。
量子効率は入射光量子毎に生成された電子正孔対数の尺度であり、また量子効率は光検出器の感度のパラメータである。量子効率は以下のように定義される;
h=(I/q)/(Popt/hν)
ここでIは、光の振動数がνのとき入射光出力Poptを吸収することによって生成される電流である。
図1は、量子効率とシリコンゲルマニウム膜内のGeの割合との関係を示すグラフである。量子効率を決定する鍵となる要因の1つは、光吸収係数αである。シリコンは約1.1マイクロメートルのカットオフ波長を有しており、1.3マイクロメートルから1.6マイクロメートル間の波長領域内で透明である。シリコンゲルマニウムの吸収限界はGeのモル比率が増加するにつれて赤にシフトし、これは図1に示されている。任意のシリコンゲルマニウム合金の光吸収係数は比較的小さく、臨界厚から決定付けられた制限された厚さは、さらにシリコンゲルマニウム膜が光量子を吸収する能力を制限する。
前述したように、シリコンゲルマニウムベースの光検出の主な目的は、量子効率を高くすることと、これらシリコンゲルマニウム光検出と現存するSi電子とを統合することである。光路を増加させて量子効率を向上させる1つの方法は、シリコンゲルマニウムが堆積されている基板の表面に沿って、シリコンゲルマニウム膜と同じ平面内に光路を形成することである。このように、光はヘテロ接合(SiGe/Si)のインターフェースに平行に伝播する。しかし、この光路設計によると、IR光検出器の設計が制限される。
シリコンゲルマニウムのIR吸収長は長いため、高いIR吸収と高い量子効率を達成するために、たとえば、1マイクロメートルよりも厚いシリコンゲルマニウム層が要求される。しかしながら、Si基板上に欠陥のない厚いシリコンゲルマニウム膜を成長させることは非常に困難である。ここで援用される「SURFACE NORMAL OPTICAL PATH STRUCTURE FOR INFRARED PHOTODETECTION」と題する係属中の出願内で述べられるように、必ずしも厚いシリコンゲルマニウム膜を形成しなくとも、長いシリコンゲルマニウム光路は形成され得る。Siトレンチまたはピラーの側壁上にシリコンゲルマニウム膜を成長させることによって、デバイスに入射して側壁に沿って移動する任意のIR光は長い光路に遭遇する。長い光路は量子効率を向上させる。
しかしながら、ブランケット堆積技術によってシリコンゲルマニウムを成長させることにより、側壁上に加えて、トレンチの底部とウエハーの先端部上でシリコンゲルマニウムを成長させることになる。シリコンゲルマニウムはSiよりも大きな格子定数を有するが、Siに一致した格子に成長することが可能であり、いわゆる臨界の厚さまでは成長できる。従って、側壁上で成長したシリコンゲルマニウムは、側壁に平行なSiの格子定数を有するが、その格子定数は側壁に垂直でより大きな格子定数である。同時に、トレンチの底部とウエハーの先端部で成長したシリコンゲルマニウムは、それらの表面に平行なSi格子定数を有するが、それらの表面に垂直でより大きな格子定数である。それ故に、これら異なる表面から生じる結晶は、結晶同士が交わる欠陥領域を有する。
中赤外線領域と遠赤外線領域内の大きな2次元焦点面のアレイも、多重化するためのSiチップに接合されたアンチモン化インジウムや水銀カドミウムテルル化合物検出器アレイのような化合物半導体を使用して作成することが可能である。しかしながら、この方法は費用がかかり、かつ困難である。もう一つの方法は、量子の十分な赤外線光検出器(QWIP)を利用することである。しかしながら、QWIPは法線方向の入射光線に鈍感である。
2次元構造に関する前述した制限を克服し、スペクトラルの近赤外線領域へ実行を広げるために、ストレス誘発性の量子ドットは量子ドットの赤外線光検出器(QDIP)内で使用するよう考えられてきた。量子ドットの大きさと分布は、膜と基板材料との間の格子の不整合を利用して、ストランスキー−クラスタノフのヘテロエピタキシャル成長モードに従って制御される。量子ドットの2次元アレイは、薄い誘電性のパターンを形成するためのリソグラフィ技術を利用して形成され得る。ビーム照射技術とサーマルエッチング技術も知られている。多層量子ドットの構造も、始めに複数の層を堆積して、その後、量子ドットを形成するためにアグロメレーション処理を誘導するための加熱処理ステップを続けることによって形成され得る。他の技術は、多孔質テンプレート上での焼結によってコロイド状のナノ結晶を形成する。しかしながら、これら2D量子ドットの処理は比較的複雑である。
前述した膜間の2次元インターフェースに固有の問題を避けるために、長距離のシリコンゲルマニウム光路構造がシリコンゲルマニウム量子ドットの3次元アレイを使用して形成されれば、有利である。
本発明の課題は、改善されたスペクトル感度と再現性を有するIR光検出器を製造するための、3次元量子ドット光路を選択的に形成する方法および3次元量子ドット光路構造を提供することにある。
本発明は、基板の起伏性を利用して、簡易な一層の堆積から形成された3次元量子ドット構造である。事前の配列された基板方位を用いて、量子ドットの正確な位置と、それらの大きさおよび分布を確実に制御することができる。そのため、改善されたスペクトル感度と再現性を有するIR光検出器が製造され得る。
従って、IR光検出器のための3次元量子ドット光路を選択的に形成する方法が提供される。その方法は、表面を有する単結晶Si基板を形成するステップと、基板内にSiフィーチャ(feature)、たとえばビア、トレンチ、またはピラー等を形成するステップと、Siフィーチャの上に重なるGe材料またはシリコンゲルマニウム材料からドットを形成するステップと、ドットを含む光路を形成するステップとを包含する。
発明の他の局面では、Siフィーチャは欠陥部位を有する。たとえば、Siフィーチャはミスカット角度を有する基盤内の平面に沿って形成され得る。ミスカット角度の結果として、Siフィーチャの平面内に段差が形成される。その後、Siフィーチャの段差内にドットが形成される。ミスカット角度は0.1度から5度の範囲内にあり、段差間の間隔は1ナノメートルから250ナノメートル(nm)の範囲内にある。ドットは3nmから100nmの範囲内の直径を有する。
(要約)
3D量子ドット光路構造が提供される。同様に、3D量子ドット光路を選択的に形成する方法も提供される。その方法は、表面を有する単結晶Si基板を形成するステップと、基板内に、たとえば、ビア、トレンチ、またはピラーのようなSiフィーチャを形成するステップと、Siフィーチャの上に重なるGeまたはシリコンゲルマニウムの材料からドットを形成するステップと、ドットを含む光路を形成するステップとを含有する。その方法の他の局面では、Siフィーチャは欠陥部位を有する。たとえば、Siフィーチャはミスカット角度を有して形成され得る。ミスカット角度が生じる結果、Siフィーチャの平面内に段差が形成される。そして、ドットはSiフィーチャの段差内に形成される。ミスカット角度は0.1度から0.5度の範囲内にあり、段差間の間隔は1から250ナノメーター(nm)の範囲内にある。
前述した方法とIR光検出器のための3D量子ドット光路のさらなる詳細は以下に述べられる。
図2は、本発明のIR光検出器のための3D量子ドット光路構造に関する部分断面図である。構造200は表面204を有する単結晶Si基板202を含む。Siフィーチャ206はSi基板の表面204内に形成される。より具体的には、ビアフィーチャ206a、トレンチフィーチャ206b、およびピラーフィーチャ206cが示される。ゲルマニウム(Ge)を含む第1の材料のドット210を有する3D光路208はSiフィーチャ上に形成される。
光路の第1の材料のドット210は、Geまたはシリコンゲルマニウムどちらか一方の第1の材料を含む。言い換えれば、ドットは5%から100%の範囲内のGe濃度を有する。構造200の一局面では、Siフィーチャ206は欠陥部位212を含む。ドット210はフィーチャの側壁216やフィーチャの表面214上よりも欠陥部位内に形成されやすい。Siフィーチャ206は0.3マイクロメートルから5マイクロメートルの範囲内にある高さ218を有する。本発明の他の局面では、基板202は、単結晶Siを必要せず、量子ドット210がランダムに堆積される場合は特に必要としない。しかしながら、以下で説明するように、単結晶Si基板により制御された数の欠陥部位が作成され得る。
図3は、図2のSiフィーチャの側壁またはSiフィーチャの表面に関する詳細な部分断面図である。Siフィーチャ206は、ミスカット角度302を有する基板内の平面300に沿って形成され、ミスカット角度302に対応するSiフィーチャの平面内の段差304を誘導する。同一のミスカット角度は一般的に側壁内とフィーチャの表面内に形成される。たとえば、(100)の結晶方向に関しては、Siフィーチャ206は、基板の表面(図2の基板の表面204/フィーチャの表面214を参照)にほぼ平行である平面および/または基板の表面(図2の側壁212を参照)にほぼ法線方向である平面に沿って形成される。しかしながら、基板の表面はミスカット角度を有する平面に沿っても形成され得ることを理解されたい。ここで使用される「ほぼ」という用語は、完全結晶方位からの表面または平面のわずかな偏位を表すよう意図される。
段差304は、欠陥部位の制御された形態としてドット210を確実に集めるための機能をする。さらに、Siフィーチャの段差304内に形成された光路の第1の材料のドット210も示される。ミスカット角度302は一般的に0.1度から5度の範囲内である。
Siフィーチャ206はまた、1ナノメートルから250ナノメートル(nm)の範囲内にある段差304間の間隔306を有する。光路の第1の材料のドット210は、3nmから100nmの範囲内の直径308を有する。ミスカット角度302、間隔306、およびドットの直径308が認識されると、光路構造の第1の材料の濃度を確実に予測することができる。言い換えれば、ドット間の間隔または光路構造の非第1の材料の濃度を予測することができる。段差304間の間隔306は、Siフィーチャの平面300の特定の結晶方向に依存し、またSi基板200の原子記録密度にも依存する。
別の局面に関して、Siフィーチャ206はSiフィーチャの平面内にミスカット角度に対応する段差断面を含む。段差断面はここで使用されるように、同じ平面内にある2つの異なる方向に沿って形成される2つの段差の交点であると理解される。たとえば、段差断面はSiフィーチャの平面内に形成された特定の段差の交点であり得る。光路の第1の材料のドットはSiフィーチャの段差断面内に形成され得る。
ドットの堆積に関する状況を制御する、特に原子核密度を制御することによって、断面を有する核生成場所における形成の自由エネルギーが他の場所よりも低いので、ドットはちょうど段差断面内に形成され得る。堆積状況がたとえば、堆積レートを上昇させたり、堆積温度を下げたりすることによって、より高い原子核密度にするよう調節されるとき、ドットは段差内と段差断面内との両方で形成され得る。さらに高い原子核密度をもたらす堆積状況では、ドットは段差間にあって段差断面から離れた場所に無差別に堆積され得る。第3の原子核密度の結果として、ドットは欠陥を有する表面上はもちろん、欠陥のない表面上においても形成され得る。
単結晶Si基板の表面(図2の204参照)が(001)方向に形成される場合、側壁およびフィーチャの表面の両方を考慮に入れて、Siフィーチャ206は、(001)方向、(100)方向、(010)方向、または(110)方向の平面に沿って形成され得る。前述したように、Siフィーチャは、平面が前記の結晶方向と完全に協調されることを防ぐミスカット角度を有し得る。同様に、単結晶Si基板の表面が(110)方向または(111)方向に形成される場合、Siフィーチャは、(110)方向または(111)方向にそれぞれ平行な方向の平面に沿ってそれぞれ形成され得、または(110)方向または(111)方向に垂直な平面に沿ってそれぞれ形成され得る。
図4は、図2の光路構造208の他の局面の特徴を示す部分断面図である。この点に関して、光路208はSiフィーチャ206の側壁(表面)216(214)上に形成された第1の材料のドットの上に重なるSi層400をさらに含む。第1の材料のドット210は、Si層400上に形成される。Siの単一層のみが3Dドットレベル402と404との間に位置するように示されているが、光路構造はドット/Si/ドット層の任意の特定数に限られるものではないと理解されたい。
(機能の解説)
図5から図10は、本発明の3D量子ドットIR光路構造の製造におけるステップを示す。図5は、Si基板の断面図を示す。図6に示されるように、標準フォトリソグラフィ技術はSiの表面を定めるために用いられる。また、ドライエッチングはトレンチ、ビア、またはピラー構造を形成するために、たとえば約1μmの深さまでSi基板をエッチングするために用いられる。適切な洗浄をした後、シリコンゲルマニウムまたはGe量子ドットはフィーチャ上に堆積される。側壁間のギャップ600は100nmほどに小さくでき、壁の厚さ602もそれと同じ大きさの範囲内にできる。
格子が不整合であるために、ストランスキー−クラスタノフを用いて予測されるように、Geまたはシリコンゲルマニウムドットは水平(フィーチャの表面)の領域上に加えて、垂直の側壁上に形成される(図7参照)。
量子ドットの場所と大きさの分布をさらに制御するために、Si基板の表面、フィーチャの表面、および側壁を、水平表面上と垂直壁上との両方にある段差の数を増やすために、完全結晶方位からの角度に方向付けられ得る。たとえば、Si基板の表面は、(100)方向に対してミスカットされ得る。原子核を形成するためのエネルギー障壁を減少させるためには、ミスカット角度の段差場所と段差断面で原子核の形成を始めるのが好ましい(図8参照)。
図9は、トレンチ構造の1つの壁を示す。Siが(100)軸からそれた角度で切断される場合、表面の段差数はミスカット角度数が増えるにつれて増える。
図10は、Ge(シリコンゲルマニウム)ドットの堆積後の図9の壁を示す。Geまたはシリコンゲルマニウムドットが堆積される間、これら段差は優先的に核生成場所の役目を果たす。堆積状況の適切な制御ができると、量子ドットの堆積場所を、核生成のフリーエネルギーが最も低い段差断面にさらに限定することができる。したがって、量子ドットの場所と分布を制御することが可能である。
図11は、ミスカット角度と段差間の間隔との関係を例示的に示す。
図12は、IR光検出器のための3D量子ドット光路を選択的に形成する本発明の方法を示すフローチャートである。この方法は、明確にするために番号付けされた連続するステップとして示されているが、明示的でない限りその順番は番号付けから推定されない。これらステップのうちいずれかのものは、省略されたり、並行して行われたり、または明確な列順を維持する要求をされずに行われたりし得る。この方法は、ステップ1200から始まる。
ステップ1202は表面を有する単結晶Si基板を形成する。ステップ1204はその基板内にビア、トレンチ、またはピラーのようなSiフィーチャを形成する。Siフィーチャは0.3マイクロメートルから5マイクロメートルの範囲内の高さ(側壁)を有し得る。ステップ1206は、Siフィーチャの上に重なるGeを含む第1の材料のドットを形成する。ある局面では、ステップ1206は3nmから100nmの範囲内にある直径を有するドットを形成する。ステップ1208は、第1の材料のドットを含む光路を形成する。
ステップ1206においてGeを含む第1の材料のドットを形成する際、第1の材料はGeまたはシリコンゲルマニウムであり得る。言い換えれば、第1の材料は、Ge濃度が5%から100%の範囲内であるシリコンゲルマニウムである。ある局面では、ステップ1206は第1の材料のエピタキシャル成長を含む。
この方法のある局面では、基板内にSiフィーチャを形成すること(ステップ1204)は、欠陥部位を有する基板内にSiフィーチャを形成することを含む。この方法は自然発生や無作為の欠陥部位を基にし得る。つまり、ステップ1204はサブステップを含む。ステップ1204aはミスカット角度を有する基板内にある平面に沿ってSiフィーチャを形成する。ミスカット角度を有する基板内にある平面に沿ってSiフィーチャを形成すること(ステップ1204a)は、基板の表面にほぼ平行な方向におよび/または基板の表面にほぼ法線方向に平面を形成することを含む。他の局面では、ステップ1204aは0.1度から5度の範囲内のミスカット角度を有する平面を形成する。
ステップ1204bは、ミスカット角度に対応してSiフィーチャの平面内に段差を形成する。他の局面では、ステップ1204bは追加的に段差断面を形成する。そして、Siフィーチャの上に重なる第1の材料のドットを形成すること(ステップ1206)は、Siフィーチャの段差内と段差断面内とにドットを堆積することを含む。ある局面では、ステップ1204bは1ナノメートルから250ナノメートル(nm)の範囲内にある段差間隔を有する段差を形成する。間隔はSiフィーチャの原子記録密度に依存する。
より具体的には、ステップ1206はサブステップを含む。ステップ1206aは第1の原子核密度に対応してSiフィーチャの段差断面の上に重なるドットを形成する。さらに、ステップ1206bは、第1の原子核密度よりも高い第2の原子核密度に対応してSiフィーチャの段差の上に重なるドットを形成する。ステップ1206cは、第2の原子核密度よりも高い第3の原子核密度に対応してSiフィーチャの側壁とフィーチャの段差の上に重なるドットを形成する。
ある局面では、表面を有する単結晶Si基板を形成すること(ステップ1202)は、(001)方向に表面を形成することを含む。そして、平面に沿ってSiフィーチャを形成すること(ステップ1204)は、(001)方向、(100)方向、(010)方向、または(110)方向のような方向に平面を形成することを含む。つまり、ステップ1202が(110)方向または(111)方向に単結晶Si基板の表面を形成する場合、ステップ1204はそれぞれ(110)方向か(111)方向に平行な方向または垂直な方向にある平面に沿ってSiフィーチャを形成する。すなわち、ステップ1202が(110)方向にSi基板を形成する場合、ステップ1204は(110)方向に平行な方向か垂直な方向のどちらか一方にある平面に沿ってSiフィーチャを形成する。同様に、ステップ1202が(111)方向にSi基板を形成する場合は、ステップ1204は(111)方向に平行な方向か垂直な方向のどちらか一方にある平面に沿ってSiフィーチャを形成する。
他の局面では、ステップ1208において第1の材料のドットを含む光路を形成することはサブステップを含む。ステップ1208aは第1の材料のドットの上に重なるSi層を堆積する。ステップ1208bはそのSi層上に第1の材料のドットを形成する。
3D量子ドットの光路構造とそれに対応する製造工程が示された。ビア、トレンチ、およびピラーのような簡単なノーマル表面のフィーチャが、本発明を説明するために使用された。しかしながら、本発明はより複雑な表面にも適用され得る。同様に、特定のドットの直径と間隔が説明されたが、本発明はこれらの密度に限定される必要はない。本発明に関する他のバリエーションや実施形態が当業者によって想定される。
量子効率とシリコンゲルマニウム膜内のGeの割合との関係を示すグラフである。 本発明のIR光検出器のための3D量子ドット光路構造の部分断面図である。 図2のSiフィーチャの側壁またはSiフィーチャの表面の詳細な部分断面図である。 図2の光路構造の他の局面の特徴を示す部分断面図である。 本発明の3D量子ドットIR光路構造の製造におけるステップを示す。 同じく光路構造の製造におけるステップを示す。 同じく光路構造の製造におけるステップを示す。 同じく光路構造の製造におけるステップを示す。 同じく光路構造の製造におけるステップを示す。 同じく光路構造の製造におけるステップを示す。 ミスカット角度と段差間の間隔との関係を例示的に示すグラフである。 IR光検出器のための3D量子ドット光路を選択的に形成する本発明の方法を示すフローチャートである。
符号の説明
200 構造
202 基板
204 基板の表面
206 Siフィーチャ
206a ビアフィーチャ
206b トレンチフィーチャ
206c ピラーフィーチャ
208 3D光路
210 量子ドット
212 欠陥部位
214 フィーチャの表面
216 側壁
218 フィーチャの高さ
300 平面
302 ミスカット角度
304 段差
306 間隔
308 ドット直径

Claims (38)

  1. 赤外線(IR)光検出のための3次元量子ドット光路を選択的に形成する方法であって、
    表面を有する単結晶Si基板を形成するステップと、
    該基板内にSiフィーチャを形成するステップと、
    該Siフィーチャの上に重なるゲルマニウム(Ge)を含む第1の材料のドットを形成するステップと、
    該第1の材料のドットを含む光路を形成するステップと
    を包含する、方法。
  2. 前記基板内にSiフィーチャを形成するステップは、欠陥部位を有する該基板内にSiフィーチャを形成するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記欠陥部位を有する基板内にSiフィーチャを形成するステップは、
    ミスカット角度を有する該基板内の平面に沿って該Siフィーチャを形成するステップと、
    該ミスカット角度に対応して、該Siフィーチャの平面内に段差を形成するステップと
    を包含する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記Siフィーチャの上に重なるGeを含む第1の材料のドットを形成するステップは、該Siフィーチャの段差内にドットを形成するステップを包含する、請求項3に記載の方法。
  5. 前記Geを含む第1の材料のドットを形成するステップは、該第1の材料がGeおよびシリコンゲルマニウム(Si1−xGe:0<x<1)を含む群から選択されるステップを包含する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ミスカット角度を有する基板内の平面に沿って前記Siフィーチャを形成するステップは、該基板の表面にほぼ平行および該基板の表面にほぼ法線方向を含む群から選択される方向に平面を形成するステップを包含する、請求項3に記載の方法。
  7. 前記Siフィーチャを形成するステップは、ビア、トレンチ、およびピラーを含む群から選択されるフィーチャを形成するステップを包含する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記Siフィーチャを形成するステップは、0.3マイクロメートルから5マイクロメートルの範囲内の高さを有する該Siフィーチャを形成するステップを包含する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記Geを含む第1の材料のドットを形成するステップは、該第1の材料をエピタキシャル成長させるステップを包含する、請求項1に記載の方法。
  10. 前記表面を有する単結晶Si基板を形成するステップは、(001)方向に該表面を形成するステップを包含し、
    前記平面に沿ってSiフィーチャを形成するステップは、該(001)方向、(100)方向、(010)方向、および(110)方向を含む群から選択される方向に該平面を形成するステップを包含する、請求項3に記載の方法。
  11. 前記表面を有する単結晶Si基板を形成するステップは、前記(110)方向および(111)方向を含む群から選択される方向に該表面を形成するステップを包含し、
    前記平面に沿ってSiフィーチャを形成するステップは、該(110)方向および該(111)方向にそれぞれ平行および垂直を含む群から選択される方向に該平面を形成するステップを包含する、請求項3に記載の方法。
  12. 前記ミスカット角度を有する基板内の平面に沿って前記Siフィーチャを形成するステップは、0.1度から5度の範囲内のミスカット角度を有する該平面を形成するステップを包含する、請求項3に記載の方法。
  13. 前記ミスカット角度に対応して前記Siフィーチャの平面内に段差を形成するステップは、1ナノメーターから250ナノメーター(nm)の範囲内の段差間の間隔を有する段差を形成するステップを包含する、請求項3に記載の方法。
  14. 前記1nmから250nmの範囲内の段差間の間隔を有する段差を形成するステップは、前記Si基板の原子記録密度に依存する間隔を有する段差を形成するステップを包含する、請求項13に記載の方法。
  15. 前記Geを含む第1の材料のドットを形成するステップは、3nmから100nmの範囲内の直径を有するドットを形成するステップを包含する、請求項1に記載の方法。
  16. 前記第1の材料のドットを含む光路を形成するステップは、
    該第1の材料のドットの上に重なるSi層を堆積するステップと、
    該Si層上に該第1の材料のドットを形成するステップと
    を包含する、請求項3に記載の方法。
  17. 前記Geを含む第1の材料のドットを形成するステップは、5%から100%の範囲内のGe濃度を有するシリコンゲルマニウムのドットを形成するステップを包含する、請求項3に記載の方法。
  18. 前記ミスカット角度に対応して前記Siフィーチャの平面内に段差を形成するステップは、段差断面を形成するステップと、
    該Siフィーチャの上に重なるGeを含む第1の材料のドットを形成するステップは、該Siフィーチャの段差断面内にドットを形成するステップを包含する、請求項3に記載の方法。
  19. 前記Siフィーチャの上に重なるGeを含む第1の材料のドットを形成するステップは、第1の原子核密度に対応して該Siフィーチャの段差断面の上に重なるドットを形成するステップを包含する、請求項18に記載の方法。
  20. 前記Siフィーチャの上に重なるGeを含む第1の材料のドットを形成するステップは、前記第1の原子核密度より高い第2の自由原子核密度に対応して、該Siフィーチャの段差の上に重なるドットを形成するステップを包含する、請求項19に記載の方法。
  21. 前記Siフィーチャの上に重なるGeを含む第1の材料のドットを形成するステップは、前記第2の原子核密度より高い第3の原子核密度に対応して、該Siフィーチャの側壁および該フィーチャの段差の上に重なるドットを形成するステップを包含する、請求項20に記載の方法。
  22. 赤外線(IR)光検出のための3次元(3D)量子ドット光路構造であって、
    表面を有する単結晶Si基板と、
    該Si基板の表面内に形成されたSiフィーチャと、
    該Siフィーチャ上に形成されたゲルマニウム(Ge)を含む第1の材料のドットを有する3D光路と
    を備える、3D量子ドット光路構造。
  23. 前記Siフィーチャは欠陥部位を含む、請求項22に記載の構造。
  24. 前記Siフィーチャはミスカット角度を有する前記基板内の平面に沿って形成され、かつ該ミスカット角度に対応して該Siフィーチャの平面内に段差を含む、請求項23に記載の構造。
  25. 前記光路の第1の材料のドットは、前記Siフィーチャの段差内に形成される、請求項24に記載の構造。
  26. 前記光路の第1の材料のドットは、Geおよびシリコンゲルマニウムを含む群から選択される該第1の材料を含む、請求項22に記載の構造。
  27. 前記Siフィーチャは、前記基板の表面にほぼ平行および該基板の表面にほぼ法線方向を含む群から選択される方向に平面に沿って形成される、請求項24に記載の構造。
  28. 前記Siフィーチャはビア、トレンチ、およびピラーを含む群から選択されるフィーチャである、請求項27に記載の構造。
  29. 前記Siフィーチャは、0.3マイクロメートルから5マイクロメートルの範囲内の高さを有する、請求項28に記載の構造。
  30. 前記単結晶Si基板の表面は、前記(001)方向に形成されて、
    前記Siフィーチャは、前記(001)方向、前記(100)方向、前記(010)方向、および前記(110)方向を含む群から選択される方向に平面に沿って形成される、請求項24に記載の構造。
  31. 前記単結晶Si基板の表面は、前記(110)方向および前記(111)方向を含む群から選択される方向に形成され、
    前記Siフィーチャは、該(110)方向および該(111)方向にそれぞれ平行および垂直を含む群から選択される方向に平面に沿って形成される、請求項24に記載の構造。
  32. 前記Siフィーチャは、0.1度から5度の範囲内のミスカット角度を有する前記基板内の平面に沿って形成される、請求項24に記載の構造。
  33. 前記Siフィーチャは、1ナノメーターから250ナノメーター(nm)の範囲内にある段差間の間隔を有する、請求項24に記載の構造。
  34. 前記単結晶Si基板は、原子記録密度を有し、
    前記Siフィーチャの段差間の間隔は、該Si基板の該原子記録密度に依存する、請求項33に記載の構造。
  35. 前記光路の第1の材料のドットは、3nmから100nmの範囲内の直径を有する、請求項22に記載の構造。
  36. 前記光路は、
    前記Siフィーチャ上に形成された前記第1の材料のドットの上に重なるSi層と、
    該Si層上に形成された該第1の材料のドットと
    をさらに含む、請求項22に記載の構造。
  37. 前記光路の第1の材料のドットは5%から100%の範囲内のGe濃度を有するシリコンゲルマニウムの該第1の材料を含む、請求項26に記載の構造。
  38. 前記Siフィーチャは、該Siフィーチャの平面内に、前記ミスカット角度に対応した段差断面を含み、
    前記光路の第1の材料のドットは、該Siフィーチャの段差断面内に形成される、請求項24に記載の構造。
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