JP2005251930A - 実装構造体、検査方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

実装構造体、検査方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】
2枚の基板の位置ずれ検査を容易にし、作業効率が向上した実装構造体、検査方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置及び電子機器を提供すること。
【解決手段】
第1基板60と、対向する第1辺52aと第2辺52bとを備え、前記第1基板60上に前記第1辺52a及び前記第2辺52bが位置するように前記第1基板60上に配置された第2基板50とを備えた実装構造体であって、前記第1基板60上に、少なくとも前記第1辺52a及び前記第2辺52bのいずれかの付近に設けられた前記第1基板60と前記第2基板50との位置ずれ量を検出するマーク63を具備する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、パーソナルコンピュータや携帯電話機などの電子機器に用いられる実装構造体、その実装構造体を用いた電気光学装置、その電気光学装置を用いた電子機器、その実装構造体の検査方法及びその電気光学装置の製造方法に関する。
電気光学装置、例えば液晶装置は、一対の基板間に液晶を封入した液晶パネルと、液晶パネルに対して信号を供給する回路基板と、回路基板と液晶パネルとを電気的に接続する第1フレキシブル配線基板と、外部回路及び回路基板と電気的に接続する第2フレキシブル配線基板を有している。第2フレキシブル配線基板の回路基板と接続する端部と反対の端部には外部回路と接続するためのコネクタが設けられており、第2フレキシブル配線基板のコネクタが設けられている端部は折り曲げられて組み込まれている。
この種の液晶装置を製造する際、回路基板とフレキシブル配線基板との接続は例えば次のように行われる。すなわち、回路基板を支持台上の所定位置に位置決めして載置し、接着層を間に挟んでフレキシブル配線基板をその回路基板上に載せる。そして、所定温度に加熱した押圧子によって重なり合った回路基板、接着層及びフレキシブル配線基板を所定圧力で押し付けることによって、接着層を介してフレキシブル配線基板と回路基板とを接続する。(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、例えば回路基板とフレキシブル配線基板とがずれて接着されると、電気光学装置に組み込んだ際、回路基板とフレキシブル配線基板との接続部分に余計な負荷が生じていた。例えば、回路基板とフレキシブル配線基板とがずれて接着されると、本来あるべき位置にコネクタが位置しないため、コネクタと外部回路とを無理に接続することにより回路基板とフレキシブル配線基板との接着部分に余計な負荷が生じる。これにより、回路基板とフレキシブル配線基板との接続付近でフレキシブル配線基板が切れ、液晶装置の動作特性に影響を及ぼすことがあった。また、回路基板とフレキシブル配線基板とがずれて接着することにより、回路基板とフレキシブル配線基板との間での接続不良が生じるなどの問題があった。
そこで、従来では、回路基板とフレキシブル配線基板との加熱圧着後、回路基板とフレキシブル配線基板との位置ずれ検査を行っている。この位置ずれ検査は測長機を用いて行われ、位置ずれ量を測長機により測定し、その測定値が予め決められた数値範囲内にあるか否かにより良品か否かを判断していた。
特開平10−112584号公報(段落[0002])
しかしながら、測長機を用いての検査は検査時間が長くなり、作業効率が非常に悪いという問題があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたもので、2枚の基板の位置ずれ量検査を容易にし、作業効率が向上する実装構造体、検査方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置及び電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の実装構造体は、第1基板と、対向する第1辺と第2辺とを備え、前記第1基板上に前記第1辺及び前記第2辺が位置するように前記第1基板上に配置された第2基板とを備えた実装構造体であって、前記第1基板上に、少なくとも前記第1辺及び前記第2辺のいずれかの付近に設けられた前記第1基板と前記第2基板との位置ずれ量を検出するマークを具備することを特徴とする。
本発明のこのような構成によれば、第1基板上に、少なくとも第1辺及び第2辺のいずれかの付近に位置ずれ量を検出するマークが設けられているので、第1基板と第2基板との位置ずれ検査時において、マークの見え方により2枚の基板の位置ずれ量を検出でき、その位置ずれ量が良品の範囲内にあるか否かを測長機を用いずに目視またはルーペにより容易に判断することができ、作業効率が良い。
また、前記マークは、前記第1辺及び前記第2辺のそれぞれの付近に設けられていることを特徴とする。
このような構成によれば、第1基板上に、第2基板を挟んで第1辺及び第2辺付近にそれぞれマークを設けても良い。
また、前記第1基板及び前記第2基板それぞれの、互いに対応する位置に位置合わせ用の基準穴が設けられていることを特徴とする。
このように、第1基板及び第2基板それぞれに基準穴を設けることにより、この基準穴により2枚の基板の位置合わせを行うことができる。基準穴の数が多いほど2枚の基板の位置合わせ精度は高くなるが、基板の設計上、設けることができる基準穴の数が制限される場合がある。このように基準穴の数を制限される場合、2枚の基板の位置ずれが起こりやすいため、本発明のように短時間で容易に位置ずれ検査を行える位置ずれを検出するマークを設けることは有効である。
また、前記マークは、前記基準穴に基づく回転方向の位置ずれを検出することを特徴とする。
このように、マークを基準穴に基づいた回転方向の位置ずれを検出するマークとすることができ、回転方向における位置ずれを測長機を用いずに目視またはルーペにより容易に判断することができる。 また、前記マークは、前記辺を挟む2つの島状をなすことを特徴とする。
このように、マークを、辺を挟んでその両側に1つづつ島状に形成することができる。そして、島状のマークと辺との位置関係を目視またはルーペにより観察することにより、第1基板と第2基板との位置ずれ角をも含む位置ずれ量を検出することができ、更にその位置ずれ量が良品の範囲内にあるかどうかを検査することができる。例えば第1辺及び第2辺それぞれにマークを設ける場合、計4つの島状のマークからなる位置ずれ検査用マークが設けられる。そして、第1基板と第2基板との位置ずれ検査を行う際、第1基板と第2基板とを重ね合わせた状態で、例えば、第2基板を挟んでその両側にマークが確認でき、かつ4つの島状のマークのうち内側の2つの島状のマークと第2基板との間に間隙がないことを確認することにより、測長機を用いることなく、目視またはルーペにより良品と判断することができる。
また、前記マークは、前記辺側が階段形状を有していることを特徴とする。
このように階段形状のマークとすることにより、更に詳細なおよその位置ずれ量を把握することができ、マークに目盛り機能を待たせることができる。すなわち、例えば単なる矩形状のマークとする場合よりも、階段形状のマークとすることにより、より詳細な位置ずれ量を把握することができる。
また、前記マークは、前記辺をまたぐことを特徴とする。
このように、マークを、辺をまたいだ形状に形成することができる。そして、島状のマークと辺との位置関係を目視またはルーペにより観察することにより、第1基板と第2基板との位置ずれ角をも含む位置ずれ量を検出することができ、またその位置ずれ量が良品の範囲内にあるかどうかを検査することができる。例えば第1辺及び第2辺それぞれにマークを設ける場合、計2つの島状のマークからなる位置ずれ検査用マークが設けられる。そして、例えば第1基板と第2基板との位置ずれ検査を行う際、第1基板と第2基板とを重ね合わせた状態で、第2基板を挟んでその両側に位置ずれ検査用マークが確認でき、かつ2つの島状のマークの内側の辺と第2基板との間に間隙がないことを確認することにより、目視またはルーペにより良品と判断することができる。
また、前記マークは、中央部から外側に向かって高さが高くなる階段形状を有している。
このように階段形状のマークとすることにより、更に詳細なおよその位置ずれ量を把握することができ、マークに目盛り機能を待たせることができる。
また、前記マークは目盛り形状を有することを特徴とする。
このようにマークに目盛り形状とすることにより、単に位置ずれが良品の範囲か否かという判断だけでなく、測長機を用いずに目視またはルーペにより、およその位置ずれ量を把握することができる。
また、前記第1基板の表面は緑色に着色され、前記マークは白色からなることを特徴とする。
このような構成によれば、マークの認識がしやすいので、位置ずれ検査の作業効率が良い。
本発明の検査方法は、第1基板と、対向する第1辺と第2辺とを備え、前記第1基板上に前記第1辺及び前記第2辺が位置するように前記第1基板上に配置された第2基板と、の位置ずれを検査する検査方法において、前記第1基板上に前記第2基板を重ね合わせる工程と、前記第1基板及び前記第2基板を重ね合わせた状態で、前記第1基板上に、少なくとも前記第1辺及び前記第2辺のいずれかの付近に設けられた前記第1基板と前記第2基板との位置ずれ量を検出するマークにより位置ずれ量を検査する工程とを有することを特徴とする。
本発明のこのような構成によれば、少なくとも第1辺及び第2辺のいずれかの付近に位置ずれ量を検出するマークが設けられているので、第1基板と第2基板との位置ずれ検査時において、マークの見え方により2枚の基板の位置ずれ量を検出でき、その位置ずれ量が良品の範囲内にあるか否かを測長機を用いずに目視またはルーペにより容易に判断することができ、作業効率が良い。
また、前記第1基板は第1基準穴、前記第2基板は第2基準穴を備え、前記重ね合わせ工程において、前記第1基準穴と前記第2基準穴とが対応するように前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせることを特徴とする。
このように、第1基板及び第2基板それぞれに基準穴を設け、この基準穴により2枚の基板の位置合わせを行うことができる。基準穴の数が多いほど2枚の基板の位置合わせ精度は高くなるが、基板の設計上、設けることができる基準穴の数が制限される場合がある。このように基準穴の数を制限される場合、2枚の基板の位置ずれが起こりやすいため、本発明のように短時間で容易に位置ずれ検査を行える位置ずれ量を検出するマークを設けることは有効である。
本発明の電気光学装置の製造方法は、前記第1基板と、前記第2基板と、前記第1基板または前記第2基板に電気的に接続された電気光学パネルとを備えた電気光学装置の製造方法であって、前記第1基板と前記第2基板との位置ずれの検査を、上述に記載の検査方法を用いて行ったことを特徴とする。
本発明のこのような製造方法により製造された電気光学装置では、第1基板と第2基板との位置ずれ不良がないので、第1基板と第2基板との接続部分に負荷が生じにくい。従って、例えば外的衝撃を受けても、第1基板と第2基板との接続付近で第1基板または第2基板が切れることなく、接続不良が生じることがない。更に、位置ずれによる第1基板と第2基板との接続不良がない。従って、電気光学装置の動作特性不良を起こすことがなく、表示不良のない電気光学装置を得ることができる。
本発明の電気光学装置は、第1基板と、対向する第1辺と第2辺とを備え、前記第1基板上に前記第1辺及び前記第2辺が位置するように前記第1基板上に配置された第2基板と、前記第1基板または前記第2基板に電気的に接続された電気光学パネルとを備えた電気光学装置であって、前記第1基板上に、少なくとも前記第1辺及び前記第2辺のいずれかの付近に設けられた前記第1基板と前記第2基板との位置ずれ量を検出するマークを具備することを特徴とする。
本発明のこのような構成によれば、第1基板上に位置ずれ量を検出するマークを設けているので、このマークを用いて第1基板と第2基板との位置ずれ検査を容易に行うことができる。このような検査を行って製造された電気光学装置では、第1基板と第2基板との位置ずれ不良がないので、第1基板と第2基板との接続部分に負荷が生じにくい。従って、例えば外的衝撃を受けても、第1基板と第2基板との接続付近で第1基板または第2基板が切れることなく、接続不良が生じることがない。更に、位置ずれによる第1基板と第2基板との接続不良がない。従って、電気光学装置の動作特性不良を起こすことがなく、表示不良のない電気光学装置を得ることができる。
また、本発明の電子機器は、上述に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする。
本発明のこのような構成によれば、表示特性の良い表示画面を有する電子機器を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下実施形態を説明するにあたっては、電気光学装置として液晶装置を例にあげる。具体的には透過型のパッシブマトリックス方式の液晶装置、またその液晶装置を用いた電子機器について説明するがこれに限られるものではない。また、以下の図面においては各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等が異なっている。
(電気光学装置の構成及び実装構造体の構成)
図1は本発明の実施形態に係る電気光学装置としての液晶装置の概略断面図である。図2は、図1の液晶装置の第1フレキシブル配線基板を折り曲げずに伸ばした状態の概略斜視図であり、ここではバックライトの図示を省略している。図3は、液晶装置の一部を構成する回路基板の概略平面図である。図4は、図3の楕円Aで囲んだ領域の拡大図である。図5は、実装構造体85としての重なり合った第2フレキシブル配線基板と回路基板との位置関係を示す平面図である。図5では、第2フレキシブル配線基板と回路基板とが位置ずれなく最も最適な位置で接続された状態を示す。
図1及び図2に示すように、液晶装置1は、電気光学パネルとしての液晶パネル2と、液晶パネル2を挟み込むように設けられた一対の偏光板30と、液晶パネル2に電気的に接続された第1フレキシブル配線基板91と、第1フレキシブル配線基板91に接続された第1基板としての回路基板60と、回路基板60と電気的に接続された第2基板としての第2フレキシブル配線基板50と、液晶パネル2の一方の面に隣接して配置されたバックライト40を具備している。
液晶パネル2は、シール材31により接着された一対の基板2a及び2bを有している。一対の基板2a及び2bとシール材31により囲まれた領域内には電気光学材料例えばSTN(Super Twisted Nematic)液晶32が封入されている。
基板2aは、基材10と、この基材10の液晶側表面上にストライプ状に形成されたセグメント電極配線11と、このセグメント電極配線11を覆って順次形成されたオーバーコート層12及び配向膜13とを有している。
一方、基板2bは、基材20と、この基材20の液晶側表面上にセグメント電極配線11と交差してストライプ状に形成されたコモン電極配線22と、このコモン電極配線22を覆って順次形成されたオーバーコート層12及び配向膜13とを有している。更に、基板2bは、基板2aよりも張り出した張り出し部に実装された駆動用IC33と、駆動用IC33及び第1フレキシブル配線基板91と電気的に接続する外部接続用端子23と、コモン電極配線22が延在してなるコモン接続用端子22aと、セグメント電極配線11と電気的に接続するセグメント接続用端子11aとを有している。駆動用IC33には、回路基板60から第1フレキシブル配線基板91に設けられた配線(図示せず)及び外部接続用端子23を介して、表示画像に係る各種の信号が供給される。そして、駆動用IC33からは、駆動用IC33に電気的に接続されたコモン接続用端子22a及びセグメント接続用端子11aを介して、コモン電極配線22及びセグメント電極配線11に対して駆動信号が供給される。
ここで、基材10及び20は、例えばガラスや合成樹脂といった光透過性材料から形成された板状部材である。セグメント電極11及びコモン電極22はITO(Indiumu Tin Oxide)等の透明導電材料で形成されており、これらのセグメント電極11及びコモン電極22が交差する所が像を表示する画素となる。また、オーバーコート層12は例えば酸化ケイ素、酸化チタンまたはこれらの混合物により形成され、配向膜13は例えばポリイミド系樹脂により形成される。
第1フレキシブル配線基板91は、その一端部が液晶パネル2の外部接続端子23と電気的に接続し、他端部が回路基板60に電気的に接続している。
第2基板としての第2フレキシブル配線基板50は、回路基板60よりも幅が狭い形状をしており、その一端部50aには、図示しない外部回路と電気的な接続をとるためのコネクタ90が設けられ、他端部50bは回路基板60と電気的に接続している。図1に示すように、第2フレキシブル配線基板50の一端部50aは折り曲げられている。外部接続端子23と第1フレキシブル配線基板91、第1フレキシブル配線基板91と回路基板60、回路基板60と第2フレキシブル配線基板50は、それぞれACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電フィルム)71、72及び70により導電接着されている。図1に示すように、液晶装置1の状態では、第1フレキシブル配線基板91は、その一部が折り曲げられ、回路基板60及び第2フレキシブル配線基板50はバックライト40側に位置するように配置される。図2に示すように、第2フレキシブル配線基板50の一端部50a及び他端部50bは、第2フレキシブル配線基板50の中央部50cの幅よりも広い幅を有している。第2フレキシブル配線基板50は、その中央部50cにおいて対向する第1辺52a及び第2辺52bを有しており、本実施形態においては第1辺52aと第2辺52bは、ほぼ平行な関係にある。第1辺52a及び第2辺52bは、回路基板60と第2フレキシブル配線基板50とを重ね合わせた時に、回路基板60の表面上に位置する。第2フレキシブル配線基板50の他端部50bには、2つの位置合わせ用の第2基準穴51が設けられている。第2フレキシブル配線基板50は、可撓性を有するポリイミドフィルムなどからなるベース基材と、このベース基材上に形成された銅などからなる配線(図示せず)と、この配線に電気的に接続する一端部50a及び50bに形成された接続用端子(図示せず)とを有する。端部50a及び50bに形成される接続用端子は、それぞれコネクタ90及び回路基板60と電気的に接続される。
図3に示すように、第1基板としての回路基板60には、2つの位置合わせ用の第1基準穴61と、位置ずれ量を検出するマークとしての位置ずれ検査用マーク63と、ランド66などが設けられている。
第1基準穴61は、第2フレキシブル配線基板50と回路基板60とを重ね合わせたときに、上述した第2フレキシブル配線基板50に設けられた第2基準穴51と対応する位置に設けられている。ランド66は、第2フレキシブル配線基板50の接続端子と、ACF貼り付け領域62に貼り付けられるACF70を介して導電接続される箇所である。
図3から図5に示すように、位置ずれ検査用マーク63は、第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aと第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bとを有する。図5に示すように、第2フレキシブル配線基板50と回路基板60とを重ね合わせた際、位置ずれ検査用マーク63は、少なくともその一部が第2フレキシブル配線基板50を挟んでその両側、すなわち第1辺52a付近及び第2辺付近52bにそれぞれ位置するように設けられる。ここでは、第1辺52a付近に位置する位置ずれ検査用マークを第1辺側位置ずれ検査用マーク63A、第2辺52b付近に位置する位置ずれ検査用マークを第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bと称している。
第1辺52a付近に位置する第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aは、第1辺52aを挟んでその両側に2つの島状のマーク、外側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aa及び内側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Abを有している。外側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aa及び内側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Abは、それぞれ第1辺52aに近い側が4段の階段形状を有し、第1辺52aに遠い側は直線形状を有している。階段を形成する段は全て矩形状を有しており、各段の高さ方向は、位置ずれなく最適な状態で第2フレキシブル配線基板50と回路基板60とが重なり合って接続された場合の第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a及び第2辺52bと平行の関係にある。外側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aa及び内側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Abの階段形状は、これらマーク間の中心部から外側に向かって段々と高さが高くなるように形成されている。ここでは、外側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aaと内側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Abとの間隙の中心部から外側に向かって順に、段を第1段目、第2段目、第3段目、第4段目と呼ぶ。外側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aa及び内側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Abの階段の各段の高さは、外側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aaの第4段目の高さが最も高くなるように形成され、その他の段の高さはいずれも同じ高さとなるように形成されている。また、図4に示すように、例えば外側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aaと内側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Abとは、その間隙aが2mmとなるように設計され、全ての階段の段幅bが1mmとなるように設計されている。
一方、第2辺52b付近に位置する第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bにおいても、第2辺52bを挟んで2つの島状のマーク、外側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Ba及び内側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bbを有している。外側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Ba及び内側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bbはそれぞれ第2辺52bに近い側が階段形状を有し、第2辺52bに遠い側は直線形状を有している。階段を形成する段は全て矩形状を有しており、各段の高さ方向は、位置ずれなく最適な状態で第2フレキシブル配線基板50と回路基板60とが重なり合って接続された場合の第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a及び第2辺52bと平行の関係にある。外側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Ba及び内側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bbの階段形状は、これらマーク間の中心部から外側に向かって段々と高さが高くなるように形成されている。ここでは、外側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Baと内側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bbとの間隙の中心部から外側に向かって順に、階段を第1段目、第2段目、第3段目、第4段目と呼ぶ。外側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Ba及び内側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bbの各段の高さは、外側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Baの第4段目の高さが最も高くなるように形成され、その他の段の高さはいずれも同じ高さとなるように形成されている。第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bにおいても、外側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Baと内側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bbとはその間隙が2mmとなるように設計され、全ての階段の幅が1mmとなるように設計されている。すなわち、第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aと第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bとは、線対称形状をなしている。
第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aと第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bは、位置ずれなく最適な状態で第2フレキシブル配線基板50と回路基板60とが重なり合って接続された場合に、図5に示すように、第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a及び第2辺52bが、それぞれ外側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aaと内側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Abとの間隙の中心線、外側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Baと内側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bbとの間隙の中心線に沿って配置されるように、形成される。すなわち、回路基板60上に第2フレキシブル配線基板50が最適な状態で配置された場合、外側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aaと外側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Baのみが見えることとなる。
位置ずれ検査用マーク63は、例えばランド66形成と同時に形成することができる。これにより、別に位置ずれ検査用マークを形成する工程を設けることなく、製造効率が良い。また、回路基板60表面に、部品の形状や回路固有の部品番号などがシルク印刷により印刷されている場合があるが、このシルク印刷を用いて位置ずれ検査用マークを形成することもできる。この場合、シルク印刷はたいてい白色で形成され、回路基板はその表面をたいてい緑色にコーティングされているため、位置ずれ検査用マークの認識がしやすい。このように、回路基板の表面色によって位置ずれ検査用マークの色を選別することによって、後述する位置ずれ検査用マークを用いた位置ずれ検査をより容易に行うことができる。
(電気光学装置の製造方法及び検査方法)
本実施形態では、上述のように回路基板60に位置ずれ検査用マークを設けることによって、回路基板60と第2フレキシブル配線基板50との位置ずれ検査を容易に行うことができる。以下、この位置ずれ検査方法を含んだ上述に記載の電気光学装置としての液晶装置の製造方法について図6〜図11を用いて説明する。
図6は、回路基板と第2フレキシブル配線基板との接続工程及び位置ずれ検査工程を説明するための製造工程図である。図6(a)において、左図は平面図、右図はこの平面図の線B−B´で切断した断面図である。図6(b)において、左図は平面図、右図はこの平面図の線C−C´で切断した断面図である。図6(c)において、左図は平面図、右図はこの平面図の線D−D´で切断した断面図である。図7〜図10は、回路基板と第2フレキシブル配線基板との位置ずれ検査時の位置ずれ判断基準を説明するための位置ずれ検査用マーク付近の部分拡大平面図である。
まず、既知の方法により回路基板60、第2フレキシブル配線基板50、第1フレキシブル配線基板91及び液晶パネル2とを用意する。次に、詳細については後述するが、第2フレキシブル配線基板50と回路基板60とをACF70を介して加熱圧着して接続した後、位置ずれ検査を行う。その後、液晶パネル2と第1フレキシブル配線基板91、第1フレキシブル配線基板91と回路基板60とを、それぞれACF71、72を介して加熱圧着する。次に、液晶パネル2を挟み込むように一対の偏光板30を配置し、更にバックライト40を配置し、第1フレキシブル配線基板91を折り曲げて回路基板60及び第2フレキシブル配線基板50が液晶パネル2のバックライト40側に位置するように配置して、液晶装置1が完成する。尚、第2フレキシブル配線基板50と回路基板60との加熱圧着工程と、第1フレキシブル配線基板91と液晶パネル2、及び第1フレキシブル配線基板91と回路基板60との加熱圧着工程を別工程で行っているが、同時に行うこともできる。
以下に、上述の第2フレキシブル配線基板50と回路基板60との加熱圧着工程及び位置ずれ検査工程の詳細について説明する。
図6(a)に示すように、2つの基準ピン81を備えた支持台80上に、基準ピン81が回路基板60の第1基準穴61に貫通するように回路基板60を載置する。
次に、図6(b)に示すように、ACF70を回路基板60のACF貼り付け位置62に貼り付ける。
次に、図6(c)に示すように、ACF70を介して回路基板60上に第2フレキシブル配線基板50を載置する。第2フレキシブル配線基板50に設けられた第2基準穴51は、基準ピン81によって貫通される。その後、ACF70が貼り付けられた領域を、押圧子(図示せず)によって第2フレキシブル配線基板50側から所定圧力で押し付け、加熱することによって、回路基板60と第2フレキシブル配線基板50とをACF70を介して加熱圧着する。
次に、支持台80に載置した状態で、回路基板60上に形成された位置ずれ検査用マーク63を用いて目視あるいはルーペを用いて位置ずれ検査を行う。本実施形態においては、回路基板60と第2フレキシブル配線基板50とを重ね合わせた時、第2フレキシブル配線基板50を挟んで両側、すなわち第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a付近及び第2辺52b付近それぞれに位置ずれ検査用マーク63の少なくとも一部が位置し、かつ内側位置ずれ検査用マーク63Ab及び63Bbと第2フレキシブル配線基板50との間に間隙が生じていなければ、良品と判断した。以下、具体例をあげて説明する。
図7は、位置ずれなく最適な状態で第2フレキシブル配線基板50と回路基板60とが重なり合って接続された場合の部分平面図である。
図7に示すように、第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a及び第2辺52bが、それぞれ外側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aaと内側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Abとの間隙の中心線、外側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Baと内側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bbとの間隙の中心線に沿って、位置する。すなわち、回路基板60上に第2フレキシブル配線基板50が最適な状態で配置された場合、外側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aaと外側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Baのみが見えることとなる。図7に示すとおり、第2フレキシブル配線基板50を挟んで、第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a付近及び第2辺52b付近にそれぞれ位置ずれ検査用マーク63の少なくとも一部が位置し、かつ内側位置ずれ検査用マーク63Ab及び63Bbと第2フレキシブル配線基板50との間に間隙が生じていないため、良品と判断される。
図8は、第2フレキシブル配線基板50が図面上左側に位置ずれした状態で回路基板60と重なり合って接続された場合の部分平面図である。
図8に示すように、第2フレキシブル配線基板50を挟んで、第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a付近及び第2辺52b付近にそれぞれ位置ずれ検査用マーク63の少なくとも一部が位置し、かつ内側位置ずれ検査用マーク63Ab及び63Bbと第2フレキシブル配線基板50との間に間隙が生じていないため、良品と判断される。
図9は、第2フレキシブル配線基板50が図面右側に位置ずれした状態で回路基板60と重なり合って接続された場合の部分平面図である。
図9に示すように、第2フレキシブル配線基板50を挟んで、第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a付近及び第2辺52b付近にそれぞれ位置ずれ検査用マーク63の少なくとも一部が位置し、かつ内側位置ずれ検査用マーク63Ab及び63Bbと第2フレキシブル配線基板50との間に間隙が生じていないため、良品と判断される。
本実施形態においては、位置ずれ検査用マーク63の階段の段幅は全て1mmと等間隔になっており、隣り合う内側位置ずれ検査用マークと外側位置ずれ検査用マークとの間隙は2mmとなっている。このため、例えば図9において、位置ずれ検査用マークの底辺位置における、最適な配置位置とのx方向(位置ずれ検査用マーク63の底辺方向)の位置ずれ量は約4mm程度と測長機を用いずに判断することができる。更に、第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a及び第2辺52bがそれぞれ位置ずれ検査用マーク63のどの部分に位置するかを見ることによって、最適な配置状態から第2フレキシブル配線基板50がどれだけθずれしているかを判断することができる。言い換えると、第2基準穴51に基づく回転方向の位置ずれ量を判断することができる。例えば、第2フレキシブル配線基板50が、2つの第2基準穴51のうち一方の第2基準穴51の中心を基点として回転方向に位置ずれした場合、その第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a(または第2辺52b)と、最適な配置状態の第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a(または第2辺52b)とがなす角度(回転角)が、θずれ量となる。この場合、第1辺52a側で測定されるθずれ量と、第2辺52b側で測定されるθずれ量は値が異なり、辺52a及び52bのうち、基点とした方の第2基準穴51に最も遠い辺側で測定する方が、そのθずれ量が大きくなる。従って、第1辺52a側及び第2辺52b側それぞれにおけるθずれ量が、両方とも予め決められた範囲内にあるかどうかを確認すればよい。このθずれ量のおよその値は、位置ずれ検査用マーク63の底辺部及び上辺部それぞれと、第2フレキシブル配線基板50の辺52aまたは52bとが交差する位置から測定することができる。また、他の例をあげると、第2フレキシブル配線基板50が、2つの第2基準穴51それぞれの中心を結ぶ線の中心を基点として回転方向に位置ずれした場合、その第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a(または第2辺52b)と、最適な配置状態の第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a(または第2辺52b)とがなす角度が、θずれ量となる。この場合、本実施形態においては、第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aと第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bとは線対称形状となっており、その対称軸上に基点が位置するので、第1辺52a側で測定されるθずれ量と、第2辺52b側で測定されるθずれ量は値が同じとなる。従って、第1辺52a側及び第2辺52b側の少なくとも一方のθずれ量が予め決められた範囲内にあるかどうかを確認すればよい。そして、この場合においても、θずれ量のおよその値は、位置ずれ検査用マーク63の底辺部及び上辺部それぞれと、第2フレキシブル配線基板50の辺52aまたは52bとが交差する位置から測定することができる。尚、実際には、第2フレキシブル配線基板50がどこを基点にして回転しているかを判断することは困難なため、第1辺52a側及び第2辺52b側それぞれのθずれ量が規定の範囲内にあるかどうかを確認すればよい。
このように本実施形態においては、位置ずれ検査用マーク63を階段形状とすることにより、位置ずれ検査用マーク63は、θずれも含む位置ずれ量を把握できる目盛り機能をも備えている。また、マークを階段状にすることにより、単にマークを矩形状とするよりも、より詳細な位置ずれ量を把握することができる。
図10は、不良と判断される場合の部分平面図である。
図10に示すように、第2フレキシブル配線基板50を挟んで、第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a付近及び第2辺52b付近にそれぞれ位置ずれ検査用マーク63の少なくとも一部が位置しているが、内側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bbと第2フレキシブル配線基板50との間に間隙64が生じているため不良品と判断される。この際、回路基板60の表面はたいていは緑色に着色されているため、第2フレキシブル配線基板50と内側位置ずれ検査用マーク63bとの間隙64に回路基板の表面の緑色を確認すれば、容易に不良と判断することができる。また、位置ずれ検査用マーク63を白色のシルク印刷で形成した場合、白色と緑色との色の識別のしやすさから位置ずれ検査がしやすい。
このように本実施形態においては、位置ずれ検査用マークを回路基板に設け、回路基板と第2フレキシブル配線基板とを重ね合わせたときの位置ずれ検査用マークの見え方により良品か否かを判断する。これにより測長機を用いずに目視やルーペなどを用いて容易にかつ正確に位置ずれ検査を行うことができ、作業効率が向上する。更に、位置ずれ検査用マークを階段状とすることにより、およその位置ずれ量を、測長機を用いることなく容易に測定することができる。
尚、位置ずれ検査用マーク63は、ACF貼り付け位置62からなるべく離れた位置に設けることが望ましく、ACF貼り付け位置62と位置ずれ検査用マーク63との距離を長くとるほど第2フレキシブル配線基板50の位置ずれをより正確に検査することができる。
上述のような位置ずれ検査方法を経て良品と判断された回路基板60及び第2フレキシブル配線基板50が組み込まれた液晶装置1では、回路基板60と第2フレキシブル配線基板50との接続部分に負荷が生じにくく、第2フレキシブル配線基板50が切れにくい。すなわち、本実施形態においては、コネクタ90が所望の位置に位置するので、外部回路とコネクタ90との接続に無理がなく、回路基板60と第2フレキシブル配線基板50との接続部分に負荷が生じにくく、第2フレキシブル配線基板50が切れにくい。また、回路基板50と第2フレキシブル配線基板60との接続不良がなく、動作特性不良のない液晶装置を得ることができる。
(第1変形例)
上述の回路基板60では、位置ずれ量を検出するマークとして階段形状のマークを使用したが、図11に示すように、目盛り状の位置ずれ検査用マーク65を用いることもできる。以下、図11から図14を用いて説明する。
図11は、第1変形例としての回路基板160を示す概略平面図である。図12は、図11の楕円Eで囲まれた領域の拡大図である。図13及び図14は、回路基板と第2フレキシブル配線基板との位置ずれ検査時の位置ずれ判断基準を説明するための位置ずれ検査用マーク付近の部分拡大平面図である。図13(a)は、最適な状態で回路基板と第2フレキシブル配線基板とが配置された時の状態を示す図である。図13(b)及び図13(c)はいずれも第2フレキシブル配線基板がずれて配置された時の状態であるが、良品と判断される例である。図14は、不良品と判断される例である。尚、上述の実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
図11から図13に示すように、第1変形例における位置ずれ検査用マーク65は、第1辺側位置ずれ検査用マーク65Aと第2辺側位置ずれ検査用マーク65Bとを有する。図11〜図13に示すように、第2フレキシブル配線基板50と回路基板160とを重ね合わせた際、位置ずれ検査用マーク65は、少なくとものその一部が、第2フレキシブル配線基板50を挟んで、第1辺52a付近及び第2辺付近52bにそれぞれ位置するように設けられている。ここでは、第1辺52a付近に位置する位置ずれ検査用マーク65を第1辺側位置ずれ検査用マーク65A、第2辺52b付近に位置する位置ずれ検査用マーク65を第1辺側位置ずれ検査用マーク65Bと称している。
図12に示すように、第1辺側位置ずれ検査用マーク65A及び第2辺側位置ずれ検査用マーク65Bは、いずれも目盛り形状を有しており、1本の横線に交差してcの幅で等間隔に5本の縦線が形成された形状となっている。5本の縦線のうち中央部が最も長く、この中央部に位置する縦線から離れて位置するほど縦線の長さは短くなっている。
本実施形態においては、回路基板160と第2フレキシブル配線基板50とを重ね合わせた時、第2フレキシブル配線基板50を挟んで両側、すなわち第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a付近及び第2辺52b付近それぞれに位置ずれ検査用マーク65の少なくとも一部が位置すれば、良品と判断した。以下、具体例をあげて説明する。
図13(a)は、位置ずれなく最適な状態で第2フレキシブル配線基板50と回路基板160とが重なり合って接続された場合の部分平面図である。図13(a)に示すように、最適な配置状態では、第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a及び第2辺52bが、それぞれ第1辺側位置ずれ検査用マーク65Aの中央部に位置する最も長い縦線、第2辺側位置ずれ検査用マーク65Bの中央部に位置する最も長い縦線に沿って位置する。すなわち、回路基板160上に第2フレキシブル配線基板50が最適な状態で配置された場合、第1辺側位置ずれ検査用マーク65Aの左半分と第2辺側位置ずれ検査用マーク65Bの右半分のみが見えることとなる。図に示すとおり、第2フレキシブル配線基板50を挟んで、第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a付近及び第2辺52b付近にそれぞれ位置ずれ検査用マーク65の少なくとも一部が位置するので、この場合良品と判断される。
図13(b)は、第2フレキシブル配線基板50が図面上、左側に位置ずれした状態で回路基板160と重なり合って接続された場合の部分平面図である。図13(b)に示すように、第2フレキシブル配線基板50を挟んで、第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a付近及び第2辺52b付近それぞれに位置ずれ検査用マーク65の少なくとも一部が位置するので、この場合も良品と判断される。
図13(c)は、第2フレキシブル配線基板50が図面右側に位置ずれした状態で回路基板160と重なり合って接続された場合の部分平面図である。図13(c)に示すように、第2フレキシブル配線基板50を挟んで、第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a付近及び第2辺52b付近それぞれに位置ずれ検査用マーク65の少なくとも一部が位置するので、この場合も良品と判断される。
本実施形態においては、位置ずれ検査用マーク65の目盛り幅は全て等間隔になっている。仮に目盛り幅を1mmとした場合、例えば図13(b)において、位置ずれ検査用マーク65の横線位置における、第2フレキシブル配線基板50の最適な配置位置との位置ずれ量は約2mm程度と測長機を用いずに判断することができる。このように本変形例においては、位置ずれ検査用マーク65を目盛り状とすることにより、位置ずれ検査用マーク65は、位置ずれ量を把握できる目盛り機能をも備える。
図14は、不良と判断される場合の部分平面図である。図に示すように、第2フレキシブル配線基板50の第2辺52b付近に第2辺側位置ずれ検査用マーク65Bを確認できるが、第1辺52a付近には位置ずれ検査用マーク65Aを確認することができない。この場合、不良品と判断される。
このように本変形例においても、位置ずれ検査用マークを回路基板に設けることにより、回路基板と第2フレキシブル配線基板とを重ね合わせたときの位置ずれ検査用マークの見え方により良品か否かを判断することができる。これにより測長機を用いずに目視やルーペなどを用いて容易にかつ正確に位置ずれ検査を行うことができ、作業効率が向上する。更に、位置ずれ検査用マークを目盛り状とすることにより、およその位置ずれ量を、測長機を用いることなく容易に測定することができる。
(第2変形例)
図15は、第2変形例における位置ずれ量を検出するマークの拡大図である。
上述の第1変形例においては、回路基板60上に形成される第1辺側位置ずれ検査用マーク65Aと第2辺側位置ずれ検査用マーク65Bとは、それぞれ孤立したパターン形状であった。これに対し、図15に示すように、第1辺側位置ずれ検査用マーク165Aと第2辺側位置ずれ検査用マーク165Bのそれぞれの横線が連結して、横線を共有した形状の位置ずれ検査用マーク165とすることもできる。
(第3変形例)
図16は、第3変形例における位置ずれ量を検出するマークと第2フレキシブル配線基板との位置関係を示す拡大図である。上述の実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、その説明は省略する。
上述の実施形態においては、第2フレキシブル配線基板50の対向する辺52a及び52b付近それぞれに、2つの島状の階段形状の位置ずれ検査用マークを形成していた。これに対し、図16に示すように、第2フレキシブル配線基板50の対向する第1辺52a及び第252b付近それぞれに、辺52をまたいで1つの島状の矩形状の位置ずれ検査用マーク67A及び67Bを設けても良い。
変形例3における位置ずれ量を検出するマークとしての位置ずれ検査用マーク67は、第1辺側位置ずれ検査用マーク67Aと第2辺側位置ずれ検査用マーク67Bとを有する。図16に示すように、第2フレキシブル配線基板50と回路基板とを重ね合わせた際、位置ずれ検査用マーク67は、第2フレキシブル配線基板50を挟んで、第1辺52a付近及び第2辺付近52bにそれぞれ位置するように設けられている。ここでは、第1辺52a付近に位置する位置ずれ検査用マーク67を第1辺側位置ずれ検査用マーク67A、第2辺52b付近に位置する位置ずれ検査用マーク67を第2辺側位置ずれ検査用マーク67Bと称している。第1辺側位置ずれ検査用マーク67A及び第2辺側位置ずれ検査用マーク67Bは、それぞれ同じ大きさの矩形状を有し、その長手方向は、最適な状態で第2フレキシブル配線基板と回路基板とを重ね合わせた時の第2フレキシブル配線基板50の辺52a及び52bとほぼ平行に位置する。
本実施形態においては、第2フレキシブル配線基板50の第1辺52aが第1辺側位置ずれ検査用マーク67Aの上辺67Aa及び底辺67Abの双方と交差し、かつ第2フレキシブル配線基板50の第2辺52bが第2辺側位置ずれ検査用マーク67Bの上辺67Ba及び底辺67Bbの双方と交差した状態である場合を、良品と判断している。言い換えると、第2フレキシブル配線基板50を挟んでその両側に位置ずれ検査用マーク67が確認でき、かつ第1辺側位置ずれ検査用マーク67A及び第2辺側位置ずれ検査用マーク67Bそれぞれの内側の辺67Ac及び67Bcと、第2フレキシブル配線基板50との間に間隙がない場合を良品としている。これにより、測長機を用いずとも、目視あるいはルーペにより、θずれを含む位置ずれが許容範囲内にあるかどうかを検査することができる。尚、最適な状態で第2フレキシブル配線基板と回路基板とが重ね合わさった場合、図16に示すように、第2フレキシブル配線基板50の辺52a及び52bは、第1辺側位置ずれ検査用マーク67A及び第2辺側位置ずれ検査用マーク67Bそれぞれの中心線cと一致する。
(第4変形例)
図17は、第4変形例における位置ずれ量を検出するマークと第2フレキシブル配線基板との位置関係を示す拡大図である。上述の実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、その説明は省略する。
上述の実施形態においては、第2フレキシブル配線基板50の対向する辺52a及び52b付近それぞれに、2つの島状の階段形状の外側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aa及び内側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Ab、外側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Ba及び内側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bbを形成していた。これに対し、図17に示すように、外側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Aaと内側第1辺側位置ずれ検査用マーク63Ab、外側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Baと内側第2辺側位置ずれ検査用マーク63Bbとを、それぞれ連結させた形状としても良い。すなわち、第2フレキシブル配線基板50の対向する第1辺52a及び第2辺52b付近それぞれに、辺52をまたいで1つの島状の矩形状の位置ずれ検査用マーク163A及び163Bを設けても良い。
変形例4における位置ずれ量を検出するマークとしての位置ずれ検査用マーク163は、第1辺側位置ずれ検査用マーク163Aと第2辺側位置ずれ検査用マーク163Bとを有する。図17に示すように、第2フレキシブル配線基板50と回路基板とを重ね合わせた際、位置ずれ検査用マーク163は、第2フレキシブル配線基板50を挟んで両側に、第1辺52a付近及び第2辺付近52bにそれぞれ位置するように設けられている。ここでは、第1辺52a付近に位置する位置ずれ検査用マーク163を第1辺側位置ずれ検査用マーク163A、第2辺52b付近に位置する位置ずれ検査用マーク163を第2辺側位置ずれ検査用マーク163Bと称している。
第1辺側位置ずれ検査用マーク163A及び第2辺側位置ずれ検査用マーク163Bは、内側が階段形状を有し、外側が直線形状を有している。階段は、中央部から外側に向かって高さが高くなっていく階段形状となっており、中央部の段の段幅eは、その他の全ての段の段幅dの2倍となっている。階段の各段は、その高さ方向が、位置ずれなく最適な状態で第2フレキシブル配線基板50と回路基板60とが重なり合って接続された場合の第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a及び第2辺52bと平行の関係にある。第1辺側位置ずれ検査用マーク163A及び第2辺側位置ずれ検査用マーク163Bの階段の高さは、最も外側に位置する段の高さが最も高くなるように形成され、その他の段の高さはいずれも同じ高さとなるように形成されている。第1辺側位置ずれ検査用マーク163Aと第2辺側位置ずれ検査用マーク163Bとは、線対称形状をなしている。
第1辺側位置ずれ検査用マーク163Aと第2辺側位置ずれ検査用マーク163Bは、位置ずれなく最適な状態で第2フレキシブル配線基板50と回路基板とが重なり合って接続された場合に、図17に示すように、第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a及び第2辺52bが、それぞれ第1辺側位置ずれ検査用マーク163Aの中央部の段の中心線、第2辺側位置ずれ検査用マーク163Bの中央部の段の中心線に沿って位置するように、形成される。
本変形例においては、回路基板と第2フレキシブル配線基板50とを重ね合わせた時、第2フレキシブル配線基板50を挟んで両側、すなわち第2フレキシブル配線基板50の第1辺52a付近及び第2辺52b付近それぞれに位置ずれ検査用マーク163の少なくとも一部が位置し、かつ位置ずれ検査用マーク163A及び163Bそれぞれの内側の辺163Aa及び163Baと第2フレキシブル配線基板50との間に間隙が生じていなければ、良品と判断した。
このように、本変形例においても、測長機を用いずとも、目視あるいはルーペにより、位置ずれが許容範囲内にあるかどうかを検査することができる。また、本変形例においても、位置ずれ検査用マークを階段形状とすることにより、測長機を用いずにおよその位置ずれ量を測定することができる。
(第5変形例)
上述の実施形態においては、第1辺52a及び第2辺52bそれぞれの付近に、位置ずれ検査用マーク63A及び63Bを設けている。これに対し、図18に示すように、一方の辺、例えば第1辺52a付近にのみ位置ずれ検査用マーク68を設けても良い。尚、上述の実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図18は、第5変形例における位置ずれ量を検出するマークと第2フレキシブル配線基板との位置関係を示す拡大図である。図18では、最適な状態で第2フレキシブル配線基板50が配置された場合の状態を示す。
本変形例における位置ずれを検出するマークとしての位置ずれ検査用マーク68は、第1辺52aをまたいで両側それぞれに配置された階段状の第1位置ずれ検査用マーク68Aと、階段状の第2位置ずれ検査用マーク68Bとからなる。第1位置ずれ検査用マーク68Aと第2位置ずれ検査用マーク68Bとは線対称の関係にあり、それぞれ内側が階段形状、外側が直線形状を有している。階段幅、階段高さそれぞれは、いずれの段においても同じ寸法となっており、第1位置ずれ検査用マーク68Aと第2位置ずれ検査用マーク68Bとは、階段幅の2倍の幅の間隙をおいて位置する。最適な状態で第2フレキシブル配線基板50が配置された場合、第1辺52aは、第1位置ずれ検査用マーク68Aと第2位置ずれ検査用マーク68Bとの間隙の中心線に沿う。
本変形例においては、例えば、第2位置ずれ検査用マークの68Bの第1辺52aから離れた側の直線状の辺68Baと第1辺52aとの間に間隙が生じず、かつ第1位置ずれ検査用マーク68Aaの第1辺52bから離れた側の直線状の辺68Aaの全てが確認できれば、良品と判断する。また、本変形例においても、マークを階段状とすることにより、詳細な位置ずれ角をも含む位置ずれ量を把握することができる。
このように、第2フレキシブル配線基板50の一方の辺をまたぐように島状の線対称のマークを設けてもよい。尚、本変形例では、階段状のマークとしたが、例えば矩形状のマークとすることができる。
以上、実装構造体として、フレキシブル配線基板と回路基板との積層体を例にあげて説明したがこれに限られるものでなく、重ね合わせた2枚の基板の位置ずれ検査に本発明を適用することが可能である。例えば液晶パネルとフレキシブル配線基板との位置ずれ検査に上述のような位置ずれ検査用マークを用いることが可能である。また、回路基板がフレキシブル配線基板よりもその幅が狭い形状であれば、フレキシブル配線基板上に位置ずれ検査用マークを設けて位置ずれ検査を行うことも可能である。
また、位置ずれを検出するマークは上述に記載した形状に限定されるものではない。
(電子機器)
次に、上述した液晶装置1を備えた電子機器について説明する。
図19は本実施形態に係る電子機器の表示制御系の全体構成を示す概略構成図である。
電子機器300は、表示制御系として例えば図19に示すように液晶パネル2及び表示制御回路390などを備え、その表示制御回路390は表示情報出力源391、表示情報処理回路392、電源回路393及びタイミングジェネレータ394などを有する。
また、液晶パネル2上は、その表示領域Gを駆動する駆動回路361を有する。
駆動回路361は上述した液晶装置1の駆動用IC33に相当し、制御回路390は回路基板60に相当する。
表示情報出力源391は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などからなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスクなどからなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備えている。更に表示情報出力源391は、タイミングジェネレータ394によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号などの形で表示情報を表示情報処理回路392に供給するように構成されている。
また、表示情報処理回路392はシリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路などの周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKと共に駆動回路361へ供給する。駆動回路361は、走査線駆動回路、データ線駆動回路及び検査回路を含む。また、電源回路393は、上述した各構成要素に夫々所定の電圧を供給する。
具体的な電子機器としては、携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの他に液晶装置が搭載されたタッチパネル、プロジェクタ、液晶テレビやビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、上述した例えば液晶装置1が適用可能なのは言うまでもない。
なお、本発明の電気光学装置及び電子機器は、上述した例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上述した電気光学装置はいずれも液晶パネルを有する液晶装置であるが、無機或は有機エレクトロルミネッセンス装置、プラズマディスプレイ装置、電気泳動ディスプレイ装置、電子放出素子を用いた装置(Field Emission Display及びSurface‐Conduction Electron‐Emitter Display等)などの各種電気光学装置であってもよい。
以上、好ましい実施形態を上げて本発明を説明したが、本発明は上述したいずれの実施形態にも限定されず、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更して実施できる。
例えば、上述の実施形態ではパッシブマトリクス型の液晶装置について説明したがこれに限られるものではなく、例えば薄膜トランジスタ素子アクティブマトリクス型、薄膜ダイオード素子アクティブマトリクス型の液晶装置であってもよい。更には、半透過型に限らず反射型、透過型であってもよい。
実施形態に係る液晶装置の概略断面図。 図1に示す液晶装置の分解概略斜視図。 実施形態に係る回路基板の平面図。 図3の楕円Aの拡大図。 回路基板と第2フレキシブル配線基板との位置関係を示す平面図。 回路基板と第2フレキシブル配線基板との接続工程を示す工程図。 第2フレキシブル配線基板と位置ずれ検査用マークの位置関係を示す図。 第2フレキシブル配線基板と位置ずれ検査用マークの位置関係を示す図。 第2フレキシブル配線基板と位置ずれ検査用マークの位置関係を示す図。 第2フレキシブル配線基板と位置ずれ検査用マークの位置関係を示す図。 第1変形例に係る回路基板の平面図。 図11の楕円Eの拡大図。 第2フレキシブル配線基板と位置ずれ検査用マークの位置関係を示す図。 第2フレキシブル配線基板と位置ずれ検査用マークの位置関係を示す図。 第2変形例にかかわる位置ずれ検査用マークの平面図。 第3変形例にかかわる位置ずれ検査用マークの平面図。 第4変形例にかかわる位置ずれ検査用マークの平面図。 第5変形例にかかわる位置ずれ検査用マークの平面図。 実施形態に係る電子機器の表示制御系の全体構成を示す概略構成図。
符号の説明
1 液晶装置、 2 液晶パネル、 50 第2フレキシブル配線基板、51 第2基準穴、 52a 第1辺、 52b 第2辺、 60 回路基板、 61 第1基準穴、 63 位置ずれ検査用マーク、 63A 第1辺側位置ずれ検査用マーク、 63Aa 外側第1辺側位置ずれ検査用マーク、 63Ab 内側第1辺側位置ずれ検査用マーク、 63B 第2辺側位置ずれ検査用マーク、 63Ba 外側第2辺側位置ずれ検査用マーク、 63Bb 内側第2辺側位置ずれ検査用マーク、 65 位置ずれ検査用マーク、 65A 第1辺側位置ずれ検査用マーク、 65B 第2辺側位置ずれ検査用マーク、 67 位置ずれ検査用マーク、 67A 第1辺側位置ずれ検査用マーク、 67B 第2辺側位置ずれ検査用マーク、 68 位置ずれ検査用マーク、 68A 第1位置ずれ検査用マーク、 68B 第2位置ずれ検査用マーク、 85 実装構造体、 163 位置ずれ検査用マーク、 163A 第1辺側位置ずれ検査用マーク、 163B 第2辺側位置ずれ検査用マーク、 165 位置ずれ検査用マーク、 165A 第1辺側位置ずれ検査用マーク、 165B 第2辺側位置ずれ検査用マーク、 300 電子機器

Claims (14)

  1. 第1基板と、
    対向する第1辺と第2辺とを備え、前記第1基板上に前記第1辺及び前記第2辺が位置するように前記第1基板上に配置された第2基板と
    を備えた実装構造体であって、
    前記第1基板上に、少なくとも前記第1辺及び前記第2辺のいずれかの付近に設けられた前記第1基板と前記第2基板との位置ずれ量を検出するマークを具備することを特徴とする実装構造体。
  2. 前記マークは、前記第1辺及び前記第2辺のそれぞれの付近に設けられていることを特徴とする請求項1記載の実装構造体。
  3. 前記第1基板及び前記第2基板それぞれの、互いに対応する位置に位置合わせ用の基準穴が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の実装構造体。
  4. 前記マークは、前記基準穴に基づく回転方向の位置ずれを検出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の実装構造体。
  5. 前記マークは、前記辺を挟む2つの島状をなすことを特徴とする請求項1から請求項4いずれか一項に記載の実装構造体。
  6. 前記マークは、前記辺側が階段形状を有していることを特徴とする請求項5記載の実装構造体。
  7. 前記マークは、前記辺をまたぐことを特徴とする請求項1から請求項4いずれか一項に記載の実装構造体。
  8. 前記マークは、中央部から外側に向かって高さが高くなる階段形状を有していることを特徴とする請求項7記載の実装構造体。
  9. 前記マークは目盛り形状を有することを特徴とする請求項1から請求項4いずれか一項に記載の実装構造体。
  10. 第1基板と、対向する第1辺と第2辺とを備え、前記第1基板上に前記第1辺及び前記第2辺が位置するように前記第1基板上に配置された第2基板と、の位置ずれを検査する検査方法において、
    前記第1基板上に前記第2基板を重ね合わせる工程と、
    前記第1基板及び前記第2基板を重ね合わせた状態で、前記第1基板上に、少なくとも前記第1辺及び前記第2辺のいずれかの付近に設けられた前記第1基板と前記第2基板との位置ずれ量を検出するマークにより位置ずれ量を検査する工程と
    を有することを特徴とする検査方法。
  11. 前記第1基板は第1基準穴、前記第2基板は第2基準穴を備え、
    前記重ね合わせ工程において、前記第1基準穴と前記第2基準穴とが対応するように前記第1基板と前記第2基板とを重ね合わせることを特徴とする請求項10記載の検査方法。
  12. 前記第1基板と、前記第2基板と、前記第1基板または前記第2基板に電気的に接続された電気光学パネルとを備えた電気光学装置の製造方法であって、
    前記第1基板と前記第2基板との位置ずれの検査を、請求項10または請求項11記載の検査方法を用いて行ったことを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  13. 第1基板と、
    対向する第1辺と第2辺とを備え、前記第1基板上に前記第1辺及び前記第2辺が位置するように前記第1基板上に配置された第2基板と、
    前記第1基板または前記第2基板に電気的に接続された電気光学パネルと
    を備えた電気光学装置であって、
    前記第1基板上に、少なくとも前記第1辺及び前記第2辺のいずれかの付近に設けられた前記第1基板と前記第2基板との位置ずれ量を検出するマークを具備することを特徴とする電気光学装置。
  14. 請求項13記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
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