JP2005251385A - 磁気抵抗効果型ヘッド及び磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気抵抗効果型ヘッド及び磁気記録再生装置 Download PDF

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賢一 青島
Hitoshi Kanai
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Abstract

【課題】 本発明は、磁気抵抗効果型ヘッド及び磁気記録再生装置に関し、ヘッドノイズを低減して良好なヘッド特性を得ることができ、書き込みヘッドのうねりを防止して記録再生特性の劣化を防止し得、良好な硬磁気特性を得ることができるようにすること目的とする。
【解決手段】 磁気抵抗効果素子の磁気抵抗効果膜に磁化安定化バイアス磁界を印加する安定化バイアス層と、安定化バイアス層の下地層を構成する強磁性体とを備え、強磁性体は、Co,Ni,Cr,Nb,Mo,Ta,V ,W からなるグループから選択された少なくとも1つの元素が添加されたFe合金からなり、2.5〜4.9nmの膜厚を有するように構成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、磁気抵抗効果型ヘッド及び磁気記録再生装置に係り、特に磁気抵抗効果膜に磁化安定化バイアス磁界を印加する安定化バイアス層を用いる磁気抵抗効果型ヘッド及びこのような磁気抵抗効果型ヘッドを備えた磁気記録再生装置に関する。
図1は、従来の磁気抵抗効果型ヘッドの要部を示す断面図である。同図に示す如く、従来の磁気抵抗効果型ヘッドでは、矩形の磁気抵抗効果素子1が素子端子3に接続され、磁気抵抗効果素子(スピンバルブ素子)1及び素子端子3の上下は夫々アルミナ(Al2O3)層4,5により絶縁されている。又、これらのアルミナ層4,5の上下両側は、図示を省略する2つの軟磁性体(NiFe) によりシールドされている。
再生素子は、再生出力安定化のために縦バイアス印加層7を備えており、この縦バイアス印加層7には硬磁性体が用いられている。この硬磁性体の下地として、bcc結晶構造の薄膜を用いることで、硬磁気特性を向上できることが知られている。
例えば、特許文献1では、硬磁性体の下地にbcc結晶構造の薄膜を用いて、再生出力の安定化を向上することが提案されている。この場合の再生出力安定化の向上は、Fe等の強磁性体がスピンバルブ素子のフリー層と交換結合するための考えられている。例えば、10nmのFeや10nmのFeCrの下地にCoCrPtからなる硬磁性体を用いた場合、磁界が1000〜1200Oeとなり、バルクハウゼンノイズを効果的に抑制できる。
特開平9−97409号公報
硬磁性体として用いられるCoCrPtは、比抵抗が60〜80μΩcmと高い。このため、磁気抵抗効果型ヘッド全体としての抵抗値が大きくなってしまい、ヘッドノイズ(ホワイトノイズ)の原因となり、ヘッド特性が低下するという問題があった。
又、硬磁性体として用いられるCoC
rPtの残留磁化は低く、十分なヘッド特性を得るためには、膜厚を大きくする必要があった。しかし、硬磁性体の膜厚を大きくすると、書き込みヘッドにうねりが生じて、記録再生特性を低下させてしまうと言う問題もあった。
更に、磁束密度の高いCoPtを硬磁性体として用い、且つ、tokkyo特開平文献1で提案されているbcc結晶構造の強磁性下地膜を用いた場合には、図2に示すように、良好な硬磁気特性を得ることは難しいという問題もあった。同図は、Fe層を3nm、CoPt層を10nmとした場合のbcc結晶構造の強磁性下地膜の特性を示す図であり、縦軸は磁化(Gauss)、横軸は磁界(Oe) を示す。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、ヘッドノイズを低減して良好なヘッド特性を得ることができ、書き込みヘッドのうねりを防止して記録再生特性の劣化を防止し得、良好な硬磁気特性を得ることができる磁気抵抗効果型ヘッド及び磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
上記の課題は、磁気抵抗効果素子の磁気抵抗効果膜に磁化安定化バイアス磁界を印加する安定化バイアス層と、該安定化バイアス層の下地層を構成する強磁性体とを備え、該強磁性体はFeからなり、1.3 〜2.5 nmの膜厚を有する磁気抵抗効果型ヘッドにより達成できる。本発明になる磁気抵抗効果型ヘッドによれば、ヘッドノイズを低減して良好なヘッド特性を得ることができ、書き込みヘッドのうねりを防止して記録再生特性の劣化を防止し得、良好な硬磁気特性を得ることができる。
この場合、前記安定化バイアス層は、Co系の合金又はCoPt合金からなる構成でも良い。
上記の課題は、磁気抵抗効果素子の磁気抵抗効果膜に磁化安定化バイアス磁界を印加する安定化バイアス層と、該安定化バイアス層の下地層を構成する強磁性体とを備え、該強磁性体は、Co,Ni,Cr,Nb,Mo,Ta,V ,W からなるグループから選択された少なくとも1つの元素が添加されたFe合金からなり、2.5〜4.9nmの膜厚を有する磁気抵抗効果型ヘッドによっても達成できる。本発明になる磁気抵抗効果型ヘッドによれば、ヘッドノイズを低減して良好なヘッド特性を得ることができ、書き込みヘッドのうねりを防止して記録再生特性の劣化を防止し得、良好な硬磁気特性を得ることができる。
この場合、前記強磁性体は、Cr組成が10〜20at%のFeCr合金からなる構成であっても良い。
上記の課題は、磁気抵抗効果素子の磁気抵抗効果膜に磁化安定化バイアス磁界を印加する安定化バイアス層と、該安定化バイアス層の下地層を構成する強磁性体とを備え、該強磁性体は、Pt,Pd,Ir,Rh,Ru,Auからなるグループから選択された少なくとも1つの元素が添加されたFe合金からなる磁気抵抗効果型ヘッドによっても達成できる。本発明になる磁気抵抗効果型ヘッドによれば、ヘッドノイズを低減して良好なヘッド特性を得ることができ、書き込みヘッドのうねりを防止して記録再生特性の劣化を防止し得、良好な硬磁気特性を得ることができる。
この場合、前記強磁性体は、Pt組成が1〜25at%のFePt合金からなる構成であっても良い。又、前記強磁性体は2.5nm以上の膜厚を有する構成であっても良い。更に、前記安定化バイアス層は、CoPt合金からなる構成であっても良い。 上記の課題は、磁気抵抗効果素子の磁気抵抗効果膜に磁化安定化バイアス磁界を印加する安定化バイアス層と、該安定化バイアス層の下地層を構成する強磁性体とを備え、該強磁性体は、Pt,Pd,Ir,Rh,Ru,Auからなるグループから選択された少なくとも1つの元素が添加されたFeCo合金、FeCoNi合金又はFeNi合金からなる磁気抵抗効果型ヘッドによっても達成できる。
上記の課題は、上記の如き構成の磁気抵抗効果型ヘッドを備えた磁気記録再生装置によっても達成できる。本発明になる磁気記録再生装置によれば、ヘッドノイズを低減して良好なヘッド特性を得ることができ、書き込みヘッドのうねりを防止して記録再生特性の劣化を防止し得、良好な硬磁気特性を得ることができる。
本発明によれば、ヘッドノイズを低減して良好なヘッド特性を得ることができ、書き込みヘッドのうねりを防止して記録再生特性の劣化を防止し得、良好な硬磁気特性を得ることができる磁気抵抗効果型ヘッド及び磁気記録再生装置を実現できる。
以下、図3以降と共に、本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明になる磁気抵抗効果型ヘッドの第1実施例を説明する。図3は、磁気抵抗効果型ヘッドの第1実施例の製造工程を説明する断面図であり、図4は、磁気抵抗効果型ヘッドの第1実施例の要部を示す断面図である。
図3において、FeZrN からなる下部シールド層10は、スパッタ法により基板(図示せず)上に例えば2μmの膜厚で形成される。この磁気シールド層10の上には、アルミナ(Al2O3)からなる下部ギャップ層11が例えば50nmの膜厚で形成される。下部ギャップ層11の上には、磁気抵抗効果素子(スピンバルブ素子)12が形成される。この磁気抵抗効果素子12は、括弧内の数値が膜厚をnmで示すものとすると、Ta(5)/NiFe(2)/CoFeB(1.5)/Cu(3)/CoFeB(2)/PdPtMn(20)/Ta(6)nmからなる。尚、磁気抵抗効果素子12は、スピンパルブ素子に限定されず、AMR,TMR等の磁気抵抗効果素子であっても良いことは、言うまでもない。
次に、磁気抵抗効果素子12上に、例えば幅1μmで高さが3μmのレジスト膜13をパターニングにより形成し、このレジスト膜13をマスクにしてドライエッチングにより、磁気抵抗効果素子12を下部ギャップ層11が露出するまでエッチングする。この状態で、図4に示すように、露出した下部ギャップ層11上に、例えば1.6nmのFeからなる強磁性下地層15と、例えば30nmのCoPtからなる硬磁性層16を順次形成する。この硬磁性層16は、磁気抵抗効果素子12の磁気抵抗効果膜に磁化安定化バイアス磁界を印加するための安定化バイアス層を構成する。硬磁性層16の膜厚は、磁気抵抗効果素子12のフリー層の磁化に対して約1〜7倍程度の残留磁化を有するように設定することが望ましい。
その後、硬磁性層16の上に、例えば80nmのTaからなる素子端子17が形成され、レジスト層13が除去された後に例えば50nmのアルミナからなる上部ギャップ層18及び例えば2μmのFeZrN からなる上部シールド層19等が形成される。その他の磁気抵抗効果型ヘッドの製造工程は、周知の工程を使用し得るため、本明細書ではその図示及び説明は省略する。
尚、硬磁性層16は、CoPtからなる構成であっても、Co系の合金からなる構成であっても良い。Fe強磁性下地層15の磁化は例えば22kGauss であり、CoPt硬磁性層16の磁化は例えば14kGauss である。
次に、本発明になる磁気抵抗効果型ヘッドの第2実施例を説明する。本実施例では、磁気抵抗効果型ヘッドの基本構成は、上記第1実施例と同じであるため、その図示は省略する。本実施例は、強磁性下地層15を、Feの代わりにFeCrで構成し、強磁性下地層15の膜厚を例えば4nmに設定する点が上記第1実施例と異なる。
図5は、上記第1及び第2実施例におけるCoPt硬磁性層16の磁気特性を示す図である。同図中、縦軸は磁界Hc(Oe) を示し、横軸は強磁性下地層15の膜厚(nm)を示す。同図において、特性I は第1実施例の、強磁性下地層15がFeからなる場合を示し、特性IIは第2実施例の、強磁性下地層15がFeCrからなる場合を示し、CoPt硬磁性層18の膜厚は10nmであるものとする。特性I から、第1実施例におけるFe強磁性下地層15の膜厚の最適値は、1.3〜2.5nmであることがわかる。又、第2実施例におけるFeCr強磁性下地層15の膜厚の最適値は、2.5nm以上であることがわかる。
このように、上記第1及び第2実施例によれば、最適な膜厚のFe又はFeCr強磁性下地層15を用いることで、硬磁性層16の磁気特性を向上することができる。又、強磁性下地層15にFeCrを用いると、Feを用いた場合と比較すると、最適な膜厚の範囲を更に広げることができる。又、硬磁性層16にCoPtを用いることで、CoCrPtを用いた場合と比較すると、膜厚を減少させることができ、これにより書き込みヘッドにうねりを生じたりすることもなく、ノイズの少ない安定した磁気抵抗効果型ヘッドを実現することができる。又、磁気抵抗効果型ヘッドの歩留まりも向上できる。
次に、本発明になる磁気抵抗効果型ヘッドの第3実施例を説明する。本実施例では、磁気抵抗効果型ヘッドの基本構成は、上記第1実施例と同じであるため、その図示は省略する。本実施例は、強磁性下地層15を、Feの代わりに、Co,Ni,Cr,Nb,Mo,Ta,V ,W からなるグループから選択された少なくとも1つの元素が添加されたFe合金で構成し、強磁性下地層15の膜厚を2.5〜4.9nmに設定する点が上記第1実施例と異なる。
尚、強磁性下地層15をFeCr合金で構成する場合、Cr組成は好ましくは10〜20at%である。
次に、本発明になる磁気抵抗効果型ヘッドの第4実施例を説明する。本実施例では、磁気抵抗効果型ヘッドの基本構成は、上記第1実施例と同じであるため、その図示は省略する。本実施例は、強磁性下地層15を、Feの代わりに、Pt,Pd,Ir,Rh,Ru,Auからなるグループから選択された少なくとも1つの元素が添加されたFe合金で構成し、強磁性下地層15の膜厚を2.5nm以上に設定する点が上記第1実施例と異なる。
尚、強磁性下地層15をFePt合金で構成する場合、Pt組成は好ましくは1〜25at%である。
図6は、上記第4実施例におけるCoPt硬磁性層16の磁気特性を示す図である。同図中、縦軸は磁界Hc(Oe) を示し、横軸は強磁性下地層15の膜厚(nm)を示す。CoPt硬磁性層18の膜厚は、20nmであるものとする。同図において、特性IVは第4実施例の、強磁性下地層15がFePtからなる場合を示し、第4実施例におけるFePt強磁性下地層15の膜厚の最適値は、2.5nm以上であることがわかる。このように、強磁性下地層15にFePtを用いると、Feを用いた場合と比較すると、最適な膜厚の範囲を更に広げることができる。
図7は、上記第4実施例におけるCoPt硬磁性層18の磁化特性を示す図である。同図中、縦軸は残留磁化(Gauss)を示し、横軸は強磁性下地層15の膜厚(nm)を示す。同図において、特性V は第1実施例の、強磁性下地層15がFeからなる場合を示し、特性VIは第4実施例の、強磁性下地層15がFePtからなる場合を示し、CoPt硬磁性層18の膜厚は20nmであるものとする。特性VIからも、第4実施例におけるFePt強磁性下地層15の膜厚の最適値は2.5 nm以上であり、Fe強磁性下地層15の場合より更に高い磁化が得られることがわかる。
図8は、上記第4実施例におけるCoPt硬磁性層18の角型比を示す図である。同図中、縦軸は角型比を示し、横軸は強磁性下地層15の膜厚(nm)を示す。同図において、特性VII は第4実施例の、強磁性下地層15がFePtからなる場合を示し、CoPt硬磁性層18の膜厚は20nmであるものとする。特性VII からも、第4実施例におけるFePt強磁性下地層15の膜厚の最適値は2.5nm以上であることがわかる。
図9は、FeCr,CoCrPt,CoPt,FePtに対するアノード分極曲線測定結果、即ち、耐食性を示す図である。同図中、縦軸は孔食電位を示し、横軸は自然電位を示す。同図からも明らかなように、FePtの耐食性は、FeCr,CoCrPt,CoPtの耐食性と比較すると高いので、特に強磁性下地層15として適していることがわかる。 上記の如く、特許文献1では、Feへの添加元素としてFeの持つbcc 構造を保つために、Cr,Nb,Mo又はTaというbcc の原子構造を持つ元素を添加していた。しかし、Cr以外のこれらの元素は、耐食性やCoPtと組み合わせた時の磁気特性が良くなかった。
これに対し、本発明者らは、Pt,Pd等のfcc の原子構造を持つ元素をFeに添加することで、構造的にはbcc 構造ではなくなるものの、耐食性やCoPtと組み合わせた時の磁気特性が著しく向上することを実験的に確認した。
次に、本発明になる磁気抵抗効果型ヘッドの第5実施例を説明する。本実施例では、磁気抵抗効果型ヘッドの基本構成は、上記第1実施例と同じであるため、その図示は省略する。本実施例は、強磁性下地層15を、Feの代わりに、Pt,Pd,Ir,Rh,Ruからなるグループから選択された少なくとも1つの元素が添加されたFeCo合金、FeCoNi合金又はFeNi合金で構成しする点が上記第1実施例と異なる。
次に、本発明になる磁気記録再生装置の一実施例を説明する。磁気記録再生装置の実施例では、上記磁気抵抗型ヘッドの第1〜第5実施例のいずれかを用いる。
図10は、本実施例で用いる磁気抵抗効果型ヘッドの分解斜視図であり、図11は、磁気抵抗効果型ヘッドの上部を一部取り除いて示す斜視図である。図10及び図11中、図4と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図10及び図11において、引き出し導体層40は、図4に示す強磁性下地層15と、硬磁性層16と、素子端子17とからなる。図10に示す各層が形成された後、周知の加工処理により図11に示す加工面41まで削り込むことで、磁気抵抗効果型ヘッドが作成される。図11において、42は電極であり、センス電流はこの電極42に印加される。
図12は、図10及び図11に示す磁気抵抗効果型ヘッドとインダクティブヘッドとが一体的に設けられた記録再生ヘッド100の要部を示す斜視図である。図12中、図10及び図11と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。この記録再生ヘッド100の基本構成自体は、磁気抵抗効果型ヘッドの引き出し導体層40の構成を除き、周知の構成を採用し得るので、その詳細な説明は省略する。
図12において、21は基板、22は基板保護膜、24は端子、25は磁気トランスデューサである。又、51は記録コイル、52は記録上部磁極、53は記録ギャップである。更に、60は磁気記録媒体であり、61はトラック幅、62はビット長を示す。磁気抵抗効果型ヘッドは再生ヘッド部101を構成し、インダクティブヘッドは記録ヘッド部102を構成する。
図13は、磁気記録再生装置の実施例の要部を示す分解斜視図である。同図中、ハウジング70内には、複数の磁気記録媒体60が設けられており、ハウジング70上部は、蓋71がねじ止めされることで封止される。ハウジング70内には、複数のアーム74が設けられ、各アーム74の先端には記録再生ヘッド100が設けられている。図13に示す磁気記録再生装置の基本構成自体も周知の構成を採用し得るので、その詳細な説明は省略する。
尚、本発明になる磁気抵抗効果型ヘッドが適用される記録再生ヘッドの構成、及び磁気記録再生装置の構成は、いずれも上記実施例の構成に限定されるものではなく、本発明になる磁気抵抗効果型ヘッドが適用可能な構成の記録再生ヘッドや磁気記録再生装置であれば良い。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
従来の磁気抵抗効果型ヘッドの要部を示す断面図である。 bcc結晶構造の強磁性下地膜の特性を示す図である。 磁気抵抗効果型ヘッドの第1実施例の製造工程を説明する断面図である。 磁気抵抗効果型ヘッドの第1実施例の要部を示す断面図である。 第1及び第2実施例におけるCoPt硬磁性層の磁気特性を示す図である。 第4実施例におけるCoPt硬磁性層の磁気特性を示す図である。 第4実施例におけるCoPt硬磁性層の磁化特性を示す図である。 第4実施例におけるCoPt硬磁性層の角型比を示す図である。 FeCr,CoCrPt,CoPt,FePtの耐食性を示す図である。 本実施例で用いる磁気抵抗効果型ヘッドの分解斜視図である。 磁気抵抗効果型ヘッドの上部を一部取り除いて示す斜視図である。 図10及び図11に示す磁気抵抗効果型ヘッドとインダクティブヘッドとが一体的に設けられた記録再生ヘッドの要部を示す斜視図である。 磁気記録再生装置の実施例の要部を示す分解斜視図である。
符号の説明
10 下部シールド層
11 下部ギャップ層
12 磁気抵抗効果素子
13 レジスト膜
15 強磁性下地層
16 硬磁性層
17 素子端子
18 上部ギャップ層
19 上部シールド層
40 引き出し導体層
100 記録再生ヘッド
101 再生ヘッド部
102 記録ヘッド部

Claims (3)

  1. 磁気抵抗効果素子の磁気抵抗効果膜に磁化安定化バイアス磁界を印加する安定化バイアス層と、
    該安定化バイアス層の下地層を構成する強磁性体とを備え、
    該強磁性体は、Co,Ni,Cr,Nb,Mo,Ta,V ,W からなるグループから選択された少なくとも1つの元素が添加されたFe合金からなり、2.5〜4.9nmの膜厚を有する、磁気抵抗効果型ヘッド。
  2. 前記強磁性体は、Cr組成が10〜20at%のFeCr合金からなる、請求項1記載の磁気抵抗効果型ヘッド。
  3. 請求項1又は2記載の磁気抵抗効果型ヘッドを備えた、磁気記録再生装置。
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