JP2005251361A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 ピークホールド回路等、特別なハードウエア構成を必要とすることなく、レーザパワー調整を円滑に行い得る光ディスク装置を提供する。
【解決手段】 記録中のRF信号からマークレベル(波高値)を取得し、これを、記録パワーに比例する線形値で除算して正規化波高値を求める。そして、求めた正規化波高値を目標値と比較して記録パワーの設定値を調整する。
図3は、マークレベル(波高値)の測定値を線形値で除算して正規化したときの算出結果を示すものである。図中、正規化波高値は、レーザパワーの増大とともに単調に減少する。よって、正規化波高値をもとに、記録パワーのズレ方向を検出することができる。また、パワーマージン範囲である21mW前後では、正規化波高値レベルの変化が比較的大きい。よって、正規化後の波高値レベルをもとに、円滑に、記録パワーのズレ量を検出することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、レーザ光を用いて情報を記録および/もしくは再生する光ディスク装置に関し、特に、レーザパワーの設定値を調整する際に用いて好適なものである。
現在、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等、様々な光記録メディアが商品化され普及している。これらの記録メディアのうち、CD−RやDVD−R等の追記型メディアでは、記録層材料として有機色素が用いられているため、波長の変化に応じて記録層の反射率が変化する。すなわち、これらのメディアは記録特性に波長依存性を持っている。
一方、半導体レーザは、点灯後、時間とともに温度が上昇し、これに応じて、出射レーザ光の波長がシフトする。このため、CD−RやDVD−R等、波長依存性をもつ記録メディアでは、点灯後の波長変動に応じて、記録パワーを動的に変化させる必要がある。これに対し、以下に示す特許文献1には、記録中のRF信号をもとに、記録パワーの設定値を動的に変化させる技術が記載されている。
図10は、記録信号と、記録中に検出されるRF信号の関係を示すものである。図において、記録信号のスペース部分では、再生パワーレベルにてレーザ光が記録層に照射され、マーク部分において、レーザパワーが記録パワーレベルに立ち上げられる。しかし、記録パワーの立ち上がり直後にはマークは形成されないため、記録パワーレベルのレーザ光をスペース部分に照射したときと同じ反射光量(RF信号)が得られる。その後、記録層の温度上昇とともにマークが形成され始めると、これに応じて、反射光レベル(RF信号)が立下がり、次第に、マーク形成後の反射光レベル(RF信号)へと遷移する。
ここで、記録パワーの立ち上がり直後の反射光レベル(図中、スペースレベル)とマーク部分の反射光レベル(図中、マークレベル)が分かれば、反射光強度の変調度が計算出来、記録中にリアルタイムで記録マークの形成状態を監視することができる。そこで、特許文献1は、これらスペースレベルとマークレベルを記録中のRF信号から検出し、反射光強度の変調度をもとに、記録レーザパワーを調整している。
特許第3096239号公報
しかしながら、上記調整方法では、スペースレベルの発生期間が極めて短いことから、これを検出するために、ピークホールド回路等、特別なハードウエア構成が別途必要となる。これに対し、スペースレベルを用いずに、マークレベルのみからレーザパワー調整を行えば、ピークホールド回路等、特別なハードウエア構成が必要とならず、構成の簡素化を図れるが、この場合には、以下に示す如く、安定したレーザパワー調整が行えなくなるとの問題が生じる。
図11は、DVD−Rドライブにおいて記録パワーを変化させながらマークレベル(波高値)を測定したときの測定結果を示すものである。なお、図中の波高値は、極性を反転して示されている(波高値が低い方が高反射レベル)。また、この測定結果には、記録パワーとPIエラーライン数(1ECCブロック中のPIエラーライン数)の関係が重ねて示されている。ここで、PIエラーライン数は、記録パワーを変えて記録を行った後、これを再生したときのものである。
同図を参照すると、波高値レベルは、記録パワーが12mWとなるあたりを境に上がり始める(すなわち、反射光レベルが下がり始める)のが分かる。これは、12mWあたりまでは未だマークが形成されず、記録パワーの変化に応じて反射光レベルが上がり、その後、マークが形成され始めると、波高値が上がる(すなわち、反射光レベルが下がる)ことを示している。
記録パワーが12mWあたりを越えると、波高値は上がり続ける(すなわち、反射光レベルは下がり続ける)が、記録パワーが21mWあたりとなると波高値の変化がなくなり、さらにパワーを上げると逆に波高値は下がり始める(すなわち、反射光レベルは上がり始める)。これは、ある程度マークが形成されると、それ以上は反射光が下がることはなくなり、逆に、記録パワーの変化による反射光量の上昇の方が大きくなるからである。
かかる特性上にPIエラーによる記録パワーマージンを重ねてみると、記録パワーを21mW前後の範囲に設定するのが適正であることが分かる。しかし、21mW前後の範囲は、波高値レベルの変化が小さいことから、記録パワーのズレを検出し難い。また、波高値レベルは、21mWあたりを境に増加から減少へと変化しているため、波高値レベルから記録パワーのズレ方向を直ちに検出することができない。さらに、ディスクの内周、中周、外周位置の波高値特性に大きなズレが生じていることから、ディスク全周に亘って一律にレーザパワーを調整することができない。このように、波高値レベルのみによっては、レーザパワー調整を円滑に行うことができない。
そこで、本発明は、ピークホールド回路等、特別なハードウエア構成を必要とすることなく、レーザパワー調整を円滑に行い得る光ディスク装置を提供することを課題とする。
請求項1の発明は、記録レーザパワーを設定するレーザパワー設定手段と、前記レーザパワー設定手段によって設定されたパワー設定値を調整するパワー調整手段とを備える光ディスク装置であって、前記パワー調整手段は、記録マーク形成後のディスク反射光量に応じた波高値レベルを取得する波高値レベル取得手段と、前記波高値レベル取得手段によって取得された波高値レベルを記録パワーに比例する線形値で正規化して正規化波高値レベルを求める正規化波高値レベル取得手段と、前記正規化波高値レベル取得手段によって取得された正規化波高値レベルと目標値を比較して記録パワーの設定値を調整する設定値調整手段とを有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光ディスク装置において、前記正規化波高値レベル取得手段は、前記波高値レベル取得手段によって取得された波高値レベルを記録パワーに比例する値で除算して前記正規化波高値レベルを求めることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の光ディスク装置において、前記目標値は、前記レーザパワー設定手段によって記録レーザパワーを設定する際に前記波高値レベル取得手段によって取得された波高値レベルを、当該記録レーザパワーに比例する前記線形値で正規化して求められる前記正規化波高値レベルに設定されることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3の何れかに記載の光ディスク装置において、半導体レーザの温度変化に応じて前記線形値を補正する線形値補正手段をさらに有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載の光ディスク装置において、前記線形値補正手段は、設定値調整手段によって調整されるレーザパワーの調整値をもとに前記半導体レーザの温度変化に応じた前記線形値の補正値を求めることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の光ディスク装置において、前記線形値補正手段は、設定値調整手段によって調整されるレーザパワーの調整値をもとに当該調整によって変化するレーザパワーの変化率aを求め、この変化率aをもとに記録層の反射率の変化率rを求め、この変化率rをもとに前記線形値の補正率を求めることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし3の何れかに記載の光ディスク装置において、半導体レーザの温度変化に応じて前記目標値を補正する目標値補正手段をさらに有することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7に記載の光ディスク装置において、前記目標値補正手段は、設定値調整手段によって調整されるレーザパワーの調整値をもとに前記半導体レーザの温度変化に応じた前記目標値の補正値を求めることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8に記載の光ディスク装置において、前記目標値補正手段は、設定値調整手段によって調整されるレーザパワーの調整値をもとに当該調整によって変化するレーザパワーの変化率aを求め、この変化率aをもとに記録層の反射率の変化率rを求め、この変化率rをもとに前記目標値の補正率を求めることを特徴とする。
本発明の特徴は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。但し、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
本発明によれば、ピークホールド回路等、特別なハードウエア構成を別途必要とすることなく、レーザパワー調整を円滑に行うことができる。特に、請求項4ないし9の発明によれば、半導体レーザの温度変化によってレーザ光に波長シフトが生じても、適正にパワー調整を行うことができる。請求項5、6、8、9のように、レーザパワーの調整値から線形値または目標値を補正するようにすれば、温度センサー等を別途配することなく円滑に、線形値または目標値を補正することができる。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
図1に、実施の形態に係る光ディスク装置の構成を示す。
図示の如く、光ディスク装置は、ECCエンコーダ101と、変調回路102と、レーザ駆動回路103と、レーザパワー調整回路104と、光ピックアップ105と、信号増幅回路106と、復調回路107と、ECCデコーダ108と、サーボ回路109と、コントローラ110から構成されている。
ECCエンコーダ101は、入力された記録データに誤り訂正符号を付加し、変調回路102へと出力する。変調回路102は、入力された記録データに所定の変調を施し、さらに記録信号を生成してレーザ駆動回路103に出力する。レーザ駆動回路103は、記録時には変調回路102からの記録信号に応じた駆動信号を半導体レーザ105aに出力し、再生時には単一強度のレーザ光を出射するための駆動信号を半導体レーザ105aに出力する。ここで、レーザパワーは、レーザパワー調整回路104によって調整・設定されたレーザパワーに設定される。
レーザパワー調整回路104は、試し書き等によって、記録および再生時のレーザパワーを設定するとともに、設定したレーザパワーを、コントローラ110から供給される調整値に応じて調整し、これをレーザ駆動回路103に供給する。
光ピックアップ105は、半導体レーザ105aおよび光検出器105bを備え、レーザ光をトラック上に収束させることにより、ディスクに対するデータの書き込み/読み出しを行う。なお、かかる光ピックアップ105は、この他、トラックに対するレーザ光の照射状態を調整するための対物レンズアクチュエータと、半導体レーザ105aから出射されたレーザ光を対物レンズに導き、且つ、ディスク100からの反射光を光検出器105bに導くための光学系等を備えている。
信号増幅回路106は、光検出器105bから受信した信号を増幅および演算処理して各種信号を生成し、これを対応する回路に出力する。復調回路107は、信号増幅回路106から入力された再生RF信号を復調して再生データを生成し、ECCデコーダ108に出力する。ECCデコーダ108は、復調回路107から入力された再生データに誤り訂正を施し、後段回路に出力する。
サーボ回路109は、信号増幅回路106から入力されたフォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号からフォーカスサーボ信号およびトラッキングサーボ信号を生成し、光ピックアップ105の対物レンズアクチュエータに出力する。また、信号増幅回路106から入力されたウォブル信号からモータサーボ信号を生成し、ディスク駆動モータに出力する。さらに、コントローラ110から供給されるチルトエラー信号からチルトサーボ信号を生成し、光ピックアップ105の対物レンズアクチュエータに出力する。
コントローラ110は、内蔵メモリに各種データを格納するとともに、あらかじめ設定されたプログラムに従って、各部を制御する。なお、コントローラ110は、信号増幅回路106から供給されるRF信号から図10に示すマークレベル(波高値)をサンプリングし、これをもとにレーザパワー設定値の調整値を求め、これをレーザパワー調整回路104に供給する。コントローラ110において実行されるレーザパワー調整処理の具体例については、以下の実施例において、順次、明らかにする。
本実施例は、記録時に取得したRF信号から図10に示すマークレベル(波高値)をサンプリングし、サンプリングした波高値を、記録レーザパワーの大きさに比例する値(線形記録パワー)で正規化し、正規化後の波高値をもとに、記録レーザパワーの設定値を調整するものである。
図2をもとに、本実施例における波高値の正規化処理について説明する。図において、M1は、記録レーザパワーを変化させたときにおけるマークレベル(波高値)の変動特性である。また、S1は、正規化に用いる記録レーザパワーの線形値を示すもの(パワー線形ライン)である。
本実施例では、マークレベル(波高値)を線形記録パワーで除算して、マークレベル(波高値)を正規化する。たとえば、図2において、記録パワーPwaのときの波高値Lmaは、記録パワーPwaに対応するパワー線形ラインS1上の値Lsaにて波高値Lmaを除算して正規化される。
図3は、図11にて説明したマークレベル(波高値)の測定値を線形記録パワーで除算して正規化したときの算出結果を示すものである。なお、ここでは、線形記録パワーS1として記録パワーの値がそのまま用いられている。また、同図には、図11と同様、記録パワーとPIエラーライン数(1ECCブロック中のPIエラーライン数)の関係が重ねて示されている。
図示の如く、正規化後の波高値は、レーザパワーの増大とともに単調に減少することが分かる。よって、正規化後の波高値をもとに、記録パワーのズレ方向を直ちに検出することができる。また、パワーマージン範囲である21mW前後では、正規化波高値レベルの変化が比較的大きく、よって、正規化後の波高値レベルをもとに、円滑に、記録パワーのズレ量を検出することができる。さらに、図示の如く、ディスクの内周、中周、外周位置の波高値特性にほとんどズレが生じないことから、ディスク全周に亘って一律にレーザパワー調整を行うことができる。
このように、本実施例の如く波高値レベルを正規化し、正規化後の波高値をもとに、記録レーザパワーの設定値を調整すれば、ディスク全周に亘ってレーザパワー調整を円滑に調整することができる。
図4に、本実施例におけるレーザパワー調整時の処理フローを示す。
試し書き等によって記録パワーPw0が設定されると(S101)、このときの波高値レベルを記録パワーPw0で除算して正規化波高値レベルが算出され、これがターゲット波高値レベルTLとして保持される(S102)。
しかる後、記録が開始され、レーザパワーの調整タイミングとなると(S103:YES)、現時点の記録パワーPw0が線形記録パワーSとして設定される(S104)。
次いで、記録中のRF信号から現時点のマークレベル(波高値)がサンプリングされ、サンプリングされた波高値を線形記録パワーSで除算して正規化波高値レベルHLが算出される(S105)。そして、算出した正規化波高値レベルHLとターゲット波高値レベルとを比較し、その差に応じて、記録パワーの設定値Pw0を調整する。たとえば、正規化波高値レベルHLがターゲット波高値レベルよりも小さければ、差分に応じた分だけ設定値Pw0を減少させ、逆に、正規化波高値レベルHLがターゲット波高値レベルよりも大きければ、差分に応じた分だけ設定値Pw0を増大させる(S106)。
しかして、記録レーザパワーPw0が再設定されると、再設定後の記録レーザパワーPw0にて記録動作が行われる(S107:NO)。そして、次のレーザパワーの調整タイミングとなると(S103:YES)、上記と同様にしてレーザパワーの再設定が行われる(S104〜S106)。かかる調整動作は、記録動作が終了するまで繰り返される(S107)。そして、記録動作が終了すると、レーザパワー調整処理も終了する。
以上、本実施例によれば、ピークホールド回路等、特別なハードウエア構成を必要とすることなく、レーザパワー調整を円滑に行うことができる。
上記実施例1では、半導体レーザの温度変化を考慮することなくレーザパワー調整が行われている。しかし、上記従来技術にて言及した如く、CD−RやDVD−R等のメディアは、記録特性に波長選択性を持つため、半導体レーザの温度変化に伴う波長シフトに応じて、レーザパワーの調整処理を適宜補正する方が良い。本実施例は、この点に鑑み、半導体レーザの温度変化に伴って、パワー線形ラインSを補正するものである。
図5を参照して、本実施例におけるパワー線形ラインの補正処理について説明する。図において、M1は、半導体レーザの温度がT1にあるときのマークレベル(波高値)の変動特性である。また、S1は、そのときに用いるパワー線形ラインである。
いま、温度T1のときの最適記録パワーPw0が、変動特性M1上のA点にあるとする。その後、半導体レーザの温度がT2に上昇すると、マークレベル(波高値)の変動特性はM1からM2へと移り、これに伴って最適記録パワーPw0の位置はA’点へと移る。このとき、パワー線形ラインS1は変動特性M1に対するものであるため、変動特性M2には適正なものとはならない。そこで、パワー線形ラインをS1からS2へと補正し、このS2を用いて、マークレベル(波高値)の変動特性を正規化する。
図6(a)は、パワー線形ラインをS1からS2へと補正したときの正規化波高値特性を示すものである。図示の如く、変動特性M1をパワー線形ラインS1で正規化したときの正規化波高値特性(M1/S1)上における最適記録パワーの位置Aは、変動特性M2をパワー線形ラインS2で正規化したときの正規化波高値特性(M2/S2)上の位置A’へと移る。ここで、A点における正規化波高値と、A’点における正規化波高値は同じ値となっている。換言すれば、A点における正規化波高値と、A’点における正規化波高値が同じ値となるように、パワー線形ラインをS1からS2へと補正する。こうすれば、レーザパワー調整時のターゲット波高値TL(レーザパワー設定時の正規化波高値)を変更・補正することなく、初期に設定されたターゲット波高値TLにて記録パワー調整を行うことができる。
なお、本実施例は、半導体レーザの温度変化に応じてパワー線形ラインを補正するものであるから、レーザパワー調整時点の半導体レーザの温度を何らかの方法で検出する必要がある。しかし、半導体レーザの温度を直接計測するのは難しく、缶温度であれば検出できるものの、この場合には缶温度センサー等が別途必要となり、また、半導体レーザの実温度と缶温度との間の温度差(温度伝播特性)も考慮しなければならない。
これに対し、CD−RやDVD−R等のメディアでは、上記の如く、半導体レーザの温度変化によるレーザ光の波長シフトによって、記録層の反射率が変化するため、逆に、メディアからの反射光量を監視することで、半導体レーザの温度変化を予測することができる。
かかる予測は、記録時のRF信号等、記録層の反射率変化を表す信号をもとに行うことができる。たとえば、図10に示すマークレベル(波高値)や再生パワーレベルから記録層の反射率変化を把握し、これをもとに、半導体レーザの温度変化を予測することができる。
このほか、以下に示す如く、記録パワー調整後のパワー設定値をもとに、半導体レーザの温度変化ないし反射率変化を予測し、線形記録パワー値(パワー線形ライン)Sを補正するようにすることもできる。
たとえば、上記実施例1においては、半導体レーザの温度上昇に伴って波長シフトが生じると、記録層の反射率が増大するため、レーザパワー調整処理により、記録パワーの設定値Pw0が先の設定値よりも大きく再設定される。ここで、再設定前のパワー設定値Pw0と再設定後のパワー設定値Pw0との差ΔPw0は、記録層の反射率変動に応じたものであるが、この反射率変動は、もともと半導体レーザの温度変化に応じて生じたものである。よって、この設定値の差ΔPw0を半導体レーザの温度変化として捉えることもできる。
いま、初期パワーP1に対しパワー調整をかけた結果、記録パワーがP2になったとすると、記録パワーの増加率aは
a=P2/P1 …(1)
となる。
ここで、記録パワーをP2に上げることの原因となった温度変化による反射光アップを考慮すると、初期の記録層の吸収率Ab1と現時点の記録層の吸収率Ab2は、
Ab2=Ab1/a …(2)
の関係を満たす。
よって、初期の記録層の反射率R1と現時点の記録層の反射率R2は、
R1=1−Ab1 …(3)
R2=1−Ab1/a …(4)
となり、記録層の反射率の増加率rは、
r=(1−Ab1/a)/(1−Ab1) …(5)
となる。
このように、記録パワーをa倍にしたときには、反射光量はr倍になっているはずなので、線形記録パワー値S(パワー線形ライン)もr倍する必要がある。よって、初期の線形記録パワー特性をS1(Pw)、現時点の線形記録パワー特性をS2(Pw)とすると、
S2(Pw)=S1(Pw)×r …(6)
として再設定することで、記録パワーを適正に調整することができる。
なお、記録パワーの変動と反射率(吸収率)の変動の関係は、メディアによってばらつくため、実験的ないし統計的検証によって、記録パワーの変化と反射率の変化の関係を設定するようにしても良い。発明者の検証によれば、記録パワーが1%上昇したとき、反射率も1%増大するとして設定すると、不都合なく記録パワー追従を行えることが確認できた。
図7に、再設定後のパワー設定値Pw0を用いてパワー調整を行う場合の処理フローを示す。なお、この処理フローは、図4に比べ、S104がS110に変更されている。また、S111が新たに追加されている。その他のステップは上記図4と同様である。
すなわち、上記実施例1では、現時点の記録パワーPw0が線形記録パワーSとして設定されたが(図4のS104)、この処理フローでは、現時点の記録パワーPw0に補正率αを乗じたものが線形記録パワーSとして設定される(S110)。ここで、補正率αは、1回前のレーザパワー調整時に、S111にて設定される。すなわち、S111では、S106にて再設定されたパワー設定値Pw0と初期設定時(S101における設定)のパワー設定値Pw0との間の変化率aから、上述の如くして、記録層の反射率変化rを把握し、これをもとに、線形記録パワーSの補正率α(たとえば、補正率α=r)を設定する。
このようにして設定された補正率αは、次のレーザパワー調整タイミングにおいて(S103:YES)、線形記録パワーSの補正に用いられる。すなわち、現時点の記録パワーPw0に、1回前に求めた補正率αを乗じて線形記録パワーSが設定される(S110)。そして、この線形記録パワーSにて現時点のマークレベル(波高値)を除算して正規化波高値レベルHLが算出され(S105)、さらに、算出された正規化波高値レベルHLとターゲット波高値レベルとを比較して、記録パワーの設定値Pw0が再設定される(S106)。
本実施例によれば、半導体レーザの温度変化に応じて、正規化に用いる線形記録パワーSが補正されるため、上記実施例1に比べ、より適正に、レーザパワー調整を行うことができる。
上記実施例2では、半導体レーザの温度変化に伴って、パワー線形ラインSを補正するようにしたが、本実施例では、半導体レーザの温度変化に伴って、ターゲット波高値レベルTLを補正する。
図6(b)は、図5の変動特性M1、M2を、それぞれ同一のパワー線形ラインS1で除算して正規化したときの正規化波高値特性を示すものである。図示の如く、変動特性M1をパワー線形ラインS1で正規化したときの正規化波高値特性(M1/S1)上における最適記録パワーの位置Aは、変動特性M2を同じパワー線形ラインS1で正規化したときの正規化波高値特性(M2/S2)上の位置A’へと移る。したがって、正規化波高値特性(M2/S2)にてパワー調整をかける場合には、ターゲット波高値レベルをTLからTL’に変更する必要がある。
この変更は、上記実施例2と同様、半導体レーザの温度変化に基づいて行う必要がある。このとき、半導体レーザの温度変化は、半導体レーザ温度または缶温度を実際に測定して検出するようにしてもよいが、測定の困難性および部品点数(温度センサー等)の増大を回避するために、上記実施例2にて示した如く、パワー調整後のパワー設定値から温度変化ないし記録層反射率の変化を予測し、これをもとに、ターゲット波高値レベルTLを補正するようにすると良い。
すなわち、上記実施例2において、式(1)〜式(5)を示しながら説明したとおり、記録パワーをa倍にしたときには、反射光量はr倍になっているはずなので、ターゲット波高値レベルTL2もr倍に引き上げる必要がある。よって、初期パワーをP1、その時の波高値をM1とし、パワー調整をかけた結果、記録パワーがP2になったとすると、ターゲット波高値レベルTLは、
TL=(M1/P1)×r …(7)
として再設定する。これにより、記録パワーを最適パワーに追従させることができるようになる。
図8に、再設定前後のパワー設定値の変化率を用いてパワー調整を行う場合の処理フローを示す。この処理フローは、図4に比べ、S120が新たに追加されている。その他のステップは上記図4と同様である。
すなわち、この処理フローでは、初期のパワー設定時に求めたターゲット波高値レベルTLに補正率αを乗じてターゲット波高値レベルTLを補正し(S120)、これを次のパワー調整タイミングにて用いてパワー調整を行う(S106)。ここで、補正率αは、上述の如く、再設定されたパワー設定値Pw0(S106にて再設定)と、初期設定時のパワー設定値Pw0(S101にて初期設定)との間の変化率aから記録層の反射率変化rを把握して設定される。
本実施例によれば、半導体レーザの温度変化に応じて、正規化に用いる線形記録パワーSが補正されるため、上記実施例1に比べ、より適正に、レーザパワー調整を行うことができる。
図9に、上記処理フロー(図8)をDVD+Rドライブに適用したときの検証結果を示す。
この検証結果は、55℃恒温槽でパワー調整をかけながらDVD+Rメディアに対して全周記録させたときの記録パワーと記録した信号のβ値の変遷を測定したものである。なお、この検証では、記録パワーが1%上昇したときに、反射率も1%増大するとして、反射率変化rを求めた。また、ターゲット波高値レベルTLの補正率αとして、反射率変化率rをそのまま用いるようにした。さらに、正規化に用いる線形波高値Sは、パワー調整時のレーザパワーをそのまま用いるようにした。
同図から、記録パワーは22.5mWから24mWの範囲で振れるよう調整されており、このときのβ値は±0.02程度の誤差で収まっていることがわかる。よって、上記処理フローに従えば、適正にパワー追従を行えることが分かる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明は係る実施の形態に限定されるものではなく、他に種々の変更が可能であることは言うまでもない。
たとえば、上記実施の形態では、線形パワー値Sとしてパワー調整時の記録パワーをそのまま用いる処理フローを示したが、線形パワーSの設定方法はこれに限定されるものではなく、記録パワーの増大に比例して増大するものであれば、これ以外の設定方法も適用可能である。
また、上記実施例2、3にて示された処理フローでは、パワー調整後のパワー設定値をもとに、線形記録パワーSまたはターゲット波高値レベルTLの補正率αをもとめ、かかる補正率αを次のパワー調整時に適用して、線形記録パワーSまたはターゲット波高値レベルTLを補正するようにしたが、かかる補正率αを次のパワー調整時でなく現在のパワー調整に適用して、パワー調整を行うようにしても良い。
すなわち、補正率αにて補正せずにパワー調整後のパワー設定値を仮に求め、求めたパワー設定値から線形記録パワーSまたはターゲット波高値レベルTLの補正率αをもとめ、さらに、この補正率αにて線形記録パワーSまたはターゲット波高値レベルTLを補正し、補正後の線形記録パワーSまたはターゲット波高値レベルTLを用いて、当該パワー調整時における最終的なパワー設定値を求める。こうすると、上記実施例2、3に示すフローチャートのように、1回遅れで線形記録パワーSまたはターゲット波高値レベルTLを補正する場合に比べ、パワー調整をより適正に行うことができる。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
実施の形態に係る光ディスク装置の構成を示す図 実施例1に係る波高値レベルの正規化方法を説明する図 実施例1に係る波高値レベルの正規化方法を説明する図 実施例1に係るパワー調整時の処理フローを示す図 実施例2に係る波高値レベルの正規化方法を説明する図 実施例2および3に係るレーザパワー調整処理を説明する図 実施例2に係るパワー調整時の処理フローを示す図 実施例3に係るパワー調整時の処理フローを示す図 実施例3に係るパワー調整処理の検証結果を示す図 記録信号と記録中のRF信号の関係を示す図 本発明の課題を説明する図
符号の説明
103 レーザ駆動回路
104 レーザパワー調整回路
105 光ピックアップ
106 信号増幅回路
110 コントローラ

Claims (9)

  1. 記録レーザパワーを設定するレーザパワー設定手段と、
    前記レーザパワー設定手段によって設定されたパワー設定値を調整するパワー調整手段とを備え、
    前記パワー調整手段は、
    記録マーク形成後のディスク反射光量に応じた波高値レベルを取得する波高値レベル取得手段と、
    前記波高値レベル取得手段によって取得された波高値レベルを記録パワーに比例する線形値で正規化して正規化波高値レベルを求める正規化波高値レベル取得手段と、
    前記正規化波高値レベル取得手段によって取得された正規化波高値レベルと目標値を比較して記録パワーの設定値を調整する設定値調整手段とを有する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1において、
    前記正規化波高値レベル取得手段は、前記波高値レベル取得手段によって取得された波高値レベルを記録パワーに比例する値で除算して前記正規化波高値レベルを求める、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記目標値は、前記レーザパワー設定手段によって記録レーザパワーを設定する際に前記波高値レベル取得手段によって取得された波高値レベルを、当該記録レーザパワーに比例する前記線形値で正規化して求められる前記正規化波高値レベルに設定される、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 請求項1ないし3の何れかにおいて、
    半導体レーザの温度変化に応じて前記線形値を補正する線形値補正手段をさらに有する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 請求項4において、
    前記線形値補正手段は、設定値調整手段によって調整されるレーザパワーの調整値をもとに前記半導体レーザの温度変化に応じた前記線形値の補正値を求める、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  6. 請求項5において、
    前記線形値補正手段は、設定値調整手段によって調整されるレーザパワーの調整値をもとに当該調整によって変化するレーザパワーの変化率aを求め、この変化率aをもとに記録層の反射率の変化率rを求め、この変化率rをもとに前記線形値の補正率を求める、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  7. 請求項1ないし3の何れかにおいて、
    半導体レーザの温度変化に応じて前記目標値を補正する目標値補正手段をさらに有する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  8. 請求項7において、
    前記目標値補正手段は、設定値調整手段によって調整されるレーザパワーの調整値をもとに前記半導体レーザの温度変化に応じた前記目標値の補正値を求める、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  9. 請求項8において、
    前記目標値補正手段は、設定値調整手段によって調整されるレーザパワーの調整値をもとに当該調整によって変化するレーザパワーの変化率aを求め、この変化率aをもとに記録層の反射率の変化率rを求め、この変化率rをもとに前記目標値の補正率を求める、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
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