JP2005251326A - テープガイド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 テープエッジに一定荷重を付与できるとともに、管理が容易なテープガイド装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 磁気テープMTを案内するガイド面51aを有するガイド体51と、ガイド体51の上下端部に配置される上フランジ52と下フランジ53と、上フランジ52の一方に、ガイド体51に向けて開口する貫通孔54と、この貫通孔54に連通ホース55aを介して連通するエア供給源と、このエア供給源からのエア圧でその先端56cがガイド体51側に突出するように、貫通孔54に挿入されるピン56と、を備えるガイド部5であるテープガイド装置であって、ピン56の先端56cは、ガイド面51aに沿って案内される磁気テープMTのエッジMT2に当接することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、テープガイド装置に関し、特にテープエッジを一定の低い荷重で押えるテープガイド装置に関する。
近年のコンピュータ用データストレージとして利用されているテープ状記録媒体としての磁気テープは、記録容量を増大させるために記録密度を向上させている。そのため、データが記録されるデータトラックは極めて狭くなっており、例えば、トラック幅が10〜20μm程度の磁気テープも存在する。このようにデータトラックの幅が狭くなると、磁気テープ上のデータトラックと、磁気ヘッドの信号読取素子の位置を合わせるのは極めて困難であることから、予め磁気テープに幅方向の基準位置となるサーボ信号を書き込んでおき、このサーボ信号を読み取りつつ、磁気ヘッドの位置を調整する機構が利用されている。
磁気テープに記録されるサーボ信号は、磁気テープへのデータ信号の記録、再生の基準となる位置であることから、生産工程において磁気テープに正確に書き込まれる必要がある。そのため、磁気テープの生産工場では、幅方向の振れがほとんど無い精度の高い磁気テープ走行系と、固定されたサーボ信号を記録する磁気ヘッドを有する専用のサーボライタでサーボ信号を記録している。例えば、磁気テープを幅方向に規制するテープガイドと磁気テープのクリアランスをほとんど0になるように位置規制しつつ、磁気テープにサーボ信号を書き込んでいる。
従来、このように磁気テープの幅方向の移動を規制する磁気テープ走行系としては、磁気テープの両エッジを両側から挟み込んで規制する固定ガイドフランジや回転ガイドフランジを有するものや、磁気テープのエッジを一方向に押圧して規制する板バネをガイド面に沿って複数有するもの(例えば、特許文献1参照)や、磁気テープのエッジを、フランジを介して一方向に押圧して規制するコイルスプリングを有するものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−22001号公報(段落0018、図2) 特開平5−166261号公報(段落0003〜0007、図3)
しかしながら、固定ガイドフランジや回転ガイドフランジで磁気テープの幅方向を規制するものでは、両フランジ間の幅とテープ幅が異なる磁気テープに対応できないという問題があった。つまり、両フランジ間より幅広の磁気テープを規制する場合、フランジに摺れてテープエッジを損傷するおそれがあった。また、両フランジ間より幅狭の磁気テープを規制する場合、フランジと磁気テープのエッジのクリアランスがあることから磁気テープの幅方向の移動を規制できないという問題があった。
一方、複数の板バネやコイルスプリングで磁気テープの幅方向を規制するものでは、テープエッジを一方向に押圧して規制するものであるため多様なテープ幅に対応できるが、管理に手間がかかるという問題があった。つまり、ガイド面に沿って複数設けられる板バネでテープエッジを押圧する場合、それぞれの板バネが経時変化により劣化し、均一な力でテープエッジを押圧できず、バラツキを生じるというおそれがあった。そのため、均一な力で押圧するためには、個々の板バネの形状精度を管理する必要があり手間がかかる。また、板バネやコイルスプリングでテープエッジを押圧する場合、そのコイルスプリングの変形量に応じて荷重が変化する。そのため、所望の荷重を得るためには、テープ幅に合わせて所望のバネ定数の板バネやコイルスプリングに交換する必要があり、手間がかかる。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、テープエッジに一定荷重を付与できるとともに、管理が容易なテープガイド装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明では、テープを案内するガイド面を有するガイド体と、前記ガイド体の両端部に配置されるフランジ部と、前記フランジ部の一方に、前記ガイド体に向けて開口する貫通孔と、前記貫通孔に連通路を介して連通するエア供給源と、前記エア供給源からのエア圧でその先端が前記ガイド体側に突出するように、前記貫通孔に挿入される位置規制部材と、を備えるテープガイド装置であって、前記位置規制部材の先端は、前記ガイド面に沿って案内されるテープのエッジに当接することを特徴とする。
これによれば、テープは、エッジを位置規制部材の先端で一方向に押圧されながらガイド面に沿って走行する。このように走行するテープは、エッジに位置規制部材が当接していることで、その幅方向の移動を規制される。このとき、位置規制部材はエア供給源から貫通孔まで供給されるエアで押圧されており、このエア圧を一定に保つことで、テープエッジに一定荷重を付与することができる。また、エアの圧力や流量で荷重を管理できるため、板バネやスプリングコイルを用いて押圧する場合のように、バネの状態を適宜監視する手間が省け、管理が容易である。さらに、エアの圧力や流量を調整することで、テープエッジに与える荷重を可変に設定することができるとともに、従来の板バネやスプリングで押圧する場合には実現できないような低い荷重も設定することができる。
請求項2に係る発明では、請求項1に記載のテープガイド装置において、前記位置規制部材は、大径部と前記先端を有する小径部とを少なくとも有し、前記貫通孔の前記ガイド体側には、前記大径部が軸方向に係止される係止面が形成され、前記位置規制部材の先端が前記テープのエッジに当接した状態では、前記位置規制部材の大径部と前記係止面の間に間隙を有することを特徴とする。
これによれば、請求項1に記載のテープガイド装置による作用に加え、位置規制部材は、大径部が係止面で係止されるので、貫通孔からガイド体側に脱落することがない。また、小径部の先端がテープエッジに当接した状態では、大径部が係止面に当接せず、テープエッジに位置規制部材が及ぼす負荷は常にエア圧でのみ決定されるので、エア圧を一定に保つことで、一定荷重を付与することができる。
請求項3に係る発明では、請求項2に記載のテープガイド装置において、前記フランジ部は、前記位置規制部材が内挿されるフランジ本体と、前記連通路が接続される蓋体とからなり、前記蓋体又は前記フランジ本体の一方の貫通孔の周縁部には、他方の貫通孔に嵌合する筒部が設けられていることを特徴とする。
これによれば、請求項2に記載のテープガイド装置による作用に加え、蓋体又はフランジ本体の貫通孔の周縁部に筒部が設けられていることで、エア供給源から連通路を介して貫通孔に供給されるエアは、その流路が曲折せざるを得ず抵抗を生じるため、蓋体とフランジ本体の間の隙間からは漏れにくい構造になっている。そのため、位置規制部材へのエアによる押圧力が損なわれることがない。また、エアは、大径部と貫通孔の隙間を介して、大径部と係止面の間の空間に流れて、さらに、ガイド体側に抜けやすい構造になっている。大径部と係止面の間の空気は、位置規制部材をフローティングさせ、テープエッジに位置規制部材をソフトに接触させるため、テープエッジの損傷を防止することができる。
請求項4に係る発明では、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のテープガイド装置において、前記位置規制部材は、前記ガイド面に沿って複数設けられていることを特徴とする。
これによれば、ガイド面に沿って位置規制部材を複数設けることで、テープの位置規制を行なう距離を長くして、より正確に幅方向の移動を規制することができる。
請求項1に記載のテープガイド装置によれば、テープエッジに一定荷重を付与できるとともに、容易な管理が可能になる。また、荷重を可変に設定することができ、かつ、板バネ等では実現できない低い荷重も設定することができる。
請求項2に記載のテープガイド装置によれば、貫通孔からガイド体側に位置規制部材が脱落するのを防止するとともに、テープに一定荷重を付与することができる。
請求項3に記載のテープガイド装置によれば、位置規制部材への押圧力が損なわれない。また、位置規制部材のフローティング効果から、テープエッジの損傷を防止することができる。
請求項4に記載のテープガイド装置によれば、位置規制の距離を長くして、より正確に幅方向の移動を規制することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明のテープガイド装置を備えたサーボライタの構成図である。
図1に示すように、サーボライタ1には、磁気テープMTを送り出すための送出リール2と、この送出リール2から磁気テープMTを巻き取るための巻取リール3とが備えられる。送出リール2の下流側で、かつ、巻取リール3の上流側には、例えば、窪んだ凹形状としてのサーボ信号を磁気テープMTの非磁性面に形成するためのサーボライト部4が配置されている。そして、サーボライト部4の上流側と下流側とに、磁気テープMTをサーボライト部4に沿わせて走行させるためのガイド部5,5(テープガイド装置)が設けられている。なお、サーボライタ1には、磁気テープMTの張力を所定張力に調整するための張力調整装置T、張力検出装置(図示せず)のほか、磁気テープMTをガイドするためのガイドローラR・・・等の各種装置が備えられている。
送出リール2は、サーボパターンが形成される前の磁気テープMTが巻回されたリールである。磁気テープMTは、その磁性面を外側にした状態で送出リール2に巻回されている。
巻取リール3は、サーボパターンが形成された後の磁気テープMTを巻き取るリールである。前記した送出リール2及び巻取リール3は、図示しない駆動モータにより回転駆動される。
図2は、本実施形態に係るガイド部の拡大斜視図であり、図3は、ガイド部の側面断面図である。
図2に示すように、ガイド部5,5は、サーボライタ1のリファレンスサイド(以下、「パネルサイド」という)1a(図1参照)に取り付けられる。
ガイド部5,5は、磁気テープMTを幅方向に正確に位置規制して、サーボライト部4に沿わせて走行させるために設けられる。
ガイド部5,5は、磁気テープMTを案内するガイド面51aを有するガイド体51と、ガイド体51の上下端部からガイド面51aを挟んで延出する上フランジ52及び下フランジ53と、ガイド面51aに向けて開口するように上フランジ52に形成される複数の貫通孔54(図3等参照)と、貫通孔54に連通ホース55(連通路)を介して連通する図示しないコンプレッサ(エア供給源)と、各貫通孔54に挿入されるピン56(位置規制部材)とを備えて構成されている。
ガイド体51の磁気テープMTに対するガイド面51aは、磁気テープMTの記録面に滑らかに摺動させるため円弧状になっており、ガイド体51のパネルサイド1a側の端部には磁気テープMTの走行方向に沿わせて下フランジ53が形成される。下フランジ53のヒューマンサイド(パネルサイドの反対側)の端面にはセラミック等の非磁性部材製の接触子53aが取り付けられていて、磁気テープMTのパネルサイド側のエッジ(基準エッジ)MT1を案内させるエッジ案内面53bを構成している。
ガイド体51のヒューマンサイド側の端部には、上フランジ52が形成されている。上フランジ52は、上フランジ本体52a上に上フランジカバー58(蓋体)が取り付けられて構成されている。
図3に示すように、上フランジ本体52aには、ガイド体51側が小径の段付形状に形成される貫通孔54が、ガイド面51aに沿って複数形成されている(図2参照)。また、その段付形状の段差部分は、後記するピン56の大径部56aを当接させて軸方向に係止する係止面54aになっている。この係止面54aによって、ピン56はガイド体51側に脱落するのを防止される。
また、貫通孔54の大径側には、コネクタ55aを介して連通ホース55の一端が連結されるようになっており、連通ホース55の他端には図示しないコンプレッサが接続されている。
従って、コンプレッサから連通ホース55を介して貫通孔54にエアを噴出できるようになっている。
なお、貫通孔54に噴出するエアの流量は図示しないバルブによって調整可能になっており、これにより、貫通孔54に挿入されるピン56への押圧力を調整できるようになっている。もちろん、エアの流量を調整するのではなく、直接、エアの圧力を調整して、ピン56への押圧力を調整するようにしてもよい。
上フランジカバー58は、上フランジ本体52aと平面視略同一形状に形成され、図示しないビス等で形状が合致するように上フランジ本体52aに固定される。上フランジカバー58には、上フランジ52の貫通孔54に対応する位置に貫通孔57が形成されており、この貫通孔57に、前記したコネクタ55aが挿通されて固定される。
また、貫通孔57の上フランジ本体52a側の周縁部には、貫通孔54に嵌合する筒部57aが形成されている。
コンプレッサから連通ホース55を介して貫通孔54にエアが噴出されると、貫通孔54に筒部57aが形成されていることから、エアは、その流路が曲折せざるを得ず抵抗を生じるため、上フランジカバー58と上フランジ本体52aの間に形成される隙間からは漏れにくい構造になっている。そのため、貫通孔54に挿入されるピン56へのエアによる押圧力が損なわれることがない。
ピン56は、例えば、非磁性体のジルコニアなどから製造されて、円柱状の大径部56aと小径部56bを有している。ピン56は、この小径部56bがガイド体51側を向くように貫通孔54に挿入される。
大径部56aは、貫通孔54の大径側より少し小さめの径に形成され、貫通孔54に挿入できるようになっているが、貫通孔54の小径側の径より大きく形成されているため、貫通孔54の係止面54aによって、ガイド体51側への軸方向の移動を規制される。また、小径部56bは、貫通孔54の小径側より少し小さめの径に形成され、その先端56cが貫通孔54からガイド体51側に突出できるようになっている。なお、小径部56bの先端56cは、磁気テープMTのヒューマンサイド側のエッジMT2に当接するものであるため、その表面は鏡面仕上げされており、面粗度(Ra)が1.0μm以下であることが好ましい。
そして、図3に示すように、小径部56bの先端56cがエッジMT2に当接した状態では、大径部56aが係止面54aに当接しないようになっている。従って、エッジMT2にピン56が及ぼす負荷は常にエア圧でのみ決定されるので、エア圧を一定に保つことで、一定荷重を付与することができる。
以上の構成を有するサーボライタ1の動作について説明する。
まず、図1に示すように、送出リール2から送り出された磁気テープMTは、ガイドローラR,・・・に案内され、張力調整装置Tを通り、ガイド部5,5に入る。ガイド部5,5では、次のように、磁気テープMTの幅方向を正確に位置決めして、サーボライト部4でサーボ信号を磁気テープMTに形成する。
ガイド部5,5では、図示しないコンプレッサからエアを噴出し、バルブで流量を調節して、連通ホース55を介して貫通孔54に供給する。貫通孔54内では、図3に示すように、ピン56の大径部56aがエアに押圧される。このとき、エアの流量により、ピン56への押圧力が決定されて、その押圧力により、小径部56bの先端56cがガイド体51側に突出する。
なお、貫通孔54に供給されたエアは、筒部57aが干渉し、上フランジ本体52aと上フランジカバー58の間に形成される隙間からは漏れにくくなっている。これにより、エアは、ピン56と貫通孔54の間の隙間からガイド体51側に抜けやすくなる。このとき、大径部56aと係止面54aの間の空間にエアが一時的に滞留することで、エアは、大径部56aに対してフローティング効果を奏する。
そして、ガイド体51側に突出した小径部56bの先端56cは、磁気テープMTのエッジMT2に当接して、下フランジ53側に押圧する。このように、先端56cと下フランジ53の間で位置決めされることで、磁気テープMTの幅方向を正確に位置決めすることができる。また、小径部56bの先端56cがエッジMT2に当接した状態では、大径部56aが係止面54aに当接せず、エッジMT2にピン56が及ぼす負荷は常にエア圧でのみ決定されるので、エア圧を一定に保つことで、一定荷重を付与することができる。
以上によれば、本実施の形態に係るガイド部5,5で以下の効果を得ることができる。
磁気テープMTは、エッジMT2をピン56の先端56cで下フランジ53側に押圧されながらガイド面51aに沿って走行する。このように走行する磁気テープMTは、エッジMT2にピン56が当接していることで、その幅方向の移動を規制される。このとき、ピン56の大径部56aはコンプレッサから貫通孔54まで供給されるエアで押圧されており、エッジMT2にピン56が及ぼす負荷は常にエア圧でのみ決定されるので、このエアの流量を一定に保ってエア圧を一定に保つことで、エッジMT2に一定荷重を付与することができる。
また、エアの流量で荷重を管理できるため、板バネやスプリングコイルを用いて押圧する場合のように、バネの状態を適宜監視する手間が省け、管理が容易である。
さらに、エアの流量を調整することで、エッジMT2に与える荷重を可変に設定することができるとともに、従来用いていた板バネやスプリングで押圧する場合には実現できないような低い荷重も設定することができる。
ピン56は、大径部56aが貫通孔54の係止面54aで係止されるので、貫通孔54からガイド体51側に脱落することがない。
また、エアが、大径部56aと貫通孔54の隙間を介して貫通孔54から抜けやすくなっている。そのため、大径部56aと係止面54aの間の空間にエアが滞留し、ピン56をフローティングさせてエッジMT2にソフトに接触させるため、その損傷を防止することができる。
さらに、ガイド面51aに沿ってピン56を複数設けることで、磁気テープMTの位置規制を行なう距離を長くして、より正確に幅方向の移動を規制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。例えば、本実施形態では、ガイド部5,5をサーボライタに適用した場合について説明したが、磁気記録再生装置など、テープの幅方向の位置規制を必要とする装置に適用することができる。
例えば、本実施形態では、筒部57aを上フランジカバー58の貫通孔57側に設けたが、上フランジ本体52aの貫通孔54側に設けることもできる。
本発明のテープガイド装置を備えたサーボライタの構成図である。 本実施形態に係るガイド部の拡大斜視図である。 ガイド部の側面断面図である。
符号の説明
1 サーボライタ
1a パネルサイド
2 送出リール
3 巻取リール
4 サーボライト部
5 ガイド部
51 ガイド体
51a ガイド面
52 上フランジ
52a 上フランジ本体
53 下フランジ
53a 接触子
53b エッジ案内面
54 貫通孔
54a 係止面
55 連通ホース
55a コネクタ
56 ピン
56a 大径部
56b 小径部
56c 先端
57 貫通孔
57a 筒部
58 上フランジカバー
MT 磁気テープ
MT1,MT2 エッジ
R ガイドローラ
T 張力調整装置

Claims (4)

  1. テープを案内するガイド面を有するガイド体と、
    前記ガイド体の両端部に配置されるフランジ部と、
    前記フランジ部の一方に、前記ガイド体に向けて開口する貫通孔と、
    前記貫通孔に連通路を介して連通するエア供給源と、
    前記エア供給源からのエア圧でその先端が前記ガイド体側に突出するように、前記貫通孔に挿入される位置規制部材と、
    を備えるテープガイド装置であって、
    前記位置規制部材の先端は、前記ガイド面に沿って案内されるテープのエッジに当接することを特徴とするテープガイド装置。
  2. 前記位置規制部材は、大径部と前記先端を有する小径部とを少なくとも有し、
    前記貫通孔の前記ガイド体側には、前記大径部が軸方向に係止される係止面が形成され、
    前記小径部の先端が前記テープのエッジに当接した状態では、前記位置規制部材の大径部と前記係止面の間に間隙を有することを特徴とする請求項1に記載のテープガイド装置。
  3. 前記フランジ部は、前記位置規制部材が内挿されるフランジ本体と、前記連通路が接続される蓋体とからなり、
    前記蓋体又は前記フランジ本体の一方の貫通孔の周縁部には、他方の貫通孔に嵌合する筒部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のテープガイド装置。
  4. 前記位置規制部材は、前記ガイド面に沿って複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のテープガイド装置。
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