JP2005251160A - 利用形態指向p2p型グリッドコンピューティングシステム、及び、コンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 クライアントピア1aは、検索を行い、その結果発見され使用されたピア1dのIPアドレスを保持してピア1dに対して単方向の論理リンク(発信リンク)を張り、クライアントピア1aの作成した検索要求が1ホップでクライアント1dへ伝播するようにする。また、クライアントピアによって発見され利用されたピア間で双方向の論理リンク(転送リンク)を張る。
【選択図】 図1
Description
P2Pでのファイル検索の方法は、2種類に大別される。その一つは、情報のみを一元的に管理するサーバを利用し、サーバに問い合わせをしてからファイルの実体をダウンロードしにいくハイブリッド型方式(Napster(登録商標)方式とも呼ばれる。)である。もう一つは、サーバを用いずに検索からダウンロードまで行うピュア型方式(Gnutella(登録商標)方式とも呼ばれる。)である(非特許文献1参照)。
ストリーミングデータを共有するシェアキャストという方式では、ストリーミングデータファイルを転送する度に、転送を担ったマシンがそのレプリカを保持している。
このような手法では、グリッドコンピューティングの計算リソース収集という目的では効率化にならない。また、Winny(登録商標)と呼ばれるP2Pソフトでは、検索キーと呼ばれるメタデータを配布して、自分の存在を広く公開しているが、この手法では最初の計算機の検索を効率化できるだけで、それ以降の検索を効率化するに至っていない。
本実施の形態における利用形態指向P2P型グリッドコンピューティングシステムは、Gnutella(登録商標)などのピュア型のP2Pシステムを用いて構成されている。尚、利用形態指向P2P型グリッドコンピューティングシステムを構成する計算機(ピア)の名称をその立場に応じて適宜使い分ける。
尚、この計算資源群から形成される空間をユーザの利用空間と呼び、その空間が局所的であることを空間的局所性と呼ぶ。
尚、新たに発信リンクを張ると予め定められた最大の許容発信リンク数を超えるような場合には、最近もっとも利用されていないピアの発信リンクを削除した後に新たな発信リンクを張る。
尚、新たに転送リンクを張ると予め定められた最大の許容転送リンク数を超えるような場合には、転送リンクの構築が最も古いリンクを削除した後に新たな転送リンクを張る。
図3の例では、クラスタ1Aにはピア3a〜3gが含まれており、クラスタ1Bにはピア3f〜3lが含まれており、クラスタ1Cにはピア3l〜3pが含まれている。そして、ピア3f,3gの夫々はクラスタ1A,1Bの双方に含まれ、ピア3lはクラスタ1B,1Cの双方に含まれている。複数のクラスタに含まれているピアとそれに張られた転送リンクの存在とによって、例えば検索要求がクラスタ1Aのみ形成するピアからクラスタ1Bのみ形成するピアへ、クラスタ1Aを形成するピアからクラスタ1Cを形成するピアへ少ない数のホップで伝播することが可能になる。
図5に示すように、リソースピアは、他のピアからの接続要求待ち状態にあり(ステップS201)、他のピアから要求データを受け取る(ステップS202)。受け取った要求データが転送リンク張替え要求であるか否かを判断する(ステップS203)。転送リンク張替え要求でない場合(S203:NO)、資源探索処理(図6参照)を実行する(ステップS204)。一方、転送リンク張替え要求である場合(S204:YES)、ステップS205の処理へ進む。
クライアントピアは検索要求に含まれる検索キーを基に自身が検索にヒットするか(内容一致するか)を判断する(ステップS303)。内容一致しない場合(S303:NO)、接続要求待ち(図5のステップS201)へ戻る。一方、内容一致する場合(S303:YES)、ステップS304の処理へ進み、検索元のクライアントピアへ結果(自身が検索にヒットする旨など)を通知し(ステップS304)、接続要求待ち(図5のステップS201)へ戻る。
ピアは、クライアントピアとして動作する際の各種処理を行うクライアント処理部10と、リソースピアとして動作する際の各種処理を行うリソース処理部20として機能する各部を有する。
発信ピアIDリスト保持部10aは、各発信リンクの接続先のピアのIPアドレスを列記した発信ピアIDリストを保持する。
検索要求処理部10bは、検索キーとホップ回数を含む検索要求を作成し、作成した検索要求を発信ピアIDリストを参照して発信リンクの張られたピアに対して発信リンクを介して送信し、リソースピアから結果通知を受け取る(ステップS101,S102,S103)。この検索要求処理部10bは再度検索を行うかの判断も行う(ステップS104)。
発信リンク削除部10dは、現時点の発信リンク数Dcurrentが許容発信リンク数Dmax未満でない場合に発信リンクの一つを削除する(ステップS106)。
発信リンク張替え部10eは、結果通知などを利用し検索の結果新たに発見され利用されるピアのIPアドレスを発信ピアIDリストに登録し、そのピアとの間で発信リンクを張る(ステップS107)。
要求データ判断部21は、他のピアから要求データを受け取り、それが検索要求か転送リンク張替え要求かを判断し、さらに、転送リンク張替え要求に発信ピアIDリストが含まれているかを判断する(ステップS202,S203)。
資源探索処理部22は、転送する必要のあるピアに対して検索要求を転送する(ステップS301,S302)転送処理部22aと、検索処理(ステップS303,S304)を行う検索処理部22bとして機能する各部を有している。
転送ピアIDリスト保持部23は、各転送リンクの接続先のピアのIPアドレスを列記した転送ピアIDリスト(第1、第2転送対象計算機リスト)を保持する。尚、IPアドレスは登録された順が分かるように登録されている。
転送リンク数判断部24aは、現時点の転送リンク数Fcurrentが許容転送リンク数Fmax未満であるかを判断する(ステップS401)。
転送リンク削除部24bは、現時点の転送リンク数Fcurrentが許容転送リンク数Fmax未満でない場合転送リンクの一つを削除する(ステップS402)。
転送リンク張替え部24cは、転送リンク張替え要求に含まれる発信ピアIDリストを参照して転送ピアIDリストに新たに転送先となるピアのIPアドレスを登録して、そのピアとの間で転送リンクを張る(ステップS403)。
転送リンク張替え要求部24dは、新たに転送リンクを張ったピアに対して、転送リンク張替え要求を行う(ステップS404)。
転送リンク数判断部25aは、現時点の転送リンク数Fcurrentが許容転送リンク数Fmax未満であるかを判断する(ステップS501)。
転送リンク削除部25bは、現時点の転送リンク数Fcurrentが許容転送リンク数Fmax未満でない場合転送リンクの一つを削除する(ステップS502)。
転送リンク張替え部25cは、転送リンク張替え要求の発信元のピアのIPアドレスを転送ピアIDリストに登録し、そのピアとの間で転送リンクを張る(ステップS503)。
ピアAにより、検索要求の要求データが作成され、要求データが送出される。この送出される要求データをピアB,C,Fの夫々が受け取り、要求データを登録する。
ピアBは受け取った要求データをピアE,Iへ転送し、ピアCは受け取ったピアD,Fへ転送し、ピアFは受け取った要求データをピアC,E,H,Gへ転送する。ピアFはピアCから受け取る要求データを既に受け取っているため、その要求データを破棄する。ピアCはピアFから受け取る要求データを既に受け取っているため、その要求データを破棄する。そして、はじめて要求データを受け取ったピアD,E,G,H,Iは受け取った要求データを登録する。
これを繰り返すことにより、要求データが次々と伝播することになる。
例えば、上述した実施の形態では要求データを次に送る先のピアのIPアドレスのみを保持する構成にしているが、これに限らず、次に送る先のピアのIPアドレスを保持するとともに、2つ先のピアのIPアドレスを保持するようにしてもよい。この場合、耐障害性の向上が図られるという利点がある。
これを実現する仕組みについて図11を参照しつつ説明する。図11は2つ先のピア(次々候補)のIPアドレスを保持する仕組みを説明するための図である。但し、図11は図10の状態に対応している。尚、ピアAのみ次々候補を示している。
ここで、ピアAに着目する。ピアAは次候補(一つ先のピア)のピアB,C,Fに検索要求を送信する。これを受け取ったピアB,C,Fは、夫々、次候補をピアAへ送信する。
ピアAはピアBから次候補を受け取るとそれをピアBに関する次々候補として登録する。
ピアAはピアCから次候補を受け取ると、ピアCから受け取った次候補に含まれるピアのうち自身(ピアA)と自身の次候補にあるピアFを除いて、残ったピアをピアCに関する次々候補として登録する。
ピアAはピアFから次候補を受け取ると、ピアFから受け取った次候補に含まれるピアのうち自身の次候補にあるピアCを除いて、残ったピアをピアFに関する次々候補として登録する。
次に、P2Pネットワークとして意味情報ネットワークを用いたグリッドコンピューティングシステムにおいて、計算資源の情報を検索する方法の例について説明する。この意味情報ネットワークでは、情報の意味に基づいてその情報の伝送を制御し、そのために、意味情報を用いた検索を実施する。具体的な例としては、SIONetと呼ばれる意味情報ネットワークを使用する。なお、SIONetは、既存のP2Pシステムの名称であり、SIONet自身については、[SIONetについての補足説明]の項で後述する。
第2に、P2P(Peer to Peer)システムにおけるコミュニティの概念を利用し、コミュニティとして、静的に計算資源のグループを構築し、使用可能なアプリケーション、セキュリティの度合いなどのポリシーに基づき区分する。コミュニティを跨った情報検索を制御できるP2Pシステムを利用することによって、これまでのブロードキャストによる検索よりも、不要なトラフィックを削減でき、効率の良い検索が可能になる。
第4に、HTTP(HyperText Transfer Protocol )に基づくポータルサイトを構築し、ユーザからのグリッド計算処理の受付窓口とすることによって、一般ユーザのグリッドコンピューティング利用を簡易に実現可能とする。
図12は、意味情報ネットワークを用いたグリッドコンピューティングシステムにおける計算資源の状態情報のやりとりについて説明するための図であり、図13は、図12に示すグリッドコンピューティングシステムの構成要素のそれぞれが有する機能を説明するための図である。グリッドコンピューティングシステムは、図12に示すように、計算資源101〜113、ポータルサイト120、および依頼元コンピュータ(ユーザ端末)130から構成される。
各々の計算資源の意味情報フィルタに登録される内容としては、計算資源状態に関しては、IPアドレス/システム管理者の名前/OSバージョン/CPU負荷/実施可能なアプリケーション/アーキテクチャタイプ/メモリ容量等がある。また、ネットワーク特性に関しては、バンド幅/レイテンシ/プロトコルなどがある。
ポータルサイト120には、SIONetソフトウエア、グリッド用ミドルウエアソフトウエアをインストールし、SIONetエンティティとして動作する。また、その上位レイヤにおいてWebサービス機能とバーチャルマシン機能を構築する。
ポータルサイト120のバーチャルマシンの管理機能は、VMM(Virtual Machine Manager)が行う。Webサービス機能は、ユーザ(依頼元コンピュータ)からのグリッドコンピューティング処理を受け付ける機能であり、ユーザからの要求に応じて様々なバーチャルマシンを構成するためのパラメータを、メニューとして提供する。
バーチャルマシン機能は、ユーザからの計算要求に応じて与えられた処理を複数に分割したり、各計算資源に割り振った処理の経過や結果を管理する機能である。ユーザからの処理依頼内容に応じて、個々にバーチャルマシンの構成を決定する。
グリッドコンピューティングシステムでは、システムの構成要素であるエンティティのP2P(SIONet)API上にグリッド計算資源収集機能用ミドルウエアを構築している。このSIONet上のミドルウエアにて実現される“意味情報による検索機能”を用いることにより、計算処理依頼を依頼する依頼元コンピュータからの計算処理要求に対して、最適なバーチャルマシンを構築するための計算資源を、即時に効率よく発見できる。
また、SIONetのエンティティとなった計算資源は、グリッド計算資源として利用されるために、事前に静的な集合体であるコミュニティ(イベントプレース)を作成し、その構成員となっている必要がある。計算資源が、イベントプレースに静的に含まれ、自端末の状態を意味情報フィルタに保持しておくことによって、ポータルサイトでは、意味情報に基づく検索をかけ、最適な計算資源を、余計なトラフィックを増やさず、またディレクトリを必要とせず効果的に収集することができる。
さらに、認証機能によるイベントプレースへの入出力管理機能を用いることで、計算資源の登録/削除の管理が可能になる。よって、計算資源は、特別に用意したもののみならず、一般のユーザが使用しているような不特定多数の端末までも利用することが可能になる。
さらに、イベントプレースを用いることで、アプリケーションやセキュリティ度に応じたコミュニティ(イベントプレース)の構築が可能になり、システムに多様性を持たせることが可能になる。
ポータルサイトからの計算資源検索には、計算資源の処理状況(例えば、CPU使用率、ネットワーク(NW)使用率に基づく統計情報による処理受付可能状態、メモリ容量、空きハードディスク容量)などを意味情報とそのパラメータとして与え、最適な計算資源を検索する(刺激)。
まず、個々の計算資源R1〜R6では、SIONetのエンティティとして起動し、その上位にグリッドリソース検索・収集用のミドルウエアを起動する。このミドルウエアは動的または静的に、計算資源の負荷状況や実行できるアプリケーション名などを意味情報としてSIONetのフィルタF1〜F6へ登録する。SIONetエンティティとなった個々の計算資源R1〜R6は、一つのイベントプレース(グリッドイベントプレース)を静的に構成する。ここでは、図17および図18に示すような構成でイベントプレースは形成されているものとする。
また、ポータルサイト501もまたSIONetエンティティであり、計算資源群と同一のグリッドイベントプレースの一員である。ここでのポータルサイト501は、イベントプレース上において、図に示す場所に位置するものとする。
最初に、計算処理を依頼するグリッドユーザである依頼元コンピュータ510は、最寄りのポータルサイトをDNS機能(URL→IPアドレス変換機能)により発見し、グリッド計算処理の依頼をWebブラウザを用いて実施する。この時、実行するアプリケーション、セキュリティ度、ターンアラウンドタイムなどのバーチャルマシンを構成するためのパラメータを指定する。パラメータの指定は予めポータルサイト501に設定されたプルダウンメニューを用いて実施する(ステップS1)。
ポータルサイト501では、最適な計算資源を発見するため、処理Aにて決定された意味情報を用いてSIONet機能による検索を開始し、“意味情報による検索メッセージ”を計算資源R1へ送信する(刺激を与える)(ステップS3)。
また、ポータルサイト501により刺激を受けた計算資源R1は、フィルタF1の内容がポータルサイトの刺激に対する条件を満たしているため、SIONet機能により“発火”する(発火A)。発火したという情報は、計算資源R1によって発火条件と共にポータルサイト501へ応答される。なお、発火条件は以下の通りである。CPU=Pent*u* 1.5GHz、CPU使用率=20%、OS=W*n200*、アプリケーション=P*v−Ra*、メモリ=128MB、HD=20GB、NW=100Mbps、NW使用率=30%である(ステップS5)。
また、計算資源R4からの刺激を受信した計算資源R5および計算資源R6は、その先にイベントプレースに接続される計算資源が存在しないため刺激を転送せず、その上、計算資源R5は、フィルタF5の情報も刺激に対する要求条件を満たさないものがあるため、発火せず何もしない。
また、計算資源R4は、フィルタF4の内容が受信した刺激に対する条件を満たしているため、SIONet機能により“発火”する。なお、発火条件は以下の通りである。CPU=Pent*u* 850MHz、CPU使用率=30%、OS=W*n200*、アプリケーション=P*v−Ra*、メモリ=64MB、HD=8GB、NW=10Mbps、NW使用率=25%である(発火B)。発火したという情報は、計算資源R4によって発火条件と共に、ポータルサイト501に対してP2Pで応答される(ステップS8)。
また、計算資源R6は、フィルタF6の内容が受信した刺激に対する条件を満たしているため、SIONet機能により“発火”する。なお、発火条件は以下の通りである。CPU=Pent*u* 1.7GHz、CPU使用率=20%、OS=W*n200*、アプリケーション=P*v−Ra*、メモリ=256MB、HD=100GB、NW=10Mbps、NW使用率=15%である(発火C)。発火したという情報は、計算資源R6によって発火条件と共に、ポータルサイト501に対しP2Pで応答される。
ポータルサイト501では、処理Bの判定結果に基づき、計算処理を計算資源R1および計算資源R6へ割り当てる(ステップS11)。この割当は、「ポータルサイト=計算資源R1間」および「ポータルサイト=計算資源R6間」で直接P2Pにより実施される。
この応答は、ポータルサイト=計算資源R1間で直接P2Pにより実施される。
また、処理Bにおいて計算資源R6に割り当てられた計算処理を、計算資源R6が実施し(処理D)、処理結果をポータルサイト501へ応答(返信)する(ステップS13)。この応答は、ポータルサイト=計算資源R6間で直接P2Pにより実施される。
その後、ポータルサイト501において、計算資源R1の処理Cと、計算資源R6の処理Dにおける処理結果を基に、全体の処理結果を統合する(処理E:ステップS14)。また、ポータルサイトは、処理Dの処理結果を、依頼元コンピュータ510へ報告する(ステップS15)。
また、オンデマンドで計算資源のステータス情報(CPU負荷だけでなく様々な情報)のアップデートが可能となり、リアルタイムに最適な計算資源を発見することができ、グリッドコンピューティングシステムの性能を向上することができる。
ここでは、図19に示すようなグリッドコンピューティングシステムを想定する。同図において、依頼元コンピュータ610は計算資源600aと接続され、計算資源600aは、さらに、計算資源600b、600c、600dと接続されている。また、計算資源600bは計算資源600eと接続され、計算資源600dは計算資源600fと接続され、さらに、計算資源600fは計算資源600gと接続されいている。以下では、計算資源600a〜600gを総称して計算資源600と記載する。なお、計算資源600aは、ポータルサーバと同一の機能を備えた計算資源であってもよく、依頼元コンピュータ610がポータルサーバと同一であってもよい。また、計算資源のいずれかが依頼元コンピュータとなってもよい。
依頼元コンピュータ610は、検索キーとして、利用したい計算資源のシステム条件を示す要件情報の入力を受ける(ステップS21)。システム条件には、CPU使用率、メモリ残量、実行可能なアプリケーション等を用いることができ、例えば、「CPU使用率x%以下」などが入力される。
計算資源600は、電源投入時や、意味情報ネットワークに参加したときなどに、後述する計算資源情報取得処理(図22)により自身の備える計算資源の静的情報を収集し、フィルタに登録する(ステップS41)。静的情報は、時間経過により変化しないか、あるいは、短時間では変化しない情報であり、例えば、CPUのスペック、IPアドレス、OSの種類、実行可能なアプリケーション名、メモリ容量(総容量)、HD容量(総容量)、などである。なお、静的情報収集は、定期的にあるいは静的情報の変更時などに実行することでもよい。
一方、検索キーに含まれる静的情報と、自身のフィルタに登録されている静的情報が合致すると判断した場合、計算資源600は、後述する計算資源情報取得処理(図22)により、自らの備える計算資源の動的情報を取得する(ステップS46)。この動的情報とは、逐次変化する情報であり、例えば、自身の現在のCPU使用率、メモリ残量、ネットワークの状態などである。計算資源600は、受信した検索メッセージに含まれる検索キーと、取得した動的情報をマッチングする(ステップS47)。具体的には、検索キーに含まれる動的情報と、自身の動的情報が合致するか否かを判断する。検索キーに含まれる動的情報と、自身の動的情報が合致しないと判断した場合(ステップS47:No)、次の検索メッセージの受信待ちとなる。一方、合致すると判断した場合(ステップS47:Yes)、計算資源600は、依頼元コンピュータ610に、自身の識別子と自身の計算資源の情報とを含む結果応答を送信する(ステップS48)。
計算資源600は、自身の静的情報を収集し、テンポラリ領域に保持しておく(ステップS61)。その後、計算資源600はマルチスレッドによりスレッドを作成し、動的情報取得処理を実行する。
計算資源600は、動的情報取得処理における動的情報取得ループが開始されると(ステップS62)、自身の現在のCPU使用率、メモリ残量、ネットワークの状態など動的情報を取得する(ステップS63)。そして、取得した動的情報のデータを、テンポラリ領域に保持する(ステップS64)。計算資源600は、動的情報取得ループ終了条件を満たしていない場合、動的情報を取得し、保存するステップS63〜S64の処理を、例えば、10秒間隔などで周期的に繰り返す。また、動的情報取得ループ終了条件を満たした場合は、動的情報取得ループを終了する(ステップS65)。動的情報取得ループ終了条件とは、例えば、P2Pネットワークからの離脱などである。
ここで、「SIONet」について、補足して説明しておく。
図23に示すように、SIONetは、意味情報(メタデータ)に基づいてイベントを配送するメタネットワークであり、ネットワーク上に超分散する不特定多数のエンティティの中から特定のエンティティを動的に検索・発見することが出来る。すなわら、SIONetは、従来のネットワークで用いていた宛先アドレス(誰に対して送信する)の代わりに、意味情報(どういう人に対して送信する)に基づいてイベントを配送するネットワークである。
SE(サービスエンティティ)は、サービスとして振る舞うエンティティであり、P2Pアプリケーションをエンティティ内の内部エンティティとして仮想化したものである。
NE(ネットワークエンティティ)は、ネットワーク構成要素として振る舞うエンティティであり、SIONetを構築・運営するための内部エンティティであり、複数のNE(ネットワークエンティティ)が分散協調することにより、ネットワークが自己組織化される。
SNE(サービスネットワークエンティティ)は、サービスおよびネットワーク構成要素の両者の観点から振る舞うエンティティであり、ピュア型P2Pネットワークを構築する際に用いられ、これらが自律分散することにより、ネットワークを自己組織化する。
制御情報部(CIPart)は、SIONetの実効制御用の制御フィールドであり、サービスエンティティ(SE)には開放されていない。意味情報部(SIPart)には、送信データの意味情報(語彙とその値)、および意味情報の語彙概念(イベントタイプ)が格納される。データ部(DATAPart)には、送信データ(テキストデータ、バイナリデータなど様々なデータやプログラム)が格納される。
なお、刺激とは、イベントを送信することである。反応とは、フィルタがイベントに合致することである。発火とは、合致したフィルタを登録したエンティティを起動してイベント通知することである。
イベントプレースはグルーピンクの概念であり、セキュリティの保障単位、負荷分散の単位、グループのグループ化などとして利用される概念であり、以下の目的を達成する。
第1に、イベントの転送範囲を制限する。すなわち、刺激と発火に基づく連鎖反応の波及範囲を制限する。
第2に、イベントルーティングの対象範囲を制限する。シェアードリンクにより接続された意味情報スイッチ(SI−SW)の集合であり、イベントプレースことにリンクトポロジーやイベントルーティング方式を選択することができる。
第3に、意味情報体系の一意性が保障される空間であり、取り扱うイベントタイプの爆発的増大を抑止する。
次に、グリッドコンピューティングシステムにおける計算資源収集方法について説明する。グリッドコンピューティングシステムでは、上述するようにP2P(Peer to Peer)式の通信により、計算資源の状態情報を相互にやりとりする。また、各計算資源が自分自身の状態(CPU使用率など)に対応して、所定のファイル名のファイルを持っておく。また、P2Pでファイル交換するためのソフトウェア(例えば、Gnutella(登録商標)など)を用いてファイル名を検索することにより、依頼元コンピュータは、所定の状態にある計算資源を検索し、該当する状態の計算資源に対して仕事(処理)を依頼する。
Claims (15)
- ネットワーク上に散在する複数の計算資源を動的に結合しバーチャルマシンを構成する利用形態指向P2P型グリッドコンピューティングシステムにおいて、
検索元の計算機は、
単方向の論理リンクである発信リンクを張った計算機を列記した発信対象計算機リストを保持する発信対象計算機リスト保持手段と、
前記発信対象計算機リストに基づいて各発信リンクを介して発信リンクを張った計算機に対して自身の作成した検索要求を行う検索要求手段と、
前記発信対象計算機リストを参照して検索の結果新たに発見され利用される計算機を該発信対象計算機リストに登録して発信リンクの張替えを行う発信リンク張替え手段と、
を備えていることを特徴とする利用形態指向P2P型グリッドコンピューティングシステム。 - 前記検索元の計算機は、
前記発信リンク張替え手段により発信リンクを張り替える際に予め定められた許容発信リンク数より現在張られている発信リンク数が小さいかを判断する発信リンク数判断手段と、
前記発信リンク数判断手段により前記許容発信リンク数より前記現在張られている発信リンク数が小さくないと判断されると現在張られている発信リンクの少なくとも一つを削除する発信リンク削除手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の利用形態指向P2P型グリッドコンピューティングシステム。 - 前記検索元の計算機は、
前記発信リンク張替え手段により発信リンクを張る対象となった計算機に対して前記発信対象計算機リストを含む第1転送リンク張替え要求を行う第1張替え要求手段
を更に備え、
前記発信リンクを張る対象となった計算機は、
論理リンクである転送リンクを張った計算機を列記した第1転送対象計算機リストを保持する第1転送対象計算機リスト保持手段と、
前記発信対象計算機リストに基づいて各発信リンクを介して、前記第1転送対象計算機リストに基づいて各転送リンクを介して、計算機に対して受け取った検索要求を転送する第1検索要求転送手段と、
前記検索元の計算機から受け取る前記第1転送リンク張替え要求に含まれる発信対象計算機リストに含まれる計算機を前記第1転送対象計算機リストに登録して転送リンクの張替えを行う第1転送リンク張替え手段と、
前記第1転送リンク張替え手段により転送リンクを張る対象となった計算機に対して第2転送リンク張替え要求を行う第2張替え要求手段と、
を備え、
前記転送リンクを張る対象となった計算機は、
論理リンクである転送リンクを張った計算機を列記した第2転送対象計算機リストを保持する第2転送対象計算機リスト保持手段と、
前記発信対象計算機リストに基づいて各発信リンクを介して、前記第2転送対象計算機リストに基づいて各転送リンクを介して、計算機に対して受け取った検索要求を転送する第2検索要求転送手段と、
前記第2転送リンク張替え要求の送信元の計算機を前記第2転送対象計算機リストに登録して転送リンクの張替えを行う第2転送リンク張替え手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の利用形態指向P2P型グリッドコンピューティングシステム。 - 前記発信リンクを張る対象となった計算機は、
前記第1転送リンク張替え手段により転送リンクを張り替える際に予め定められた第1許容転送リンク数より現在張られている転送リンク数が小さいかを判断する第1転送リンク数判断手段と、
前記第1転送リンク数判断手段により前記第1許容転送リンク数より前記現在張られている転送リンク数が小さくないと判断されると現在張られている転送リンクの少なくとも一つを削除する第1転送リンク削除手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の利用形態指向P2P型グリッドコンピューティングシステム。 - 前記転送リンクを張る対象となった計算機は、
前記第2転送リンク張替え手段により転送リンクを張り替える際に予め定められた第2許容転送リンク数より現在張られている転送リンク数が小さいかを判断する第2転送リンク数判断手段と、
前記第2転送リンク数判断手段により前記第2許容転送リンク数より前記現在張られている転送リンク数が小さくないと判断されると現在張られている転送リンクの少なくとも一つを削除する第2転送リンク削除手段と、
を更に備えたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の利用形態指向P2P型グリッドコンピューティングシステム。 - ネットワーク上に散在する複数の計算資源を動的に結合しバーチャルマシンを構成する利用形態指向P2P型グリッドコンピューティングシステムにおける計算機に用いられるコンピュータプログラムであって、
単方向の論理リンクである発信リンクを張った計算機を列記した発信対象計算機リストに基づき、各発信リンクを介して発信リンクを張った計算機に対して自身の作成した検索要求を行う検索要求ステップと、
前記発信対象計算機リストを参照して検索の結果新たに発見され利用される計算機を該発信対象計算機リストに登録して発信リンクの張替えを行う発信リンク張替えステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 前記発信リンク張替えステップにおいて発信リンクを張り替える際に予め定められた許容発信リンク数より現在張られている発信リンク数が小さいかを判断する発信リンク数判断ステップと、
前記発信リンク数判断ステップにおいて前記許容発信リンク数より前記現在張られている発信リンク数が小さくないと判断されると現在張られている発信リンクの少なくとも一つを削除する発信リンク削除ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項6に記載のコンピュータプログラム。 - 前記発信リンク張替えステップにおいて発信リンクを張る対象となった計算機に対して前記発信対象計算機リストを含む転送リンク張替え要求を行う張替え要求ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項6または請求項7に記載のコンピュータプログラム。 - 前記検索要求ステップにおいては、計算資源の静的状態あるいは動的状態に関する要件を示す検索キーによる検索要求を行い、
前記検索要求の結果として、前記検索キーで示される要件を満たす他の計算機からの結果通知を受信する結果受信ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかの項に記載のコンピュータプログラム。 - ネットワーク上に散在する複数の計算資源を動的に結合しバーチャルマシンを構成する利用形態指向P2P型グリッドコンピューティングシステムにおける計算機に用いられるコンピュータプログラムであって、
他の計算機から受け取った検索要求を、単方向の論理リンクである発信リンクを張った計算機を列記した発信対象計算機リストに基づいて各発信リンクを介して、さらに、双方向の論理リンクである転送リンクを張った計算機を列記した転送対象計算機リストに基づいて各転送リンクを介して、さらに他の計算機へ転送する検索要求転送ステップと、
他の計算機から転送リンク張替え要求を受け取り、この受け取った転送リンク張替え要求に含まれる発信対象計算機リスト内に列記されている計算機を、前記転送対象計算機リストに登録して転送リンクの張替えを行う転送リンク張替えステップと、
前記転送リンク張替えステップにより転送リンクを張る対象となった計算機に対して転送リンク張替え要求を行う張替え要求ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 前記転送リンク張替えステップにおいて転送リンクを張り替える際に予め定められた許容転送リンク数より現在張られている転送リンク数が小さいかを判断する転送リンク数判断ステップと、
前記転送リンク数判断ステップにおいて前記許容転送リンク数より前記現在張られている転送リンク数が小さくないと判断されると現在張られている転送リンクの少なくとも一つを削除する転送リンク削除ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項10に記載のコンピュータプログラム。 - 自身の計算資源の静的状態あるいは動的状態を示す情報を収集する計算処理資源収集ステップと、
前記収集した情報が示す計算資源の静的状態あるいは動的状態が、前記検索要求に含まれる検索キーが示す計算資源の静的状態あるいは動的状態に関する要件を満たす場合に結果通知を返す結果通知ステップと、
前記結果通知に対応して処理の依頼を受け、依頼された処理を行う計算処理割当ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項10または請求項11に記載のコンピュータプログラム。 - ネットワーク上に散在する複数の計算資源を動的に結合しバーチャルマシンを構成する利用形態指向P2P型グリッドコンピューティングシステムにおける計算機に用いられるコンピュータプログラムであって、
他の計算機から受け取った検索要求を、単方向の論理リンクである発信リンクを張った計算機を列記した発信対象計算機リストに基づいて各発信リンクを介して、さらに、双方向の論理リンクである転送リンクを張った計算機を列記した転送対象計算機リストに基づいて各転送リンクを介して、さらに他の計算機へ転送する検索要求転送ステップと、
転送リンク張替え要求を受け取り、この受け取った転送リンク張替え要求の送信元の計算機を前記転送対象計算機リストに登録して転送リンクの張替えを行う転送リンク張替えステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 前記転送リンク張替えステップにおいて転送リンクを張り替える際に予め定められた許容転送リンク数より現在張られている転送リンク数が小さいかを判断する転送リンク数判断ステップと、
前記転送リンク数判断ステップにおいて前記許容転送リンク数より前記現在張られている転送リンク数が小さくないと判断されると現在張られている転送リンクの少なくとも一つを削除する転送リンク削除ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項13に記載のコンピュータプログラム。 - 自身の計算資源の静的状態あるいは動的状態を示す情報を収集する計算処理資源収集ステップと、
前記収集した情報が示す計算資源の静的状態あるいは動的状態が、前記検索要求に含まれる検索キーが示す計算資源の静的状態あるいは動的状態に関する要件を満たす場合に結果通知を返す結果通知ステップと、
前記結果通知に対応して処理の依頼を受け、依頼された処理を行う計算処理割当ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項13または請求項14に記載のコンピュータプログラム。
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