JP2005250905A - 照合端末、管理装置、プログラム、用紙の照合方法および用紙の管理方法 - Google Patents

照合端末、管理装置、プログラム、用紙の照合方法および用紙の管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 サービスを享受する権利を証明するチケットをユーザ自身が作成することを可能とするとともに、チケットの偽造を防止する。
【解決手段】 管理装置10は、予め、用紙70の状態を表す用紙データを、用紙70を一意に識別する識別子と対応付けて記憶している。プリンタ50は、管理装置10から送信された印刷データをネットワークを介して受信し、この印刷データを用いて用紙70に印刷を行う。照合端末30は、プリンタ50によって印刷データを用いて印刷が行われた用紙70に書き込まれている識別子を読み取り、この識別子に対応する用紙データを管理装置10から受信し、受信した用紙データと照合端末30で生成された用紙データとを比較し、比較の結果を表すデータを生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サービスを享受する権利を証明するチケットを発行するシステムに関する。
近年、通信ネットワークの発達に伴い、ユーザが自宅にいながらにしてコンサートなどのチケットを通信ネットワーク経由で予約し、代金の決済を行うことができるシステムが普及している。通信ネットワークを介してチケットを予約した場合、ユーザがチケットを受け取るのにはいくつかの方法がある。例えば、チケット販売元から通知された予約番号の控えを取っておき、店頭あるいは興行場所で予約番号と引き換えにチケットを入手する。あるいは、ユーザが指定した場所に郵便などの配達手段によって配達させる方法もある。しかしながら、ユーザにとってみれば、予約および代金の決済が済んでいるにもかかわらず、直接、興行場所に入場できないという不便がある。また、チケットの販売元にとっては、チケットの引き換えや配達のための経費がかかるという問題がある。
このような問題を解決するための技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載の技術では、有価証券等を印刷するための用紙に、当該用紙を一意に識別するための識別情報をバーコード等を用いて予め印刷しておく。さらにこの用紙には偽造防止手段としてすかし等を入れておく。識別情報は、サービス提供会社等が管理するサーバに予め記憶されている。ユーザが使用するプリンタには、読取手段と通信手段が備えられており、ユーザが用紙をプリンタにセットすると、読取手段によって識別情報が読み取られ、通信手段によって識別情報がサーバに送信される。サーバは、ユーザのプリンタから送信された識別情報が正規のものであるか否かを判定し、正規の識別情報である場合には有価証券等を印刷するための印刷データをユーザのプリンタに送信する。この構成によって、特許文献1に記載の技術は、ユーザがネットワークを介して取得した印刷データを用いてユーザ保有のプリンタによって有価証券等を印刷し、さらに有価証券等の偽造を防止することを図っている。
特開2001−297162号公報
しかしながら、上述した先行技術には以下のような問題がある。用紙が正規の用紙てあるか否かを判定するためにバーコードを用いているが、バーコードそのものは複製可能である。また、用紙の判定の際、所定のすかしが入っているか否かを判定していない。従って、不正な用紙に有価証券等が印刷されるおそれがある。すかし等の有無を判定するためには、そのための手段をプリンタに備える必要があり、コストの上昇を招く。また、用紙にすかし等を入れること自体が用紙のコストの上昇を招く。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、サービスを享受する権利を証明するチケットをユーザ自身が作成することを可能とするとともに、チケットの偽造を防止することのできる技術の提供を目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明は、用紙を一意に識別する識別子が書き込まれた用紙の状態を表す用紙データを生成する第1のデータ生成手段と、前記第1のデータ生成手段で生成された用紙データと当該用紙の識別子とを対応付けて記憶する記憶手段とを有する外部装置に、当該用紙の識別子を送信して該識別子に対応する用紙データを該外部装置から受信するデータ取得手段と、当該用紙の状態を表す用紙データを生成する第2のデータ生成手段と、前記データ取得手段で受信した用紙データと前記第2のデータ生成手段で生成した用紙データとを比較して比較の結果を表すデータを生成する照合手段とを有することを特徴とする照合端末を提供する。
この構成によれば、データ取得手段は、用紙を一意に識別する識別子が書き込まれた用紙の状態を表す用紙データを生成する第1のデータ生成手段と前記第1のデータ生成手段で生成された用紙データと当該用紙の識別子とを対応付けて記憶する記憶手段とを有する外部装置に、用紙の識別子を送信して該識別子に対応する用紙データを該外部装置から受信する。第2のデータ生成手段は、用紙の状態を表す用紙データを生成する。照合手段は、前記データ取得手段で受信した用紙データと前記第2のデータ生成手段で生成した用紙データとを比較して比較の結果を表すデータを生成する。
また、本発明は、用紙を一意に識別する識別子が書き込まれた用紙の使用済/未使用を表すフラグと当該用紙の識別子とを対応付けて記憶する記憶手段と、外部から受信した印刷データを用いて用紙に印刷を行った後に該用紙の識別子を該印刷データの送信元に送信する手段を有する印刷装置に、印刷データを送信する印刷データ送信手段と、前記印刷装置から送信された識別子を受信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されているとともに該識別子に対応するフラグが未使用を表す場合には、使用済を表すフラグを該識別子と対応付けて前記記憶手段に記憶させるとともに当該用紙の使用を許可することを表すデータを前記印刷装置に送信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されているとともに該識別子に対応するフラグが使用済を表す場合には、当該用紙の使用を許可しないことを表すデータを前記印刷装置に送信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されていない場合には、当該用紙の使用を許可しないことを表すデータを前記印刷装置に送信する判定手段とを有することを特徴とする管理装置を提供する。
この構成によれば、記憶手段が、用紙を一意に識別する識別子が書き込まれた用紙の使用済/未使用を表すフラグと当該用紙の識別子とを対応付けて記憶する。印刷データ送信手段が、外部から受信した印刷データを用いて用紙に印刷を行った後に該用紙の識別子を該印刷データの送信元に送信する手段を有する印刷装置に、印刷データを送信する。判定手段が、前記印刷装置から送信された識別子を受信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されているとともに該識別子に対応するフラグが未使用を表す場合には、使用済を表すフラグを該識別子と対応付けて前記記憶手段に記憶させるとともに当該用紙の使用を許可することを表すデータを前記印刷装置に送信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されているとともに該識別子に対応するフラグが使用済を表す場合には、当該用紙の使用を許可しないことを表すデータを前記印刷装置に送信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されていない場合には、当該用紙の使用を許可しないことを表すデータを前記印刷装置に送信する。
また、本発明は、コンピュータ装置を、用紙を一意に識別する識別子が書き込まれた用紙の状態を表す用紙データを生成する第1のデータ生成手段と、前記第1のデータ生成手段で生成された用紙データと当該用紙の識別子とを対応付けて記憶する記憶手段とを有する外部装置に、当該用紙の識別子を送信して該識別子に対応する用紙データを該外部装置から受信するデータ取得手段と、当該用紙の状態を表す用紙データを生成する第2のデータ生成手段と、前記データ取得手段で受信した用紙データと前記第2のデータ生成手段で生成した用紙データとを比較して比較の結果を表すデータを生成する照合手段として機能させるためのプログラムを提供する。
また、本発明は、コンピュータ装置を、用紙を一意に識別する識別子が書き込まれた用紙の使用済/未使用を表すフラグと当該用紙の識別子とを対応付けて記憶する記憶手段と、外部から受信した印刷データを用いて用紙に印刷を行った後に該用紙の識別子を該印刷データの送信元に送信する手段を有する印刷装置に、印刷データを送信する印刷データ送信手段と、前記印刷装置から送信された識別子を受信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されているとともに該識別子に対応するフラグが未使用を表す場合には、使用済を表すフラグを該識別子と対応付けて前記記憶手段に記憶させるとともに当該用紙の使用を許可することを表すデータを前記印刷装置に送信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されているとともに該識別子に対応するフラグが使用済を表す場合には、当該用紙の使用を許可しないことを表すデータを前記印刷装置に送信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されていない場合には、当該用紙の使用を許可しないことを表すデータを前記印刷装置に送信する判定手段として機能させるためのプログラムを提供する。
また、本発明は、用紙を一意に識別する識別子が書き込まれた用紙の状態を表す用紙データを生成する第1のデータ生成手段と、前記第1のデータ生成手段で生成された用紙データと当該用紙の識別子とを対応付けて記憶する記憶手段とを有する外部装置に、当該用紙の識別子を送信して該識別子に対応する用紙データを該外部装置から受信する第1のステップと、当該用紙の状態を表す用紙データを生成する第2のステップと、前記第1のステップで受信した用紙データと前記第2のステップで生成した用紙データとを比較して比較の結果を表すデータを生成する第3のステップとを有することを特徴とする用紙の照合方法を提供する。
また、本発明は、用紙を一意に識別する識別子が書き込まれた用紙の使用済/未使用を表すフラグと当該用紙の識別子とを対応付けて記憶する第1のステップと、外部から受信した印刷データを用いて用紙に印刷を行った後に該用紙の識別子を該印刷データの送信元に送信する手段を有する印刷装置に、印刷データを送信する第2のステップと、前記印刷装置から送信された識別子を受信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されているとともに該識別子に対応するフラグが未使用を表す場合には、使用済を表すフラグを該識別子と対応付けて前記記憶手段に記憶させるとともに当該用紙の使用を許可することを表すデータを前記印刷装置に送信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されているとともに該識別子に対応するフラグが使用済を表す場合には、当該用紙の使用を許可しないことを表すデータを前記印刷装置に送信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されていない場合には、当該用紙の使用を許可しないことを表すデータを前記印刷装置に送信する第3のステップとを有することを特徴とする用紙の管理方法を提供する。
本発明によれば、サービスを享受する権利を証明するチケットをユーザ自身が作成することができる。また、チケットの偽造を防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。本実施形態は、例えば興行の入場券、スポーツクラブ等のサービス提供施設の利用券など、ユーザがサービスを享受する権利を証明するチケットの発行を行うためのものである。
<第1実施形態>
<構成>
図1は、本実施形態にかかるチケット発行システムの構成を示す図である。
管理装置10は、チケットの発行者(サービス提供者)が保有する装置である。図12は、管理装置10の構成を示す図である。管理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13を備えており、CPU11がROM12に記憶されたプログラムをRAM13に展開して実行することにより、管理装置10各部の制御を行う。また、管理装置10は、ネットワークを介した通信を行うための通信インターフェイス(通信IF)14、ハードディスク装置からなる記憶部15、読取手段16を備えている。読取手段16は、例えばスキャナ装置である。読取手段16によって読み取られる画像については後述する。なお、読取手段16は、管理装置10に組み込まれた装置であってもよいし、管理装置10と別体の装置を管理装置に接続するものであってもよい。
照合端末30は、サービス提供者が保有する装置であり、興行の開催場所あるいは施設に設置されている。図13は、照合端末30の構成を示す図である。照合端末30は、CPU31、ROM32、RAM33を備えており、CPU31がROM32に記憶されたプログラムをRAM33に展開して実行することにより、照合端末30各部の制御を行う。また、照合端末30は、ネットワークを介した通信を行うための通信IF34、読取手段36を備えている。読取手段36は、例えばスキャナ装置である。さらに照合端末30は、用紙の照合の結果を表示するための表示部37を備えている。
図1に示されているプリンタ50は、チケットを購入しようとするユーザが使用するプリンタである。プリンタ50は、ネットワークを介して通信を行う機能を有するパーソナルコンピュータ(PC)60に接続されており、ネットワークを介して管理装置10から受信した印刷データを用いて印刷を行うことができる。プリンタ50およびPC60は、ユーザの自宅や勤務先など、ユーザが1日の多くの時間を過ごす場所に設置されていることが好ましい。
次に、本実施形態において用いられる用紙について説明する。図2は、用紙70の例を示す図である。用紙70は、木材等を原料とした繊維を漉いて製造された紙であれば、どのようなものであってもよい。紙の繊維はランダムに重なり合っているため、紙の表面に光を照射し、その反射光を受光すると、紙の繊維のランダムな配向に起因した表面の凹凸を表す濃淡画像が得られる。繊維のランダムな配向は、紙の1枚1枚に固有のものであり、また、1枚の紙の中でも場所毎に異なっている。つまり、この濃淡画像は、用紙を一意に識別するための情報として用いることが可能である。本発明においては、この濃淡画像を表す画像情報を「用紙データ」と呼ぶ。
用紙70は、例えばJIS(日本工業規格)A4サイズの紙である。ここでは、4枚つづりのチケットを印刷できるように作成された用紙の例を示しているが、用紙1枚あたりのチケットの数およびチケット1枚の大きさは任意である。チケット71の各々には、予め用紙ID72、バーコード73が印刷されており、さらに、用紙データ登録領域74および用紙データ登録領域75が設けられている。用紙ID72はチケット71毎に固有の識別子であり、この例では11桁の十進数からなる。バーコード73は、用紙ID72を所定のアルゴリズムにて変換して作成されたものである。用紙データ登録領域74および75は、読取手段16および読取手段36によって上述した濃淡画像を読み取るための領域である。用紙データ登録領域の面積が広いほど、あるいは用紙データ登録領域の数が多いほど、用紙データの照合の信頼性は向上するが、その反面、処理時間が長くなるので、用紙データ登録領域の面積および数は、充分な信頼性が得られるように実験によって定めることが望ましい。本実施形態においては、用紙データ登録領域74および75は2mm×2mmの正方形とするが、この面積および形状に限定されるものではない。また、用紙データ登録領域の数は、1つのチケット71につき1箇所であってもよいし、3箇所以上であってもよい。以下の説明では、説明を簡潔にするために、用紙データ74のみを用いて説明する。
図3は、読取手段36の例を示す図である。読取手段36は、パッド361を有し、パッド361によって光源であるLED(Light Emitting Diode)362とチケット71との距離が一定となるようにチケットを保持する。チケット71は図示せぬ搬送機構により、Z方向または−Z方向に搬送される。LED362によってチケット71に光が照射されると、その反射光がレンズ363によって集光され、集光された反射光はCCD等からなるイメージセンサ(撮像手段)364に到達する。イメージセンサ364に到達した反射光は電気信号に変換され、この電気信号が画像処理回路365に供給される。画像処理回路365は、供給された電気信号に基づいて画像データすなわち上述した用紙データを生成する。管理装置10が備える読取手段16も、読取手段36と同様の構成を有する。なお、読取手段36はユーザの持参したチケット71を1枚ずつ処理するのに対して、読取手段16は大量の用紙70を一括して処理することを要求されるため、例えば、ADF(Auto Document Feeder)を備えたフラットベッドスキャナ型の装置とすることが好ましい。また、読取手段16および読取手段36は、用紙70に印刷されているバーコード73あるいは用紙ID72を読み取る手段としても用いられる。
図4は、管理装置10の記憶部15に記憶されるデータベース151を示す図である。同図に示されるように、データベース151は、チケット71に印刷された用紙ID72とチケット71の用紙データとを対応付けて記憶する。サービス提供者は、予め管理装置10の読取手段16を用いて用紙70の用紙データを生成し、データベース151に記憶させておく。また、データベース151には、後述する有効化フラグが用紙ID72に対応付けて記憶されている。
次に、照合端末30による用紙データの照合について説明する。用紙データの照合は、照合端末30で読み取られた用紙データと、管理装置10のデータベース151に記憶された用紙データとを比較することによって行う。この場合、管理装置10による読取位置と照合端末30による読取位置とが一致することが必要となるが、両者を完全に一致させることは、読取手段16および36の機械的な精度の限界により困難である。そこで、照合端末30による読み取りに際しては、用紙データ登録領域74を含むやや広い領域を読み取り、用紙データが一致する部分を探し出すこととする。
用紙データ登録領域74は、2mm×2mmの正方形の領域であり、管理装置10は、1mmあたり16画素の解像度にて用紙データx(i,j)(ただし、i,j=0,1,…,31)を採取する。照合端末30による読み取りにおいては、1mmあたり16画素の解像度にて用紙データy(i,j)(ただし、i,j=0,1,…,127)を採取する。その際、y(i,j)の領域内のほぼ中央にx(i,j)が位置するように予めイメージセンサの取り付け位置および読み取りのタイミングを調整しておく。用紙データの照合においては、以下に示す正規化相関値を算出することによって行う。x(i,j)とy(i,j)との間の正規化相関値Rの要素r(ir,jr)(ただし、ir,jr=0,1,…,63)は、次式を用いて求められる。
Figure 2005250905
このようにして求められた正規化相関値Rの要素r(ir,jr)は、その値が大きいほど用紙データの類似度が高いことを示し、正規化相関値Rの要素r(ir,jr)の最大値rmaxが所定の閾値以上であれば、管理装置10に記憶されている用紙データと照合端末30で読み取られた用紙データが一致したと判定することができる。
<動作>
上記の構成からなるチケット発行システムの動作について説明する。
サービス提供者は、予め、管理装置10を用いて、用紙70の用紙データを生成し、この用紙データを用紙ID72と対応付けてデータベース151に記憶させておく。また、ユーザは図1に示されるように、サービス提供者から、あるいは、サービス提供者から委託を受けた販売店を通して用紙70を予め入手しておく。そして、ユーザは、用紙70をプリンタ50にセットして、用紙70に印刷を行うことが可能な状態にしておく。
図7は、PC60およびプリンタ50によって行われる処理のフローを示す図である。図8は、管理装置10を用いて行われる処理のフローを示す図である。以下、これらの図を用いてユーザがサービスを購入するまでの手順について説明する。
まず、図7のステップA01において、ユーザはPC60を用いて、購入しようとするサービスの提供者が開設しているホームページにアクセスする。そして、ユーザは、所望のサービス内容を選択してPC60に入力する。すると、PC60は、ユーザが選択した内容を表すデータを管理装置10に送信する(ステップA02)。
次に、図8のステップB01において、管理装置10は、ユーザが選択したサービスの内容を表すデータを受信する。
次に、ユーザは、支払い方法を選択してPC60に入力する。すると、PC60は、ユーザが選択した支払い方法を表すデータを管理装置10に送信する(ステップA03)。支払い方法としては、銀行振り込み、クレジットカードなどがある。クレジットカードの場合には、ユーザは、カード番号、ユーザ名など所定の情報をPC60に入力する。
次に、管理装置10は、ユーザが選択した支払い方法を表すデータを受信し、銀行、クレジットカード会社等からの承認を受けた後、代金の決済が行われたことを通知するデータをPC60に送信する(ステップB02)、すると、PC60は、代金決済が行われたことを表すデータを受信する(ステップA04)。
次に、管理装置10は、サービスの内容を印刷するための印刷データをPC60に送信する(ステップB03)。
PC60は、管理装置10から送信された印刷データを受信し、この印刷データをプリンタ50に供給する。そして、プリンタ50は、印刷データを用いて用紙70にサービスの内容を印刷する(ステップA05)。
ユーザは、用紙70にサービス内容が正しく印刷されたか否かを目視で確認し(ステップA06)、正しく印刷されていない場合には(ステップA06:NO)、新しい用紙70をプリンタ60にセットする(ステップA09)。正しく印刷された場合には(ステップA06:YES)、印刷した用紙70の用紙ID72をPC60に入力する。PC60は、この用紙ID72を管理装置10に送信する(ステップA07)。
次に、管理装置10は、PC60から送信された用紙ID72を受信し(ステップB04)、この用紙ID72が正規のものであるか否かを判定する(ステップB05)。すなわち、この用紙ID72が、データベース151に記憶されており、かつ、未使用の用紙IDであるか否かを判定する。未使用の用紙IDか否かの判定は、有効化フラグによって判定する。有効化フラグは、当該用紙ID72を有する用紙70が既に印刷済(使用済)である場合に「1」、印刷されていない場合(未使用)に「0」となる。当該用紙ID72がデータベース151に記憶されており、かつ、有効化フラグが「0」である場合には(ステップB05:YES)、当該用紙ID72の有効化フラグを「1」に変更してデータベース151に記憶させ、当該用紙ID72を有するチケットが有効であることを示すメッセージ(有効性確認通知)をPC60に送信する(有効化処理、ステップB06)。一旦、有効化フラグが「1」とされた用紙ID72は、それ以降、サービス内容の印刷に用いることはできない。これによって、同一の用紙ID72を有する用紙によるサービスの2重販売を防止することができる。一方、ステップB05において、当該用紙ID72がデータベース151に記憶されていない、または、当該用紙ID72がデータベース151に記憶されているが有効化フラグが「1」である場合には(ステップB05:NO)、新しい用紙70を用いることをユーザに促すメッセージ(無効通知)をPC60に送信する(ステップB07)。
ステップA08では、管理装置10から送信された有効性確認通知または無効通知をPC60が受信し、PC60の画面に表示する(ステップA08)。これによって、ユーザは、印刷されたチケットが有効であるか否かを確認することができる。チケットが無効である場合には、スーザは新しい用紙70をプリンタ50にセットする(ステップA10)。
以上のようにして、ユーザによる用紙70へのサービス内容の印刷が完了する。
図9は、サービス内容が印刷されたチケット71の例を示す図である。チケット71には、コンサートの題目、日時、場所などが記載されている。
次に、チケット71の照合について説明する。ユーザは、上述のようにして印刷されたチケット71を切り離して興行場所あるいは施設に持参する。サービス提供者は、ユーザが持参したチケット71を照合端末30の読取手段36を用いて用紙ID72および用紙データを読み取る。あるいは、読取手段36を用いてバーコード73を読み取り、このバーコード73を用紙ID72に変換してもよい。そして、照合端末30は、この用紙ID72に対応する用紙データを管理装置10のデータベース151から取得し、上述した正規化相関値Rを算出することによって、用紙データが一致するか否かを判定する。このようにして得られた判定結果は、照合端末30の表示部37に表示され、この表示によってサービス提供者は、ユーザが持参したチケット71が正規のものであるか否かを確認することができる。サービス提供者は、チケット71が正規のものである場合にはユーザにサービスを提供することを許可し、正規のものでない場合にはサービスの提供を拒否する。
チケット71の照合は、チケット71を持参したすべてのユーザに適用する必要はなく、多くの場合は、用紙ID72を照合し、データベース151に登録されているか否かを確認するのみで、サービスの提供をすることとしてもよい。さらに、照合端末30を使用せずに、入場管理者がユーザが持参したチケット71を目視で確認し、偽造の疑いがある場合のみ、照合端末30を用いて照合するというような運用上の柔軟性をもたせることもできる。これらの運用は、サービス提供者の判断にまかせるものであるが、正規のチケットか否かの確認が正確になされるシステムを用いていることをユーザに認識させることによって、不正を未然に防止する効果もある。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、ユーザが保有するプリンタを用いてユーザ自身がチケットを印刷することが可能となる。また、サービス内容の印刷された用紙の用紙データが管理装置に記憶されている用紙であるか否かを判定するから、チケットの偽造を防止することができる。この用紙データは、紙の繊維のランダムな配向に起因した凹凸の状態を表す情報であるから、用紙にすかしや潜像などの加工をする必要がない。従って、低コストで、かつ、高い信頼性を持つ偽造防止手段である。また、有効性フラグを用いて用紙の使用済/未使用を判定するから、チケットの2重発行を防止することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態においては、用紙70を前払い式のチケットとして使用する。前払い式チケットは、例えば、1回のサービス提供料金が定額であり、予約を必要とするサービスに適する。本実施形態においては、ユーザは、用紙70を入手する際に、用紙70に印刷可能なチケットの枚数分のサービスの料金を支払っておく。そして、料金が支払い済であるか否かを表すデータが管理装置10のデータベース151に記憶させておく。
図10は、本実施形態において、PC60およびプリンタ50を用いて行われる処理のフローを示す図である。まず、ステップC01において、ユーザはPC60を用いて、サービス提供者が開設しているホームページにアクセスする。そして、所望のサービス内容を選択してPC60に入力する。すると、PC60は、ユーザが選択した内容を表すデータを管理装置10に送信する(ステップC02)。
次に、ユーザは、印刷に用いる用紙の用紙ID72をPC60に入力する。PC60は、ユーザが入力した用紙ID72を管理装置10に送信する(ステップC03)。
管理装置10は、PC60から送信された用紙ID72が正規のものであるか否かを判定し、さらに所定の料金が支払われているか否かをデータベース151を用いて判定する。そして、判定結果をPC60に送信する。このとき、判定結果が肯定的である場合には、サービス内容の印刷に用いる印刷データをPC60に送信する(ステップC04)。
PC60は、管理装置10から送信された印刷データを受信し、この印刷データをプリンタ50に供給する。ここでプリンタ50には、ユーザによって予め用紙70がセットされており、プリンタ50は、印刷データを用いて用紙70にサービス内容を印刷する(ステップC05)。
ユーザは、サービス内容が正しく印刷されたか否かを目視で確認し(ステップC06)、正しく印刷されていない場合には(ステップC06:NO)、ユーザは予約を取り消すか否かを選択する(ステップC07)。予約を取り消さない場合(ステップC07:NO)、サービス提供者は、用紙IDに対応する予約内容を表すデータをPC60に送信する(ステップC08)。この場合、実際にサービスを受けるときは、ユーザはサービス内容が正しく印刷されていないチケット71を持参することになるが、チケットに書き込まれた用紙ID72は有効であるため、印刷されている内容が読み取れなくても、ユーザが持参した用紙ID72に対応するサービスが受けられる。
一方、ユーザが予約を取り消す場合(ステップC07:YES)、当該用紙ID72を無効にして予約を取り消すとともに、返金の対象となる用紙ID72としてデータベースに登録する(ステップC09)。そして、未使用の用紙70をプリンタにセットして(ステップC10)、ステップC02に戻る。利用者はうまく印刷できなかった用紙70をサービス提供者の指定する場所に持参することにより返金を受けりことができる。
<変形例>
以上説明した形態に限らず、本発明は種々の形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形した形態でも実施可能である。
上述の実施形態においては、読取手段16および36が用紙からの反射光を撮像することによって用紙の表面の凹凸を読み取っていたが、反射光の代わりに透過光を用いることとしてもよい。図11は、透過光を用いる読取手段46の例を示す図である。読取手段46は、パッド461を有し、光源であるLED462とチケット71との距離が一定となるようにチケットを保持する。チケット71は図示せぬ搬送機構により搬送される。ここで、LED462は、イメージセンサ464から見て、チケット71の裏側に位置するように設けられている。LED462によってチケット71に光が照射されると、その透過光がレンズ463によって集光され、集光された透過光はCCD等からなるイメージセンサ464に到達する。イメージセンサ464に到達した透過光は電気信号に変換され、この電気信号が画像処理回路465に供給される。画像処理回路465は、供給された電気信号に基づいて画像データすなわち上述した用紙データを生成する。この透過光によって表される画像は、用紙の繊維のランダムな配向に起因する厚さムラを表す濃淡画像である。この厚さムラも、凹凸と同様に、用紙1枚1枚に固有の分布を有しているため、用紙を一意に識別することが可能となる。
なお、上述した反射光あるいは透過光を用いる方法の他に、機械式の探針あるいは電子式の探針を用いて用紙の表面を走査することによって用紙表面の凹凸または用紙の厚さムラを測定することとしてもよい。
さらに本発明においては、用紙表面の凹凸または用紙の厚さムラに限らず、用紙1枚ごとに固有の情報であって、光学的手段、電気的手段、機械的手段など何らかの手段によって用紙から取得することが可能な情報を用紙データとして用いることができる。
上述の実施形態においては、図1に示されるように、ユーザは、サービス提供者から、あるいは、サービス提供者から委託を受けた販売店を通して用紙70を入手することとしていたが、図5に示されるように、用紙70の発行および用紙データ73のデータベース151への登録を行うチケット発行業者を設置することとしてもよい。この場合、管理装置10はチケット発行業者によって管理され、サービス提供者は、通信装置90を用いて、管理装置10とPC60との通信を仲介する。このようにすれば、図6に示されるように、複数のサービス提供者がこのチケット発行業者に用紙70の発行および用紙データ73の登録を委託することができる。これによって、サービス提供者の各々が独自に用紙70の発行および用紙データ73の要録を行う場合に比べて、用紙70の流通にかかるコストの低減を図ることができる。
上述の実施形態においては、用紙データの照合を照合端末30が行うこととしているが、照合端末30は用紙データの読み取りおよび送信を行い、用紙データの照合は管理装置10あるいは他に設置されたコンピュータ装置により行うものとしてもよい。
用紙70とともに試し刷り用の用紙をユーザに配布することとしてもよい。これによって、チケットの印刷に用いる用紙を無駄に消費することを防ぐことができる。
本発明にかかるチケット発行システムの構成を示す図である。 用紙70の例を示す図である。 読取手段36の例を示す図である。 データベース151を示す図である。 専門の用紙業者を設置したチケット発行システムを示す図である。 専門の用紙業者を設置したチケット発行システムを示す図である。 PC60およびプリンタ50を用いて行われる処理のフローを示す図である。 管理装置10を用いて行われる処理のフローを示す図である。 サービス内容が印刷されたチケット71の例を示す図である。 PC60およびプリンタ50を用いて行われる処理のフローを示す図である。 読取手段46の例を示す図である。 管理装置10の構成を示す図である。 照合端末30の構成を示す図である。
符号の説明
10…管理装置、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…通信IF、15…記憶部、16…読取手段、151…データベース、30…照合端末、31…CPU、32…ROM、33…RAM、34…通信IF、36…読取手段、37…表示部、50…プリンタ、60…パーソナルコンピュータ、70…用紙、71…チケット、72…用紙ID、73…バーコード、74…用紙データ登録領域、75…用紙データ登録領域。

Claims (10)

  1. 用紙を一意に識別する識別子が書き込まれた用紙の状態を表す用紙データを生成する第1のデータ生成手段と、前記第1のデータ生成手段で生成された用紙データと当該用紙の識別子とを対応付けて記憶する記憶手段とを有する外部装置に、当該用紙の識別子を送信して該識別子に対応する用紙データを該外部装置から受信するデータ取得手段と、
    当該用紙の状態を表す用紙データを生成する第2のデータ生成手段と、
    前記データ取得手段で受信した用紙データと前記第2のデータ生成手段で生成した用紙データとを比較して比較の結果を表すデータを生成する照合手段と
    を有することを特徴とする照合端末。
  2. 前記用紙データは、用紙表面の凹凸または用紙の厚さムラを表すデータであることを特徴とする請求項1に記載の照合端末。
  3. 前記第1のデータ生成手段および前記第2のデータ生成手段は、
    光源と、
    撮像手段と、
    前記光源を用いて用紙に照射された光の反射光または透過光を前記撮像手段で撮像することによって得られた画像を表すデータを生成する手段と
    を有することを特徴とする請求項2に記載の照合端末。
  4. 用紙を一意に識別する識別子が書き込まれた用紙の使用済/未使用を表すフラグと当該用紙の識別子とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    外部から受信した印刷データを用いて用紙に印刷を行った後に該用紙の識別子を該印刷データの送信元に送信する手段を有する印刷装置に、印刷データを送信する印刷データ送信手段と、
    前記印刷装置から送信された識別子を受信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されているとともに該識別子に対応するフラグが未使用を表す場合には、使用済を表すフラグを該識別子と対応付けて前記記憶手段に記憶させるとともに当該用紙の使用を許可することを表すデータを前記印刷装置に送信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されているとともに該識別子に対応するフラグが使用済を表す場合には、当該用紙の使用を許可しないことを表すデータを前記印刷装置に送信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されていない場合には、当該用紙の使用を許可しないことを表すデータを前記印刷装置に送信する判定手段と
    を有することを特徴とする管理装置。
  5. 当該用紙の状態を表す用紙データを生成する第1のデータ生成手段と、
    前記第1のデータ生成手段で生成された用紙データと当該用紙の識別子とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    当該用紙の識別子に対応する用紙データを外部から受信するデータ取得手段と当該用紙の状態を表す用紙データを生成する第2のデータ生成手段と前記データ取得手段で受信した用紙データと前記第2のデータ生成手段で生成した用紙データとを比較して比較の結果を表すデータを生成する照合手段とを有する外部装置から送信された識別子を受信し、該識別子に対応する用紙データを前記記憶手段から読み出して前記外部装置に送信する送信手段と
    を有することを特徴とする請求項4に記載の管理装置。
  6. 当該用紙に対応して所定の対価が支払われているか否かを表すデータを当該用紙の識別子と対応付けて前記記憶手段に記憶させ、所定の対価が支払われている場合にのみ前記印刷装置に印刷データを送信する手段を有することを特徴とする請求項4に記載の管理装置。
  7. コンピュータ装置を、
    用紙を一意に識別する識別子が書き込まれた用紙の状態を表す用紙データを生成する第1のデータ生成手段と、前記第1のデータ生成手段で生成された用紙データと当該用紙の識別子とを対応付けて記憶する記憶手段とを有する外部装置に、当該用紙の識別子を送信して該識別子に対応する用紙データを該外部装置から受信するデータ取得手段と、
    当該用紙の状態を表す用紙データを生成する第2のデータ生成手段と、
    前記データ取得手段で受信した用紙データと前記第2のデータ生成手段で生成した用紙データとを比較して比較の結果を表すデータを生成する照合手段
    として機能させるためのプログラム。
  8. コンピュータ装置を、
    用紙を一意に識別する識別子が書き込まれた用紙の使用済/未使用を表すフラグと当該用紙の識別子とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    外部から受信した印刷データを用いて用紙に印刷を行った後に該用紙の識別子を該印刷データの送信元に送信する手段を有する印刷装置に、印刷データを送信する印刷データ送信手段と、
    前記印刷装置から送信された識別子を受信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されているとともに該識別子に対応するフラグが未使用を表す場合には、使用済を表すフラグを該識別子と対応付けて前記記憶手段に記憶させるとともに当該用紙の使用を許可することを表すデータを前記印刷装置に送信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されているとともに該識別子に対応するフラグが使用済を表す場合には、当該用紙の使用を許可しないことを表すデータを前記印刷装置に送信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されていない場合には、当該用紙の使用を許可しないことを表すデータを前記印刷装置に送信する判定手段
    として機能させるためのプログラム。
  9. 用紙を一意に識別する識別子が書き込まれた用紙の状態を表す用紙データを生成する第1のデータ生成手段と、前記第1のデータ生成手段で生成された用紙データと当該用紙の識別子とを対応付けて記憶する記憶手段とを有する外部装置に、当該用紙の識別子を送信して該識別子に対応する用紙データを該外部装置から受信する第1のステップと、
    当該用紙の状態を表す用紙データを生成する第2のステップと、
    前記第1のステップで受信した用紙データと前記第2のステップで生成した用紙データとを比較して比較の結果を表すデータを生成する第3のステップと
    を有することを特徴とする用紙の照合方法。
  10. 用紙を一意に識別する識別子が書き込まれた用紙の使用済/未使用を表すフラグと当該用紙の識別子とを対応付けて記憶する第1のステップと、
    外部から受信した印刷データを用いて用紙に印刷を行った後に該用紙の識別子を該印刷データの送信元に送信する手段を有する印刷装置に、印刷データを送信する第2のステップと、
    前記印刷装置から送信された識別子を受信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されているとともに該識別子に対応するフラグが未使用を表す場合には、使用済を表すフラグを該識別子と対応付けて前記記憶手段に記憶させるとともに当該用紙の使用を許可することを表すデータを前記印刷装置に送信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されているとともに該識別子に対応するフラグが使用済を表す場合には、当該用紙の使用を許可しないことを表すデータを前記印刷装置に送信し、該識別子が前記記憶手段に記憶されていない場合には、当該用紙の使用を許可しないことを表すデータを前記印刷装置に送信する第3のステップと
    を有することを特徴とする用紙の管理方法。
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