JP2005250765A - スケジュール表示装置、スケジュール表示方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガントチャートのような混み合った画面や同時期に複数の内容を持ったスケジュールを表示する場合において、同時期における複数の内容をすべて表示確認できるようにするスケジュール表示装置を提供する。
【解決手段】このスケジュール表示装置は、スケジュールデータの日付と対応してメモ情報を表示する表示領域をスケジュール表示領域とは別に設け、スケジュールの各日付に対応して所定の大きさに区切られた前記表示領域に、該日付に対応するメモ情報を表示する場合、前記日付対応の表示領域に、折返しなしを指定されたメモ情報を表示できないときには当該日付に隣接する表示領域へはみ出すように表示し、限られた画面領域により多くの情報を表示させるようにした。
【選択図】図4
【解決手段】このスケジュール表示装置は、スケジュールデータの日付と対応してメモ情報を表示する表示領域をスケジュール表示領域とは別に設け、スケジュールの各日付に対応して所定の大きさに区切られた前記表示領域に、該日付に対応するメモ情報を表示する場合、前記日付対応の表示領域に、折返しなしを指定されたメモ情報を表示できないときには当該日付に隣接する表示領域へはみ出すように表示し、限られた画面領域により多くの情報を表示させるようにした。
【選択図】図4
Description
本発明は、スケジュール表示装置、スケジュール表示方法、プログラムおよび記録媒体に関し、特に、プロジェクト管理システムやスケジュール管理システムなど、時系列でチャートをあらわす画面を持つときのスケジュール内容の表示に関する。
従来より、例えば会議や来客などのように、予め日時が決まっているものについて、その日付時刻と内容を登録しておき、いつでもその内容を検索表示できるスケジュール表示がある。このようなスケジュールの表示方法としては、一日のスケジュール、一週間のスケジュール、一月のスケジュールというように、ユーザが所望の単位で表示できるようになっている。
例えば、週単位でスケジュールを表示するときには、一週間分のスケジュールを時間軸上に、その開始時間から終了時間までの帯とその詳細文字とを並べる表示と、一週間分のスケジュールをその開始時間および終了時間とその内容とを日にちごとに並べた表示とが知られている。
一方、プロジェクト管理システムの画面は、左にデータ入力表示領域、右にガントチャート領域で構成されている。このガントチャート領域には、タスクに関する情報(矩形および文字データ)およびタスク間の依存関係を表す矢印線が表示され、この領域に付加情報として、タスクや日付に結びつけた図形(アイコン等)、テキストを配置できるようになっている。
しかしながら、上記の従来技術の表示では、一日分に割り当てられる表示枠は限られたものとなってしまう。従って、一日に多数のスケジュールを登録した場合、それらすべてを一度に表示することはできないので、一日分の全スケジュールを確認するためには、日にち単位に表示する別の画面を必要としていた。
さらに、上記のプロジェクト管理におけるガントチャート表示では、タスクとそれらの関係線の情報を表示するだけでかなり複雑になっており、タスクではなく日付に結びついた情報を表示する隙間がない。
本発明は、上述のような実情を考慮してなされたものであって、ガントチャートのような混み合った画面や同時期に複数の内容を持ったスケジュールを表示する場合(例えば、複数人のスケジュールを同時に表示する)において、同時期における複数の内容をすべて表示確認できるようにするスケジュール表示装置、スケジュール表示方法、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、スケジュールデータの日付と対応してメモ情報を表示する表示領域をスケジュール表示領域とは別に設け、スケジュールの各日付に対応して所定の大きさに区切られた前記表示領域に、当該日付に対応するメモ情報を表示するメモ表示手段を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスケジュール表示装置において、前記日付対応の表示領域に、当該日付のメモ情報を表示できないときに、折返して表示するか否かを入力する折返し可否指定手段を設け、該指定手段で折返しなしを指定された日付のメモ情報を当該日付に隣接する表示領域へはみ出すように表示し、限られた画面領域により多くの情報を表示させるようにしたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のスケジュール表示装置において、前記メモ表示手段は、1つのメモ情報を表示するときには、その先頭に図形情報を付して表示するようにして、同日内に複数のメモ情報を表示するときの区切りとするようにしたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のスケジュール表示装置において、前記折返し可否指定手段は、前記メモ情報の先頭に付した図形情報を選択することによって可否をスイッチさせるようし、前記メモ表示手段は、該折返し可否指定手段によって折り返しの可否が変更されたときにはメモ情報を再表示するようにしたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、スケジュールデータの日付と対応してメモ情報を表示する表示領域をスケジュール表示領域とは別に設け、スケジュールの各日付に対応して所定の大きさに区切られた前記表示領域に、該日付に対応するメモ情報を表示する場合、前記日付対応の表示領域に、折返しなしを指定されたメモ情報を表示できないときには当該日付に隣接する表示領域へはみ出すように表示し、限られた画面領域により多くの情報を表示させるようにしたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、コンピュータに、請求項1乃至5のいずれかに記載のスケジュール表示装置の機能を実行させるためのプログラムである。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によると、日付に対応したメモ情報を表示する領域と、ガントチャートを表示する領域とを別の領域にするようにしたので、複雑になりがちなガントチャートから日付に関連するメモ情報をユーザにわかりやすく表示することができる。
また、折返し可否を指定できるようにしたので、表示領域の縮小・拡大や1ウインドウで表示する日数の増減によって、メモ表示領域の幅が狭くなっても折返しなしの指定を適用することにより、画面をスクロールすることなく、すべてのメモ内容を見ることができる。
また、折返し可否を指定できるようにしたので、表示領域の縮小・拡大や1ウインドウで表示する日数の増減によって、メモ表示領域の幅が狭くなっても折返しなしの指定を適用することにより、画面をスクロールすることなく、すべてのメモ内容を見ることができる。
以下、図面を参照して本発明のスケジュール表示装置の好適な実施形態を説明する。
図1は、本発明のスケジュール表示装置を端末として適用したプロジェクト管理システムの全体構成図である。図1において、プロジェクト管理システムは、プロジェクト管理サーバ20と、プロジェクトの管理を行うプロジェクトリーダや実際の作業を行う作業要員のいる事業所、サテライトオフィスや開発委託会社の所有する端末10とをインターネットやイントラネット等からなるネットワーク30で接続している。これらの事業所、サテライトオフィスや開発委託会社は、プロジェクトの規模や要員のいる場所等によって1つ以上存在し、プロジェクト管理サーバ20と接続されており、このプロジェクト管理サーバ20によってプロジェクトで開発される文書や進捗状況の管理が行われる。
図1は、本発明のスケジュール表示装置を端末として適用したプロジェクト管理システムの全体構成図である。図1において、プロジェクト管理システムは、プロジェクト管理サーバ20と、プロジェクトの管理を行うプロジェクトリーダや実際の作業を行う作業要員のいる事業所、サテライトオフィスや開発委託会社の所有する端末10とをインターネットやイントラネット等からなるネットワーク30で接続している。これらの事業所、サテライトオフィスや開発委託会社は、プロジェクトの規模や要員のいる場所等によって1つ以上存在し、プロジェクト管理サーバ20と接続されており、このプロジェクト管理サーバ20によってプロジェクトで開発される文書や進捗状況の管理が行われる。
プロジェクト管理サーバ20は、プロジェクトの進捗状況および各タスク/ジョブで作成される文書とスケジュールとを関連付けて管理する。
また、プロジェクト管理サーバ20は、1箇所だけに設置するのではなく、事業所、サテライトオフィスや開発委託会社のいずれかまたはそれぞれに存在してもよい。
また、プロジェクト管理サーバ20は、1箇所だけに設置するのではなく、事業所、サテライトオフィスや開発委託会社のいずれかまたはそれぞれに存在してもよい。
先ず、プロジェクトマネージャは、端末10を操作して、担当プロジェクトの目的から類似テンプレートを選択して、使用可能な要員のリソース率からプロジェクトに参加する要員を定義し、マイル・ストーン等を勘案してプロジェクト全体の計画を作成する。
この大日程にしたがって、各要員がタスクおよびジョブの詳細な日程へ展開する。
これらの日程はプロジェクト管理サーバ20のプロジェクト情報管理DBに記録される。
以上のようにして作成したタスク/ジョブをプロジェクトリーダは調整し、修正して決定した全体計画を公開する。
この大日程にしたがって、各要員がタスクおよびジョブの詳細な日程へ展開する。
これらの日程はプロジェクト管理サーバ20のプロジェクト情報管理DBに記録される。
以上のようにして作成したタスク/ジョブをプロジェクトリーダは調整し、修正して決定した全体計画を公開する。
次に、各要員は、端末10を用いて、担当分のプロジェクト進捗状況を表示させ、進捗を確認しながら、各自の作業を行って、担当分の進捗と作業実績をプロジェクト情報管理DBへ登録する。
このプロジェクト進捗状況は、図2に示すように表示するものとして以下説明する。図2では、日程計画ごとに作成されるアウトプット文書のリストを表示する左側のウインドウとそれのアウトプット文書の進捗状況および文書作成作業間の関係と、これに関連する会議等の日程を含めたガントチャートを表示する右側のウインドウがある。
このプロジェクト進捗状況は、図2に示すように表示するものとして以下説明する。図2では、日程計画ごとに作成されるアウトプット文書のリストを表示する左側のウインドウとそれのアウトプット文書の進捗状況および文書作成作業間の関係と、これに関連する会議等の日程を含めたガントチャートを表示する右側のウインドウがある。
図3は、ガントチャートを表示する右側のウインドウの詳細を説明する図である。このウインドウは、大きく分けてガントチャート表示領域とメモ表示領域とに分けられる。
ガントチャート表示領域は、予め決められた日数分(これは変更指定可能)だけのガントチャートを表示する。
また、計画項目が多すぎてウインドウに収まらない場合に、表示を上下方向に移動させるスライダー41と、予め決められた日数以上の日程のときに、表示を左右方向に移動させるスライダー42からなっている。
ガントチャート表示領域は、予め決められた日数分(これは変更指定可能)だけのガントチャートを表示する。
また、計画項目が多すぎてウインドウに収まらない場合に、表示を上下方向に移動させるスライダー41と、予め決められた日数以上の日程のときに、表示を左右方向に移動させるスライダー42からなっている。
また、メモ表示領域は、ガントチャートの各日にちに対応しており、基本的には、その日ごとの表示枠44(以下、セルという)に入力されているメモ情報(複数も可能)を表示する。各メモ情報は、メモを代表する図形(アイコン)が先頭に付されて表示される。
1日のセルの表示領域中に表示できないときには、スライダー43を上下させることによってメモ情報の表示を上下させて、全体を読むことができる。また、スライダー42を左右させると、メモ表示領域とガントチャート表示領域とは同期して移動する構成である。
また、これらの領域全体を左右上下方向にも拡大・縮小させることができる。左右方向の拡大・縮小の指示が行われると、セルの幅も変るためメモ表示領域も再計算して表示しなおされる。
1日のセルの表示領域中に表示できないときには、スライダー43を上下させることによってメモ情報の表示を上下させて、全体を読むことができる。また、スライダー42を左右させると、メモ表示領域とガントチャート表示領域とは同期して移動する構成である。
また、これらの領域全体を左右上下方向にも拡大・縮小させることができる。左右方向の拡大・縮小の指示が行われると、セルの幅も変るためメモ表示領域も再計算して表示しなおされる。
このように、タスクとそれらの関係線の情報を表示するだけでかなり複雑になるガントチャート表示領域とは別のメモ表示領域を設けることで、タスクではなく日付に結びついた情報が把握しやすくなる。
このようなプロジェクト進捗状況の表示機能を本発明のスケジュール表示装置を用いて行うものとし、特に、上記のメモ表示領域の表示機能について以下に詳述する。
図4は、スケジュール表示装置10におけるメモ表示機能を構成するブロック図である。同図において、スケジュール表示装置におけるメモ表示機能は、メモ情報取得部11、メモ表示部12および表示領域制御部13を含んで構成される。
メモ情報取得部11は、プロジェクトの進捗状況に関する情報をプロジェクト管理サーバ20から取得し、このうちのメモ情報に対して次のような処理を行って、例えば図5に示すようなセルメモ対応テーブル51およびメモ情報テーブル52を作成する。
まず、取得したメモ情報を日付順にソートして、日付とメモ内容とをメモ情報テーブル52へ記録する。
メモ情報テーブル52には、この他にメモ内容をセル内に表示する際、セル枠内に収まるように折返しするか否かを示す折返可否フラグ(デフォルト値は、折返し可である)と、このメモ内容の文字列の先頭のアイコンがセル内のどの位置に配置されたかを示す配置アドレスとを保持する。これらの折返可否フラグおよび配置アドレスに関しては後述する。
まず、取得したメモ情報を日付順にソートして、日付とメモ内容とをメモ情報テーブル52へ記録する。
メモ情報テーブル52には、この他にメモ内容をセル内に表示する際、セル枠内に収まるように折返しするか否かを示す折返可否フラグ(デフォルト値は、折返し可である)と、このメモ内容の文字列の先頭のアイコンがセル内のどの位置に配置されたかを示す配置アドレスとを保持する。これらの折返可否フラグおよび配置アドレスに関しては後述する。
次に、メモ情報テーブル52を参照して、日付が同じメモ情報をまとめるセルメモ対応テーブル51を作成する。このセルメモ対応テーブル51は、メモ情報テーブル52中の同日の日付をもつメモ情報の先頭を示すポインタと同日のメモ情報の個数の対とから構成され、これらの対は、メモ情報テーブル52における先頭の日付から最後の日付までの日数に該当するセルの総数(以下、これをNとする)分繰り返される。また、メモ情報を持たない場合には、個数をゼロとする。
メモ表示部12は、ガントチャートの表示開始、ガントチャートの表示領域の拡大縮小、およびメモ情報を個別にユーザが指定して、メモ内容の表示を折返しなしまたは折返しありへと変更指示が出された場合に起動される。
起動されると、メモ表示部12は、作成されたセルメモ対応テーブル51およびメモ情報テーブル52を参照して、セルの幅に合わせて日々のメモ内容を各セルへ配置して、画像出力バッファへ書き込む。
起動されると、メモ表示部12は、作成されたセルメモ対応テーブル51およびメモ情報テーブル52を参照して、セルの幅に合わせて日々のメモ内容を各セルへ配置して、画像出力バッファへ書き込む。
ここで、図2、図6乃至図9を用いて、メモ内容の表示形態について説明する。
同日のメモ内容は、基本的には、同じセル内に上下方向に並べて表示される。ここでメモ内容がセルの幅より長い文字列であるときには、セルの幅内に収まるように折り返して表示する。
同日のメモ内容は、基本的には、同じセル内に上下方向に並べて表示される。ここでメモ内容がセルの幅より長い文字列であるときには、セルの幅内に収まるように折り返して表示する。
例えば、図6(1)のように文字列の長さがセル幅より長い場合には、図6(2)のようにセル幅内に収まるように3行分に折り曲げて表示する(図2参照)。
また、図6(3)のようにセル幅が1文字分程度しかない場合には、縦1列に表示される(図7参照)。
さらに、ユーザがこのメモ内容を折返しなしで表示するように指示した場合には、図6(4)のように右側のセルへはみ出して表示する(図8および図9参照)。
また、図6(3)のようにセル幅が1文字分程度しかない場合には、縦1列に表示される(図7参照)。
さらに、ユーザがこのメモ内容を折返しなしで表示するように指示した場合には、図6(4)のように右側のセルへはみ出して表示する(図8および図9参照)。
図10のフローチャートを用いて、上記の表示方法を詳細に説明する。
まず、メモ内容を表示するための画像出力バッファの表示スイッチをOFFにして、この処理が終わるまでメモ内容の表示が行われないようにする(ステップS10)。
ここで、画像出力バッファは、メモ情報として取得したすべての日数に対応するメモ内容の表示画像を記憶するバッファメモリであり、画面にはこの中のメモ表示領域に対応する部分をウインドウに対応させて表示装置へ表示される。
まず、メモ内容を表示するための画像出力バッファの表示スイッチをOFFにして、この処理が終わるまでメモ内容の表示が行われないようにする(ステップS10)。
ここで、画像出力バッファは、メモ情報として取得したすべての日数に対応するメモ内容の表示画像を記憶するバッファメモリであり、画面にはこの中のメモ表示領域に対応する部分をウインドウに対応させて表示装置へ表示される。
現在のメモ表示領域のウインドウの幅と、ウインドウ内に表示する日数とからセルの幅を算出する(ステップS20)。
セル使用状況テーブルをOFFでクリアする(ステップS30)。このセル使用状況テーブル60は、例えば、図11に示したような配列構造をしている。
このテーブルの横方向は、セルメモ対応テーブル51のセル総数(N)に対応している。また、縦方向は、1つのセルに配されるメモ内容を表示するために必要な行数の最大値(m)に対応している。この配列の要素cij(iは縦方向の行番号、jは横方向のセル番号に対応する)の値は、OFFのときは未使用の場所を示し、ONのときにはメモ内容の文字列に使用していることを意味するものとする。
セル使用状況テーブルをOFFでクリアする(ステップS30)。このセル使用状況テーブル60は、例えば、図11に示したような配列構造をしている。
このテーブルの横方向は、セルメモ対応テーブル51のセル総数(N)に対応している。また、縦方向は、1つのセルに配されるメモ内容を表示するために必要な行数の最大値(m)に対応している。この配列の要素cij(iは縦方向の行番号、jは横方向のセル番号に対応する)の値は、OFFのときは未使用の場所を示し、ONのときにはメモ内容の文字列に使用していることを意味するものとする。
セルカウンタiを1に設定する(ステップS40)。
このセルカウンタiがセルの総数Nを越えた場合には(ステップS50のYES)、メモ内容をすべて配置したことになり、ステップS120へ進む。
一方、まだ処理すべきメモ内容がある場合(ステップS50のNO)、ステップS60へ進む。
このセルカウンタiがセルの総数Nを越えた場合には(ステップS50のYES)、メモ内容をすべて配置したことになり、ステップS120へ進む。
一方、まだ処理すべきメモ内容がある場合(ステップS50のNO)、ステップS60へ進む。
メモカウンタjを1に設定する(ステップS60)。
メモカウンタjの値がセルカウンタi番目のセルメモ対応テーブル51のメモの個数以上である場合(ステップS70のNO)、このセルにおけるメモ内容の配置がすべて終わったとして、セルカウンタiを1つ進め(ステップS110)、ステップS50へ戻る。
メモカウンタjの値がセルカウンタi番目のセルメモ対応テーブル51のメモの個数以上である場合(ステップS70のNO)、このセルにおけるメモ内容の配置がすべて終わったとして、セルカウンタiを1つ進め(ステップS110)、ステップS50へ戻る。
セル使用状況テーブル60およびメモ情報テーブル52を参照して配置可能な行番号を探す(ステップS80)。次のようにして処理する。
(1)セル使用状況テーブル60のセルカウンタi番目の列を参照して、OFFの値の要素を探す。このOFFの行番号をkとする。
また、セルメモ対応テーブル51のセルカウンタi番目のポインタPを取り出して、メモ情報テーブル52のポインタPから始まるメモカウンタj番目のメモ内容Mと折返可否フラグFとを取り出す。
また、セルメモ対応テーブル51のセルカウンタi番目のポインタPを取り出して、メモ情報テーブル52のポインタPから始まるメモカウンタj番目のメモ内容Mと折返可否フラグFとを取り出す。
(2)折返可否フラグFが「可」である場合、次の処理を行って配置可能であるかを確かめる。
(2.1)メモ内容Mの文字列の長さをセル幅で除して、表示するのに必要な行数dを算出する。
(2.2)セル使用状況テーブル60のセルカウンタi番目の列でk番目以降のd行分が未使用状態であるかを確かめる。
(2.3)未使用であれば、配置可能とする。
(2.4)一方、d行内に使用中の行が存在すれば、行kを1つ進めて、(1)へ戻って行k以降の未使用の行を探しなおす。
(2.1)メモ内容Mの文字列の長さをセル幅で除して、表示するのに必要な行数dを算出する。
(2.2)セル使用状況テーブル60のセルカウンタi番目の列でk番目以降のd行分が未使用状態であるかを確かめる。
(2.3)未使用であれば、配置可能とする。
(2.4)一方、d行内に使用中の行が存在すれば、行kを1つ進めて、(1)へ戻って行k以降の未使用の行を探しなおす。
(3)一方、折返可否フラグFが「否」である場合次の処理を行う。
(3.1)メモ内容Mの文字列の長さをセル幅で除して、表示するのに必要なセルの数dを算出する。
(3.2)セル使用状況テーブル60のセルカウンタi番目の列でk番目の右隣のd行分が未使用状態であるかを確かめる。
(3.3)未使用であれば、配置可能とする。
(3.4)一方、k行目の右隣d個のセルに使用している行が存在すれば、行kを1つ進めて、(1)へ戻って行k以降の未使用の行を探しなおす。
(3.1)メモ内容Mの文字列の長さをセル幅で除して、表示するのに必要なセルの数dを算出する。
(3.2)セル使用状況テーブル60のセルカウンタi番目の列でk番目の右隣のd行分が未使用状態であるかを確かめる。
(3.3)未使用であれば、配置可能とする。
(3.4)一方、k行目の右隣d個のセルに使用している行が存在すれば、行kを1つ進めて、(1)へ戻って行k以降の未使用の行を探しなおす。
配置可能なセル内の位置にメモ内容Mを画像出力バッファに出力する(ステップS90)。
ここでは、ステップS80で配置したようにセルの位置とそのセルの中の行位置とから折返可否フラグの状態に合わせてメモ内容の文字列を出力する。
ここで、折返可否フラグFが「可」の場合には、メモ内容をセル内に折り曲げるようにして出力するとともに、この折り曲げによって使用された行位置に対応したセル使用状況テーブル60の位置をONとする。
また、折返可否フラグFが「否」の場合には、メモ内容を右隣のセルへ伸ばして出力するとともに、この右隣のセルの同じ行位置に対応したセル使用状況テーブル60の位置をONとする。
さらに、メモ内容Mを表示するときには、その文字列の先頭にアイコンを表示させるが、このアイコンの画像位置をメモ情報テーブル52の当該メモ情報の配置アドレスとして設定する。
ここでは、ステップS80で配置したようにセルの位置とそのセルの中の行位置とから折返可否フラグの状態に合わせてメモ内容の文字列を出力する。
ここで、折返可否フラグFが「可」の場合には、メモ内容をセル内に折り曲げるようにして出力するとともに、この折り曲げによって使用された行位置に対応したセル使用状況テーブル60の位置をONとする。
また、折返可否フラグFが「否」の場合には、メモ内容を右隣のセルへ伸ばして出力するとともに、この右隣のセルの同じ行位置に対応したセル使用状況テーブル60の位置をONとする。
さらに、メモ内容Mを表示するときには、その文字列の先頭にアイコンを表示させるが、このアイコンの画像位置をメモ情報テーブル52の当該メモ情報の配置アドレスとして設定する。
メモカウンタjを1つ進め(ステップS100)、ステップS70へ戻る。
上記のすべてのセルにおけるメモ内容を画像出力バッファへ出力されると、画像出力バッファの表示スイッチをONにして処理を終了する(ステップS120)。
また、セルに表示されたメモ内容は、内容を示す文字列の先頭にアイコンを付して表示している。このアイコンをマウスの右マウスボタン等を用いてクリックすることによって、このメモ内容の表示形態を折返して表示するか、または折返しなしで表示するかを切り換えることができる。または、アイコンをクリックして選択して、メニュー等から折返しの可否を指示するようにしてもよい。選択したアイコンのウインドウ上の位置とメモ情報テーブルの配置アドレスからどのメモ情報が選択したかが判明する。
このように折返し指示があったときには、メモ表示部12は、メモ情報テーブル52の該当するメモ情報の折返可否フラグをスイッチする。即ち、フラグの値が「可」のときには「否」とし、「否」の場合には「可」としてフラグ内容を更新する。
メモ情報の折返可否フラグが更新されたときには、メモ表示部12は上述したようにメモ内容を表示しなおす。
メモ情報の折返可否フラグが更新されたときには、メモ表示部12は上述したようにメモ内容を表示しなおす。
さらに、ガントチャート/メモ表示領域のウインドウをマウスでドラッグして拡大・縮小の指示を与えたときには、このウインドウの幅とウインドウに表示させている日数とからセルの幅が変更された場合には、メモ表示部12は上述したようにメモ内容を表示しなおす。
表示領域制御部13は、画像出力バッファのうち、現在表示中のウインドウに対応する画像を取り出して、表示装置の画面に表示させる。これは、OS(Operating System)の備えている画面制御プログラムによって実行される。
また、ユーザからスライダー42によって画面の左右方向で日付を左右に移動させたときにも表示領域制御部13は、画像出力バッファ中の移動したウインドウに対応する画像を取り出して、表示装置の画面に表示させるように制御する。
また、ユーザからスライダー42によって画面の左右方向で日付を左右に移動させたときにも表示領域制御部13は、画像出力バッファ中の移動したウインドウに対応する画像を取り出して、表示装置の画面に表示させるように制御する。
実施形態を以上のような構成にすることによって、日付に対応したメモ情報を表示する領域と、ガントチャートを表示する領域とを別の領域にするようにしたので、複雑になりがちなガントチャートから日付に関連するメモ情報をユーザにわかりやすく表示することができる。
また、折返し可否を指定できるようにしたので、表示領域の縮小・拡大や1ウインドウで表示する日数の増減によって、メモ表示領域のセル幅が狭くなっても折返しなしの指定を適用することにより、画面をスクロールすることなく、すべてのメモ内容を見ることができる。
また、折返し可否を指定できるようにしたので、表示領域の縮小・拡大や1ウインドウで表示する日数の増減によって、メモ表示領域のセル幅が狭くなっても折返しなしの指定を適用することにより、画面をスクロールすることなく、すべてのメモ内容を見ることができる。
さらに、本発明は上述した実施形態のみに限定されたものではない。上述した実施形態のスケジュール表示装置を構成する各機能をそれぞれプログラム化し、あらかじめCD−ROM等の記録媒体に書き込んでおき、このCD−ROMをCD−ROMドライブのような媒体駆動装置を搭載したコンピュータに装着して、これらのプログラムをそれぞれのコンピュータのメモリあるいは記憶装置に格納して、実行することによって、本発明の目的を達成することができる。
なお、記録媒体としては半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD−R等)、磁気媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)のいずれであってもよい。
また、ロードしたプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステム等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、上述したプログラムをサーバコンピュータの磁気ディスク等の記憶装置に格納しておき、ネットワークで接続された利用者のコンピュータからダウンロードして頒布する場合、また、サーバコンピュータから配信して頒布する場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
このように、本発明の機能をプログラムして、記録媒体に記録し頒布することによって、コスト、可搬性、汎用性を向上させることができる。
このように、本発明の機能をプログラムして、記録媒体に記録し頒布することによって、コスト、可搬性、汎用性を向上させることができる。
10…端末,スケジュール表示装置、11…メモ情報取得部、12…メモ表示部、13…表示領域制御部、20…プロジェクト管理サーバ、30…ネットワーク、41,42,43…スライダー、51…セルメモ対応テーブル、52…メモ情報テーブル、60…セル使用状況テーブル。
Claims (7)
- スケジュールデータの日付と対応してメモ情報を表示する表示領域をスケジュール表示領域とは別に設け、スケジュールの各日付に対応して所定の大きさに区切られた前記表示領域に、当該日付に対応するメモ情報を表示するメモ表示手段を備えることを特徴とするスケジュール表示装置。
- 請求項1に記載のスケジュール表示装置において、前記日付対応の表示領域に、当該日付のメモ情報を表示できないときに、折返して表示するか否かを入力する折返し可否指定手段を設け、該指定手段で折返しなしを指定された日付のメモ情報を当該日付に隣接する表示領域へはみ出すように表示し、限られた画面領域により多くの情報を表示させるようにしたことを特徴とするスケジュール表示装置。
- 請求項2に記載のスケジュール表示装置において、前記メモ表示手段は、1つのメモ情報を表示するときには、その先頭に図形情報を付して表示するようにして、同日内に複数のメモ情報を表示するときの区切りとするようにしたことを特徴とするスケジュール表示装置。
- 請求項3に記載のスケジュール表示装置において、前記折返し可否指定手段は、前記メモ情報の先頭に付した図形情報を選択することによって可否をスイッチさせるようし、前記メモ表示手段は、該折返し可否指定手段によって折り返しの可否が変更されたときにはメモ情報を再表示するようにしたことを特徴とするスケジュール表示装置。
- スケジュールデータの日付と対応してメモ情報を表示する表示領域をスケジュール表示領域とは別に設け、スケジュールの各日付に対応して所定の大きさに区切られた前記表示領域に、該日付に対応するメモ情報を表示する場合、前記日付対応の表示領域に、折返しなしを指定されたメモ情報を表示できないときには当該日付に隣接する表示領域へはみ出すように表示し、限られた画面領域により多くの情報を表示させるようにしたことを特徴とするスケジュール表示方法。
- コンピュータに、請求項1乃至5のいずれかに記載のスケジュール表示装置の機能を実行させるためのプログラム。
- 請求項6に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004059087A JP2005250765A (ja) | 2004-03-03 | 2004-03-03 | スケジュール表示装置、スケジュール表示方法、プログラムおよび記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004059087A JP2005250765A (ja) | 2004-03-03 | 2004-03-03 | スケジュール表示装置、スケジュール表示方法、プログラムおよび記録媒体 |
Publications (1)
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Family
ID=35031197
Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011040367A1 (ja) | 2009-09-30 | 2011-04-07 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 情報処理装置及びプログラム |
JP2017073086A (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 福井コンピュータホールディングス株式会社 | 携帯端末、予定管理プログラム、及び予定管理サーバ |
-
2004
- 2004-03-03 JP JP2004059087A patent/JP2005250765A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011040367A1 (ja) | 2009-09-30 | 2011-04-07 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 情報処理装置及びプログラム |
JP2017073086A (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 福井コンピュータホールディングス株式会社 | 携帯端末、予定管理プログラム、及び予定管理サーバ |
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