JP2005250738A - デジタル放送記録再生装置およびその記録再生方法 - Google Patents

デジタル放送記録再生装置およびその記録再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 裏番組で重要シーンが検出されても勝手に視聴中の番組が切り替わらず、使用者に裏番組で重要シーンが発生したことを通知するデジタル放送記録再生装置を提供する。
【解決手段】 各番組の映像情報及び音声情報の蓄積部13へ蓄積時にその蓄積する映像情報及び音声情報に対してインデックスを付加する録画制御部8と、蓄積と同時に蓄積済みの映像情報及び音声情報の読み出しが可能である再生制御部10と、番組の付加情報を解析したキーワードが格納されているキーワードと一致する場合に録画制御部に対応する番組の対応シーンにインデックスを付加させ、検出通知を出力する付加情報解析部6と、各番組の選択と各番組毎に受信した番組と蓄積部13から読み出された番組とから出力を選択する選択部4、4a、5と、画像表示/音声出力装置に映像情報と音声情報を出力する映像/音声出力部15とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、映像情報、音声情報に加えて番組内容を示す付加情報が同時に送信されるサーバ型のデジタル放送を受信するだけでなく記録および再生が可能なデジタル放送記録再生装置に関し、特に、設定されたキーワードに対応するシーンを複数の視聴していない裏番組から検出して視聴できるデジタル放送記録再生装置に関する。
裏番組の重要シーンを判別し、重要シーンが検出されると、自動的にこれまで出力していた番組に代わり裏番組を出力し、この裏番組が出力され表示されている間、本来視聴していた番組を録画し、裏番組の重要シーンが終了すると、本来視聴していた番組に自動的に切り替わり再生が始まる番組録画再生装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−270274
しかしながら、例えば、使用者が1つの番組を視聴中に裏番組で視聴を希望する重要シーンが発生した場合であっても、現在視聴している番組の視聴を引き続き希望する場合がある。すなわち、現在視聴している番組が、自動的に裏番組の重要シーンに切り替わって欲しくなく、自分の意志で切り替えを選択したい場合がある。上記した従来の番組録画再生装置では、視聴中の番組の裏番組で重要シーンが発生した場合に、使用者が自分の意志で、現在視聴中の番組か、あるいは、重要シーンが検出された裏番組かという視聴する番組の選択ができないという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、裏番組で重要シーンが検出されても勝手に視聴中の番組が切り替わらず、使用者に裏番組で重要シーンが発生したことを通知するデジタル放送記録再生装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明のデジタル放送記録再生装置は、サーバ型デジタル放送方式で送信される任意の番組の映像情報及び音声情報に加えて番組内容を示す付加情報を受信可能である複数の受信部と、予め使用者が視聴を希望する番組の種類を示す任意の文字列で指定されるキーワードを入力する入力部と、受信部で受信した各番組のうち2番組以上の映像情報及び音声情報を同時に蓄積可能である蓄積部と、各番組の映像情報及び音声情報の蓄積部への蓄積を制御すると共に、該蓄積時に該蓄積する映像情報及び音声情報に対してインデックスを付加する録画制御部と、蓄積されていた番組の映像情報及び音声情報の読み出しを制御し、蓄積と同時に蓄積済みの映像情報及び音声情報の読み出しが可能である再生制御部と、各番組毎に映像情報及び音声情報に加えて番組内容を示す付加情報を各々の受信された情報から抽出する情報抽出部と、入力部によりキーワードを格納しておき、任意の番組の受信中に他の番組の付加情報を解析してキーワードを抽出し、格納されているキーワードと一致するか否かを検出し、キーワードが一致した場合に、録画制御部に対して対応する番組の対応シーンにインデックスを付加するように指示すると共に、キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示す検出通知を出力する付加情報解析部と、各番組毎に受信部で受信した番組の情報と蓄積部から読み出された番組の情報とから出力させる情報を選択すると共に、各番組から任意の1番組の情報を選択する選択部と、映像情報及び音声情報を復号する復号部と、画像表示/音声出力装置に映像情報と音声情報を出力する映像/音声出力部とを備える。
また、本発明のデジタル放送記録再生装置の記録再生方法では、サーバ型デジタル放送方式で送信される任意の複数の番組の映像情報及び音声情報に加えて番組内容を示す付加情報を受信するステップと、予め使用者が視聴を希望する番組の種類を示す任意の文字列で指定されるキーワードを入力するステップと、任意の番組の受信中に他の番組の付加情報を解析してキーワードを抽出し、格納されているキーワードと一致するか否かを検出するステップと、キーワードが一致した場合に、対応する番組の対応シーンにインデックスを付加して録画するように指示すると共に、キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示す検出通知を出力するステップと、検出通知により検出された番組の対応シーンを再生するように指示が入力された場合、キーワードに対応する番組の対応シーンが再生される前に視聴されていた番組の蓄積を開始すると共に対応シーンの読み出しを開始するステップと、対応シーンの読み出し終了後、対応シーンの再生される前に視聴されていた番組の読み出しを開始するステップとを有する。
本発明では、付加情報の解析結果が予め格納したキーワードと一致した場合に録画制御部に記録中の番組の対応シーンにインデックスを付加するように指示すると主に、キーワードに対応するシーンを検出したことの通知を出力するので、裏番組の重要シーンを見逃すことがなく任意の時点でこれを視聴できる。また、使用者が任意の番組を視聴中に、キーワード対応シーン検出通知の表示およびその表示により選択された録画済みの該当シーンを再生する場合には、その直前に視聴していた番組の表示されない期間分を録画するようにしたため、キーワード対応シーンの視聴終了後に直前に視聴していた番組の視聴中断箇所から視聴することができる。
以下、本発明のデジタル放送記録再生装置の実施形態を図面に従って説明するが、その前に、放送局から送信されるデータについて、簡単に説明する。
現在のデジタル放送では、放送局から映像情報および音声情報等のデジタルデータが送信されている。しかし、近い将来のサーバ型ディジタル放送方式のサービスにおいては、従来からの映像情報、音声情報等のデジタルデータに加えて、同時にメタデータと称される番組内容を示す付加情報も同時に送信さられる予定になっている。
メタデータとは、情報の中身を全て調べなくても情報の収集や選択等を効率的に行えるように、例えば、タイトル、制作者、作成日等の基本情報をすぐに使用できる形式で提供したデータである。従って付加情報としては、例えば、野球中継の番組の有名選手がヒットを打ったシーンや守備でファインプレイを行ったシーン等の場合ならば、そのイベントが発生した時間、ピッチャーの名前とカウント数、打球の方向と守備人員の名前、何塁打となったか等を記述したデータである。
サーバ型ディジタル放送方式のサービスでは、この付加情報が、各番組の映像情報および音声情報と同時に各シーン等の内容を示すデータとして送信されるので、この付加情報および蓄積部を利用することにより、例えば、前述した野球中継ならば、好みの有名選手の打撃シーンのみを検索したり、得点シーンと各回の最終打者を検索することで短時間で番組の概要を知ることができるといった多彩な視聴が可能となる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。
図1の本実施の形態に係るデジタル放送記録再生装置1において、第1のチューナ2〜第Nのチューナ2aは、サーバ型デジタル放送方式で送信される任意の番組の映像情報及び音声情報に加えて番組内容を示す付加情報を受信可能であり、アンテナから入力したデジタル放送信号に対して、例えば、選局、復調、誤り訂正を施す複数(N:N>1の整数)の受信部である。本実施形態では受信部がN>1の複数であることから、複数の番組を同時に受信することが可能である。
第1のデマルチプレクサ3〜第Nのデマルチプレクサ3aは、各番組毎に映像情報及び音声情報に加えて番組内容を示す付加情報を各々の受信された情報から抽出する、すなわち、各々対応する第1のチューナ2〜第Nのチューナ2aから出力される受信情報から、受信する番組の音声(オーディオ)情報、映像(ビデオ)情報等のストリームと、番組に付随する付加情報を抽出する情報抽出部である。
第1の入力選択部4〜第Nの入力選択部4aは、前段から入力する各番組毎に、受信部(第1のチューナ2〜第Nのチューナ2a)で受信した番組の映像情報/音声情報と、蓄積部13から読み出された番組の映像情報/音声情報とから、後段に出力する映像情報/音声情報を選択するものである。番組選択部5は、第1の入力選択部4〜第Nの入力選択部4aから出力される各番組から任意の1番組の情報を選択するものである。第1の入力選択部4〜第Nの入力選択部4aおよび番組選択部5を総称して選択部とする。
付加情報解析部6は、入力部(7、17、18、19)等によりキーワードを予め格納しておき、任意の番組の受信中に他の番組の付加情報を解析してキーワードを抽出し、格納されているキーワードと一致するか否かを検出し、キーワードが一致した場合(イベントが発生した場合)に、録画制御部8に対して対応する番組の対応シーンにインデックスを付加するように指示すると共に、キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示す検出通知を出力する。
入力制御部7は、文字入力部18および選択入力部19からの入力内容に基づきディジタル放送記録再生装置1内の各部に指示を出力する。ユーザI/F(インターフェース)17は、文字入力部18および選択入力部19からの入力内容をディジタル放送記録再生装置1内で処理可能な信号に変換して出力する。文字入力部18は、例えば、キーボード、あるいはタブレット等の文字を入力するものである。選択入力部19は、少なくとも決定か非決定かを入力する決定キーと、表示画面上で選択できる場合の矢印キーあるいはジョイスティック等の選択キーを有して選択内容を入力するものである。入力制御部7、ユーザI/F17、文字入力部18、及び、選択入力部19を総合して入力部とし、予め使用者が視聴を希望する番組の種類を示す任意の文字列で指定されるキーワードを入力する。
録画制御部8は、各番組の映像情報及び音声情報の蓄積部13への蓄積を制御すると共に、その蓄積時にその蓄積する映像情報及び音声情報に対してインデックスを付加する。また、録画制御部8は、再生制御部10が、映像/音声出力部15が出力した検出通知により検出された番組の対応シーンを再生するように指示された場合、キーワードに対応する番組の対応シーンが再生される前に視聴されていた番組の蓄積を開始することができる。
録画用バッファ9は、例えば、録画制御部8が、情報抽出部である第1のデマルチプレクサ3からの第1の番組を録画すると同時に、第Nのデマルチプレクサ3aからの第2の番組の録画を同時に行う場合のような、複数系統の受信信号を蓄積するために同時に蓄積部へアクセスする時に、複数系統の何れかのデータを一時的にバッファリングし、データが破綻しないようにするためのものである。
再生制御部10は、蓄積されていた番組の映像情報及び音声情報の読み出しを制御し、蓄積と同時に蓄積済みの映像情報及び音声情報の読み出しが可能である。また、再生制御部10は、映像/音声出力部15が出力した検出通知により検出された番組の対応シーンを再生するように指示された場合、対応シーンの読み出しを開始して、対応シーンの読み出し終了後、対応シーンの再生される前に視聴されていた番組の読み出しを開始することができる。
再生用バッファ11は、例えば、再生制御部10が、選択部である第1の入力選択部4への第1の番組を再生すると同時に、第Nの入力選択部4aへの第2の番組の再生を同時に行う場合のような、複数系統の蓄積された受信信号を再生するために同時に蓄積部へアクセスする時に、複数系統の何れかのデータを一時的にバッファリングし、データが破綻しないようにするためのものである。
ストレージI/F(インターフェース)12は、映像情報及び音声情報を蓄積部13に入出力させる際のデータ変換等を実施する。蓄積部13は、受信部で受信した各番組のうち2番組以上の映像情報及び音声情報を同時に蓄積可能である。
映像/音声復号部14は、番組選択部5から出力される映像情報及び音声情報を復号する。
映像/音声出力部15は、画像表示/音声出力装置に復号された映像情報と音声情報を出力すると共に、キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示す検出通知を画像表示/音声出力装置に表示させる。
付加情報解析部6内には、第1のデマルチプレクサ3〜第Nのデマルチプレクサ3aから出力される各番組の付加情報を解析してキーワードを抽出するキーワード抽出部21と、入力部(7、17、18、19)等から入力するキーワードを格納しておくキーワード記憶部22と、キーワード抽出部21で抽出されたキーワードと格納されているキーワードとキーワード記憶部22に格納されたキーワードが一致するか否かを検出するキーワード一致検出部23と、キーワードが一致した場合に、録画制御部8に向けて対応する番組の対応シーンにインデックスを付加するように指示するインデックス指示部24と、キーワードが一致した場合に、映像/音声出力部15に向けてキーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示す検出通知を出力するイベント発生通知部25を備える。
映像/音声出力部15内には、イベント発生時に画像表示/音声出力装置に表示させるための基本的な表示データ(キーワードに一致する番組の対応シーンが検出された=イベントが発生したことを示す検出通知の表示データを含む)を格納する表示画面データ記憶部31と、イベントがどの裏番組のいつ頃に発生したか等の使用者に通知する情報を格納する通知情報記憶部32と、表示画面データ記憶部31の表示データと通知情報記憶部32に格納された使用者に通知する情報を用いて画面上に表示させる通知情報を生成する通知情報生成部33と、映像/音声復号部14で復号された映像情報と音声情報と通知情報生成部33で生成した通知情報を合成して画像表示/音声出力装置に出力する画像合成部34を備える。
図2は、図1の録画制御部8の内部構成を示すブロック図である。
図2の録画制御部8内には、付加情報解析部6から出力されたインデックス付加指示により、蓄積される番組の対応シーンの映像情報と音声情報に付加するインデックス情報を生成するインデックス生成部41と、インデックス生成部41で生成されたインデックス情報を前記各番組の各対応シーンと対応させて格納するインデックス記憶部42を備える。
図3は、復号された映像情報に通知情報が合成されて画像表示/音声出力装置に表示された状態を示す図である。
図3では、復号された第1の番組の視聴画面の映像201の右上に、裏番組で使用者が予め指定しておいたキーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたこと(イベントが発生したこと)を示すイベント通知202が合成されて表示されている。また、本実施の形態では、イベント通知202には、モニタ画面上で表示ボタンの役割を待たせており、例えば、選択入力部19で選択することにより、キーワードの対応シーンの再生が開始されるようになっている。
図4は、図1に示したデジタル放送記録再生装置で任意の番組の視聴中に裏番組でキーワードに一致する対応シーンが検出された場合の動作を示すフローチャートである。
概略的には、例えば、第1の番組を視聴者が視聴する場合には、アンテナから入力したデジタル放送信号は、第1チューナ2〜第Nチューナ2aで選局、復調、誤り訂正が施され、第1デマルチプレクサ〜第Nデマルチプレクサで受信したい番組の音声情報、映像情報等のストリームと番組に付随する付加情報が抽出される。ここで、使用者が現在放送されている第1の番組の視聴を希望する場合には、第1入力選択部に第1デマルチプレクサの出力を選択するような指示と共に、番組選択部5に第1入力選択部4の出力を選択するように指示が入力部からなされ、第1入力選択部4が第1デマルチプレクサ3からの出力である第1の番組の映像情報/音声情報のストリームを選択し、そのストリームの信号が番組選択部5でも選択されて映像/音声復号部14に出力される。映像/音声復号部14でデコード処理された第1の番組の映像情報/音声情報は、映像/音声出力部15を経由して画像表示/音声出力装置へ出力され、そのディスプレイに第1の番組が表示される。
本実施形態のデジタル放送記録再生装置1では、例えば、使用者が文字入力部18から、予め視聴を希望する番組の種類を示す任意の文字列で指定されるキーワードを複情報解析部6のキーワード記憶部22に格納しておく(S1)。
例えば、使用者が第1の番組である歌番組を視聴中に、第2の番組である裏番組で野球中継が行われており、使用者は、野球中継の得点シーンのみを逃さずに視聴を希望する場合とする。この場合、使用者は、リモコンあるいは音声入力装置等の入力部を用いて、この意志を例えば「得点シーン」というキーワードで入力し、キーワード記憶部22に設定しておく。
その後、使用者は、裏番組として第n(n:1≦n≦Nの任意の整数)の番組の録画を開始する(S2)と共に、任意に選択した第1の番組の視聴を開始(または再開)する(S3)。従って、本実施形態のサーバ型デジタル放送方式では、送信される任意の複数の番組の映像情報及び音声情報に加えて番組内容を示す付加情報が受信されている。
複情報解析部6のキーワード抽出部21では、第nの番組の付加情報を解析してキーワードを抽出し(S4)、キーワード一致検出部23では、抽出されたキーワードとキーワード記憶部22に格納されたキーワードが一致するか否かを判断し(S5)、キーワードが一致しない場合(S5:NO)には第n番組の録画を終了するか否かを判断する(S6)。録画を終了する場合(S6:YES)には、ステップS24に進んで第nの番組の録画処理を終了し、録画を終了しない場合(S6:NO)には、再びステップS5に戻ってキーワードが一致するか否かを判断する。従って、任意の第1の番組の受信中に他の第nの番組の付加情報を解析してキーワードを抽出し、格納されているキーワードと一致するか否かを検出している。
例えば、使用者が第1の番組(音楽番組)を視聴中に、第Nチューナ2aおよび第Nデマルチプレクサ3aは、裏番組である第2の番組(野球中継)を抽出し、第2の番組が録画制御部8、ストレージI/F12を経由して蓄積部13に録画される。また、その際に同時に第Nデマルチプレクサ3aから出力される番組付加情報を付加情報解析部6で解析され、使用者が入力したキーワード「得点シーン」と一致する付加情報が到来したか否かが判断されている。
キーワードが一致する場合(S5:YES)には、付加情報解析部6は、録画制御部8に向けて録画中の番組のキーワードが一致した対応シーンに対してインデックスを付加して録画するように指示を送出する(S7)と共に、映像/音声出力部15に向けてキーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたこと(イベント発生)を示す検出通知を出力する。この検出通知は、言わばイベント発生通知を画像表示/音声出力装置に出力させる指示であり、通知の表示に必要となる付加情報と共に送出される(S8)。
例えば、もし使用者が入力したキーワードと一致する付加情報が検出された場合、録画制御部8にインデックス付加指示が出力され、録画制御部8は、付加情報が示す得点シーンの録画位置を示すインデックス情報を蓄積部13に記録する。それと共に、付加情報解析部6は、映像/音声出力部15に通知情報を出力するように指示を出力し、図3に示すような画面出力を行わせ、使用者に裏番組の野球放送で得点シーンが発生したことを通知する。
イベント発生通知の出力指示を受けた映像/音声出力部15では、例えば、表示画面データ記憶部31からイベント発生通知の基本となる画面データを読み出すと共に、受信した通知の表示に必要となる付加情報を通知情報記憶部32に格納する。次に、通知情報生成部33で、イベント発生通知の基本となる画面データと通知の表示に必要となる付加情報とから、今回の対応シーンに対するイベント発生通知を生成し、画像合成部34で第1の番組の映像情報と生成したイベント発生通知を合成して画像表示/音声出力装置へ出力する。その結果、画像表示/音声出力装置にイベント発生通知が表示される(S9)。
画像表示/音声出力装置に表示されたイベント発生通知を見た使用者が、文字入力部18および選択入力部19等の入力部を使用して、そのイベントの対応シーンの視聴を選択したか否かの指示入力を判断し(S10)、そのイベントの対応シーンの視聴が選択されない場合(S10:NO)には第n番組の録画を終了するか否かを判断する(S11)。録画を終了する場合(S11:YES)には、ステップS24に進んで第nの番組の録画処理を終了し、録画を終了しない場合(S11:NO)には、再びステップS10に戻ってそのイベントの対応シーンの視聴を選択するか否かを判断する。
そのイベントの対応シーンの視聴が選択された場合(S10:YES)には、再生制御部10は、録画制御部8内のインデックス記憶部42からそのイベントの対応シーンに関するインデックス情報を取得し(S12)、蓄積部13から第n番組の対応シーンを、そのインデックス情報を用いて蓄積部13から読み出し(再生)を開始する(S13)。それと共に、録画制御部8では、使用者がその対応シーンの再生の前まで視聴していた第1の番組の蓄積(録画)を開始する(S14)。
例えば、使用者により、視聴中の歌番組よりも裏番組の得点シーンを見ることが優先されて表示されたイベント通知が選択された場合、再生制御部10は、その得点シーンに関連付けされたインデックス情報を、録画制御部のインデックス記憶部42から読み込み、蓄積装置13からそのインデックス情報に基づいて得点シーンのデータを読み出す。また、例えば、裏番組のキーワード対応シーンを再生中は、付加情報解析部6は、その前に視聴していた番組の録画を開始させるため、録画制御部8に第1デマルチプレクサ3の出力を録画するように指示を出力する。その結果、録画制御部8は第1の番組の録画と第Nの番組の録画を同時に行うことになる。録画用バッファ9は、このような複数系統の蓄積部13へのアクセス時にデータを一時的にバッファリングし、録画用のデータが破綻しないようにするためのものである。
蓄積部13から読み出されたそのイベントの対応シーンが入力される第n入力選択部では、第nのマルチプレクサからの映像情報と音声情報に代えて、読み出されたそのイベントの対応シーンの映像情報と音声情報が選択されるように切り替えられ(S15)、番組選択部5は、第n入力選択部4aの出力を選択するように切り替えられる(S16)。
例えば、使用者が裏番組のイベント通知202を選択することにより、第N入力選択部4aは再生制御部10の出力を選択し、番組選択部5は第N入力選択部4aの出力を選択する。この結果、得点シーンの映像情報/音声情報が映像/音声復号部15でデコードされ、映像/音声出力部15から画像表示/音声出力装置に出力され、そのディスプレイ(モニター)に得点シーンが再生される。なお、ここでは使用者によりキーワードを入力させたが、それに代えて、これまでの使用者の視聴履歴データを蓄積しておき、その視聴履歴データを解析することで使用者の視聴したい嗜好情報推測し、この使用者の嗜好情報を元にキーワードを生成してもよい。
対応シーンの視聴中に、使用者が、文字入力部18および選択入力部19等の入力部を使用して、そのイベントの対応シーンの視聴を終了するか否かの指示入力を判断し(S17)、そのイベントの対応シーンの視聴が終了されない場合(S17:NO)には、そのキーワードに一致した対応シーン(イベント)が終了したか否かを判断する(S18)。そのイベントの対応シーンが終了しない場合(S18:NO)には、第n番組の録画を終了するか否かを判断する(S19)。録画を終了しない場合(S19:NO)には、再びステップS17に戻って視聴者の終了指示入力の判断およびステップS18のイベントの終了の判断を行う。
使用者によりイベントの対応シーンの視聴が終了される場合(S17:YES)と、録画を終了する場合(S19:YES)には、蓄積部13に蓄積されていた第1番組の読み出し(再生)が開始され、第1入力選択部4が、第1のマルチプレクサからの映像情報と音声情報に代えて、読み出された第1番組の映像情報と音声情報が選択されるように切り替えられ(S21)、第n入力選択部の入力が、蓄積部側から第nマルチプレクサ側に切り替えられ(S22)、番組選択部5は、第1入力選択部4の出力を選択するように切り替えられ(S23)、録画制御部8により第nの番組の録画処理が終了される(S24)。
例えば、第Nの番組のキーワード対応シーン(得点シーン)が終了した場合、または、使用者がキーワード対応シーン視聴を終了した場合、以前見ていた第1の番組(歌番組)を視聴中断部分から再生するために、番組選択部5および入力選択部4を第1の番組の録画データを選択するように切り替え、蓄積部13に録画された第1の番組を再生する。この時、第1の番組が終了するまで蓄積部13への録画動作が継続されているので、使用者は、第2の番組である裏番組の得点シーンも視聴でき、第1の番組(歌番組)を放送時間とは時間差(タイムシフト)で全て視聴できることになる。また、例えば、第2の番組である裏番組の得点シーンの発生が通知されても、その得点シーンよりも、第1の番組である歌番組を引き続き視聴したい場合には、第1の番組である歌番組の終了後に、第2の番組である野球中継を通常の再生、あるいは、タイムシフト再生することにより全番組を視聴することができ、さらに、インデックスが付加された得点シーンのみを通常の再生、あるいは、タイムシフト再生で視聴することができる。
このように本実施形態では、付加情報の解析結果が特定のキーワードと一致した場合に録画制御部に記録中の番組の対応シーンにインデックスを付加するように指示し、さらに表示手段にキーワード対応シーン検出通知を表示するよう指示するようにしたので、本デジタル放送記録再生装置を使用する使用者は、裏番組のキーワード対応シーンの存在を知ることができ、これを任意の時点で視聴することができる。
また、本実施形態では、使用者がキーワード対応シーン検出通知の表示により録画済みの該当シーンを再生中に、その直前に視聴していた番組の表示されない期間の録画を行うようにしたため、裏番組のキーワード対応シーンの視聴を開始する際に、それ以前に視聴していた番組の録画を開始するため、裏番組のキーワード対応シーンの視聴が終了した後には、以前視聴していた番組の中断箇所から再生して見逃さずに全番組を視聴することができる。
実施の形態2.
実施の形態1は、使用者が視聴したいキーワード対応シーンのある裏番組をすべて録画する場合であるが、使用者が裏番組の全ての視聴は必要ない場合には、キーワード対応シーンのみを録画するようにしてもよい。以下に説明する実施の形態2のデジタル放送記録再生装置では、キーワード対応シーンのみを録画する場合について説明する。
図5は、本発明の実施の形態2のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態の構成と、図1に示した実施の形態1の構成と相違する点は、以下の各点であり、その他の構成は同様である。
図5に示した本実施形態のデジタル放送記録再生装置1aでは、図1に示した実施の形態1の構成に加えて、付加情報解析部6aの中に、録画制御部8に向けて録画開始指示と、録画終了指示を出力するための録画開始/終了指示出力部26を備えている。
録画開始/終了指示出力部26は、キーワード一致検出部23で設定されたキーワードに対応するシーン(イベント)が検出されることにより、インデックス指示部24から出力されるインデックス付加指示と共に記録開始指示を録画制御部8に出力する。そして、録画開始/終了指示出力部26は、キーワード一致検出部23で設定されたキーワードに対応するシーン(イベント)が検出されなくなったら、記録終了指示を録画制御部8に出力する。
図6は、図5に示したデジタル放送記録再生装置で任意の番組の視聴中に裏番組でキーワードに一致する対応シーンが検出された場合の動作を示すフローチャートである。
本実施の形態の動作と、図4に示した実施の形態1の動作と相違する点は、以下の各点であり、その他の動作は同様である。
(1)使用者が裏番組として第nの番組の録画を開始するステップS2が無くなる点、
(2)ステップS5で、キーワード一致検出部23で、抽出されたキーワードとキーワード記憶部22に格納されたキーワードが一致しない場合(S5:NO)には、再びステップS5に戻ってキーワードが一致するか否かを判断する点。
(3)ステップS11で、使用者がそのイベントの対応シーンの視聴を選択しない場合(S10:NO)には、まず、そのイベントが終了したか否かを判断する(S33)。イベントが終了した場合(S33:YES)には、ステップS34に進んで第nの番組の録画処理を終了し、イベントが終了しない場合(S33:NO)には、再びステップS10に戻ってそのイベントの対応シーンの視聴を選択するか否かを判断する点。
(4)ステップS22で、第n入力選択部の入力が蓄積部側から第nマルチプレクサ側に切り替えられた後には、録画制御部8により第nの番組の録画処理が終了され(S34)てから、番組選択部5は、第1入力選択部4の出力を選択するように切り替えられる(S23)ため、ステップS24は無くなる点。
(5)ステップS23の後に、第n番組の録画を終了するか否かを判断する(S35)。録画を終了しない場合(S35:NO)には、再びステップS4に戻って次のイベントの発生に備え、録画を終了する場合(S35:YES)には、処理を終了する点。
したがって、本実施形態のデジタル放送記録再生装置では、付加情報解析部6aは、キーワードが一致した場合に、録画制御部8に対してキーワードに一致する番組の対応シーンの記録を開始するように指示しており、使用者が第1の番組を視聴中に、裏番組である第2の番組のキーワード対応シーンのみを録画することができる。
このように本実施形態では、実施の形態1のように裏番組を全て録画する必要が無くなるので、実施の形態1の効果に加えて、蓄積部の記録領域を効率的に使用できるという効果がある。
実施の形態3.
上記した実施の形態2では、例えば、裏番組のキーワードに対応するシーンを録画する場合、キーワードの一致を確認してから録画を開始するため、野球の得点シーンの打つ瞬間等のキーワードに対応するシーンが発生した瞬間は見ることができず、その後の打球の行き先場面や走塁場面しか見ることができない可能性がある。また、例えば、その得点シーンの打つ瞬間よりも少し前のピッチャーの投球や得点シーンの直前の打者が打席に入るシーンから見たい場合もあるが、実施の形態2では視聴することは不可能である。以下に説明する実施の形態3のデジタル放送記録再生装置では、キーワード対応シーンの発生した瞬間、および、その少し前までを録画する場合について説明する。
図7は、本発明の実施形態3のデジタル放送記録再生装置の蓄積部13aの内部に設けられた第1及び第2の一時記憶部を示す図である。
本実施の形態の構成と、図1に示した実施の形態1の構成と相違する点は、蓄積部13aの内部のみであり、その他の構成は同様である。
第1一時記憶部301と第2一時記憶部302は、記憶させる映像情報及び音声情報を数十秒から数分程度遅延させて主記憶装置(不図示)に格納させるために一時的に記憶する記憶部であり、蓄積部13a内に設けられる。
第1一時記憶部301と第2一時記憶部302は、蓄積部13aの主記憶装置と別の装置として設けることもできるが、主記憶装置の一部領域を利用して設けても良い。また、例えば、第1一時記憶部301と第2一時記憶部302の記憶容量は同一であり、それらの記憶可能時間毎に交互にテンプラリバッファとして利用する。つまり、第1一時記憶部301に書き込んでいって記憶容量が一杯になったら、次のデータから第2一時記憶部302に書き込んでいくようにする。そして、第2一時記憶部302に書き込んでいって記憶容量が一杯になったら、次のデータから第1一時記憶部301に戻って上書きで書き込んでいくようにする。以上の処理を繰り返す。
そして、例えば、第1一時記憶部301に上書き中にキーワードの一致が検出されてイベントが発生した場合には、録画制御部8は、第2一時記憶部302に一時記憶された映像情報及び音声情報と、第1一時記憶部301に上書きされた映像情報及び音声情報を含めて主記憶装置に書き込んでいく。また、第2一時記憶部302に上書き中にキーワードの一致が検出されてイベントが発生した場合には、録画制御部8は、第1一時記憶部301に一時記憶された映像情報及び音声情報と、第2一時記憶部302に上書きされた映像情報及び音声情報を含めて主記憶装置に書き込んでいく。
このように蓄積部13aに、第1一時記憶部301および第2一時記憶部302に一時記憶された情報を含めて格納することで、イベントの発生時点に対して数十秒から数分程度前からの映像情報及び音声情報を蓄積部13a内の主記憶装置に書き込んでいくことができる。その他の動作は実施の形態1と同様である。
したがって、蓄積部13a内には、蓄積前の各番組毎の映像情報及び音声情報を所定時間分だけ一時的に記憶できる複数の一時記憶部301、302を備え、録画制御部8は、対応する番組の対応シーンの記録を開始する指示を受信する前の各番組毎の映像情報及び音声情報を、各一時記憶部301、302に交互あるいは順次一時記憶させておき、対応する番組の対応シーンの記録を開始する指示の受信時には、その各一時記憶部301、302の映像情報及び音声情報を含めて蓄積部13a内の主記憶装置に蓄積し、再生制御部10は、一時記憶部301、302の映像情報及び音声情報から読み出すことになる。
従って、本実施の形態では、上記した実施形態1の効果に加えて、例えば、野球の得点シーンの打つ瞬間等のキーワードに対応するシーンが発生した瞬間も確実に蓄積しておくことができ、また、その得点シーンの打つ瞬間よりも少し前のピッチャーの投球や得点シーンの直前の打者が打席に入るシーン等も蓄積しておき再生できるので、使用者がキーワード設定したシーンに関連して視聴を希望するシーンを逃さずに記録しておき視聴することができるという効果がある。
実施の形態4.
上記した実施の形態1では、裏番組のキーワードに対応するシーンを検出した時の通知は、画像表示/音声出力装置に出力する映像情報と合成してディスプレイ(モニタ)上の一部の領域にオーバレイ表示していたが、使用者の中には、ディスプレイ(モニタ)上の一部にキーワード対応シーンが裏番組で発生したことの通知が表示されることで、元の番組の映像の一部が欠けてしまうことを好ましくないと思う場合がある。以下に説明する実施の形態4のデジタル放送記録再生装置では、キーワード対応シーンの発生をデジタル放送記録再生装置の情報表示部に文字あるいは画像により表示する場合について説明する。
図8は、本発明の実施の形態4のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。
図8に示した本実施形態のデジタル放送記録再生装置1cでは、図1に示した実施の形態1の映像/音声出力部15の内部構成(表示画面データ記憶部31、通知情報記憶部32、通知情報生成部33、画像合成部34)に代えて、例えば、EL(エレクトロルミネッセンス)表示管あるいは液晶表示パネル等に任意の文字を表示可能な文字情報表示部50を有している。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
文字情報表示部50の内部には、例えば、付加情報解析部6からのイベント発生通知を出力させる指示を判別するための指示内容判別部51と、イベントが発生した通知を表示するための基礎情報と上記出力指示に付随して受信した通知内容の情報を記憶する通知情報記憶部52と、受信した通知内容と基礎情報から表示させる通知情報を生成して表示部54を駆動する通知情報生成部53と、EL表示管あるいは液晶表示パネル等からなる表示部54を備えている。
図9は、図8のデジタル放送記録再生装置1cの表示部54に通知情報が表示されたようすを示す斜視図である。
図9に示すようにデジタル放送記録再生装置1cの文字表示部54には、裏番組でキーワード対応シーンが発生したことを示すイベント通知情報を表示するための領域55が設けられ、付加情報解析部6からのイベント発生通知出力指示により、イベントの発生通知が表示される。その他の動作は実施の形態1と同様である。
このように本実施形態では、キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを文字情報により表示する文字情報表示部50を備え、付加情報解析部6は、キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示す検出通知を表示するように、文字情報表示部50に対して指示する。
本実施の形態は、上記のようにデジタル放送記録再生装置の情報表示部にキーワード対応シーンの発生(イベントの発生)を文字あるいは画像により表示させるようにしたため、使用者がディスプレイ上の一部にキーワード対応シーンが裏番組で発生したことの通知が表示されることを不快に感じることが無くなり、好ましい画像表示を得ることができるという効果がある。
実施の形態5.
上記した実施の形態4では、キーワード対応シーンの発生をデジタル放送記録再生装置の情報表示部に文字あるいは画像等により表示したが、より単純な発光表示部のみにより通知する場合について説明する。
図10は、本発明の実施の形態5のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。
図10に示した本実施形態のデジタル放送記録再生装置1dでは、図1に示した実施の形態1の映像/音声出力部15の内部構成(表示画面データ記憶部31、通知情報記憶部32、通知情報生成部33、画像合成部34)に代えて、例えば、LED(発光ダイオード)あるいは電球等の任意の点滅表示可能なイベント発生通知表示部60を有している。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
イベント発生通知表示部60の内部には、例えば、付加情報解析部6からのイベント発生通知を出力させる指示により発光表示部62を駆動あるいは通電して発光させるための表示部駆動部61と、LEDあるいは電球等からなる発光表示部62を備えている。
図11は、図10のデジタル放送記録再生装置1dの発光表示部62が駆動あるいは通電されたようすを示す斜視図である。
図11に示すようにデジタル放送記録再生装置1dには、裏番組でキーワード対応シーンが発生したことを示すイベント通知情報を表示するための発光表示部62が設けられ、付加情報解析部6からのイベント発生通知出力指示により、発光表示部62が発光されることで、イベントの発生が通知される。その他の動作は実施の形態4と同様である。
このように本実施形態では、キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを光の点灯により報知する発光表示部62を備え、付加情報解析部6は、キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示すように、発光表示部62を発光させる。
本実施の形態は、上記のようにデジタル放送記録再生装置の情報表示部にキーワード対応シーンの発生(イベントの発生)を発光表示部の点滅により通知するようにしたため、実施の形態4の効果に加え、構成を簡単にできることから設計および製造が容易になり製造コストを低減できるという効果がある。
実施の形態6.
上記した実施の形態4および5では、キーワード対応シーンの発生をデジタル放送記録再生装置上に光学的に表示したが、例えば、デジタル放送記録再生装置上に充分な表示スペースを設けることができない場合や、複数のLED発光部がある場合等には単にLEDを発光させるだけでは使用者がすぐにキーワード対応シーンを認識できない場合がある。また、例えば、使用者が画像表示画面に集中している場合にはデジタル放送記録再生装置上の光学的な表示には気付きにくい場合があり、あるいは、移動体のディスプレイの中には移動体の動作中はモニタ表示されないものがあり、移動体の運転中には視線をデジタル放送記録再生装置上に動かし辛い場合がある。そのような場合には本発明は音により通知することもできる。以下に説明する実施の形態6では、報知音によりキーワード対応シーンの発生を使用者に通知する場合について説明する。
図12は、本発明の実施の形態6のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。
図12に示した本実施形態のデジタル放送記録再生装置1eでは、図1に示した実施の形態1の映像/音声出力部15の内部構成(表示画面データ記憶部31、通知情報記憶部32、通知情報生成部33、画像合成部34)に代えて、例えば、ブザーあるいはチャイム等の任意の報知音を出力可能なイベント発生報知音出力部70を有している。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
イベント発生報知音出力部70の内部には、例えば、付加情報解析部6からのイベント発生通知を出力させる指示により報知音発生部72を駆動あるいは通電して報知音を発生させるための報知音駆動部71と、ブザーあるいはチャイム等からなる報知音発生部72を備えている。
デジタル放送記録再生装置1eには、裏番組でキーワード対応シーンが発生したことを示すイベント通知を報知するための報知音発生部72が設けられ、付加情報解析部6からのイベント発生通知出力指示により、報知音発生部72から報知音が出力されることで、イベントの発生が通知される。その他の動作は実施の形態4と同様である。
このように本実施形態では、キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを音により報知する報知音出力部70を備え、付加情報解析部6は、キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示すように、報知音出力部70から報知音を出力させる。
本実施の形態は、上記のようにデジタル放送記録再生装置の情報表示部にキーワード対応シーンの発生(イベントの発生)をブザーあるいはチャイム等の報知音の出力により通知するようにしたため、実施の形態4の効果に加え、デジタル放送記録再生装置上に充分な表示スペースを設けられない場合や、複数の発光部の中でイベント発生通知の発光部が認識しづらい場合、使用者がデジタル放送記録再生装置上の光学的な表示には気付きにくい場合、移動体に適用する場合で動作中にはモニタ表示されないディスプレイである場合、あるいは、移動体の運転中には視線をデジタル放送記録再生装置上に動かし辛い場合でも容易に使用者に通知することができるという効果がある。
実施の形態7.
上記した実施の形態6では、報知音によるキーワード対応シーンの発生の通知のため、例えば、1つの番組で複数回のイベントが発生した場合や複数の番組でイベントが発生した場合には、音色等を変化させたとしても、その詳細等を通知することは容易ではない。以下に説明する実施の形態7のデジタル放送記録再生装置では、キーワード対応シーンの発生をデジタル放送記録再生装置から音声メッセージにより出力する場合について説明する。
図13は、本発明の実施の形態7のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。
図13に示した本実施形態のデジタル放送記録再生装置1fでは、図1に示した実施の形態1の映像/音声出力部15の内部構成(表示画面データ記憶部31、通知情報記憶部32、通知情報生成部33、画像合成部34)に代えて、例えば、スピーカから任意の音声メッセージを出力可能な音声メッセージ出力部80を有している。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
音声メッセージ出力部80の内部には、例えば、付加情報解析部6からのイベント発生通知を出力させる指示を判別するための指示内容判別部81と、イベントが発生したことを示す音声メッセージの基礎情報と上記出力指示に付随して受信した通知内容の情報を記憶するメッセージ情報記憶部82と、受信した通知内容とメッセージの基礎情報から出力させる音声メッセージを生成して音声メッセージ出力部84を駆動するメッセージ情報生成部83と、スピーカ等からなる音声出力部84を備えている。
デジタル放送記録再生装置1fには、裏番組でキーワード対応シーンが発生したことを示すイベント通知を報知するための音声出力部84が設けられ、付加情報解析部6からのイベント発生通知出力指示により、音声出力部84から音声メッセージが出力されることで、イベントの発生およびその内容が通知される。その他の動作は実施の形態6と同様である。
このように本実施形態では、キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを音声により報知する音声メッセージ出力部80を備え、付加情報解析部6は、キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示す検出通知を報知するように、音声メッセージ出力部80に対して指示する。
本実施の形態は、上記のようにデジタル放送記録再生装置の情報表示部にキーワード対応シーンの発生(イベントの発生)を音声メッセージの出力により通知するようにしたため、実施の形態6の効果に加え、そのイベントの発生状況や詳細等の内容を使用者に通知することができるという効果がある。
実施の形態8.
上記した実施の形態1では、裏番組のキーワード対応シーンの発生通知をモニタ上に表示し、その表示された裏番組イベント通知情報を表示ボタン202として用い、その表示ボタン202を使用者が選択することでキーワード対応シーンの表示を行っていたが、例えば、複数の裏番組に対してイベント通知をするように設定した場合や、一つの裏番組であっても特定イベントが複数検出された場合には、表示ボタン202の数が増加するため、表示ボタンがモニタ画面の端部ばかりでなく中央部付近にも表示され、モニタ上に表示される元の第1の番組の視聴が困難になるばかりか、表示ボタンの認識および選択も容易ではなくなる。以下に説明する実施の形態8のデジタル放送記録再生装置では、裏番組イベント通知情報を表示ボタンを専用の一覧画面上に表示する場合について説明する。
図14は、本発明の実施の形態8のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。
図14に示した本実施形態のデジタル放送記録再生装置1gの映像/音声出力部15bでは、図1に示した実施の形態1の映像/音声出力部15の内部構成(表示画面データ記憶部31、通知情報記憶部32、通知情報生成部33、画像合成部34)に加えて、例えば、付加情報解析部6bから受信する複数のイベント情報を格納できるイベント情報記憶部35を有しており、また、付加情報解析部6bは、イベント発生通知出力指示に加えて各イベントについての番組名や発生時間等の詳細な情報をイベント情報として出力している。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
図15は、イベントの一覧画面に通知情報が表示ボタン形式で合成されて画像表示/音声出力装置に表示された状態を示す図である。
図15では、基本となるイベントの一覧画面の映像201上に、各裏番組A、B、C毎に検出されたキーワードの対応シーンの表示ボタンが各々縦列に並んで合成表示されている。番組Aの対応シーンがイベントA1(602)、イベントA2(603)、イベントA3(604)という表示ボタンで縦列に並び、番組Bの対応シーンがイベントB1(605)、イベントB2(606)という表示ボタンで縦列に並び、番組Cの対応シーンがイベントC1(607)、イベントC2(608)、イベントC3(609)、イベントC41(610)という表示ボタンで縦列に並び、それとは別に、元の番組の表示画面に戻る表示ボタン(613)が表示されている。また、例えば、図15のイベント一覧画面では胃画面で表示しきれない番組D、E、F等がある場合やイベントが5個以上ある場合には、各々表示画面を横方向と縦方向にスクロールさせる必要があるため、横スクロールバー611と縦スクロールバー612を備えている。なお各イベントの表示ボタンには、図15の表示以外にもイベント内容を示すキーワードを表示したり、各イベント内容を縮小表示するサムネイル画像を表示してもよく、また、選択方法としては、カーソルの移動により該当するイベントの表示ボタンあるいはサムネイルを選択させるようにしてもよい。
デジタル放送記録再生装置1gには、映像/音声出力部15b内に、複数の裏番組で発生した複数のキーワード対応シーンを示す一覧画面を出力するためのイベント情報記憶部35が設けられ、付加情報解析部6からのイベント発生通知出力指示およびイベント情報により、キーワード対応シーンを示す一覧画面が画像表示/音声出力装置のモニタに出力されることで、複数の番組の複数のイベントの発生およびその内容が通知される。
また、実施の形態1では、第1の番組の表示画面の右上に表示ボタンを合成して表示したため、例えば、図4のフローチャートで第1の番組の録画開始をステップS14として、第n番組を蓄積部13から読み出し開始するタイミングとした。しかし、本実施の形態のようにメニュー画面を表示させる場合には、その時点で第1の番組を視聴することができなくなるので、図4のフローチャートではステップS9のイベント発生を表示するタイミングあるいはそれ以前にする必要がある。
また、複数の裏番組で発生した複数のキーワード対応シーンをイベント情報記憶部35に蓄積するためには、例えば、実施の形態1の図4のフローチャートでステップS11:NOの場合の戻り先をステップS10ではなく、ステップS4として新たな第nの番組の付加情報からキーワード一致を検出するようにすれば良い。
また、例えば、ある程度の数(複数)のキーワード対応シーンが蓄積されてからイベント発生通知としてメニュー表示させたい場合には、デジタル放送記録再生装置1g内に不図示のイベント発生数のカウント手段あるいはタイマー手段等を設けて、図4のステップS9の前に所定のイベント発生数に達したか否かを判断し、達した場合にはステップS9でメニュー表示させ、達しない場合には第1の番組の視聴終了後にメニュー表示させるか、タイマー手段で第1の番組を視聴中の都合の良い時間にメニュー表示させるようにしても良い。その他の動作は実施の形態1と同様である。
このように本実施形態では、映像/音声出力部15bは、キーワードに一致して1つの番組中で検出された複数の対応シーン、あるいは、複数の番組中で検出された複数の対応シーンを格納するイベント情報記憶部35を備え、検出通知としては、検出された各対応シーンを個別に選択できる一覧を画像表示/音声出力装置に出力させている。
また、本実施形態の動作としては、実施の形態1とは、キーワードが一致した場合のステップでは、対応する番組の対応シーンにインデックスを付加して録画するように指示すると共に、キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示す検出通知を番組毎に一覧形式で対応シーンが表示できるように格納し、さらに、検出通知として一覧形式の対応シーンを表示させるステップが追加され、その一覧形式の対応シーンから選択された番組の対応シーンを再生するように指示が入力された場合のステップでは、キーワードに対応する番組の対応シーンが再生される前に視聴されていた番組の蓄積を開始すると共に対応シーンの読み出しが開始されることになる、という点で異なり、他の動作は同様である。
本実施の形態は、上記のようにデジタル放送記録再生装置から複数の裏番組イベント通知情報をモニタ画面の一覧画面上に表示ボタン形式で一覧表示するようにしたため、実施の形態1の効果に加え、裏番組でキーワードに対応するシーンが複数発生した場合に、使用者が複数のイベント中から選択する操作を容易にでき、また、各イベントを順次視聴する場合にも、未視聴のイベントの選択が容易になるという効果がある。
実施の形態9.
上記した実施の形態1では、図4のフローチャートに示したようにステップS18のイベント(裏番組キーワード対応シーン)終了の判断での再生が終了した時(S18:YES)には、ステップS20〜S23に示したように、以前視聴していた番組1を再生するようにしていた。しかし、上記した実施の形態8に示したようにイベント発生を表示した時点や表示中の追加により複数のイベントがまだ再生されていない場合もありえる。その場合には、実施の形態8のように最初からメニュー表示をさせて使用者に選択させることもできるが、使用者によっては選択しなくても全部のイベント(キーワード対応シーン)を一通り見たいと言う場合がある。
本実施の形態9は、そのような、イベント発生通知で再生を1回指定するのみで複数のイベントを連続再生できるようにした場合である。
本実施の形態の構成としては、例えば、図2の録画制御部8内のインデックス記憶部42には複数のインデックスを順に蓄積できるようにしている。その他の構成は実施の形態8と同様である。
本実施の形態の動作としては、例えば、図4のフローチャートでステップS18のイベント終了の判断での再生が終了した時(S18:YES)に、さらに、別のイベントが有るか否かの判断を追加し、別イベントがある場合には、ステップS12に戻ってそのイベントの情報を取得することで別のイベントを続けて再生させるようにすることである、という点で異なり、他の動作は同様である。
従って、本実施の形態では、インデックス記憶部42は、キーワードに一致して1つの番組中で検出された複数の対応シーン、あるいは、複数の番組中で検出された複数の対応シーンのインデックス情報を格納し、再生制御部10が、映像/音声出力部15が出力した検出通知により記録された番組の対応シーンを再生するように指示された場合、再生制御部10は、複数のインデックス情報により蓄積部13から対応シーンを順次読み出す。
このように、本実施の形態では、複数のイベントが発生した場合に、キーワード対応シーン検出通知による1回の再生指示で最初の該当シーンの視聴を終了した後に、続けて他の未再生のイベントを再生できるようにしたので、次のイベントを視聴するための操作を省略できるという効果を有する。
実施の形態10.
上記した実施の形態1では、イベント終了時には以前視聴していた番組1を再生し、実施の形態8では複数イベント発生時に先にメニュー表示をして選択させ、実施の形態9では、1回のイベント再生指示で複数のキーワード対応シーンを連続再生させたが、例えば、複数のイベント発生時には、最初のイベントの再生が終了して再生内容の状況がある程度わかった後に、使用者がメニューから選択したい場合もありえる。
本実施の形態10は、そのような、複数のイベント発生時には、最初は実施の形態1のようにイベント発生通知のみを表示し、そのイベントの再生が終了して再生内容の状況がある程度わかった後に、メニューを表示させて、使用者に再生させるイベントを選択できるようにした場合である。
本実施の形態の構成としては、例えば、実施の形態8の図14に示した内容と同様であり、本実施の形態の動作としては、例えば、図4のフローチャートでステップS18のイベント終了の判断での再生が終了した時(S18:YES)に、さらに、別のイベントが有るか否かの判断を追加し、別イベントがある場合には、実施の形態8の処理(ステップS9でメニュー表示)を実施する。後の動作は、実施の形態8と同様である。
従って、本実施の形態では、再生制御部10が、映像/音声出力部15bが出力した検出通知により記録された番組の対応シーンを再生するように指示された場合、再生制御部10は、複数の対応シーンから選択された対応シーンの読み出しが終了するたびに、一覧を画像表示/音声出力装置に出力させる。
このように、本実施の形態では、複数のイベントが発生した場合に、キーワード対応シーン検出通知による1回の再生指示で最初の該当シーンの視聴を終了した後に、メニュー表示をさせて他の未再生のイベントから選択して再生できるようにしたので、最初の該当シーンの再生で状況がわかってからのメニュー表示の操作を実施しなくてもメニューから選択でき、次のイベントの視聴を少ない操作で効率よく実施できるという効果を有する。
実施の形態11.
上記した各実施の形態では、例えば、野球中継の裏番組としては4試合が別番組として放送されており、その全ての番組で得点シーンの検出を指定する場合のように、複数の裏番組でキーワード対応シーン(イベント)の検出を実施する場合には、蓄積部13へのアクセスが同時に発生する可能性がある。そのような蓄積部13に対する同時の複数のアクセスに対応するためには、例えば、高速なストレージI/Fと高速な蓄積部が必要になるが、一般的に蓄積部に用いられるハードディスク装置や光学ディスク装置等の書込速度はデータの伝送速度に比べて非常に遅いため限界があり、同時の複数のアクセスに対応することが難しい。
本実施の形態11は、そのような複数のイベント検出時の蓄積部への同時の複数のアクセスを、より高速に実施するための構成である。
図16(a)、(b)は、本発明の実施の形態11の蓄積部の構成であり、図1のストレージI/F12に対して(第1の)蓄積部13に加えて同様な第2の蓄積部701および第3の蓄積部702を並列に接続した構成(ストライピング構成)である。
図16(a)では、録画制御部8からのデータ1〜6が第1〜第3の各々の蓄積部13、701、702に分散されて順次蓄積されるようすを示し、第1蓄積部13にはデータ1と4が、第2蓄積部701にはデータ2と5が、第3蓄積部702にはデータ3と6が蓄積されている。
図16(b)では、再生制御部10により各蓄積部13、701、702に蓄積されたデータ1〜6が、第1〜第3の各々の蓄積部13、701、702から順次読み出されるようすを示し、第1蓄積部13からはデータ1と4が、第2蓄積部701からはデータ2と5が、第3蓄積部702からはデータ3と6が読み出されている。その他の構成及び動作は実施の形態8と同様である。
従って、本実施形態では、複数の蓄積部が、録画制御部8と再生制御部10に対して並列に接続され、対応シーンの記録及び読み出しアクセスを並列に実施可能である。
このように、本実施の形態では、録画制御手段及び再生制御部が複数の蓄積部に並列にアクセス可能であるストライピング構成となっているので、蓄積部(記録装置)に同時に記録する番組数が増加した場合にもデータを欠損させることなく録画することができるという効果を有する。
実施の形態12.
上記した各実施の形態では、デジタル放送記録再生装置を屋内等に固定設置する場合について説明した。ところで、デジタル放送は車両等の移動体でも受信が可能であるので、上記した各実施の形態は、移動体中に設置される可能性がある。しかし、上記した各実施の形態を移動体中に設置する場合は、安全のために、移動体が停止しているときにのみ映像を出力するように制御する必要がある。以下に説明する実施の形態12のデジタル放送記録再生装置では、上記した各実施の形態を移動体中に設置する場合について説明する。
図17は、本発明の実施の形態12のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態の構成では、実施の形態2の構成に、移動体の動きを検出する動き検出部91を加え、その動き検出部91が、再生制御部10および映像/音声出力部15に対して出力制御を行うようにしたものである。
動き検出部91は、例えば、移動体が車両である場合、その車体が動いているか否かを示す車速パルス情報と、サイドブレーキがかけられているかどうかを示すサイドブレーキ情報とから車体の動きを検出する。動き検出部91は、車速パルス情報およびサイドブレーキ情報から車体が動いていることを検出した場合、再生制御部10に対して再生を停止するように指示を出力し、さらに映像/音声出力部15に対しても映像出力を停止するように指示を出力する。その他の構成は実施の形態2と同様である。
図18は、図17に示したデジタル放送記録再生装置で任意の番組の視聴中に裏番組でキーワードに一致する対応シーンが検出された場合の動作を示すフローチャートである。
本実施形態のデジタル放送記録再生装置1kでは、例えば、使用者が文字入力部18から、予め視聴を希望する番組の種類を示す任意の文字列で指定されるキーワードを複情報解析部6のキーワード記憶部22に格納しておく(S1)。
例えば、移動体を運転中の使用者が第nの番組である野球中継を視聴したい場合であり、使用者は、野球中継の得点シーンのみを逃さずに視聴を希望する場合とする。この場合、使用者は、リモコンあるいは音声入力装置等の入力部を用いて、この意志を例えば「得点シーン」というキーワードで入力し、キーワード記憶部22に設定しておく。
使用者が本実施形態のデジタル放送記録再生装置1kに対し、第nの番組である野球中継を視聴するための操作を実行した場合、動き検出部91は動きを検出したか否かを判断し(S41)、動きが検出できない場合(S41:NO)には、使用者の操作に従って第nの番組である野球中継を出力すると共に引き続きステップS41で動きを検出する。
動きが検出された場合(S41:YES)には、再生制御部10は、再生途中であるか否かを判断し(S42)、再生途中である場合(S42:YES)には、再生出力を停止させる(S43)と共に録画制御部8にインデックス情報付加を指示し(S7)、映像/音声出力部15に映像出力も停止させる(S44)。
再生途中ではない場合(S42:NO)には、映像出力を停止させ(S44)、複情報解析部6のキーワード抽出部21で、第nの番組の付加情報を解析してキーワードを抽出する(S4)。
キーワード一致検出部23では、抽出されたキーワードとキーワード記憶部22に格納されたキーワードが一致するか否かを判断し(S5)、キーワードが一致しない場合(S5:NO)には、再びステップS5に戻ってキーワードが一致するか否かを判断する。
キーワードが一致する場合(S5:YES)には、第n番組の録画を開始して(S32)、付加情報解析部6は、録画制御部8に向けて録画中の番組のキーワードが一致した対応シーンに対してインデックスを付加して録画するように指示を送出する(S7)と共に、映像/音声出力部15に向けてキーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたこと(イベント発生)を示す検出通知を付加情報と共に送出する(S8)。
イベント発生通知の出力指示を受けた映像/音声出力部15では、まず、動き検出部91で移動体の停車を検出したか否かを判断する(S45)。停車が検出できない場合(S45:NO)には、引き続きステップS45で停車を検出する。停車が検出された場合(S45:YES)には、映像/音声出力部15は、映像出力を開始させる(S46)と共に再びステップS41に戻って動きを検出し、さらに再生途中であるか否かを判断する(S47)。再生途中である場合(S47:YES)には、再生制御部10にインデックス情報を取得させ(S12)、再生出力を開始させる(S48)と共に再びステップS41に戻って動きを検出する。
一方、再生途中ではない場合(S47:NO)には、映像/音声出力部15により画像表示/音声出力装置にイベント発生通知を表示させる(S9)。
画像表示/音声出力装置に表示されたイベント発生通知を見た使用者が、文字入力部18および選択入力部19等の入力部を使用して、そのイベントの対応シーンの視聴を選択したか否かの指示入力を判断し(S10)、そのイベントの対応シーンの視聴が選択されない場合(S10:NO)には第n番組の録画を終了するか否かを判断する(S11)。録画を終了する場合(S11:YES)には、ステップS24に進んで第nの番組の録画処理を終了し、録画を終了しない場合(S11:NO)には、再びステップS10に戻ってそのイベントの対応シーンの視聴を選択するか否かを判断する。
そのイベントの対応シーンの視聴が選択された場合(S10:YES)には、再生制御部10は、録画制御部8内のインデックス記憶部42からそのイベントの対応シーンに関するインデックス情報を取得し(S12)、蓄積部13から第n番組の対応シーンを、そのインデックス情報を用いて蓄積部13から読み出し(再生)を開始する(S13)。
蓄積部13から読み出されたそのイベントの対応シーンが入力される第n入力選択部では、第nのマルチプレクサからの映像情報と音声情報に代えて、読み出されたそのイベントの対応シーンの映像情報と音声情報が選択されるように切り替えられ(S15)、番組選択部5は、第n入力選択部4aの出力を選択するように切り替えられる(S16)。
対応シーンの視聴中に、使用者が、文字入力部18および選択入力部19等の入力部を使用して、そのイベントの対応シーンの視聴を終了するか否かの指示入力を判断し(S17)、そのイベントの対応シーンの視聴が終了されない場合(S17:NO)には、そのキーワードに一致した対応シーン(イベント)が終了したか否かを判断する(S18)。そのイベントの対応シーンが終了しない場合(S18:NO)には、再びステップS17に戻って視聴者の終了指示入力の判断およびステップS18のイベントの終了の判断を行う。
使用者によりイベントの対応シーンの視聴が終了される場合(S17:YES)と、イベントが終了した場合(S18:YES)には、第n入力選択部の入力が、蓄積部側から第nマルチプレクサ側に切り替えられ(S22)、録画制御部8により第nの番組の録画処理が終了され(S34)、番組選択部5は、第1入力選択部4の出力を選択するように切り替えられ(S23)、第n番組の録画を終了するか否かを判断する(S35)。録画を終了する場合(S35:YES)には、番組の録画処理を終了し、録画を終了しない場合(S35:NO)には、再びステップS4に戻ってそのイベントの対応シーンの発生を検出する。
ステップS9〜S35、S48の処理中であっても、並列処理中のステップS41で動きを検出した場合には、そのステップの処理を中断してステップS41に戻る。
なお、本実施の形態では、キーワード対応シーンの録画は、実施の形態3のようにキーワード対応シーンの前のシーンも視聴できるようにしてもよく、車体が停止しサイドブレーキがかけられたとき、実施の形態8のように、モニターにイベント一覧画面を表示してもよい。
本実施の形態では、上記のようにして、移動体が停車中にはキーワード対応シーンが再生され、車体が動き始めると動き検出部91により再生制御部10の再生が停止され、映像/音声出力部15の映像出力も停止されるが、次に車体が停止した場合、サイドブレーキがかけられるとキーワード対応シーンの再生が停止していた箇所から再生が開始される。一方、キーワード対応シーンの検出および録画は、一旦開始した場合には、移動体の動きおよび停止とは関係なく動作が続けられる。
従って、本実施の形態は、移動体内に設置されるデジタル放送記録再生装置であって、移動体の速度パルス情報及び駐車ブレーキ情報から車体の動きを検出する動き検出部91を備え、動き検出部91が車体の動きを検出できない場合には、映像/音声出力部15からの出力を許可し、動き検出部91が車体の動きを検出している場合には、映像/音声出力部15からの出力を禁止する。
また、本実施の形態は、動き検出部91が車体の動きを検出している場合で、付加情報解析部6が、キーワードの一致を検出した場合に、移動体の乗員に対してキーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを報知する。この報知は、例えば報知音あるいは音声メッセージにより実施すればよい。再生制御部10は、動き検出部が車体の動きを検出できなくなった場合に、対応シーンの読み出しを実施する。
また、本実施の形態では、移動体の動きを検出するステップ(S41)と、移動体の停止を検出するステップ(S45)と、動きを検出した場合に、対応シーンの読み出しを中止させ(S43)、視聴中の受信情報については録画を開始するステップ(S32)と、停止を検出した場合に、前回の動き検出で対応シーンの読み出しが中止された場合には続きを読み出し開始し(S48)、そうでない場合には、一覧形式の対応シーンを表示させるステップ(S9)とを有する。
このように本実施の形態では、動き検出部91が車体が動いていないと判断した場合に、蓄積部13に録画した番組の再生を再生制御部10に許可し、また映像/音声出力部15に映像出力の許可を行い、再生映像またはライブ番組映像を画像表示/音声出力装置に出力できるよう制御し、また動き検出部91が車体の動きを検出し動いていると判断した場合に、録画番組の再生の禁止及び映像/音声出力部15に映像出力の禁止を指示するため、デジタル放送を受信中でも安全に運転することができるという効果を有する。
また、本実施の形態では、車体が移動中にデジタル放送を受信している場合、あらかじめ設定されたキーワードと一致した情報が受信した付加情報に記載されていたとき画像表示、発光部、報知音、あるいは音声メッセージのいずれかの方法によりドライバに通知するとともに、蓄積部13に該当シーンの録画または裏番組の全内容を録画している場合には、該当シーンに関連づけされたインデックス情報を記録するようにする。そして、車体が停止し、サイドブレーキがきかれたときに、キーワード対応シーンを選択し再生できるようにしたので、移動体の乗員は、移動体の中でデジタル放送の重要シーンを見逃すことなく車体が停止したときに視聴することができるという効果を有する。
なお、上記した実施の形態1等では、表示画面のデータの記憶部と生成部を映像/音声出力部内に設けたが、例えば、付加情報解析部内に設けることで、イベント発生通知出力指示に代えて、表示画像データを映像/音声出力部に送出するように構成しても良い。同様に、録画制御部8内のインデックスの記憶部と生成部も、例えば、付加情報解析部内に設けることで、インデックス付加指示に代えて、生成されたインデックスのデータを録画制御部に送出するように構成しても良い。
本発明の実施の形態1のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の録画制御部の内部構成を示すブロック図である。 復号された映像情報に通知情報が合成されて画像表示/音声出力装置に表示された状態を示す図である。 図1に示したデジタル放送記録再生装置で任意の番組の視聴中に裏番組でキーワードに一致する対応シーンが検出された場合の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。 図5に示したデジタル放送記録再生装置で任意の番組の視聴中に裏番組でキーワードに一致する対応シーンが検出された場合の動作を示すフローチャートである。 本実施形態のデジタル放送記録再生装置の蓄積部の内部に設けられた第1及び第2の一時記憶部を示す図である。 本発明の実施の形態4のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。 図8のデジタル放送記録再生装置の情報表示部に通知情報が表示されたようすを示す斜視図である。 本発明の実施の形態5のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。 図10のデジタル放送記録再生装置の発光表示部が駆動あるいは通電されたようすを示す斜視図である。 本発明の実施の形態6のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態7のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態8のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。 イベントの一覧画面に通知情報が表示ボタン形式で合成されて画像表示/音声出力装置に表示された状態を示す図である。 (a)、(b)は、本発明の実施の形態11の蓄積部の構成であり、図1のストレージI/Fに対して第1の蓄積部に加えて同様な第2の蓄積部および第3の蓄積部を並列に接続した構成(ストライピング構成)である。 本発明の実施の形態12のデジタル放送記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。 図17に示したデジタル放送記録再生装置で任意の番組の視聴中に裏番組でキーワードに一致する対応シーンが検出された場合の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1、1a、1c、1d、1e、1f、1g、1k デジタル放送記録再生装置、 2 第1のチューナ、 2a 第Nのチューナ、 3 第1のデマルチプレクサ、 3a 第Nのデマルチプレクサ、 4 第1の入力選択部、 4a 第Nの入力選択部、 5 番組選択部、 6、6a 付加情報解析部、 7 入力制御部、 8 録画制御部、 9 録画用バッファ、 10 再生制御部、 11 再生用バッファ、 12 ストレージI/F(インターフェース)、 13、13a 蓄積部、 14 映像/音声復号部、 15、15a、15b 映像/音声出力部、 17 ユーザI/F、 18 文字入力部、 19 選択入力部、 21 キーワード抽出部、 22 キーワード記憶部、 23 キーワード一致検出部、 24 インデックス指示部、 25 イベント発生通知部、 26 録画開始/終了指示出力部、 31 表示画面データ記憶部、 32 通知情報記憶部、 33 通知情報生成部、 34 画像合成部、 35 イベント情報記憶部、 41 インデックス生成部、 42 インデックス記憶部、 50 装置情報表示部、 51 指示内容判別部、 52 通知情報記憶部、 53 通知情報生成部、 54 表示部、 60 発生通知表示部、 61 表示部駆動部、 62 発光表示部、 70 イベント発生報知音出力部、 71 報知音駆動部、 72 報知音発生部、 80 音声メッセージ出力部、 81 指示内容判別部、 82 メッセージ情報記憶部、 83 メッセージ情報生成部、 84 音声出力部、 91 動き検出部、 201 映像、 202 イベント通知(表示ボタン)、 301 第1一時記憶部、 302 第2一時記憶部、 602 イベントA1の表示ボタン、 603 イベントA2の表示ボタン、 604 イベントA3の表示ボタン、 605 イベントB1の表示ボタン、 606 イベントB2の表示ボタン、 607 イベントC1の表示ボタン、 608 イベントC2の表示ボタン、 609 イベントC3の表示ボタン、 610 イベントC4の表示ボタン、 611 横スクロールバー、 612 縦スクロールバー、 613 戻る表示ボタン、 701 第2の蓄積部、 702 第3の蓄積部。

Claims (18)

  1. サーバ型デジタル放送方式で送信される任意の番組の映像情報及び音声情報に加えて番組内容を示す付加情報を受信可能である複数の受信部と、
    予め使用者が視聴を希望する番組の種類を示す任意の文字列で指定されるキーワードを入力する入力部と、
    前記受信部で受信した各番組のうち2番組以上の映像情報及び音声情報を同時に蓄積可能である蓄積部と、
    前記各番組の映像情報及び音声情報の前記蓄積部への蓄積を制御すると共に、該蓄積時に該蓄積する映像情報及び音声情報に対してインデックスを付加する録画制御部と、
    前記蓄積されていた番組の映像情報及び音声情報の読み出しを制御し、前記蓄積と同時に蓄積済みの映像情報及び音声情報の読み出しが可能である再生制御部と、
    前記各番組毎に映像情報及び音声情報に加えて番組内容を示す付加情報を各々の受信された情報から抽出する情報抽出部と、
    前記入力部によりキーワードを格納しておき、任意の番組の受信中に他の番組の前記付加情報を解析してキーワードを抽出し、格納されているキーワードと一致するか否かを検出し、キーワードが一致した場合に、前記録画制御部に対して対応する番組の対応シーンにインデックスを付加するように指示すると共に、前記キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示す検出通知を出力する付加情報解析部と、
    前記各番組毎に前記受信部で受信した番組の情報と前記蓄積部から読み出された番組の情報とから出力させる情報を選択すると共に、前記各番組から任意の1番組の情報を選択する選択部と、
    映像情報及び音声情報を復号する復号部と、
    画像表示/音声出力装置に映像情報と音声情報を出力する映像/音声出力部と
    を備えることを特徴とするデジタル放送記録再生装置。
  2. 前記再生制御部が、前記映像/音声出力部が出力した検出通知により検出された番組の対応シーンを再生するように指示された場合、
    前記録画制御部は、前記キーワードに対応する番組の対応シーンが再生される前に視聴されていた番組の蓄積を開始し、
    前記再生制御部は、前記対応シーンの読み出しを開始して、前記対応シーンの読み出し終了後、前記対応シーンの再生される前に視聴されていた番組の読み出しを開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送記録再生装置。
  3. 前記映像/音声出力部は、キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示す検出通知を画像表示/音声出力装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタル放送記録再生装置。
  4. 前記付加情報解析部は、キーワードが一致した場合に、前記録画制御部に対して前記キーワードに一致する番組の対応シーンの記録を開始するように指示する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のデジタル放送記録再生装置。
  5. 前記蓄積部内には、蓄積前の各番組毎の映像情報及び音声情報を所定時間分だけ一時的に記憶できる一時記憶部を複数備え、
    前記録画制御部は、前記対応する番組の対応シーンの記録を開始する指示を受信する前の各番組毎の映像情報及び音声情報を、前記各一時記憶部に交互あるいは順次一時記憶させておき、前記対応する番組の対応シーンの記録を開始する指示の受信時には、前記一時記憶部の映像情報及び音声情報を含めて蓄積し、
    前記再生制御部は、前記一時記憶部の映像情報及び音声情報から読み出す
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のデジタル放送記録再生装置。
  6. 前記キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを文字情報により表示する文字情報表示部を備え、
    前記付加情報解析部は、前記キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示す検出通知を表示するように、文字情報表示部に対して指示する
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のデジタル放送記録再生装置。
  7. 前記キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを光の点灯により報知する発光表示部を備え、
    前記付加情報解析部は、前記キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示すように、前記発光表示部を発光させる
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のデジタル放送記録再生装置。
  8. 前記キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを音により報知する報知音出力部を備え、
    前記付加情報解析部は、前記キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示すように、前記報知音出力部から報知音を出力させる
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のデジタル放送記録再生装置。
  9. 前記キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを音声により報知する音声メッセージ出力部を備え、
    前記付加情報解析部は、前記キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示す検出通知を報知するように、前記音声メッセージ出力部に対して指示する
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のデジタル放送記録再生装置。
  10. 前記映像/音声出力部は、キーワードに一致して1つの番組中で検出された複数の対応シーン、あるいは、複数の番組中で検出された複数の対応シーンを格納するイベント情報記憶部を備え、
    検出通知としては、検出された各対応シーンを個別に選択できる一覧を画像表示/音声出力装置に出力させる
    ことを特徴とする請求項3に記載のデジタル放送記録再生装置。
  11. 前記録画制御部は、キーワードに一致して1つの番組中で検出された複数の対応シーン、あるいは、複数の番組中で検出された複数の対応シーンのインデックス情報を格納するインデックス記憶部を備え、
    前記再生制御部が、映像/音声出力部が出力した検出通知により記録された番組の対応シーンを再生するように指示された場合、
    前記再生制御部は、複数のインデックス情報により蓄積部から対応シーンを順次読み出す
    ことを特徴とする請求項2に記載のデジタル放送記録再生装置。
  12. 前記再生制御部が、前記映像/音声出力部が出力した検出通知により記録された番組の対応シーンを再生するように指示された場合、
    前記再生制御部は、前記複数の対応シーンから選択された対応シーンの読み出しが終了するたびに、前記一覧を画像表示/音声出力装置に出力させる
    ことを特徴とする請求項10に記載のデジタル放送記録再生装置。
  13. 前記蓄積部は複数であり、前記録画制御部と前記再生制御部に対して並列に接続され、前記対応シーンの記録及び読み出しアクセスを並列に実施可能である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタル放送記録再生装置。
  14. 移動体内に設置されるデジタル放送記録再生装置であって、
    移動体の速度パルス情報及び駐車ブレーキ情報から車体の動きを検出する動き検出部を備え、
    前記動き検出部が車体の動きを検出できない場合には、前記映像/音声出力部からの出力を許可し、
    前記動き検出部が車体の動きを検出している場合には、前記映像/音声出力部からの出力を禁止する
    ことを特徴とする請求項3に記載のデジタル放送記録再生装置。
  15. 前記動き検出部が車体の動きを検出している場合で、前記付加情報解析部が、キーワードの一致を検出した場合に、移動体の乗員に対して前記キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを報知し、
    前記再生制御部は、前記動き検出部が車体の動きを検出できなくなった場合に、前記対応シーンの読み出しを実施する
    ことを特徴とする請求項14に記載のデジタル放送記録再生装置。
  16. サーバ型デジタル放送方式で送信される任意の複数の番組の映像情報及び音声情報に加えて番組内容を示す付加情報を受信するステップと、
    予め使用者が視聴を希望する番組の種類を示す任意の文字列で指定されるキーワードを入力するステップと、
    任意の番組の受信中に他の番組の前記付加情報を解析してキーワードを抽出し、格納されているキーワードと一致するか否かを検出するステップと、
    前記キーワードが一致した場合に、対応する番組の対応シーンにインデックスを付加して録画するように指示すると共に、前記キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示す検出通知を出力するステップと、
    前記検出通知により検出された番組の対応シーンを再生するように指示が入力された場合、前記キーワードに対応する番組の対応シーンが再生される前に視聴されていた番組の蓄積を開始すると共に前記対応シーンの読み出しを開始するステップと、
    前記対応シーンの読み出し終了後、前記対応シーンの再生される前に視聴されていた番組の読み出しを開始するステップと
    を有することを特徴とするデジタル放送記録再生装置の記録再生方法。
  17. サーバ型デジタル放送方式で送信される任意の複数の番組の映像情報及び音声情報に加えて番組内容を示す付加情報を受信するステップと、
    予め使用者が視聴を希望する番組の種類を示す任意の文字列で指定されるキーワードを入力するステップと、
    任意の番組の受信中に他の番組の前記付加情報を解析してキーワードを抽出し、格納されているキーワードと一致するか否かを検出するステップと、
    前記キーワードが一致した場合に、対応する番組の対応シーンにインデックスを付加して録画するように指示すると共に、前記キーワードに一致する番組の対応シーンが検出されたことを示す検出通知を番組毎に一覧形式で対応シーンが表示できるように格納するステップと、
    検出通知として一覧形式の対応シーンを表示させるステップと、
    前記一覧形式の対応シーンから選択された番組の対応シーンを再生するように指示が入力された場合、前記キーワードに対応する番組の対応シーンが再生される前に視聴されていた番組の蓄積を開始すると共に前記対応シーンの読み出しを開始するステップと、
    前記対応シーンの読み出し終了後、前記対応シーンの再生される前に視聴されていた番組の読み出しを開始するステップと
    を有することを特徴とするデジタル放送記録再生装置の記録再生方法。
  18. 移動体の動きを検出するステップと、
    移動体の停止を検出するステップと、
    動きを検出した場合に、前記対応シーンの読み出しを中止させ、視聴中の受信情報については録画を開始するステップと、
    停止を検出した場合に、前回の動き検出で対応シーンの読み出しが中止された場合には続きを読み出し開始し、そうでない場合には、一覧形式の対応シーンを表示させるステップと
    を有することを特徴とする請求項17に記載のデジタル放送記録再生装置の記録再生方法。
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