JP2005246066A - 液冷式ゼロボイルオフ型mr磁石用の再凝縮器を除氷するためのシステム及び方法 - Google Patents

液冷式ゼロボイルオフ型mr磁石用の再凝縮器を除氷するためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、液冷式ゼロボイルオフ型MR磁石用の再凝縮器(76)を除氷するためのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】 本システム及び方法は、着氷した粒子(122、124、126)を再凝縮システム(76)から溶解させるように構成された少なくとも1つの加熱素子(106)を含む。電力供給回路(112)が含まれ、該電力供給回路(112)は、少なくとも1つの抵抗性加熱素子(106)に電力を供給するように構成されて、少なくとも1つの抵抗性加熱素子(106)が、着氷した粒子(122、124、126)を再凝縮器システム(76)から溶解させるのに充分な熱源を供給するようになっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、総括的には磁気共鳴(MR)イメージングに関し、より具体的には、液冷式超伝導MR磁石の再凝縮器システム及び方式を除氷するための非侵襲的システム及び方法に関する。
人体組織などの物質が一様磁場(偏向磁場B)を受けた場合、組織内のスピンの個々の磁気モーメントは、この偏向磁場に整列しようとして、それらの固有ラーモア周波数で偏向磁場の周を無秩序に歳差運動する。物質又は組織が、x−y平面内にありかつラーモア周波数近くにある磁場(励起磁場B)を受けた場合には、正味整列モーメントすなわち「縦方向磁化」Mは、x−y平面内に回転されすなわち「傾けられ」て、正味横方向磁気モーメントMtを生じる。励起信号Bが停止された後に、励起したスピンによって信号が発せられ、この信号を受信しかつ処理して画像を形成することができる。
画像を生成するためにこれらの信号を利用する際に、磁場勾配(G、G及びG)が用いられる。一般的に、イメージング対象領域は、使用する個別定位法に従ってこれらの勾配が変化する測定サイクル・シーケンスによって走査される。得られた受信NMR信号の組は、デジタル化されかつ処理されて、多くの公知の再構成法の一つを用いて画像を再構成する。
必要な磁場を生成するために、高磁場MRI磁石が利用される。一般的にワイヤで構成された超伝導磁石は、所要の極低温温度範囲に冷却された時に超伝導体になる。所要の極低温を達成するために、冷凍剤を用いて超伝導磁石を継続的に冷却する。超伝導磁石に用いられる1つの一般的な冷凍剤は、ヘリウムであり、ヘリウムは、およそ4.2度Kelvin(°K)において液体状態を維持する。磁石を励起させすなわちランプ(ramp)させて所要の磁場を発生することができるようにするために、液体ヘリウムの浴を利用して超伝導ワイヤを冷却する。得られた特定の磁場は、ワイヤの巻き数、ランプ電流及びランプ電圧の関数である。理想的には、いったん磁石をランプさせたら、磁石がランプダウンするまで、磁石は所要の磁場を維持するようにする。しかしながら、時として、ワイヤが超伝導体として作用するのに必要な温度範囲以上に磁石の温度が上昇するために、磁場は、所要の継続時間にわたって維持されないことがある。この場合には、磁石はクエンチ(quench)を生じて、所要の磁場はもはや生成されない。
クエンチを生じるのを防止するために、気化したすなわちボイルオフしたあらゆるヘリウムを継続的に凝縮するような閉ループすなわちゼロボイルオフ型冷却システムが、開発されてきた。ゼロボイルオフ型冷却システムでは、ボイルオフしたヘリウムを冷却して液化する再凝縮器を使用することによって、一定のヘリウム水準/ボリュームが、超伝導磁石を収納する磁石ヘリウム容器内に維持される。
正常作動状態の下では、磁石ヘリウム容器は、大気圧以上の圧力で作動して、ゼロボイルオフ型冷却システムの効率を向上させかつ大気の流入を防止する。大気は、主としてそれぞれおよそ63°K及び54°Kの凍結温度を有する窒素及び酸素から成るので、大気圧以上で作動することが、大気の進入を防止する上で特に重要である。さらに、大気は、およそ273°Kの凍結温度を有する水蒸気を相対湿度の形態で含む。従って、磁石ヘリウム容器に流入する(漏れすなわち予定外開口を通して)あらゆる空気が凍結し、従ってゼロボイルオフ型冷却システムに対する障害物として作用し、液体ヘリウムの温度を維持するのを妨げる可能性がある。
磁石ヘリウム容器内の圧力を大気圧まで低下させることを伴う作業の間には、磁石ヘリウム容器は、空気の進入が特に生じ易くなる状態にある。例えば、磁石ランプの間又は磁石ヘリウム容器に液体ヘリウムを充填する時には、磁石圧力は、大気圧と平衡状態になっており、次に磁石ヘリウム容器は、ランプ導線又はヘリウム充填ラインのフィードスルーを可能にするために開かれる。これらの作業を通して、ゼロボイルオフ型システムの再液化装置内に氷が形成される可能性が存在する。再液化装置が着氷した場合、システムは、ボイルオフしたヘリウムを再凝縮しないことになり、また冷却システムはゼロボイルオフ・モードで作動しないことになる。
この様な場合には、過剰なヘリウムのボイルオフが生じ、磁石ヘリウム容器内の圧力を上昇させる。従って、一般的に、圧力レリーズ弁が、磁石ヘリウム容器の外部に設置され、かつ正常作動圧力の圧力値よりも大きい選択した圧力値で開くように予め設定される。磁石ヘリウム容器圧力が予め設定した限界値まで上昇した場合には、圧力レリーズ弁が開いて、ヘリウム損失の犠牲の下で上昇圧力を解放する。
この状況を修復するためには、MRIシステムは、一般的に現場技術者による冷却システムを除氷するための大きな整備作業を可能にするために実使用から外さなければならない。具体的には、MRI装置をパワーダウンさせる必要があり、また現場技術者はバイパス冷却ループを介して冷却システムを開いて、着氷部分に温暖ヘリウムガスを吹込まなければならない。さらに、気化したヘリウムを冷却して液体に戻す働きをする再凝縮器を加熱しなければならない。しかしながら、冷却システムを開いて該冷却システムを温暖ヘリウムガスでパージする時に、磁石ヘリウム容器を空気でさらに汚染する可能性が存在する。
さらに、冷却システムを大気に開放することはまた、通常、冷却システムから氷が除去されかつ注入した温暖ヘリウムガスが液体ヘリウム及び超伝導磁石と接触した時に、磁石クエンチを生じさせる。このため、MRI装置を作動させる前に、磁石を再びランプアップさせる(すなわち、磁気コイルを再励起させる)必要がある。
米国特許第5782095号
従って、磁石ヘリウム容器を空気で汚染する可能性なしに、液冷式超伝導MR磁石の再凝縮器システムを除氷することができるシステム及び方法を得ることが望ましいと言える。さらに、磁石にクエンチを生じる危険性なしに、液冷式超伝導MR磁石の再凝縮器システムを除氷するシステム及び方法を得ることも望ましいと言える。
本発明は、上述の欠点を克服する液冷式超伝導MR磁石用の再凝縮器システムを除氷するためのシステム及び方法を提供する。本発明は、磁石ヘリウム容器内に汚染物質を引き入れる可能性なしに、再凝縮器システムを除氷するためのシステム及び方法を提供する。さらに、本発明は、磁石にクエンチを生じさせる可能性を低減しながら液冷式超伝導MR磁石の再凝縮器システムを除氷するためのシステム及び方法を含む。
本発明の1つの態様によると、MRシステムの再凝縮器を除氷するためのシステムを開示し、本システムは、密封容器内に超伝導磁石を有するMRシステムと、超伝導磁石を冷却するように構成された再凝縮器システムとを含む。再凝縮器システムは、着氷した粒子を再凝縮システムから溶解させるように構成された少なくとも1つの加熱素子と、少なくとも1つの加熱素子が着氷した粒子を再凝縮システムから溶解させるのに充分な熱源を供給するように、該少なくとも1つの加熱素子に電力を供給するように構成された電力供給回路とを含む。
本発明の別の態様によると、MRシステムの再凝縮器システムを開示し、本再凝縮器システムは、液体状冷却媒体の浴内に浸漬された超伝導磁石と、ガス状冷却媒体を冷却して液体状冷却媒体にするように構成された再凝縮器とを含む。供給管が、再凝縮器に接続されかつガス状冷却媒体を再凝縮器に送給するように構成され、また送出管が、再凝縮器に接続されかつ再凝縮器から液体状冷却媒体を移動させるように構成される。再凝縮器システムはさらに、氷の粒子を溶解するために再凝縮器、供給管及び送出管の少なくとも1つに選択的に熱源を供給するように構成された少なくとも1つの抵抗素子を含む。
さらに別の態様によると、本発明は、MRIシステムを備えたMRI装置を含み、MRIシステムは、偏向磁場を与えるために超伝導磁石のボアの周りに配置された複数の勾配コイルと、RF送受信機システムと、パルスモジュールによって制御されてMR画像を収集するためにRF信号をRFコイル組立体に送信するRFスィッチとを有する。MRI装置はさらに、超伝導磁石の周りに配置された冷却システムを含む。冷却システムは、超伝導磁石の周りに冷却媒体を溜めるように構成された冷却ジャケットを形成する密封チャンバと、冷却ジャケットに接続されかつ蒸発した冷却媒体を凝縮するように構成された再凝縮器と、再凝縮器を除氷するように構成された少なくとも1つの加熱構成要素とを含む。
本発明のさらに別の態様によると、超伝導MR磁石組立体の再凝縮器システムを非侵襲的に除氷する方法を開示し、本方法は、超伝導MR磁石システムの冷却媒体を凝縮するように構成された再凝縮システムの一部分を加熱して、少なくとも再凝縮システム上の氷の堆積物を溶解させ、溶解した氷の堆積物を真空によって除去するようにする段階を含む。
本発明の様々な他の特徴、目的及び利点は、以下の詳細な説明及び図面から明らかになるであろう。
図面は、本発明を実施するために現在考えられる1つの好ましい実施形態を示す。
図1を参照すると、本発明を組入れた好ましい磁気共鳴イメージング(MRI)システム10の主要構成部品を示している。このシステムの作動は、キーボード又は他の入力装置13、制御パネル14及びディスプレイ画面16を含むオペレータ・コンソール12から制御される。コンソール12は、オペレータが画像を生成しかつ該画像をディスプレイ画面16上に表示するのを制御可能にする分離したコンピュータシステム20とリンク18を介して交信する。コンピュータシステム20は、バックプレーン20aを介して互いに交信する多数のモジュールを含む。これらのモジュールには、画像処理プロセッサモジュール22と、CPUモジュール24と、画像データアレイを格納するためのフレーム・バッファとして当技術分野では公知であるメモリモジュール26とが含まれる。コンピュータシステム20は、画像データ及びプログラムを格納するための磁気ディスク装置28及び磁気テープ装置30に接続され、また高速シリアル・リンク34を介して分離したシステム制御装置32と交信する。入力装置13は、マウス、ジョイスティック、キーボード、トラックボール、タッチ起動スクリーン、ライトワンド、音声制御装置又は任意の類似又は同等の入力装置を含むことができ、また対話型ジオメトリ命令のために用いることができる。
システム制御装置32は、バックプレーン32aによって互いに接続されたモジュールの組を含む。これらモジュールには、CPUモジュール36と、シリアル・リンク40を介してオペレータ・コンソール12に接続されたパルス発生器モジュール38とが含まれる。システム制御装置32がオペレータから実行すべき走査シーケンスを示すコマンドを受信するのはリンク40を介してである。パルス発生器モジュール38は、所要の走査シーケンスを実行するようにシステム構成部品を作動させ、発生するRFパルスのタイミング、強さ及び形状と、データ収集ウィンドウのタイミング及び長さとを示すデータを生成する。パルス発生器モジュール38は、勾配増幅器42の組に接続されて、走査の間に生成される勾配パルスのタイミング及び形状を指示する。パルス発生器モジュール38はまた、患者に装着した電極からのECG信号のような患者に接続された多数の異なるセンサからの信号を受信する生理学的収集コントローラ44からの患者データを受信することができる。そして最後に、パルス発生器モジュール38は、患者及び磁石システムの状態に関連する様々なセンサからの信号を受信する走査ルームインタフェース回路46に接続される。患者位置決めシステム48が走査のために患者を所要の位置に移動させるためのコマンドを受信するのもまた、走査ルームインタフェース回路46を通してである。
パルス発生器モジュール38によって生成された勾配波形は、G、G及びG増幅器を有する勾配増幅器システム42に与えられる。各勾配増幅器は、全体を符号50で表した勾配コイル組立体内の対応する生理学的勾配コイルを励起して、空間エンコーディング収集信号に用いる磁場勾配を生成する。勾配コイル組立体50は、超伝導磁石54及び全身RFコイル56を含む磁石組立体52の一部分を形成する。システム制御装置32内の送受信機モジュール58が、RF増幅器60によって増幅されて送受/受信スィッチ62によってRFコイル56に接続されたパルスを生成する。患者内の励起した細胞核により発せられた結果の信号は、同じRFコイル56によって検知されて送受/受信スィッチ62を介して前置増幅器64に接続されることができる。増幅されたMR信号は、送受信機58の受信セクションで復調され、フィルタ処理されかつデジタル化される。送信/受信スィッチ62は、パルス発生器モジュール38からの信号によって制御されて、送信モードの間にRF増幅器60をコイル56に電気的に接続し、また受信モードの間に前置増幅器64をコイル56に接続する。送信/受信スィッチ62はまた、分離したRFコイル(例えば、表面コイル)を送信又は受信モードのいずれかで用いることを可能にすることできる。
RFコイル56によって捕捉されたMR信号は、送受信機モジュール58によってデジタル化されて、システム制御装置32内のメモリモジュール66に転送される。生のk空間データのアレイがメモリモジュール66内に収集されると、走査は完了する。この生のk空間データは、再構成されるべき各画像に対する個別のk空間データアレイに再配列され、それらの各々が、アレイプロセッサ68に入力され、該アレイプロセッサ68が動作してデータを画像データのアレイにフーリエ変換する。この画像データは、シリアル・リンク34を介してコンピュータシステム20に伝えられ、コンピュータシステム20において画像データは磁気ディスク装置28のような記憶装置内に格納される。オペレータ・コンソール12から受信したコマンドに応じて、この画像データは、磁気テープ装置30上のような長期格納内にアーカイブすることができ、或いは画像処理プロセッサ22によってさらに処理され、オペレータ・コンソール12に伝えられてディスプレイ16上に表示することができる。
図2を参照すると、MR超伝導磁石54及び関連する冷却システム70の概略図を示している。冷却システム70は、超伝導MR磁石54が密封容器内で液体ヘリウム浴72によって覆われるように、超伝導MR磁石54を内包しかつ超伝導MR磁石54の周りに冷却ジャケットを形成する。液体ヘリウムの適当な水準74が、ガス状(ボイルオフした)ヘリウムを再凝縮器流れループすなわち冷却ループ76を介して送出することによって冷却システム70により維持される。すなわち、蒸発したヘリウム78は、再凝縮器84に通じる供給管82を介して磁石ヘリウム容器80を逸出することが可能である。再凝縮器84は、ガス状ヘリウム78を冷却し、送出管86を介して液体状ヘリウム72を還流させる。磁石真空容器88は、ヘリウム容器への熱負荷を最小限にする働きをする。磁石真空容器88の外面87は、患者がイメージングの間に置かれる患者空間を画成するように形成された内部ボアセクション89を形成する。磁石中心線91によって示すように、内部ボア89は、対称形の患者空間を形成する。
磁石ヘリウム容器80内部に圧力サージが生じた場合には、圧力レリーズ弁90が備えられており、その圧力レリーズ弁90が、熱シールド94を囲みかつ多層断熱材96を貫通する補助冷却ループ92の形態のバイパス路を介して低温のヘリウムガスの逸出を可能にする。後で説明するように、再凝縮器除氷システム100は、非侵襲的除氷を実行するために備えられる。つまり、冷却ループ76が着氷状態になった場合には、圧力レリーズ弁が、真空弁102及び圧力計104を含む真空弁システム98と置き代わり、また複数の戦略的に配置した加熱構成要素106a〜cが作動する。
上述のように、正常作動状態の下では、磁石ヘリウム容器80は、大気圧以上の圧力で作動して、ゼロボイルオフ型冷却システム70の効率を向上させ、かつあらゆる大気の流入を防止する。磁石真空容器88は、冷却システム70を大気の熱負荷から遮断するための真空バリヤを形成する。例えば、磁石ランプの間又は磁石ヘリウム容器80を液体ヘリウム72で充填する時に、万一空気が冷却システムに進入することがあれば、一般的に磁石のゼロボイルオフ型システム70の冷却ループ76内に氷の堆積が起こる。いったん冷却ループ76が着氷すると、ゼロボイルオフ型システム70は、ボイルオフしたヘリウム78を再液化しなくなる。
磁石ヘリウム容器80は閉鎖システムであるので、ヘリウムのボイルオフ78により、磁石ヘリウム容器80内、及びその結果として冷却ループ76内の圧力が上昇する。従って、圧力レリーズ弁90が開き、ヘリウムガスは補助冷却ループ92を通って流れる。補助冷却ループ92は、冷却ループが不作動になった時に熱シールド94の冷却を行う。補助冷却ループ92は、磁石ヘリウム容器80の熱流束への露出を低減する熱遮断体として機能する。補助冷却ループは、冷却ループ76からのT字管107を介して冷却ループに直接接続されているので、供給管82からの排出ヘリウムの流れが熱シールド94を冷却して、磁石ヘリウム容器80への熱負荷を減少させるが、それはヘリウム損失を犠牲にしてである。
しかしながら、圧力の増大が検出されると、冷却システム70が大気の進入を受けることなしに、再凝縮器除氷システム100を利用してあらゆる氷の堆積を除去することができる。再凝縮器除氷システム100は、冷却ループ76から氷を非侵襲的に取除くことによって機能し、それによって冷却システム70を大気に曝すことを回避する。再凝縮器除氷システム100は、冷却システム70を開放して磁石ヘリウム容器94を更なる汚染空気の吸込みに曝すことなくかつ過度のヘリウム損失を生じる磁石クエンチを防止するように、空気に基づく氷ブロックを除去する安全かつ効果的な方法を現場技術者に提供する。
再凝縮器除氷システム100は、冷却ループ76の主要位置に設置された加熱素子106a〜cを含む。加熱素子106a〜cは、除氷作業中に主要位置において局所的加熱を与える。加熱素子106a〜cは、電力供給回路112を介して電源110によって給電されて、着氷した冷却ループ76を溶解させるのに充分な熱を供給する。図3に関して説明するように、加熱素子106a〜cは、氷が最も頻繁に蓄積する位置に設置され、かつ加熱素子106a〜cが磁石真空容器88の密封を損なわずに電力を受け入れることができるフィードスルー111を通る電力供給回路を介して給電される。
例示として、3つの特定主要位置を示しているが、付加的な主要位置を利用することができることを理解されたい。さらに、好ましい実施形態によって本発明を説明しているが、3つの例示的な主要位置に配置された加熱素子106a〜cの場合に、他のやや理想的でない位置に加熱素子106a〜cを配置して、充分な成果を達成することが可能である。すなわち、本発明は1つの実施形態の範囲内の主要位置に関して説明するが、付加的な主要位置及び/又は好適な位置を成功裏に利用することが可能である。
除氷プロセスを促進するために、補助冷却ループ92のレリーフ弁90は、切離されて真空弁システム98が置き代わることができる。従って、真空弁システム98は、補助冷却ループ92に直接接続され、次に補助冷却ループ92は、T字管107において冷却ループ76に接続される。真空ポンプ108もまた、再凝縮器除氷システム100の一部分であり、真空ポンプ108は、接続点109で真空弁システム98に接続されて冷却ループ76を除氷するのを助ける。真空ポンプ108は、除氷プロセスを促進するのに役立つ。具体的には、溶解した氷粒子は、いったん溶解した氷粒子を真空で除去するのに役立つ真空圧を掛けられる。従って、真空弁102が開かれると、補助冷却ループ92は真空ポンプ108からの真空を受け、加熱素子106a〜cが着氷した冷却ループ76を温めるので、真空ポンプ108は、溶解した氷の分子を除去する。このように、真空ポンプを補助冷却ループ92に作用させると、補助冷却ループ92は、溶解した氷粒子のための真空排出ポートとして機能する働きをする。
真空ポンプ108は、氷が溶解してヘリウムの流れが冷却ループ76に取戻されるまで使用される。圧力計104は、冷却ループ76内の圧力を示し、現場技術者が除氷プロセスを制御するのを助ける。初期には、真空ポンプ108が補助冷却ループ92内部に真空を形成するように作動している状態では、圧力計104は真空負荷を示す。しかしながら、氷ブロックがなくなると、圧力が磁石ヘリウム容器80内の圧力に一致するまで、圧力は上昇する。
この時点において、現場技術者は真空弁102を閉じ、それにより、補助冷却ループ92及び冷却ループ76から真空圧を除去する。すなわち、いったんヘリウムが流れると、真空弁102は閉じられ、真空弁システム98は切離され、圧力弁90が置き代わる。ヒータ電源110を停止及び/又は遮断することができ、密閉サイクル冷却システム70を再始動させて正常なヘリウム再液化を再開することができる。
図3を参照すると、冷却ループ76及び加熱素子106a〜cの詳細図を示す。また、液体状ヘリウムがボイルオフすると、ボイルオフは冷却ループ76内に回収される。冷却ループは、ガス状ヘリウム78を再凝縮器84に導く。再凝縮器84は、熱交換器フィン116を収納した再凝縮器缶114を含む。再凝縮器缶114は、交換器フィン116で熱を除去することによってヘリウムガス78を再液化する。ヘリウムが液化すると、液化したヘリウムは再凝縮器ループ76の送出管86を介して磁石ヘリウム容器80内に排出されて戻る。従って、冷却システム70は、液体状ヘリウムで磁石ヘリウム容器80を継続的に「再充填する」。熱除去は、密閉サイクル冷凍機118によって行われ、密閉サイクル冷凍機118は、熱負荷状態の下で、ガス状ヘリウム78が凝縮して液体になるおよそ4.2°Kまでガス状ヘリウム78を冷却することができる。密閉サイクル冷凍機118は、磁石真空容器88に対して真空バリヤとなりかつ大気の進入を防止する低温スリーブ120を貫通して再凝縮器缶114に接続される。
しかしながら、万一大気が加圧密封した磁石ヘリウム容器80に侵入することがあれば、大気は、急速に凍結122〜126する。図示するように、大気が凍結する最も一般的な部分は、供給管82、122、送出管86、126及び再凝縮器84、124の内部である。このため、複数の加熱素子106a〜cは、選択的にこれらの主要領域を加熱するように結合される。好ましい実施形態によると、複数の加熱素子106a〜cは、第1の抵抗素子106a、第2の抵抗素子106b及び第3の抵抗素子106cを含む。
好ましい実施形態によると、抵抗素子106a〜cは、電力供給回路112内で直列に接続される。しかしながら、抵抗素子106a〜cは、並列に又は直列及び並列接続の任意の組合せで接続することができると考えられる。さらに、抵抗素子106a〜cは、抵抗素子106aの実効抵抗値が抵抗素子106b又は106cの実効抵抗値の2倍の値になるように構成されるのが好ましい。つまり、抵抗素子106aの実効抵抗値は、抵抗素子106bの実効抵抗値プラス抵抗素子106cの実効抵抗値に等しい。この実効抵抗の関係は、抵抗素子106a〜cの固有抵抗により、又は電力供給回路内部での抵抗素子の接続構成との組合せにおける抵抗素子の固有抵抗により達成することができることを理解されたい。この実効抵抗値の構成によって、電力が電源110によって抵抗素子106a〜cに供給される時に、抵抗素子106aによって熱を発生するのに消費される電力は、抵抗素子106b又は抵抗素子106cのいずれかによって消費される電力の2倍になることが保証される。このため、抵抗素子106aによって供給される熱は、抵抗素子106b及び106cによって供給される個別の熱の2倍になることになる。
上述のように、抵抗素子106a〜cは、フィードスルー111を通して電源110から抵抗素子106a〜cに電力を供給する電力供給回路112に接続される。電気的フィードスルー111は、それによって冷却システム70の圧力密封を損なわずに電力を抵抗素子106a〜cに供給する、磁石ヘリウム容器80内への導電路としての働きをする。抵抗素子106a〜cは、電源110が接続された時にのみ入力を受け、そうでない時には、抵抗素子106a〜cは不作動のままである。
氷122〜126が冷却ループ76内部に形成された場合には、電源110を入れて電力供給回路112を介してまたフィードスルー111を通して抵抗加熱素子106a〜cに電力を供給することができる。抵抗素子は、氷粒子122〜126を溶解させるために氷粒子122〜126を加熱し始める。好ましい実施形態によると、抵抗素子106a〜cによって着氷した粒子122〜126に供給される熱の大きさは、着氷した粒子が昇華するようになる程度である。次に昇華した粒子は、図2に関して説明したように、補助冷却ループ92を介して真空で排気される。氷粒子122〜126が完全に溶解されると、電源110を切離し、冷却システム70を起動させて正常作動に戻す。
従って、それによって液冷式超伝導MR磁石54用の冷却システム70を非侵襲的に除氷することができるシステム及び方法を開示している。上述の技術は、磁石ヘリウム容器80が大気で汚染される可能性を排除した再凝縮器84を含む冷却ループ76を除氷するためのシステム及び方法を提供する。さらに、上述の技術は、除氷に先立って超伝導磁石54をクエンチさせる必要なしに液冷式超伝導MR磁石システム52を除氷することを可能にする。
従って、本発明の1つの実施形態によると、MRシステムの再凝縮器を除氷するためのシステムは、密封容器内に超伝導磁石を有するMRシステムと、超伝導磁石を冷却するように構成された再凝縮器システムとを含む。再凝縮器システムは、着氷した粒子を再凝縮システムから溶解させるように構成された少なくとも1つの加熱素子と、少なくとも1つの加熱素子が着氷した粒子を再凝縮システムから溶解させるのに充分な熱源を供給するように、該少なくとも1つの加熱素子に電力を供給するように構成された電力供給回路とを含む。
本発明の別の実施形態によると、MRシステムの再凝縮器システムは、液体状冷却媒体の浴内に浸漬された超伝導磁石と、ガス状冷却媒体を冷却して液体状冷却媒体にするように構成された再凝縮器とを含む。供給管が、再凝縮器に接続されかつガス状冷却媒体を再凝縮器に送給するように構成され、また送出管が、再凝縮器に接続されかつ再凝縮器から液体状冷却媒体を移動させるように構成される。再凝縮器システムはさらに、氷の粒子を溶解するために再凝縮器、供給管及び送出管の少なくとも1つに選択的に熱源を供給するように構成された少なくとも1つの抵抗素子を含む。
本発明のさらに別の実施形態によると、MRI装置は、偏向磁場を与えるために超伝導磁石のボアの周りに配置された複数の勾配コイルと、RF送受信機システムと、パルスモジュールによって制御されてMR画像を収集するためにRF信号をRFコイル組立体に送信するRFスィッチとを有するMRIシステムを含む。MRI装置はさらに、超伝導磁石の周りに配置された冷却システムを含む。冷却システムは、超伝導磁石の周りに冷却媒体を溜めるように構成された冷却ジャケットを形成する密封チャンバと、冷却ジャケットに結合されかつ蒸発した冷却媒体を凝縮するように構成された再凝縮器と、再凝縮器を除氷するように構成された少なくとも1つの加熱構成要素とを含む。
本発明のさらに別の実施形態によると、超伝導MR磁石組立体の再凝縮器システムを非侵襲的に除氷する方法は、超伝導MR磁石システムの冷却媒体を凝縮するように構成された再凝縮システムの一部分を加熱して、少なくとも再凝縮システム上の氷の堆積物を溶解させ、溶解した氷の堆積物を真空で除去するようにする段階を含む。
好ましい実施形態に関して本発明を説明してきたが、明確に述べたものは別にして、均等な構成、変更及び修正が可能であり、またそれらは特許請求の範囲内にあることを理解されたい。また、図面の符号に対応する特許請求の範囲中の符号は、単に本願発明の理解をより容易にするために用いられているものであり、本願発明の範囲を狭める意図で用いられたものではない。そして、本願の特許請求の範囲に記載した事項は、明細書に組み込まれ、明細書の記載事項の一部となる。
本発明で用いるためのMRイメージングシステムの概略ブロック図。 本発明による液体ヘリウム冷却式ゼロボイルオフ型超伝導MR磁石用の再凝縮器除氷システムを含む極低温冷却システムの概略図。 図2のシステムの一部分の概略拡大図。
符号の説明
10 MRシステム
52 液冷式超伝導MR磁石システム
54 超伝導磁石
70 冷却システム
72 液体ヘリウム浴
76 冷却ループ
78 ガス状ヘリウム
80 磁石ヘリウム容器
82 供給管
84 再凝縮器
86 送出管
88 磁石真空容器
89 内部ボアセクション
90 圧力レリーズ弁
92 補助冷却ループ
94 熱シールド
98 真空弁システム
100 再凝縮器除氷システム
102 真空弁
104 圧力計
106a〜c 加熱素子
108 真空ポンプ
110 電源
111 フィードスルー
112 電力供給回路

Claims (10)

  1. MRシステム(10)の再凝縮器を除氷するためのシステムであって、
    密封容器(80、88)内に超伝導磁石(54)を有するMRシステム(10)と、
    着氷した粒子(122、124、126)をそれから溶解させるように構成された少なくとも1つの加熱素子(106)を含む、前記超伝導磁石(64)を冷却するように構成された再凝縮システム(76)と、
    前記少なくとも1つの加熱素子(106)が前記着氷した粒子(122、124、126)を前記再凝縮システム(76)から溶解させるのに充分な熱源を供給するように、該少なくとも1つの加熱素子(106)に電力を供給するように構成された電力供給回路(112)と、
    を含むシステム。
  2. 前記溶解した粒子(122、124、126)を前記再凝縮システム(76)から除去するように構成された真空供給源(108)をさらに含む、請求項1記載のシステム。
  3. 前記真空供給源(108)が、昇華した粒子を補助冷却ループ(92)を介して除去するように構成されている、請求項2記載のシステム。
  4. 冷却ループ(92)を介して前記再凝縮システム(76)に接続されかつ前記真空供給源(108)を制御するように構成された真空供給弁(102)と、
    前記真空供給弁(102)に接続された圧力計(104)と、
    をさらに含む請求項2記載のシステム。
  5. 前記圧力計(104)が、前記真空供給弁(102)を作動させるべき時点を指示するように構成されている、請求項4記載のシステム。
  6. 前記圧力供給弁(102)及び圧力計(104)が、再凝縮器着氷を示す圧力上昇を指示した時に圧力レリーズ弁(90)に置き代わるように構成されている、請求項4記載のシステム。
  7. 前記密封容器(80、88)が、大気の流入に対して加圧密封されている、請求項1記載のシステム。
  8. 前記電力供給回路(112)が、前記加圧密封容器(80、88)内への電気的フィールドスルー(111)を介して前記少なくとも1つの加熱素子(106)に電力を供給するように構成されて、電源(110)が該電力供給回路(112)に接続された時に、前記少なくとも1つの加熱素子(106)が熱を発生するようになっている、請求項7記載のシステム。
  9. 前記加圧密封容器(80、88)が、前記着氷した粒子(122、124、126)を溶解させる間、加圧密封状態を維持するように構成されている、請求項7記載のシステム。
  10. 前記再凝縮システム(76)が、ガス状冷却媒体を冷却するための複数の熱交換フィン(116)を含み、かつ密閉サイクル冷凍機(76)によって冷却されるように構成されている、請求項1記載のシステム。
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