JP2005245919A - 歯列矯正用ブラケット - Google Patents
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Abstract
【課題】アーチワイヤーを挿通させる部分と固定ピンの挿通孔の強度的向上を図ることで、歯牙にあまり負担をかけない歯列矯正用ブラケットを提供すること。
【解決手段】合成樹脂製又はセラミックス製のブラケット本体2の裏面側全体に形成した、歯牙の表面に接着させる接着面5と、ブラケット本体2の表面側に、アーチワイヤー挿通路4の溝の長手形成方向と同一方向になる溝部6aを上下位置にそれぞれ形成したタイウィング6と、ブラケット本体2に、アーチワイヤー挿通路4の形成方向に対して直交するように、タイウィング6を形成する一方の溝部6aから他方の溝部6aへ向けて貫通させたピン挿通孔8と、から成り、アーチワイヤーの挿通路4とピン挿通孔8部分の強度を高めるために、ワイヤースロット補強材7を心材(骨材)にして一体的に成形した。
【選択図】図1
【解決手段】合成樹脂製又はセラミックス製のブラケット本体2の裏面側全体に形成した、歯牙の表面に接着させる接着面5と、ブラケット本体2の表面側に、アーチワイヤー挿通路4の溝の長手形成方向と同一方向になる溝部6aを上下位置にそれぞれ形成したタイウィング6と、ブラケット本体2に、アーチワイヤー挿通路4の形成方向に対して直交するように、タイウィング6を形成する一方の溝部6aから他方の溝部6aへ向けて貫通させたピン挿通孔8と、から成り、アーチワイヤーの挿通路4とピン挿通孔8部分の強度を高めるために、ワイヤースロット補強材7を心材(骨材)にして一体的に成形した。
【選択図】図1
Description
本発明は、歯科治療において歯列を矯正治療する際に用いる矯正器具に係り、特に歯牙に装着する歯列矯正用ブラケットに関するものである。
歯列矯正治療に際して歯牙にブラケットを装着するときには、金属製、合成樹脂製又はセラミックス製のブラケットを各歯牙の表面に接着剤で固定し、これらのブラケット列にアーチワイヤーを通し、この復元力を有するアーチワイヤーの形状に沿って歯列を正しい向きに移動して矯正していく。このアーチワイヤーを個々のブラケットのスロット内に取り付ける技術が種々提案されている。
このようなブラケットに関する技術としては、特許文献1の特開平7−275265号「歯列矯正用ブラケット」のように、合成樹脂製のブラケットの補強体の保持溝とブラケット本体のスロットとの寸法差をもって、補強体の保持溝をブラケット本体のスロット面より内方に突出させた状態でインサートするようにしたブラケットが提案されている。
この特許文献1の「歯列矯正用ブラケット」は、ブラケット本体の耐久性の強化を効果的に図りつつ、歯に接着されたブラケット本体がアーチワイヤーに沿って円滑に移動することを保障するものである。
また、ブラケットの素材は従来より金属製が主流である。しかし、最近では口を開けたときに金属製のブラケットが見えるのを嫌う傾向にある。一方、強化プラスチックやファインセラミックスの出現により、歯牙の色に近い合成樹脂製やセラミックス製のブラケットが提案されている。
しかし、このような合成樹脂製やセラミックス製のブラケットは、金属製のブラケットに比べて機械強度的な欠点があり、例えばアーチワイヤーを挿通させるアーチワイヤー挿通路部分は長期間の使用により摩耗し、又は破損することがあった。この合成樹脂製やセラミックス製のブラケットは摩擦抵抗が大きいためにアーチワイヤーが滑り難く、また挿通路部分が摩耗することにより、アーチワイヤーに掛けられた矯正のための外力がブラケットから歯牙まで正確に伝達しないという問題を有していた。
また、各ブラケットにアーチワイヤーを取り付ける際、個々のブラケットに細いワイヤーで結紮する作業、リガチャーリングを取り付ける作業が煩雑であるという問題を有していた。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、アーチワイヤーを挿通させる部分と固定ピンの挿通孔の強度的向上を図ることで、合成樹脂製又はセラミックス製のブラケットであっても歯牙にあまり負担をかけずに、円滑に移動することができる歯列矯正用ブラケットを提供することにある。
本発明によれば、ブラケット本体(2)に、矩形状の溝から成るアーチワイヤー挿通路(4)を形成した歯列矯正用ブラケット(1)であって、前記ブラケット本体(2)の裏面側全体に形成した、歯牙の表面に接着させる接着面(5)と、前記ブラケット本体(2)の表面側に、前記アーチワイヤー挿通路(4)の溝の長手形成方向と同一方向になる溝部(6a)を上下位置にそれぞれ形成したタイウィング(6)と、前記ブラケット本体(2)に、前記アーチワイヤー挿通路(4)の形成方向に対して直交するように、前記タイウィング(6)を形成する一方の溝部(6a)から他方の溝部(6a)へ向けて貫通させたピン挿通孔(8)と、から成り、前記アーチワイヤー挿通路(4)を補強する、断面が略コ字形状のワイヤースロット部(7a)と該ワイヤースロット部(7a)の上下の各開口縁(7b,7c)から上方又は下方へそれぞれ突出するように連続形成した、前記ピン挿通孔(8)を補強する補強筒(7d,7e)とから成るワイヤースロット補強材(7)を、前記ブラケット本体(2)に一体化した、ことを特徴とする歯列矯正用ブラケットが提供される。
前記ワイヤースロット補強材(7)は、前記ワイヤースロット部(7a)の上側開口縁(7b)と、上側補強筒(7d)の裏面側の下端縁と連続形成し、前記ワイヤースロット部(7a)の下側開口縁(7c)と、下側補強筒(7e)の裏面側の上端縁と連続形成したものである。
前記ワイヤースロット補強材(7)は、1枚の金属板材又は合成樹脂板材を切断し、折り曲げ成形したものである。前記補強筒(7d,7e)は、横断面が角状又は略円形状の筒材である。
上述したように、本発明の歯列矯正用ブラケット(1)は、ブラケット本体(2)に金属製又は合成樹脂製のワイヤースロット補強材(7)を一体化して、アーチワイヤー挿通路(4)とピン挿通孔(8)を補強しているので、摩擦抵抗の高い合成樹脂製材又はセラミックス製材のブラケット本体(2)であってもアーチワイヤー(3)に沿って円滑に滑ることができる。また、固定ピン(9)を差し込むときにもブラケット本体(2)が破損することはない。
また、本発明の歯列矯正用ブラケット(1)は、叢生のある歯列弓、即ち凸凹した歯並びの被歯列矯正者に対してもあまり負担をかけずに、その取り付け作業を容易に完了させることができる。即ち、従来のブラケットのように、ブラケットを歯牙に接着して、アーチワイヤーをスロット内に取り付ける際、細いワイヤーで結紮したり、リガチャーリングで取り付けるといったテクニックを要する作業が必要なくなった。
本発明の歯列矯正用ブラケットは、ブラケット本体が合成樹脂製又はセラミックス製のブラケットに形成したアーチワイヤーの挿通路とピン挿通孔部分の強度を高めるために、ワイヤースロット補強材を心材にして成形したものである。更に、この補強材が金属製であるので、合成樹脂製等のブラケット本体であってもアーチワイヤーに沿って円滑に滑らせることができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1の歯列矯正用ブラケットに固定ピンを差し込む状態を示す斜視図である。図2はワイヤースロット補強材の拡大斜視図である。図3は歯列矯正用ブラケットのアーチワイヤー挿通路にアーチワイヤーを挿通した状態の正面図(a)と側断面図(b)である。
本発明の歯列矯正用ブラケット1は、ブラケット本体2にアーチワイヤー3を挿通するアーチワイヤー挿通路4を形成し、このブラケット本体2の裏面側に歯牙の表面に接着させる接着面5を、その表面側にリガチャーワイヤーを巻き付けるために上下方向に溝部6aを有するタイウィング6とをそれぞれ形成したものである。このブラケット本体2は合成樹脂材製で乳白色やカラフルに着色したもの、透明な素材ものと種々に変形することができる。あるいは、ブラケット本体2はセラミックス製のであっても良く、同様に乳白色やカラフルに着色することが可能である。
図1は本発明の実施例1の歯列矯正用ブラケットに固定ピンを差し込む状態を示す斜視図である。図2はワイヤースロット補強材の拡大斜視図である。図3は歯列矯正用ブラケットのアーチワイヤー挿通路にアーチワイヤーを挿通した状態の正面図(a)と側断面図(b)である。
本発明の歯列矯正用ブラケット1は、ブラケット本体2にアーチワイヤー3を挿通するアーチワイヤー挿通路4を形成し、このブラケット本体2の裏面側に歯牙の表面に接着させる接着面5を、その表面側にリガチャーワイヤーを巻き付けるために上下方向に溝部6aを有するタイウィング6とをそれぞれ形成したものである。このブラケット本体2は合成樹脂材製で乳白色やカラフルに着色したもの、透明な素材ものと種々に変形することができる。あるいは、ブラケット本体2はセラミックス製のであっても良く、同様に乳白色やカラフルに着色することが可能である。
図示例はナロータイプの歯列矯正用ブラケット1である。しかし、本発明の歯列矯正用ブラケット1は、シングルタイプでタイウィング6がある程度の強度を有する形状であれば、図示例のようなナロータイプに限定されずミディアムタイプ又はワイドタイプの何れの形状にもすることができる。
ブラケット本体2の裏面側に形成した接着面5は、歯牙の表面に接着剤により接着する部分である。この接着面5は、歯牙に接着するときにその密着性を高めるために、微細な凹凸面を形成することが望ましい。あるいは、この接着面5にブラケット本体2の材質とは異なる別の材質の素材で形成することも可能である。
ブラケット本体2の表面側に形成したタイウィング6は、図示上では上下方向にそれぞれに向いた溝部6aを形成してある。本発明は、後述する固定ピン9を用いて容易にアーチワイヤー3に取り付けられるようになっている。しかし、従来のように、このタイウィング6の溝部6aにリガチャーワイヤーを巻き付けることにより、歯列矯正用ブラケット1をアーチワイヤー3に確実に取り付けることも勿論可能である。
ブラケット本体2の表面側にはピン挿通孔8を貫通させている。このピン挿通孔8は、アーチワイヤー挿通路4のアーチワイヤー3の挿通方向に対して直交するように、タイウィング6を形成する一方の溝部6aから他方の溝部6aへ向けて貫通させている。
本発明のブラケット本体2は、アーチワイヤーの挿通路4とピン挿通孔8部分の強度を高めるために、ワイヤースロット補強材7を心材(骨材)にして一体的に成形した。このワイヤースロット補強材7は、断面が略コ字形状のワイヤースロット部7aとこのワイヤースロット部7aの上側開口縁7bと、上側補強筒7dの裏面側の下端縁と連続形成し、ワイヤースロット部7aの下側開口縁7cと、下側補強筒7eの裏面側の上端縁と連続形成したものである。ワイヤースロット部7aはアーチワイヤー挿通路4を補強し、各補強筒7d,7eはピン挿通孔8をそれぞれ補強する。
このワイヤースロット補強材7は、1枚の金属板材をワイヤースロット部7aと補強筒7d,7eを形作るように切断し、折り曲げ成形したものである。また、この金属板材に代えて剛性の高い合成樹脂板を心材(骨材)として用いることも可能である。
ワイヤースロット補強材7は、1枚の金属板材を切断し、折り曲げて横断面が4角状の筒材になるように成形したものである。これは固定ピン9の軸部分の横断面形状に合わせたものである。
このワイヤースロット補強材7により、摩擦抵抗の高い合成樹脂製材又はセラミックス製材のブラケット本体2であってもアーチワイヤー3に沿って円滑に滑ることができる。また、固定ピン9を差し込むときにもブラケット本体2を破損することがない。
このように構成したワイヤースロット補強材7で補強したピン挿通孔8には、一端に抜け止め9aを具備した固定ピン9挿抜自在に挿通させるようになっている。この固定ピン9は、ピン挿通孔8に抜け止め9a部分がタイウィング6の溝部6aに収まるまで差し込み、タイウィング6溝部6aから突出した固定ピン9の先端をある程度曲折させることにより、その抜け落ちを阻止することができる。
例えば、固定ピン9は、抜け止め9aが略T字形状からなり、かつこの頭部がタイウィング6の溝部6aに嵌合し得る大きさに形成したものである。この固定ピン9の抜け止め9a部分を、タイウィング6の溝部6aに嵌合させることにより、固定ピン9の抜け落ちることがない。しかし、この固定ピン9は、抜け止め9aを具備していれば、図示した形状に限定されないことは勿論である。また、固定ピン9の材質も金属に限定されずプラスチックを用いることも可能である。
固定ピンは、上述したように略T字形状の形態に限定されずに、頭部にフック(図示していない)を形成することができる。このように固定ピンに形成したフックにはスプリングや輪ゴムを掛け止めることが可能になる。また、従来のブラケットにフックが一体化したフック付ブラケットは、これを歯牙に接着してからフックだけをはずしたり、近遠心的にフックの方向を変えたりすることは不可能であった。しかし、本発明の歯列矯正用ブラケット1では、何種類かの固定ピンを準備することで、その固定ピンを裏返にしたり、上下を逆さまにしたりして差し込めば、フックの方向を容易に変えて、歯牙を近遠心的に簡単に牽引することができる。
本発明の歯列矯正用ブラケット1は、叢生のある歯列弓、即ち凸凹した歯並びの歯牙に接着する際にも、その被歯列矯正者に対してあまり負担をかけずに、その取り付け作業を容易に完了させることができる。即ち、本発明の歯列矯正用ブラケット1では、従来のブラケットのように、歯牙に接着した後に、アーチワイヤーをスロット内に取り付け、細いワイヤーで結紮したり、リガチャーリングで取り付けるといった作業が必要なくなる。
また、従来の歯列矯正器材のコンパーチブルブラケットでは、キャップを剥がす時に、なかなか剥がれなかったり、患者が食事中に外れたり、また突然剥がれたりすることがあった。矯正治療中にこのような不具合がおきるとアーチワイヤーをリガチャーワイヤーかリガチャーリングで留めなくてはならなかった。しかし、このような時でも本発明の歯列矯正用ブラケット1においては、固定ピン9を差し込むだけでアーチワイヤー3を簡単に再固定することができる。本発明の歯列矯正用ブラケット1は、その構造上から上下両側の第二大臼歯を除いて、その他の種々の歯牙に使用することができる。
図4は実施例2のワイヤースロット補強材を示す斜視図である。
実施例2のワイヤースロット補強材7は、その上側補強筒7dと下側補強筒7eの横断面を略円形状の筒材とすることが可能である。これは固定ピン9の断面が円形状の軸部分に合わせるためである。このようにピン挿通孔8と固定ピン9の軸断面形状に合わせて補強筒の形状は種々変更することができる。
実施例2のワイヤースロット補強材7は、その上側補強筒7dと下側補強筒7eの横断面を略円形状の筒材とすることが可能である。これは固定ピン9の断面が円形状の軸部分に合わせるためである。このようにピン挿通孔8と固定ピン9の軸断面形状に合わせて補強筒の形状は種々変更することができる。
なお、本発明は上述した発明の実施の形態に限定されず、アーチワイヤー3を挿通させる部分とピン挿通孔8部分の強度を向上させるために、金属板材を曲折して補強材を形成した構造であれば、図示したような構成に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の歯列矯正用ブラケットは、アーチワイヤーに掛けられた矯正のための外力をブラケット本体から歯牙まで正確に伝達することができるので、摩擦抵抗が大きい合成樹脂製、セラミックス製等の非金属製のブラケットに利用することができる。
1 歯列矯正用ブラケット
2 ブラケット本体
3 アーチワイヤー
4 アーチワイヤー挿通路
5 接着面
6 タイウィング
6a タイウィングの溝部
7 ワイヤースロット補強材
7a ワイヤースロット部
7b 上側開口縁
7c 下側開口縁
7d 上側補強筒
7e 下側補強筒
8 ピン挿通孔
9 固定ピン
9a 固定ピンの抜け止め(頭部)
2 ブラケット本体
3 アーチワイヤー
4 アーチワイヤー挿通路
5 接着面
6 タイウィング
6a タイウィングの溝部
7 ワイヤースロット補強材
7a ワイヤースロット部
7b 上側開口縁
7c 下側開口縁
7d 上側補強筒
7e 下側補強筒
8 ピン挿通孔
9 固定ピン
9a 固定ピンの抜け止め(頭部)
Claims (5)
- ブラケット本体(2)に、矩形状の溝から成るアーチワイヤー挿通路(4)を形成した歯列矯正用ブラケット(1)であって、
前記ブラケット本体(2)の裏面側全体に形成した、歯牙の表面に接着させる接着面(5)と、
前記ブラケット本体(2)の表面側に、前記アーチワイヤー挿通路(4)の溝の長手形成方向と同一方向になる溝部(6a)を上下位置にそれぞれ形成したタイウィング(6)と、
前記ブラケット本体(2)に、前記アーチワイヤー挿通路(4)の形成方向に対して直交するように、前記タイウィング(6)を形成する一方の溝部(6a)から他方の溝部(6a)へ向けて貫通させたピン挿通孔(8)と、から成り、
前記アーチワイヤー挿通路(4)を補強する、断面が略コ字形状のワイヤースロット部(7a)と該ワイヤースロット部(7a)の上下の各開口縁(7b,7c)から上方又は下方へそれぞれ突出するように連続形成した、前記ピン挿通孔(8)を補強する補強筒(7d,7e)とから成るワイヤースロット補強材(7)を、前記ブラケット本体(2)に一体化した、ことを特徴とする歯列矯正用ブラケット。 - 前記ワイヤースロット補強材(7)は、前記ワイヤースロット部(7a)の上側開口縁(7b)と、上側補強筒(7d)の裏面側の下端縁と連続形成し、
前記ワイヤースロット部(7a)の下側開口縁(7c)と、下側補強筒(7e)の裏面側の上端縁と連続形成したものである、ことを特徴とする請求項1の歯列矯正用ブラケット。 - 前記ワイヤースロット補強材(7)は、1枚の金属板材を切断し、折り曲げ成形した、ことを特徴とする請求項1の歯列矯正用ブラケット。
- 前記補強筒(7d,7e)は、横断面が角状の筒材である、ことを特徴とする請求項1の歯列矯正用ブラケット。
- 前記補強筒(7d,7e)は、横断面が略円形状の筒材である、ことを特徴とする請求項1の歯列矯正用ブラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004063818A JP2005245919A (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | 歯列矯正用ブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005245919A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010263932A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-11-25 | Kiyohiko Yanagisawa | 歯列矯正用ブラケット |
WO2023003080A1 (ko) * | 2021-07-23 | 2023-01-26 | 주식회사 디오 | 치열교정용 디지털 브라켓 |
KR20230015574A (ko) * | 2021-07-23 | 2023-01-31 | 주식회사 디오 | 치열교정용 디지털 브라켓 |
KR20230015573A (ko) * | 2021-07-23 | 2023-01-31 | 주식회사 디오 | 치열교정용 디지털 브라켓 |
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2004
- 2004-03-08 JP JP2004063818A patent/JP2005245919A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010263932A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-11-25 | Kiyohiko Yanagisawa | 歯列矯正用ブラケット |
WO2023003080A1 (ko) * | 2021-07-23 | 2023-01-26 | 주식회사 디오 | 치열교정용 디지털 브라켓 |
KR20230015574A (ko) * | 2021-07-23 | 2023-01-31 | 주식회사 디오 | 치열교정용 디지털 브라켓 |
KR20230015573A (ko) * | 2021-07-23 | 2023-01-31 | 주식회사 디오 | 치열교정용 디지털 브라켓 |
KR102597281B1 (ko) | 2021-07-23 | 2023-11-02 | 주식회사 디오 | 치열교정용 디지털 브라켓 |
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