JP2005244870A - 撮像装置及びそのカラーバランス制御方法 - Google Patents

撮像装置及びそのカラーバランス制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 装置の制御部の負荷の低減および消費電力の低減が可能な撮像装置及びそのカラーバランス制御方法を提供する。。
【解決手段】 映像信号の積分処理S504と、該積分処理の結果から各色に対する目標カラーゲイン値を求めるカラーゲイン演算処理S505とを行い、前記目標カラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行う場合に、連続する複数回のカラーバランス制御で、前記積分処理とカラーゲイン演算処理をせずに同じ目標カラーゲイン値を使用しS501-S502、保存されている前回のカラーゲイン設定値と前記同じ目標カラーゲイン値とに基づく補間により求めた補間カラーゲイン設定値を今回のカラーゲイン設定値として使用しS506-S507、前記積分処理S504とカラーゲイン演算処理S505の回数を減少させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は撮像装置及びそのカラーバランス制御方法に関し、特に、撮影レンズで取り込まれた被写体の光学像を撮像素子で光電変換し、そのアナログ画像信号に画像処理を行ってデジタル画像データを生成するデジタルカメラなどの撮像装置であって、カラーバランス制御であるホワイトバランス演算を行う撮像装置そのカラーバランス制御方法に関するものである。
従来のデジタルカメラなどの撮像装置は、映像信号から被写体輝度を測光し自動露出制御(以下AE)によって適正露出を得たのち、次に自動焦点検出制御(以下AF)によって被写体にピントが合うようにフォーカス調整用レンズを駆動し、さらに次にカラーバランス制御として、映像信号から白と認識される画像データを所定のアルゴリズムにより抽出してホワイトバランス(以下、WBと記す)係数を決定し、演算の結果得られるWB係数を色信号に乗じることで白データの補正を行い、多くの場合、これらAE、AF、WBを繰り返し実行する方法が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
又、動画像を記録する機能を備えたデジタルカメラなどの撮像装置においては、前記AE、AF、WBの処理に加えて、撮像した動画像のストレージデバイスへの書き込み処理も必要であるため、多くの場合、AE、AF、WB、書き込みの処理を繰り返し実行する方法が用いられている。
特開平07-303206号
このような従来のデジタルカメラなどの撮像装置では、上記のように、状況変化への迅速で精細な追随が必要であるAE及びAFと、迅速で精細な追随が返って画質を落とす可能性のあると共に積分処理や係数算出処理などの負荷が大きく処理速度を遅くする処理であるWB(特に、動画の場合は顕著)とを、一連の制御としていたので、頻繁にこの制御を行うと制御部への負荷が過多となり消費電力の増大にもなっていた。一方、制御頻度を少なくすると、AE及びAFに影響が出たり、WBの急激な変化が画質の劣化(特に、動画の場合のチラツキ)につながってしまう。
すなわち、カラーバランス制御であるホワイトバランス処理を行う際は、映像信号から白を認識するための演算処理と、演算処理の結果求められたWB係数設定処理とを続けて実行するよう制御していたため、撮影準備動作時のAE、AF、WB処理の繰り返しの際に、必ずWB演算処理とWB係数設定処理とが実行されるので、処理時間が比較的長いWB演算処理により、AE、AF、WBの制御周期が長くなってしまうという問題点と共に、WB演算処理を行う制御部への負荷が大きくなり消費電力が多くなるという問題点があった。
特に、動画像記録時においては、WB演算処理により撮像した動画像のストレージデバイスへの書き込み処理の周期が長くなると、書き込みデータ用バッファメモリが不足してしまう恐れがあるため、書き込みデータ用バッファメモリの容量を多く確保しなければならないという問題点もあった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、装置の制御部の負荷の低減および消費電力の低減が可能な撮像装置及びそのカラーバランス制御方法を提供する。又、動画像記録においては、ストレージデバイスへの書き込み処理のパフォーマンスを向上することが可能な撮像装置及びそのカラーバランス制御方法を提供する。
上記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、映像信号の積分処理と、該積分処理の結果から各色に対する目標カラーゲイン値を求めるカラーゲイン演算処理とを行い、前記目標カラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御手段を有する撮像装置であって、前記カラーバランス制御手段は、連続する複数回のカラーバランス制御で、前記積分処理とカラーゲイン演算処理をせずに同じ目標カラーゲイン値を使用し、前記積分処理とカラーゲイン演算処理の回数を減少させることを特徴とする。
ここで、前記カラーバランス制御手段は、保存されている前回のカラーゲイン設定値と目標カラーゲイン値とに基づく補間により補間カラーゲイン設定値を求めるカラーゲイン補間演算手段を有し、前記積分処理とカラーゲイン演算処理をしない場合は、前記補間カラーゲイン設定値をカラーゲイン設定値として使用する。また、前記カラーゲイン補間演算手段は、保存されている前回のカラーゲイン設定値と目標カラーゲイン値とに基づく線形補間あるいは非線形補間により補間カラーゲイン設定値を求める。また、前記カラーバランス制御手段は、前記積分処理とカラーゲイン演算処理をしないカラーバランス制御の回数を撮影モードに対応して変更し、動画を撮像する撮影モードにおける回数が静止画を撮像する撮影モードにおける回数より多い。また、前記カラーバランス制御手段は、所定値以上の輝度変化があった場合には、前記積分処理とカラーゲイン演算処理を行う。また、前記カラーバランス制御手段によるカラーバランス制御は、自動露出制御及び/又は自動焦点検出制御に続いて実施される。
又、映像信号の積分処理と、該積分処理の結果から各色に対する目標カラーゲイン値を求めるカラーゲイン演算処理とを行い、前記目標カラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御手段を有する撮像装置であって、前記カラーバランス制御手段は、所定値以上の輝度変化があった場合に前記カラーバランス制御を行うことを特徴とする。
又、被写体を撮像して映像信号を得る撮像手段と、前記撮像手段を用いて得られた前期映像信号の積分処理を行う積分処理手段と、前記積分処理に基づいて求められた各色のカラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御手段とを有し、前記積分処理手段による積分処理の周期が前記カラーバランス制御手段によるカラーバランス制御の周期より長いことを特徴とする。
又、被写体を撮像して映像信号を得る撮像手段と、前記撮像手段を用いて得られた映像信号に基づいて、被写体輝度を測定して露出値を制御する自動露出制御手段と、合焦検出を行って、被写体に対する焦点を制御する自動焦点制御手段と、前記自動露出制御手段による露出制御及び/又は自動焦点制御手段による焦点制御の後に、映像信号の積分処理と、該積分処理の結果から各色に対する目標カラーゲイン値を求めるカラーゲイン演算処理とを行い、前記目標カラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御手段と、前記自動露出制御手段あるいは前記自動焦点制御手段の制御周期と、前記カラーバランス制御手段の制御周期とが異なることを特徴とする。
ここで、前記カラーバランス制御手段は、前記カラーバランス制御手段の制御周期でないタイミングで、保持されている目標カラーゲイン値と前回のカラーゲイン設定値との補間値を今回のカラーゲイン設定値としてカラーバランス制御を行う。また、前記カラーバランス制御手段は、所定値以上の輝度変化があった場合に、前記カラーバランス制御手段の制御周期でなくともカラーバランス制御を行う。
又、本発明のカラーバランス制御方法は、映像信号の積分処理と、該積分処理の結果から各色に対する目標カラーゲイン値を求めるカラーゲイン演算処理とを行い、前記目標カラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御方法であって、連続する複数回のカラーバランス制御で、前記積分処理とカラーゲイン演算処理をせずに同じ目標カラーゲイン値を使用し、保存されている前回のカラーゲイン設定値と前記同じ目標カラーゲイン値とに基づく補間により求めた補間カラーゲイン設定値を今回のカラーゲイン設定値として使用し、前記積分処理とカラーゲイン演算処理の回数を減少させることを特徴とする。
又、映像信号の積分処理と、該積分処理の結果から各色に対する目標カラーゲイン値を求めるカラーゲイン演算処理とを行い、前記目標カラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御方法であって、輝度変化を測定し、所定値以上の輝度変化があった場合に前記カラーバランス制御を行うことを特徴とする。
又、被写体を撮像して映像信号を得る撮像ステップと、前記撮像手段を用いて得られた前期映像信号の積分処理を行う積分処理ステップと、前記積分処理に基づいて求められた各色のカラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御ステップとを有し、前記積分処理ステップによる積分処理の周期が前記カラーバランス制御ステップによるカラーバランス制御の周期より長いことを特徴とする。
又、被写体を撮像して映像信号を得る撮像ステップと、前記撮像手段を用いて得られた映像信号に基づいて、被写体輝度を測定して露出値を制御する自動露出制御ステップと、合焦検出を行って、被写体に対する焦点を制御する自動焦点制御ステップと、前記映像信号の積分処理と、該積分処理の結果から各色に対する目標カラーゲイン値を求めるカラーゲイン演算処理とを行い、前記目標カラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御ステップとを有し、前記自動露出制御ステップによる露出制御及び/又は自動焦点制御ステップによる焦点制御の制御周期と、前記カラーバランス制御ステップによるカラーバランス制御周期とが異なることを特徴とする。
更に、上記カラーバランス制御方法を実現するコンピュータ実行可能なプログラム、及び該プログラムをコンピュータ読み出し可能に記憶する記憶媒体をも提供する。
本発明によれば、装置の制御部の負荷の低減および消費電力の低減をすることが可能となる。又、動画像記録はストレージデバイスへの書き込み処理のパフォーマンスを向上することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
以下の本実施形態では、カラーバランス制御における映像信号の積分処理と、該積分処理の結果から各色に対する目標カラーゲイン値を求めるカラーゲイン演算処理とを所定回数禁止し、より望ましい形態として、その間は保存されているカラーゲイン値の補間値を使用するよう制御する例を示すが、カラーバランス制御自体を所定回数禁止するように制御してもよい。又、実施形態では、制御回数の分周によって周期を制御する方法を記載しているが、本発明は、WB制御が追いつかずに問題が発生する限度の時間間隔以内で、AE及びAFとは異なる時間周期でWB処理あるいは積分と目標ゲイン値算出を行うことで、画質への影響が異なるAE及びAFとWBとを別周期で、しかし同期させながら行う技術を開示するものであり、これらも本発明に含まれるものである。いずれの場合においても、人間の輝度変化に対する視覚感度よりも色変化に対する視覚感度の方が鈍いことを利用してWB処理の制御周期をAE・AFとは異ならせることが出来るものである。
<本実施形態の撮像装置の構成例>
図1は、本実施形態の撮像装置の構成例を示す図である。
図1において、100は撮像装置の本体である。
10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。18は、撮像素子14、 A/D変換器16、 D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。20は画像処理回路であり、 A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。又、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。更に、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータが、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT_LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。又、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像装置本体100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。又、メモリ30は、システム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御部であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御部、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御部、46はバリアである保護機構102の動作を制御するバリア制御部である。48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。露光制御部40、測距制御部42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う。
50は撮像装置本体100の全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。98はタイマーであり、時間を計測するために用いることが可能であって、指定の時間が経過した場合にシステム制御回路50に通知する機能と、指定の時刻に到達した場合にシステム制御回路50に通知を行う機能の双方の機能を備えている。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、画像処理装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。又、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダー104内に設置されている。表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記憶媒体200及び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、等がある。又、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダー104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
60、62、64、66、68及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。ここで、これらの操作手段の具体的な説明を以下に行う。
60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、自動撮影モード、マニュアル撮影モード、パノラマ撮影モード、動画撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。62はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。64はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記憶媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。66は画像表示ON/OFFスイッチで、画像表示部28のON/OFFを設定することが出来る。この機能により、光学ファインダー104を用いて撮影を行う際に、TFF LCD等から成る画像表示部への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。
80は電源制御部で、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記憶媒体を含む各部へ供給する。82及び84は電線コネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源である。
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記憶媒体とのインタフェース、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記憶媒体と接続を行う媒体コネクタ、106は媒体ネクタ92及び/又は96に記憶媒体200或いは210が装着されているか否かを検知する記憶媒体着脱検知部である。
尚、本実施形態では記憶媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記憶媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。又、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。インターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。更に、インタフェース90及び94、そして媒体コネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
102は、撮像装置本体100のレンズ10を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。又、光学ファインダー104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
110は通信手段で、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。112は通信手段110により画像処理装置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
200はメモリカードやハードディスク等の記憶媒体である。記憶媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、画像処理装置100とのインタフェース204、画像処理装置100と接続を行うコネクタ206を備えている。210はメモリカードやハードディスク等の記憶媒体である。記憶媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、画像処理装置100とのインタフェース214、画像処理装置100と接続を行うコネクタ216を備えている。
(本実施形態の撮像装置のメモリの記憶構成例)
図11に、上記本実施形態の撮像装置におけるメモリの記憶構成例を示す。尚、図11では、図1の不揮発性メモリ56、メモリ52、メモリ30、画像表示メモリ24をまとめて、システム制御部50からアクセスする形式で図示したが、それぞれのメモリは独立であってもいずれかの複数が共通であってもよい。又、それぞれのデータは図11とは違うメモリに記憶されてもよいが、そのデータの内容(例えば、不揮発である必要性や制御部の負荷など)に基づいて決められる。
不揮発性メモリ56に記憶されるのは、例えば、固定プログラム領域56−1には、本実施形態の図2乃至図6のプログラムが記憶される。固定パラメータ56−2としては、本実施形態で各種演算やパラメータ設定に使用される、例えば、分周カウンタ設定テーブル56−2a(図7参照)、カラーゲイン補間テーブル56−2b(図10参照)、色マトリクス係数テーブル56−2c(図示なし)などがある。尚、図11には本実施形態に直接関係のないテーブルやパラメータは示していない。
可変プログラム(ロード)領域56−3は、例えば、記憶媒体からあるいは通信によってダウンロードされるプログラムが記憶される領域であり、本実施形態の撮像装置が図2乃至図6のプログラムで固定される装置であれば必要でない。可変パラメータ領域56−4としては、例えば、設定モード56−4a(電源OFF/静止画撮像/動画撮像など)、電源状態情報56−4b、記憶媒体着脱情報56−4cなどが記憶される。
メモリ52に記憶されるのは、不揮発性の必要が無い一時記憶であって、特にシステム制御部50が演算処理のため、あるいは他の構成要素の制御のため使用されるデータである。例えば、シャッタースイッチフラグ52a(SW1/SW2)、AE処理に関連するシャッター速度52b、撮像出力ゲイン52c、ストロボ発光フラグ52d、AF制御に関連するAF制御データ52e、ズーム制御データ52f、本実施形態のWB処理に関連する輝度変化フラグ52g、映像信号積分値52h、目標カラーゲイン値52i、カラーゲイン設定値52j、分周カウンタ変数52kなどが記憶される。
メモリ30に記憶されるのは、不揮発性の必要が無い一時記憶であって、システム制御部50やメモリ制御部22、画像処理部20などが共有するデータである。例えば、撮像素子で撮像したままの未処理画像データ領域30a、信号処理や圧縮処理などをした処理後画像データ領域30b、画像処理部20が行った測光演算結果30c、測距演算結果30dなどが記憶される。
画像表示メモリ24には、画像表示部28に表示される画像データが記憶される。
尚、図11には、特に本実施形態で使用されるデータが示されているが、撮像装置の全体の動作に必要なデータは他にもあり、図11には示されていない。
又、本実施形態の図2乃至図6のプログラムは、不揮発性メモリ56から読み出されて実行されてもよいし、高速のメモリ52や30に読み出されて実行される構成であってもよい。更に、記憶媒体からあるいは通信によって直接メモリ52や30にダウンロードされて実行されてもよい。
<本実施形態の撮像装置の動作手順例>
上記本実施形態の撮像装置の動作手順を以下に説明する。
図2乃至図6は、本実施形態における撮像装置本体100の本発明に係る制御手順のフローチャートである。図2及び図4が主ルーチンを示し、図3、図5及び図6が主ルーチン中のWB処理のサブルーチンを示す。
(起動時の主ルーチン例:図2)
図2において、電池交換等の電源投入により、システム制御回路50は各メモリのフラグや制御変数等を初期化し(S201)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に初期設定する(S202)。
システム制御回路50は、ステップS203でモードダイヤル60の設定位置を判断し、モードダイヤル60が電源OFFに設定されていたならば、各表示部の表示を終了状態に変更し、保護機構102のバリアを閉じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記憶し、電源制御部80により画像表示部28を含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(S205)、ステップS203に戻る。
ステップS203で、モードダイヤル60が撮影モード(静止画モード及び動画記録モードを含む)に設定されていたならば)、ステップS206に進む。ステップS203で、モードダイヤル60がその他のモードに設定されていたならば、システム制御回路50は選択されたモードに応じた処理を実行し(S204)、処理を終えたならばステップS203に戻る。
ステップS206では、システム制御回路50は、電源制御手段80により電池等により構成される電源86の残容量や動作情況が画像処理装置100の動作に問題があるか否かを判断し、問題があるならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S208)、ステップS203に戻る。ステップS206で電源86に問題が無いならば、ステップS207で、システム制御回路50は記憶媒体200或いは210の動作状態が撮像装置本体100の動作、特に記憶媒体に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かを判断し、問題があるならば、表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S208)、ステップS203に戻る。ステップS207で記憶媒体200或いは210の動作状態に問題が無いならば)、ステップS209に進む。ステップS209では、スルー画像(静止画を撮影する前後にファインダー機能として表示させるための撮像素子14によって撮像された動画像)を、画像表示部28に表示するための撮影準備の初期化を行う。
(起動時のAE、AF、WB処理例)
撮像素子14の準備が整い映像信号の取得ができるようになったならば、ステップS210で、画像処理回路20が撮像素子14から得られた映像信号に対して所定の測光演算を行い、その演算結果をメモリ30に格納する。システム制御回路50はこの演算結果を基に光制御部40を用いてスルー画像に対するAE処理を行う。
AE処理が完了したら、ステップS211で、画像処理回路20が撮像素子14から得られた信号に対して所定の測距演算を行い、その演算結果をメモリ30に格納する。システム制御回路50はこの演算結果を基に測距制御部44を用いてAF処理を行う。
AE処理S210とAF処理S211が完了したら、WB処理を行う(S212)。この起動時のWB処理の詳細は、図3を用いて後述する。
撮像素子14の準備が完了し、露出と焦点距離とカラーバランスが被写体に対し適切な状態に設定されたのち、画像表示部28へのスルー画像の表示を開始する(S213)。スルー表示状態に於いては、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込まれたデータを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により逐次表示することにより、電子ファインダー機能を実現している。
(起動時のWB処理例:図3)
次に、図2のステップ212における起動時のWB処理動作について、図3のサブルーチンのフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS301では、画像処理回路20が撮像素子14から得られた信号に対して積分処理を行う。
続いてステップS302では、ステップS301で得られた積分結果を基にカラーバランスを整えるため、ベイヤー配列で言えば、R、G1、G2、Bの各画素に対応するカラーゲインの演算を行い、これを目標カラーゲイン値としてメモリ52に記憶する。ステップS303では、ステップS302で求めたカラーゲインを画像処理回路20に設定し、ここで設定したカラーゲインを起動時のカラーゲイン設定値としてメモリ52に保存する。
ステップS304では、積分処理の周期を分周するために用いる分周カウンタ変数をゼロに初期化した状態でメモリ52に記憶して分周カウンタの初期化を行い、起動時のWB処理を完了する。
(定常状態の主ルーチン例:図4)
次に、スルー画像表示後の定常状態における本実施形態の撮像装置の動作について、図4を参照しながら説明する。
ステップS401でモードダイヤル60の変更を判断し、変更されていたら、ステップS203に戻りダイアル状態をチェックする。変更されていなければ、ステップS402に進む。ステップS402ではシャッタースイッチSW1が押されているかを判断し、押されていないならば、スルー画表示を継続して行うための処理を行うため、ステップS403に進む。
(定常状態でのAE、AF、WB処理例)
ステップS403では、画像処理回路20が撮像素子14から得られた信号に対して所定の測光演算を行い、その演算結果をメモリ30に格納する。システム制御回路50はこの演算結果を元に露光制御手段40を用いてスルー画像に対するAE処理を行う。尚、このとき測光演算の結果、被写体輝度に一定以上の変化が検出された際には輝度変化フラグをTRUEとしてメモリ52に保存し、輝度変化が検出されなかった場合は輝度変化フラグをFALSEとしてメモリ52に保存する。
次に、ステップS404で、画像処理回路20が撮像素子14から得られた信号に対して所定の測距演算を行いその演算結果をメモリ30に格納し、システム制御回路50はこの演算結果を元に測距制御手段44を用いてAF処理を行う。
AE処理S403とAF処理S404が完了したら、WB処理を行う(S405)。この定常時のWB処理の詳細は図5を用いて後述する。
このように、本実施形態ではAE処理、AF処理、AWB処理を行う流れを、例えば1制御周期(T)と考える。この1制御周期(T)において、AWB処理のほかに、さらにオプティカルブラック処理や偽色除去処理等を行っても良い。
ステップS403〜S405によるAE、AF、WB処理が完了後、S406に進みスルー画の表示を継続する。
ステップS402においてシャッタースイッチSW1が押されたかを判断し、押されたならば、ステップS407に進む。ステップS407とステップS408は撮影準備動作であり、ステップS407では、画像処理回路20が撮像素子14から得られた信号に対して所定の測光演算を行いその演算結果をメモリ30に格納する。システム制御回路50はこの演算結果を元に露光制御手段40を用いてスルー画像に対するAE処理を行う。次に、ステップS408では、画像処理回路20が撮像素子14から得られた信号に対して所定の測距演算を行いその演算結果をメモリ30に格納する。システム制御回路50はこの演算結果を基に測距制御手段44を用いてAF処理を行い、撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせる。
尚、ステップS407、S408の後にWB処理を行わないのは、WB処理の影響が少なくその負荷や遅延を無くすためであり、WB処理を行うようにしても構わない。
ステップS409において、シャッタースイッチSW2が押された場合は、現状の測光結果及び撮影モード毎のプログラム線図を参照して、撮影時のシャッター速度、撮像出力ゲイン、ストロボ発光等の設定を最終的に決定する(S411)。更に、画像表示部28に表示していたスルー画像表示を停止し、撮影シーケンスに移行する(S412)。
まず、一連の撮影動作を行う撮影処理を実行する(S413)。撮影処理後メモリ30には、撮像素子14からA/D変換機16を通して読み出された信号処理前の未処理画像データが保存されている。画像処理回路20はシステム制御回路50からの指示に従い、未処理画像データをメモリ30から読み出し、撮影処理で得られたWB処理結果に基づいて色補正(例えば、色マトリクス処理)を行う(S414)。そして、JPEGなどの所定の現像及び圧縮処理を行い、処理後の画像データをメモリ30内に保存する(S415)。ステップS415でメモリ30に保存された圧縮画像データを記憶媒体200へ書き込み(S416)、ステップS403へ戻る。
(定常状態でのWB処理の第1例)
次に、図4のステップ405における定常時のWB処理の動作の第1例について、図5のサブルーチンのフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS501では、ステップS304で初期化してメモリ52へ保存した分周カウンタを参照し、分周カウンタ値が1以下である場合にはステップS503へ進む。分周カウンタはステップS304においてゼロで初期化されるため、撮像装置本体100が起動した直後は必ずステップS503へと進む。
ステップS503では、メモリ52に保存される分周カウンタを、撮影モード(撮影状態)に対応して図7に示す所定の値に設定する。図7に、撮影モードに応じてS503で設定する分周比を示す。図7のテーブルによる分周の設定によると、図4のステップS405では撮影準備状態に該当するため、ステップS503ではメモリ52に格納する分周カウンタには"3"が設定される。すなわち、分周カウンタの設定値によってWB処理として撮像画像に反映させる色温度を検出するための積分処理を行う周期となる、色温度検出周期が決定される。
ここで、図7より、静止画記録時の電子ビューファインダ(ライブビュー)画像の場合は、この色温度検出周期は3Tであるが、動画記録中は4Tと周期が静止画記録時の電子ビューファインダ画像の時よりも長くなっている。これは、動画記録時は、色温度を撮像画像に反映させる周期を短くすると色温度の変化による色味の急激な変化が目立つため、周期を長く取ってちらつきを軽減するものである。
尚、図7の分周比は、本実施形態の撮像装置における例に過ぎず、その制御部の能力や制御手順が変われば、それに応じて変化するのは当然である。
ステップS504では、画像処理回路20が撮像素子14から得られた信号に対して積分処理を行う。続いてステップS505では、ステップS504で得られたWB積分結果を基にカラーバランスを整えるためのカラーゲインの演算を行い、これを目標カラーゲイン値としてメモリ52に記憶する。
ステップS506では、図10に示すように、起動後は図3のステップS303で保存したカラーゲイン設定値を、起動時の後は後述するステップS507でメモリ52に格納されるカラーゲイン設定値を読み出して、ステップS505で求めた目標カラーゲイン値との2つの値から、2つのカラーゲイン値の中点をとるように補間演算を行い、補間カラーゲイン値を求める。補間演算は、1次の線形補間でも2次以上の非線形補間でも良い。
尚、補間カラーゲイン値の求め方はこれに限らず、カラーゲイン設定値と目標カラーゲイン値とを比較し、その差分を基に補間する方法等の他の方法であってもよい。又、補間演算をすることなく目標カラーゲイン値をそのまま用いるようにしても良いが、記憶されているカラーゲイン設定値と現在の目標カラーゲイン値とに基づいた補間演算によって求める場合の方が、誤補正の可能性が少なくなる。
ステップS507では、ステップS506で求めた補間カラーゲイン値を現在のカラーゲイン設定値としてメモリ52に保存するとともに、画像処理回路20に設定されて、補間カラーゲイン値に基づいて、例えば、不図示のマトリクス回路で行なわれる色マトリクス係数等の選択が行われる。
ステップS501において、メモリ52に保存されている分周カウンタが2以上である場合にはステップS502に進む。ステップS502では、メモリ52に保存されている分周カウンタを1減算し、ステップS506へ進む。
以上のようにして、分周カウンタの値を減算し、ステップS501による判断分岐によって分周カウンタ値が1以下になった場合にのみステップS503〜S505による分周カウンタ値の再設定と、積分処理及び積分値に基づく目標カラーゲイン値を演算し、目標カラーゲインを更新する処理を行うようにすることで、ステップS506〜S507によるカラーゲインの補間演算と設定とによるWB処理の周期に対し、所定の値で分周されたタイミングで制御部に負荷がかかり処理速度を遅くするWB積分及び目標カラーゲイン値演算(特にWB積分)を行うように制御することが可能となる。
尚、本実施形態では、分周カウンタが2以上の時には、現在のカラーゲイン設定値と目標カラーゲイン値とから補間カラーゲイン値を求める補間演算S506と、求めた補間カラーゲイン値を画像処理回路に設定してメモリに保存するカラーゲイン値設定S507を行うようにしているので、補間カラーゲイン値が反映される撮影画像の色味の変化が急激でなく、なめらかな変化をすることが可能となる。例えば、分周カウンタが4の場合には、1回目はカラーゲイン設定値と目標カラーゲイン値との中間、2回目は目標カラーゲイン値側へ3/4の値、3回目は目標カラーゲイン値側へ7/8の値へと徐々に移動するように変化する。
又、分周カウンタが2以上の時は何も行わず、1以下になったら積分処理S504からカラーゲイン値設定S507を行う、すなわちAEとAFの制御周期とは異なる周期でWB処理を行うようにすることによって、撮影画像の色味が演算時には従来よりも急激に変化する可能性があるが、分周率の設定値の選択でその影響を抑え、カラーゲイン補間演算S506とカラーゲイン値設定S507の処理の分だけさらにシステム負荷と消費電力の低減が実現される。
(本WB処理によるタイミング例)
更に、図5の説明によるWB処理が分周される際の時間的側面について、図8のタイミングチャートを用いて説明する。尚、図8では、AE、AF、WB処理以外の処理時間は、時間的には無視できる程短いので省いてある。
図8は、図7に示したテーブルの撮影準備中に従って1/3分周されている場合のタイミングチャートである。図8を用いて図5の説明を補足する。
図8のT0からT1は分周カウンタ値が1以下であり、WB積分が実行された際の処理期間Taであり、図5のステップS503〜S505の処理を実行し、続いてステップS506〜507が実行されている場合を示す。処理期間Taでは、撮影モードの変化が無ければ分周カウンタが図7に従って3に再設定される。
次にT2からT3は、処理期間Taで分周カウンタが3に設定されたため、図5のステップS502の分岐によってステップS502に進んだ場合の処理期間Tbである。処理期間Tbでは分周カウンタが1減算された上で、図5のステップS503〜505のカラーゲイン補間演算と設定のみが実行される。処理期間Tbが完了したT3の時点では分周カウンタは2になっている。同様に、処理期間Tcにおいても、分周カウンタの減算とカラーゲイン補間演算と設定のみが行われる。処理期間Tcが完了したT5の時点では分周カウンタは1になっている。
更に、処理期間Tdにおいては分周カウンタが1であるため、処理期間Taと同様に図5のステップS503〜S505の処理を実行し、続いてステップS506〜507が実行されることとなる。
尚、図5のステップS503の分周カウンタ設定では図7のテーブルに従った分周カウンタの設定を行うが、システム制御回路50によって制御される撮像装置本体100の状態によって、分周カウンタを再設定する値は変化する。例えば図1のモードダイヤル60が動画撮影モードに設定されている時は、図5のステップS503ではメモリ52に保存されている分周カウンタには4が設定される。
(WB処理の第1例の効果)
以上のようにして、図5で示した制御フローに従うことで分周カウンタを用いてWB積分と目標カラーゲイン演算との処理を分周することが可能である。尚、図8で示したタイミングチャートによる処理時間は、常にTa>Tbである。
このように、本例によれば、メモリ52に保存された分周カウンタを用いることで、WBのカラーゲイン補間演算と設定処理の周期に対して、所定の値で分周された周期に従ってWB積分と目標カラーゲインの更新を行うことが可能であり、このように制御することでカラーゲインの更新は短い周期で行いつつも、WB積分及び目標カラーゲイン演算の時間を要する処理はより遅い周期で実行することが実現できるため、システム負荷の低減とそれに付随した消費電力の低減が出来る。
(定常状態でのWB処理の第2例)
上記定常状態でのWB処理の第1例では、予め設定された分周周期に応じて周期的な積分処理を行なうことについて説明した。第2例では、AEによる輝度信号の変化の検出に応じた積分処理を付加して行う。
図6は、図4のステップ405における定常時のWB処理の動作の第2例サブルーチンのフローチャートである。
ステップS601では、図4のステップS403による測光処理の結果メモリ52に保存されている輝度変化フラグを参照し、この輝度変化フラグがTRUEである(輝度変化が大きく、所定値以上)場合には、ステップS604に進む。一方、輝度変化フラグがFALSEである(輝度変化が少なく、所定値以下)場合には、ステップS602に進む。尚、ステップS602〜S608の処理は第1例のステップS501〜S507と同様であるため、説明は省略する。
(本WB処理によるタイミング例)
図6の、ステップS601による輝度変化が発生した場合の処理について、図9のタイミングチャートを用いて説明する。
T0からT1は、図6のステップS604〜608の処理を行う処理期間Taである。従って、図6のステップS604における分周カウンタの再設定処理によって、メモリ52に保存されている分周カウンタは図7に従って撮影準備中の場合は3あるいは動画撮影中の場合は4といった値が設定される。
T2は図4のステップS403の処理によって輝度変化が検出されたことを示しており、輝度変化フラグがTRUEとしてメモリ52に保存される。
更に、T3の時刻にて図6で示したシーケンスが開始され、処理期間Taによって分周カウンタが2以上の値に設定されているが、図6のステップS601の判断分岐によってメモリ52に保存された輝度変化フラグを参照し、これがTRUEである場合には、分周カウンタの設定に関わらずステップS604へ進むよう制御され、続くステップS604〜S608の処理が実行される期間が処理期間Tbである。
(WB処理の第2例の効果)
このように輝度変化が発生していない期間は、積分処理と目標カラーゲイン演算とは実行せずに、カラーゲイン補間演算とカラーゲイン設定のみを周期的に実行し、輝度変化があったときは、積分処理と目標カラーゲイン値の演算を実行する。このように、分周カウンタを用いることで、図8で示した制御によればWBのカラーゲイン補間演算と設定処理の周期に対して、所定の値で分周された周期に従ってWB積分と目標カラーゲイン値との更新を行う制御を行っているときに、測光手段によって被写体の輝度変化が検出された際にトリガとして用いることで、速やかにWB積分と目標カラーゲイン値との更新を行うことが可能である。 又、システム負荷と消費電力の低減し、更に、ホワイトバランスの応答性等、被写体の追従性を向上することも可能となる。
又、分周によるカラーゲイン補間演算とカラーゲイン設定もせずに、輝度変化の発生のみをトリガとして、積分処理と目標カラーゲイン値の算出、カラーゲイン補間演算とカラーゲイン設定を行うようにしても、ホワイトバランスの応答性は犠牲にしてもCPUのシステム負荷と消費電力の低減を図ることができる。また、輝度変化ではなく、色温度変化をトリガとしても同様の効果が得られる。
<他の実施形態>
尚、最初にも記載したが、本実施形態では、制御回数の分周によって周期を制御する方法を記載しているが、本発明は、WB制御が追いつかずに問題が発生する限度の時間間隔以内で、AE及びAFとは異なる時間周期でWB処理あるいは積分と目標ゲイン値算出を行うことで、画質への影響が異なるAE及びAFとWBとを別周期で、しかし同期させながら行う技術を開示するものであり、これを実現する種々の構成も本発明に含まれるものである。
例えば、AE及びAFの後にタイマを参照してWBあるいは積分と目標ゲイン値算出を行うか否かを決める手順で達成できる。
この場合には、制御回数の分周によって周期を制御するのではなく、その周期により直接制御することになる。その場合のAE及びAF、あるいはWBの周期の目安を以下に示す。この値を考慮して、タイマの設定あるいは本実施形態での制御回数の設定が実現可能である。
以下に、好適なWBの制御周期例を示す。
静止画記録時のWB制御周期例: 約1秒
この場合には、補間値の設定周期を約500ミリ秒で行うのが好ましい。上記実施形態の分周による制御方法では、1/2の分周となる。
動画記録時のWB制御周期例 :約10秒
このこの場合には、補間値の設定周期を約250ミリ秒で行うのが好ましい。上記実施形態の分周による制御方法では、1/40の分周となる。
尚、上記例は一例であるが、上述した如くWB制御周期は人間の色変化に対する視覚感度などが関連した値であり、装置の性能などによらず普遍的に使用可能なものである。一方、補間値の設定周期はWB制御周期間の変化を滑らかに行うものであり、適宜設定ができる。いずれにしても、動画の場合の方が静止画の場合よりも周期を長く制御することになる。
<他の実施形態の効果>
本実施形態によれば、分周という装置の性能や制御手順に依存する技術思想でなく、装置の性能や制御手順とは独立したWB制御の技術思想が提供できる。
本実施形態の撮像装置のブロック図である。 本実施形態の撮像装置の主ルーチンにおける起動時の動作手順例を示すフローチャートである。 本実施形態の撮像装置の起動時のWBルーチンの動作手順例を示すフローチャートである。 本実施形態の撮像装置の主ルーチンにおける定常時の動作手順例を示すフローチャートである。 本実施形態の撮像装置の定常時のWBルーチンの第1例の動作手順例を示すフローチャート。 本実施形態の撮像装置の定常時のWBルーチンの第2例の動作手順例を示すフローチャート。 WBの処理を分周比率の切り替えの一例を示す図である。 定常時のWBルーチンにおける1/3分周する際のタイミングチャートである。 定常時のWBルーチンの第2例における輝度変化検出の際のタイミングチャートである。 カラーゲイン値の補間演算の例を示す図である。 本実施形態の撮像装置のメモリ構成例を示す図である。
符号の説明
10 撮影レンズ
12 シャッター
82 電源コネクタ
84 電源コネクタ
92 媒体コネクタ
96 媒体コネクタ
102 保護機構
206 媒体コネクタ
216 媒体コネクタ

Claims (17)

  1. 映像信号の積分処理と、該積分処理の結果から各色に対する目標カラーゲイン値を求めるカラーゲイン演算処理とを行い、前記目標カラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御手段を有する撮像装置であって、
    前記カラーバランス制御手段は、連続する複数回のカラーバランス制御で、前記積分処理とカラーゲイン演算処理をせずに同じ目標カラーゲイン値を使用し、前記積分処理とカラーゲイン演算処理の回数を減少させることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記カラーバランス制御手段は、保持されている前回のカラーゲイン設定値と目標カラーゲイン値とに基づく補間により補間カラーゲイン設定値を求めるカラーゲイン補間演算手段を有し、前記積分処理とカラーゲイン演算処理をしない場合は、前記補間カラーゲイン設定値をカラーゲイン設定値として使用することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記カラーゲイン補間演算手段は、保存されている前回のカラーゲイン設定値と目標カラーゲイン値とに基づく線形あるいは非線形補間により補間カラーゲイン設定値を求めることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記カラーバランス制御手段は、前記積分処理とカラーゲイン演算処理をしないカラーバランス制御の回数を撮影モードに対応して変更し、動画を撮像する撮影モードにおける回数が静止画を撮像する撮影モードにおける回数より多いことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記カラーバランス制御手段は、所定値以上の輝度変化があった場合には、前記積分処理とカラーゲイン演算処理を行うことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記カラーバランス制御手段によるカラーバランス制御は、自動露出制御及び/又は自動焦点検出制御に続いて実施されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の撮像装置。
  7. 映像信号の積分処理と、該積分処理の結果から各色に対する目標カラーゲイン値を求めるカラーゲイン演算処理とを行い、前記目標カラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御手段を有する撮像装置であって、
    前記カラーバランス制御手段は、所定値以上の輝度変化があった場合に前記カラーバランス制御を行うことを特徴とする撮像装置。
  8. 被写体を撮像して映像信号を得る撮像手段と、
    前記撮像手段を用いて得られた前期映像信号の積分処理を行う積分処理手段と、
    前記積分処理に基づいて求められた各色のカラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御手段とを有し、
    前記積分処理手段による積分処理の周期が前記カラーバランス制御手段によるカラーバランス制御の周期より長いことを特徴とする撮像装置。
  9. 被写体を撮像して映像信号を得る撮像手段と、
    前記撮像手段を用いて得られた映像信号に基づいて、被写体輝度を測定して露出値を制御する自動露出制御手段と、
    合焦検出を行って、被写体に対する焦点を制御する自動焦点制御手段と、
    前記自動露出制御手段による露出制御及び/又は自動焦点制御手段による焦点制御の後に、映像信号の積分処理と、該積分処理の結果から各色に対する目標カラーゲイン値を求めるカラーゲイン演算処理とを行い、前記目標カラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御手段と、
    前記自動露出制御手段あるいは前記自動焦点制御手段の制御周期と、前記カラーバランス制御手段の制御周期とが異なることを特徴とする撮像装置。
  10. 前記カラーバランス制御手段は、前記カラーバランス制御手段の制御周期でないタイミングで、保持されている目標カラーゲイン値と前回のカラーゲイン設定値との補間値を今回のカラーゲイン設定値としてカラーバランス制御を行うことを特徴とする請求項9記載の撮像装置。
  11. 前記カラーバランス制御手段は、所定値以上の輝度変化があった場合に、前記カラーバランス制御手段の制御周期でなくともカラーバランス制御を行うことを特徴とする請求項9又は10記載の撮像装置。
  12. 映像信号の積分処理と、該積分処理の結果から各色に対する目標カラーゲイン値を求めるカラーゲイン演算処理とを行い、前記目標カラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御方法であって、
    連続する複数回のカラーバランス制御で、前記積分処理とカラーゲイン演算処理をせずに同じ目標カラーゲイン値を使用し、
    保存されている前回のカラーゲイン設定値と前記同じ目標カラーゲイン値とに基づく補間により求めた補間カラーゲイン設定値を今回のカラーゲイン設定値として使用し、
    前記積分処理とカラーゲイン演算処理の回数を減少させることを特徴とするカラーバランス制御方法。
  13. 映像信号の積分処理と、該積分処理の結果から各色に対する目標カラーゲイン値を求めるカラーゲイン演算処理とを行い、前記目標カラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御方法であって、
    輝度変化を測定し、
    所定値以上の輝度変化があった場合に前記カラーバランス制御を行うことを特徴とするカラーバランス制御方法。
  14. 被写体を撮像して映像信号を得る撮像ステップと、
    前記撮像手段を用いて得られた前期映像信号の積分処理を行う積分処理ステップと、
    前記積分処理に基づいて求められた各色のカラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御ステップとを有し、
    前記積分処理ステップによる積分処理の周期が前記カラーバランス制御ステップによるカラーバランス制御の周期より長いことを特徴とするカラーバランス制御方法。
  15. 被写体を撮像して映像信号を得る撮像ステップと、
    前記撮像手段を用いて得られた映像信号に基づいて、被写体輝度を測定して露出値を制御する自動露出制御ステップと、
    合焦検出を行って、被写体に対する焦点を制御する自動焦点制御ステップと、
    前記映像信号の積分処理と、該積分処理の結果から各色に対する目標カラーゲイン値を求めるカラーゲイン演算処理とを行い、前記目標カラーゲイン値に基づいてカラーバランス制御を行うカラーバランス制御ステップとを有し、
    前記自動露出制御ステップによる露出制御及び/又は自動焦点制御ステップによる焦点制御の制御周期と、前記カラーバランス制御ステップによるカラーバランス制御周期とが異なることを特徴とするカラーバランス制御方法。
  16. 請求項12乃至15のいずれか1つに記載のカラーバランス制御方法を実現するコンピュータ実行可能なプログラム。
  17. 請求項16のプログラムをコンピュータ読み出し可能に記憶する記憶媒体。
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