JP2005244851A - ネットワーク性能評価装置およびその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スループットを精度良く近似し、回線設計やQoS目標値の策定に役立たせる。
【解決手段】ネットワーク性能評価装置は、実際のネットワークで問題となるネットワーク品質(T,p)の範囲に対してネットワーク性能評価演算式におけるパラメータを特定の演算式によって近似することにより、実用的な精度でスループットを推定する。また、任意の往復遅延時間、パケット損失率におけるリアルタイムトラフィックのネットワーク性能を制限することで、リアルタイムトラフィックの帯域を適切に制御する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、往復遅延時間とパケット損失率を与え、特定の演算式を実行することによってあるプロトコルに従うネットワーク性能を評価する、ネットワーク性能評価装置およびその方法に関する。
往復遅延時間やパケット損失率といったネットワークQoS(Quality of Service)を元にネットワーク性能評価値、例えばTCP(Transmission Control Protocol)のスループットを解析的に求める方法については様々な研究が行われている(例えば、非特許文献1、2参照)。
また、エンド間の往復遅延時間T[s]とパケット損失率pからTCPスループットv[bit/s]を推定する関数として以下の関数(1)が知られている(以降、この関数を簡易推定演算式という)。
Figure 2005244851
ここで、S[byte]はMTU(Maximum Transfer Unit)を表し、1500[byte]と仮定する。また、重複ACKを用いる場合はb=2とする。
J.Padhye,V.Firoiu,D.F.Towsley,and J.F.Kurose,"Modeling TCP Reno Performance:A Simple Model and Its Empirical Validation,"IEEE/ACM Trans. networking,vo1.8,no.2,pp.133−145,April2000. J.Mahdavi and S.Floyd,"TCP−Friendly Unicast Rate−Based Flow Control,"「2004年2月20日閲覧」インターネット<URL:http://www.psc.edu/networking/papers―friendly.html.>
しかしながら、上記した非特許文献、2に開示された演算式、および上記した演算式によって推定されるネットワーク性能評価値と実測値の間には隔たりがあり、実際のネットワークで計測される性能を推定するにはやや精度が不足している。このために、回線設計やQoS目標値の策定に悪影響を及ぼすことがある。
このことを、図7に示すグラフ(スループットの実測値と推定演算式)および図10に示すTCPスループット測定実験構成図を用いて具体的に示す。
すなわち、図10にTCPスループット測定実験構成図が示すように、負荷生成用PC101からネットワーク103経由でエンドのPC104に向かってファイル転送するケースを考える。このとき、ファイル転送の径路となる遅延模擬装置102は、疎通するパケットを確率pでランダムに破棄した後、一定の片方向遅延時間d=T/2を加える。各PCはファイル転送のプロセスを10個同時に生成し、それぞれのプロセスにおいて、1GBのファイルを10回転送し、これらのプロセスは並行して実行されるものとする。
各転送に要した時間t[s]とファイルサイズB[byte]からスループット8B/t[bit/s]を求め、これを10回×10プロセス×4台=400回のファイル転送について平均した値をvとする。一例として、pを10−3に固定し、Tを10、20、30、50、76、100、150、200msと変化させた場合のスループットの実測値vを図7に■で示してある。上記した推定演算式により演算された値は実線で示されている。このグラフから両者は、特にTが小さい領域で大きく乖離していることがわかる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、実際のネットワークで問題となるネットワーク品質(T,p)の範囲に対してネットワーク性能評価演算式におけるパラメータを特定の演算式で補正することにより、スループットを精度良く近似し、回線設計やQoS目標値の策定に役立たせることのできる、ネットワーク性能評価装置および方法を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明は、往復遅延時間とパケット損失率を与え、特定の演算式を実行することによってあるプロトコルに従うネットワーク性能を評価するネットワーク性能評価装置であって、前記パケット損失率がある特定の範囲にある場合において、前記往復遅延時間およびネットワーク性能を実測するネットワーク性能計測手段と、 前記ネットワーク性能実測値を用いて前記演算式に用いられるパラメータを最小自乗近似により適合させる第1のパラメータ補正手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明において、前記パケット損失率毎に前記補正したパラメータを用い、当該補正パラメータをパケット損失率の関数としてモデル化して得られる演算式のパラメータを最小自乗近似によって適合させる第2のパラメータ補正手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明において、前記第2のパラメータ補正手段で適合させたパラメータを用い、任意の往復遅延時間、パケット損失率におけるネットワーク性能を特定の演算式によって算出するネットワーク性能演算手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明において、任意の往復遅延時間、パケット損失率におけるリアルタイムトラフィックのネットワーク性能を前記ネットワーク性能演算部により算出した値によって制限するリアルタイムトラフィック制御手段と、を備えたことを特徴とする。
上記した課題を解決するために本発明は、往復遅延時間とパケット損失率を与え、特定の演算式を実行することによってあるプロトコルに従うネットワーク性能を評価するネットワーク性能評価方法であって、前記パケット損失率がある特定の範囲にある場合において、前記往復遅延時間およびネットワーク性能を実測するステップと、前記ネットワーク性能実測値を用いて前記演算式に用いられるパラメータを最小自乗近似により適合させるステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、実際のネットワークで問題となるネットワーク品質(T,p)の範囲に対してネットワーク性能評価演算式におけるパラメータを特定の演算式によって近似することにより、実用的な精度でスループットを推定することができる。このため、回線設計やQoS目標値の策定に役立たせることができ、信頼性の高いネットワークシステム構築が可能になる。
また、任意の往復遅延時間、パケット損失率におけるリアルタイムトラフィックのネットワーク性能を制限することで、リアルタイムトラフィックの帯域をTCPの帯域制御と親和性のあるように適切に制御することができ、更に、QoS要求条件と最大ユーザ数から必要帯域を設計することも容易にできる。
本発明は、図7に、スループットの実測値と推定式の関係が示されるように、両者の乖離差を補正するために、演算式(1)のパラメータαを最小自乗近似法によって適合させることにある。同様の補正は、パケット損失率を10−2,5×10−3,10−3,5×10−4,10−4のように変化させた場合も有効であることを確認している。さらに、パラメータαの補正をpの間数としてモデル化すると以下の演算式(2)のように表すことができる。図8に、パラメータαの補正値と推定式の関係が、図9に、そのときに用いられるテーブルの一例が示されている。
α(p)=0.076ln(p)+0.90 ……(2)
このように、実際のネットワークで問題となるネットワーク品質(T,p)の範囲に対して、推定演算式(1)におけるパラメータαを演算式(2)で補正することにより、TCPスループットを精度よく近似できる。このことは、回線設計やQoS目標値の策定に有用である。
図1に本発明実施形態におけるネットワーク性能評価装置の内部構成が機能展開され示されている。
図1に示されるように、本発明のネットワーク性能評価装置は、ネットワーク(NW)インタフェース部10と、パケット観測部11と、測定データ記憶部12と、補正データ記憶部(#0)13と、補正データ記憶部(#1)14と、パラメータ補正演算部(#0)15と、パラメータ補正演算部(#1)16と、スループット演算部(#0)17と、スループット演算部(#1)18と、スループット演算部(#2)19と、リアルタイムトラフィックビットレート制御部20と、スループット監視部21と、パラメータ記憶部22で構成される。
NWインタフェース部10は、ネットワークを介して受信されるパケットをトレースするためにそのパケットをパケット観測部11に供給する。パケット観測部11は、所定の時間間隔ΔTの中で観測したパケットの数ΔNとパケット損失数ΔL、往復遅延時間の平均値T、TCPスループットの平均値vを実測するネットワーク性能計測手段として機能する。
測定データ記憶部12は、パケット観測部11によって計測され、あるいは演算によって求められる、往復遅延時間T、パケット損失率p、TCPスループットvを有限個数蓄積する。また、補正データ記憶部13は、パラメータ補正演算部#0(15)により補正されるパケット損失率pとパラメータαを、補正データ記憶部14は、パラメータ補正演算部#1(16)により補正される、後述するパラメータc、dを記憶する。なお、上記したパラメータ補正演算部#0(15)とパラメータ補正演算部#1(16)は、それぞれ本発明の第1のパラメータ補正手段、第2のパラメータ補正手段として機能する。
一方、スループット演算部#0(17)は上記した推定演算式(1)を、スループット演算部#1(18)は以下に示す演算式(3)を、スループット演算部#2(19)は以下に示す演算式(4)を実行する、それぞれ本発明のネットワーク性能値演算手段として機能する。
Figure 2005244851
Figure 2005244851
また、リアルタイムトラフィックビットレート制御部20は、任意の往復遅延時間、パケット損失率におけるリアルタイムトラフィックのネットワーク性能を、スループット演算部19により算出された値に基づき制限する機能を持ち、スループット監視部21は、スループット演算部(#0)17、スループット演算部(#1)18、スループット演算部(#1)19によって算出されたネットワーク性能値を監視する機能を持つ。なお、パラメータ記憶部22は、後述するスループット低下検知のための閾値β、TCPスループット推定値vを記憶する。
図2〜図6は、図1に示す本実施形態の動作を説明するために引用したフローチャートであり、全体の処理の流れ(図2)、パラメータα(p)の補正処理手順(図3)、パラメータc、dの補正処理手順(図4)、TCPスループット推定処理手順(図5)、スループット低下検知処理手順(図6)のそれぞれが示されている。
以下、図2〜図6に示すフローチャートを参照しながら図1に示す本発明実施形態の動作について詳細に説明する。
まず、全体の処理の流れから説明する。すなわち、本発明のネットワーク性能評価装置は、所定時間ΔT内に(S21)、パラメータ補正演算部#0(15)、パラメータ補正演算部#1(16)、TCPスループット演算部#2(19)を順次起動する。ここで、それぞれ、パラメータα(p)の更新(S22)、パラメータ(c,d)の更新(S23)、TCPスループットの推定を行う(S24)。
すなわち、パラメータ補正演算部#0(15)は、パケット観測部11による実測値に基づき上記した演算式(1)のパラメータαを最小自乗近似によって適合させ、また、パラメータ補正演算部#1(16)は、上記により適合させたパラメータαを用い、更に上記した演算式(2)を実行することによって、そのパラメータd、cを最小自乗近似によって適合させる。そして、スループット演算部#2(19)は、そのパラメータc、dを用いて任意の(T,p)におけるTCP/IPスループットを上記した演算式(4)を実行することによって算出する。
続いて、リアルタイムトラフィックビットレート制御部20、スループット監視部21を起動し、任意の(T,p)におけるリアルタイムトラフィックのスループットをv(T,p)によって制限する。
すなわち、リアルタイムトラフィックビットレート制御部20は、リアルタイムトラフィックビットレートの最大値をvに設定し(S25)、更に、スループット監視部21はスループット低下検知を行う(S26)。以下に各ステップの詳細を説明する。
図3に示すフローチャートを参照しながらパラメータα(p)の更新処理(S22)の詳細について説明する。
パラメータ補正演算部#0(15)は、まず、パケット観測部11からΔT内に観測したパケット数ΔNと、パケット損失率ΔLとを受け取る(S31)。続いて、パケット損失率pを、p=ΔL/ΔNを計算することによって求める(S32)。次に、パケット観測部11から、ΔT内に観測した往復遅延時間の平均値Tを受け取る(S33)。
続いて、Tが規定のTとTの範囲に含まれ、かつ、pが規定のpとpの範囲に含まれることを確認して(S34)、パケット観測部11からΔT内に観測したTCPスループットの平均値vを受け取る(S35)。そして、測定データ(T,p,v)を測定データ記憶部12に記憶させる(S36)。
次に、測定データ記憶部12におけるパケット損失率pでの(T,v)のデータとパケット損失率pに対するパラメータα(p)の補正結果を得てパラメータα(p)を更新して処理を終える(S37)。
続いて、図4に示すフローチャートを参照しながら、パラメータ補正演算部#1(16)によるパラメータ更新処理について説明する。
パラメータ補正演算部#1(16)は、パラメータ補正演算部#0(15)により補正され、補正データ記憶部13に格納された更新済みのパラメータ(p,α)と、パラメータαの関数である上記した演算式(2)を実行し、そのパラメータ(c)(d)を更新する(S41)。
次に、図5に示すフローチャートを参照しながら、TCPスループット演算部#0(17)〜#2(19)によるTCPスループット推定処理について説明する。
TCPスループット演算部#0(17)〜#2(19)は、まず、測定データ記憶部12から、パケット損失率p、往復遅延時間の平均値Tを受け取る(S51)。続いて、パラメータ(c,d)が推定されていることをチェックし(S52)、推定されていれば、TCPスループット演算部#2(19)が起動され、TCPスループット演算部#2(19)は、上記した演算式(4)を実行してTCPスループットを推定し、これをvとする(S53)。
一方、S52のチェックの結果、パラメータ(c,d)が推定されていなければ、更に、パラメータ(α,p)が推定されているか否かがチェックされる(S54)。ここで、推定されていることが確認されると、TCPスループット演算部#1(18)が起動され、TCPスループット演算部#1(18)は、上記した演算式(3)を実行してこれをvとする(S55)。
ここで、推定されていないことが確認されると、TCPスループット演算部#0(17)を起動し、TCPスループット演算部#0は、上記した演算式(1)を実行してこれをvとする(S56)。
最後に、図6に示すフローチャートを参照しながら、スループット監視部21によるスループット低下検知処理について説明する。
スループット監視部21は、まず、測定データ記憶部12から、パケット損失率p、TCPスループットの平均値vを受領する(S61)。次に、パラメータα(p)は推定されているか否かをチェックする(S62)ここで、推定済みであることを確認して、vと閾値βvを比較し、vがβvより小さい場合は、スループットの低下をと見なしてアラームを生成する。パラメータα(p)か未だ推定されておらず、あるいはvが閾値βvより大きい場合はアラームは発生されない。
以上説明のように本発明のネットワーク性能評価装置は、まず、パケット損失率がpである場合において、往復遅延時間T[s]に対するTCP/IPスループットv[Mbps]をパケット観測部11で測定し、V(T1),V(T2),V(T3),…,V(TN)を測定データ記憶部12に記憶する。そして、ここで記憶したV(T1),…,V(TN)を用いてパラメータ補正演算部#1(16)が演算式(1)のパラメータαを最小自乗近似により適合させるものである。また、上記により、パケット損失率p毎に適合させたα(p1),α(p2)…,α(pM)を補正データ記憶装置13に記憶し、このα(p1),α(p2),…α(pM)を用いてパラメータ補正演算部#1(16)が演算式(2)のパラメータd,cを最小自乗近似により適合させるものである。
また、上記により補正したパラメータ(c,d)を用いて、スループット演算部#2(19)が任意の(T,p)におけるTCP/IPスループットを演算式(4)を実行することにより求めるものである。更に、リアルタイムトラフィックビットレート制御部20は、任意の(T,p)におけるリアルタイムトラフィック(自動的に速度制御を行うことのないトラフィック)のスループットを上記により求めたv(T,p)によって制限するものである。
このことにより、実際のネットワークで問題となるネットワーク品質(T,p)の範囲に対してネットワーク性能評価演算式におけるパラメータを特定の演算式によって近似することで実用的な精度でスループットを推定することができ、このため、回線設計やQoS目標値の策定に役立たせることができ、信頼性の高いネットワークシステム構築が可能になる。
また、任意の往復遅延時間、パケット損失率におけるリアルタイムトラフィックのネットワーク性能を制限することで、リアルタイムトラフィックの帯域を適切に制御することができ、更に、QoS要求条件と最大ユーザ数から必要帯域を設計することも容易にできる。
なお、本発明によれば、以下に列挙する(1)〜(5)の応用も可能になる。
(1)TCP/IPスループット目標値v0と、パケット損失率目標p0を与えると、上記により求めたパラメータ(c,d)と、演算式(3)を実行してv(T1,p0)>v0となる最大の遅延時間T1を計算する。
(2)TCP/IPスループット目標値v0と、遅延時間の最大値T0を与えると、上記により求めた(c,d)と、演算式(3)を実行することにより、v(T0,p1)>v0となる最大のパケット損失率p1を計算する。
(3)TCP/IPスループット目標値v0を与えると、上記により、v(T2,p2)>v0となる(T2,p2)の組合せを求める。
(4)補正データ記憶部13におけるTの刻み幅を、パケット損失率pが異なる場合も一定にすること、補正データ記憶部13におけるpの刻み幅をpの対数が等間隔に近いように調整することも可能である。
(5)測定データ記憶部12と補正データ記憶部13を、等間隔のTおよび指数間隔に近いpの組合せ(T,p)に対して値を記憶するように記憶領域を2次元的に拡張することも可能である。
本発明のネットワーク性能評価装置の内部構成を示すブロック図である。 本発明実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明実施形態の動作を示すフローチャートである。 スループットの実測値と推定式の関係を説明するために引用した図である。 本発明実施形態によるパラメータαの補正値と推定式との関係を説明するために引用した図である。 本発明実施形態によるパラメータαの補正値と推定式の関係を求めるために使用されるテーブル構成の一例を示す図である。 TCPスループット測定実験を行う際に用いられるネットワークシステム構成図である。
符号の説明
10…NWインタフェース部、11…パケット観測部、12…測定データ記憶部、13…補正データ記憶部、14…補正データ記憶部、15…パラメータ補正演算部#0、16…パラメータ補正演算部#1、17…スループット演算部#0、18…スループット演算部#1、19…スループット演算部#2、20…リアルタイムトラフィックビットレート制御部、21…スループット監視部、22…パラメータ記憶部

Claims (5)

  1. 往復遅延時間とパケット損失率を与え、特定の演算式を実行することによってあるプロトコルに従うネットワーク性能を評価するネットワーク性能評価装置であって、
    前記パケット損失率がある特定の範囲にある場合において、前記往復遅延時間およびネットワーク性能を実測するネットワーク性能計測手段と、
    前記ネットワーク性能実測値を用いて前記演算式に用いられるパラメータを最小自乗近似により適合させる第1のパラメータ補正手段と、
    を備えたことを特徴とするネットワーク性能評価装置。
  2. 前記パケット損失率毎に前記補正したパラメータを用い、当該補正パラメータをパケット損失率の関数としてモデル化して得られる演算式のパラメータを最小自乗近似によって適合させる第2のパラメータ補正手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク性能評価装置。
  3. 前記第2のパラメータ補正手段で適合させたパラメータを用い、任意の往復遅延時間、パケット損失率におけるネットワーク性能を特定の演算式によって算出するネットワーク性能演算手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載のネットワーク性能評価装置。
  4. 任意の往復遅延時間、パケット損失率におけるリアルタイムトラフィックのネットワーク性能を前記ネットワーク性能演算部により算出した値によって制限するリアルタイムトラフィック制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載のネットワーク性能評価装置。
  5. 往復遅延時間とパケット損失率を与え、特定の演算式を実行することによってあるプロトコルに従うネットワーク性能を評価するネットワーク性能評価方法であって、
    前記パケット損失率がある特定の範囲にある場合において、前記往復遅延時間およびネットワーク性能を実測するステップと、
    前記ネットワーク性能実測値を用いて前記演算式に用いられるパラメータを最小自乗近似により適合させるステップと、
    を有することを特徴とするネットワーク性能評価方法。

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