JP2005244499A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単に製造することができると共に、変換効率、電磁波の漏洩、コスト削減、設置場所等の選択を考慮することを不要とすることができるアンテナ装置を提供する。
【解決手段】 板状又はリング状に形成されたフェライトコア11と、フェライトコア11の側面に直接巻き付けられたコイル12と、コイル12と接続された同調用コンデンサ2及び整合用コンデンサ3とを備えることにより、簡単に製造することができると共に、変換効率、電磁波の漏洩、コスト削減、設置場所等の選択を考慮することを不要とすることができるアンテナ装置を構成した。また、この発明に係るアンテナ装置では、フェライトコアに直接導体パターンをプリントすることにより、当該導体パターンがプリントされたフェライトコアの平面のみの磁界偏波を形成することもできる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えばRFIDシステムにおいて使用されるアンテナ装置に関する。
従来より、物流、商品管理、在庫の有無、人、物の移動を把握したりするのに使用される可能性があるICカードやICタグがしられている。
また、従来より、ガラス・エポキシ製基板に銅箔をパターンエッチングして形成した基板を貼り付けて、フェライトコア上に磁界の磁束を一方向に向けるアンテナ装置が知られている。このアンテナ装置は、銅箔をエッチングした基板に接合することで製造されているのが現状である。このアンテナ装置は、基板上にパターンエッチングされた銅箔形状によって、放射する電磁波を一方向に向けることをしていた。
このようなアンテナ装置は、例えば下記の特許文献1や特許文献2などで知られている。
更に、アンテナ装置は、大量生産を行うことにより、単価を下げることができるため、一般的なAM/FMラジオ用のアンテナ等に利用することを含め、現在の一般的な棒状の非磁性体フェライトコアを利用することが行われている。
特開2003−141466号公報
特開2003−256789号公報
しかしながら、従来のアンテナ装置では、フェライト・コアと基板とを接合して使用する必要があったので、工数が増え大量生産に向かない。また、RFIDシステムにおけるタグ装置では、電磁波への変換効率、電磁波の漏洩や、製造一元化によるコストの削減、設置場所への制限を考慮して製作する必要がある。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、簡単に製造することができると共に、変換効率、電磁波の漏洩、コスト削減、設置場所等の選択を考慮することを不要とすることができるアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明では、板状又はリング状に形成されたフェライトコアと、前記フェライトコアの側面に直接巻き付けられたコイルと、前記コイルと接続された同調用コンデンサ及び整合用コンデンサとを備えることにより、上述の課題を解決する。
また、本発明は、板状又はリング状に形成されたフェライトコアと、前記フェライトコアの電磁波放射面に直接印刷された導体パターンと、前記導体パターンと接続された同調用コンデンサ及び整合用コンデンサとを備えることにより、上述の課題を解決する。
本発明に係るアンテナ装置によれば、フェライトコアに直接コイルを巻き付けて構成することにより、簡単に製造することができると共に、変換効率、電磁波の漏洩、コスト削減、設置場所等の選択を考慮することを不要とすることができる
また、このアンテナ装置によれば、フェライトコアに直接導体パターンをプリントすることにより、当該導体パターンがプリントされたフェライトコアの平面のみの磁界偏波を形成することができ、簡単に製造することができると共に、変換効率、電磁波の漏洩、コスト削減、設置場所等の選択を考慮することを不要とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明は、例えば図1に示すように構成されたアンテナ装置に適用される。
このアンテナ装置は、図1に示すように、フェライトコアアンテナ1に同調用コンデンサ2及び整合用コンデンサ3が取り付けられて構成されている。このアンテナ装置は、基本的にシリーズ回路で行使され、同調用コンデンサ2及び整合用コンデンサ3の容量が連結して変化して、アンテナ特性であるVSWR及びレゾナンスが決定される。
このフェライトコアアンテナ1は、同調用コンデンサ2及び整合用コンデンサ3の容量が調整されて取り付けられることにより、一方向に電磁波を放射すると共に、当該電磁波放射方向からの電磁波を受信する。この非磁性体のフェライトコアアンテナ1は、周波数に対し電気伝導抵抗が非常に大きく、直接コイル12を巻き付けることができ、さらには、組成を選択することにより、VLFからUHFまでの利用が可能となる。
このフェライトコアアンテナ1は、図2に示すように、板状又はリング状のフェライトコア11の側面に銅製のコイル12が2〜3回巻き付けられている。
また、このフェライトコアアンテナ1は、小型・PDA用である場合には、図3に示すように、同調用コンデンサ2及び整合用コンデンサ3の接続端子13がフェライトコア11に設けられる。
更に、フェライトコアアンテナ1は、汎用軽量型である場合には、図4に示すようにフェライトコア11の中央部11aをのぞいた板状又はリング状に形成されて、コイル12が巻き付けられる。このように外周の影響を少なくしたい場合には、内周内側、すなわち中央部11aに溝を設けて、コイル12を中央部11aの内壁に埋め込むように設けるようにしてもよい。
更にまた、このフェライトコアアンテナ1は、汎用型で近傍距離通信用である場合には、図3と比較して大きい表面面積のフェライトコア11を使用してもよく、さらには、図6に示すように、携帯電話用のバッテリの外枠に貼り付けて使用する場合には、中央部11aを四角状に形成して、当該中央部11aの内壁にコイル12を埋め込む。
更にまた、このフェライトコアアンテナ1は、フェライトコア11の側面にコイル12を巻き付ける場合のみならず、図7に示すように、フェライトコア11に中央部11aを設け、中央部11aが設けられていないフェライトコア11表面上に直接導体パターン11bを設けるようにしてもよい。この導体パターン11bを形成するフェライトコア11のパターン面は、フェライトコアアンテナ1の電磁波放射方向となる。なお、この導体パターン11bとしては、銅箔のみならず、酸化しにくい金や銀であってもよい。
更にまた、このフェライトコアアンテナ1は、図2に示すようにフェライトコア11にコイル12を巻き付ける場合において、図8に示すように、フェライトコア11の側面に溝を設け、当該溝にコイル12を巻き付けた後に、エポキシ材・コア粉末で固定化してもよい。このように構成することで、より確実にフェライトコア11に対するコイル12の固定する。また、フェライトコア11にコイル12を確実に固定する他の手法としては、図9示すように、フェライトコア11の側面に溝部11cを形成して、当該溝部11cにコイル12を巻き付けるようにしてもよく、さらには、中央部11aの内壁にコイル12を取り付ける場合には、中央部11aに溝部11cを設けてもよい。
このように構成されたフェライトコアアンテナ1は、図10に示すように、例えばプラスチック筐体21に収容して、当該プラスチック筐体21を介してカード又はタグ20と通信してもよく、図11に示すように、携帯型通信機に取り付けてカード又はタグ20と通信してもよい。ここで、携帯型通信機に取り付けられたフェライトコアアンテナ1とカード又はタグ20との距離は、フェライトコアアンテナ1に対する出力電力にもよるが、例えば60〜100mWで駆動する場合には、フェライトコアアンテナ1とカード又はタグ20との距離が3〜7cm程度となる。
そして、図10や図11に示すように構成された場合、フェライトコアアンテナ1は、図12に示すように、一方向に電磁波を放射する。ここで、フェライトコアアンテナ1は、図7のように導体パターン11bが形成されて構成されている場合には、導体パターン11bの形成面における電磁波範囲が大きくなる。
なお、フェライトコアアンテナ1は、図12に示すように、一方向とは逆の面、すなわち導体パターン11bが形成していない面からの電磁波の放射漏れを抑制するためには、導体パターン11bの形成面の裏面に金属板を設けることにより、指向性をより向上させる。ここで、導体パターン11bの形成面の裏面に設ける金属板は、真鍮板、銅板、鉄板などが挙げられ、渦電流の発生を抑制するために重金属のニッケルメッキ加工を施すことが望ましい。
以上説明したアンテナ装置は、その利得−周波数特性を図13〜図15に示す。図13に示した利得−周波数特性のアンテナ装置は、フェライトコアアンテナ1を長方形状に形成し、長手方向の長さを60mm、短手方向の長さを25mmとしたものである。このアンテナ装置によれば、図13に示すように、マーカ1の周波数(13.56MHz)における利得がマーカ2の周波数における利得よりも大きくなる。このアンテナ装置において、カード又はタグ20とフェライトコアアンテナ1の主面との距離を55mmとしてアンテナ装置の周波数−利得は、図14に示すように、マーカ1の周波数における利得が著しく高くなり、良好なアンテナ特性を示すことがわかる。更に、このアンテナ装置において、棒状のフェライト・コアにコイルを巻き付けたフェライト・コアユニットから電磁波を放射した場合、アンテナ装置により検知する電磁波の利得−周波数特性は、図15に示すように、マーカ1の周波数における利得が、マーカ2の周波数における利得よりも大きくなり、良好なアンテナ特性を示すことがわかる。
したがって、このアンテナ装置によれば、フェライトコアアンテナ1に直接コイル12を巻き付けた構成、又は、フェライトコアアンテナ1に直接導体パターン11bをパターンエッチングした構成とすることにより、所望の周波数帯域で良好なアンテナ特性を示すことがわかる。なお、このようなアンテナ装置における電磁波放射線図は、図16に示すようになる。
[実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明を適用したアンテナ装置によれば、フェライトコアアンテナ1に直接コイル12を巻き付けて構成することにより、変換効率を高くすることができる。
また、このアンテナ装置によれば、フェライトコアアンテナ1に直接導体パターン11bをプリントすることにより、当該導体パターン11bがプリントされたフェライトコアアンテナ1の平面のみの磁界偏波を形成することができる。
更に、このアンテナ装置によれば、フェライトコアアンテナ1に直接コイル12を巻き付けた構成や、フェライトコアアンテナ1に直接導体パターン11bをプリントした構成とすることにより、壁面への転用で雑音、金属箔のプリントをすると輻射、反射等の電磁波対策等用に適応できる。
尚、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用したアンテナ装置の構成を示す回路図である。 本発明を適用したアンテナ装置におけるフェライトコアアンテナの構成を示す斜視図である。 本発明を適用したアンテナ装置におけるフェライトコアアンテナの構成を示す平面図及び側面図である。 本発明を適用したアンテナ装置におけるフェライトコアアンテナの他の構成を示す平面図及び側面図である。 本発明を適用したアンテナ装置におけるフェライトコアアンテナの他の構成を示す平面図及び側面図である。 本発明を適用したアンテナ装置におけるフェライトコアアンテナの他の構成を示す平面図及び側面図である。 本発明を適用したアンテナ装置におけるフェライトコアアンテナの他の構成を示す平面図及び側面図である。 本発明を適用したアンテナ装置におけるフェライトコアアンテナにコイルを巻き付ける一例を説明する図である。 本発明を適用したアンテナ装置におけるフェライトコアアンテナにコイルを巻き付ける他の一例を説明する図である。 本発明を適用したアンテナ装置とカード又はタグとの使用例を説明する図である。 本発明を適用したアンテナ装置と通信機との使用例を説明する図である。 本発明を適用したアンテナ装置の放射パターンのイメージ図である。 本発明を適用したアンテナ装置の利得−周波数特性図である。 本発明を適用したアンテナ装置とカード又はタグとを所定距離とした場合の利得−周波数特性図である。 本発明を適用したアンテナ装置とフェライト・コアユニットとを所定距離とした場合の利得−周波数特性図である。 本発明を適用したアンテナ装置の放射特性図である。
符号の説明
1 フェライトコアアンテナ
2 同調用コンデンサ
3 整合用コンデンサ
11 フェライトコア
11a 中央部
11b 導体パターン
12 コイル
13 接続端子
20 カード又はタグ
21 プラスチック筐体

Claims (2)

  1. 板状又はリング状に形成されたフェライトコアと、
    前記フェライトコアの側面に直接巻き付けられたコイルと、
    前記コイルと接続された同調用コンデンサ及び整合用コンデンサと
    を備えることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 板状又はリング状に形成されたフェライトコアと、
    前記フェライトコアの電磁波放射面に直接印刷された導体パターンと、
    前記導体パターンと接続された同調用コンデンサ及び整合用コンデンサと
    を備えることを特徴とするアンテナ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008077140A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Nec Tokin Corp 非接触icタグ
JP2014168289A (ja) * 2007-09-06 2014-09-11 Deka Products Lp Rfidシステム及びその使用方法

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