JP2005244267A - ディジタルデータ記録再生システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来は、記録媒体数が多いためシステム規模が大きく、記録媒体からのコンテンツデータの削除に関して考慮されておらず、データ管理に不便が生じる可能性がある。また、複数のディジタル信号受信機間で不整合を起こす可能性がある。
【解決手段】 録画装置100と携帯端末200間で、メモリカード120によりコンテンツの共有化が図られ、録画装置100と携帯端末200のうち、どちらの装置からでも前回の停止位置からの続き再生を簡単に行える。録画装置100では視聴に関する2つの付帯情報がコンテンツデータと共に大容量の一つのHDD110に記憶されているため、記憶媒体数を従来に比べて少なくでき、システムの大規模化を防止できる。また、携帯端末200によりメモリカード120中の任意のコンテンツの削除を行ったときでも、メモリカード用管理情報の削除は行われず、データ管理の整合性を確保することができる。
【選択図】 図1


Description

本発明はディジタルデータ記録再生システムに係り、特に放送信号や外部入力信号をディジタルデータとして記録し再生する記録再生装置と、そのディジタルデータを再生可能な携帯端末などもう一方の記録再生装置との間でディジタルデータを共有し、利用するためのディジタルデータ記録再生システムに関する。
従来のVHS(登録商標)に代表されるような、アナログの記録媒体である磁気テープに対して映像信号をアナログ記録し再生する磁気記録再生装置から、ハードディスク(HDD)や多用途光ディスク(DVD)などのランダムアクセス可能なディスク状記録媒体へ映像信号などをディジタルデータとして記録し再生するディジタルデータ記録再生システムが今後益々多くなると、コンテンツの編集やコピーの簡便化、視聴スタイルの変化などが起こり、コンテンツの利用形態が広範囲にわたってくる。
例えば、メモリカードの大容量化と、MPEG−4(Moving Picture Experts Group -4)などに代表される動画像圧縮符号化技術の発展などに伴い、従来は屋内での視聴が多かったオーディオ/ビジュアルコンテンツをディジタルデータとしてメモリカードに保存し、気軽に屋外でメモリカードを読み書き可能な携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)などの携帯端末で視聴できるようになっている。今後この様な視聴を可能とする状況がますます増え、個人が各々の方法でコンテンツを楽しむことが多くなっていくと予想される。
従って、例えば、放送信号や外部入力信号をディジタルデータとして記録再生可能な第1の記録再生装置と、ディジタルデータを再生可能な携帯端末などの第2の記録再生装置との間でディジタルデータを共有し、例えば家庭内では第1の記録再生装置を利用し、外出先や屋外などでは携帯端末などの第2の記録再生装置を利用して同じコンテンツを楽しむ用途も実現可能となる。また、ディジタル信号受信装置と移動端末とで記録番組付加情報を共有し、各々から使用できるディジタル信号受信システムが従来より提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この従来のディジタル信号受信システムは、ディジタル信号受信装置が第1のレートを有する第1のディジタル信号を第1の記録媒体に記録する記録手段と、第1のディジタル信号を第1のレートよりも低い第2のレートを有する第2のディジタル信号に変換する変換手段と、第2のディジタル信号を第2の記録媒体に記録する第2の記録手段と、ユーザの操作に応じて第1及び第2のディジタル信号の視聴に関する付加情報を生成する付加情報生成手段と、上記の付加情報を第3の記録媒体に記録する付加情報記録手段と、ユーザの操作に応じて第3の記録媒体に記録されている視聴に関する付加情報を更新する更新手段と、ユーザの操作に応じて第2のディジタル信号及び付加情報を移動端末へ出力する出力手段を有する。
一方、移動端末は、入力された上記の第2のディジタル信号を第4の記録媒体に記録する第3の記録手段と、入力された上記の付加情報を第5の記録媒体に記録する第4の記録手段と、第4の記録媒体から第2のディジタル信号を再生する再生手段と、ユーザの操作に応じて第5の記録媒体に記録されている視聴に関する付加情報を更新する付加情報更新手段と、上記の更新された付加情報をディジタル信号受信装置へ出力する出力手段とを有する。
この特許文献1記載のディジタル信号受信システムによれば、同一コンテンツを複数の圧縮方式で圧縮して予め記録しておくことができ、必要なときに必要な圧縮方式のディジタル信号を視聴することができる。
特開2003−224844号公報
しかるに、特許文献1記載の従来のディジタル信号受信システムでは、視聴に関する付加情報が、ディジタル信号が記録される記録媒体とは別の記録媒体に記録されるため、記録媒体数が多く、システム規模が大きくなってしまう。
また、上記の従来のディジタル信号受信システムでは、記録媒体からのコンテンツデータの削除に関して考慮されておらず、データ管理に不便が生じる可能性がある。例えば、PDAなどではメモリカードは様々な用途で使用されるため、任意のタイミングでメモリカードに出力されたコンテンツを削除し空き容量を増やしたい場合がある。そのような場合には、記録コンテンツが削除されたメモリカードでも録画装置で付加情報の同期をとる必要がある。
また、上記の従来のディジタル信号受信システムでは、複数のディジタル信号受信機間での使用や複数の外部出力先がある場合について考慮されておらず、システム間で不整合を起こす可能性がある。更に、上記の従来のディジタル信号受信システムでは、低レートの第2のディジタル信号のみを出力するようになっているが、移動体端末(携帯端末)に入力される第2のディジタル信号のレートを低い方のレートに限定する必要はなく、出力先の能力や出力先が必要とする情報量に適しているレートを出力した方が有用である。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、従来に比べて少ない数の記録媒体を使用して、放送信号や外部入力信号をディジタルデータとして記録する第1の記録再生装置と、そのディジタルデータを実現可能な携帯端末などの第2の記録再生装置において、両装置間でディジタルデータを共有したディジタルデータ記録再生システムを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、記録媒体からディジタルデータを削除した場合でも、第1の記録再生装置と携帯端末などの第2の記録再生装置との間のデータ管理の整合性を確保し得るディジタルデータ記録再生システムを提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、メモリカードなどの記録媒体からデータの再生を行う携帯端末などの記録再生装置が混在した環境においてもシステムの整合性を維持し得るディジタルデータ記録再生システムを提供することにある。
また更に、本発明の他の目的は、携帯端末などの記録再生装置に対して伝送するディジタルデータのレートを任意に設定可能なディジタルデータ記録再生システムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、第1の発明のディジタルデータ記録再生システムは、着脱自在の可搬型記録媒体に対して所望のコンテンツのディジタルデータを記録し、記録したディジタルデータを再生する第1の記録再生装置と、可搬型記録媒体が着脱自在の構成とされ、装着された可搬型記録媒体に記録されているディジタルデータを再生する第2の記録再生装置との間でディジタルデータを共有化し、第1及び第2の記録再生装置の一方が可搬型記録媒体のディジタルデータ記録区間の途中で再生停止した位置から他方の記録再生装置が続けて再生可能なディジタルデータ記録再生システムであって、
第1の記録再生装置は、入力された一又は二以上の所望のコンテンツのディジタルデータを、互いに圧縮率の異なる第1及び第2の符号化方式で符号化して第1及び第2の符号化信号を別々に生成する符号化手段と、第1及び第2の符号化信号のそれぞれについて、記録と再生に関する情報と管理情報とを含む第1及び第2の付帯情報を生成する付帯情報生成手段と、第1及び第2符号化信号と第1及び第2の付帯情報を対応付けて蓄積する記憶手段と、第1の符号化信号を復号化する第1の復号化手段と、記憶手段に蓄積されている第2の符号化信号と第2の付帯情報とを、対応付けて可搬型記録媒体に記録する記録手段と、装着された可搬型記録媒体に記録された第2の付帯情報と記憶手段に蓄積されている第2の付帯情報とを比較し、可搬型記録媒体に記録された第2の付帯情報と記憶手段に蓄積されている第2の付帯情報が一致するように、記憶手段に蓄積されている第2の付帯情報と第1の付帯情報中の対応する情報とをそれぞれ更新する第1の更新手段と、第1の更新手段により更新された第1の付帯情報中の再生停止位置を再生開始位置としてその再生開始位置から任意の再生停止位置まで、記憶手段に蓄積された第1の符号化信号の再生を行い、第1の復号化手段により復号化させると共に、記憶手段に蓄積されている第1及び第2の付帯情報を上記の任意の再生停止位置の情報で更新する第1の再生手段とを有する。
また、上記の第2の記録再生装置は、装着された可搬型記録媒体に記録されている第2の符号化信号及び第2の付帯情報を再生する第2の再生手段と、再生された第2の符号化信号を復号化して所望のコンテンツのディジタルデータを出力する第2の復号化手段と、第2の再生手段により再生された第2の付帯情報中の再生停止位置を再生開始位置としてその再生開始位置から任意の再生停止位置まで、可搬型記録媒体に記録されている第2の符号化信号の再生を行い、第2の復号化手段により復号化させる第3の再生手段と、第3の再生手段による可搬型記録媒体の任意の再生停止位置に関する情報に基づき、可搬型記録媒体に記録されている第2の付帯情報を更新する第2の更新手段とを有する。
この発明では、第1の記録再生装置で同じコンテンツに関するディジタルデータを第1及び第2の符号化信号に符号化し、対応する第1及び第2の付帯情報と共に記憶手段に記憶すると共に、第1の符号化信号を復号化して所望の再生停止位置まで再生したときには、第2の符号化信号と共に可搬型記録媒体に記録する第2の付帯情報にその所望の再生停止位置情報を含めて記録するようにしたため、第2の記録再生装置では、上記の可搬型記録媒体の装着時にその第2の付帯情報を再生して得られた再生停止位置から再生を開始し、任意の再生停止位置まで再生することができる。
また、この発明では、第2の記録再生装置で可搬型記録媒体に記録されているコンテンツを所望の再生停止位置まで再生したときには、可搬型記録媒体に記録されている第2の付帯情報の再生停止位置情報が更新記録されるため、第1の記録再生装置では、上記の可搬型記録媒体の装着時にその第2の付帯情報を再生して得られた再生停止位置から上記と同じコンテンツの再生を開始し、任意の再生停止位置まで再生することができる。
また、上記の目的を達成するため、第2の発明のディジタルデータ記録再生システムは、第1の発明における第2の記録再生装置を、装着された可搬型記録媒体の所望のコンテンツのディジタルデータを削除するときは、可搬型記録媒体に記録されている第2の付帯情報を削除せずに残し、その削除したコンテンツに関する削除情報に基づき、第2の更新手段により第2の付帯情報を更新させる削除手段を更に有する構成とし、第1の記録再生装置を、記憶手段に蓄積されている第2の付帯情報を、装着された可搬型記録媒体に記録された第2の付帯情報から複製し、複製後の削除情報を含む第2の付帯情報を、可搬型記録媒体から削除する第3の更新手段と、装着された可搬型記録媒体に第2の符号化信号及び第2の付帯情報が記録されていないときには、記憶手段に蓄積されている第2の付帯情報のすべてを初期化する初期化手段とを有する構成としたことを特徴とする。
この発明では、第1の記録再生装置は、装着された可搬型記録媒体に記録された第2の付帯情報が削除情報を含むときは、記憶手段から第2の付帯情報のうち削除情報を含む第2の付帯情報を削除し、装着された可搬型記録媒体に第2の符号化信号及び第2の付帯情報が記録されていないときには、記憶手段に蓄積されている第2の付帯情報のすべてを初期化するようにしたため、可搬型記録媒体に記録されている第2の符号化信号と第1の記録再生装置内の記憶手段に記憶されている第2の符号化信号とを、削除時においても対応させることができる。
本発明によれば、第1の記録再生装置と第2の記録再生装置間で、コンテンツの共有化が図られ、第1及び第2の記録再生装置での第2の付帯情報の同期により、どちらの記録再生装置からでも前回の停止位置からの続き再生を簡単に行えると共に、第1の記録再生装置では視聴に関する付加情報に相当する2つの付帯情報がコンテンツデータと共に同じ大容量の一つの記憶手段に記憶されているため、記憶媒体数を従来に比べて少なくでき、システムの大規模化を防止できる。
また、本発明によれば、第2の記録再生装置により可搬型記録媒体中の任意のコンテンツの削除を行ったときでも、可搬型記録媒体に記録されている第2の付帯情報の削除は行われず、第1の記録再生装置に可搬型記録媒体を装着したときに、可搬型記録媒体に記録されている第2の付帯情報と同じになるように第1の記憶手段に記憶されている第2の付帯情報が更新されるため、データ管理の整合性を確保することができる。
更に、本発明によれば、コンテンツの管理情報として、ディジタルデータを記憶手段に記録した第1の記録再生装置と、そのディジタルデータを複製した先の可搬型記録媒体を特定する第2の付帯情報が、可搬型記録媒体に記録されているため、可搬型記録媒体を再生する複数の第2の記録再生装置や同じ種類の複数の第1の記録再生装置が混在した環境下においても、第2の付帯情報を参照することで整合性を保つことができる。
また更に、本発明によれば、第1及び第2の符号化信号のうち、製品の使用に合わせた復号化手段を選ぶことにより、レートの高低に左右されず、予め定めた一方の符号化信号を可搬型記録媒体に記録することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。本発明になるディジタルデータ記録再生システムは、ディジタルデータの記録・再生を行う記録再生装置(以下、録画装置ともいう)と、ディジタルデータの再生又は記録・再生を行う装置(例えば、携帯端末)との間で、記録再生装置に記録されたコンテンツデータと携帯端末などの装置に入力されたコンテンツデータとを、連続的に再生するディジタルデータ記録再生システムであり、上記の記録再生装置(録画装置)は例えば図1のブロック図に示す構成とされており、また、上記の装置である携帯端末は例えば図2のブロック図に示す構成とされている。
まず、本発明になるディジタルデータ記録再生システムを構成する録画装置の一実施の形態について、図1のブロック図と共に説明する。録画装置100は、放送信号を受信するチューナ101と、チューナ101又は外部入力からの信号を公知の圧縮符号化方式であるMPEG−2方式に基づき符号化するMPEG−2エンコーダ102と、チューナ101又は外部入力からの信号を公知の圧縮符号化方式であるMPEG−4方式に基づき符号化するMPEG−4エンコーダ103と、MPEG−2方式で符号化されたデータを復号化するMPEG−2デコーダ104と、この録画装置100の演算処理を行う中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)105と、CPU105で実行されるプログラムなどを格納するリード・オンリ・メモリ(ROM)106と、CPU105が演算処理に使用するランダム・アクセス・メモリ(RAM)107とを有し、チューナ101以外の各ブロックは双方向のホストバス116に接続されている。
更に、録画装置100は、デコードされた信号やGUI(Graphical User Interface)等をモニターに出力する映像音声再生処理ブロック108と、持ち運び可能でリムーバブルなメモリカード120に記録、読み出しを行うカードコントローラ109と、符号化された信号や付帯情報、その他ディジタルデータの記録と読み出しを行うHDD(Hard Disc Drive)110と、イーサネット(登録商標)とのインタフェース部であるNIC(Network Interface Card)111と、時刻を計時している時計部112と、各種の入力を行う入力装置113と、リモートコントロール装置であるリモコン121から送信された赤外線のリモコン信号を受光するリモコン受光部114と、リモコン信号又は入力データを処理する操作入力処理部115とを有する。上記の映像音声再生処理ブロック108、カードコントローラ109、HDD110、NIC111、時計部112及び操作入力処理部115も上記のホストバス116に接続されている。
次に、この録画装置100の動作について説明する。チューナ101で選局受信された所望のチャネルのコンテンツの放送信号又は外部入力からの所望のコンテンツの映像信号は、MPEG−2エンコーダ102により比較的大容量で高解像度の映像の符号化信号とされ、又はMPEG−4エンコーダ103で比較的容量が少なく低解像度の映像の符号化信号とされてHDD110へ記録される。HDD110に記録された各コンテンツには録画装置用管理情報という付帯情報が作成される。
図3は上記のHDD110のメモリマップを示す。同図に示すように、HDD110には、MPEG−2で符号化されたコンテンツデータ302,305,308と、MPEG−4で符号化されたコンテンツデータ303,306,309と、それぞれのコンテンツ毎にそのコンテンツに関する録画装置用管理情報301,304,307との組が記憶されている。
すなわち、HDD110には、n個のコンテンツの各データが、そのコンテンツの録画装置用管理情報と、MPEG−2で符号化された第1の符号化信号(第1のディジタルデータ)と、MPEG−4で符号化された第2の符号化信号(第2のディジタルデータ)とが対応付けられた状態とされて記憶されている。
上記の録画装置用管理情報301,304,307の構成はそれぞれ同様であり、例えば図4に示す如き構成とされている。同図において、コンテンツ_X(Xは1〜nの中の任意の数字)の録画装置用管理情報400(Xが1のとき上記の301、Xが2のとき上記の304、Xがnのとき上記の307)は、録画装置用管理情報を管理するための管理番号401と、HDD110に録画された録画日時402と、コンテンツの録画時間を示す録画時間403と、録画した際の録画装置100の録画モードを表す値404と、EPG等で録画の際に取得した番組名405と、コンテンツが録画装置100で再生が可能かどうかを示す状態406と、コンテンツの最終視聴位置を記録している停止位置407と、その最終視聴位置を記録した日時である最終視聴日時408と、HDD110内のMPEG−2符号化されたコンテンツを管理するためのMPEG−2管理情報409とが対応付けて記録されている。これらの情報402〜409は、管理番号401毎に本体のコンテンツデータ302、303等と組になるように記録される。
また、後述する複製時にメモリカード120にコンテンツを複製した日時を示す複製日時410と、コンテンツを複製した複製先を特定する複製先411と、メモリカード201へコンテンツを複製する際に使用するMPEG−4管理情報412と、しおり418とが対応付けて記録されている。また、上記のMPEG−4管理情報412は、複製が可能であるか不可であるかを示す状態情報413と、メモリカード内コンテンツの最終視聴位置を記録している最終視聴位置414と、最終視聴位置414を作成した日時である最終視聴日時415と、メモリカード内からそのコンテンツが削除されたか否かを記録するERASE416と、そのコンテンツの視聴状態を表すCONDITON417とからなる。
更に、上記のしおり418はユーザが任意に付加するコンテンツの位置情報で複数個あり、例えば、サッカーの複数のシュートシーンだけを見たい場合にすぐに再生するべき場所が特定できるよう、ユーザの操作により付加される。
HDD110に記録されたMPEG−2で符号化された符号化信号は、MPEG−2デコーダ104により復号化された後、映像音声再生処理ブロック108で再生処理されて図示しないモニタ及びスピーカによりそれぞれ画像表示及び音声出力される。一方、HDD110に記録されたMPEG−4で符号化された符号化信号は、複製可能なコンテンツに関する符号化信号であるときにはメモリカード120へ複製される。
複製はユーザが入力装置113の複製用ボタンを操作するか、ユーザがリモコン121を操作して複製を指示する。この複製指示信号は、操作入力処理部115で処理されてホストバス116を介してCPU105へ供給される。また、予め複製を行いたい時刻を入力装置113又はリモコン121を操作することで、操作入力処理部115及びホストバス116を通してCPU105に供給し、CPU105によりその時刻をRAM107に予約時間として保存させる。
CPU105は複製指示信号の入力により、あるいは時計部112から供給される時刻信号がRAM107に記憶されている予約時間と一致した時に、ROM106に記憶されている複製のプログラムを実行する。なお、イーサネット(登録商標)を通じて複製を指示するパケットデータを受信したときにも、CPU105が複製のプログラムを実行して複製を行う。
上記の複製プログラムの実行により、録画装置100内のHDD110からMPEG−4で符号化された符号化信号が読み出されて、カードコントローラ109を介してメモリカード120に記録される。例えば、例えば複製するコンテンツとして、コンテンツ_1を選択した場合には、HDD110に記憶されている図3に303で示すMPEG−4コンテンツ_1の符号化信号が、カードコントローラ109により図5に502で示すMPEG−4コンテンツ_1としてメモリカード120に複製記録され、また録画装置用管理情報301の一部がメモリカード用管埋情報501としてメモリカード120に作成される。
図5はメモリカード120のメモリマップの一部を示す。同図に示すように、メモリカード120には、管理情報とコンテンツデータとの組がN組記録されており、その1組目はMPEG−4で符号化されたコンテンツ_1のデータ502と、そのコンテンツ_1に関するメモリカード用管理情報501であり、そのN組目はMPEG−4で符号化されたコンテンツ_Nのデータ504と、そのコンテンツ_Nに関するメモリカード用管理情報503である。
上記のメモリカード用管理情報501、503は同様の構成である。図6はこのメモリカード用管理情報の一例の詳細構成図を示す。同図に示すように、メモリカード用管理情報600には、メモリカード管理情報を管理するための管埋番号601と、複製されるコンテンツがHDD110に録画された録画日時602と、コンテンツの録画時間を示す録画時間603と、番組名604と、メモリカード120へ複製された日時を示す複製日時605と、複製されたコンテンツが録画された装置を表す録画装置606とが、対応付けて記録されている。
また、メモリカード用管理情報600には、メモリカード内コンテンツの最終視聴位置を記録している視聴位置607と、その視聴位置607を記録した日時を示す最終視聴日時608と、メモリカード120からそのコンテンツが削除されたか否かを示すERASE609と、視聴状態を示すCONDITION610と、ユーザがそのコンテンツの任意の場面を特定するために記録するしおり611とが対応付けて記録されている。
他方、録画装置100からメモリカード120へコンテンツデータが複製される際には、録画装置100内のHDD110に対して、図4に示した録画装置用管理情報400のMPEG−2管理情報409の停止位置407と最終視聴日時408が、それぞれMPEG−4管理情報412の停止位置414と最終視聴日時415へ複製される。
そして、録画日時402、録画時間403、番組名405、複製日時410、録画装置用管理情報の停止位置414、最終視聴日時415、ERASE416、CONDITION417、しおり418が、それぞれ図6に示した同じ項目名のメモリカード用管理情報へ複製される。また、メモリカード用管理情報の録画装置606には、そのコンテンツデータをメモリカード120に録画した録画装置を特定するデータが記録される。
このように、録画装置100により任意のコンテンツデータが複製記録されたメモリカードは、携帯端末200に装填され、その記録コンテンツデータが再生される。そこで、次に、本発明になるディジタルデータ記録再生システムを構成する携帯端末の一実施の形態について、図2のブロック図と共に説明する。
図2に示す携帯端末200は、メモリカード120に記録されたデータを読み出し可能な再生装置であり、屋外でのデータ閲覧を主としているために小型軽量である。この携帯端末200は、演算処理を行う中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)201と、CPU201で実行されるプログラムなどを格納するリード・オンリ・メモリ(ROM)202と、CPU201が演算処理に使用するランダム・アクセス・メモリ(RAM)202とを有し、これらは双方向のホストバス212に接続されている。
また、携帯端末200は、デコードされた信号やGUI(Graphical User Interface)等をモニターに出力する映像音声再生処理ブロック204と、持ち運び可能でリムーバブルなメモリカード120からの読み出しを行うカードコントローラ205と、MPEG−4で符号化された符号化信号を復号化するMPEG−4デコーダ206と、復号したデータなどを表示する液晶表示部207と、イーサネット(登録商標)とのインタフェース部であるNIC(Network Interface Card)208とを有し、これらも互いにホストバス212に接続されている。更に、携帯端末200は、各種の入力を行う入力装置209と、リモートコントロール装置であるリモコン220から送信された赤外線のリモコン信号を受光するリモコン受光部210と、リモコン信号又は入力データを処理する操作入力処理部211とを有する。
次に、この携帯端末200の動作について説明する。ユーザが入力装置209の再生用ボタンを操作するか、ユーザがリモコン220を操作して再生を指示する。この再生指示信号は、操作入力処理部211で処理されてホストバス212を介してCPU201へ供給される。CPU201は再生指示信号の入力により、また、イーサネット(登録商標)を通じて再生を指示するパケットデータを受信したときにも、ROM202に記憶されている再生のプログラムを実行する。
上記の再生プログラムの実行により、携帯端末200に装填されているメモリカード120に対しカードコントローラ205がメモリカード用管理情報600(501、503)を参照し、メモリカード120内のコンテンツ数を把握し、情報を順次読み出し、その読み出し結果を液晶表示部207の画面へ表示する。
ユーザは入力装置209又はリモコン220を操作し、液晶表示部207に表示されたコンテンツ内容から好きなコンテンツを選択し視聴を開始する。視聴開始により、カードコントローラ205は選択されたコンテンツのMPEG−4で符号化されたコンテンツデータ(符号化信号)をメモリカード120から読み出し、ホストバス212を介してMPEG−4デコーダ206に供給して復号化させる。MPEG−4デコーダ206で復号されたコンテンツデータは、映像音声再生処理ブロック204で再生処理された後、モニター(図示せず)に供給されてその画像が表示されると共に、スピーカ(図示せず)に供給されてその音声が発音される。
ここで、液晶表示部207には、メモリカード用管理情報600のCONDITION610に記載されている状態(視聴済み、未視聴、視聴途中)に合わせたアイコンが表示される。もし、ユーザが携帯端末200上での動画閲覧をコンテンツの途中で停止した場合、CPU201は停止した位置をメモリカード用管理情報600の停止位置607へ記録し、CONDITION610を”視聴途中”と記録する。携帯端末200での視聴が完了した場合は、CONDITION610を”視聴済み”と記録する。また、前記のようにコンテンツ内の任意の場所を特定可能なしおり611を付加することができる。
次に、携帯端末200での視聴を一旦終え、録画装置100で視聴を再開しようとした場合の動作について説明する。この場合、それまで携帯端末200に挿入していたメモリカード120を録画装置100へ挿入する。メモリカード120を挿入された録画装置100は、カードコントローラ109により図6に示したメモリカード120のメモリカード用管理情報600を読み出す。
これにより読み出されたメモリカード用管理情報600の中の停止位置607、最終視聴日時608、ERASE609、CONDITION610、しおり611のデータは、HDD110内の録画装置用管理情報400の停止位置414、最終視聴日時415、ERASE416、CONDITION417、しおり418の同項目名へとそれぞれ複製される。ただし、メモリカード用管理情報600内の録画装置606の項目が、読み出している録画装置100と異なる場合には、録画装置100内に複製元となる該当コンテンツが無いため複製は行われない。
また、複製先と録画装置が合致したコンテンツにおいては、録画装置用管理情報400の状態406の項が”再生不可”となっているコンテンツは”再生可”とし、そのコンテンツが選択された際に再生可能となるようにする。ただし、コンテンツ情報内の録画装置606の項目が、読み出している録画装置100と異なる場合には、録画装置100内に複製元となる該当コンテンツが無いため、状態406の項を”再生可”には設定しない。
また、CPU105は、HDD110に記憶されているMPEG−4管理情報412とMPEG−2管理情報409とを比較し、最終視聴日時が新しい方の停止位置を最新の停止情報として、最終視聴日時が古い方の管理情報を最新の停止位置に更新する。この場合、MPEG−4管理情報412の方がMPEG−2管理情報409よりも古い場合には、挿入されているメモリカード120内のメモリカード用管理情報600の停止位置607と最終視聴日時608もCPU105により更新する。このMPEG−2管理情報409とMPEG−4管理情報412の比較・更新はメモリカード120の録画装置100への挿入時・排出時に行う。
そして、ユーザの入力装置113又はリモコン121を使用した操作により、録画装置100に接続されているモニターにその内容を一覧表示する。視聴途中のコンテンツには、視聴途中を表すアイコンを表示する。ユーザが視聴途中のコンテンツを選択し、前回停止した位置からの視聴を指定した場合には、CPU105はHDD110に記憶されているMPEG−2管理情報409の停止位置407を参照し、その停止位置から録画装置100内のHDD110に保存されているMPEG−2コンテンツデータを読み出して、MPEG−2デコーダ104により復号化させ、その復号化信号を出力させる再生を行う。このようにして、録画装置100は携帯端末200で視聴を停止した位置から続けて視聴を行うことができ、録画装置100と携帯端末200との間で同じコンテンツの連続的な再生ができる。
また、上記とは逆に録画装置100で視聴途中のコンテンツは、その視聴停止位置が図6のメモリカード用管理情報600の停止位置607に記録され、そのメモリカード120を携帯端末200に装着したときに、携帯端末のCPU201がそのメモリカード用管理情報600の停止位置607を参照し、その停止位置からメモリカード120に記憶されているMPEG−4コンテンツデータを読み出して、MPEG−4デコーダ206により復号化させ、その復号化信号を出力させる再生を行う。このようにして、携帯端末200も録画装置100で視聴を停止した位置から続けて視聴を行うことができ、携帯端末200と録画装置100との間で同じコンテンツの連続的な再生ができる。
録画装置内HDD110のMPEG−2コンテンツの再生が終了すると、録画装置用管理情報400のCONDITION417を”視聴済み”へ更新する。他方、MPEG−2コンテンツを最後まで再生せずに途中で停止した場合には、その停止位置が新しい停止位置407、最終視聴日時408のデータとしてCPU105により更新される。
次に、携帯端末200においてメモリカード120の任意のコンテンツを削除した場合の、録画装置100での該当コンテンツの扱い方について説明する。携帯端末200でコンテンツを記録したメモリカード120を利用している際、コンテンツを携帯端末200の操作により任意の時に削除したい場合がある。
一般的に、携帯端末200に用いられるメモリカード120は様々な使用を目的として多種多様なデータを記録している。例えば、携帯型の音楽プレイヤとしても利用できるように音楽のディジタルデータであったり、文章等のテキストデータであったり、またはパーソナルコンピュータ用のデータを一時的に格納するなど、様々なデータが記録されており、それらを携帯端末200の操作によりデータの更新、新しいデータの作成・保存をする場合に、有限であるメモリカード120の空き容量を増やす必要が出てくる可能性がある。そのために、携帯端末200の操作によりメモリカード120内のコンテンツの削除を行いたい場合がある。
本実施の形態では、2つの異なる装置(すなわち、録画装置100と携帯端末200)で同じ内容のコンテンツを参照しているため、片側の装置だけで一方的にコンテンツを削除することは、2つの装置間のデータの整合性を欠くこととなり好ましくない。そこで、携帯端末200において、メモリカード120内のコンテンツを削除する場合には、メモリカード用管理情報600のERASE609の項に”1”を立て、その該当コンテンツデータが消去される。その後は携帯端末200から該当コンテンツが存在する領域は空き領域として使用可能となる。しかし、メモリカード用管理情報600はコンテンツデータ削除後も残る。
複製したコンテンツが削除されているメモリカード120を録画装置100に挿入した場合には、以下のような動作を行う。前記のように、メモリカード120内のメモリカード用管理情報600はHDD110内の録画装置用管理情報400のMPEG−4管理情報412へと複製される。
MPEG−4管理情報412への複製が行われた後に、ERASE416が”1”のコンンテンツはメモリカード用管理情報600から該当コンテンツの部分を削除する。該当コンテンツの実データ、この場合にはMPEG−4のコンテンツがメモリカード120には残っていないのであるから、携帯端末200での視聴履歴が録画装置100にフィードバックされた時点で、該当コンテンツに関わる一切の付帯情報はHDD110から削除されることとなる。
ただし、メモリカード120から削除されたコンテンツのMPEG_2の符号化信号及びMPEG_4の符号化信号は、HDD110から削除されない。しかし、どちらか一方あるいは両方を削除するようにしてもよい。
なお、録画装置100に挿入され読み出されたメモリカード120に対して、以前コンテンツの複製を作成したという情報が残されているにもかかわらず、メモリカード120が携帯端末200でフォーマットされるなどして現在のメモリカード120にその該当コンテンツとメモリカード用管理情報600が存在しない場合には、CPU105はモニターへ視聴情報の共有ができない旨のメッセージ表示を行い、MPEG−2管理情報409の停止位置407と最終視聴日時408を最新の情報として動作を行うと共に、MPEG−4管理情報412は初期化する。
また、MPEG−2管理情報409の状態406とMPEG−4管理情報412の状態413が”再生不可”になっていたものは、複製されたデータが消えたとして、”再生可”とし、録画装置100でのMPEG−2コンテンツの再生を可能とする。
次に、録画装置の他の実施の形態について説明する。図7は本発明になるディジタルデータ記録再生システムを構成する録画装置の他の実施の形態のブロック図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。この実施の形態の録画装置700は、CPU701がROM702に格納されているプログラムに基づいて、メモリカード120へのコンテンツ複製の際に、コンテンツのセキュリティレベルによって録画装置700のHDD110内のコンテンツの取り扱いを変える構成とし、また、TS(トランスポートストリーム)処理部703、ICカード710に対して情報の書き込み又は読み出しを行う視聴制限解除処理部704を備えたことを特徴とする。ICカード710は、コンテンツの配信が認められる特定の個人を識別させる番号等が記憶されており、視聴制限解除処理部704は、このICカード710が挿入されたときに限り、視聴制限動作を解除する解除信号をCPU1701へ出力する。
図7の録画装置700内のチューナ101により選局受信されるディジタル放送信号には、セキュリティレベルのデータが多重されている。例えば、地上波ディジタルテレビのデータには、一度だけ録画可能な”COPY ONCE”、ダビングの制限である”MOVE”などの録画に関する制限項目のデータが付加されており、それをTS処理部703が検知し、その制限項目によってCPU701がROM702から読み出したプログラムの実行を行う。
コンテンツが一切の複製を許しておらず、記録媒体間の移動のみが可能な場合には、メモリカード120へMPEG−4コンテンツを記録した際に、録画装置700内のコンテンツにアクセスできないような目印となるフラグをHDD110内のMPEG−2管理情報409の状態406の項へ再生不可フラグを立てると共に、MPEG−4管理情報412の状態413の項へ複製不可フラグを立てる。再生不可フラグが立てられたMPEG−2コンテンツは録画装置を使用しての視聴は不可能となり、複製不可フラグが立てられたMPEG−4コンテンツは複製が不可能となる。
また1度の複製だけを認めているコンテンツや複製元よりも解像度や音質が劣る場合に限って1度だけ複製を認めているようなコンテンツについては、録画装置700は、そのコンテンツのデータをMPEG−4で符号化した符号化信号をメモリカード120へ記録すると共に、HDD110内のMPEG−4管理情報412の状態413の項に、複製不可フラグを立てる。
また、複製元よりも解像度や音質が劣る場合に、定められた回数だけ複製を認めているコンテンツの場合には、複製回数がカウントされ、規定回数に達するとHDD内MPEG−4管理情報412の状態413の項に複製不可フラグを立てる。また、複製に対して特に規制がないコンテンツの場合には、MPEG−2管理情報409の状態406の項を”再生可”、MPEG−4管理情報412の状態413の項を”複製可”としておく。
更に、特定個人向けとしてHDDに記録されているコンテンツ、例えばコンテンツの配信が認められるようなICカード710を挿入している録画装置700のみに配信される有料コンテンツを記録した記録装置では、そのコンテンツを視聴する権利のない不特定多数の人がHDD110内のコンテンツデータからメモリカード120へ複製することは問題であるため、予め録画装置700にその人物が使用するメモリカード120を特定できる暗証番号等(例えば、SDカードの著作権管理システムなど)を設定しておき、その特定できる番号以外のメモリカードへは複製を許可しないような利用法も考えられる。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、録画装置で録画されるコンテンツデータに対して符号化する符号化方式は、MPEG−2とMPEG−4の2種類の符号化方式に限られる必要はなく、携帯端末200の能力やメモリカード120の容量や転送速度に応じた符号化方式を選択すればよい。また、携帯端末200に記録される符号化信号は、低い方のレートの符号化信号に限定されるものではない。
また、録画装置100、700と携帯端末200間においてデータを入出力する媒体としてはメモリカード120以外にも、NIC111、208を通じてネットワークを介し、パケット化されたデータを入出力することも可能である。また、録画装置100、700や携帯端末200が実行する動作は、ハードウェアでも可能であるし、コンピュータ用ソフトウェア(プログラム)により実行することも可能である。
コンピュータによりソフトウェアで実行される場合には、記載された順序で時系列に処理が行われる以外に、並列に処理が行われる場合と、個別に処理される場合とを含む。また、コンピュータプログラムは記録媒体を介してコンピュータに取り込まれてもよいし、通信ネットワークを介して取り込まれてもよい。
本発明システムを構成する録画装置の一実施の形態のブロック図である。 本発明システムを構成する携帯端末の一実施の形態のブロック図である。 図1中のHDDのメモリマップの一例を示す図である。 図3中の録画装置用管理情報の一例の構成図である。 図1中のメモリカードのメモリマップの一例を示す図である。 図5中のメモリカード用管理情報の一例の構成図である。 本発明システムを構成する録画装置の他の実施の形態のブロック図である。
符号の説明
100、700 録画装置
101 チューナ
102 MPEG−2エンコーダ
103 MPEG−4エンコーダ
104 MPEG−2デコーダ
105、201、701 中央処理装置(CPU)
108、204 映像音声再生処理ブロック
109、205 カードコントローラ
110 HDD
111、208 NIC
112 時計部
113、209 入力装置
114、210 リモコン受光部
115、211 操作入力処理部
120 メモリカード
121、220 リモコン
200 携帯端末
206 MPEG−4デコーダ
207 液晶表示部
301、304、307、400 録画装置用管理情報
402、602 録画日時
403、603 録画時間
404 録画モード
405、604 番組名
409 MPEG−2管理情報
410、605 複製日時
411 複製先
412 MPEG−4管理情報
501、503、600 メモリカード用管理情報
703 TS処理部
704 視聴制限解除処理部
710 ICカード


Claims (2)

  1. 着脱自在の可搬型記録媒体に対して所望のコンテンツのディジタルデータを記録し、記録した前記ディジタルデータを再生する第1の記録再生装置と、前記可搬型記録媒体が着脱自在の構成とされ、装着された前記可搬型記録媒体に記録されている前記ディジタルデータを再生する第2の記録再生装置との間で前記ディジタルデータを共有化し、前記第1及び第2の記録再生装置の一方が前記可搬型記録媒体のディジタルデータ記録区間の途中で再生停止した位置から他方の記録再生装置が続けて再生可能なディジタルデータ記録再生システムであって、
    前記第1の記録再生装置は、
    入力された一又は二以上の前記所望のコンテンツのディジタルデータを、互いに圧縮率の異なる第1及び第2の符号化方式で符号化して第1及び第2の符号化信号を別々に生成する符号化手段と、
    前記第1及び第2の符号化信号のそれぞれについて、記録と再生に関する情報と管理情報とを含む第1及び第2の付帯情報を生成する付帯情報生成手段と、
    前記第1及び第2符号化信号と前記第1及び第2の付帯情報を対応付けて蓄積する記憶手段と、
    前記第1の符号化信号を復号化する第1の復号化手段と、
    前記記憶手段に蓄積されている前記第2の符号化信号と前記第2の付帯情報とを、対応付けて前記可搬型記録媒体に記録する記録手段と、
    装着された前記可搬型記録媒体に記録された前記第2の付帯情報と前記記憶手段に蓄積されている前記第2の付帯情報とを比較し、前記可搬型記録媒体に記録された前記第2の付帯情報に前記記憶手段に蓄積されている前記第2の付帯情報が一致するように、前記記憶手段に蓄積されている前記第2の付帯情報と前記第1の付帯情報中の対応する情報とをそれぞれ更新する第1の更新手段と、
    前記第1の更新手段により更新された前記第1の付帯情報中の再生停止位置を再生開始位置としてその再生開始位置から任意の再生停止位置まで、前記記憶手段に蓄積された前記第1の符号化信号の再生を行い、前記第1の復号化手段により復号化させると共に、前記記憶手段に蓄積されている前記第1及び第2の付帯情報を前記任意の再生停止位置の情報で更新する第1の再生手段とを有し、
    前記第2の記録再生装置は、
    装着された前記可搬型記録媒体に記録されている前記第2の符号化信号及び第2の付帯情報を再生する第2の再生手段と、
    再生された前記第2の符号化信号を復号化して前記所望のコンテンツのディジタルデータを出力する第2の復号化手段と、
    前記第2の再生手段により再生された前記第2の付帯情報中の再生停止位置を再生開始位置としてその再生開始位置から任意の再生停止位置まで、前記可搬型記録媒体に記録されている前記第2の符号化信号の再生を行い、前記第2の復号化手段により復号化させる第3の再生手段と
    前記第3の再生手段による前記可搬型記録媒体の任意の再生停止位置に関する情報に基づき、前記可搬型記録媒体に記録されている前記第2の付帯情報を更新する第2の更新手段と、
    を有することを特徴とするディジタルデータ記録再生システム。
  2. 前記第2の記録再生装置は、装着された前記可搬型記録媒体の所望のコンテンツのディジタルデータを削除するときは、前記可搬型記録媒体に記録されている前記第2の付帯情報を削除せずに残し、その削除したコンテンツに関する削除情報に基づき、前記第2の更新手段により前記第2の付帯情報を更新させる削除手段を更に有し、
    前記第1の記録再生装置は、前記記憶手段に蓄積されている前記第2の付帯情報を、装着された前記可搬型記録媒体に記録された前記第2の付帯情報から複製し、複製後の前記削除情報を含む前記第2の付帯情報を、前記可搬型記録媒体から削除する第3の更新手段と、装着された前記可搬型記録媒体に前記第2の符号化信号及び第2の付帯情報が記録されていないときには、前記記憶手段に蓄積されている前記第2の付帯情報のすべてを初期化する初期化手段とを有することを特徴とする請求項1記載のディジタルデータ記録再生システム。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007184673A (ja) * 2006-01-04 2007-07-19 Hitachi Ltd 記録再生装置
JP2007213771A (ja) * 2006-01-16 2007-08-23 Adc Technology Kk 記録再生装置及び再生システム
JP2009123326A (ja) * 2008-12-24 2009-06-04 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 再生装置、及びプログラム

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