JP2005243196A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ディスクドライブ装置における、ディスク状記録媒体に対するアクセス速度を改善する。
【解決手段】
ディスク状記録媒体に対してゾーンを設定し、当該ゾーン内において一定線速度でアクセスを行うディスクドライブ装置において、ディスク状記録媒体に対するアクセスデータの先頭位置に基づいて、ゾーンの位置を設定するゾーン位置設定手段と、ゾーン位置設定手段によって設定されたゾーンの位置に応じて、当該ゾーンにアクセスする際の線速度を設定する線速度設定手段と、ディスク状記録媒体を設定された線速度で回転駆動する駆動手段と、駆動手段によって回転駆動されたディスク状記録媒体に対してアクセスを行うアクセス手段とを設けた。
【選択図】 図6

Description

本発明はディスクドライブ装置に関し、例えば光磁気ディスクドライブに適用して好適なものである。
従来、光ディスクに対するデータのアクセス方式として、CAV(Constant Angular Velocity:角速度一定)方式やCLV(Constant Linear Velocity:線速度一定)方式が用いられている。
CAV方式では、図7(B)に示すように光ディスクの回転数を常に一定に制御する。この場合、光ディスクを駆動するスピンドルモータの回転制御は簡単になるものの、図7(A)に示すようにディスク外周部における線速度が高速になり、当該ディスク外周部においてエラーが発生しやすくなるという問題がある。
これに対してCLV方式では、光ピックアップ5を通過する光ディスクの線速度が常に一定になるように(図8(A))、光ピックアップの位置に応じてスピンドルモータの回転数を常に変化させる(図8(B))。このためCLV方式では、CAV方式に比べてスピンドルモータの回転数制御が複雑になるという問題がある。
またCLV方式では、図8(B)に示すように、光ピックアップがディスク最内周部に位置している時にスピンドルモータの回転数が最大になり、このときの機械的及び電気的制約による回転数上限が、光ディスク全体の線速度を決定してしまうという問題がある。
このようなCAV方式及びCLV方式の問題を解決するため、ZCLV(Zone CLV:ゾーン内線速度一定)方式と呼ばれるアクセス方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ZCLV方式では、光ディスクを同心円状の複数の線速度一定ゾーン(以下、単にゾーンと呼ぶ)に分割し、図9(A)に示すように、それぞれのゾーン内で線速度が一定になるようにスピンドルモータの回転数を制御する。このとき、内周のゾーンでは線速度を低く、外周に移るに従ってゾーンの線速度を上げて行く。このためZCLV方式では、図9(B)に示すように、光ピックアップがゾーンの内周から外周に移動するに従ってスピンドルモータの回転数が低下していき、光ピックアップが外側のゾーンに移る時に回転数が急上昇する。ZCLV方式では、スピンドルモータの回転数上限をある程度に抑えたまま、ディスク外周における線速度を向上させて高速なアクセスを行うことができる。
特開2003−67935公報
上述したようにZCLV方式では、光ピックアップが他のゾーンに移る時にスピンドルモータの回転数を急激に変化させる必要があるが、この際にスピンドルモータの消費電力が増大したり、光ディスクに対するアクセスが中断されてアクセス速度が低下してしまうという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ディスク状記録媒体に対するアクセス速度を改善したディスクドライブ装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、ディスク状記録媒体に対してゾーンを設定し、当該ゾーン内において一定線速度でアクセスを行うディスクドライブ装置において、ディスク状記録媒体に対するアクセスデータの先頭位置に基づいて、ゾーンの位置を設定するゾーン位置設定手段と、ゾーン位置設定手段によって設定されたゾーンの位置に応じて、当該ゾーンにアクセスする際の線速度を設定する線速度設定手段と、ディスク状記録媒体を設定された線速度で回転駆動する駆動手段と、駆動手段によって回転駆動されたディスク状記録媒体に対してアクセスを行うアクセス手段とを設けた。
アクセスデータの先頭位置に基づいてゾーン位置を適応的に設定させることにより、アクセス時におけるアクセス手段のゾーン間移動の頻度を低減してディスク状記録媒体に対するアクセス速度を改善することができる。
また本発明においては、アクセスデータのデータ量がゾーンのデータ量の半分以上のとき、ゾーンの先頭位置をアクセスデータの先頭位置に設定するようにした。これによりアクセス手段のゾーン間移動の可能性を最小にして、ディスク状記録媒体に対するアクセス速度を改善することができる。
さらに本発明においては、アクセスデータのデータ量がゾーンのデータ量の半分未満のとき、ゾーンの中心位置をアクセスデータの先頭位置に設定するようにした。これにより、アクセス手段のゾーン間移動を防止してディスク状記録媒体に対するアクセス速度を改善することができるとともに、当該アクセスデータを最適な条件でアクセスすることができる。
さらに本発明においては、ディスク状記録媒体に対してアクセスを行うアクセス手段の現在位置とアクセスデータの先頭位置とが同一ゾーン内にあるとき、ゾーンの位置を再設定しないようにした。これにより、不必要なゾーン移動を防止することができる
本発明によれば、アクセスデータの先頭位置に基づいてゾーン位置を適応的に変化させることにより、アクセス時におけるアクセス手段のゾーン間移動の頻度を低減して、ディスク状記録媒体に対するアクセス速度を改善したディスクドライブ装置を実現することができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)ディスクドライブ装置の全体構成
図1において1は全体として本発明によるディスクドライブ装置を示し、CPU2がディスクコントローラ3を介して当該ディスクドライブ装置1全体を統括制御するようになされている。
光ディスク100は図示しないターンテーブルに載置され、データのアクセス(記録及び再生)時において、駆動手段としてのスピンドルモータ4によってZCLV方式で回転駆動される。そしてアクセス手段としての光ピックアップ5によって、光ディスク100に記録されているデータやウォブリンググルーブによるADIP(Address In Pre Groove)情報の読み出しが行なわれる。
光ピックアップ5には、レーザ光源となるレーザダイオード10や反射光を検出するためのフォトディテクタ11、レーザ光の出力端となる対物レンズを保持する二軸アクチュエータ12、レーザダイオード10の出力制御を行うAPC(Auto Power Control)回路13、さらには図示していないが、レーザ光を対物レンズを介してディスク記録面に照射し、またその反射光をフォトディテクタ11に導く光学系等が搭載されている。
二軸アクチュエータ12は対物レンズをトラッキング方向及びフォーカス方向に移動可能に保持する。またスライド駆動部14は、サーボ駆動回路15の制御に応じて光ピックアップ5全体をディスク半径方向に往復駆動する。
フォトディテクタ11は複数個のフォトダイオードを有している。各フォトダイオードはそれぞれ光ディスク100からの反射光を受光して光電変換し、その受光光量に応じた受光信号を生成してアナログシグナルプロセッサ16に供給する。
アナログシグナルプロセッサ16のリードチャンネルフロントエンド17は、受光信号から再生信号RFを生成し、アナログディジタル変換器19に入力する。一方、アナログシグナルプロセッサ16のマトリクスアンプ18は、各フォトダイオードからの受光信号に対してマトリクス演算を行って、サーボ制御のためのフォーカスエラー信号FE及びトラッキングエラー信号TE、並びにウォブリンググルーブの情報であるプッシュプル信号PPを生成し、これらをアナログディジタル変換器19に入力する。
アナログディジタル変換器19は、再生RF信号、フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TE及びプッシュプル信号PPをそれぞれディジタル変換した後ディジタルシグナルプロセッサ20に入力する。
ディジタルシグナルプロセッサ20は、ライトパルスジェネレータ21、サーボシグナルプロセッサ22、ウォブルシグナルプロセッサ23及びRFシグナルプロセッサ24を有している。
ウォブルシグナルプロセッサ23はプッシュプル信号PPをデコードし、アドレスや物理フォーマット情報等からなるADIP情報を抽出してCPU2に供給する。
サーボシグナルプロセッサ22は、フォーカスエラー信号FE及びトラッキングエラー信号TEに基づいてフォーカス、トラッキング、スライド、スピンドルの各種サーボドライブ信号を生成し、ディジタルアナログ変換器27を介してサーボ駆動回路15に供給する。またサーボシグナルプロセッサ22は、CPU2からの命令に応じてフォーカスサーチ、トラックジャンプ、シーク等の動作を指示するサーボドライブ信号をサーボ駆動回路15に供給する。そしてサーボ駆動回路15は、サーボドライブ信号に基づいて二軸アクチュエータ12、スライド駆動部14及びスピンドルモータ4を駆動する。
一方RFシグナルプロセッサ26は、再生RF信号に対して復調処理を施して再生データを生成し、これをディスクコントローラ3に供給する。
ディスクコントローラ3は、エンコード/デコード部31、ECC(Error Correcting Code)処理部32及びホストインターフェース33を有している。
ディスクコントローラ3は再生時において、RFシグナルプロセッサ26から供給される再生データに対しエンコード/デコード部31でデコード処理を行い、さらにECC処理部32でエラー訂正処理を施し、ホストインターフェース33を介して外部のホスト機器200(例えばパーソナルコンピュータ等)に転送する。
またディスクコントローラ3のエンコード/デコード部31は、デコード処理により得られた情報の中からサブコード情報やアドレス情報、さらには管理情報や付加情報を抜き出し、これらの情報をCPU2に供給する。
またCPU2はホスト機器200からのライトコマンドに応じて、光ディスク100に対する記録動作を実行する。
すなわち記録時においてディスクコントローラ3は、ホスト機器200から供給された記録データに対し、ECC処理部32でエラー訂正コードを付加し、さらにエンコード/デコード部31でエンコード処理を行った後、デジタルシグナルプロセッサ20のライトパルスジェネレータ21に供給する。
ライトパルスジェネレータ21は、記録データに対して波形整形等の処理を行ってレーザ変調データを生成し、これをAPC回路13に供給する。
APC回路13は、レーザ変調データに応じてレーザダイオード10を駆動し、記録データに応じたレーザ出力で光ディスク100にデータ書込を行う。
(2)本発明による適応ZCLV方式を用いたアクセス
上述したようにこのディスクドライブ装置1は、光ディスク100に対してZCLV方式でアクセスを行う。この際にディスクドライブ装置1は、光ディスク100上におけるアクセスデータの先頭位置(すなわち記録開始位置又は再生開始位置)及びアクセスデータのデータ量に基づいて、ゾーンの位置を適応的に変化させることにより、アクセス時における光ピックアップ5のゾーン間移動の頻度を低減するようになされている。このアクセス方式を適応ZCLV方式と呼ぶ。
適応ZCLV方式においては、ゾーンのデータサイズは常に一定である。1ゾーンは800RUB(Recording Unit Block)であり、1RUBには3アドレスが含まれる。
ディスクドライブ装置1のCPU2は、ホスト機器200からリード/ライトコマンドを受け取ると、当該リード/ライトコマンドで指定されたアクセスデータのデータ量及びデータ先頭位置(すなわちアドレス)を認識する。
そして、アクセスデータのデータ量がゾーンのデータ量の半分以上(すなわち400RBU以上)である場合、ゾーン位置設定手段としてのCPU2は、図2に示すように、ゾーンの先頭をアクセスデータの先頭位置に設定する。これによりディスクドライブ装置1は、当該アクセスデータに対するアクセスの間に、光ピックアップ5が他のゾーンにまたがって移動する可能性を最小にすることができる。この場合線速度設定手段としてのCPU2は、図3に示す線速度設定パターンに基づいて、ゾーンの線速度を当該ゾーンの中心位置に応じた値に設定する。
一方、アクセスデータのデータ量がゾーンのデータサイズの半分未満(400RBU未満)であり、なおかつ、アクセスデータの先頭位置が、光ピックアップ5が現在位置するゾーンの外にある場合、ゾーン位置設定手段としてのCPU2は、図4に示すように、ゾーンの中心をアクセスデータの先頭位置に設定する。これによりディスクドライブ装置1は、当該アクセスデータに対するアクセスの間に、光ピックアップ5が他のゾーンにまたがって移動することを防止することができる。
この場合も線速度設定手段としてのCPU2は、線速度設定パターン(図3)に基づいて、ゾーンの線速度を当該ゾーンの中心位置に応じた値に設定する。このためゾーン内においては、その中心位置近傍が最もアクセスに適した線速度を有していることになる。そしてこの場合、アクセスデータの先頭はゾーンの中心に位置することから、当該アクセスデータを最適な条件でアクセスすることができる。
これに対して、アクセスデータのデータ量がゾーンのデータサイズの半分未満であり、なおかつ、アクセスデータの先頭位置が、光ピックアップ5が現在位置するゾーンの中にある場合、ゾーン位置設定手段及び線速度設定手段としてのCPU2は、図5に示すように、ゾーンを再設定することなく当該ゾーン内で、現在設定されている線速度のまま当該アクセスデータに対するアクセスを行う。これによりディスクドライブ装置1は、不必要なゾーン再設定に伴う回転数変化を防止することができる。
次に、上述した適応ZCLV方式によるアクセスを行うためのゾーン位置設定処理手順を、図6に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。
ディスクドライブ装置1のCPU2は、ルーチンRT1の開始ステップから入ってステップSP1に移り、ホスト機器200からのリード/ライトコマンドを待ち受け、当該リード/ライトコマンドを受け取ると次のステップSP2に移る。
ステップSP2においてCPU2は、リード/ライトコマンドで指定されたアクセスデータのデータ量が、ゾーンのデータ量の半分以上あるか否かを判定する。ステップSP2において、アクセスデータのデータ量がゾーンのデータ量の半分以上あると判定した場合、CPU2はステップSP3に移る。
ステップSP3においてCPU2は、図2に示したようにゾーンの先頭をアクセスデータの先頭に設定した後、ステップSP4に移り、ゾーンの線速度を当該ゾーンの中心位置に応じた値に変更して、次のステップSP5に移る。
ステップSP5においてCPU2は、光ピックアップ5をアクセスデータの先頭位置まで移動(シーク)した後ステップSP6に移り、当該アクセスデータに対するアクセス(リード又はライト)を実行する。そして、当該アクセスデータに対するアクセスが完了するとステップSP1に戻って新たなリード/ライトコマンドを待ち受ける。
これに対してステップSP2において、アクセスデータのデータ量がゾーンのデータ量の半分未満であると判定した場合、CPU2はステップSP7に移る。
ステップSP7においてCPU2は、アクセスデータの先頭位置が、光ピックアップ5が現在位置するゾーンの外であるか否かを判定する。ステップSP7において、アクセスデータの先頭位置が、光ピックアップ5が現在位置するゾーンの外であると判定した場合、CPU2はステップSP8に移る。
ステップSP8においてCPU2は、図4に示したようにゾーンの中心をアクセスデータの先頭に設定した後、ステップSP4に移り、ゾーンの線速度を当該ゾーンの中心位置に応じた値に変更して、次のステップSP5に移る。
そしてCPU2は、ステップSP5において光ピックアップ5をアクセスデータの先頭位置まで移動した後、ステップSP6に移って当該アクセスデータに対するアクセスを実行し、アクセスが完了するとステップSP1に戻って新たなリード/ライトコマンドを待ち受ける。
一方ステップSP7において、アクセスデータの先頭位置が光ピックアップ5が現在位置するゾーン内であると判定した場合、CPU2はステップSP9に移る。
ステップSP9においてCPU2は、図5に示したように、ゾーンの移動及び線速度の変更を行うことなくステップSP5に移り、光ピックアップ5をアクセスデータの先頭位置まで移動した後、ステップSP6に移って当該アクセスデータに対するアクセスを実行し、アクセスが完了するとステップSP1に戻って新たなリード/ライトコマンドを待ち受ける。
(3)動作及び効果
以上の構成において、ディスクドライブ装置1は、光ディスク100に対するアクセスデータのデータ量がゾーンのデータ量の半分以上の場合、ゾーンの先頭位置をアクセスデータの先頭位置に設定する。これによりディスクドライブ装置1は、当該アクセスデータに対するアクセスの間に光ピックアップ5が他のゾーンにまたがって移動する可能性を最小にして、光ピックアップ5のゾーン間移動に伴うアクセス速度の低下や、回転数急変による消費電力増加を低減することができる。
またディスクドライブ装置1は、アクセスデータのデータ量がゾーンのデータ量の半分未満であり、当該アクセスデータの先頭位置が、光ピックアップ5が現在位置しているゾーンの外にある場合、ゾーンの中心位置をアクセスデータの先頭位置に設定する。これによりディスクドライブ装置1は、当該アクセスデータに対するアクセスの間に光ピックアップ5が他のゾーンにまたがって移動することを防止して、光ピックアップ5のゾーン間移動に伴うアクセス速度低下や、回転数急変による消費電力増加を低減することができるとともに、当該アクセスデータを最適な条件でアクセスすることができる。
さらにディスクドライブ装置1は、アクセスデータのデータ量がゾーンのデータ量の半分未満であり、当該アクセスデータの先頭位置が、光ピックアップ5が現在位置しているゾーン内にある場合、ゾーンを再設定することなく現ゾーン内で当該アクセスデータに対するアクセスを行う。これによりディスクドライブ装置1は、不必要なゾーン移動を防止して、回転数急変による消費電力増加を低減することができる。
以上の構成によれば、アクセスデータの先頭位置及びデータ量に基づいてゾーン位置を適応的に設定することにより、光ディスク100に対するアクセス速度を改善することができる。
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、光ディスク100に対して記録及び再生を行うディスクドライブ装置100に本発明を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光ディスクに対して記録又は再生の一方のみを行うディスクドライブ装置に本発明を適用することもできる。
さらには光ディスクに限らず、フロッピー(登録商標)ディスクやハードディスク等、各種ディスク状記録媒体に対してアクセスする種々のディスクドライブ装置に本発明を適用することもできる。
また上述の実施の形態においては、アクセスデータのデータ量がゾーンのデータ量の半分以上の場合、ゾーンの先頭位置をアクセスデータの先頭位置に設定し、アクセスデータのデータ量がゾーンのデータ量の半分未満であり、当該アクセスデータの先頭位置が光ピックアップ5が現在位置しているゾーンの外にある場合、ゾーンの中心位置をアクセスデータの先頭位置に設定するようにしたが、本発明はこれに限らず、常にゾーンの先頭位置をアクセスデータの先頭位置に移動したり、あるいは常にゾーンの中心位置をアクセスデータの先頭位置に設定する等、要はアクセスデータの位置に応じて適応的にゾーン位置を変化させればよい。
本発明は、例えば光ディスクに対して記録再生を行うディスクドライブ装置に適用できる。
ディスクドライブ装置の全体構成を示すブロック図である。 アクセスデータ量がゾーンの半分以上の場合の説明に供する略線図である。 線速度設定の説明に供する特性曲線図である。 アクセスデータ量がゾーンの半分未満の場合の説明に供する略線図である。 アクセスデータ量がゾーンの半分未満の場合の説明に供する略線図である。 ゾーン位置設定処理手順を示すフローチャートである。 CAV方式の説明に供する略線図である。 CLV方式の説明に供する略線図である。 ZCLV方式の説明に供する略線図である。
符号の説明
1……ディスクドライブ装置、2……CPU、3……ディスクコントローラ、4……スピンドルモータ、5……光ピックアップ、16……アナログシグナルプロセッサ、20……ディジタルシグナルプロセッサ、100……光ディスク。

Claims (12)

  1. ディスク状記録媒体に対してゾーンを設定し、当該ゾーン内において一定線速度でアクセスを行うディスクドライブ装置であって、
    上記ディスク状記録媒体に対するアクセスデータの先頭位置に基づいて、上記ゾーンの位置を設定するゾーン位置設定手段と、
    上記ゾーン位置設定手段によって設定された上記ゾーンの位置に応じて、当該ゾーンにアクセスする際の線速度を設定する線速度設定手段と、
    上記ディスク状記録媒体を上記設定された線速度で回転駆動する駆動手段と、
    上記駆動手段によって回転駆動された上記ディスク状記録媒体に対してアクセスを行うアクセス手段と
    を具えることを特徴とするディスクドライブ装置。
  2. 上記ゾーン位置設定手段は、上記ゾーンの先頭位置を上記アクセスデータの先頭位置に設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブ装置。
  3. 上記ゾーン位置設定手段は、上記アクセスデータのデータ量が上記ゾーンのデータ量の半分以上のとき、上記ゾーンの先頭位置を上記アクセスデータの先頭位置に設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載のディスクドライブ装置。
  4. 上記ゾーン位置設定手段は、上記ゾーンの中心位置を上記アクセスデータの先頭位置に設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブ装置。
  5. 上記ゾーン位置設定手段は、上記アクセスデータのデータ量が上記ゾーンのデータ量の半分未満のとき、上記ゾーンの中心位置を上記アクセスデータの先頭位置に設定する
    ことを特徴とする請求項4に記載のディスクドライブ装置。
  6. 上記ゾーン位置設定手段は、上記アクセス手段の現在位置と上記アクセスデータの先頭位置とが同一ゾーン内にあるとき、上記ゾーンの位置を再設定しない
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスクドライブ装置。
  7. ディスク状記録媒体に対してゾーンを設定し、当該ゾーン内において一定線速度でアクセスを行うディスクアクセス方法であって、
    上記ディスク状記録媒体に対するアクセスデータの先頭位置に基づいて、上記ゾーンの位置を設定するゾーン位置設定ステップと、
    上記ゾーン位置設定ステップにおいて設定された上記ゾーンの位置に応じて、当該ゾーンにアクセスする際の線速度を設定する線速度設定ステップと
    を具えることを特徴とするディスクアクセス方法。
  8. 上記ゾーン位置設定ステップは、上記ゾーンの先頭位置を上記アクセスデータの先頭位置に設定する
    ことを特徴とする請求項7に記載のディスクアクセス方法。
  9. 上記ゾーン位置設定ステップは、上記アクセスデータのデータ量が上記ゾーンのデータ量の半分以上のとき、上記ゾーンの先頭位置を上記アクセスデータの先頭位置に設定する
    ことを特徴とする請求項8に記載のディスクドライブアクセス方法。
  10. 上記ゾーン位置設定ステップは、上記ゾーンの中心位置を上記アクセスデータの先頭位置に設定する
    ことを特徴とする請求項7に記載のディスクアクセス方法。
  11. 上記ゾーン位置設定ステップは、上記アクセスデータのデータ量が上記ゾーンのデータ量の半分未満のとき、上記ゾーンの中心位置を上記アクセスデータの先頭位置に設定する
    ことを特徴とする請求項10に記載のディスクアクセス方法。
  12. 上記ゾーン位置設定ステップは、上記ディスク状記録媒体に対してアクセスを行うアクセス手段の現在位置と上記アクセスデータの先頭位置とが同一ゾーン内にある場合、上記ゾーンの位置を再設定しない
    ことを特徴とする請求項7に記載のディスクアクセス方法。
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