JP2005242510A - 情報処理装置の命令使用権限設定方法及び情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置の命令使用権限設定方法及び情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005242510A
JP2005242510A JP2004049059A JP2004049059A JP2005242510A JP 2005242510 A JP2005242510 A JP 2005242510A JP 2004049059 A JP2004049059 A JP 2004049059A JP 2004049059 A JP2004049059 A JP 2004049059A JP 2005242510 A JP2005242510 A JP 2005242510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
specific
output
information processing
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004049059A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahisa Kawakami
隆央 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004049059A priority Critical patent/JP2005242510A/ja
Publication of JP2005242510A publication Critical patent/JP2005242510A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Executing Machine-Instructions (AREA)

Abstract

【課題】 従来のプロセッサでは、ユーザのニーズに関わらず特殊命令を含む全ての命令が使用可能であり、ユーザは、特殊命令の使用有無に関わらず同一の対価を払う必要があった。メーカは、同一製品は同一価格であるとの前提では、特殊命令を実装したにも関わらず、その付加価値を価格に反映できない可能性があった。
【解決手段】 命令群を格納する命令格納手段と、命令群をデコードする命令デコード手段とを具備した情報処理装置において、命令格納手段から特定命令が出力されるステップS100と、特定命令の使用を許可するか否かを判断するステップS101と、特定命令の使用を許可しないと判断した場合、命令デコード手段で、特定命令を特定命令以外の命令としてデコードするステップS103と、特定命令の使用を許可すると判断した場合、命令デコード手段で、特定命令をそのままデコードするステップS102とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロセッサにおいて、使用可能な命令を選択できる方法、すなわち個々の命令に使用権限を設ける事ができる方法及び装置に関する。
マイコン、DSP等のプロセッサは、所望の処理を実行するための複数の命令を有しており、この命令群を一般的に命令セットと呼ぶ。命令セットには、一般的なデータ転送、算術演算、論理演算等を実行する命令に加え、特定のアプリケーション処理を効率よく実行するための特殊命令を有する事がある。プロセッサのメーカにとっては、特殊命令の実装は開発コストがかかる反面、他製品との差別化となるため付加価値として価格に反映する事ができる。しかしながら、プロセッサにおける特殊命令は、当該アプリケーションを実装する特定のユーザにとっては、性能、電力面で必須の命令であるが、それ以外のユーザにとっては不要な命令でもあった。
TSM320C54x DSP Reference Set Volume2: Mnemonic Instruction Set Literature Number: SPRU172C March 2001
従来のプロセッサでは、ユーザのニーズに関わらず特殊命令を含む全ての命令が使用可能であり、ユーザは、特殊命令の使用有無に関わらず同一の対価を払う必要があった。尚、ユーザのニーズを考え、個別ニーズに合わせたプロセッサを開発したとしても、開発コストが重複する事となり、やはり、プロセッサの価格に反映される事となる。また、視点を変え、買い手市場であると考えた場合、同一製品は同一価格であるとの前提では、メーカは開発コストを掛け、特殊命令を実装したにも関わらず、その付加価値を価格に反映できない可能性があった。
本発明の目的は、ユーザのニーズに合わせたプロセッサの命令体系、または価格体系を構築することができる情報処理装置の命令使用権限設定方法および情報処理装置を提供することである。
第1の発明の情報処理装置の命令使用権限設定方法は、命令群を格納する命令格納手段と、命令群をデコードする命令デコード手段とを具備した情報処理装置の命令使用権限設定方法であって、命令格納手段から特定命令が出力されるステップと、特定命令の使用を許可するか否かを判断するステップと、特定命令の使用を許可しないと判断した場合、命令デコード手段で、特定命令を特定命令以外の命令としてデコードするステップと、特定命令の使用を許可すると判断した場合、命令デコード手段で、特定命令をそのままデコードするステップとを含むことを特徴とする。
第2の発明の情報処理装置の命令使用権限設定方法は、命令群を格納する命令格納手段と、命令群をデコードする命令デコード手段とを具備した情報処理装置の命令使用権限設定方法であって、命令格納手段から特定命令が出力されるステップと、特定命令の使用を許可するか否かを判断するステップと、特定命令の使用を許可しないと判断した場合、特定命令を特定命令以外の命令に置換し、命令デコード手段でデコードするステップと、特定命令の使用を許可すると判断した場合、命令デコード手段で、特定命令をそのままデコードするステップとを含むことを特徴とする。
第3の発明の情報処理装置の命令使用権限設定方法は、命令群を格納する命令格納手段と、命令群をデコードする命令デコード手段とを具備した情報処理装置の命令使用権限設定方法であって、命令格納手段から特定命令が出力されるステップと、特定命令の使用を許可するか否かを判断するステップと、特定命令の使用を許可しないと判断した場合、情報処理装置にリセットをかけるステップと、特定命令の使用を許可すると判断した場合、特定命令を命令デコード手段でデコードするステップとを含むことを特徴とする。
また、第1、第2または第3の発明の情報処理装置の命令使用権限設定方法において、特定命令の使用を許可するか否かを判断するステップは、認証コードを設定するステップと、認証コードに基づいて特定命令の使用を許可するか否かを判断するステップとからなるようにできる。
また、第1、第2または第3の発明の情報処理装置の命令使用権限設定方法において、特定命令の使用を許可するか否かを判断するステップは、登録コードをあらかじめ設定するステップと、認証コードを設定するステップと、登録コードと認証コードを比較し、両者が一致する場合に特定命令の使用を許可すると判断し、一致しない場合に特定命令の使用を許可しないと判断するステップとからなるようにできる。
また、第2の発明の情報処理装置の命令使用権限設定方法において、特定命令を特定命令以外の命令に置換する処理は、命令格納手段から特定命令が出力されたことを検出するステップと、特定命令が出力されたことを検出したときに特定命令を特定命令以外の命令に置換するステップとからなるようにできる。
また、第3の発明の情報処理装置の命令使用権限設定方法において、情報処理装置にリセットをかけるステップは、命令格納手段から特定命令が出力されたことを検出するステップと、特定命令が出力されたことを検出したときにリセットをかけるステップとからなるようにできる。
第1の発明の情報処理装置は、命令群を格納する命令格納手段と、命令格納手段から出力される命令をデコードする命令デコード手段とを具備した情報処理装置であって、命令格納手段から出力される命令のうち特定命令の使用を許可するか否かを判断する命令使用権限制御手段を設け、命令デコード手段は、命令格納手段から出力される命令が特定命令であり、かつ命令使用権限制御手段により特定命令の使用を許可しないと判断した場合、特定命令を特定命令以外の命令としてデコードすることを特徴とする。
第2の発明の情報処理装置は、命令群を格納する命令格納手段と、命令格納手段から出力される命令をデコードする命令デコード手段とを具備した情報処理装置であって、命令格納手段から出力される命令のうち特定命令の使用を許可するか否かを判断する命令使用権限制御手段と、命令格納手段から出力される命令を入力し、命令格納手段から出力される命令が特定命令であり、かつ命令使用権限制御手段により特定命令の使用を許可しないと判断した場合、特定命令を特定命令以外の命令に置換して命令デコード手段へ出力し、それ以外の場合は命令格納手段から入力される命令を命令デコード手段へ出力する特定命令置換手段とを設けたことを特徴とする。
第3の発明の情報処理装置は、命令群を格納する命令格納手段と、命令格納手段から出力される命令をデコードする命令デコード手段とを具備した情報処理装置であって、命令格納手段から出力される命令のうち特定命令の使用を許可するか否かを判断する命令使用権限制御手段と、命令格納手段から出力される命令を入力し、命令格納手段から出力される命令が特定命令であり、かつ命令使用権限制御手段により特定命令の使用を許可しないと判断した場合、情報処理装置にリセットをかけるためのリセット要求を出すリセット要求制御手段とを設けたことを特徴とする。
また、第1、第2または第3の発明の情報処理装置において、命令使用権限制御手段は、認証コードを保持するための認証コード保持手段と、認証コード保持手段から出力される認証コードに基づいて特定命令の使用を許可するか否かを判断する判定手段とを備えた構成にできる。
また、第1、第2または第3の発明の情報処理装置において、命令使用権限制御手段は、登録コードを保持するための登録コード保持手段と、認証コードを保持するための認証コード保持手段と、登録コード保持手段から出力される登録コードと認証コード保持手段から出力される認証コードとを比較し、両者が一致する場合に特定命令の使用を許可すると判断し、一致しない場合に特定命令の使用を許可しないと判断する判定手段と備えた構成にできる。
また、第2の発明の情報処理装置において、特定命令置換手段は、命令格納手段から特定命令が出力されたことを検出する特定命令検出手段と、命令格納手段から出力される命令と特定命令が置換されるべき特定命令以外の命令とを選択して命令デコード手段へ出力する命令選択手段とを備え、命令選択手段は、特定命令検出手段により特定命令が出力されたことを検出し、かつ命令使用権限制御手段により特定命令の使用を許可しないと判断した場合、特定命令以外の命令を選択し、それ以外の場合は命令格納手段から出力される命令を選択するように構成できる。
また、第3の発明の情報処理装置において、リセット要求制御手段は、命令格納手段から特定命令が出力されたことを検出する特定命令検出手段と、情報処理装置にリセットをかけるか否かを選択するリセット要求選択手段とを備え、リセット要求選択手段は、特定命令検出手段により特定命令が出力されたことを検出し、かつ命令使用権限制御手段により特定命令の使用を許可しないと判断した場合にリセット要求を出し、それ以外の場合はリセット要求を出さないように構成できる。
第1の発明によれば、命令格納手段から出力される命令が特定命令であり、かつ特定命令の使用を許可しないと判断した場合、命令デコード手段は特定命令を特定命令以外の命令としてデコードすることにより、同一製品で特定命令の使用権限を設定できるので、プロセッサにおいて特定命令の使用有無による価格の差異をだせること、プロセッサにおいて類似の命令体系の品種開発をする際の開発コストの重複を回避できること、プロセッサにおいて、同一製品は同一価格であるという前提を回避し、特定命令の付加価値をより強く価格に反映できること、等の効果が得られ、ユーザのニーズに合わせたプロセッサの命令体系、または価格体系を構築することができる。
第2の発明によれば、命令格納手段から出力される命令が特定命令であり、かつ特定命令の使用を許可しないと判断した場合、特定命令を特定命令以外の命令に置換してから命令デコード手段でデコードすることにより、同一製品で特定命令の使用権限を設定できるので、プロセッサにおいて特定命令の使用有無による価格の差異をだせること、プロセッサにおいて類似の命令体系の品種開発をする際の開発コストの重複を回避できること、プロセッサにおいて、同一製品は同一価格であるという前提を回避し、特定命令の付加価値をより強く価格に反映できること、等の効果が得られ、ユーザのニーズに合わせたプロセッサの命令体系、または価格体系を構築することができる。この場合、既存のデコード手段を変化させることなく、回路追加のみで実現ができる。
第3の発明によれば、命令格納手段から出力される命令が特定命令であり、かつ特定命令の使用を許可しないと判断した場合、情報処理装置にリセットをかけることにより、同一製品で特定命令の使用権限を設定できるので、プロセッサにおいて特定命令の使用有無による価格の差異をだせること、プロセッサにおいて類似の命令体系の品種開発をする際の開発コストの重複を回避できること、プロセッサにおいて、同一製品は同一価格であるという前提を回避し、特定命令の付加価値をより強く価格に反映できること、等の効果が得られ、ユーザのニーズに合わせたプロセッサの命令体系、または価格体系を構築することができる。この場合、プロセッサにリセットがかかるため特定命令をデコードする前に初期状態に戻し、特定命令を許可なく使用した場合に、プロセッサがそのまま動作し続ける状態を防止することができる。
以下で述べる特定命令および通常命令は、プロセッサのメーカによってあらかじめ設定された命令であり、例えば、特定のアプリケーション処理を効率よく実行するための特殊命令等を特定命令とし、それ以外のNOP命令や、一般的なデータ転送、算術演算、論理演算、等を実行する命令を通常命令として設定する。
(第1の実施形態における方法)
本発明の第1の実施形態の情報処理装置(プロセッサ)の命令の使用権限設定方法について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施形態における命令の使用権限設定方法のフローチャートで、以下にそのステップ毎の動作を説明する。
命令群を格納する命令格納手段と、命令群をデコードする命令デコード手段を具備した情報処理装置に関して、
(1)ステップ1:S100
命令群を格納する命令格納手段から命令コードを出力する。
(2)ステップ2:S101
特定命令の使用許可を判断する。
「許可」の場合は、ステップ3(S102)に移行する。
「不許可」の場合は、ステップ4(S103)に移行する。
(3)ステップ3:S102
通常命令の場合及び特定命令の場合の双方でそのまま命令コードを命令デコード手段によりデコードする。
(4)ステップ4:S103
通常命令の場合はそのまま命令コードを命令デコード手段によりデコードし、特定命令の場合は特定命令以外の命令(例えばNOP命令)として命令デコード手段によりデコードする。
(5)ステップ5:S104
デコードした命令を実行する。
なお、ステップ4(S103)で、特定命令を特定命令以外の命令としてデコードする場合の特定命令以外の命令とは、特定命令以外の全ての命令を指し、許可無く使用した場合に、想定どおり動作しないようにするためであり、メーカが設定した通常命令、すなわちNOP命令、データ転送、算術演算、論理演算等の命令はもちろん、不適切なデコードで、通常ありえない動作をさせるようにしてもよい。すなわち、特定命令を正常にデコードしないようにしている。
以上のように本実施形態によれば、特定命令の使用が「許可」の場合は、ステップ1(S100)→ステップ2(S101)→ステップ3(S102)→ステップ5(S104)となるよう制御し、命令デコード結果を通常のデコード方法にすることにより特定命令の使用を可能にする。特定命令の使用が「不許可」の場合は、ステップ1(S100)→ステップ2(S101)→ステップ4(S103)→ステップ5(S104)となるよう制御し、命令デコード結果を通常のデコード方法と変えることにより特定命令の使用を不可能にする。このように同一製品で特定命令の使用権限を設定できるので、プロセッサにおいて特定命令の使用有無による価格の差異をだせること、プロセッサにおいて類似の命令体系の品種開発をする際の開発コストの重複を回避できること、プロセッサにおいて、同一製品は同一価格であるという前提を回避し、特定命令の付加価値をより強く価格に反映できること、等の効果が得られ、ユーザのニーズに合わせたプロセッサの命令体系、または価格体系を構築することができる。
(第2の実施形態における方法)
本発明の第2の実施形態の情報処理装置(プロセッサ)の命令の使用権限設定方法について、図面を参照しながら説明する。
図2は本発明の第2の実施形態における命令の使用権限設定方法のフローチャートで、以下にそのステップ毎の動作を説明する。
命令群を格納する命令格納手段と、命令群をデコードする命令デコード手段を具備した情報処理装置に関して、
(1)ステップ1:S200
命令群を格納する命令格納手段から命令コードを出力する。
(2)ステップ2:S201
特定命令の使用許可を判断する。
「許可」の場合は、ステップ3(S202)に移行する。
「不許可」の場合は、ステップ4(S203)に移行する。
(3)ステップ3:S202
通常命令の場合及び特定命令の場合の双方でそのまま命令コードを命令デコード手段に出力する。
(4)ステップ4:S203
通常命令の場合はそのまま命令コードを命令デコード手段に出力する。特定命令の場合は特定命令以外の命令(例えばNOP命令)の命令コードに置換して命令デコード手段に出力する。
(5)ステップ5:S204
命令コードをデコードする。
(6)ステップ6:S205
デコードした命令を実行する。
なお、ステップ4(S203)で、特定命令を特定命令以外の命令の命令コードに置換する場合の特定命令以外の命令とは、特定命令以外の全ての命令を指し、許可無く使用した場合に、想定どおり動作しないようにするためであり、メーカが設定した通常命令、すなわちNOP命令、データ転送、算術演算、論理演算等の命令はもちろん、空いている命令コードに置換することも可能である。
以上のように本実施形態によれば、特定命令の使用が「許可」の場合は、ステップ1(S200)→ステップ2(S201)→ステップ3(S202)→ステップ5(S204)→ステップ6(S205)となるよう制御し、命令コードを置換せずそのまま出力することにより特定命令の使用を可能にする。特定命令の使用が「不許可」の場合は、ステップ1(S200)→ステップ2(S201)→ステップ4(S203)→ステップ5(S204)→ステップ6(S205)となるよう制御し、命令コードを置換して特定命令以外の命令コード(例えばNOP命令の命令コード)に変えることにより特定命令の使用を不可能にする。このように同一製品で特定命令の使用権限を設定できるので、プロセッサにおいて特定命令の使用有無による価格の差異をだせること、プロセッサにおいて類似の命令体系の品種開発をする際の開発コストの重複を回避できること、プロセッサにおいて、同一製品は同一価格であるという前提を回避し、特定命令の付加価値をより強く価格に反映できること、等の効果が得られ、ユーザのニーズに合わせたプロセッサの命令体系、または価格体系を構築することができる。
(第3の実施形態における方法)
本発明の第3の実施形態の情報処理装置(プロセッサ)の命令の使用権限設定方法について、図面を参照しながら説明する。
図3は本発明の第3の実施形態における命令の使用権限設定方法のフローチャートで、以下にそのステップ毎の動作を説明する。
命令群を格納する命令格納手段と、命令群をデコードする命令デコード手段を具備した情報処理装置に関して、
(1)ステップ1:S300
命令群を格納する命令格納手段から命令コードを出力する。
(2)ステップ2:S301
特定命令の使用許可を判断する。
「許可」の場合は、ステップ3(S302)に移行する。
「不許可」の場合は、ステップ4(S303)に移行する。
(3)ステップ3:S302
通常命令の場合及び特定命令の場合の双方でそのまま命令コードを命令デコード手段に出力する。
(4)ステップ4:S303
通常命令の場合はなにもせず、そのまま命令コードを命令デコード手段に出力する。
特定命令の場合はリセットをかける。
(5)ステップ5:S304
命令コードをデコードする。
(6)ステップ6:S305
デコードした命令を実行する。
以上のように本実施形態によれば、特定命令の使用が「許可」の場合は、ステップ1(S300)→ステップ2(S301)→ステップ3(S302)→ステップ5(S304)→ステップ6(S305)となるよう制御し、特定命令の使用を可能にする。特定命令の使用が「不許可」の場合は、ステップ1(S300)→ステップ2(S301)→ステップ4(S303)となるよう制御し、プロセッサにリセットをかけることにより特定命令の使用を不可能にする。このように同一製品で特定命令の使用権限を設定できるので、プロセッサにおいて特定命令の使用有無による価格の差異をだせること、プロセッサにおいて類似の命令体系の品種開発をする際の開発コストの重複を回避できること、プロセッサにおいて、同一製品は同一価格であるという前提を回避し、特定命令の付加価値をより強く価格に反映できること、等の効果が得られ、ユーザのニーズに合わせたプロセッサの命令体系、または価格体系を構築することができる。
(特定命令の使用可否を判断するステップの第1の例)
第1の実施形態のステップ2(S101)、第2の実施形態のステップ2(S201)、第3の実施形態のステップ2(S301)は図4に示したフローチャートの形態とすることができる。以下にそのステップ毎の動作を説明する。
(1)ステップ1:S400
ユーザ側が認証コードを設定する。
(2)ステップ2:S401
設定された認証コードが特定命令の使用を許可できる認証コードであるか、許可できない認証コードであるかの判定を行う(認証コードの認証)。
特定命令の使用を許可できる認証コードと判定された場合は、ステップ3(S402)に移行する。
特定命令の使用を許可できない認証コードであると判定された場合は、ステップ4(S403)に移行する。
(3)ステップ3:S402
特定命令の使用を許可する。
(4)ステップ4:S403
特定命令の使用を不許可にする。
以上のように本例によれば、ユーザにより設定される認証コードが特定命令の使用を許可できる認証コードの場合は、ステップ1(S400)→ステップ2(S401)→ステップ3(S402)となるよう制御し、特定命令の使用を許可する。特定命令の使用を許可できない認証コードの場合は、ステップ1(S400)→ステップ2(S401)→ステップ4(S403)となるよう制御し、特定命令の使用を不許可にする。
(特定命令の使用を判断するステップの第2の例)
第1の実施形態のステップ2(S101)、第2の実施形態のステップ2(S201)、第3の実施形態のステップ2(S301)は図5に示したフローチャートの形態とすることができる。以下にそのステップ毎の動作を説明する。
(1)ステップ1:S500
メーカ側が登録コードをあらかじめ設定しておく。
(2)ステップ2:S501
ユーザ側が認証コードを設定する。
(3)ステップ3:S502
登録コードと認証コードとが一致するかどうか比較する。
一致する場合は、ステップ4(S503)に移行する。
一致しない場合は、ステップ5(S504)に移行する。
(4)ステップ4:S503
特定命令の使用を許可する。
(5)ステップ5:S504
特定命令の使用を不許可にする。
以上のように本例によれば、登録コードと認証コードが一致する場合は、ステップ1(S500)→ステップ2(S501)→ステップ3(S502)→ステップ4(S503)となるよう制御し、特定命令の使用を許可する。登録コードと認証コードが不一致の場合は、ステップ1(S500)→ステップ2(S501)→ステップ3(S502)→ステップ5(S504)となるよう制御し、特定命令の使用を不許可にする。
(特定命令を置換するステップの一例)
第2の実施形態のステップ4(S203)は、図6に示したフローチャートの形態とすることができる。以下にそのステップ毎の動作を説明する。
(1)ステップ1:S600
命令群を格納する命令格納手段から命令コードを出力する。
(2)ステップ2:S601
出力された命令コードが特定命令の命令コードであるかの検出をする。
「未検出」の場合は、ステップ3(S602)に移行する。
「検出」の場合は、ステップ4(S603)に移行する。
(3)ステップ3:S602
命令コードをそのまま出力する。
(4)ステップ4:S603
特定命令の命令コードをそれ以外の命令の命令コードに置換する。
以上のように本例によれば、特定命令の使用が「未検出」の場合は、ステップ1(S600)→ステップ2(S601)→ステップ3(S602)となるよう制御し、命令コードをそのまま出力する。特定命令の使用が「検出」の場合は、ステップ1(S600)→ステップ2(S601)→ステップ4(S603)となるよう制御し、特定命令の命令コードをそれ以外の命令の命令コードに置換する。
(リセットをかける判断をするステップの一例)
第3の実施形態のステップ4(S303)は、図7に示したフローチャートの形態とすることができる。以下にそのステップ毎の動作を説明する。
(1)ステップ1:S700
命令群を格納する命令格納手段から命令コードを出力する。
(2)ステップ2:S701
出力された命令コードが特定命令の命令コードであるかの検出をする。
「未検出」の場合は、ステップ3(S702)に移行する。
「検出」の場合は、ステップ4(S703)に移行する。
(3)ステップ3:S702
なにもしない。
(4)ステップ4:S703
リセットをかける。
以上のように本例によれば、特定命令の使用が「未検出」の場合は、ステップ1(S700)→ステップ2(S701)→ステップ3(S702)となるよう制御し、なにもしない。特定命令の使用が「検出」の場合は、ステップ1(S700)→ステップ2(S701)→ステップ4(S703)となるよう制御し、リセットをかける。
(第1の実施形態の装置構成)
本発明の第1の実施形態の情報処理装置について、図面を参照しながら説明する。
図8は本発明の第1の実施形態における命令の使用権限設定方法を実現する情報処理装置の構成図である。以下、装置構成について説明する。
この命令の使用権限設定方法を実現する装置は、命令メモリ(800)、命令デコード部(801)、命令使用制御部(802)から構成される。
命令メモリ(800)から命令コード(810)が出力され、命令デコード部(801)へ入力される。命令使用制御部(812)からは、特定命令の使用の許可、不許可を表す命令使用許可信号(811)が出力され、命令デコード部(801)へ入力される。
命令デコード部(801)では入力された命令使用許可信号(811)により命令コード(810)のデコード結果を決定する構成とする。すなわち、命令使用許可信号(811)が“許可”の場合は特定命令をデコードできる構成とし、命令使用許可信号(811)が“不許可”の場合は特定命令を特定命令以外の命令(例えばNOP命令)としてデコードする構成とする。通常命令についてはいずれの場合もデコードできる構成である。
この構成によれば、第1の実施の形態における方法で述べた効果が得られる。
(第2の実施形態の装置構成)
本発明の第2の実施形態の情報処理装置について、図面を参照しながら説明する。
図9は本発明の第2の実施形態における命令の使用権限設定方法を実現する情報処理装置の構成図である。以下、装置構成について説明する。
この命令の使用権限設定方法を実現する装置は、命令メモリ(900)、命令デコード部(901)、命令使用制御部(902)、特定命令置換部(903)から構成される。
命令メモリ(900)から命令コード(910)が出力され、特定命令置換部(903)へ入力される。命令使用制御部(912)からは、特定命令の使用の許可、不許可を表す命令使用許可信号(911)が出力され、特定命令置換部(903)へ入力される。
特定命令置換部(903)では、入力された命令コード(910)及び命令許可信号(911)により命令コード(910)をそのまま出力するか、特定命令以外の命令(例えばNOP命令)に置換するかを決定し命令コード2(912)を出力する。すなわち、入力された命令コード(910)が通常命令である場合は命令コード(910)をそのまま出力し、命令コード(910)が特定命令であり、かつ、命令使用許可信号(911)が“許可”の場合は特定命令をそのまま出力し、命令コード(910)が特定命令であり、かつ、命令使用許可信号(911)が“不許可”の場合は特定命令以外の命令(例えばNOP命令)に置換する。
出力された命令コード2(912)は命令デコード部(901)へ入力されデコードされる。
この構成によれば、第2の実施の形態における方法で述べた効果が得られる。
(第3の実施形態の装置構成)
本発明の第3の実施形態の情報処理装置について、図面を参照しながら説明する。
図10は本発明の第3の実施形態における命令の使用権限設定方法を実現する情報処理装置の構成図である。以下、装置構成について説明する。
この命令の使用権限設定方法を実現する装置は、命令メモリ(1000)、命令デコード部(1001)、命令使用制御部(1002)、リセット要求制御部(1003)から構成される。
命令メモリ(1000)から命令コード(1010)が出力され、命令デコード部(1001)及びリセット要求制御部(1003)へ入力される。命令使用制御部(1012)からは、特定命令の使用の許可、不許可を表す命令使用許可信号(1011)が出力され、リセット要求制御部(1003)へ入力される。
リセット要求制御部(1003)では、入力された命令コード(1010)及び命令許可信号(1011)によりリセット要求を出すか否かを決定し、リセット要求信号(1012)を出力する。すなわち、入力された命令コード(1010)が通常命令である場合はリセット要求を出さず、命令コード(1010)が特定命令であり、かつ、命令使用許可信号(1011)が“許可”の場合はリセット要求を出さず、命令コード(1010)が特定命令であり、かつ、命令使用許可信号(1011)が“不許可”の場合はリセット要求を出す。出力したリセット要求信号(1012)は情報処理装置のリセット制御部(1004)に入力され、リセットをかける構成とする。リセット制御部(1004)では、リセット要求信号(1012)が入力されると、情報処理装置をリセットして初期状態にする。そのため、リセットを解除すると、再び最初の命令から動作する。すなわち、命令デコード部(1001)はまた最初の命令からデコードを始める。この機構により、情報処理装置が暴走しないようにできる。
この構成によれば、第3の実施の形態における方法で述べた効果が得られる。
(特定命令の使用を判断するステップの第1の装置構成例)
第1の実施形態の命令使用制御部(802)、第2の実施形態の命令使用制御部(902)、第3の実施形態の命令使用制御部(1002)は図11に示した装置構成とすることができる。以下、その装置構成について説明する。
命令使用制御部(1102)は、認証コード保持部(1103)、認証コード認証部(1104)から構成される。
認証コード保持部(1103)はユーザ側により認証コード入力(1112)を用いて設定される認証コードを保持しておく。認証コード保持部(1103)からの認証コード出力(1114)が認証コード認証部(1104)に入力される。
認証コード認証部(1104)は、入力した認証コード出力(1114)から特定命令の使用を許可するか否かを判定し、判定結果を命令使用許可信号(1111)として出力する。すなわち、特定命令の使用を許可すると判定した場合は、命令使用許可信号(1111)を“1”とする。特定命令の使用を許可しないと判定した場合は、命令使用許可信号(1111)を“0”とする。
(特定命令の使用を判断するステップの第2の装置構成例)
第1の実施形態の命令使用制御部(802)、第2の実施形態の命令使用制御部(902)、第3の実施形態の命令使用制御部(1002)は図12に示した装置構成とすることができる。以下、その装置構成について説明する。
命令使用制御部(1202)は、登録コード保持部(1203)、認証コード保持部(1204)、比較器(1205)から構成される。
登録コード保持部(1203)はメーカ側によりあらかじめ設定される登録コードを保持しておく。認証コード保持部(1204)はユーザ側により認証コード入力(1212)を用いて設定される認証コードを保持しておく。登録コード保持部(1203)からの登録コード出力(1213)と認証コード保持部(1204)からの認証コード出力(1214)が比較器(1205)に入力される。
比較器(1205)は2つの入力を比較し、比較結果を命令使用許可信号(1211)として出力する。すなわち、比較結果が一致した場合は、特定命令の使用を許可すると判定し、命令使用許可信号(1211)を“1”とする。比較結果が不一致の場合は、特定命令の使用を許可しないと判定し、命令使用許可信号(1211)を“0”とする。
(特定命令を置換するステップの装置構成例)
第2の実施形態の特定命令置換部(903)は図13に示した装置構成とすることができる。以下、その装置構成について説明する。
命令コード(1310)が特定命令置換部(1306)へ入力される。命令使用制御部(1302)は図11または図12で示した装置構成であり、命令使用許可信号(1311)を出力し、特定命令置換部(1306)に入力する。
特定命令置換部(1306)は、特定命令コード保持部(1307)、比較器(1308)、命令切替セレクタ(1309)、インバータ(1330)、AND回路(1331)から構成される。
特定命令コード保持部(1307)はあらかじめ対象となる特定命令の命令コードを保持しておき、比較器(1308)へ保持している特定命令コード(1315)を出力する。
比較器(1308)は入力された命令コード(1310)と特定命令コード(1315)を比較し、比較結果を特定命令検出信号(1316)として出力する。すなわち、比較結果が一致した場合は、特定命令を検出したと判定し、特定命令検出信号(1316)を“1”とする。比較結果が不一致の場合は、特定命令を検出していないと判定し、特定命令検出信号(1316)を“0”とする。
命令切替セレクタ(1309)は命令コード(1310)と特定命令以外の命令(例えばNOP命令)に置換するための置換命令コード(1317)を命令切替信号(1318)で選択し、選択した命令コードを命令コード2(1319)として出力する。
すなわち、命令切替セレクタ(1309)で命令コード(1310)を選択する場合は、命令切替信号(1318)を“0”とする。命令切替セレクタ(1309)で置換命令コード(1317)を選択する場合は、命令切替信号(1318)を“1”とする。命令切替信号(1318)は、命令使用許可信号(1311)と特定命令検出信号(1316)により生成する。命令切替セレクタ(1309)で置換命令コード(1317)を選択する場合は、特定命令の使用が不許可の場合かつ特定命令が検出された場合のみであるため、命令使用許可信号(1311)が“0”かつ特定命令検出信号(1316)が“1”となる場合のみである。従って、インバータ(1330)、AND回路(1331)を用いて、命令使用許可信号(1311)が“0”かつ特定命令検出信号(1316)が“1”となる場合、命令切替信号(1318)を“1”とする。それ以外の場合、命令切替信号(1318)を“0”とする。
(リセットをかける判断をするステップの装置構成例)
第3の実施形態のリセット要求制御部(1003)は図14に示した装置構成とすることができる。以下、その装置構成について説明する。
命令コード(1410)がリセット要求制御部(1406)へ入力される。命令使用制御部(1402)は図11または図12で示した装置構成であり、命令使用許可信号(1411)を出力し、リセット要求制御部(1406)に入力する。
リセット要求制御部(1406)は、特定命令コード保持部(1407)、比較器(1408)、インバータ(1430)、AND回路(1431)から構成される。
特定命令コード保持部(1407)はあらかじめ対象となる特定命令の命令コードを保持しておき、比較器(1408)へ保持している特定命令コード(1415)を出力する。
比較器(1408)は入力された命令コード(1410)と特定命令コード(1415)を比較し、比較結果を特定命令検出信号(1416)として出力する。すなわち、比較結果が一致した場合は、特定命令を検出したと判定し、特定命令検出信号(1416)を“1”とする。比較結果が不一致の場合は、特定命令を検出していないと判定し、特定命令検出信号(1416)を“0”とする。
リセット要求信号(1417)は、命令使用許可信号(1411)と特定命令検出信号(1416)により生成する。リセットをかけることを選択する場合は、特定命令の使用が不許可の場合かつ特定命令が検出された場合のみであるため、命令使用許可信号(1411)が“0”かつ特定命令検出信号(1416)が“1”となる場合のみである。従って、インバータ(1430)、AND回路(1431)を用いて、命令使用許可信号(1411)が“0”かつ特定命令検出信号(1416)が“1”となる場合、リセット要求信号(1417)を“1”とする。それ以外の場合、リセット要求信号(1417)を“0”とする。
尚、本発明の構成は上記に詳述された構成に限定されない。例えば、登録コード保持部、認証コード保持部、比較器を複数個備えていてもよい。また例えば、命令使用許可信号の意味を“1”が不許可、“0”が許可として構成してもよい。
本発明は、特定命令の使用が不許可の場合に特定命令を特定命令以外の命令としてデコードしたり、特定命令デコード時にリセットがかかるようにすることにより、同一製品で特定命令の使用の有無を設定できるので、プロセッサにおいて特定命令の使用有無による価格の差異をだせること、プロセッサにおいて類似の命令体系の品種開発をする際の開発コストの重複を回避できること、プロセッサにおいて、同一製品は同一価格であるという前提を回避し、特定命令の付加価値をより強く価格に反映できること、等として有用である。
本発明の第1の実施形態における命令の使用権限設定方法のフローチャート 本発明の第2の実施形態における命令の使用権限設定方法のフローチャート 本発明の第3の実施形態における命令の使用権限設定方法のフローチャート 本発明の実施の形態における命令の使用権限設定方法の特定命令の使用許可を判断するステップの第1の例のフローチャート 本発明の実施の形態における命令の使用権限設定方法の特定命令の使用許可を判断するステップの第2の例のフローチャート 本発明の第2の実施形態における命令の使用権限設定方法の特定命令を置換するステップのフローチャート 本発明の第3の実施形態における命令の使用権限設定方法のリセットをかけるステップのフローチャート 本発明の第1の実施形態における命令の使用権限設定方法を実施する装置の構成図 本発明の第2の実施形態における命令の使用権限設定方法を実施する装置の構成図 本発明の第3の実施形態における命令の使用権限設定方法を実施する装置の構成図 本発明の実施の形態における命令使用制御部の第1の例の構成図 本発明の実施の形態における命令使用制御部の第2の例の構成図 本発明の第2の実施形態における特定命令置換部の構成図 本発明の第3の実施形態におけるリセット要求制御部の構成図
符号の説明
800 命令メモリ
801 命令デコード部
802 命令使用制御部
900 命令メモリ
901 命令デコード部
902 命令使用制御部
903 特定命令置換部
1000 命令メモリ
1001 命令デコード部
1002 命令使用制御部
1003 リセット要求制御部
1102 命令使用制御部
1103 認証コード保持部
1104 認証コート認証部
1202 命令使用制御部
1203 登録コード保持部
1204 認証コード保持部
1205 比較器
1302 命令使用制御部
1306 特定命令置換部
1307 特定命令コード保持部
1308 比較器
1309 命令切替セレクタ
1330 インバータ
1331 AND回路
1402 命令使用制御部
1406 リセット要求制御部
1407 特定命令コード保持部
1408 比較器
1430 インバータ
1431 AND回路

Claims (14)

  1. 命令群を格納する命令格納手段と、前記命令群をデコードする命令デコード手段とを具備した情報処理装置の命令使用権限設定方法であって、
    前記命令格納手段から特定命令が出力されるステップと、
    前記特定命令の使用を許可するか否かを判断するステップと、
    前記特定命令の使用を許可しないと判断した場合、前記命令デコード手段で、前記特定命令を前記特定命令以外の命令としてデコードするステップと、
    前記特定命令の使用を許可すると判断した場合、前記命令デコード手段で、前記特定命令をそのままデコードするステップと
    を含むことを特徴とする情報処理装置の命令使用権限設定方法。
  2. 命令群を格納する命令格納手段と、前記命令群をデコードする命令デコード手段とを具備した情報処理装置の命令使用権限設定方法であって、
    前記命令格納手段から特定命令が出力されるステップと、
    前記特定命令の使用を許可するか否かを判断するステップと、
    前記特定命令の使用を許可しないと判断した場合、前記特定命令を前記特定命令以外の命令に置換し、前記命令デコード手段でデコードするステップと、
    前記特定命令の使用を許可すると判断した場合、前記命令デコード手段で、前記特定命令をそのままデコードするステップと
    を含むことを特徴とする情報処理装置の命令使用権限設定方法。
  3. 命令群を格納する命令格納手段と、前記命令群をデコードする命令デコード手段とを具備した情報処理装置の命令使用権限設定方法であって、
    前記命令格納手段から特定命令が出力されるステップと、
    前記特定命令の使用を許可するか否かを判断するステップと、
    前記特定命令の使用を許可しないと判断した場合、前記情報処理装置にリセットをかけるステップと、
    前記特定命令の使用を許可すると判断した場合、前記特定命令を前記命令デコード手段でデコードするステップと
    を含むことを特徴とする情報処理装置の命令使用権限設定方法。
  4. 前記特定命令の使用を許可するか否かを判断するステップは、
    認証コードを設定するステップと、
    前記認証コードに基づいて前記特定命令の使用を許可するか否かを判断するステップとからなる請求項1、請求項2または請求項3記載の情報処理装置の命令使用権限設定方法。
  5. 前記特定命令の使用を許可するか否かを判断するステップは、
    登録コードをあらかじめ設定するステップと、
    認証コードを設定するステップと、
    前記登録コードと前記認証コードを比較し、両者が一致する場合に前記特定命令の使用を許可すると判断し、一致しない場合に前記特定命令の使用を許可しないと判断するステップとからなる請求項1、請求項2または請求項3記載の情報処理装置の命令使用権限設定方法。
  6. 前記特定命令を前記特定命令以外の命令に置換する処理は、
    前記命令格納手段から前記特定命令が出力されたことを検出するステップと、
    前記特定命令が出力されたことを検出したときに前記特定命令を前記特定命令以外の命令に置換するステップとからなる請求項2記載の情報処理装置の命令使用権限設定方法。
  7. 前記情報処理装置にリセットをかけるステップは、
    前記命令格納手段から前記特定命令が出力されたことを検出するステップと、
    前記特定命令が出力されたことを検出したときに前記リセットをかけるステップとからなる請求項3記載の情報処理装置の命令使用権限設定方法。
  8. 命令群を格納する命令格納手段と、前記命令格納手段から出力される命令をデコードする命令デコード手段とを具備した情報処理装置であって、
    前記命令格納手段から出力される命令のうち特定命令の使用を許可するか否かを判断する命令使用権限制御手段を設け、
    前記命令デコード手段は、前記命令格納手段から出力される命令が前記特定命令であり、かつ前記命令使用権限制御手段により前記特定命令の使用を許可しないと判断した場合、前記特定命令を前記特定命令以外の命令としてデコードすることを特徴とする情報処理装置。
  9. 命令群を格納する命令格納手段と、前記命令格納手段から出力される命令をデコードする命令デコード手段とを具備した情報処理装置であって、
    前記命令格納手段から出力される命令のうち特定命令の使用を許可するか否かを判断する命令使用権限制御手段と、
    前記命令格納手段から出力される命令を入力し、前記命令格納手段から出力される命令が前記特定命令であり、かつ前記命令使用権限制御手段により前記特定命令の使用を許可しないと判断した場合、前記特定命令を前記特定命令以外の命令に置換して前記命令デコード手段へ出力し、それ以外の場合は前記命令格納手段から入力される命令を前記命令デコード手段へ出力する特定命令置換手段とを設けたことを特徴とする情報処理装置。
  10. 命令群を格納する命令格納手段と、前記命令格納手段から出力される命令をデコードする命令デコード手段とを具備した情報処理装置であって、
    前記命令格納手段から出力される命令のうち特定命令の使用を許可するか否かを判断する命令使用権限制御手段と、
    前記命令格納手段から出力される命令を入力し、前記命令格納手段から出力される命令が前記特定命令であり、かつ前記命令使用権限制御手段により前記特定命令の使用を許可しないと判断した場合、前記情報処理装置にリセットをかけるためのリセット要求を出すリセット要求制御手段とを設けたことを特徴とする情報処理装置。
  11. 前記命令使用権限制御手段は、
    認証コードを保持するための認証コード保持手段と、
    前記認証コード保持手段から出力される前記認証コードに基づいて前記特定命令の使用を許可するか否かを判断する判定手段とを備えたことを特徴とする請求項8、請求項9または請求項10記載の情報処理装置。
  12. 前記命令使用権限制御手段は、
    登録コードを保持するための登録コード保持手段と、
    認証コードを保持するための認証コード保持手段と、
    前記登録コード保持手段から出力される前記登録コードと前記認証コード保持手段から出力される前記認証コードとを比較し、両者が一致する場合に前記特定命令の使用を許可すると判断し、一致しない場合に前記特定命令の使用を許可しないと判断する判定手段と備えたことを特徴とする請求項8、請求項9または請求項10記載の情報処理装置。
  13. 前記特定命令置換手段は、
    前記命令格納手段から前記特定命令が出力されたことを検出する特定命令検出手段と、
    前記命令格納手段から出力される命令と前記特定命令が置換されるべき前記特定命令以外の命令とを選択して前記命令デコード手段へ出力する命令選択手段とを備え、
    前記命令選択手段は、前記特定命令検出手段により前記特定命令が出力されたことを検出し、かつ前記命令使用権限制御手段により前記特定命令の使用を許可しないと判断した場合、前記特定命令以外の命令を選択し、それ以外の場合は前記命令格納手段から出力される命令を選択することを特徴とする請求項9記載の情報処理装置。
  14. 前記リセット要求制御手段は、
    前記命令格納手段から前記特定命令が出力されたことを検出する特定命令検出手段と、
    前記情報処理装置にリセットをかけるか否かを選択するリセット要求選択手段とを備え、
    前記リセット要求選択手段は、前記特定命令検出手段により前記特定命令が出力されたことを検出し、かつ前記命令使用権限制御手段により前記特定命令の使用を許可しないと判断した場合にリセット要求を出し、それ以外の場合はリセット要求を出さないことを特徴とする請求項10記載の情報処理装置。
JP2004049059A 2004-02-25 2004-02-25 情報処理装置の命令使用権限設定方法及び情報処理装置 Pending JP2005242510A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004049059A JP2005242510A (ja) 2004-02-25 2004-02-25 情報処理装置の命令使用権限設定方法及び情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004049059A JP2005242510A (ja) 2004-02-25 2004-02-25 情報処理装置の命令使用権限設定方法及び情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005242510A true JP2005242510A (ja) 2005-09-08

Family

ID=35024214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004049059A Pending JP2005242510A (ja) 2004-02-25 2004-02-25 情報処理装置の命令使用権限設定方法及び情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005242510A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013535063A (ja) * 2010-06-24 2013-09-09 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 特定の命令がプロセッサによって実行されないようにブロックするためのコンピュータで実装される方法、コンピュータ・システム、およびコンピュータ・プログラム
US9851969B2 (en) 2010-06-24 2017-12-26 International Business Machines Corporation Function virtualization facility for function query of a processor
WO2023127516A1 (ja) * 2021-12-27 2023-07-06 ソニーグループ株式会社 置換装置、情報処理方法および情報処理装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013535063A (ja) * 2010-06-24 2013-09-09 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 特定の命令がプロセッサによって実行されないようにブロックするためのコンピュータで実装される方法、コンピュータ・システム、およびコンピュータ・プログラム
US9851969B2 (en) 2010-06-24 2017-12-26 International Business Machines Corporation Function virtualization facility for function query of a processor
US10521231B2 (en) 2010-06-24 2019-12-31 International Business Machines Corporation Function virtualization facility for blocking instruction function of a multi-function instruction of a virtual processor
US10664269B2 (en) 2010-06-24 2020-05-26 International Business Machines Corporation Function virtualization facility for function query of a processor
US11086624B2 (en) 2010-06-24 2021-08-10 International Business Machines Corporation Function virtualization facility for blocking instruction function of a multi-function instruction of a virtual processor
US11188326B2 (en) 2010-06-24 2021-11-30 International Business Machines Corporation Function virtualization facility for function query of a processor
US11809870B2 (en) 2010-06-24 2023-11-07 International Business Machines Corporation Function virtualization facility for blocking instruction function of a multi-function instruction of a virtual processor
WO2023127516A1 (ja) * 2021-12-27 2023-07-06 ソニーグループ株式会社 置換装置、情報処理方法および情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2002333B1 (en) Shared nonvolatile memory architecture
JP4707603B2 (ja) リアルタイムosにおける処理時間配分方法
US20100082955A1 (en) Verification of chipset firmware updates
JP5204997B2 (ja) 遊技機用チップ
CN105247485A (zh) 用于中断处理的方法和装置
JP2009129394A (ja) 情報処理装置及びそのプログラム実行制御方法
US11921834B2 (en) Authentication method and circuit
KR20070056940A (ko) 프로그램을 저장한 컴퓨터 판독 가능 매체, 프로그램을실행하는 정보 처리 장치, 및 프로그램을 실행하기 위한프로그램 제어 방법
US7328340B2 (en) Methods and apparatus to provide secure firmware storage and service access
CN101901147B (zh) 资源分发系统及方法
US20070168950A1 (en) Information Processing Device
JP2005242510A (ja) 情報処理装置の命令使用権限設定方法及び情報処理装置
JP2004280801A (ja) プロセッサおよびこのプロセッサ用のプログラムを生成するコンパイラ装置
JP5448205B2 (ja) 周辺装置、アクセス認証サーバ、アクセス認証方法
JP2005208763A (ja) パスワード認証方法
JP4335940B2 (ja) データ処理装置及びデータ処理装置における周辺装置保護方法
KR100781936B1 (ko) 휴대용 단말기에서 디지털 권리 객체를 조절하기 위한 장치및 방법
JP2007109053A (ja) バスアクセス制御装置
KR100652538B1 (ko) 마이크로 컴퓨터
EP3654183B1 (en) Information processing apparatus and method of controlling information processing apparatus
KR20220154879A (ko) 차량 제어 장치 및 방법
KR20200030448A (ko) 정보 처리장치, 정보 처리장치의 제어방법, 및 기억매체
JP2007286921A (ja) 情報処理装置及びそれを用いたセキュリティ解除プログラムの不正実行禁止方法
JP2007299247A (ja) システム制御装置、およびシステム制御回路を備えたサーバ装置
JP7404205B2 (ja) 半導体装置及びそれを含むシステム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060607