JP2005240274A - 太陽電池内蔵屋根瓦 - Google Patents

太陽電池内蔵屋根瓦 Download PDF

Info

Publication number
JP2005240274A
JP2005240274A JP2004047197A JP2004047197A JP2005240274A JP 2005240274 A JP2005240274 A JP 2005240274A JP 2004047197 A JP2004047197 A JP 2004047197A JP 2004047197 A JP2004047197 A JP 2004047197A JP 2005240274 A JP2005240274 A JP 2005240274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
built
battery module
solar cell
roof tile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004047197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Akai
崇嘉 赤井
Takeya Kondo
健也 近藤
Tomohito Fukuda
智人 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2004047197A priority Critical patent/JP2005240274A/ja
Publication of JP2005240274A publication Critical patent/JP2005240274A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

【課題】 基板となる瓦本体が簡単な形状で、その表面に塵埃類が堆積しにくくて汚れによる発電効率の低下することを無くした太陽電池内蔵屋根瓦を提供すること。
【解決手段】 矩形状をした透明略平板材による瓦本体の背面に、シート状の発電層をもった電池モジュールを配設させて成る。前記瓦本体の背面側に凹所を形成し、同凹所に前記電池モジュールをその外部電線が外向きとなるよう装着させてもよい。前記瓦本体の背面周囲に着色などの不透明化処理を施してもよい。
【選択図】図1

Description

本発明はシート状の発電層をもった太陽電池内蔵屋根瓦に関する。
従来から、この種の太陽電池内蔵屋根瓦として、例えば図5に示す、実開平4−28524号公報に開示されたものの如く、平板状をなす厚手の瓦本体101の表面に太陽電池用素子を受容し得る浅い陥凹部102を形成し、該陥凹部102に表面を突出させて発電層をもった平板状の電池モジュール103を収納させた太陽電池内蔵屋根瓦100が提案されている。
この場合、瓦本体101は周辺の陶器瓦と略同一形状なものであり、また、太陽電池内蔵屋根瓦100の瓦本体101の周囲縁に電池モジュール103表面より突出することなく接着剤105を充填させて電池モジュール103を固定するようにしてある。したがって、屋根に、屋根瓦とは別形状をもった、鋼板等の金属材にて形成された新たな太陽電池モジュールを設けることが無いので外観上好ましく、また、太陽電池内蔵屋根瓦自体に塵埃類が堆積して太陽電池表面を汚し、これにより発電効率が落ちることがない。
しかしながら、この場合には、電池モジュール103として表面にガラス材をもったものを別途製作し、基板となる瓦本体101に組み込むものであり、製造に手間のかかるものであった。しかも、太陽電池内蔵屋根瓦100相互を電気的に接続させるための外部電線104を瓦本体101の裏面側に設ける必要があり、その外部電線104を配設させる溝や貫通孔を瓦本体101に形成するために瓦本体101が複雑な形状となるという問題があった。
実開平4−28524号公報
本願発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、その課題は、基板となる瓦本体が簡単な形状で、その表面に塵埃類が堆積しにくくて汚れによる発電効率の低下することを無くした太陽電池内蔵屋根瓦を提供することである。
上記課題を解決するために、本願発明の太陽電池内蔵屋根瓦は、矩形状をした透明略平板材による瓦本体の背面に、シート状の発電層をもった電池モジュールを配設している。
また、前記瓦本体の背面側に凹所を形成し、同凹所に前記電池モジュールをその外部電線が外向きとなるよう装着させるのが好ましい。また、前記瓦本体の背面周囲に着色などの不透明化処理を施すことも好ましい。
本願発明の太陽電池内蔵屋根瓦においては、シート状の発電層をもった電池モジュールを、矩形状の透明略平板材による瓦本体背面に設けて製作することができるので、基板となる瓦本体が簡単な形状で、且つ瓦本体の表面に塵埃類が堆積しにくく、以って、汚れによる発電効率の低下も無い。
また、電池モジュールからの外部電線が、瓦本体背面側に形成された凹所に設けられる電池モジュールから外向きに延出されるので、太陽電池内蔵屋根瓦相互の電気的接続の作業性に優れる。
さらに、電池モジュール周囲となる透明略平板材による瓦本体の背面が着色などによる不透明化処理によって電池モジュール表面色と同化されるため、施工のときに太陽電池内蔵屋根瓦の周辺に設置される陶器瓦等の一般屋根瓦とも色彩上同化させることが出来て外観上好ましい。
図1〜4は、本願の請求項1乃至請求項3に対応した一実施形態である太陽電池内蔵屋根瓦を示している。この実施形態の太陽電池内蔵屋根瓦1は、背景技術の項にて説明した構成と同じく、周辺の陶器瓦と略同一形状な瓦本体にて構成されたもので、図1、2の概略説明のための平面図、及び側面断面図に示す如く、矩形状をした透明略平板材による瓦本体2の背面に、シート状の発電層をもった電池モジュール3を配設している。
この場合、瓦本体2の背面側に凹所21を形成し、同凹所21に前記電池モジュール3をその外部電線4が外向きとなるよう装着させてもいる。また、前記瓦本体2の背面周囲に着色などの不透明化処理Pを施してもいる。
詳しくは、瓦本体2は、透明ガラス製の平板屋根瓦で、屋根に設置した状態で重厚感を持たせるため、例えば前端部に20mm程度の厚みをもった立上り部22を設けてあり、また両端部及び後端部には瓦本体どうしを互いに雌雄関係をなして嵌合させるためのオーバーラップ部23、24、25が一体に形成されて背面側に凹所21が形成される。
この場合、上記の不透明化処理P部分は凹所21以外の部分において背面から濃い青色の塗料による塗装処理が施されており、後述する電池モジュール3表面の色と外観上において同化されるため、施工のときに太陽電池内蔵屋根瓦1の周辺に設置される陶器瓦等の一般屋根瓦とも色彩上同化させることが出来て外観上好ましい。なお、この不透明化処理Pは、塗装処理以外にホーニング加工と呼ばれているガラス表面に細かい凹凸を施して不透明化させる方法や、着色シートと帖着させる方法など、各種の方法を選択することができる。
電池モジュール3はシート状のラミネートパネルであり、発電層をもつ製膜された4枚の電池31にエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)シート32、32と保護シート33とを貼り合わせた後、両面を同時に加熱して一体化形成されている。4枚の電池31は相互に電気的に接続されており、図3に示すように、互いの間には加熱によって溶融されたエチレン酢酸ビニル材料が廻りこんで充填され、電池31相互が略均一な間隔をもって位置決めされている。
電池31相互は、4つのものが電気的に並列あるいは直列接続されて、中継用の端子ボックス41を介してケーブル42及びコネクタ43にて構成される外部電線4に電気的接続されている。
外部電線4は、ケーブル42、42の一端にコネクタ43、43が設けられて形成され、ケーブル42、42の他端が端子ボックス41内部にて4つの電池31と接続されるこの場合、端子ボックス41は一側面開口の薄板状であり、外部電線4が外向きに延出されるよう電池31の保護シート33上面に帖着されている。これにより、太陽電池内蔵屋根瓦1に内蔵される電池モジュール3相互を外部にて電気的接続する際には、その接続用ケーブル(図示せず)との引き回しが容易となり作業のし易いものとなる。
瓦本体2と電池モジュール3とは、図3に示すように、瓦本体2の背面側の凹所21に接着剤が充填された後、シート状の電池モジュール3が保護シート33が外側となるよう帖着されて固着される。このとき、端子ボックス41が瓦本体2の背面より突出しないような寸法設定になっており、また、この端子ボックス41による背面空間が、太陽電池内蔵屋根瓦1の施工状態において屋根全体に通気層を形成するよう、シート状の発電層をもった電池モジュール3を、矩形状の透明略平板材による瓦本体2背面に設けて製作することとなる。
なお、瓦本体2は、前記したような透明ガラス製以外に、塩化ビニール樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート等の樹脂を用いて、射出成形や注型等により製造することができる。この場合、重厚感のある形状を現出させ、軽量化及び強度の大なるものを作ることができる。
この実施形態の太陽電池内蔵屋根瓦1による瓦葺きにおいては、通常の平板状スレート瓦などと同じく、下段のものの上に上段のものが等間隔に配置されるように重ね葺きしてゆくが、図4に示す如く、瓦本体2と略同一形状な周辺の陶器瓦5と同じく、瓦本体2は、横方向の側端部を重合させながら横方向に連接していき、下段の瓦本体2の後端側を瓦固定具やビス止めなどによって桟木や野地板等の屋根下地材に固定させてて屋根に設置される。このとき、瓦本体2背面側に形成された凹所21に設けられる電池モジュール3から外向きに延出された外部電線4どうしが電気的に接続され、太陽電池内蔵屋根瓦1相互の接続がなされるのである
したがって、以上説明した太陽電池内蔵屋根瓦1によると、シート状の発電層をもった電池モジュール3を、矩形状の透明略平板材による瓦本体2背面に設けて製作することができるので、基板となる瓦本体2が簡単な形状で、且つ瓦本体2の表面に塵埃類が堆積しにくく、以って、汚れによる発電効率の低下も無い。
また、電池モジュール3からの外部電線4が、瓦本体2背面側に形成された凹所21に設けられる電池モジュール3から外向きに延出されるので、太陽電池内蔵屋根瓦1相互の電気的接続の作業性に優れる。
さらに、電池モジュール3周囲となる透明略平板材による瓦本体2の背面が着色などによる不透明化処理Pによって電池モジュール3表面色と同化されるため、施工のときに太陽電池内蔵屋根瓦1の周辺に設置される陶器瓦等の一般屋根瓦とも色彩上同化させることが出来て外観上好ましい。
本願発明の一実施形態である太陽電池内蔵屋根瓦を示した平面図。 同太陽電池内蔵屋根瓦の概略構成を説明する側面断面図。 同太陽電池内蔵屋根瓦の内部積層状態の説明図。 同太陽電池内蔵屋根瓦の施工状態を示す説明図。 従来例である太陽電池内蔵屋根瓦の全体説明図。
符号の説明
1 太陽電池内蔵屋根瓦
2 瓦本体
21 凹所
3 電池モジュール
4 外部電線
P 不透明化処理

Claims (3)

  1. 矩形状をした透明略平板材による瓦本体の背面に、シート状の発電層をもった電池モジュールを配設させて成る太陽電池内蔵屋根瓦。
  2. 前記瓦本体の背面側に凹所を形成し、同凹所に前記電池モジュールをその外部電線が外向きとなるよう装着させて成ることを特徴とする請求項1記載の太陽電池内蔵屋根瓦。
  3. 前記瓦本体の背面周囲に着色などの不透明化処理を施して成ることを特徴とする請求項1または請求項2いずれかに記載の太陽電池内蔵屋根瓦。
JP2004047197A 2004-02-24 2004-02-24 太陽電池内蔵屋根瓦 Pending JP2005240274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004047197A JP2005240274A (ja) 2004-02-24 2004-02-24 太陽電池内蔵屋根瓦

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004047197A JP2005240274A (ja) 2004-02-24 2004-02-24 太陽電池内蔵屋根瓦

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005240274A true JP2005240274A (ja) 2005-09-08

Family

ID=35022296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004047197A Pending JP2005240274A (ja) 2004-02-24 2004-02-24 太陽電池内蔵屋根瓦

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005240274A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014518967A (ja) * 2011-06-03 2014-08-07 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア プラスチック担体を有する、屋根の上に設置される太陽光発電システムおよび太陽光発電モジュール
GB2517914A (en) * 2013-09-02 2015-03-11 Solarmass Ltd Improved Solar Roof Tile
US10530292B1 (en) 2019-04-02 2020-01-07 Solarmass Energy Group Ltd. Solar roof tile with integrated cable management system
US10658969B2 (en) 2014-12-04 2020-05-19 Solarmass Energy Group Ltd. Photovoltaic solar roof tile assembly

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014518967A (ja) * 2011-06-03 2014-08-07 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア プラスチック担体を有する、屋根の上に設置される太陽光発電システムおよび太陽光発電モジュール
GB2517914A (en) * 2013-09-02 2015-03-11 Solarmass Ltd Improved Solar Roof Tile
GB2517914B (en) * 2013-09-02 2017-10-11 Solarmass Ltd Improved Solar Roof Tile
US10658969B2 (en) 2014-12-04 2020-05-19 Solarmass Energy Group Ltd. Photovoltaic solar roof tile assembly
US10756669B2 (en) 2014-12-04 2020-08-25 Solarmass Energy Group Ltd. Solar roof tile
US11626829B2 (en) 2014-12-04 2023-04-11 Solarmass Energy Group Ltd. Methods of manufacturing and installing a solar roof tile assembly
US10530292B1 (en) 2019-04-02 2020-01-07 Solarmass Energy Group Ltd. Solar roof tile with integrated cable management system
US10998848B2 (en) 2019-04-02 2021-05-04 Solarmass Energy Group Ltd. Method of routing and securing electrical power cables for a solar roof installation

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4216221B2 (ja) 瓦一体型太陽電池モジュール
JP2001098703A (ja) 屋根構造体及び瓦葺方法
EP3154190B1 (en) Solar cell module and roof structure
WO2017098607A1 (ja) 太陽電池モジュール及び屋根構造
KR20120010240A (ko) 태양전지 모듈 및 태양전지 모듈의 제조 방법
JP6161046B2 (ja) ソーラーパネル
GB2431773A (en) Solar panel devices
JP6483984B2 (ja) 太陽電池モジュール、壁面構造、及び住宅
US9184326B2 (en) Solar cell module
JP2005240274A (ja) 太陽電池内蔵屋根瓦
JP4412087B2 (ja) シート防水型太陽光発電パネルセット、その施工方法及び施工構造
JP2005098084A (ja) シート防水構造における太陽光発電システム及びシート防水用太陽光発電パネル
JPH0525890A (ja) 太陽電池発電装置
JP2012207402A (ja) 発電タイル及びタイルパネル
CN208077998U (zh) 发电单元及发电装置
KR101470255B1 (ko) 태양전지 패널 구조체
JPH1027919A (ja) 太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの接続方法並びに建物および建築物
JPH08239948A (ja) アモルファス太陽電池パネル一体型打ち込み型枠
JP4327149B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP2000114560A (ja) 太陽電池モジュールとその製造方法
WO2009046531A1 (en) Integrated photovoltaic roof tile
JP2003003612A (ja) 太陽電池を組み込んだ瓦
JP2004071793A (ja) 薄型太陽電池モジュールおよびその配列構造
JP3801385B2 (ja) 太陽電池パネル構造体
JPH1072909A (ja) 太陽電池モジュール