JP2005239318A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シートの搬送速度を調節する搬送路等を設けることなく、シート処理手段の処理速度に対応した搬送速度でシートを搬送することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成部52により画像が形成されたシートS1を排出する排出手段20a,20bを正逆転可能で、かつシート排出速度が可変とすると共に、排出手段20a,20bの下流に画像が形成されたシートを処理するシート処理手段31を設ける。そして、シートを処理する際には、排出手段20a,20bの正転及び逆転により、一旦シートS1の一部をシート処理手段以外の部分に排出した後、シートS1をシート処理手段31の上流に移動させ、この後、排出手段20a,20bをシート処理手段31のシート処理速度に合わせた速度で正転させてシートS1をシート処理手段31に向わせるようにする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、特に画像形成されたシートに対して光沢を上げる処理や、ラミネート加工等の処理を行うシート処理手段を着脱自在に装着するものに関する。
近年、複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、より高速で、かつ高解像度で画像を形成することが望まれており、これに伴って画像形成部におけるプロセス速度がより高速になっている。また、このような画像形成装置においては、自動両面搬送装置を着脱自在に装着することにより、片面に画像が形成されたシートを自動で反転させて再度画像形成部に供給し、シートの両面に画像を形成することができるようにしている。そして、このような両面印刷機能を備えることにより、画像形成装置の付加価値を高めるようにしている。
さらに、カラー画像が形成可能な画像形成装置においては、例えばカラー画像が形成されたシートに対し、画像の光沢を上げる、或いはラミネート加工する等の処理を行うためのシート処理手段であるシート処理装置を着脱自在に装着することができるように構成されているものがある(特許文献1参照。)。
そして、このようなシート処理装置を装着した場合には、画像を形成した後、シートをシート処理装置により構成されるシート処理手段に搬送し、このシート処理手段において所定の処理を施すようにしている。なお、このシート処理装置は、自動両面搬送装置が追加装備された上に、さらに機能追加として装着される。
特開2000−214948号公報
ところで、このようなシート処理手段を装着自在な従来の画像形成装置において、例えば、電子写真プロセスを用いたカラー画像形成装置に、シート処理手段としてグロスフィニッシャーを装着する場合がある。このグロスフィニッシャーはグロス定着器を備え、画像形成装置内の定着器によってシートに定着されたトナー像を、グロス定着器によって再度加熱溶融定着することにより、画像の光沢を上げることができる。
ここで、このように画像形成装置に装着されたグロスフィニッシャーは、トナーを溶かすため、トナー像に、より多くの熱量を与えることができるようシートがグロス定着器を通過する際の速度を、より低速とするようにしている。そして、このようにシートの搬送速度を、より低速とすることにより、同じ熱源でもより多くの熱量をシート(トナー)に与えることができ、光沢度の高い画像を得ることができる。
ところが、このようにグロスフィニッシャーにおけるシートの搬送速度を低速とすると、このシートの搬送速度が画像形成装置本体のプロセス速度と著しく異なるようになる場合があり、この場合には画像形成装置本体からシート処理装置へのシートの受け渡しが円滑に行われない可能性がある。
そこで、シートの受け渡しを円滑に行うため、例えば画像形成装置本体とシート処理手段との間にシートの速度を調節する搬送路と、搬送機構部とを設ける場合があるが、このような搬送路等を設けた場合には、高コストになってしまい、また画像形成装置が大型化するという問題があった。
本発明はこのような現状を鑑みてなされたものであって、シートの搬送速度を調節する搬送路等を設けることなく、シート処理手段の処理速度に対応した搬送速度でシートを搬送することのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成されたシートを排出する正逆転可能で、かつシート排出速度が可変な排出手段と、前記排出手段の下流に設けられ、前記画像が形成されたシートを処理するシート処理手段と、を備え、前記シートを処理する際には、前記排出手段の正転により、一旦前記シートの一部を前記シート処理手段以外に向けて排出した後、前記排出手段の逆転により反転させ、再び前記排出手段を前記シート処理手段のシート処理速度に合わせた速度で正転させて前記シートを前記シート処理手段に向わせるようにしたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記排出手段と、反転通路とを備え、前記シートを反転させる反転部を有し、前記反転部は、装置本体に着脱自在に装着されることを特徴とするものである。
また本発明は、前記反転部は、前記画像が形成されたシートを前記排出手段に導く第1位置及び前記排出手段の逆転により反転したシートを前記反転通路に向わせる第2位置に選択的に移動する切換手段を備えたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記排出手段と、反転通路とを備え、前記シートを反転させる反転部を有し、前記シートの両面に画像を形成する場合には片面に画像が形成されたシートを前記排出手段により反転させた後、前記反転通路を通って前記画像形成部に再度搬送するようにしたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記反転部は、装置本体に着脱自在に装着され、前記片面に画像が形成されたシートを前記排出手段に導く第1位置及び前記排出手段の逆転により反転したシートを前記反転通路に向わせる第2位置に選択的に移動する切換手段を備えたことを特徴とするものである。
また本発明は、前記シート処理手段は、装置本体に着脱自在に装着されることを特徴とするものである。
また本発明は、前記シート処理手段は、前記排出手段により排出されたシートを内部、或は外部に選択的に案内する案内手段を備えていることを特徴とするものである。
また本発明は、前記シート処理手段は、前記画像が形成されたシートを追加加熱処理するものであり、前記画像が形成されたシートを追加加熱処理する際、前記排出手段は、前記シートを前記シート処理手段に向けて該シート処理手段の追加加熱処理速度に合わせた速度で排出することを特徴とするものである。
本発明によれば、画像が形成されたシートを処理する際には、排出手段の正転及び逆転により、一旦シートの一部をシート処理手段以外の部分に排出した後、シートをシート処理手段の上流に移動させ、この後、排出手段をシート処理手段のシート処理速度に合わせた速度で正転させてシートをシート処理手段に向わせるようにすることにより、画像形成装置とシート処理手段のシート搬送速度が大きく異なる場合であっても、特別にシートの搬送速度を調節する搬送路や搬送機構部を設けることなく、シートの受け渡しを円滑に行うことができ、シート処理手段の処理速度に対応した搬送速度でシートを搬送することができる。さらに、これにより画像形成装置の高コスト化、大型化を防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるカラーレーザプリンタ全体構成図である。
同図において、50はカラーレーザプリンタ、51はカラーレーザプリンタ本体(以下、プリンタ本体という)であり、このプリンタ本体51にはシートに画像を形成する画像形成部52と、シートSを給送する給紙部8と、給紙部8から給送されたシートSを画像形成部52に搬送するシート搬送装置9と、シートSに形成された画像を定着させる定着手段である定着器10とが設けられている。
ここで、画像形成部52は、上下方向に配置され、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色のトナー画像を担持する像担持体である感光体ドラム1a〜1dと、感光体ドラム1a〜1dの周囲に回転方向に沿ってそれぞれ配された、感光体ドラム表面を一様に帯電する帯電手段2a〜2d、画像情報に基づいてレーザビームを照射して感光体ドラム上に静電潜像を形成する露光手段3a〜3d、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像手段4a〜4d等を備えている。
ここで、現像手段4a〜4dは、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色のトナーを収納したトナー収納部4a1〜4d1、感光体表面に隣接し、図示しない駆動部により回転駆動されると共に、図示しない現像バイアス電源によって現像バイアス電圧を印加することにより現像を行う現像ローラ4a2〜4d2等から構成される。
また、後述するシートを搬送する無端状のシート搬送部材である転写搬送ベルト9aの内側には、4個の感光体ドラム1a〜1dと共に転写搬送ベルト9aを挟持する転写ローラ5a〜5dがそれぞれ併設されている。
給送部8は、給紙カセット8a、ピックアップローラ8a1及び分離ローラ対8bを備えており、画像形成の際、シートSは給紙カセット8aからピックアップローラ8a1によって一枚ずつ分離給送された後、分離ローラ対8b及び所定のタイミングでシートを搬送するレジストローラ対8cによってシート搬送装置9に搬送されるようになっている。
シート搬送装置9は、駆動ローラ9bと従動コロ9c,9d,9eとにより張架支持され、すべての感光体ドラム1a〜1dに対向して配設されているシート担持体としての転写搬送ベルト9aを備えている。ここで、この転写搬送ベルト9aは、感光体ドラム1a〜1dに対向する外周面にシートSを静電吸着すると共に、感光体ドラム1a〜1dにシートを接触させるべく、駆動ローラ9bによって循環移動するようになっている。そして、このように循環移動する転写搬送ベルト9aに静電吸着されることにより、シートSは転写搬送ベルト9aにより転写位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー像が転写される。
定着器10は、シート上に形成した画像に熱及び圧力を加えてトナー像を定着させるものであり、加圧ローラ10aと加熱ローラ10bとを有している。
次に、このように構成されたカラーレーザプリンタ50の画像形成動作について説明する。
まず、帯電手段2a〜2dにより一様に帯電された感光体ドラム1a〜1dの表面に露光手段3a〜3dから照射された画像情報に対応するレーザビームが走査されると感光体ドラム表面には潜像が形成され、さらにこの潜像を現像手段4a〜4dによって現像することにより、感光体ドラム表面にイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色のトナー画像が形成される。
また、このトナー画像形成動作に並行して給紙カセット8aに収容されたシートSは、ピックアップローラ8a1によりピックアップされた後、レジストローラ対8cに導かれた後、レジストローラ対8cによって画像形成動作に同期するようにして転写搬送ベルト9aに吸着され、感光体ドラム1a〜1dと転写搬送ベルト9aとが圧接する転写部に搬送される。
次に、このように転写部に搬送されたシートSに対し、各転写部に配置されトナーと逆極性の電圧を印加された転写ローラ5a〜5dの作用により感光体ドラム1a〜1d上の各色のトナー画像が、シート上に順次重ね合わせて転写される。そして、このように4色のトナー画像が多重転写されたシートSは、転写搬送ベルト9aから分離されて定着器10に搬送され、この定着器10において、加熱加圧され、シート上の未定着トナー画像が加熱定着される。
この結果、フルカラーのプリント画像が永久画像としてシート上に定着される。次に、このようにフルカラーのプリント画像が永久画像として定着された後、シートSは排出ローラ対12a,12bによって排出部13に排出、積載される。
ところで、本実施の形態のカラーレーザプリンタ50は、シートSの両面に画像を形成することができるようになっており、シートSの両面に画像を形成する場合には、同図に示すように反転部を構成するシート反転装置53をプリンタ本体51に着脱自在に装着するようにしている。
ここで、このシート反転装置53は、シートSの両面に画像を形成する場合、排出ローラ対12a,12bから排出されるシートSを反転させるシート反転部19と、排出ローラ対12a,12bの下流に配置されたフラッパ25と、排出手段を構成するスイッチバックローラ対20a,20bと、再搬送ローラ対21a,21bとを備えている。なお、これらスイッチバックローラ対20a,20b及び再搬送ローラ対21a,21bは不図示の正逆転可能なモータにより、正逆転可能となっている。
ここで、切換手段であるフラッパ25は、シートSの片面のみに画像形成する場合は、同図に示すような、排出ローラ対12a,12bから排出されるシートSの排出を妨げない位置にあるが、シートSの両面に画像を形成する両面画像形成の際には図2に示すように、排出されるシートS1をシート反転部19(スイッチバックローラ対20a,20b)に導く第1位置に移動するようになっている。また、このフラッパ25は、シートS1がシート反転部19に完全に導かれた後、図3に示す第2位置に戻るようになっており、これによりシートS1を再搬送ローラ対21a,21bへ向わせる搬送路15aを確保することができるようにしている。
また、スイッチバックローラ対20a,20bは、フラッパ25が図2に示す第1位置に移動すると、シートS1をシート反転部内に引き込むよう正回転し、シートSがシート反転部19に完全に導かれ、フラッパ25が第2位置に戻った後は、逆転することにより再搬送ローラ対21a,21bへシートS1を搬送するようにしている。
なお、15bは反転した後、スイッチバックローラ対20a,20b及び再搬送ローラ対21a,21bによって搬送されたシートS1が送り込まれる反転通路である再搬送通路であり、この再搬送通路15bに搬送されたシートS1は、プリンタ本体51の正面に取り付けられている斜送ローラ16a,16bを通過した後、Uターンローラ17まで搬送され、Uターンローラ17及びレジストローラ8cによって再び画像形成部52まで搬送されるようになっている。
次に、このように構成されたシート反転装置53を備えたカラーレーザプリンタ50における両面画像形成動作について説明する。
シートSの両面に画像を形成する際には、不図示の制御部は、不図示の切替え手段によりフラッパ25を図2に示す第1位置に切り替えると共に、不図示のモータの正転を開始する。
これにより、定着器10を通過したシートS1はフラッパ25に沿ってシート反転部19に導かれた後、モータの正転によりシートS1をシート反転部19内に引き入れる方向に回転するスイッチバックローラ対20a,20bによりシート反転部19内に引き入れられ、この後、図2に示すように一部がシート反転装置53の外方に突出(排出)する。
なお、このようにシートS1の一部をシート反転装置53の外方に突出させることにより、シートS1の片面、あるいは両面が外気にさらされて冷やされるようになり、これにより、この後、シートS1が再搬送通路15bに搬送された場合でも、プリンタ本体51の温度上昇を抑えることができる。
次に、シート後端が確実にフラッパ25より下流に搬送されたことを不図示のセンサによって検知すると、シート後端を挟んだ状態でスイッチバックローラ20a,20bを停止させ、フラッパ25を図3に示すように反転したシートS1を再搬送通路15bに向わせる第2位置に戻し、再搬送ローラ対21a,21bへの搬送路15aを確保する。そして、このように再搬送ローラ対21a,21bへの搬送路15aを確実に確保した後、モータを逆転させ、スイッチバックローラ対20a,20bを逆転させる。
これにより、シートS1はフラッパ25により確保された搬送路15aに沿って再搬送ローラ対21a,21bへと搬送され、この再搬送ローラ21a,21bによって再搬送通路15bに搬送される。さらに、この後、シートS1は、斜送ローラ16a,16bを通過してUターンローラ17まで搬送され、さらにUターンローラ17及びレジストローラ8dによって再び画像形成部52まで搬送される。
ところで、本実施の形態のカラーレーザプリンタ50においては、シート上に形成されたカラー画像の光沢を上げるため、プリンタ内の定着器10によってシートに加熱溶融定着されたトナー像を再加熱溶融定着するシート処理装置(シート処理手段)であるグロスフィニッシャー31を着脱自在に装着することが可能となっている。(図4参照)
なお、このグロスフィニッシャー31は、定着器10によってシートSに溶融定着されたトナー像を加熱溶融定着してさらに光沢性をもたせるためのグロス定着器30と、プリンタ本体51から排出されたシートの搬送方向をグロス定着器30の方向(内部方向)、或はグロスフィニッシャー以外の部分である、例えばグロスフィニッシャー31の上面方向(外部方向)に切替える案内手段としてのシートフラッパ35とを備えている。
次に、プリンタ本体51に着脱自在に追加装着されたグロスフィニッシャー31におけるシート処理動作について説明する。
グロスフィニッシャー31でシートSが処理される場合には、シートSは画像が形成された後、フラッパ25の第1位置への移動と、スイッチバックローラ20a,20bの矢印方向の回転(正回転)により搬送され、図4に示すようにグロスフィニッシャー31の上面に沿ってシートS1の一部である先端部が排出されて行く。なお、この時のスイッチバックローラ20a,20bによるシートSの搬送速度V1は、スイッチバックローラ20a,20bの上流に位置する、プリンタ本体内の定着器10のプロセス速度とほぼ等しい速度である。
次に、シート後端が確実にフラッパ25より下流に搬送されたことを不図示のセンサによって検知すると、シート後端を挟んだ状態でスイッチバックローラ20a,20bを停止させ、フラッパ25を図5に示すように反転したシートSを再搬送通路15bに向わせる第2位置に戻し、再搬送ローラ対21a,21bへの搬送路15aを確保する。そして、このように再搬送ローラ対21a,21bへの搬送路15aを確実に確保した後、モータを逆転させ、スイッチバックローラ対20a,20bを逆転させる。
これにより、一旦、一部が排出されたシートSはフラッパ25により確保された搬送路15aに沿って再搬送ローラ対21a,21bへと搬送され、この再搬送ローラ21a,21bによって再搬送通路15bに搬送される。
次に、シートSの先端が、グロスフィニッシャー31の上流にある搬送路15a内に収納された後、図6に示すようにスイッチバックローラ20a、20bは再度、正回転すると共にシートフラッパ35が上方回動する。これにより、シートSがグロスフィニッシャー31の内部に案内され、グロス定着器30によって再加熱溶融定着され、この後、排紙トレイ33に排出される。
ここで、カラー画像の光沢を上げるためにはシートS1に、より多くの熱量を与えてシート上のトナー像を溶融する必要があることから、グロス定着器30を通過する際のシートS1の搬送速度を低速として、同じ熱源でもより多くの熱量を与えることができるようにしている。
ところで、このようにグロス定着器30を通過する際のシートS1の搬送速度、即ちシート処理速度が、プリンタ本体内の定着器10のプロセス速度と異なる場合、プリンタ本体51からグロスフィニッシャー31へのシートS1の受け渡しが円滑に行われない可能性があることから、本実施の形態においては、シートSをグロスフィニッシャー31の内部に案内する際のスイッチバックローラ20a,20bによるシートSの搬送速度V2を、グロスフィニッシャー内のグロス定着器30のプロセス速度に近い速度とするようにしている。
つまり、プリンタ本体51の再搬送通路15bからグロスフィニッシャー31にシートS1を搬送(排出)する際、シートS1の搬送(排出)速度V2を、グロスフィニッシャー31のシート処理速度に近い速度としている。そして、このような速度でシートS1を搬送することにより、光沢性の高いシートS1を得ることができる。
このように、片面、或いは両面に画像が形成されたシートS1の光沢を上げる処理を行う際には、シートS1を、スイッチバックローラ20a,20bの正逆転により、一旦シートS1の一部を排出した後、反転させてグロスフィニッシャー31の上流に移動させ、この後、スイッチバックローラ20a,20bをグロスフィニッシャー31のシート処理速度に合わせた速度で正転させてグロスフィニッシャー31に向かわせるようにすることにより、プリンタ本体51とグロスフィニッシャー31とのシート搬送速度が大きく異なる場合であっても、特別にシートの搬送速度を調節する搬送路や搬送機構部を設けることなく、両面画像形成用の再搬送通路15bを利用することでグロスフィニッシャー31の処理速度に対応した搬送速度V2でシートS1を搬送することができる。これにより、プリンタ本体51の低コスト化、及び省スペース化を図ることができる。
ところで、これまでの説明においては、シート反転装置53の下流にグロスフィニッシャー31を設け、シート反転装置53に設けられたスイッチバックローラ20a,20bの正逆転により、シートをグロスフィニッシャー31に搬送する場合について述べてきたが、本発明は、これに限らず、図7に示すようにグロスフィニッシャー31をプリンタ本体51に直接装着するように構成することもできる。
なお、このように構成した場合、同図に示すようにプリンタ本体51の排紙ローラ対12a,12bがスイッチバックローラを兼ねるようになる。そして、このように排紙ローラ対12a,12bがスイッチバックローラを兼ねるようにした場合、シート反転装置53を装着することなくシートの反転が可能となると共に、シートの処理が可能となる。
これにより、シートの処理のみを希望する場合には、シート反転装置53が不要となり、ユーザーのために画像形成装置を安価にする提供することができる。
また、これまでの説明においては、シートの両面に画像を形成する構成のカラーレーザプリンタを例にとって説明したが、本発明はこれに限らず、片面に画像を形成する機能のみを有するカラーレーザプリンタにおいても、適用することができるのは言うまでもない。
なお、このようなカラーレーザプリンタの場合には、画像形成部により画像が形成されたシートを排出する排出手段(例えば、図1に示す排出ローラ対12a,12b)を正逆転可能で、かつシート排出速度が可変とすると共に、排出手段の下流に画像が形成されたシートを処理するシート処理手段を設けるようにする。
そして、シートを処理する際には、排出手段の正転及び逆転により、一旦シートの一部をシート処理手段以外の部分、例えばシート処理手段の上面に排出した後、シートをシート処理手段とは反対側に設けたプリンタ本体の開口部から外方に突出するまで移動させ、この後、排出手段をシート処理手段のシート処理速度に合わせた速度で正転させてシートをシート処理手段に向わせるようにする。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるカラーレーザプリンタの全体構成図。 上記カラーレーザプリンタにシート反転装置を装着した状態を示す概略構成図。 上記シート反転装置にシートが搬送される状態を示す図。 上記カラーレーザプリンタに装着されたグロスフィニッシャーの上面に沿ってシートが搬送される状態を示す図。 上記シートがシート反転装置内に引き戻される状態を示す図。 上記グロスフィニッシャーにシートが搬送される状態を示す図。 上記グロスフィニッシャーを装着する上記カラーレーザプリンタの他の構成を示す全体構成図。
符号の説明
10 定着器
12a,12b 排出ローラ対
15b 再搬送通路
19 シート反転部
20a,20b スイッチバックローラ対
21a,21b 再搬送ローラ対
25 フラッパ
30 グロス定着器
31 グロスフィニッシャー
35 シートフラッパ
50 カラーレーザプリンタ
51 プリンタ本体
52 画像形成部
53 シート反転装置
S,S1 シート

Claims (8)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により画像が形成されたシートを排出する正逆転可能で、かつシート排出速度が可変な排出手段と、
    前記排出手段の下流に設けられ、前記画像が形成されたシートを処理するシート処理手段と、
    を備え、
    前記シートを処理する際には、前記排出手段の正転により、一旦前記シートの一部を前記シート処理手段以外に向けて排出した後、前記排出手段の逆転により反転させ、再び前記排出手段を前記シート処理手段のシート処理速度に合わせた速度で正転させて前記シートを前記シート処理手段に向わせるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記排出手段と、反転通路とを備え、前記シートを反転させる反転部を有し、
    前記反転部は、装置本体に着脱自在に装着されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記反転部は、前記画像が形成されたシートを前記排出手段に導く第1位置及び前記排出手段の逆転により反転したシートを前記反転通路に向わせる第2位置に選択的に移動する切換手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記排出手段と、反転通路とを備え、前記シートを反転させる反転部を有し、
    前記シートの両面に画像を形成する場合には片面に画像が形成されたシートを前記排出手段により反転させた後、前記反転通路を通って前記画像形成部に再度搬送するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記反転部は、装置本体に着脱自在に装着され、前記片面に画像が形成されたシートを前記排出手段に導く第1位置及び前記排出手段の逆転により反転したシートを前記反転通路に向わせる第2位置に選択的に移動する切換手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記シート処理手段は、装置本体に着脱自在に装着されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記シート処理手段は、前記排出手段により排出されたシートを内部、或は外部に選択的に案内する案内手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記シート処理手段は、前記画像が形成されたシートを追加加熱処理するものであり、前記画像が形成されたシートを追加加熱処理する際、前記排出手段は、前記シートを前記シート処理手段に向けて該シート処理手段の追加加熱処理速度に合わせた速度で排出することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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KR20210048303A (ko) * 2019-10-23 2021-05-03 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 2개의 정착 장치의 연결 구조

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