JP2005239027A - 水中航走体およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 AUVの音響ソナーによる撮像画像の精度を向上させることを目的とする。
【解決手段】 AUV100の前方および後方であって且つ上下左右方向にそれぞれ舵1〜4を設け、この舵1〜4を制御するにあたり、AUV100の方位制御および針路制御を同時に行うようにした。また、前後に舵1〜4を設けることにより、潮流の影響を船体前後で等しく受けることになるから、方位が傾き難い。このようにすれば、AUV100の方位を保持しつつ針路を変えるか或いは維持するようにできるので、AUV100の音響ソナー7のビーム方向を常に所望の方向に向けることができ、撮像画像の制度を向上できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、音響ソナーによる撮像画像の精度を高めることができる自律型の水中航走体およびその制御方法に関するものである。
近年、比較的深い海域や湖沼における水中調査作業において、無人の自律型水中航走体(AUV:Autonomous Underwater Vehicle)が利用され始めている。図9は、従来の水中航走体の前記全体構成を示す構成図である。このAUV900は、先端が半球状の円柱形状であり、制御器モジュール901と、センサモジュール902と、電池モジュール903とから構成されている。また、AUV900の進行方向後方には上下・左右でそれぞれ対となる4つの舵904と、スクリュー905とが設けられ、その側面には合成開口ソナー906が複数設けられている。この合成開口ソナー906は、例えば海底の地形測定や、土中の金属物(ロケットの破片、機雷等)の発見に用いられる。
図10は、上記AUVが海中において潮流を受けた場合の航走状態を示す説明図である。図中、AUV900がX方向に針路をとる場合において、Y方向の潮流を受けたとき、AUV900の上下の舵904が強く潮流の影響を受けるため、船体が図中に示すように傾いた状態になる。係る状態でAUV900は、自ら上下舵904を調整し、目標点に向かって針路を修正する。しかしながら、針路を修正してAUV900を航走させても、AUV900自体の方位は傾いた状態にある。即ち、AUV900の方位が傾いた状態で目標点に向かって航走しているため、音響ソナー906により撮像する海底画像が斜めになり、画像収集範囲が狭くなるという問題点がある。
特開平10−86894号公報
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、AUVの音響ソナーによる撮像画像の精度を向上できる水中航走体およびその制御方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、この発明に係る水中航走体は、水中航走体の進行方向前方および後方であり且つ潜水状態で水中航走体に対して上下方向又は左右方向にそれぞれ対となる舵を設けたことを特徴とする。
換言すれば、水中航走体後方の舵に加えて、少なくとも水中航走体前方で且つ上下方向に舵が設けられているから、潮流が前後の舵にバランスよく当たり、その結果、方位を維持しつつ水中航走体が流される。また、左右方向に舵を設けることで、潮流の上下方向成分が前後の舵にバランスよく当るから、水中航走体の姿勢が傾きにくい。このため、水中航走体の音響ソナーのビーム方向が所望の方向からずれるのを防止でき、撮像精度を向上できる。
また、この発明に係る水中航走体は、上記発明において、更に、前記複数の舵をそれぞれ独立して制御する制御手段を有し、当該制御手段は、水中航走体の方位を制御する方位制御手段と、水中航走体の針路を制御する針路制御手段とを含み、これら方位制御および針路制御は同時に行い得ることを特徴とする。
方位制御を行うと同時に針路制御を行うようにすれば、水中航走体の方位を維持しつつ針路を変えることができる。即ち、針路方向にAUVが向いて航走するので、音響ソナーのビーム方向が所望方向からずれるのを防止できる。
また、この発明に係る水中航走体は、上記発明において、更に、前記複数の舵をそれぞれ独立して制御する制御手段を有し、当該制御手段は、水中航走体のピッチを制御するピッチ制御手段と、水中航走体の深度を制御する深度制御手段とを含み、これらピッチ制御および深度制御は同時に行い得ることを特徴とする。
ピッチ制御を行うと同時に深度制御を行うようにすれば、水中航走体の姿勢を保ちつつ深度を変えることができる。即ち、トリム中立および浮力中立でない場合でも姿勢を保ち且つ目標深度を維持できるので、音響ソナーのビーム方向が所望方向からずれるのを防止できる。
また、この発明に係る水中航走体は、上記発明において、更に、前記複数の舵をそれぞれ独立して制御する制御手段を有し、当該制御手段は、水中航走体のピッチを制御するピッチ制御手段と、水中航走体の高度を制御する高度制御手段とを含み、これらピッチ制御および高度制御は同時に行い得ることを特徴とする。
ピッチ制御を行うと同時に高度制御を行うようにすれば、水中航走体の姿勢を保ちつつ高度を変えることができる。即ち、トリム中立および浮力中立でない場合でも姿勢を保ち且つ目標高度を維持できるので、音響ソナーのビーム方向が所望方向からずれるのを防止できる。
また、この発明に係る水中航走体は、上記発明において、更に、目標方位に基づく、前制御系および後制御系に分配する方位指令を生成する方位指令生成手段と、目標針路に基づく、前制御系および後制御系に分配する針路指令を生成する針路指令生成手段とを備えたことを特徴とする。
また、この発明に係る水中航走体は、上記発明において、更に、目標ピッチに基づく、前制御系および後制御系に分配するピッチ指令を生成するピッチ指令生成手段と、目標深度に基づく、前制御系および後制御系に分配する深度指令を生成する深度指令生成手段とを備えたことを特徴とする。
また、この発明に係る水中航走体は、上記発明において、更に、目標ピッチに基づく、前制御系および後制御系に分配するピッチ指令を生成するピッチ指令生成手段と、目標高度に基づく、前制御系および後制御系に分配する高度指令を生成する高度指令生成手段とを備えたことを特徴とする。
また、この発明に係る水中航走体は、上記発明において、更に、目標方位に基づく、前制御系または後制御系に送出する方位指令を生成する方位指令生成手段と、目標針路に基づく、後制御系または前制御系に送出する針路指令を生成する針路指令生成手段とを備えたことを特徴とする。
また、この発明に係る水中航走体は、上記発明において、更に、目標ピッチに基づく、前制御系または後制御系に送出するピッチ指令を生成するピッチ指令生成手段と、目標深度に基づく、後制御系および前制御系に送出する深度指令を生成する深度指令生成手段とを備えたことを特徴とする。
また、この発明に係る水中航走体は、上記発明において、更に目標ピッチに基づく、前制御系または後制御系に送出するピッチ指令を生成するピッチ指令生成手段と、目標高度に基づく、後制御系および前制御系に送出する高度指令を生成する高度指令生成手段とを備えたことを特徴とする。
また、この発明に係る水中航走体の制御方法は、上記発明において、水中航走体の前方および後方であって且つ上下左右方向にそれぞれ設けた舵を制御するにあたり、水中航走体の方位を制御する方位制御ステップと、前記方位制御ステップと共に水中航走体の針路を制御する針路制御ステップと、を含むことを特徴とする。
また、この発明に係る水中航走体の制御方法は、水中航走体の前方および後方であって且つ上下左右方向にそれぞれ設けた舵を制御するにあたり、水中航走体のピッチを制御するピッチ制御ステップと、前記ピッチ制御ステップと共に水中航走体の深度を制御する深度制御ステップとを含むことを特徴とする。
また、この発明に係る水中航走体の制御方法は、水中航走体の前方および後方であって且つ上下左右方向にそれぞれ設けた舵を制御するにあたり、水中航走体のピッチを制御するピッチ制御ステップと、前記ピッチ制御ステップと共に水中航走体の高度を制御する高度制御ステップとを含むことを特徴とする。
この発明の水中航走体およびその制御方法によれば、音響ソナーにより撮像した画像の精度を向上させることができる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、この発明の第1実施形態にかかるAUVを示す構成図である。
このAUV100は、船体6の後方および前方で且つ潜水状態で上下・左右方向にそれぞれ対となる4つの舵1〜4と、スクリュー5とが設けられている。当該舵1〜4は、円柱形船体6の周方向に45度間隔で配置される。また、水中航走体の側面には合成開口ソナー受波部7が複数設けられ、送波部が1つ設けられている。音響ソナーのビーム方向は、当該AUV100の横側面に設定されている。このAUV100は、前記舵1〜4により潮流外乱を受けた場合でも方位を保持したまま針路を保持できる。また、当該AUV100は、例えば長さ3.5m、直径60cm、重量300kgである。
図2は、図1に示したAUVが海中において潮流を受けた場合の航走状態を示す説明図である。図中、AUV100がX方向に針路をとる場合において、Y方向の潮流を受けたとき、AUV100が潮流の下流側(Y方向)に流されるが、その際に船体前後の上下および左右、特に上下の舵2,4に略均一に潮流を受けることになる。このため、AUV100が所定方位をある程度保持したまま針路を維持可能になる。一方、前後の左右方向の舵1,3には、潮流の上下方向成分が作用するところ、当該前後の舵1,3にバランスよく前記上下方向成分が当るから、AUV100が所定の姿勢を維持できる(この場合は深度が変わる)。
この結果、音響ソナー7のビーム方向が針路方向に一定になり、撮像する海底画像の精度が向上する。また、当該AUV100が前後に舵1〜4を有するため、潮流外乱によってもAUV100の方位または姿勢をある程度保持できているから、方位または姿勢修正のための舵1〜4の制御動作が微小で済む。その結果、AUV100の消費動力を低減できる。また、AUV100の前に舵1,2を設けることで、小さな舵であってもAUV100に大きな回転力を与えることができる。なお、上下方向の舵2,4のみ船体6の前方および後方に設け、左右方向の舵3は船体6の後方のみに設けてもよい。係る構成でも、潮流外乱に起因した方位のずれをある程度防止できる。
また、AUV100には、図3に示すように、船体6の後方に舵601を設け且つ前後にスラスタ602を設けたもの(同図(a))、又は船体6の後方に舵603を設け且つ中央にスラスタ604を設けたもの(同図(b))があり、当該構成のAUV600,610では、潮流外乱を受けたとき、当該スラスタ602,604を作動させてAUV600,610の方位を保持するようにしているが、本発明のAUV100のように、船体6の前後に舵1〜4を設けることで、スラスタを省略することができる。このため、AUV100の消費動力を抑えることができる。しかしながら、必要に応じて、本発明のAUV100の適当な部分にスラスタを設けてもよい。
また、このAUV100の方位制御および針路制御を同時に行うことで、更に上記撮像画像の精度を向上できる。図4は、図1に示したAUVの方位および針路制御装置を示すブロック図である。このAUV100では、前後の舵1〜4をそれぞれ独立して制御すると共に、方位制御および針路制御を同時または別々に行う。このAUV100は、方位指令生成部101および針路指令生成部102を有する。方位指令生成部101は、目標の方位を得るために前後の舵1〜4をそれぞれどの程度回転させればよいかを演算し、生成した各目標方位指令を前後の制御系(それぞれ前制御系103、後制御系104と称する)に分配し入力する。即ち、前制御系103により前の舵1,2を所定の角度回転させ、後制御系104により後の舵3,4を所定の角度回転させ、その結果、AUV100を目標とする方位に向けるように制御する。
針路指令生成部102においても同様に、目標の針路を得るために前後の舵1〜4をそれぞれどの程度回転させればよいかを演算し、生成した各目標針路指令を前/後制御系103,104に分配し入力する。即ち、前制御系102により前の舵2を所定の角度回転させ、後制御系103により後の舵4を所定の角度回転させ、その結果、AUV100を目標とする針路に向けるように制御する。
なお、前記方位指令生成部101には、操作者が過渡な方位の指令をした場合に当該指令を制限する方位リミッター101aが設けられている。また、目標方位に至るまでの時間が短すぎたり或いは長すぎたりしないように、そのような角速度指令を制限する方位角速度リミッター101bが設けられている。また、同様に前記針路指令生成部102には、操作者が過渡な針路の指令をした場合に当該指令を制限する針路リミッター102aが設けられている。また、目標針路に至るまでの時間が短すぎたり或いは長すぎたりしないように、そのような角速度指令を制限する針路角速度リミッター102bが設けられている。
前制御系103および後制御系104は、それぞれ位置制御部105と、角速度制御部106と、電流制御部107と、ロータリーエンコーダ108とを有し、前後舵のアクチュエータであるモータ109をフィードバック制御する。前/後制御系103,104におけるそれぞれの角速度ループには、微分処理部110が設けられている。位置制御部105は、方位指令生成部101の方位指令と針路指令生成部102の針路指令とを加え合わせた位置指令値と、ロータエンコーダ108のフィードバック信号と、の比較に基づきモータ109の回転位置を制御する。このときの演算方式には、例えばPID方式を用いる。角速度制御部106は、位置制御部105からの角速度指令値と、ロータエンコーダ108の帰還信号を微分処理部110で微分した角速度信号と、の比較に基づきモータ109の角速度を制御する。電流制御部107では、角速度指令部106からの電流指令値と、モータ電流の帰還信号に基づいて電流制御を行う。
方位および針路制御を同時に行うことにより、方位を進行方向に向けた状態で針路を制御できる。即ち、方位と針路とを同時制御すれば、方位制御中に針路がずれたり、針路制御中に方位がずれたりしないから、AUV100の方位を常に針路方向に向けることができ、その結果、音響ソナー7による撮像範囲を適正とし、その精度を向上できる。
次に、このAUV100の深度制御とピッチ(姿勢)制御について説明する。AUV100は、船内の機器配置やそれ自体の構造に起因して前後の重量配分が均一でない場合が多い。このため、AUV100は船体6の前後で浮力が異なり、海中にてピッチ方向(深度/高度方向)に傾いた姿勢をとることになる。係る場合、音響ソナー7のビーム方向がずれるため、必要な画像収集が得られないか或いは画像収集範囲が狭くなってしまう。それ故、AUV100の適切な姿勢制御が必要である。
図5は、図1に示したAUVの位置および針路制御装置を示すブロック図である。このAUV100では、前後の左右舵1,3をそれぞれ独立して制御すると共に、深度制御およびピッチ制御を同時または個別に行う。このAUV100は、ピッチ指令生成部111および深度指令生成部112を有する。ピッチ指令生成部111は、目標の方位を得るために前後の左右舵1,3をそれぞれどの程度回転させればよいかを演算し、生成した各目標ピッチ指令を前/後制御系103,104に入力する。即ち、前制御系103により前の舵1を所定の角度回転させ、後制御系104により後の舵3を所定の角度回転させ、その結果、AUV100を目標とする姿勢に保持するように制御する。
深度指令生成部112においても同様に、目標の深度を得るために前後の左右舵1,3をそれぞれどの程度回転させればよいかを演算し、生成した各目標深度指令を前/後制御系103,104に入力する。即ち、前制御系103により前の舵1を所定の角度回転させ、後制御系104により後の舵3を所定の角度回転させ、その結果、AUV100を目標とする深度に移行および保つように制御する。
なお、前記ピッチ指令生成部111には、操作者が過渡なピッチの指令をした場合に当該指令を制限するピッチリミッター111aが設けられている。また、目標ピッチに至るまでの時間が短すぎたり或いは長すぎたりしないように、そのような角速度指令を制限するピッチ角速度リミッター111bが設けられている。また、同様に前記深度指令生成部112には、操作者が過渡な深度の指令をした場合に当該指令を制限する深度リミッター112aが設けられている。また、目標深度に至るまでの時間が短すぎたり或いは長すぎたりしないように、そのような角速度指令を制限する深度角速度リミッター112bが設けられている。
前制御系103および後制御系104は、それぞれ位置制御部105と、角速度制御部106と、電流制御部107と、ロータリーエンコーダ108とを有し、前後舵1,3のアクチュエータであるモータ109をフィードバック制御する。前/後制御系103,104におけるそれぞれの角速度ループには、微分処理部110が設けられている。位置制御部105は、ピッチ指令生成部111のピッチ指令と深度指令生成部112の深度指令とを加え合わせた位置指令値と、ロータエンコーダ108のフィードバック信号と、の比較に基づきモータ109の回転位置を制御する。このときの演算方式には、例えばPID方式を用いる。角速度制御部106は、位置制御部105からの角速度指令値と、ロータエンコーダ108の帰還信号を微分処理部110で微分した角速度信号と、の比較に基づきモータ109の角速度を制御する。電流制御部107では、角速度指令部106からの電流指令値と、モータ電流の帰還信号に基づいて電流制御を行う。
ピッチ制御および深度制御を同時に行うことにより、AUV100の姿勢を適正に保つことができる。即ち、AUV100の重量配分により傾いた姿勢で浮く状態でも、前記ピッチ制御を行うことでAUV100の姿勢を水平に保ち、更にこの姿勢を維持した状態で深度を制御できる。このため、AUV100は水平姿勢を保ったまま深度の調整が可能であり、音響ソナー7のビーム方向が進行方向を向き、撮像画像の精度を向上できる。これに対して、深度またはピッチのみを制御する方式の場合、深度調整中は姿勢が考慮されないので、AUV100の重量配分に起因して傾いた姿勢で沈降浮上することになり、その結果、音響ソナー7のビーム方向が傾いて撮像画像の精度が低下することになる。
以上のAUV100は、海底の地形を測定して、海図を作りながら航行する。音響ソナー7により測定し、その情報から生成した海図データは、予めコンピュータに記憶された海図データまたは当該測定以前に測定したデータと比較され、AUV100の現在位置を割り出す。また、同時に前記音響ソナー7の周波数を変えることで、海底または比較的浅い海底中に存在する機雷やロケットの破片等の金属物を発見することもできる。
なお、前記深度制御に代えて高度制御を行うこともできる。深度は平均海面からの深さを意味し、高度は海底からの高さを意味する。図6は、図1に示したAUVの位置および針路制御装置を示すブロック図である。このAUV100では、前後の左右舵1,3をそれぞれ独立して制御すると共に、高度制御およびピッチ制御を同時または個別に行う。このAUV100は、ピッチ指令生成部111および高度指令生成部113を有する。前記ピッチ指令生成部111は、上記図5に示したものと同じであるから説明を省略する。
高度指令生成部113は、目標の高度を得るために前後の左右舵1,3をそれぞれどの程度回転させればよいかを演算し、生成した各目標高度指令を前/後制御系103,104に入力する。即ち、前制御系103により前の舵1を所定の角度回転させ、後制御系104により後の舵3を所定の角度回転させ、その結果、AUV100を目標とする高度に移行および保つように制御する。また、前記高度指令生成部113には、操作者が過渡な高度の指令をした場合に当該指令を制限する高度リミッター113aが設けられている。また、目標高度に至るまでの時間が短すぎたり或いは長すぎたりしないように、そのような角速度指令を制限する高度角速度リミッター113bが設けられている。
前制御系103および後制御系104は、それぞれ位置制御部105と、角速度制御部106と、電流制御部107と、ロータリーエンコーダ108とを有し、前後舵1,3のアクチュエータであるモータ109をフィードバック制御する。前/後制御系103,104におけるそれぞれの角速度ループには、微分処理部110が設けられている。位置制御部105は、ピッチ指令生成部111のピッチ指令と高度指令生成部113の高度指令とを加え合わせた位置指令値と、ロータエンコーダ108のフィードバック信号と、の比較に基づきモータの回転位置を制御する。角速度制御部106は、位置制御部105からの角速度指令値と、ロータエンコーダ108の帰還信号を微分処理部110で微分した角速度信号と、の比較に基づきモータの角速度を制御する。電流制御部107では、角速度指令部106からの電流指令値と、モータ電流の帰還信号に基づいて電流制御を行う。
ピッチ制御および高度制御を同時に行うことにより、AUV100の姿勢を適正に保つことができる。即ち、AUV100の船体重量配分により傾いた姿勢で浮く状態でも、前記ピッチ制御を行うことでAUV100の姿勢を水平状態に保ち、更にこの姿勢を維持した状態で高度を制御できる。このため、AUV100は水平姿勢を保ったまま高度の調整が可能であり、音響ソナー7のビーム方向が進行方向を向き、撮像画像の精度を向上できる。これに対して、高度またはピッチのみを制御する方式の場合、高度調整中は姿勢が考慮されないので、水中航走体の重量配分に起因して傾いた姿勢で沈降浮上することになり、その結果、音響ソナーのビーム方向が傾いて撮像画像の精度が低下することになる。
以上のAUV100によれば、AUV100の姿勢を針路方向に向け且つ海底に対し水平に保つため、音響ソナー7による撮像画像の精度を向上できる。なお、上記実施例では、方位および針路と、ピッチおよび深度(または高度)との両方の制御を行うようにしているが、いずれか一方のみの制御であってもよい。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、前後の舵1〜4に方位および針路、深度およびピッチ、並びに高度およびピッチの制御指令を加え、両方の制御内容を各舵1〜4に負担させていたが、一方の制御内容を一方の舵1〜4に、他方の制御内容を他方の舵1〜4に負担させるようにしてもよい。図7は、この発明の第2実施形態に係るAUVの制御装置を示す構成図である。このAUV200の制御装置250は、方位指令が前制御系103にのみ送られ、針路指令が後制御系104にのみ送られる点が図4に示した制御装置と異なる。即ち、前の舵2により方位を制御し、後の舵4により針路を制御する。
また、前の舵2により針路を制御し、後の舵4により方位を制御するようにしてもよい。なお、前記方位指令生成部201には、方位リミッター201aおよび方位角速度リミッター201bが設けられている。また、同様に前記針路指令生成部202には、針路リミッター202aおよび針路角速度リミッター202bが設けられている。
前制御系103および後制御系104は、それぞれ位置制御部105と、角速度制御部106と、電流制御部107と、ロータリーエンコーダ108とを有し、前後舵2,4のアクチュエータであるモータをフィードバック制御する。前/後制御系におけるそれぞれの角速度ループには、微分処理部110が設けられている。位置制御部105は、方位指令生成部210の方位指令に基づく位置指令値と、ロータエンコーダ108のフィードバック信号と、の比較に基づきモータ109の回転位置を制御する。このときの演算方式には、例えばPID方式を用いる。角速度制御部106は、位置制御部105からの角速度指令値に基づきモータの角速度を制御する。電流制御部107では、角速度指令部106からの電流指令値と、モータ電流の帰還信号に基づいて電流制御を行う。
前後の舵2,4がそれぞれ方位制御および針路制御の一方を受け持ち、方位および針路制御を同時に行うことにより、方位を進行方向に向けた状態で針路を制御できる。即ち、方位と針路とを同時制御すれば、方位制御中に針路がずれたり、針路制御中に方位がずれたりしないから、AUV200の方位を常に針路方向に向けることができ、その結果、音響ソナー7による撮像範囲を適正とし、その精度を向上できる。
同様に、図8に示すように、ピッチ(姿勢)制御および深度制御(高度制御)を行う場合も、ピッチ指令が前制御系103にのみ送られ、深度(高度)指令が後制御系104にのみ送られるようにすればよい。即ち、前の舵1によりピッチを制御し、後の舵3により深度を制御する。また、前の舵1により深度(高度)を制御し、後の舵3によりピッチを制御するようにしてもよい。なお、前記ピッチ指令生成部203には、ピッチリミッター203aおよびピッチ角速度リミッター203bが設けられている。また、同様に前記深度(高度)指令生成部204には、高度リミッター204aおよび高度速度リミッターが204b設けられている。また、前制御系103および後制御系104の位置制御部105、角速度制御部106、電流制御部107、ロータリーエンコーダ108、微分処理部110の構成は、図7のものと同様である。
前後の舵1,3がそれぞれピッチ制御および深度(高度)制御の一方を受け持ち、ピッチおよび深度(高度)制御を同時に行うことにより、姿勢を進行方向に向けた状態で深度(高度)を制御できる。即ち、ピッチと深度(高度)とを同時制御すれば、ピッチ制御中に深度(高度)がずれたり、深度(高度)制御中に姿勢がずれたりしないから、AUV100の方位を常に針路方向に向けることができ、その結果、音響ソナー7による撮像範囲を適正とし、その精度を向上できる。
この発明の第1実施形態にかかるAUVを示す構成図である。 図1に示したAUVが海中において潮流を受けた場合の航走状態を示す説明図である。 AUVの比較例を示す説明図である。 図1に示したAUVの方位および針路制御装置を示すブロック図である。 図1に示したAUVの位置および針路制御装置を示すブロック図である。 図1に示したAUVの位置および針路制御装置を示すブロック図である。 この発明の第2実施形態に係るAUVの制御装置を示す構成図である。 この発明の第2実施形態に係る別のAUVの制御装置を示す構成図である。 従来の水中航走体の前記全体構成を示す構成図である。 AUVが海中において潮流を受けた場合の航走状態を示す説明図である。
符号の説明
100 AUV
1〜4 舵
6 船体
7 音響ソナー
101 方位指令生成部
102 針路指令生成部
103 前制御系
104 後制御系

Claims (13)

  1. 水中航走体の進行方向前方および後方であり且つ潜水状態で水中航走体に対して上下方向又は左右方向にそれぞれ対となる舵を設けたことを特徴とする水中航走体。
  2. 前記複数の舵をそれぞれ独立して制御する制御手段を有し、
    当該制御手段は、
    水中航走体の方位を制御する方位制御手段と、
    水中航走体の針路を制御する針路制御手段と、
    を含み、これら方位制御および針路制御は同時に行い得ることを特徴とする請求項1に記載の水中航走体。
  3. 前記複数の舵をそれぞれ独立して制御する制御手段を有し、
    当該制御手段は、
    水中航走体のピッチを制御するピッチ制御手段と、
    水中航走体の深度を制御する深度制御手段と、
    を含み、これらピッチ制御および深度制御は同時に行い得ることを特徴とする請求項1または2に記載の水中航走体。
  4. 前記複数の舵をそれぞれ独立して制御する制御手段を有し、
    当該制御手段は、
    水中航走体のピッチを制御するピッチ制御手段と、
    水中航走体の高度を制御する高度制御手段と、
    を含み、これらピッチ制御および高度制御は同時に行い得ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の水中航走体。
  5. 目標方位に基づく、前制御系および後制御系に分配する方位指令を生成する方位指令生成手段と、
    目標針路に基づく、前制御系および後制御系に分配する針路指令を生成する針路指令生成手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の水中航走体。
  6. 目標ピッチに基づく、前制御系および後制御系に分配するピッチ指令を生成するピッチ指令生成手段と、
    目標深度に基づく、前制御系および後制御系に分配する深度指令を生成する深度指令生成手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の水中航走体。
  7. 目標ピッチに基づく、前制御系および後制御系に分配するピッチ指令を生成するピッチ指令生成手段と、
    目標高度に基づく、前制御系および後制御系に分配する高度指令を生成する高度指令生成手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の水中航走体。
  8. 目標方位に基づく、前制御系または後制御系に送出する方位指令を生成する方位指令生成手段と、
    目標針路に基づく、後制御系または前制御系に送出する針路指令を生成する針路指令生成手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の水中航走体。
  9. 目標ピッチに基づく、前制御系または後制御系に送出するピッチ指令を生成するピッチ指令生成手段と、
    目標深度に基づく、後制御系および前制御系に送出する深度指令を生成する深度指令生成手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の水中航走体。
  10. 目標ピッチに基づく、前制御系または後制御系に送出するピッチ指令を生成するピッチ指令生成手段と、
    目標高度に基づく、後制御系および前制御系に送出する高度指令を生成する高度指令生成手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の水中航走体。
  11. 水中航走体の前方および後方であって且つ上下左右方向にそれぞれ設けた舵を制御するにあたり、
    水中航走体の方位を制御する方位制御ステップと、
    前記方位制御ステップと共に水中航走体の針路を制御する針路制御ステップと、
    を含むことを特徴とする水中航走体の制御方法。
  12. 水中航走体の前方および後方であって且つ上下左右方向にそれぞれ設けた舵を制御するにあたり、
    水中航走体のピッチを制御するピッチ制御ステップと、
    前記ピッチ制御ステップと共に水中航走体の深度を制御する深度制御ステップと、
    を含むことを特徴とする水中航走体の制御方法。
  13. 水中航走体の前方および後方であって且つ上下左右方向にそれぞれ設けた舵を制御するにあたり、
    水中航走体のピッチを制御するピッチ制御ステップと、
    前記ピッチ制御ステップと共に水中航走体の高度を制御する高度制御ステップと、
    を含むことを特徴とする水中航走体の制御方法。
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