JP2005238998A - Construction machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えばフレーム構造体上にエンジンを有する油圧ショベル、油圧クレーン等の建設機械に関する。 The present invention relates to a construction machine such as a hydraulic excavator or a hydraulic crane having an engine on a frame structure.
一般に、建設機械としては、油圧ショベル、油圧クレーン等が知られており、例えば油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回装置を介して旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置とにより構成されている。 Generally, a hydraulic excavator, a hydraulic crane, and the like are known as construction machines. For example, a hydraulic excavator is mounted on a self-propelled lower traveling body and is swingably mounted on the lower traveling body via a swivel device. The upper swing body and a working device provided on the front side of the upper swing body so as to be able to move up and down are configured.
また、上部旋回体は、旋回フレームと、該旋回フレームの左前側に設けられたオペレータが搭乗するキャブと、前記旋回フレームの後端部に取付けられたカウンタウエイトと、該カウンタウエイトの前側に配置され、油圧ポンプを駆動するエンジンと、作動油を貯える作動油タンクと、燃料を貯える燃料タンクと、前記エンジン等を覆うように設けられた建屋カバー等とにより大略構成されている。 The upper swing body is disposed at the front side of the swing frame, a cab provided by an operator on the left front side of the swing frame, a counterweight attached to a rear end portion of the swing frame, and the counterweight. The engine is generally constituted by an engine that drives a hydraulic pump, a hydraulic oil tank that stores hydraulic oil, a fuel tank that stores fuel, a building cover that is provided so as to cover the engine and the like.
さらに、油圧ショベルには、鉱山等で使用される大型なものがある。この大型油圧ショベルは、全体の外形寸法が大きく重量も重いために、そのままでは輸送用のトレーラの積載能力を超えてしまい、一般道路を走行して輸送することができない(例えば、特許文献1参照)。 Furthermore, there are large-sized excavators used in mines and the like. Since this large hydraulic excavator has a large overall outer dimension and a heavy weight, it exceeds the loading capacity of a trailer for transportation as it is and cannot travel on a general road (see, for example, Patent Document 1). ).
そこで、大型油圧ショベルでは、下部走行体、作業装置をそれぞれ複数の部分に分割できるようになっている。また、上部旋回体も、旋回フレーム、キャブ、カウンタウエイト、エンジン、作動油タンク、燃料タンク等を分割できる構成としている。 Therefore, in the large hydraulic excavator, the lower traveling body and the working device can be divided into a plurality of parts. The upper swing body is also configured to be able to divide the swing frame, cab, counterweight, engine, hydraulic oil tank, fuel tank, and the like.
一方、油圧ショベルには、エンジン、油圧ポンプ等の動力系統を着脱可能な別個のエンジンユニットとして構成したものがある。即ち、旋回フレームは、前,後方向の中間部から前側部分を前側フレームとし、後側部分を後側フレームとなるエンジン架台として構成している。また、前側フレームには、キャブ、作動油タンク、燃料タンク、建屋カバー等を搭載している。一方、エンジン架台には、動力系統となるエンジン、油圧ポンプ、熱交換器等を搭載し、これらを建屋カバーと別個のエンジンカバーによって覆う構成としている(例えば、特許文献2参照)。 On the other hand, there is a hydraulic excavator configured as a separate engine unit to which a power system such as an engine and a hydraulic pump can be attached and detached. That is, the swivel frame is configured as an engine mount in which the front portion is a front frame from the front and rear intermediate portions, and the rear portion is a rear frame. In addition, a cab, a hydraulic oil tank, a fuel tank, a building cover, and the like are mounted on the front frame. On the other hand, the engine mount is equipped with an engine, a hydraulic pump, a heat exchanger, and the like serving as a power system, and these are covered with an engine cover separate from the building cover (see, for example, Patent Document 2).
そして、油圧ショベルを組立てる場合には、配管作業、配線作業が複雑な動力系統を別の場所で組立てた後、このエンジンユニットの前端面を前側フレーム、建屋カバーの後端面に対面させ、複数本のボルトを用いて取付ける。さらに、エンジンユニットの後端面にはカウンタウエイトを取付ける構成としている。 And when assembling a hydraulic excavator, after assembling a power system with complicated piping work and wiring work in another place, the front end face of this engine unit faces the front frame and the rear end face of the building cover. Install using the bolts. Further, a counterweight is attached to the rear end surface of the engine unit.
ところで、上述した特許文献1によるものでは、油圧ショベルを輸送するときに、旋回フレーム、キャブ、カウンタウエイト、エンジン、タンク等に分解し、作業現場でそれぞれを組付け、また配管、配線を施している。しかし、エンジンに関わる部分、例えばエンジン、該エンジンに取付けられた油圧ポンプ、エンジン冷却水、作動油等を冷却する熱交換器等からなる動力系統は、配管作業、配線作業が複雑なため、組立作業に多大な労力と時間を要してしまうという問題がある。
By the way, according to the above-mentioned
一方、特許文献2による油圧ショベルは、前側フレーム、建屋カバーの後端面に対してエンジンユニットの前端面を対面させてボルト止めしているから、それぞれの取付部分には、エンジンユニットの重量が作用することになる。このため、それぞれの取付部分、取付けに用いるボルト等には、高い強度を有する材料、部品を使用する必要があり、重量の増大、製造コストの上昇等を招いてしまうという問題がある。
On the other hand, since the hydraulic excavator according to
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、エンジンユニットの取付けに関する部分の強度を低く抑えながらエンジンユニットの組立作業を容易にし、軽量化、低コスト化等を図ることができるようにした建設機械を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above-described problems of the prior art, and an object of the present invention is to facilitate the assembly operation of the engine unit while reducing the strength of the portion related to the mounting of the engine unit, and to reduce the weight and cost. An object of the present invention is to provide a construction machine that can achieve the above.
請求項1の発明によると、車体を構成し、左,右方向に間隔をもって前,後方向に延びる左,右のメインフレームを有するフレーム構造体と、このフレーム構造体に設けられ、内部にエンジンを搭載するエンジン取付基板を有すエンジンユニットとを備えたことにある。 According to the first aspect of the present invention, there is provided a frame structure having a left and right main frame which constitutes a vehicle body and extends in the left and right directions with an interval in the left and right directions. And an engine unit having an engine mounting board.
請求項2の発明によると、前記エンジンユニットを構成するエンジン取付基板は、前記左,右のメインフレームをそれぞれ跨ぐように上側に突出した左,右のフレーム跨ぎ部と、前記各フレーム跨ぎ部間に設けられ、エンジンのオイルパンを収容するように下側に凹陥した凹状部とを備えたことにある。
According to the invention of
請求項3の発明によると、前記左,右のフレーム跨ぎ部の上面部に、前記エンジンを支持するマウントブラケットを備えたことにある。
According to the invention of
請求項1の発明によれば、エンジン取付基板にエンジンを搭載したエンジンユニットは、フレーム構造体に設けているから、エンジンユニットの重量は、高強度に形成されたフレーム構造体によって受承することができる。これにより、エンジン取付基板は、材質、構造の面で低強度かつ軽量に形成することができ、また取付けに用いるボルト等は、エンジンユニット等をフレーム構造体に固定するだけの強度に抑えることができる。この結果、車体の重量を軽減することができ、また製造コストを低減することができる。
According to the invention of
しかも、エンジンユニットは、作業性のよい別の場所で組立てることができるから、複雑な配管作業、配線作業等を効率よく行なうことができ、フレーム構造体に対する組付け作業を容易に行なうことができる。また、エンジンを乗せ換える場合には、作業環境の良い工場で組立てられた別のエンジンユニットを用意することにより、現場で短時間のうちに交換することができ、建設機械の休車時間を短くすることができる。また、取付けたエンジンユニットの信頼性を向上することができる。 In addition, since the engine unit can be assembled in another place with good workability, it is possible to efficiently perform complicated piping work, wiring work, etc., and to easily assemble the frame structure. . In addition, when changing engines, by preparing another engine unit assembled in a factory with a good working environment, it can be replaced in a short period of time, shortening the downtime of construction machinery. can do. Further, the reliability of the mounted engine unit can be improved.
請求項2の発明によれば、エンジン取付基板は、上側に突出したフレーム跨ぎ部でフレーム構造体のメインフレームを跨ぐように取付けることができ、フレーム構造体のメインフレームを覆い隠すことができる。これにより、外観上の見栄えを良好にすることができ、また化粧カバー等の取付けを省略して製造コストを低減することができる。
According to the invention of
また、エンジン取付基板にエンジンを取付けたときには、該エンジンの下側に突出するオイルパンを凹状部内に収容することができる。これにより、エンジンを低い位置に配設することができるから、車体の高さ寸法を低く抑えることができ、後方視界を広くして作業性、安全性を向上することができる。 Further, when the engine is mounted on the engine mounting board, the oil pan protruding downward from the engine can be accommodated in the concave portion. Thereby, since the engine can be disposed at a low position, the height dimension of the vehicle body can be kept low, and the rear view can be widened to improve workability and safety.
請求項3の発明によれば、エンジンは、左,右のフレーム跨ぎ部上のマウントブラケットに支持することができるから、エンジンの重量をメインフレームで直接的に受承することができ、エンジンを安定して支持することができる。
According to the invention of
以下、本発明の実施の形態に係る建設機械として、大型の油圧ショベルを例に挙げ、図1ないし図10に従って詳細に説明する。 Hereinafter, as a construction machine according to an embodiment of the present invention, a large hydraulic excavator will be described as an example and described in detail with reference to FIGS.
図1において、1は建設機械としての大型の油圧ショベルで、該油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回装置3を介して旋回可能に搭載され、該下部走行体2と共に車体を構成する上部旋回体4と、該上部旋回体4の前側に俯仰動可能に設けられ、土砂の掘削作業等を行なう作業装置(図示せず)とにより大略構成されている。
In FIG. 1,
また、大型の油圧ショベル1は、全体の外形寸法、重量が一般道路を輸送用のトレーラに載せて搬送することができる寸法、重量を超えているため、複数の部分に分割可能に構成されている。また、上部旋回体4は、後述の旋回フレーム5、キャブ8、カウンタウエイト9、作動油タンク10、燃料タンク11、建屋カバー12、エンジンユニット13等から大略構成され、これらの部材が適宜に分割して搬送できるようになっている。
Further, the large
5は上部旋回体4のベースをなすフレーム構造体としての旋回フレームで、該旋回フレーム5は、図1ないし図3に示すように、旋回装置3を介して下部走行体2に取付けられる底板6と、該底板6の上面側に設けられ、左,右方向に間隔をもって前,後方向に延びた左,右のメインフレーム7,7とにより大略構成されている。
ここで、左,右のメインフレーム7,7は、図1、図9に示すように、前側が山形状に突出したブラケット7A,7Aとなり、該各ブラケット7Aには作業装置が俯仰動可能に取付けられる。また、左,右のメインフレーム7,7は、ブラケット7Aから後側がほぼI字状の断面形状をもって後方に延びている。そして、各メインフレーム7は、後側部分を高強度なI字形状とすることにより、後述のカウンタウエイト9、エンジンユニット13を安定して支持することができる。
Here, as shown in FIGS. 1 and 9, the left and right
即ち、メインフレーム7の後側部分は、図4、図5に示す如く、下板7Bと、該下板7B上に固着された縦板7Cと、該縦板7Cの上端部に固着された上板7Dとによってほぼ断面I字形状に形成されている。また、下板7Bと上板7Dの後側には、縦板7Cを挟んだ位置に上,下方向に貫通するボルト挿通穴7Eが複数個形成されている。
That is, as shown in FIGS. 4 and 5, the rear portion of the
8は上部旋回体4の前部左側に位置して旋回フレーム5上に設けられたキャブ(図1等参照)で、該キャブ8は運転室を画成し、その内部にはオペレータが着席する運転席、操作レバー等(いずれも図示せず)が配置されている。
9は旋回フレーム5の後端部に取付けられたカウンタウエイトで、該カウンタウエイト9は、作業装置との重量バランスをとるために大きな重量をもって形成されている。また、カウンタウエイト9は、左,右のメインフレーム7の後端部にボルト止めされている。
10はキャブ8の後側に位置して旋回フレーム5上に設けられた作動油タンク(図2等参照)で、該作動油タンク10は、後述の油圧ポンプ18に供給する作動油を貯えるものである。また、11は後述するエンジンユニット13の右前側に位置して旋回フレーム5上に設けられた燃料タンクで、該燃料タンク11は、後述のエンジン16に供給する燃料を貯えるものである。
12は作動油タンク10の後側から燃料タンク11の左側までの間と燃料タンク11の前側とに設けられた建屋カバーで、該建屋カバー12は、制御弁群、コントローラ等(いずれも図示せず)を覆うものである。
12 is a building cover provided between the rear side of the
13はカウンタウエイト9の前側に位置して旋回フレーム5上に配設されたエンジンユニットで、該エンジンユニット13は、旋回フレーム5の左,右のメインフレーム7,7上に着脱可能に搭載されている。また、エンジンユニット13は、図6ないし図8等に示すように、後述のエンジン取付基板14、エンジン16、油圧ポンプ18、熱交換器19、エンジンカバー20等により大略構成されている。
An
14はエンジンユニット13のベースとなるエンジン取付基板で、該エンジン取付基板14は、例えば鋼板等の材料を用い、その全体が左,右方向に長尺なほぼ長方形状に形成されている。また、エンジン取付基板14は、左,右のメインフレーム7,7に対応する部分が該各メインフレーム7をそれぞれ跨ぐように上側に突出したフレーム跨ぎ部14A,14Aとなっている。また、各フレーム跨ぎ部14A間は、当該各フレーム跨ぎ部14Aから下側に凹陥した凹状部14Bとなっている。
ここで、各フレーム跨ぎ部14Aは、図5に示す如く、下向きに開口するコ字状に形成され、その上面板14A1にはメインフレーム7のボルト挿通穴7Eに対応する位置にそれぞれねじ穴14A2が形成されている。また、凹状部14Bは、各フレーム跨ぎ部14A間で上向きに開口するコ字状に形成され、該凹状部14Bには、例えばオイル交換等のメンテナンスを行なうための開閉可能なカバー(図示せず)が設けられている。
Here, as shown in FIG. 5, each
さらに、エンジン取付基板14には、左,右のフレーム跨ぎ部14Aの上面板14A1上で前,後方向に離間した位置に合計4個のマウントブラケット15が取付けられている。このマウントブラケット15は、後述のエンジン16を支持するエンジンマウント17を取付けるものである。
Furthermore, a total of four
そして、エンジン取付基板14は、左,右のフレーム跨ぎ部14A,14Aを旋回フレーム5を構成する左,右のメインフレーム7,7を跨ぐように配置し、この状態で各メインフレーム7のボルト挿通穴7Eに下側から挿通した後述するボルト21の先端側をフレーム跨ぎ部14Aのねじ穴14A2に螺着することにより、旋回フレーム5(メインフレーム7)に対して着脱可能に取付けることができる。しかも、エンジン取付基板14は、その凹状部14B内にエンジン16のオイルパン16Bを収容することができる。
The
16はエンジン取付基板14上に設けられたエンジンで、該エンジン16は、左,右方向に延在する横置き状態に配置されている。また、エンジン16の右側には、後述の熱交換器19に冷却風を供給する冷却ファン16Aが設けられている。また、エンジン16の下側にはオイルパン16Bが垂れ下がるように突出し、エンジン16の上側には、後側に位置して円筒状の消音器16Cが設けられている。さらに、エンジン16には、オイルパン16Bを挟んで左,右方向に離間した位置、詳しくはエンジン取付基板14のマウントブラケット15に対応する4箇所にエンジンブラケット16Dが設けられている。そして、エンジン16は、4箇所に設けられたエンジンブラケット16Dがエンジンマウント17を介してエンジン取付基板14のマウントブラケット15に取付けられている。
18はエンジン16の左側に取付けられた油圧ポンプで、該油圧ポンプ18は、エンジン16によって駆動されることにより、作動油タンク10の作動油を圧油として制御弁群、各種アクチュエータ(図示せず)に供給するものである。
19はエンジン16の冷却ファン16Aに対面するようにエンジン取付基板14の右側に設けられた熱交換器で、該熱交換器19は、エンジン冷却水を冷却するラジエータ、作動油を冷却するオイルクーラ等によって構成されている。
A
20はエンジン16、油圧ポンプ18、熱交換器19を覆うようにエンジン取付基板14上に設けられたエンジンカバーで、該エンジンカバー20は、油圧ポンプ18の左側に立設された左側面パネル20Aと、熱交換器19の右側に立設された右側面パネル20Bと、エンジン16等の上側に位置して両端が各側面パネル20A,20Bの上端部間に取付けられた上面パネル20Cと、エンジン16等の前側を覆う前面パネル20Dと、エンジン16等の後側を覆う後面パネル20E(図6中に図示)とにより箱型状に形成されている。また、エンジンカバー20の上部には消音器カバー20Fが設けられ、該消音器カバー20F内にはエンジン16の消音器16Cが収容されている。
An
21は旋回フレーム5上にエンジンユニット13を取付ける複数本のボルトを示している。また、各ボルト21は、メインフレーム7の下板7Bのボルト挿通穴7Eから円筒状のスペーサ22内を通して上板7Dのボルト挿通穴7Eに挿通する。そして、上側に突出した各ボルト21の先端部を、エンジン取付基板14を構成するフレーム跨ぎ部14Aのねじ穴14A2に螺着することにより、メインフレーム7に対しエンジンユニット13を固定するものである。
ここで、各ボルト21は、旋回フレーム5に対してエンジンユニット13を取付けるものであるが、エンジンユニット13の重量は旋回フレーム5で受承することができる。従って、各ボルト21は、旋回フレーム5上でエンジンユニット13が動かないように固定できればよく、小径なものを使用することができる。
Here, each
次に、このように構成されたエンジンユニット13を組立て旋回フレーム5に取付ける手順について説明する。
Next, the procedure for assembling and attaching the
まず、エンジンユニット13は、旋回フレーム5上の狭い場所ではなく、例えば作業を行ない易い別の広い場所で組立作業を行なうことができる。そして、エンジンユニット13を組立てる場合には、エンジン取付基板14上に各エンジンマウント17を介して油圧ポンプ18が設けられたエンジン16を取付ける。この状態で、エンジン16に関わる配管作業、配線作業を行なう。次に、熱交換器19をエンジン取付基板14に取付けてエンジン16等と接続し、該エンジン16等を覆うようにエンジンカバー20を取付けることによりエンジンユニット13を組立てる。
First, the
そして、このようにエンジンユニット13を組立てたら、図9に示す上部旋回体4に対し、エンジンユニット13を図10に示すようにクレーン等で吊上げて旋回フレーム5の後側上方に配置する。この状態からエンジンユニット13を降ろすことにより、旋回フレーム5の左,右のメインフレーム7上にエンジンユニット13を載置することができる。
When the
次に、エンジンユニット13を左,右のメインフレーム7上に載置したら、該各メインフレーム7の下側からエンジン取付基板14にボルト21を螺着してエンジンユニット13を固定する。そして、エンジン16、油圧ポンプ18、熱交換器19に配管作業、配線作業を施すことにより、動力系統を構成するエンジンユニット13を油圧ショベル1の一部として組付けることができる。また、上述した組立て手順と逆の手順で作業を行うことにより、エンジンユニット13を取外すことができる。
Next, when the
かくして、本実施の形態によれば、エンジンユニット13は、旋回フレーム5の左,右のメインフレーム7上に着脱可能に搭載する構成としているから、エンジンユニット13の重量は、高強度に形成された各メインフレーム7等によって受承することができる。これにより、旋回フレーム5に対するエンジンユニット13の取付部分となるエンジン取付基板14は、低強度の材料、構造で形成することができ、また取付けに用いるボルト21も小径で安価なものを使用することができる。
Thus, according to the present embodiment, the
この結果、エンジンユニット13、ボルト21等の重量を軽減して油圧ショベル1全体を軽量化することができる。また、安価な材料、部品を用い、かつ加工作業を簡略化することができるから、製造コストを低減することができる。
As a result, it is possible to reduce the weight of the
しかも、エンジンユニット13は、配管作業、配線作業に手間を要するエンジン16、油圧ポンプ18、熱交換器19等を作業を行ない易い別の広い場所で組立てることができるから、組立作業性を向上することができる。また、エンジンユニット13は、単品でトレーラに載せて搬送することができるから、旋回フレーム5に対して容易に組付けることができる。
In addition, the
また、作業現場でエンジン16が故障した場合には、作業環境の良い工場で組立てられた別のエンジンユニット13を用意することにより、現場で短時間のうちに良好なエンジン16を搭載したエンジンユニット13に交換することができ、油圧ショベル1の休車時間を短くすることができる。また、交換して取付けたエンジンユニット13は、塵埃等が舞う作業現場で組立てたものと比較して、耐久性、信頼性を向上することができる。
In addition, when the
また、エンジン取付基板14は、上側に突出したフレーム跨ぎ部14Aで旋回フレーム5のメインフレーム7を跨ぐように取付けることができるから、メインフレーム7を覆い隠すことができる。これにより、外観上の見栄えを良好にすることができ、また化粧カバーを省略して製造コストを低減することができる。
Further, since the
一方、エンジン取付基板14にエンジン16を取付けたときには、該エンジン16のオイルパン16Bを下側に凹陥した凹状部14Bに収容することができる。この結果、エンジン16を低い位置に配設することができるから、エンジンカバー20等の高さ寸法を低く抑えることができ、キャブ8からの後方視界を広くして作業性、安全性を向上することができる。
On the other hand, when the
また、エンジン取付基板14には、エンジン16を取付けるマウントブラケット15をメインフレーム7の真上となるフレーム跨ぎ部14Aの上面板14A1に設けているから、エンジン16の重量をメインフレーム7で直接的に受承することができ、エンジン16を安定して支持することができる。
Since the
さらに、エンジンユニット13のエンジン取付基板14は、旋回フレーム5の下側から取付けられるボルト21を用いて固定する構成としているから、旋回フレーム5の下側からボルト21を緩めることにより、エンジンユニット13を容易に着脱することができ、作業効率を向上することができる。
Further, since the
なお、実施の形態では、エンジンユニット13のエンジン取付基板14は、1枚の鋼板を折曲げてフレーム跨ぎ部14A,14Aと凹状部14Bとを形成した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば図11に示す変形例によるエンジンユニット31のように、エンジン取付基板32は、複数枚の鋼板を溶接によって固着することによりフレーム跨ぎ部32A,32Aと凹状部32Bとを形成する構成としてもよい。
In the embodiment, the
また、実施の形態では、上部旋回体4等が複数の部分に分割可能な大型の油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば上部旋回体を構成するエンジンユニットだけが着脱可能な中型、小型の油圧ショベルに適用してもよい。
In the embodiment, the
さらに、実施の形態では、建設機械としてクローラ式の油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えばホイール式の下部走行体を備えた油圧ショベルに適用してもよい。さらに、本実施の形態は、例えば油圧クレーン等の他の建設機械にも広く適用できるものである。
Furthermore, in the embodiment, the crawler
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体(車体)
4 上部旋回体(車体)
5 旋回フレーム(フレーム構造体)
6 底板
7 メインフレーム
8 キャブ
9 カウンタウエイト
12 建屋カバー
13,31 エンジンユニット
14,32 エンジン取付基板
14A,32A フレーム跨ぎ部
14B,32B 凹状部
15 マウントブラケット
16 エンジン
16A 冷却ファン
16B オイルパン
16C 消音器
16D エンジンブラケット
17 エンジンマウント
18 油圧ポンプ
19 熱交換器
20 エンジンカバー
21 ボルト
1 Excavator (construction machine)
2 Lower traveling body (car body)
4 Upper swing body (car body)
5 Revolving frame (frame structure)
6
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004051983A JP2005238998A (en) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | Construction machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004051983A JP2005238998A (en) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | Construction machine |
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---|---|
JP2005238998A true JP2005238998A (en) | 2005-09-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004051983A Pending JP2005238998A (en) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | Construction machine |
Country Status (1)
Country | Link |
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2004
- 2004-02-26 JP JP2004051983A patent/JP2005238998A/en active Pending
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