JP2005238885A - 車載表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車室内のスペースを効率良く使用できると共に、表示画面を最適な方向に調整できる車載表示装置を提供すること。
【解決手段】 車載表示装置は、表示画面1、受光部5a〜5c、リモコン装置6、制御回路7、モータ1a、モータ3aなどを備える。制御回路7は受光部5aと受光部5c、受光部5cと受光部5b、受光部5bと受光部5aの位相差から、リモコン装置6から各受光部5a〜5cまでの距離(l、l、l)の比からリモコン装置6からの赤外線信号の送信方向を算出する。制御回路7は算出したリモコン装置6からの赤外線信号の送信方向に表示画面1が対面するようにモータ1a及びモータ3aによる駆動回転角度及び、この駆動回転角度を示す方向調整信号を算出し、方向調整信号をモータ1a及びモータ3aに送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車載表示装置に関するものである。
従来、ユーザに対して表示画面が正面から見えるように向きを調整する表示装置として、例えば特許文献1に示される表示装置がある。
図6は特許文献1における表示装置の全体構成を示す斜視図である。特許文献1における表示装置は、表示画面10、赤外線受信部11、超音波受信部12A〜12C、回転機能付載置台13、遠隔操作装置14、赤外線送信部15、超音波送信部16、スイッチ17を備える。
この表示装置において、遠隔操作装置14のスイッチ17を操作すると赤外線送信部15及び超音波送信部16から赤外線信号及び超音波信号が送信される。この赤外線信号及び超音波信号は表示画面10の近傍に設けられた赤外線受信部11、超音波受信部12A〜12Cにて受信される。そして、赤外線受信部11にて赤外線を受信した時点からの各超音波受信部12A〜12Cの遅延時間差がゼロとなるように回転機能付載置台13を駆動させ表示画面10の水平方向と垂直方向の向きを調整する。
特開平7−147656号公報
近年、車室内にてテレビ番組やDVD映像を視聴するための表示装置がある。表示装置を車室内に搭載するには、車室内のスペースを効率良く使用するためのなんらかの工夫が必要である。しかしながら、上記特許文献1に記載される表示装置においては、表示画面10の向きを調整するための回転機能付載置台13が必要であり表示装置の体格が大きくなる。従って、特許文献1に記載される表示装置を車室内に搭載すると未使用時に邪魔になり車室内のスペースを効率良く使用できないという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、車室内のスペースを効率良く使用できると共に、表示画面を最適な方向に調整できる車載表示装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために請求項1に記載の車載表示装置は、車両内に設けられるパネル状の表示手段と、表示手段を制御する信号を送信する遠隔操作手段と、車両内の天井に対して水平方向に回転可能な状態で天井に設けられ、天井に平行な回転軸を中心に回転可能な状態で表示手段を支持するものであって、表示手段を収納する収納手段と、遠隔操作手段からの信号を受信する3つ以上の受信部とを備える保持手段と、3つ以上の受信部にて受信した信号の時間差もしくは位相差に応じて信号の送信方向を検出する検出手段と、保持手段を天井に対して水平方向に回転させる第1駆動手段と、表示手段を回転軸を中心に回転させる第2駆動手段と、遠隔操作手段からの信号に応じて表示手段が送信方向の対面位置となるように第1駆動手段及び/又は第2駆動手段を回転駆動させると共に、表示手段が収納手段に収納されるように第2駆動手段を回転駆動させる制御手段とを備えることを特徴とするものである。
これによれば、車両内の天井に設けられた保持手段にパネル状の表示手段を収納する収納手段を設け、表示手段の未使用状態において表示手段を収納手段に収納する。また、表示手段は回転軸を中心に回転させることによって収納状態から使用状態に移動するので車室内のスペースを効率良く使用することができる。
更に、遠隔操作手段からの信号に応じて、保持手段を天井に対して水平方向に回転させる第1駆動手段及び/又は表示手段を回転軸を中心に回転させる第2駆動手段を回転駆動させて表示手段が遠隔操作手段からの信号の送信方向の対面位置となるように調整するので表示手段を最適な方向に調整することができる。
また、請求項2に記載の車載表示装置では、表示手段は表示手段の正面から周辺光が照射されるか否かを検出する周辺光方向検出手段を備え、制御手段は表示手段の正面から周辺光が照射される場合は表示手段の正面から周辺光が照射されないように第1駆動手段及び/又は前記第2駆動手段を回転駆動させることを特徴とするものである。
車室内では車両の走行に伴って表示手段への周辺光の向きが変化し、周辺光が表示手段の正面から照射される場合がある。周辺光が表示手段の正面から照射されると、その周辺光が表示手段で反射され、表示手段における表示が非常に見難くなる。
請求項2に記載の発明では、周辺光が表示手段の正面から照射されないように第1駆動手段及び/又は前記第2駆動手段を回転駆動させることによって表示手段による周辺光の反射などを防止することができる。
また、請求項3に記載の車載表示装置では、制御手段は送信方向及び/又は周辺光に応じて第1駆動手段及び/又は第2駆動手段による駆動回転角度を算出する回転角度算出手段を備え、算出された駆動回転角度が第1駆動手段及び/又は第2駆動手段による現在の駆動回転角度位置から所定範囲を超えた場合に、第1駆動手段及び/又は第2駆動手段を回転駆動させることを特徴とするものである。
これによれば、算出された駆動回転角度が第1駆動手段及び第2駆動手段の角度位置から所定範囲を超えた場合に、第1駆動手段及び/又は第2駆動手段を回転駆動するので、信号の送信方向や周辺光の向きが微小変化した場合などに第1駆動手段及び/又は第2駆動手段が回転駆動するのを防止できる。
また、請求項4に記載の車載表示装置では、表示手段は輝度が調整可能であり、表示手段の周辺光の強さを検出する第1周辺光照度検出手段を備え、制御手段は周辺光の強さに応じて表示手段の輝度を調整することを特徴とするものである。
これによれば、表示手段の周辺光の強さに応じて表示手段の輝度を調整するので、車両の周辺状況に応じて表示画面の輝度を最適に調整できる。
また、請求項5に記載の車載表示装置では、制御手段は周辺光の強さが所定値以下の場合、表示手段の輝度を最小値に調整することを特徴とするものである。
これによれば、表示手段の周辺光の強さが所定値以下の場合は、表示手段の輝度を最小値に調整するので、夜間などにおいて余分な表示手段の輝度の調整を行わなくてすむ。
また、請求項6に記載の車載表示装置では、制御手段は周辺光の強さに応じて調整すべき表示手段の輝度を算出する輝度算出部を備え、算出された輝度が表示手段の現在の輝度から所定範囲を超えた場合に、表示手段の輝度を調整することを特徴とするものである。
これによれば、周辺光の強さに応じて調整すべき輝度が表示手段の輝度から所定範囲を超えた場合に表示手段の輝度を調整するので、周辺光の強さが微小変化した場合などに表示手段の輝度が変化するのを防止できる。
また、請求項7に記載の車載表示装置では、車載表示装置は時間帯毎の表示手段の周辺光の強さを記憶する第1周辺光記憶手段と、時間帯を判定する第1時間帯判定手段とを備え、制御手段は周辺光照度検出手段による現在の時間帯における表示手段の周辺光の強さと、第1周辺光記憶手段に記憶された現在の時間帯に対応する表示手段の周辺光の強さを比較する第1比較手段を備え、比較結果によって車両が屋内から屋外に出るか否かを判定し、屋内から屋外に出ると判定した場合は、周辺光の強さに応じて表示手段の輝度を再度調整することを特徴とするものである。
これによれば、現在の時間帯における表示手段の周辺光の強さと、第1周辺光記憶手段に記憶された現在の時間帯に対応の表示手段の周辺光の強さとを比較することによって車両が屋内から屋外に出るか否かを判定することができる。そして、車両が屋内から屋外に出ると判定した場合は、周辺光の強さに応じて表示手段の輝度を再度調整するので、遠隔操作手段からの信号がない場合でも輝度を調整することができる。
また、請求項8に記載の車載表示装置では、車載表示装置は車両のヘッドライトもしくはテールランプが点灯しているか否かを検出する点灯検出部を備え、制御手段は周辺光の強さに応じて表示手段の輝度を調整するモードと、車両のヘッドライトもしくはテールランプが点灯している場合は表示手段の輝度を夜間に適した一定輝度に調整するモードとを備えることを特徴とするものである。
これによれば、表示手段の周辺光の強さに応じて輝度を調整するモードか、車両のヘッドライトもしくはテールランプが点灯している場合は表示手段の輝度を夜間に適した一定輝度に調整するモードかを選択できるので、夜間になると遠隔操作手段から信号が送信されなくても表示手段の輝度を調整できる。
また、請求項9乃至請求項11に記載の表示装置での作用・効果に関しては、上述の請求項5乃至請求項7と同様であるため説明を省略する。
また、請求項12に記載の車載表示装置では、遠隔操作手段は複数の操作スイッチを備え、制御手段は複数の操作スイッチのうち任意の操作スイッチから信号が送信された場合に第1駆動手段及び/又は第2駆動手段を駆動させるモードと、複数の操作スイッチのうち特定の操作スイッチから信号が送信された場合に第1駆動手段及び/又は第2駆動手段を駆動させるモードとを備えることを特徴とするものである。
これによれば、第1駆動手段及び/又は第2駆動手段を駆動させる場合に、任意の操作スイッチから信号が送信された場合に駆動させるモードと、特定の操作スイッチから信号が送信された場合に駆動させるモードとを選択できるので、必要な時にのみ表示手段の方向を調整することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。本実施の形態においては、本発明の車載表示装置を後部座席用として適用した例について説明する。図1は本発明の実施の形態における車載表示装置の全体構成を示す斜視図である。図2は本発明の実施の形態における車載表示装置の概略構成を示すブロック図である。図3は本発明の実施の形態における車載表示装置の表示画面の輝度と表示画面の周辺光照度との関係を示す関係図である。図4は本発明の実施の形態における車載表示装置のモータ1aによる駆動回転角度を算出する際の説明図である。
車載表示装置は、表示画面1、照度センサ2a〜2d、保持部3、収納部4、受光部5a〜5c、リモコン装置6、制御回路7、モータ1a、モータ3aを備える。
表示画面1は、TFT型の液晶パネルなどからなる。表示画面1は、制御回路7からの信号に応じて薄膜トランジスタなどが駆動することによって画像を表示する。この表示画面1の背面にはバックライトが配置される。表示画面1に出力された画像は、このバックライトからの光によって視認できるようになる。
バックライトは、インバータによって駆動される冷陰極線管などからなるものである。このインバータは、電源から直流電力が供給され、PWM制御によってバックライトへの供給電力を制御するスイッチング回路などによって構成される。また、インバータは、制御回路7から取得した輝度調整信号に応じてPWM制御による供給電力のオン状態の時間を調整する。このようにバックライトは、インバータからの輝度調整信号に応じた電力供給によって輝度が変化する。バックライトの輝度を調整することによって表示画面1の輝度が調整される。なお、バックライトの輝度調整に関しては後ほど詳しく説明する。
照度センサ2a〜2dは、表示画面1の周辺光の照度を検出するフォトダイオードなどからなり、表示画面1の周辺光の照度を示す検出信号を制御回路7に入力する。なお、照度センサ2a〜2dは、バックライトからの照射光が影響しない箇所に配置するのが好ましい。また、照度センサ2a〜2dは、フォトダイオードに限定されるものではなくフォトトランジスタや太陽電池などであってもよい。
保持部3は、車室内の天井の中央付近に回動可能な状態で設置され、表示画面1を回転駆動させるモータ1a、保持部3を回転駆動させるモータ3a、表示画面1を収納する収納部4、リモコン装置6からの赤外線信号を受信する受光部5a〜5cを備える。
モータ1aは、制御回路7からの方向調整信号に応じて車室内の天井と平行な回転軸を中心として表示画面1を回転駆動させる。従って、モータ1aによって表示画面1が回転駆動される場合、表示画面1は使用状態位置から収納部4に収納される位置または収納部4に収納される位置から使用状態位置に回転駆動する。なお、表示画面1は、未使用時には収納部4に収納される。
モータ3aは、制御回路7からの方向調整信号に応じて車室内の天井と垂直な回転軸を中心として保持部3を回転駆動させる。従って、モータ3aによって保持部3が回転駆動される場合、保持部3は表示画面1が車室内の左側の後部座席方向に向く位置から表示画面1が車室内の右側の後部座席方向に向く位置、または、表示画面1が車室内の右側の後部座席方向に向く位置から表示画面1が車室内の左側の後部座席方向に向く位置に移動する。
受光部5a〜5cは、リモコン装置6から送信された赤外線信号を受信し、その赤外線信号を制御回路7に入力する。リモコン装置6は、複数の操作スイッチを備え、任意の操作スイッチが操作されると赤外線信号を送信する。
制御回路7は、内部がCPU、ROM、RAMとこれらを接続するバスラインなどからなる電子制御装置であり、図2に示すように表示画面1、照度センサ2a〜2d、受光部5a〜5c、モータ1a、モータ3aが接続される。
制御回路7のROMには、表示画面1に画像を表示するための表示プログラム、バックライトの輝度を調整するための輝度調整プログラム、モータ1a及びモータ3aを回動させるための方向調整プログラム、時間帯毎の表示画面1の周辺光の照度データなどが記憶されている。また、制御回路7のROMには、モータ1a及びモータ3aを回動させるための距離(l、l、l)の比に対応するリモコン装置6からの赤外線信号の送信方向を記憶した方向テーブルが記憶されている。
制御回路7のRAMには演算処理時のデータが一時的に記憶される。またRAMには、表示画面1及び保持部3の現在の角度位置、表示画面1の現在の輝度が一時的に記憶される。なお、表示画面1及び保持部3の角度位置は、モータ1a及びモータ3aの駆動回転角度から検出される。
制御回路7のCPUは、上記プログラムに基づいて演算処理を行うことによって、バックライト(表示画面1)の輝度調整を示す輝度調整信号や、保持部3及び表示画面1の方向調整を示す方向調整信号などを出力する。
ここで、制御回路7によるバックライト(表示画面1)の輝度調整に関して説明する。なお、起動時のバックライトの輝度は、デフォルト値(例えば、150cd/m2程度)に設定されている。
バックライト(表示画面1)の輝度調整には、2つのモードがある。1つ目のモードは、制御回路7にリモコン装置6から送信された赤外線信号が入力されると、表示画面1の周辺光の照度に応じてバックライトの輝度を調整するモード(以下、ライト強制オフモードとも称する)である。2つ目のモードは、ヘッドライト(図示せず)もしくはテールランプ(図示せず)のオンに応じてバックライトの輝度を一定値に調整するモード(以下、ライト強制オンモードとも称する)である。なお、この2つのモードは、リモコン装置6を用いてライト強制オンモードを示す赤外線信号、もしくはライト強制オフモードを示す赤外線信号を送信することによって適宜選択可能である。
まず、ライト強制オフモードに関して説明する。制御回路7は、照度センサ2a〜2dから取得した表示画面1の周辺光の照度を示す検出信号から輝度調整プログラムに基づいてバックライトの輝度を調整するための輝度調整信号を算出し、この輝度調整信号を出力する。
照度センサ2a〜2dにて検出した表示画面1の周辺光の照度が図3に示すA点以下の照度であった場合には、制御回路7はバックライトの輝度が最小値になるような輝度調整信号を算出し、この輝度調整信号をインバータに入力する。この輝度調整信号を取得したインバータは、PWM制御による供給電力のオン状態の時間を減少させ、バックライトの輝度を最小値に減少させる。
照度センサ2a〜2dにて検出した表示画面1の周辺光の照度が図3に示すA点より強い場合には、制御回路7はバックライトの輝度が表示画面の周辺光の照度に比例するように輝度調整信号を算出し、この輝度調整信号をインバータに入力する。この輝度調整信号を取得したインバータは、PWM制御による供給電力のオン状態の時間を増減させ、バックライトの輝度を調整する。
次に、ライト強制オンモードに関して説明する。制御回路7は、ヘッドライトもしくはテールランプセンサが点灯しているか否かを検出する。ヘッドライトやテールランプは多くの場合、夜間に点灯されるものであり、制御回路7はヘッドライトもしくはテールランプが点灯していることを検出すると夜間であると判定する。
そして、制御回路7はヘッドライトもしくはテールランプが点灯しており夜間であると判定すると、バックライトの輝度が最小値になるような輝度調整信号をインバータに入力する。この輝度調整信号を取得したインバータは、PWM制御による供給電力のオン状態の時間を減少させ、バックライトの輝度を最小値に減少させる。(以降、バックライトの輝度が最小値である場合を夜画とも称する)
なお、制御回路7にて夜間であると判定されなかった場合は、上述のライト強制オフモードの場合と同様に表示画面1の周辺光の照度に応じてバックライトの輝度を調整する。
ここで、制御回路7による保持部3及び表示画面1の方向調整に関して図4を用いて説明する。保持部3及び表示画面1の方向は、制御回路7からの方向調整信号に応じて調整される。
制御回路7は方向調整プログラムに基づいて、受光部5aと受光部5c、受光部5cと受光部5b、受光部5bと受光部5aの位相差から、リモコン装置6から各受光部5a〜5cまでの距離(l、l、l)の比を算出する。
そして、制御回路7は算出した距離(l、l、l)の比と方向テーブルとを対比することによって、リモコン装置6からの赤外線信号の送信方向を算出する。制御回路7は算出したリモコン装置6からの赤外線信号の送信方向に表示画面1が対面するようにモータ1a及びモータ3aによる駆動回転角度及び、この駆動回転角度を示す方向調整信号を算出し、方向調整信号をモータ1a及びモータ3aに送信する。
なお、駆動回転角度を算出するために用いた各受光部5a〜5cにて受信した赤外線信号の位相差は、各受光部5a〜5cにて受信した赤外線信号の時間差であってもよい。
ここで、本実施の形態における車載表示装置の処理動作に関して説明する。図5は本発明の実施の形態における車載表示装置の処理動作を示すフロー図である。図5に示すフローは、リモコン装置6から送信された赤外線信号を各受光部5a〜5cにて受信した時点でスタートする。
ステップS1では、制御回路7は方向調整プログラムに基づいて、受光部5aと受光部5c、受光部5cと受光部5b、受光部5bと受光部5aの位相差から、リモコン装置6から各受光部5a〜5cまでの距離(l、l、l)の比を算出する。
そして、制御回路7は算出した距離(l、l、l)の比と方向テーブルとを対比することによって、リモコン装置6からの赤外線信号の送信方向を算出する。制御回路7は決定したリモコン装置6からの赤外線信号の送信方向に表示画面1が対面するようにモータ1a及びモータ3aによる駆動回転角度及び、この駆動回転角度を示す方向調整信号を算出する。
ステップS2では、制御回路7はライト強制オンモードか否かを判定し、ライト強制オンモードと判定した場合はステップS18へ進み、ライト強制オンモードでないと判定した場合はステップS3へ進む。
ステップS18では、制御回路7はヘッドライト及びテールランプセンサを確認する。ステップS19では、制御回路7はヘッドライトもしくはテールランプセンサが点灯しているか否かを判定する。すなわち、ヘッドライト及びテールランプは多くの場合は夜間に点灯されるものであり、ヘッドライトもしくはテールランプセンサが点灯しているか否かによって夜間であるか否かを判定する。ヘッドライトもしくはテールランプセンサが点灯している場合はステップS20へ進み、ヘッドライトもしくはテールランプセンサが点灯していない場合はステップS3へ進む。
ステップS20では、制御回路7は表示画面1を夜画に切替るためにバックライトの輝度が最小値になるような輝度調整信号をインバータに入力すると共に、表示画面1の方向を調整するためにステップS1にて算出した駆動回転角度を示す方向調整信号をモータ1a及びモータ3aに送信する。輝度調整信号を取得したインバータは、PWM制御による供給電力のオン状態の時間を減少させ、バックライトの輝度を最小値に減少させる(夜画)。そして、駆動回転角度を示す方向調整信号を取得したモータ1a及びモータ3aは、方向調整信号に応じて車室内の天井と平行な回転軸を中心として表示画面1を回転駆動させると共に、車室内の天井と垂直な回転軸を中心として保持部3を回転駆動させる。
ステップS21では、制御回路7はステップS20にて回転駆動した表示画面1及び保持部3の現在の角度位置、及び表示画面1の現在の輝度をRAMに一時的に記憶する。
一方、ステップS2にてライト強制オンモードでないと判定した場合はステップS3にて周辺光の照度を確認する。制御回路7は、照度センサ2a〜2dから表示画面1の周辺光の照度を示す検出信号を取得し、表示画面1の周辺光の照度を確認する。
ステップS4では、制御回路7は照度センサ2a〜2dから取得した表示画面1の周辺光の照度を示す検出信号が所定値以上(ここでは、図3に示すA点以上)であるか否かを判定する。A点以上でない場合はステップS22へ進み、A点以上である場合はステップS5へ進む。
ステップS22では、制御回路7はトンネル内又は室内駐車場内であるか否かを判定する。制御回路7はROMに記憶された時間帯毎の表示画面1の周辺光の照度データと照度センサ2a〜2dから取得した表示画面1の周辺光の照度を示す検出信号とを比較して、検出信号が照度データより弱い場合はトンネル内又は室内駐車場内であると判定する。トンネル内又は室内駐車場内であると判定した場合はステップS23へ進み、トンネル内又は室内駐車場内でないと判定した場合はステップS25へ進む。
ステップS23では、照度センサ2a〜2dから取得した表示画面1の周辺光の照度を示す検出信号が図3に示すA点以上でない場合は、夜間などであり、制御回路7はステップS20と同様に表示画面1を夜画に切替、ステップS1にて算出した駆動回転角度を示す方向調整信号をモータ1a及びモータ3aに送信し、車室内の天井と平行な回転軸を中心として表示画面1を回転駆動させると共に、車室内の天井と垂直な回転軸を中心として保持部3を回転駆動させる。
ステップS24では、制御回路7はステップS23にて回転駆動した表示画面1及び保持部3の現在の角度位置、及び表示画面1の輝度をRAMに一時的に記憶する。
ステップS25では、ステップS20及びステップS23と同様に制御回路7は表示画面1を夜画に切替、ステップS1にて算出した駆動回転角度を示す方向調整信号をモータ1a及びモータ3aに送信し、車室内の天井と平行な回転軸を中心として表示画面1を回転駆動させると共に、車室内の天井と垂直な回転軸を中心として保持部3を回転駆動させる。
ステップS26では、制御回路7はステップS25にて回転駆動した表示画面1及び保持部3の現在の角度位置、及び表示画面1の現在の輝度をRAMに一時的に記憶する。
一方、ステップS4にて照度センサ2a〜2dから取得した表示画面1の周辺光の照度を示す検出信号が図3に示すA点以上である場合はステップS5に進み、制御回路7はステップS1にて算出した方向調整信号が示す駆動回転角度がRAMに記憶された表示画面1及び保持部3の角度位置から所定範囲超えるか否かによって方向調整を行うか否かを判定する。ステップS1にて算出した方向調整信号が示す駆動回転角度がRAMに記憶された表示画面1及び保持部3の角度位置から所定範囲超える場合は方向調整実行とみなしステップS6へ進み、所定範囲を超えない場合は方向調整の必要なしとみなしステップS12へ進む。
このステップS5での判定は、リモコン装置1の操作方向が微小変化した場合などに表示画面1及び保持部3が回転駆動するのを防止するためである。すなわち、略同じ位置からリモコン装置1を操作する場合、算出される駆動回転角度は微小な値(例えば1度程度)となり、表示画面1及び保持部3が微小な駆動回転角度だけ変化することになる。従って略同じ位置からリモコン装置1の操作を繰り返し行うことによって、表示画面1及び保持部3が微小な駆動回転角度だけ変化を繰り返し表示画面1が見づらくなるのを防止するためである。
ステップS6では、制御回路7は照度センサ2a〜2dから取得した表示画面1の周辺光の照度を示す検出信号から輝度調整プログラムに基づいてバックライトの輝度が表示画面の周辺光の照度に比例するような輝度調整信号を算出する。
ステップS7では、制御回路7はステップS6にて算出した輝度調整信号が示す輝度がRAMに記憶された表示画面1の現在の輝度から所定範囲超えるか否かによって輝度調整を行うか否かを判定する。ステップS6にて算出した輝度調整信号が示す輝度がRAMに記憶された表示画面1の現在の輝度から所定範囲超える場合は輝度調整実行とみなしステップS8へ進み、所定範囲を超えない場合は輝度調整の必要なしとみなしステップS10へ進む。
このステップS7での判定は、周辺光の照度が微小変化した場合などに表示画面1の輝度が変化するのを防止するためである。すなわち、車両の周辺環境が略同じ状況でリモコン装置1を操作する場合、算出される輝度調整信号が示す輝度と現在の輝度との差は微小な値(例えば1lux程度)となり、表示画面1が微小な輝度だけ変化することになる。従って車両の周辺環境が略同じ状況でリモコン装置1の操作を繰り返し行うことによって、表示画面1が微小な輝度だけ変化を繰り返し表示画面1が見づらくなるのを防止するためである。
ステップS8では、ステップS1にて算出した駆動回転角度がRAMに記憶された表示画面1及び保持部3の角度位置から所定範囲超えるので、制御回路7は方向調整を実行する。更に、ステップS6にて算出した輝度調整信号が示す輝度がRAMに記憶された表示画面1の現在の輝度から所定範囲超えるので、制御回路7は方向調整を実行する。
制御回路7はステップS1で算出した駆動回転角度を示す方向調整信号をモータ1a及びモータ3aに送信すると共に、ステップS7で算出した輝度調整信号をインバータに入力する。
方向調整信号を取得したモータ1aは、この方向調整信号に応じて車室内の天井と平行な回転軸を中心として表示画面1を回転駆動させる。また、方向調整信号を取得したモータ3aは、この方向調整信号に応じて車室内の天井と垂直な回転軸を中心として保持部3を回転駆動させる。そして、輝度調整信号を取得したインバータは、PWM制御による供給電力のオン状態の時間を増加もしくは減少させバックライトの輝度を調整する。
ステップS9では、制御回路7はステップS8にて回転駆動した表示画面1及び保持部3の現在の角度位置、及びステップS8にて調整した表示画面1の現在の輝度をRAMに一時的に記憶する。
ステップS10では、ステップS1にて算出した駆動回転角度がRAMに記憶された表示画面1及び保持部3の角度位置から所定範囲超えるので、制御回路7は方向調整を実行する。しかし、ステップS7にて算出した輝度調整信号が示す輝度がRAMに記憶された表示画面1の現在の輝度から所定範囲超えず輝度調整の必要はないので、制御回路7は方向調整を実行しない。
制御回路7はステップS1で算出した駆動回転角度を示す方向調整信号をモータ1a及びモータ3aに送信する。
方向調整信号を取得したモータ1aは、この方向調整信号に応じて車室内の天井と平行な回転軸を中心として表示画面1を回転駆動させる。また、方向調整信号を取得したモータ3aは、この方向調整信号に応じて車室内の天井と垂直な回転軸を中心として保持部3を回転駆動させる。
ステップS11では、制御回路7はステップS10にて回転駆動した表示画面1及び保持部3の現在の角度位置、及び表示画面1の現在の輝度をRAMに一時的に記憶する。
一方、ステップS5にて所定範囲を超えない場合は方向調整の必要なしとみなされた場合はステップS12に進み、ステップS6と同様に制御回路7は照度センサ2a〜2dから取得した表示画面1の周辺光の照度を示す検出信号から輝度調整プログラムに基づいてバックライトの輝度が表示画面の周辺光の照度に比例するような輝度調整信号を算出する。
ステップS13では、ステップS7と同様にステップS12にて算出した輝度調整信号が示す輝度がRAMに記憶された表示画面1の現在の輝度から所定範囲超えるか否かによって輝度調整を行うか否かを判定する。ステップS12にて算出した輝度調整信号が示す輝度がRAMに記憶された表示画面1の現在の輝度から所定範囲超える場合は輝度調整実行とみなしステップS14へ進み、所定範囲を超えない場合は輝度調整の必要なしとみなしステップS16へ進む。
ステップS14では、ステップS1にて算出した駆動回転角度がRAMに記憶された表示画面1及び保持部3の角度位置から所定範囲超えず方向調整の必要はないので、制御回路7は方向調整を実行しない。しかし、ステップS12にて算出した輝度調整信号が示す輝度がRAMに記憶された表示画面1の現在の輝度から所定範囲超えるので、制御回路7は方向調整を実行する。
制御回路7はステップS12で算出した輝度調整信号をインバータに入力する。輝度調整信号を取得したインバータは、PWM制御による供給電力のオン状態の時間を増加もしくは減少させバックライトの輝度を調整する。
ステップS15では、制御回路7は表示画面1及び保持部3の現在の角度位置、及びステップS14にて輝度調整した表示画面1の現在の輝度をRAMに一時的に記憶する。
ステップS16では、ステップS1にて算出した駆動回転角度がRAMに記憶された表示画面1及び保持部3の位置から所定範囲超えず方向調整の必要はないので、制御回路7は方向調整を実行しない。更に、ステップS12にて算出した輝度調整信号が示す輝度がRAMに記憶された表示画面1の現在の輝度から所定範囲超えず輝度調整の必要はないので、制御回路7は方向調整を実行しない。
従って、制御回路7はステップS17にて、表示画面1及び保持部3の現在の角度位置、及び表示画面1の現在の輝度をRAMに一時的に記憶して処理を終了する。
なお、本実施の形態においてはライト強制オフモードで表示画面1の周辺光の照度がA点以上の場合に方向調整及び輝度調整の実行をするか否かの判定を行う例を用いて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。ライト強制オンモードや表示画面1の周辺光の照度がA点以下の場合においても、方向調整及び輝度調整の実行をするか否かの判定を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態においては図5に示すフローは、リモコン装置6から送信された赤外線信号を各受光部5a〜5cにて受信した時点でスタートする例を用いて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。リモコン装置6に方向調整及び輝度調整の実行を示す赤外線信号を送信するための操作スイッチを設け、この方向調整及び輝度調整の実行を示す赤外線信号を各受光部5a〜5cにて受信した時点でスタートするようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、保持部3及び表示画面1の方向はリモコン装置6からの赤外線信号の送信方向に応じて調整する例を用いて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。このリモコン装置6からの赤外線信号の送信方向に応じた方向調整に加えて照度センサ2a〜2dによる表示画面1の周辺光の照度を示す検出信号にて方向調整を行ってもよい。
例えば、制御回路7は受光部5aと受光部5c、受光部5cと受光部5b、受光部5bと受光部5aの位相差に基づいて算出した駆動回転角度を示す方向調整信号にて表示画面1及び保持部3を回転駆動する。
そして、制御回路7は回転駆動した表示画面1及び保持部3の角度位置において照度センサ2a〜2dによる表示画面1の周辺光の照度を示す検出信号を確認する。この照度センサ2a〜2dそれぞれから出力される周辺光の照度を示す検出信号が略同じ値であり、晴天時の昼間を示す程度以上の照度を示す場合は、周辺光が表示画面1の正面から照射されていると考えられる。
従って、制御回路7は表示画面1に正面から周辺光が照射されないように(反射が少なくなるように)モータ1a及びモータ3aによる駆動回転角度及び、この駆動回転角度を示す方向調整信号を算出し、方向調整信号をモータ1a及びモータ3aに送信するようにしてもよい。なお、この周辺光の照度を示す検出信号を用いて算出した駆動回転角度は、視認性を低下させないために例えば3〜5度程度の範囲内に設定する。
また、照度センサ2a〜2dによる表示画面1の周辺光の照度を示す検出信号にて保持部3及び表示画面1の方向調整する場合は以下のようにしてもよい。制御回路7は照度センサ2a〜2dから取得した表示画面1の周辺光の照度を示す検出信号を用いて、各照度センサ2a〜2dが出力する照度の強弱によって周辺光の方向を判定する。例えば、照度センサ2cからの取得した表示画面1の周辺光の照度が最も強い場合は周辺光の方向は車両の右側、照度センサ2a〜2dからの取得した表示画面1の周辺光の照度が略同じ場合は周辺光の方向は車両の後側であると判定する。
そして、制御回路7は周辺光の方向に基づいて、赤外線信号の位相差に基づいて求めた駆動回転角度だけモータ1a及びモータ3aを回動させる位置にて表示画面1に真正面から周辺光が照射されないように(反射が少なくなるように)モータ1a及びモータ3aによる駆動回転角度及び、この駆動回転角度を示す方向調整信号を算出し、方向調整信号をモータ1a及びモータ3aに送信するようにしてもよい。
本発明の実施の形態における車載表示装置の全体構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における車載表示装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における車載表示装置の表示画面の輝度と表示画面の周辺光照度との関係を示す関係図である。 本発明の実施の形態における車載表示装置のモータ1aによる駆動回転角度を算出する際の説明図である。 本発明の実施の形態における車載表示装置の処理動作を示すフロー図である。 従来技術における表示装置の全体構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 表示画面、2a〜2d 照度センサ、3 保持部、4 収納部、5a〜5c 受光部、6 リモコン装置、7 制御回路、1a モータ、3a モータ

Claims (12)

  1. 車両内に設けられるパネル状の表示手段と、
    前記表示手段を制御する信号を送信する遠隔操作手段と、
    前記車両内の天井に対して水平方向に回転可能な状態で当該天井に設けられ、当該天井に平行な回転軸を中心に回転可能な状態で前記表示手段を支持するものであって、当該表示手段を収納する収納手段と、前記遠隔操作手段からの信号を受信する3つ以上の受信部とを備える保持手段と、
    前記3つ以上の受信部にて受信した前記遠隔操作手段からの信号の時間差もしくは位相差に応じて当該信号の送信方向を検出する検出手段と、
    前記保持手段を前記天井に対して水平方向に回転させる第1駆動手段と、
    前記表示手段を前記回転軸を中心に回転させる第2駆動手段と、
    前記遠隔操作手段からの信号に応じて前記表示手段が前記送信方向の対面位置となるように前記第1駆動手段及び/又は前記第2駆動手段を回転駆動させると共に、当該表示手段が前記収納手段に収納されるように当該第2駆動手段を回転駆動させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする車載表示装置。
  2. 前記表示手段は当該表示手段の正面から周辺光が照射されるか否かを検出する周辺光方向検出手段を備え、前記制御手段は当該表示手段の正面から周辺光が照射される場合は当該表示手段の正面から周辺光が照射されないように前記第1駆動手段及び/又は前記第2駆動手段を回転駆動させることを特徴とする請求項1に記載の車載表示装置。
  3. 前記制御手段は前記送信方向及び/又は前記周辺光に応じて前記第1駆動手段及び/又は前記第2駆動手段による駆動回転角度を算出する回転角度算出手段を備え、当該算出された駆動回転角度が当該第1駆動手段及び/又は当該第2駆動手段による現在の駆動回転角度位置から所定範囲を超えた場合に、当該第1駆動手段及び/又は当該第2駆動手段を回転駆動させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車載表示装置。
  4. 前記表示手段は輝度が調整可能であり、当該表示手段の周辺光の強さを検出する周辺光照度検出手段を備え、前記制御手段は当該周辺光の強さに応じて当該表示手段の輝度を調整することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車載表示装置。
  5. 前記制御手段は前記周辺光の強さが所定値以下の場合、前記表示手段の輝度を最小値に調整することを特徴とする請求項4に記載の車載表示装置。
  6. 前記制御手段は前記周辺光の強さに応じて調整すべき前記表示手段の輝度を算出する輝度算出部を備え、当該算出された輝度が当該表示手段の現在の輝度から所定範囲を超えた場合に、当該表示手段の輝度を調整することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の車載表示装置。
  7. 前記車載表示装置は時間帯毎の表示手段の周辺光の強さを記憶する第1周辺光記憶手段と、時間帯を判定する第1時間帯判定手段とを備え、前記制御手段は前記周辺光照度検出手段による現在の時間帯における表示手段の周辺光の強さと、前記第1周辺光記憶手段に記憶された現在の時間帯に対応する表示手段の周辺光の強さを比較する第1比較手段を備え、当該比較結果によって前記車両が屋内から屋外に出るか否かを判定し、屋内から屋外に出ると判定した場合は、当該周辺光の強さに応じて当該表示手段の輝度を再度調整することを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の車載表示装置。
  8. 前記車載表示装置は前記車両のヘッドライトもしくはテールランプが点灯しているか否かを検出する点灯検出部を備え、前記制御手段は前記周辺光の強さに応じて前記表示手段の輝度を調整するモードと、前記車両のヘッドライトもしくはテールランプが点灯している場合は前記表示手段の輝度を夜間に適した一定輝度に調整するモードとを備えることを特徴とする請求項4に記載の車載表示装置。
  9. 前記周辺光の強さに応じて前記表示手段の輝度を調整するモードの場合、前記制御手段は前記周辺光の強さが所定値以下の場合、前記表示手段の輝度を最小値に調整することを特徴とする請求項8に記載の車載表示装置。
  10. 前記周辺光の強さに応じて前記表示手段の輝度を調整するモードの場合、前記制御手段は前記表示手段の現在の輝度を記憶する第2輝度記憶手段と、前記表示手段の周辺光の強さに応じて調整すべき当該表示手段の輝度を算出する第2輝度算出部とを備え、前記周辺光の強さに応じて調整すべき輝度と前記現在の輝度との差が所定範囲を超えた場合に、前記表示手段の輝度を調整することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の車載表示装置。
  11. 前記車載表示装置は時間帯毎の表示手段の周辺光の強さを記憶する第2周辺光記憶手段と、時間帯を判定する第2時間帯判定手段とを備え、前記制御手段は前記周辺光照度検出手段による現在の時間帯における表示手段の周辺光の強さと、前記第2周辺光記憶手段に記憶された現在の時間帯に対応する表示手段の周辺光の強さを比較する第2比較手段を備え、当該比較結果によって前記車両が屋内から屋外に出るか否かを判定し、屋内から屋外に出ると判定した場合は、当該周辺光の強さに応じて当該表示手段の輝度を再度調整することを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の車載表示装置。
  12. 前記遠隔操作手段は複数の操作スイッチを備え、前記制御手段は当該複数の操作スイッチのうち任意の操作スイッチから信号が送信された場合に前記第1駆動手段及び/又は前記第2駆動手段を回転駆動させるモードと、当該複数の操作スイッチのうち特定の操作スイッチから信号が送信された場合に前記第1駆動手段及び/又は前記第2駆動手段を回転駆動させるモードとを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の車載表示装置。
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