JP2005238788A - 画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 必要に応じてモノクロ印刷とカラー印刷とを切り替えて印刷することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 複数の端末装置に接続可能であるとともに、モノクロ印刷とカラー印刷とが可能な画像形成装置であって、前記端末装置からプリントデータを受信するプリントデータ受信部と、前記プリントデータ受信部が受信したプリントデータに基づいて、モノクロ印刷に対するカラー印刷の割合を示すカラー比率を算出するカラー比率算出部と、前記カラー比率算出部によって算出されたカラー比率と比率基準値とを比較し、前記カラー比率が前記比率基準値以上である場合にカラー印刷し、前記カラー比率が前記比率基準値未満である場合にモノクロ印刷をする印刷制御部とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数の端末装置に接続可能であるとともに、モノクロ印刷とカラー印刷とが可能な画像形成装置であって、前記端末装置からプリントデータを受信するプリントデータ受信部と、前記プリントデータ受信部が受信したプリントデータに基づいて、モノクロ印刷に対するカラー印刷の割合を示すカラー比率を算出するカラー比率算出部と、前記カラー比率算出部によって算出されたカラー比率と比率基準値とを比較し、前記カラー比率が前記比率基準値以上である場合にカラー印刷し、前記カラー比率が前記比率基準値未満である場合にモノクロ印刷をする印刷制御部とを有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の端末装置に接続可能であるとともに、モノクロ印刷とカラー印刷とが可能な画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラムに関する。
従来から、モノクロ印刷とカラー印刷とが可能なプリンタ装置がある。このようなプリンタ装置においては、モノクロ用のトナー(例えば黒色)のカートリッジをセットするとともに、カラー印刷に利用される複数色のトナーのカートリッジをそれぞれプリンタ装置にセットしておく。そして、モノクロ印刷を行う場合は、モノクロ用のトナーによって印刷用紙に印刷し、カラー印刷を行う場合、印刷色に応じてカラー印刷用の複数色のトナーを利用して印刷用紙に印刷する。この場合、カラー印刷に用いられるカラー印刷用のトナーは、複数色同時に利用されるので、モノクロ印刷と比べて1枚印刷するためのコストが一般に高価であり、コストが嵩む。
このようなトナー式のプリンタ装置を企業内で利用する場合、複数の端末装置(例えば、汎用のコンピュータ)からの印刷要求に応じて、カラー印刷が可能である。ここで、企業内で部署毎に消耗品等のコストを個別に管理する場合もあり、かかる場合に、このプリンタ装置も部署毎に設置することによってトナー等の消耗品についても個別に管理することが可能である。
ところで、複数の端末装置からの印刷要求に応じて印刷するプリンタ装置を用いたシステムについて、例えば、特許文献1に開示されている。この特許文献1によれば、複数の端末装置から送信される印刷要求に応じて、印刷用紙に対する画像の印刷方向が所定の方向になるように画像を回転させて印刷する。これにより、コピーは印刷用紙が縦方向になるように印刷し、ファクシミリの印刷は横方向になるように印刷することが可能である。
特願平05−194577号公報
しかしながら、上述した従来技術において、プリンタ装置を部署毎に設置することによってトナー等の消耗品のコストを別々に管理することが可能であるが、プリンタ装置を部署毎に設置せずに、一方の部署にのみ設置しておき、他方の部署が必要なときのみに一方の部署のプリンタ装置を借りて印刷する場合もある。かかる場合に、他方の部署によってカラー印刷が頻繁に行われてしまうと、本来利用するべき一方の部署の印刷があまり行われていないにもかかわらず、その一方の部署のトナー等の消耗品にかかるコストが増大してしまうという問題点がある。ここで、他方の部署のカラー印刷を全く行わせないようにすると、他方の部署がカラー印刷ができない不便な状況に陥ってしまい、また、カラー印刷が可能なプリンタ装置を他方の部署に新たに設けると、プリンタ装置の設置台数を増加によって企業内のコストが増大してしまい、プリンタ装置を共有によるコスト低減ができなくなる。
また、上述の特許文献1に示すシステムでは、複数の端末装置からの印刷要求に対応できるが、コスト管理等を行うことはできない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、必要に応じてモノクロ印刷とカラー印刷とを切り替えて印刷することができる画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、複数の端末装置に接続可能であるとともに、モノクロ印刷とカラー印刷とが可能な画像形成装置であって、前記端末装置からプリントデータを受信するプリントデータ受信部と、前記プリントデータ受信部が受信したプリントデータに基づいて、モノクロ印刷に対するカラー印刷の割合を示すカラー比率を算出するカラー比率算出部と、前記カラー比率算出部によって算出されたカラー比率と比率基準値とを比較し、前記カラー比率が前記比率基準値以上である場合にカラー印刷し、前記カラー比率が前記比率基準値未満である場合にモノクロ印刷をする印刷制御部とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上述した画像形成装置において、前記端末装置から送信される端末装置識別情報またはユーザ識別情報を受信する印刷要求元識別情報受信部を有し、前記印刷制御部は、前記印刷要求元識別情報受信部の識別結果に基づいて、前記端末装置識別情報またはユーザ識別情報が予め決められたグループ情報として登録されている場合にカラー印刷し、グループとして登録されていない場合に、前記比率算出部によって算出されるカラー比率と比率基準値とを比較し、前記カラー比率が前記比率基準値以上である場合にカラー印刷し、前記カラー比率が前記比率基準値未満である場合にモノクロ印刷をすることを特徴とする。
また、本発明は、複数の端末装置に接続可能であるとともに、モノクロ印刷とカラー印刷とが可能な画像形成装置における画像形成方法であって、前記端末装置からプリントデータを受信し、受信したプリントデータに基づいて、モノクロ印刷に対するカラー印刷の割合を示すカラー比率を算出し、算出されたカラー比率と比率基準値とを比較し、前記カラー比率が前記比率基準値以上である場合にカラー印刷し、前記カラー比率が前記比率基準値未満である場合にモノクロ印刷をすることを特徴とする。
また、本発明は、複数の端末装置に接続可能であるとともに、モノクロ印刷とカラー印刷とが可能な画像形成装置に用いられる画像形成プログラムであって、前記端末装置からプリントデータを受信するステップと、受信したプリントデータに基づいて、モノクロ印刷に対するカラー印刷の割合を示すカラー比率を算出するステップと、算出されたカラー比率と比率基準値とを比較し、前記カラー比率が前記比率基準値以上である場合にカラー印刷し、前記カラー比率が前記比率基準値未満である場合にモノクロ印刷をするステップとをコンピュータに実行させる画像形成プログラムである。
以上説明したように、この発明によれば、プリントデータに含まれるカラー比率と比率基準値とを比較し、カラー比率が比率基準値以上である場合にカラー印刷し、カラー比率が比率基準値未満である場合にモノクロ印刷をするようにしたので、モノクロ部分に対するカラー部分の割合が高い印刷要求については重要度が高いものとしてカラー印刷し、割合が低い印刷要求については重要度が低いものとしてモノクロ印刷することができる。これにより、重要度が低い印刷要求については、カラー印刷ではなくモノクロ印刷され、カラー印刷する回数を低減させ、カラー印刷に係るコストを低減させることができる。
また、この発明によれば、予め決められたグループからの印刷要求を優先させてカラー印刷させ、予め決められたグループ外からの印刷要求は、カラー比率に応じてモノクロ印刷、カラー印刷を切り替えて印刷するようにしたので、予め決められたグループ外のユーザ等の利用によるプリンタ装置にかかる消耗品のコストを低減させることができる。
以下、本発明の一実施形態による画像形成装置を図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態による画像形成装置の一例となるプリンタ装置1を適用した印刷システムの構成を示す概略ブロック図である。この図において、プリンタ装置1は、ネットワーク4を介して、複数の端末装置2、ファックス装置3に接続されるとともに、インターフェース部5に接続されたインターネットを介して端末装置7に接続される。端末装置2、端末装置7は、印刷要求とともにプリントデータを送信可能な端末であり、例えば、汎用のコンピュータである。ファックス装置3は、端末装置2の他の一例となる端末であり、ファクシミリの送受信を行う機能を有する。ネットワーク4は、専用線やLAN(ローカルエリアネットワーク)などが適宜組み合わされて構成される。インターフェース部5は、ネットワーク4とインターネット6とを接続する。ここでは、符号aに示す破線内のにおけるプリンタ装置1と端末装置2とが同一部署内として予め設定されている。
次に、プリンタ装置1について説明する。このプリンタ装置1において、受信部10は、端末装置2またはファックス装置3からプリントデータを受信するプリントデータ受信部11と、端末装置2またはファックス装置3から送信される端末装置識別情報またはユーザ識別情報を受信する印刷要求元識別情報受信部12とを有する。ここで、端末装置識別情報とは、各端末装置2やファックス装置3を識別するための情報であり、ユーザ識別情報は、ユーザを識別する情報であり、例えば、端末装置2にログインする際のユーザIDやパスワード等が用いられる。
カラー比率算出部20は、プリントデータ受信部11が受信したプリントデータに基づいて、モノクロ印刷に対するカラー印刷の割合を示すカラー比率を算出する。この比率は、例えば、印刷データに含まれるカラー印刷を行う部分の面積とモノクロ印刷を行う部分の面積との比率が用いられ、1ページ分の紙面におけるカラー比率の計算は、以下のように行う。
まず、プリンタドライバより送られたRGBのデータを受信して、プリンタ内のメモリへ保持する。続いて、このRGBデータからC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色に変換し、得られたCMYKデータをメモリに保持する。そして、CMYKのうちカラーに関連するCMYに関しての各々のカラー率を、次に示す(1)〜(3)式、または(4)式のいずれかにより計算する。
Cカラー率=Cのドット数/出力面積総ドット数 ・・・(1)
Mカラー率=Mのドット数/出力面積総ドット数 ・・・(2)
Yカラー率=Yのドット数/出力面積総ドット数 ・・・(3)
カラー率=(Cのドット数+Mのドット数+Yのドット数)
/(出力面積総ドット数×3) ・・・(4)
続いて、(1)〜(3)式によって求めたCMYカラー率の内、最大の値、または(4)式の値が、例えば5%を超えた場合にカラー比率が比率基準値を超えたと判断する。
また、1ジョブが複数枚の紙面に印刷するジョブである場合も同様に、各紙面毎に上記の計算式を使用して、カラー率を計算すればよい。
まず、プリンタドライバより送られたRGBのデータを受信して、プリンタ内のメモリへ保持する。続いて、このRGBデータからC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色に変換し、得られたCMYKデータをメモリに保持する。そして、CMYKのうちカラーに関連するCMYに関しての各々のカラー率を、次に示す(1)〜(3)式、または(4)式のいずれかにより計算する。
Cカラー率=Cのドット数/出力面積総ドット数 ・・・(1)
Mカラー率=Mのドット数/出力面積総ドット数 ・・・(2)
Yカラー率=Yのドット数/出力面積総ドット数 ・・・(3)
カラー率=(Cのドット数+Mのドット数+Yのドット数)
/(出力面積総ドット数×3) ・・・(4)
続いて、(1)〜(3)式によって求めたCMYカラー率の内、最大の値、または(4)式の値が、例えば5%を超えた場合にカラー比率が比率基準値を超えたと判断する。
また、1ジョブが複数枚の紙面に印刷するジョブである場合も同様に、各紙面毎に上記の計算式を使用して、カラー率を計算すればよい。
印刷制御部30は、印刷要求元識別情報受信部12の識別結果に基づいて、端末装置識別情報またはユーザ識別情報が予め決められたグループ情報として登録されている場合にカラー印刷し、グループ情報として登録されていない場合に、カラー比率算出部20によって算出されたカラー比率と比率基準値とを比較し、カラー比率が比率基準値以上である場合に印刷部40によってカラー印刷し、カラー比率が比率基準値未満である場合に印刷部40によってモノクロ印刷する。また、印刷制御部30は、グループ情報に該当しない端末装置2等によってカラー印刷をした枚数をカウントしてカウント結果を所定のメモリ内に保持する機能を有する。
ここで、グループ情報とは、プリンタ装置1のカラー印刷機能を優先して利用可能な端末装置2の端末装置識別情報またはユーザ識別情報が登録された情報であり、比率基準値は、プリントデータをカラーで印刷するかモノクロで印刷するかの切り替えを行うための、カラー比率の基準値である。このグループ情報および比率基準値は、印刷制御部30内に設けられた不揮発性のメモリ内に記憶される。さらに、このグループ情報としては、例えば、プリンタ装置1が設置された同一部署内の端末装置2の端末装置識別情報または当該同一部署に所属するユーザのユーザIDが設定される。グループ情報および比率基準値は、プリンタ装置1に設けられたテンキーなどの入力装置または、ネットワーク4に接続された端末装置2を介して設定される。なお、この印刷制御部30の他の機能については、後述する。
印刷部40は、カラー印刷用のトナーを利用して印刷用紙にカラー印刷する機能と、モノクロ印刷用のトナーを利用して印刷用紙にモノクロ印刷する機能を有する。
なお、この受信部10、カラー比率算出部20、印刷制御部30は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、この受信部10、カラー比率算出部20、印刷制御部30は、メモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、受信部10、カラー比率算出部20、印刷制御部30の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
次に、図1の構成におけるプリンタ装置1を適用した印刷システムの動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。
まず、プリンタ装置1の受信部10は、端末装置2から送信される印刷要求元識別情報となるユーザIDを印刷要求元識別情報受信部12によって受信するとともに、プリントデータをプリントデータ受信部11によって受信する(ステップS10)。次に、プリンタ装置1は、印刷要求元識別情報受信部12によって受信したユーザ識別情報がグループ情報として登録されているか否かを検出し、グループ情報として登録されている場合、プリントデータ受信部11によって受信したプリントデータに基づいて、印刷部40によってカラー印刷をし(ステップS12)、同一部署内のユーザ用に予め設定された排出トレイに排出する(ステップS13)。
まず、プリンタ装置1の受信部10は、端末装置2から送信される印刷要求元識別情報となるユーザIDを印刷要求元識別情報受信部12によって受信するとともに、プリントデータをプリントデータ受信部11によって受信する(ステップS10)。次に、プリンタ装置1は、印刷要求元識別情報受信部12によって受信したユーザ識別情報がグループ情報として登録されているか否かを検出し、グループ情報として登録されている場合、プリントデータ受信部11によって受信したプリントデータに基づいて、印刷部40によってカラー印刷をし(ステップS12)、同一部署内のユーザ用に予め設定された排出トレイに排出する(ステップS13)。
一方、ユーザ識別情報がグループ情報として登録されていない場合(ステップS11)、印刷制御部30は、プリントデータ受信部11によって受信したプリントデータに基づいて、カラー比率算出部20によってカラー比率を算出する(ステップS14)。次いで、印刷制御部30は、カラー比率算出部20によって算出されたカラー比率と比率基準値とを比較し、カラー比率が比率基準値以上である場合に(ステップS15)、プリントデータを印刷部40によってカラー印刷し(ステップS12)、他部署用として予め設定された排出トレイに排出する(ステップS13)。
他方、カラー比率が比率基準値未満である場合(ステップS15)、印刷制御部30は、モノクロ印刷を行っても良いか否かの指示を入力させるためのデータを印刷要求した端末装置2に送信し、この端末装置2から送信される指示に基づいて、モノクロ印刷を行うか否かを検出する(ステップS16)。モノクロ印刷を行う指示である場合、印刷制御部30は、RGBのプリントデータからモノクロデータを生成し、このモノクロデータを印刷部40によってモノクロ印刷し(ステップS17)、他部署用として設定された排出トレイに排出する(ステップS13)。
一方、モノクロ印刷を行わない指示である場合、印刷制御部30は、グループ情報に該当しない端末装置2によって印刷されたカラー印刷の枚数のカウント値を参照し、予め決められた制限枚数以内のカウント値であるか否かを検出する(ステップS18)。カラー印刷の枚数のカウント値が制限枚数以内のカウント値である場合、印刷制御部30は、印刷部40によってカラー印刷し(ステップS12)、他部署用の排出トレイに排出し(ステップS13)、このカウント値が制限枚数のカウント値を越えている場合に、モノクロ印刷を行うか否かの指示を入力させるためのデータを印刷要求した端末装置2に送信する。そして、印刷制御部30は、端末装置2から送信される指示を参照し、モノクロ印刷をする指示である場合(ステップS19)、プリントデータを印刷部40によってモノクロ印刷し(ステップS17)、他部署用の排出トレイに排出し(ステップS13)、モノクロ印刷をしない指示である場合(ステップS19)、印刷を行わずに処理を終了する(ステップS20)。
以上説明した実施形態においては、カラー比率が比率基準値未満である場合、モノクロ印刷を行うか否かについて、印刷要求を行った端末装置2に問い合わせ、カラー印刷を要求してきた場合に、他部署がカラー印刷した枚数に応じてカラー印刷するか否かを検出するようにしたので、予め決められた範囲で他部署のカラー印刷を許可するようにすることができ、プリンタ装置1を優先的に利用すべき部署に対するコストの負担の増大を防止しつつ、他部署とのプリンタ装置1の共有を図ることができる。
また、以上説明した実施形態において、制限枚数を越えている場合に、モノクロ印刷をするか否かについて、印刷要求を行った端末装置2に問い合わせ、モノクロ印刷を拒否した場合に印刷そのものを行わないようにした。これにより、モノクロ印刷をしたとしてもカラー印刷でなければ意味を持たない印刷について、モノクロ印刷そのものを中止することができ、これにより、不要な印刷を防止することができる。
なお、上述した実施形態において、カラー比率は、カラー印刷をする面積とモノクロ印刷をする面積との比率を用いるようにしたが、カラー印刷とモノクロ印刷との比率を把握することができればよく、例えば、カラー印刷を行う部分の文字数とモノクロ印刷を行う部分の文字数との比率を適用するようにしてもよい。
また、上述した実施形態において、プリンタ装置1は、ファックス装置3からの印刷要求に応じて、カラー印刷もしくはモノクロ印刷をするようにしてもよい。この場合、ファックス装置3に設定されている端末装置識別情報に基づいて、グループ情報に該当するか否かに応じてカラー印刷とモノクロ印刷とを切り替えることが可能である。
また、同じ建物内の端末装置2からの印刷要求以外に、インターネット6に接続された端末装置7からの印刷要求に応じてカラー印刷もしくはモノクロ印刷を行うようにしても良い。この場合、端末装置7から送信される端末装置識別情報に基づいて、カラー印刷とモノクロ印刷との切り替えを行うようにしてもよく、また、ユーザ識別情報に基づいて切り替えを行うようにしてもよい。これにより、同一部署内のユーザから遠隔地で印刷要求されたものについても、優先させてカラー印刷を行うことが可能となる。
また、図1におけるプリントデータ受信部11、印刷要求元識別情報受信部12、カラー比率算出部20、印刷制御部30、印刷部40の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりモノクロ・カラー印刷管理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 プリンタ装置
2、7 端末装置
3 ファックス装置
10 受信部
11 プリントデータ受信部
12 印刷要求元識別情報
20 カラー比率算出部
30 印刷制御部
40 印刷部
2、7 端末装置
3 ファックス装置
10 受信部
11 プリントデータ受信部
12 印刷要求元識別情報
20 カラー比率算出部
30 印刷制御部
40 印刷部
Claims (4)
- 複数の端末装置に接続可能であるとともに、モノクロ印刷とカラー印刷とが可能な画像形成装置であって、
前記端末装置からプリントデータを受信するプリントデータ受信部と、
前記プリントデータ受信部が受信したプリントデータに基づいて、モノクロ印刷に対するカラー印刷の割合を示すカラー比率を算出するカラー比率算出部と、
前記カラー比率算出部によって算出されたカラー比率と比率基準値とを比較し、前記カラー比率が前記比率基準値以上である場合にカラー印刷し、前記カラー比率が前記比率基準値未満である場合にモノクロ印刷をする印刷制御部と
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記端末装置から送信される端末装置識別情報またはユーザ識別情報を受信する印刷要求元識別情報受信部を有し、
前記印刷制御部は、前記印刷要求元識別情報受信部の識別結果に基づいて、前記端末装置識別情報またはユーザ識別情報が予め決められたグループ情報として登録されている場合にカラー印刷し、グループとして登録されていない場合に、前記比率算出部によって算出されるカラー比率と比率基準値とを比較し、前記カラー比率が前記比率基準値以上である場合にカラー印刷し、前記カラー比率が前記比率基準値未満である場合にモノクロ印刷をする
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 複数の端末装置に接続可能であるとともに、モノクロ印刷とカラー印刷とが可能な画像形成装置における画像形成方法であって、
前記端末装置からプリントデータを受信し、
受信したプリントデータに基づいて、モノクロ印刷に対するカラー印刷の割合を示すカラー比率を算出し、
算出されたカラー比率と比率基準値とを比較し、前記カラー比率が前記比率基準値以上である場合にカラー印刷し、前記カラー比率が前記比率基準値未満である場合にモノクロ印刷をする
ことを特徴とする画像形成方法。 - 複数の端末装置に接続可能であるとともに、モノクロ印刷とカラー印刷とが可能な画像形成装置に用いられる画像形成プログラムであって、
前記端末装置からプリントデータを受信するステップと、
受信したプリントデータに基づいて、モノクロ印刷に対するカラー印刷の割合を示すカラー比率を算出するステップと、
算出されたカラー比率と比率基準値とを比較し、前記カラー比率が前記比率基準値以上である場合にカラー印刷し、前記カラー比率が前記比率基準値未満である場合にモノクロ印刷をするステップと
をコンピュータに実行させる画像形成プログラム。
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JP2004055213A JP2005238788A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム |
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Family Applications (1)
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-
2004
- 2004-02-27 JP JP2004055213A patent/JP2005238788A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070130 |
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