JP2005237279A - 農用作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 覆土量が減少し易い土質状態の圃場においても十分な覆土量を得ることができる農用作業機、および農用作業機に装着可能な覆土装置を提供すること。
【解決手段】 農用作業機である施肥播種機1の覆土装置38は、ディスクフレーム17に揺動自在に支持される覆土アーム20と、当該覆土アーム20の自由端部に回転自在に取り付けられた覆土ディスク21と、当該覆土ディスク21の圃場に対する加圧力を調節するためにディスクフレーム17と覆土アーム20とに架設された覆土アーム付勢機構である圧縮バネ機構24と、を含む。覆土アーム20は、覆土ディスク21の位置を矢印A方向と交差する方向に調節可能にし且つ覆土ディスク21の矢印A方向に対する傾斜角度を調節可能にするディスク位置角度調節機構39を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、播種するための播種機、施肥するための施肥機、農薬等の薬剤を播くための施薬機、苗を植え付けるための移植機、等といった農用作業機に関し、より詳細には、作溝装置、配置装置、および覆土装置を備え、作溝装置により圃場に溝を形成し、該溝に被農作業対象物を配置装置により配置し、そしてその配置された被農作業対象物の少なくとも一部分を覆土装置で覆土するように構成された農用作業機の覆土機構に関する。
例えば、トラクター等の車両の後部に装着され、当該車両に牽引されながら、上記作溝装置である作溝ディスクにより圃場に溝を形成し、該溝に上記被農作業対象物である種子を上記配置装置である播種装置により播き、そしてその播かれた種子を覆土装置で覆土した後、その覆土した土を鎮圧装置で鎮圧するように構成された播種機は、農用作業機の一例として、従来から知られ且つ用いられている。
特に、トラクター等の車両に牽引されながら播種を行なう播種機能だけでなく同時に施肥も行なう施肥機能も有する播種機は、一般に『施肥播種機』と呼ばれ(例えば、特許文献1参照)、播種機の一例として従来から知られている。尚、この施肥播種機の場合、上記被農作業対象物に相当するものが種子および肥料であることは言うまでもない。
従来の農用作業機の覆土装置は、農用作業機の本体であるディスクフレーム(『ローラーフレーム』とも称される。)に揺動自在に支持された覆土アームと、当該覆土アームの自由端に回転自在に取り付けられ、農用作業機の進行方向と交差するように所定の傾斜角度を持って延長する覆土ディスクと、当該覆土ディスクの圃場に対する加圧力を調節するためにディスクフレームと覆土アームとに架設された圧縮バネ機構と、を備えている。
このように構成された農用作業機の覆土装置によれば、覆土アームと圧縮バネ機構の協働により覆土ディスクが圃場の凸凹面に追随するように上下動自在となっているが、圃場の土質状態に応じて覆土量(即ち、覆土ディスクにより、種子、肥料、等に被せられる土の量)を調節するには、圃場に対する覆土ディスクの加圧力が所望の加圧力となるように覆土アームに対する圧縮バネ機構の付勢力の調節を行なう。
特開2003−125611号公報(段落[0008]〜段落[0011]、図1)
しかしながら、圧縮バネ機構の調節のみでは覆土量の調節範囲が狭く、特に覆土量を十分増加させることが困難であった。そのため、例えば耕起されていない圃場等といった覆土量が減少し易い土質状態の圃場においても十分な覆土量が得られるように調節可能な農用作業機の登場(より詳細には農用作業機に装着可能な覆土装置の登場)が望まれている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、覆土量が減少し易い土質状態の圃場においても十分な覆土量を得ることができる農用作業機、および農用作業機に装着可能な覆土装置を提供することにある。
前述した目的を達成するため、本発明に係る農用作業機は、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 圃場に溝を形成するための作溝装置と、該溝に被農作業対象物を配置するための配置装置と、当該配置装置により配置された被農作業対象物の少なくとも一部分に覆土するための覆土装置と、前記作溝装置、前記配置装置、および前記覆土装置を支持する本体と、を備える農用作業機であって、
前記覆土装置が、前記農用作業機の本体に揺動自在に支持された覆土アームと、当該覆土アームの自由端部に取り付けられた覆土ディスクと、当該覆土ディスクの圃場に対する加圧力を調節するために前記農用作業機の本体と前記覆土アームとに架設された覆土アーム付勢機構と、を含み、
前記覆土アームが、前記覆土ディスクの位置を前記農用作業機の進行方向と交差する方向に調節可能にし且つ前記覆土ディスクの前記農用作業機の進行方向に対する傾斜角度を調節可能にするディスク位置角度調節機構を有すること。
(2) 上記(1)の前記ディスク位置角度調節機構が、
前記覆土ディスクが取り付けられる前記覆土アームの自由端部に相当する一端部を有する棒状部材と、
前記農用作業機の本体に枢支される一端部を有する前記覆土アームの本体の他端部に形成された、前記棒状部材の他端部が挿通可能で且つ当該他端部を保持可能な棒状部材保持機構と、
を含み、
前記棒状部材がその一端部と他端部との間に曲げ部を有し、それにより前記棒状部材の一端部が他端部に対して傾斜していること。
(3) 上記(1)の前記ディスク位置角度調節機構が、前記農用作業機の本体に枢支される一端部を有する前記覆土アームの本体の他端部が挿入可能で且つ当該他端部を保持可能なアーム本体保持機構を含み、
前記アーム本体保持機構は、前記覆土ディスクが取り付けられる前記覆土アームの自由端部に相当する一端部を有し、
前記アーム本体保持機構に前記覆土アームの本体の他端部が挿入された際、当該覆土アームの本体の他端部の軸線が、前記覆土ディスクの軸線に対して交差すること。
また、前述した目的を達成するため、本発明に係る覆土装置は、下記(4)〜(6)を特徴としている。
(4) 圃場に溝を形成し、該溝に被農作業対象物を配置し、そしてその配置された被農作業対象物の少なくとも一部分に覆土する農用作業機に装着可能な覆土装置であって、
前記農用作業機の本体に揺動自在に支持されるように取付可能な覆土アームと、当該覆土アームの自由端部に取り付けられた、前記種子を覆土するための覆土ディスクと、当該覆土ディスクの圃場に対する加圧力を調節するために前記農用作業機の本体と前記覆土アームとに架設されるように取付可能な覆土アーム付勢機構と、を含み、
前記覆土アームが、前記覆土ディスクの位置を前記農用作業機の進行方向と交差する方向に調節可能にし且つ前記覆土ディスクの前記農用作業機の進行方向に対する傾斜角度を調節可能にするディスク位置角度調節機構を有していること。
(5) 上記(4)の前記ディスク位置角度調節機構が、
前記覆土ディスクが取り付けられる前記覆土アームの自由端部に相当する一端部を有する棒状部材と、
前記農用作業機の本体に枢支される一端部を有する前記覆土アームの本体の他端部に形成された、前記棒状部材の他端部が挿通可能で且つ当該他端部を保持可能な棒状部材保持機構と、
を含み、
前記棒状部材がその一端部と他端部との間に曲げ部を有し、それにより前記棒状部材の一端部が他端部に対して傾斜していること。
(6) 上記(4)の前記ディスク位置角度調節機構が、前記農用作業機の本体に枢支される一端部を有する前記覆土アームの本体の他端部が挿入可能で且つ当該他端部を保持可能なアーム本体保持機構を含み、
前記アーム本体保持機構は、前記覆土ディスクが取り付けられる前記覆土アームの自由端部に相当する一端部を有し、
前記アーム本体保持機構に前記覆土アームの本体の他端部が挿入された際、当該覆土アームの本体の他端部の軸線が、前記覆土ディスクの軸線に対して交差すること。
本発明によれば、覆土装置の覆土アームが、覆土ディスクの位置を農用作業機の進行方向と交差する方向に調節可能にし且つ覆土ディスクの農用作業機の進行方向に対する傾斜角度を調節可能にするディスク位置角度調節機構を有するので、覆土量が減少し易い土質状態の圃場においても十分な覆土量を得ることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る複数の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、ここでは、トラクター等の車両の後部に装着可能であって、当該車両に牽引されながら播種を行なう播種機能だけでなく同時に施肥も行なう施肥機能も有する施肥播種機に本発明を適用し、本発明に係る農用作業機の実施形態として説明する。
図1は本発明に係る農用作業機の第1実施形態である施肥播種機の斜視図、図2は図1に示される施肥播種機のII−II矢視断面図、図3は図1の施肥播種機に設けられた覆土装置の要部(特に、ディスク位置角度調節機構)の拡大斜視図、図4は図1の施肥播種機に設けられた覆土装置の覆土アームの本体の側面図、図5は図4の覆土アームの本体の上面図、図6は図4の覆土アームの本体の要部(特に、棒状部材保持機構)を示す図、図7は図1の施肥播種機に設けられた覆土装置の覆土アームの棒状部材の側面図、図8は図3の覆土装置の要部の作用を説明するための覆土装置の要部側面図、図9は本発明に係る農用作業機の第2実施形態である施肥播種機の斜視図、そして図10(a)および図10(b)は図9の施肥播種機に設けられた覆土装置の要部(特に、アーム本体保持機構)の作用を説明するための覆土装置の要部側面図である。
尚、以下の説明では、施肥播種機を牽引するトラクター等の車両が進行する方向(換言すれば、施肥播種機の進行方向)である図1、図2および図9中の矢印A方向の下流側を施肥播種機の前側、そして矢印Aの方向の上流側を施肥播種機の後側とする。
(第1実施形態)
図1〜図8を参照して本発明に係る農用作業機の第1実施形態を説明する。図1および図2に示されるように、本発明の第1実施形態である施肥播種機1は、圃場に溝を形成する作溝装置である一対の作溝ディスク19と、該溝に施肥播種機1の被農作業対象物である種子を播く播種装置(即ち、該溝に種子を配置する配置装置)36と、当該播種装置36により播かれた種子を覆土する覆土装置38と、当該覆土装置38により覆土した土を鎮圧する鎮圧装置である鎮圧ローラー23と、作溝ディスク19、播種装置36、覆土装置38および鎮圧ローラー23を支持する本体であるディスクフレーム17と、を備える。
覆土装置38は、ディスクフレーム17に揺動自在に支持される覆土アーム20と、当該覆土アーム20の自由端部に回転自在に取り付けられた覆土ディスク21と、当該覆土ディスク21の圃場に対する加圧力を調節するためにディスクフレーム17と覆土アーム20とに架設された覆土アーム付勢機構である圧縮バネ機構24と、を含む。
覆土アーム20は、覆土ディスク21の位置を矢印A方向と交差する方向に調節可能にし且つ覆土ディスク21の矢印A方向に対する傾斜角度を調節可能にするディスク位置角度調節機構39を有する。
このように構成された施肥播種機1の詳細について以下に説明する。
施肥播種機1は、その本体であるディスクフレーム17の前上部に設けた取付フレーム35がトラクター等の車両の後部に設けた四角柱状のツールバー(不図示)に装着され、左右に位置調整可能とされている。また、該取付フレーム35の後部には播種フレーム(不図示)が固設され、該播種フレームの後部には肥料用の繰出装置6が固設され、該繰出装置6の後部には種子用の繰出装置7が固定され、そして該繰出装置6,7の上部に、一体のホッパー4,5が脱着可能に取り付けられている。
ディスクフレーム17の前方下端部には作溝ディスク19,19が平面視V字状に回転自在に軸支されている。また、ディスクフレーム17の後端部には鎮圧ローラー23が回転自在に軸支されている。
繰出装置6の下部にはガイドロート8が配設され、ガイドロート8の下端に蛇腹状部を有する施肥用のガイドパイプ10が連通するように配置されている。ガイドパイプ10は、図2に示されるようにディスクフレーム17の側面から突出し且つ作溝ディスク19の一方の側面付近にまで延長している。
繰出装置7の下部にはガイドロート9が配設され、ガイドロート9の下端に蛇腹状部を有する播種用のガイドパイプ12が連通するように配置されている。ガイドパイプ12は、図1に示されるようにディスクフレーム17の下面から突出し且つ作溝ディスク19,19の間に延長している。尚、上述した播種装置36は、種子用のホッパー5、種子用の繰出装置7、種子用のガイドロート9、および種子用のガイドパイプ12等を総称したものである。
ディスクフレーム17の前方両側部と取付フレーム35の下方両側部にはそれぞれ平行リンク15,16が枢支されながら架設され、そして平行リンク15のディスクフレーム17側の枢支軸と平行リンク16の取付フレーム35側の枢支軸とにバネ14がそれぞれ架設されている。
平行リンク16の一方のディスクフレーム17側の枢支軸には、覆土アーム20の本体25の一端部に形成された筒状の枢支部材26が回転自在に遊嵌されている。また、覆土アーム20の本体25の他端部には棒状部材保持機構31が形成されている。尚、覆土アーム20の本体25は、施肥播種機1の本体17の軸線と平行(換言すれば、図2の矢印A方向と平行)に延長し且つ、その一端部と他端部との間の所定箇所が湾曲しており、一端部と比較して他端部がより下方に向かって延長されている。
棒状部材保持機構31は、図1〜図6に示されるように、その筒状の本体31aの周壁に本体31aの内部空間と連通するネジ穴31bを有し、そのネジ穴31bにネジ31cを螺合させたものであり、図7に示される断面円形の棒状部材32を本体31aに挿通可能で且つネジ31cで保持可能である。棒状部材保持機構31の本体31aの棒状部材32を挿通させる内部空間は、施肥播種機1の本体17の軸線と交差する方向(換言すれば、図2の矢印A方向と交差する方向)に延長している。尚、上述したディスク位置角度調節機構39は、棒状部材保持機構31および棒状部材32等を総称したものである。
棒状部材32は、覆土ディスク21が取り付けられる覆土アーム20の自由端部に相当する一端部32aを有し、そして棒状部材保持機構31の本体31aに挿通され且つネジ31cにより本体31aの内周面に押し付けられることにより本体31aに保持される他端部32bを有している。尚、覆土ディスク21は、その中央孔が棒状部材32の一端部32aの支軸32eに遊嵌し、ナット32f等により抜け止めされる。
また、棒状部材32は、一端部32aと他端部32bとの間に曲げ部32cを有し、それにより棒状部材32の一端部32aが他端部32bに対して傾斜している。つまり、棒状部材32の一端部32aと他端部32bは互いに偏心している。棒状部材32の他端部32bには穴が形成されており、その穴に棒状部材保持機構31の本体31aからの抜けを防止するためのピン32dが嵌合される。
このように構成されたディスク位置角度調節機構39によれば、ネジ31cを回動してネジ31cによる押し付けを弛めて棒状部材32の他端部32bを棒状部材保持機構31の本体31a内でスライド可能且つ回動可能な状態にし、棒状部材32をスライドさせて覆土ディスク21の位置を矢印A方向と交差する方向における所望の位置に調節し且つ棒状部材32を回動して覆土ディスク21の矢印A方向に対する傾斜角度を所望の角度に調節してから、ネジ31cを今度は逆方向に回動して棒状部材32を本体31aに保持させる。
圧縮バネ機構24は、ディスクフレーム17に立設された付勢板18の穴に挿通される一端部を有し且つ覆土アーム20の本体25に形成された枢支板25aに枢支される他端部を有する支持ロッド24aと、付勢板18の穴からの支持ロッド24aの一端部の抜けを防止するためのピン24bと、覆土アーム20への付勢力(即ち、覆土ディスク21の圃場に対する加圧力)の多段階調節を可能とするために支持ロッド24aの長手方向に並設された複数の穴と選択的に嵌合する調節ピン24cと、当該調節ピン24cとディスクフレーム17の付勢板18との間に介在される圧縮バネ24dと、を備えた公知の構成である。
この圧縮バネ機構24は、施肥播種機1が圃場を走行する際に、揺動自在な覆土アーム20によって上下動する覆土ディスク21が圃場の凸凹面に略一定圧で押し付けられながら追随するように作用する。
上記構成の施肥播種機1を用いて農作業を行なう場合、ホッパー4には粉粒状肥料、そしてホッパー5には種子が充填される。そして施肥播種機1を後部に装着したトラクター等の車両を前進させると、作溝ディスク19により圃場には断面V字状の溝ができ、図示しない駆動機構により繰出装置6,7が駆動され、ホッパー4から繰出装置6、ガイドロート8、そしてガイドパイプ10を経て、圃場に形成された溝から所定距離離れた位置に肥料が投下されるとともに、ホッパー5から繰出装置7、ガイドロート9、そしてガイドパイプ12を経て、種子が該溝に投下され、覆土ディスク21により該肥料および該種子が覆土され、そしてその覆土した土が鎮圧ローラー23により鎮圧される。
その際の覆土装置38の作用について図8を参照しながら説明する。矢印A方向に対し傾斜しながら(つまり、矢印A方向と交差する方向に)延長する覆土ディスク21が、施肥播種機1の矢印A方向への進行に伴い圃場を掻いて土を肥料および種子に被せる。例えば、土質が硬い圃場、耕起されていない圃場、等といった覆土量が減少し易い土質状態の圃場においても十分な覆土量が得られるように施肥播種機1を効果的に作用させるには、圧縮バネ機構24の覆土アーム20への付勢力(即ち、覆土ディスク21の圃場に対する加圧力)を増加させるだけでなく、覆土装置38のディスク位置角度調節機構39の調節も適宜行なう。具体的には、図8に示されるように、棒状部材32を矢印A方向と交差する方向にスライドさせて棒状部材保持機構31から引き出しながら棒状部材32を回転させて覆土ディスク21の矢印A方向に対する傾斜角度を大きくする。尚、この調節による変化は、図8において実線で示される調節前の覆土ディスク21と2点鎖線で示される調節後の覆土ディスク21との違いから理解されるであろう。
以上、説明したように、本発明の第1実施形態である施肥播種機1(より詳細には、覆土装置38)によれば、覆土装置38の覆土アーム20が、覆土ディスク21の位置を施肥播種機1の進行方向と交差する方向に調節可能にし且つ覆土ディスク21の施肥播種機1の進行方向に対する傾斜角度を調節可能にするディスク位置角度調節機構39を有するので、覆土量が減少し易い土質状態の圃場においても十分な覆土量を得ることができる。
(第2実施形態)
次に、図9および図10を参照して本発明に係る農用作業機の第2実施形態を説明する。尚、以下の説明において、既に説明した施肥播種機1の部材等と同様な構成・作用を有する部材等については、図中に同一符号を付すことにより、説明を簡略化或いは省略する。図9および図10に示されるように、本発明の第2実施形態である施肥播種機100は、上述の施肥播種機1と比較して、覆土装置の覆土アームの構成が異なっており、それ以外の構成要素は施肥播種機1と同じである。
施肥播種機100の覆土装置138の覆土アーム120は、覆土ディスク21の位置を矢印A方向と交差する方向に調節可能にし且つ覆土ディスク21の矢印A方向に対する傾斜角度を調節可能にするディスク位置角度調節機構139を有する。
平行リンク16の一方のディスクフレーム17側の枢支軸には、覆土アーム120の本体125の一端部に形成された筒状の枢支部材26が回転自在に遊嵌されている。また、覆土アーム120の本体125の他端部132にはアーム本体保持機構131が取り付けられている。尚、覆土アーム120の本体125は、施肥播種機100の本体17の軸線と平行(換言すれば、図9の矢印A方向と平行)に延長し且つ、第1実施形態の覆土アーム20の本体25と同様にその一端部から他端部132へ向かう途中の所定箇所が湾曲して下方に向かって延長されているが、その延長された部分が更に施肥播種機100の本体17の軸線と交差する方向(換言すれば、図9の矢印A方向と交差する方向に)曲げられて他端部132が形成されている。
アーム本体保持機構131は、その筒状の本体131aの周壁に本体131aの内部空間と連通するネジ穴(不図示)を有し、そのネジ穴にネジ131cを螺合させたものであり、覆土アーム120の断面円形の本体125の他端部132を本体131aに挿入可能で且つネジ131cで保持可能である。覆土アーム120の本体125の他端部132を挿入するアーム本体保持機構131の本体131aの内部空間は、覆土アーム120の本体125の他端部132の軸線が覆土ディスク21の軸線に対して交差するように延長している。つまり、アーム本体保持機構131の本体131aの内部空間の軸線(換言すれば、覆土アーム120の本体125の他端部132の軸線)と覆土ディスク21の軸線とは角度を形成している。尚、上述したディスク位置角度調節機構139は、アーム本体保持機構131および覆土アーム120の本体125の他端部132等を総称したものである。
アーム本体保持機構131は、覆土ディスク21が取り付けられる覆土アーム120の自由端部に相当する一端部を有している。尚、覆土ディスク21は、その中央孔がアーム本体保持機構131の一端部の支軸に遊嵌し、ナット132f等により抜け止めされる。
このように構成されたディスク位置角度調節機構139によれば、ネジ131cを回動してネジ131cによる押し付けを弛めてアーム本体保持機構131の本体131aを覆土アーム120の本体125の他端部132上でスライド可能且つ回動可能な状態にし、アーム本体保持機構131をスライドさせて覆土ディスク21の位置を矢印A方向と交差する方向における所望の位置に調節し且つアーム本体保持機構131を回動して覆土ディスク21の矢印A方向に対する傾斜角度を所望の角度に調節してから、ネジ131cを今度は逆方向に回動して覆土アーム120の本体125の他端部132を本体131aに保持させる。
覆土装置138の作用について特に図10(a)および図10(b)を参照しながら説明する。矢印A方向に対し傾斜しながら(つまり、矢印A方向と交差する方向に)延長する覆土ディスク21が、施肥播種機100の矢印A方向への進行に伴い圃場を掻いて土を肥料および種子に被せる。例えば、土質が硬い圃場、耕起されていない圃場、等といった覆土量が減少し易い土質状態の圃場においても十分な覆土量が得られるように施肥播種機100を効果的に作用させるには、圧縮バネ機構24の覆土アーム120への付勢力(即ち、覆土ディスク21の圃場に対する加圧力)を増加させるだけでなく、例えば図10(a)から図10(b)への変化に示されるように覆土装置138のディスク位置角度調節機構139の調節も適宜行なう。尚、図10(b)では実線で示されるように覆土アーム120の本体125の他端部132に対してアーム本体保持機構131を回転させて覆土ディスク21の矢印A方向に対する傾斜角度を図10(a)の実線で示される覆土ディスク21よりも大きくしていることが理解されるであろう。尚、図10(a)の2点鎖線は図10(b)の実線に相当し、そして図10(b)の2点鎖線は図10(a)の実線に相当する。
以上、説明したように、本発明の第2実施形態である施肥播種機100(より詳細には、覆土装置138)によれば、覆土装置138の覆土アーム120が、覆土ディスク21の位置を施肥播種機100の進行方向と交差する方向に調節可能にし且つ覆土ディスク21の施肥播種機100の進行方向に対する傾斜角度を調節可能にするディスク位置角度調節機構139を有するので、覆土量が減少し易い土質状態の圃場においても十分な覆土量を得ることができる。
施肥播種機100の他の作用や効果については第1実施形態(施肥播種機1)の上記説明から類推可能であるため説明を省略する。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形,改良,等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上述した実施形態においては、覆土アーム20の棒状部材32の他端部32bならびに覆土アーム120の本体125の他端部132が断面円形のものであったが、代わりに断面正多角形のものにしてもよい。この場合、それらの正多角形の外形に合わせて、棒状部材保持機構31の本体31aの内周面ならびにアーム本体保持機構131の本体131aの内周面を形成すればよい。この変形例によれば、覆土ディスク21の傾斜角度の多段階での調節が可能となる。
また、上述した実施形態は、覆土装置により覆土した土を鎮圧する鎮圧ローラー(鎮圧装置)を備えていたが、この鎮圧装置は必要に応じてディスクフレームに取り付けられるものであって、無くともよく、つまり鎮圧装置を農用作業機の本体に取り付けるか否かは任意である。
尚、上述した実施形態は、本発明を施肥播種機に適用して実施した形態であったが、本発明は、作溝装置により圃場に溝を形成し、該溝に被農作業対象物を配置装置により配置し、そしてその配置された被農作業対象物の少なくとも一部分を覆土装置で覆土するように構成された、例えば、播種するための播種機、施肥するための施肥機、農薬等の薬剤を播くための施薬機、苗を植え付けるための移植機、等といった農用作業機および当該農用作業機に装着可能な覆土装置に適用できることは言うまでもない。
尚、本発明に係る農用作業機の被農作業対象物とは、例えば本発明を播種機に適用した場合は種子であり、また例えば本発明を施肥機に適用した場合は肥料であり、また例えば本発明を施薬機に適用した場合は農薬等の薬剤であり、また例えば本発明を移植機に適用した場合は苗である。また、上述した実施形態から明らかなように、本発明に係る農用作業機の被農作業対象物が複数あってもよいことは言うまでもない。
尚、農用作業機に含まれる例として挙げた施薬機に本発明を適用する場合、上述した実施形態と同様な構造であって、そのホッパーに薬剤を収容する形態でも実施できる。また、特に農用作業機に含まれる例として挙げた移植機に本発明を適用する場合、その覆土装置は、溝に植え付けられる苗の少なくとも根元部分に覆土するものであることは言うまでもない。
本発明に係る農用作業機の第1実施形態である施肥播種機の斜視図である。 図1に示される施肥播種機のII−II矢視断面図である。 図1の施肥播種機に設けられた覆土装置の要部(特に、ディスク位置角度調節機構)の拡大斜視図である。 図1の施肥播種機に設けられた覆土装置の覆土アームの本体の側面図である。 図4の覆土アームの本体の上面図である。 図4の覆土アームの本体の要部(特に、棒状部材保持機構)を示す図である。 図1の施肥播種機に設けられた覆土装置の覆土アームの棒状部材の側面図である。 図3の覆土装置の要部の作用を説明するための覆土装置の要部側面図である。 本発明に係る農用作業機の第2実施形態である施肥播種機の斜視図である。 (a)および(b)は図9の施肥播種機に設けられた覆土装置の要部(特に、アーム本体保持機構)の作用を説明するための覆土装置の要部側面図である。
符号の説明
1,100 施肥播種機(農用作業機)
19 作溝ディスク(作溝装置)
36 播種装置(配置装置)
38,138 覆土装置
23 鎮圧ローラー
17 ディスクフレーム(本体)
20,120 覆土アーム
21 覆土ディスク
24 圧縮バネ機構(覆土アーム付勢機構)
39,139 ディスク位置角度調節機構

Claims (3)

  1. 圃場に溝を形成するための作溝装置と、該溝に被農作業対象物を配置するための配置装置と、当該配置装置により配置された被農作業対象物の少なくとも一部分に覆土するための覆土装置と、前記作溝装置、前記配置装置、および前記覆土装置を支持する本体と、を備える農用作業機であって、
    前記覆土装置が、前記農用作業機の本体に揺動自在に支持された覆土アームと、当該覆土アームの自由端部に取り付けられた覆土ディスクと、当該覆土ディスクの圃場に対する加圧力を調節するために前記農用作業機の本体と前記覆土アームとに架設された覆土アーム付勢機構と、を含み、
    前記覆土アームが、前記覆土ディスクの位置を前記農用作業機の進行方向と交差する方向に調節可能にし且つ前記覆土ディスクの前記農用作業機の進行方向に対する傾斜角度を調節可能にするディスク位置角度調節機構を有すること、を特徴とする農用作業機。
  2. 前記ディスク位置角度調節機構が、
    前記覆土ディスクが取り付けられる前記覆土アームの自由端部に相当する一端部を有する棒状部材と、
    前記農用作業機の本体に枢支される一端部を有する前記覆土アームの本体の他端部に形成された、前記棒状部材の他端部が挿通可能で且つ当該他端部を保持可能な棒状部材保持機構と、
    を含み、
    前記棒状部材がその一端部と他端部との間に曲げ部を有し、それにより前記棒状部材の一端部が他端部に対して傾斜していること、を特徴とする請求項1に記載した農用作業機。
  3. 前記ディスク位置角度調節機構が、前記農用作業機の本体に枢支される一端部を有する前記覆土アームの本体の他端部が挿入可能で且つ当該他端部を保持可能なアーム本体保持機構を含み、
    前記アーム本体保持機構は、前記覆土ディスクが取り付けられる前記覆土アームの自由端部に相当する一端部を有し、
    前記アーム本体保持機構に前記覆土アームの本体の他端部が挿入された際、当該覆土アームの本体の他端部の軸線が、前記覆土ディスクの軸線に対して交差すること、を特徴とする請求項1に記載した農用作業機。
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