JP2005237061A - ハイブリッド車 - Google Patents

ハイブリッド車 Download PDF

Info

Publication number
JP2005237061A
JP2005237061A JP2004040506A JP2004040506A JP2005237061A JP 2005237061 A JP2005237061 A JP 2005237061A JP 2004040506 A JP2004040506 A JP 2004040506A JP 2004040506 A JP2004040506 A JP 2004040506A JP 2005237061 A JP2005237061 A JP 2005237061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
superconducting
generator
motor
hybrid vehicle
internal combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004040506A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3832472B2 (ja
Inventor
Shingo Oohashi
紳悟 大橋
Ryosuke Hata
良輔 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2004040506A priority Critical patent/JP3832472B2/ja
Publication of JP2005237061A publication Critical patent/JP2005237061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3832472B2 publication Critical patent/JP3832472B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Superconductive Dynamoelectric Machines (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

【課題】 超電導モータに電力を供給する発電機を小型化する。
【解決手段】 内燃機関エンジンと電動機とを組み合わせて車両駆動させるハイブリッド車において、前記電動機として超電導モータを用いると共に、該超電導モータに電力供給する発電機として超電導発電機を用い、該超電導発電機に前記内燃機関エンジンを接続して、該内燃機関エンジンで前記超電動発電機を稼働させて発電している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関エンジンと電動機(モータ)とを搭載したハイブリッド車に関し、特に、該内燃機関エンジンの動力により発電機で発電させ、該発電機の電力でモータを駆動して車両を走行させるシリーズ型ハイブリッド車に好適に用いられるものである。
近年、ガソリン等の燃料資源の枯渇や内燃機関の排気ガスによる環境悪化を改善すべく、電気自動車やハイブリッド車の開発が進められている。
いずれの場合もモータとして、通常の常電導モータを使用した場合、電気抵抗による銅損が発生して低効率となると共に、通電電流が限られるため高出力化が困難な問題があった。
そこで、特開平6−6907号公報に開示されているように、超電導モータを採用すれば、超電導コイルでの銅損がなくなり高効率になると共に、モータ自身を小型化および高出力化することができる。
しかしながら、シリーズ型ハイブリッド車ではモータと同等出力の発電機が必要である。この発電機が従来型のものでは超電導モータに釣り合う出力を得るには大型の発電機が要求されるため、発電機の大型化が問題となる。
特開平6−6907号公報
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、超電導モータに電力を供給する発電機を小型化し、該小型化した発電機で大容量の電力を発生させ、超電導モータへの電力供給を可能にすることを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明は、内燃機関エンジンと電動機とを組み合わせて車両駆動させるハイブリッド車において、
前記電動機として超電導モータを用いると共に、該超電導モータに電力供給する発電機として超電導発電機を用い、該超電導発電機に前記内燃機関エンジンを接続して、該内燃機関エンジンで前記超電動発電機を稼働させて発電していることを特徴とするハイブリッド車を提供している。
前記超電導発電機としては、回転子の界磁巻線として超電導線を用いると共に固定子の電機子巻線として常電導線を用いた発電機、あるいは、回転子の界磁巻線と固定子の電機子巻線のいずれも超電導線を用いた発電機としている。
車両に搭載する発電機を超電導発電機とすると、超電導線で強大な回転磁界が発生し、大容量の電力を発生させることができる。よって、発電機を大型化することなく超電導モータが必要とする電力を供給することができる。
前記超電導モータは、前記超電導発電機と同様な構成で、固定子と回転子の両方に超電導コイルを用いたもの、あるいは、回転子は超電導界磁コイルを用いると共に固定子は常電導コイルを用いた構成としている。
超電導モータとすると、従来のモータと比較して高トルクを実現でき、車両発進時や坂道走行時においてスムーズな加速が可能となる。また、高トルクを得られるため減速機を不要とすることで車両の軽量化および低コスト化を図ることができる。また、超電導モータを用いることにより、モータの回転に銅損が生じることがないため、環境負荷が低く、効率的に動力を得ることができる。
本発明のハイブリッド車は、前記内燃機関エンジンは超電導発電機の駆動用として用い、該超電導発電機で発電された電力で車両駆動用の前記超電導モータを駆動させるシリーズ型ハイブリッド車とすることが好ましい。
シリーズ型とすると、内燃機関エンジンによる超電導発電機からの電力で超電導モータを駆動するため、最も効率の良い回転域で内燃機関エンジンを稼働して超電導発電機に電力を生じさせ、この電力をバッテリーに蓄電しておくことができる。よって、バッテリーから超電導モータへ給電する電力が十分な場合は内燃機関エンジンを停止することもできる。
なお、電源回路構成が複雑となるが、パラレル型ハイブリッド車やシリーズパラレル型ハイブリッド車にも適用可能である。
また、前記超電動モータを発電機として用い、該超電動モータで得られる回生電力および発電された電力の余剰電力をバッテリーに蓄電し、前記超電動モータに電力供給する構成とすることが好ましい。
前記回生電力は、ブレーキ作動時に超電導モータを発電機に使用することで回生エネルギーとして得られる。なお、バッテリーへの充電は、夜間停車時等に車外電源を利用して超電導モータを稼働させて発生させても良いし、内燃機関エンジンで超電導発電機を稼働し、発電した電力で超電導モータを稼働して発電させてもよい。
車両の発車時や加速時には高出力が必要であるため、通常よりも大きな電力を超電導モータに供給する必要がある。この電力供給を前記超電導発電機で全て補おうとすると、超電導発電機が大型化する。そこで前記構成として、高出力時にバッテリーから電力を補給することで、超電導発電機から高出力時に必要な電力の全てを供給する必要がなくなり、超電導発電機を小型化することができる。
前記内燃機関エンジンの燃料として、ガソリン、ディーゼル、液化石油ガス(LPG)、圧縮天然ガス(CNG)、ジメチルエーテル(DME)あるいは/および水素が用いられる。
前記ガソリン、ディーゼルは汎用されているため安価且つ容易に入手可能であるが、排気ガス等の問題より、LPG、CNG、DMEはPM発生量が少ないことより代替燃料として好適に用いられる。 また、例えば、エンジン燃料として、ガソリンと水素とを併用し、スイッチで切り替えてエンジンに供給してもよい。
また、有害な排気ガスを殆ど発生しない水素もエンジンの燃料として好適に用いられ、該液体水素超電導発電機および超電導モータの冷媒としても利用できる。
即ち、前記内燃機関エンジンの燃料として液体水素を用い、該液体水素の一部を冷媒として前記超電導モータおよび前記超電導発電機の冷却部に供給することが好ましい。
超電導発電機および超電導モータに用いる超電導線は超電導状態になる温度(例えば、77ケルビンで「超電導温度」と称す)にまで冷却する必要がある。この冷却に前記液体水素を用いると、超電導線を超電導温度以下に冷却することができる。
特に、液体水素であれば、超電導モータおよび超電導発電機の冷却により気化した液体水素を内燃機関エンジンの燃料として利用することができる、即ち、液体水素であれば超電導モータおよび超電導発電機の冷却と内燃機関エンジンの燃料として両方に利用することができる。
また、前記超電導モータおよび超電導発電機を冷却するための冷媒を、前記超電導発電機で発電した電力あるいはバッテリーから供給される電力で冷却機を稼働して、冷却により気化した冷媒を冷却して液化して、超電導モータおよび超電導発電機の冷却部に循環させてもよい。
前記冷媒としては、液体水素や液体窒素等が好適に用いられるが、内燃機関エンジンの燃料として液体水素を利用しない場合には、安価な液体窒素を用いる方が好ましく、超電導線として高温超電導線(ビスマス系)を用いれば、液体窒素の温度(77K以下)でも十分に超電導線を超電導状態とすることができる。
超電導温度に冷却する必要がある前記超電導発電機と超電導モータとは隣接配置して、連続した1つの冷却装置で冷却できる構成とすることが好ましい。
具体的には、例えば、前記超電導発電機と超電導モータとの間に、先端に分岐管を設けた冷媒供給管を配置し、前記分岐管を前記超電導発電機と超電導モータの回転軸の中空部に接続して上記両方の回転軸中空部に冷媒を供給する構成としている。
なお、超電導発電機と超電導モータとを1つの冷媒循環ジャケットで囲む構成としてもよい。
また、前記冷媒供給管の外面にペルチェ素子を貼着して、冷媒を冷却してもよく、この場合、冷却機構を簡単なものとすることができる。
前述したように、本発明によれば、車両駆動用超電導モータを搭載する車両において、該超電導モータへ超電導発電機で発生させた電力を供給する構成としているため、発電機を大型化することなく、超電導モータに必要な大きな電力を供給することができる。
また、超電導発電機を可動する内燃機関エンジンの燃料として、液体水素を用いた場合、該液体水素を超電導モータと超電導発電機との冷媒としても利用できると共に、冷媒として用いた液体水素が気化した状態で内燃機関エンジンの燃料として利用できるため、効率のよい構成とすることができる。
特に、超低温の超電導温度まで冷却する必要のある超電導モータと超電導発電機とを隣接配置して、1つの冷却装置で冷却できる構成とすると、冷却機構の複雑化や大型化を抑制することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は、本発明の第1実施形態のシリーズ型ハイブリッド自動車の車両駆動システム10を示す。
前記車両駆動システム10では、車輪駆動用の超電導モータ20と、該超電導モータ20に給電する超電導発電機30と、該超電導発電機30に接続して発電させる内燃機関エンジン40(以下、エンジン40と略称する)と、該エンジン40の燃料となるガソリンを貯溜したガソリンタンク41とを搭載し、前記超電導モータ20で発生する動力で前輪の回転駆動軸45を回転させて車両を走行させている。
超電導発電機30は、図2に示すように、回転子31のハウジング32の内部に真空断熱層33を介して回転子軸34を配置し、該回転子軸34をハウジング32と固定している。前記回転子軸34その外周に超電導線からなる超電導界磁巻線35を取り付けている。回転子軸34の中空部を冷媒流路34aを設け、該冷媒流路34aにはハウジング32の一端側より突設した主軸36ー1の中空冷媒流路36aを通して冷媒Q1を導入し、外周の超電導界磁巻線35を超電導温度に冷却している。また、主軸36−1に付設したブラシ38を通して前記超電導界磁巻線32と接続している。
前記ハウンジング32の他端面から突設した主軸36−2はエンジン40の出力軸と連結して、ハウンジング32を回転駆動させる構成としている。
一方、超電導発電機30の固定子37には磁気シールド材からなるハウジング38の内周面に常電導線からなる電機子巻線39を取り付けている。
上記のように超電導発電機30はエンジン40の出力で駆動する発電機とし、発電機は回転子に超電導界磁巻線35を用いることにより発電量を増大させ、超電導モータ20の電機子コイルに300アンペア程度の電流を給電できる構成としている。
前記超電導発電機30で発電した電力が給電される超電導モータ20の構造は、図3に示すように、超電導発電機30と略同様である。
超電導モータ20は、回転子21に超電導線からなる超電導界磁巻線22を取り付ける一方、固定子23側に常電導線からなる電機子巻線24を取り付け、電機子巻線24に前記超電導発電機30から給電して、超電導界磁巻線22との間に回転磁界を発生させて回転子21を回転させている。この回転により生じた動力で前輪の回転駆動軸45を回転させて車両を駆動させている。
前記回転子21の中空部にも冷媒流路21aを設けて冷媒を流通させ、超電導界磁巻線22を超電導温度まで冷却している。
前記超電導発電機30と超電導モータ20とは、図3に示すように隣接配置して、その間に冷媒供給用の冷却装置50を介在させている。
即ち、冷却機51から冷媒Q1が供給されるコールドヘッド52の先端に冷媒供給用主管53を接続し、該冷媒供給用主管53の下端に両側分岐管54a、54bを接続し、これら分岐管54a、54bの先端を前記超電導発電機30と超電導モータ20の回転子の内部冷媒流路と連通させて、冷媒を供給している。
前記冷媒としては、液体水素、液体窒素、液体ヘリウム等が用いられ、約77ケルビン程度の極低温の超電導温度に超電導線を冷却している。
図1に示すように、前記超電導モータ20はバッテリー44と接続し、超電導モータ20で発生する回生エネルギーをバッテリー44で蓄電し、蓄電した電力を発進・加速時等の高出力が必要な場合に超電導モータ20に供給されて補助用として用いられるようにしている。
即ち、超電導モータ20を発電機としても利用しており、ブレーキ時に超電導モータ20から発生する回生電力を蓄電している。あるいは、前記エンジン40により超電導発電機30を駆動して超電導モータ20を回転させて発生させた電力をバッテリー44に予め蓄電している。また、バッテリー44の充填は夜間停止時に外部電源に接続して充電してもよい。
また、前記冷却機51を前記超電導発電機30と接続して冷却機51を稼働させ、超電導モータ20および超電導発電機30の冷却で気化した冷媒を冷却機51で再度冷却して液化している。なお、冷却機51をバッテリー44と接続して、バッテリー44からの電力を冷却用の補助電力として用いてもよい。
前記構成とすると、発電機として超電導発電機30を用いているため、回転子31の超電導界磁巻線32により強力な磁界を発生させて発電量を増強させることができ、超電導モータが必要とする大きな電力を供給することができる。
また、超電導発電機30と超電導モータ20とを隣接配置して、1つの冷却装置50から冷媒を同時に供給できるため、超電導発電機30と超電導モータ20の冷却装置を夫々付設する必要がなく、冷却機構を簡単にでき、その結果、車両重量の軽減に寄与できる。
なお、本実施形態では、内燃機関エンジン40の燃料としてガソリンを用いているが、ディーゼル、液化石油ガス(LPG)、圧縮天然ガス(CNG)、高圧水素またはジメチルエーテル(DME)を用いてもよい。
また、本実施形態では、シリーズ型のハイブリッド自動車としているが、内燃機関エンジンによる車輪駆動と超電導モータによる車輪駆動とを併用するパラレル型あるいはシリーズ・パラレル型のハイブリッド自動車としてもよい。
図4および図5は、本発明の第2実施形態を示し、エンジン40’の燃料として液体水素を用いて水素エンジンとしている。
車両には液体水素Q2を貯溜した液体水素タンク60を搭載し、液体水素Q2をエンジン40’に供給してエンジン40’を駆動している。該エンジン40’の出力で超電導発電機30を駆動して発電させ、該超電導発電機30で発生した電力を超電導モータ20に給電して、超電導モータ20を回転駆動させる構成は前記第1実施形態と同様である。
超電導発電機30と超電導モータ20との冷却はエンジン燃料となる液体水素Q2を利用して行っており、前記液体水素タンク60から配管61を介して液体水素60を第1実施形態と同様に、冷却機51’を通して冷媒供給用主管53から分岐管54a、54bを通して超電導発電機30と超電導モータ20の回転子の内部冷媒流路と連通させ、超電導発電機30と超電導モータ20の超電導線を超電導温度以下に冷却している。
前記冷却機51’は図5に示すペルチェ素子62を用いた冷却方式を採用している。
即ち、液体水素を流通させる冷媒供給用主管53の外面にペルチェ素子62の吸熱面62aを当接させて貼着し、配管61の流通時に加熱された液体水素Q2を再度冷却して、超電導モータ20と超電導発電機30とに供給している。
前記ペルチェ素子62はp型とn型半導体からなる熱伝素子62c、62dを並列に配置すると共に直列接続して電流を流し、かつ、両面にセラミックス板62e、62fを取り付けた構成からなる。このペルチェ素子62は通電時にペルチェ効果により吸熱面62aと放熱面62bが生成され、吸熱面62aを当接させた冷媒供給用主管53内の液体水素Q2は冷却される構成としている。
また、前記超電導発電機30および超電導モータ20の冷却により気化された液体水素は配管65を通して水素エンジン40’に供給し、エンジン燃料として利用している。
他の構成および動力伝達機構は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
前記構成とすると、エンジン40の燃料および超電導モータ20と超電導発電機30との冷媒として液体水素を利用することができ、超電導モータおよび超電導発電機を冷却するための冷媒を別個に用意する必要がなくなる。
また、超電導モータおよび超電導発電機を冷却することにより気化した液体水素をエンジン燃料として利用できると共に、エンジン燃料として液体水素を用いると、有害な排気ガスを殆ど発生がないため、環境上の問題が少ない利点がある。
本発明はハイブリッド車に好適に用いられると共に、超電導モータを使用する機器全般に用いることができ、超電導電導モータへの給電に超電導発電機を使用することで、発電機を大型化することなく、超電導モータが必要とする大きな電力を供給することができる。
本発明の第1実施形態のハイブリッド自動車の車両駆動システムを示す概略図である。 超電導発電機の断面図である。 超電導モータ及び超電導発電機の冷却機構を示す図面である。 本発明の第2実施形態のハイブリッド自動車の車両駆動システムを示す概略図である。 第2実施形態の冷却機の構成を示す概略図である。
符号の説明
10 車両駆動システム
20 超電導モータ
30 超電導発電機
31 回転子
35 超電導界磁巻線
37 固定子
39 電機子巻線
40 エンジン
44 バッテリー
50 冷却機
60 液体水素タンク
62 ペルチェ素子

Claims (10)

  1. 内燃機関エンジンと電動機とを組み合わせて車両駆動させるハイブリッド車において、 前記電動機として超電導モータを用いると共に、該超電導モータに電力供給する発電機として超電導発電機を用い、該超電導発電機に前記内燃機関エンジンを接続して、該内燃機関エンジンで前記超電動発電機を稼働させて発電していることを特徴とするハイブリッド車。
  2. 前記内燃機関エンジンで稼働される超電導発電機で発電された電力で、前記超電導モータを駆動して車両を走行させるシリーズ型としている請求項1に記載のハイブリッド車。
  3. 前記超電動モータを発電機として用い、該超電動モータで得られる回生電力および発電された電力の余剰電力をバッテリーに蓄電し、前記超電動モータに電力供給する構成としている請求項1または請求項2に記載の記載のハイブリッド車。
  4. 前記内燃機関エンジンの燃料として、ガソリン、ディーゼル、液化石油ガス(LPG)、圧縮天然ガス(CNG)、ジメチルエーテル(DME)あるいは/および水素を用いている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のハイブリッド車。
  5. 前記超電導発電機で発電した電力あるいはバッテリーから供給される電力で冷却機を稼働して冷媒を冷却し、該冷媒を前記超電動モータおよび前記超電動発電機の冷却部に供給する構成としている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のハイブリット車。
  6. 前記内燃機関エンジンの燃料として液体水素を用い、該液体水素の一部を冷媒として前記超電導モータおよび前記超電導発電機の冷却部に供給している請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のハイブリッド車。
  7. 前記冷却部で気化された水素を前記内燃機関エンジンに燃料として供給している請求項6に記載のハイブリッド車。
  8. 前記超電導発電機と超電導モータとを隣接配置して、連続した1つの冷却装置で冷却できる構成としている請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のハイブリッド車。
  9. 前記冷却装置は、前記超電導発電機と超電導モータとの間に、先端に分岐管を設けた冷媒供給管を配置し、前記分岐管を前記超電導発電機と超電導モータの回転軸の中空部に接続して上記両方の回転軸中空部に冷媒を供給する構成としている請求項8に記載のハイブリッド車。
  10. 前記冷却供給管の外面にペルチェ素子を貼り付けて冷媒を冷却している請求項9に記載のハイブリッド車。
JP2004040506A 2004-02-17 2004-02-17 ハイブリッド車 Expired - Fee Related JP3832472B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004040506A JP3832472B2 (ja) 2004-02-17 2004-02-17 ハイブリッド車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004040506A JP3832472B2 (ja) 2004-02-17 2004-02-17 ハイブリッド車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005237061A true JP2005237061A (ja) 2005-09-02
JP3832472B2 JP3832472B2 (ja) 2006-10-11

Family

ID=35019467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004040506A Expired - Fee Related JP3832472B2 (ja) 2004-02-17 2004-02-17 ハイブリッド車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3832472B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007099131A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 超電導機器を備えた冷凍車
CN107645212A (zh) * 2017-10-27 2018-01-30 至玥腾风科技投资集团有限公司 一种超导储能装置及其控制方法
CN107791850A (zh) * 2017-10-27 2018-03-13 至玥腾风科技投资集团有限公司 一种电动汽车及其控制方法
CN107804178A (zh) * 2017-10-27 2018-03-16 至玥腾风科技投资集团有限公司 一种动力系统及其控制方法和交通工具

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007099131A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 超電導機器を備えた冷凍車
CN107645212A (zh) * 2017-10-27 2018-01-30 至玥腾风科技投资集团有限公司 一种超导储能装置及其控制方法
CN107791850A (zh) * 2017-10-27 2018-03-13 至玥腾风科技投资集团有限公司 一种电动汽车及其控制方法
CN107804178A (zh) * 2017-10-27 2018-03-16 至玥腾风科技投资集团有限公司 一种动力系统及其控制方法和交通工具
CN107645212B (zh) * 2017-10-27 2024-04-26 至玥腾风科技投资集团有限公司 一种超导储能装置及其控制方法
CN107804178B (zh) * 2017-10-27 2024-04-30 至玥腾风科技投资集团有限公司 一种动力系统及其控制方法和交通工具

Also Published As

Publication number Publication date
JP3832472B2 (ja) 2006-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7018249B2 (en) Boat propulsion system
US8215437B2 (en) Regenerative braking for gas turbine systems
US7726130B2 (en) Stirling-electric hybrid automobile
US20060043801A1 (en) Liquid cooled switched reluctance electric machine
US8008826B2 (en) Brushless motor/generator with trapped-flux superconductors
JP2011080490A (ja) 移動式水素供給ステーション
CN109874370B (zh) 具有带有低温部件的电机的系统以及用于操作系统的方法
US20020101081A1 (en) Electric motor driven rail vehicle with internal combustion engine
US20230159176A1 (en) Motor drive system
EP3501934B1 (en) Cooling system and method for a dual-powered railroad vehicle
JP3832472B2 (ja) ハイブリッド車
JP4501449B2 (ja) 超電導モータの冷却装置
JP2007060744A (ja) 発電・駆動両用モータおよびそれを備えた車両
JP2009528207A (ja) 極低温で貯蔵される燃料を使用して運転されるユニットを搭載した自動車両
JPS6181252A (ja) トラツク車輛における電力供給装置
US11572190B2 (en) Method for propelling an aircraft, propulsion system, and aircraft
JP7495091B2 (ja) 電動車両用の超電導式創蓄電システム
US6918365B2 (en) System having an internal combustion engine and a fuel cell and method of making and using same
JP3951294B2 (ja) モーターの冷却構造
JP2005269868A (ja) 超電導モータ装置および該超電導モータ装置を用いた移動体
JP2005086914A (ja) 超電導モータを備えた電気自動車
JP2005204492A (ja) 超電導モータ装置
JP2005224022A (ja) 超電導モータ装置
JP4029783B2 (ja) ハイブリッド自動車の車両駆動システム
KR101486752B1 (ko) 초전도 발전 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090728

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100728

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110728

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120728

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130728

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees