JP2005235606A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 開磁路型のコアのトランスを用いて構成されるイグナイタであっても、放電灯の点灯させるための高圧パルス電圧を確実に発生させる。
【解決手段】 絶縁性の筐体41内に構成されたソケット18に、HIDバルブ19の口金に直接嵌合できる形状となっている。破線で示す部分はトランスTRが配置される部分を示し、トランスTRが配置される部分を除く筐体41には磁束を遮蔽する磁気シールド材42(網掛けの部分)を筐体41の内部もしくは外部に取り付ける。磁気シールド材42は、イグナイタ17のトランスTR部分を除く位置のみに配置される。これで磁気シールド材42による磁束の吸収を抑えることができることから、トランスTRに基づく昇圧への影響を極力抑えてHIDバルブ19を点灯するのに十分な高いパルス電圧を得ることができる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、特に自動車の前照灯に用いる放電灯を確実に点灯させる放電灯点灯装置に関する。
従来の車載用の放電灯点灯装置は、高圧パルス電圧を発生させるイグナイタを用いて放電させている。イグナイタの構成回路は、放射するノイズが他の車載電子機器や車外へ放出して他の電子機器への影響を及ぼさないようにするため外部との接続する部分を除き全面的に金属ケースによる磁気的なシールドが行われている。(例えば、特許文献1)
特開2003−203517公報(第3頁、図1、2)
上記した特許文献1の技術は、イグナイタのコストを低減するため、トランスに開磁路タイプのコア使用すると磁束の形成がコア材とこの外周を介して形成されることになり、この磁束の通路に磁気シールド材である金属ケースがあると、この金属ケースで磁束が吸収されて磁束密度が低下することになり、パルス電圧が放電灯を点灯できる値まで上昇できない、という不具合がある。
この発明の目的は、開磁路型コアのトランスを使用して構成したイグナイタを用いた場合でも確実に高圧放電灯を点灯するパルス電圧を得ることができる放電灯点灯装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、この発明の放電灯点灯装置は、高パルス電圧を発生させ高圧放電灯の点灯を行うための装置にあって、前記高圧放電灯に印加して放電を促す高圧パルス電圧を生成するイグナイタが収納した絶縁性の筐体に、前記イグナイタを構成するトランスの主磁束が通過する部分を除き磁気シールド材で遮蔽したことを特徴する。
この発明によれば、開磁路型のコアのトランスを用いて構成したイグナイタであっても放電灯を点灯する確実な高圧パルス電圧を生成させることができる。
以下、この発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、この発明に用いる放電灯点灯装置の回路構成図である。図1において、11は直流電圧源であり、この電圧源11はDC/DCコンバータ12に供給し、ここで電圧源11の電圧を例えば360V〜400V程度に昇圧する。昇圧された電圧はDC/ACインバータ13に供給し、例えばスイッチング素子4個を使用したフルブリッジ回路で数百Hzのスイッチング動作を行い矩形波を生成する。14は制御回路であり、DC/ACインバータ13が生成される出力電流と電圧から電力を求め、DC/DCコンバータ12が発生する電力が例えば35Wで一定になるように制御する。DC/DCコンバータ12、DC/ACインバータ13、制御回路14はインバータ15を構成する。
インバータ15は、例えば400Vと1kVの直流電圧を出力する。インバータ15は、給電線161と162を用いて400Vを、給電線163を用いて1kVをイグナイタ17に送電する。給電線161〜163は、全部をまとめてシールドを施すか、給電線そのものにシールドが施されたものを使用する。
18は、イグナイタ17と一体的に形成し、例えばHID(High Intensity Discharge)バルブ19と嵌合させ、イグナイタ17が発生する高圧パルス電圧を供給するソケットである。
次に、図2を参照してイグナイタ17について説明する。
すなわち、211〜213は、インバータ15から取り出される給電線161〜163と電気的に接続される接続端子であり、接続端子161は給電線211と、接続端子162は給電線212と、接続端子163は給電線213とそれぞれ接続される。接続端子211はコンデンサC1の一端に接続されるとともに、端面が存在する細長いコアで構成される開磁路型のトランスTRの二次側巻線の一端に接続される。接続端子212はコンデンサC1の他端、コンデンサC2とトランスTRの一次側巻線の一端にそれぞれ接続される。接続端子213はコンデンサC2の他端に接続されるとともに放電ギャップ22を介してトランスTRの二次側巻線の他端に接続される。トランスTRの二次側巻線の他端はソケット18を介してHIDバルブ19の一方の電極に、接続端子212はソケット18を介してHIDバルブ19の他方の電極にそれぞれ接続される。
イグナイタ17のソケット18は、HIDバルブ19の口金に直接嵌合できる形状になっており、トランスTRはソケット18の端部に配置してある。インバータ15は金属ケースに収納し磁気シールドが施されている。また、イグナイタ17は、この発明により磁気シールドされる。
次に、図2の動作について図3も参照しながら説明する。
すなわち、インバータ15の出力からイグナイタ17の接続端子211,212に、図3に示すような400Vのパルス電圧が印加されるとともに、接続端子213に1kVの電圧が印加される。これによりコンデンサC2への充電が開始され放電ギャップ22の放電破壊電圧に達すると、トランスTRの1次側巻線に電流が流れ、2次側巻線に例えば20kVのパルス電圧が発生する。これはトランスTRの二次側に、一次側巻線の巻線数n1と二次側巻線の巻線数n2の比に応じた電圧が発生する関係から、それぞれの巻線数をn1<n2の関係とすることで、二次側巻線に高い例えば20kVの電圧を生成する。この電圧はHIDバルブ19に供給し、このHIDバルブ19放電が開始される。
HIDバルブ19の放電が開始されると、接続端子211,212に供給される電圧は、図3に示されるように43V付近で安定した状態の電圧となり、以降はイグナイタ17の出力も低電圧となり、この電圧でHIDバルブ19を駆動し点灯を継続する。
なお、コンデンサC1は接続端子211,212に供給される初期の電圧を吸収させ、イグナイタ17の部品が破壊しないようにするためのものである。
図4は、この発明の一実施例について説明するための説明図であり、(a)は側面図、(b)は背面図である。
41はイグナイタ17とソケット18が一体形成された筐体を示し、ソケット18にHIDバルブ19の口金に直接嵌合できる形状となっている。破線で示す部分はトランスTRが配置される部分を示している。また、トランスTRが配置される部分を除く筐体41には磁束を遮蔽する例えば金属性の磁気シールド材42(網掛けの部分)を筐体41の内部もしくは外部に取り付ける。筐体41はイグナイタ17の絶縁を図るために樹脂製の材料で形成する。磁気シールド材42としては、アルミ、鉄、銅等の磁気シールド性能もつ材料であればよい。
磁気シールド材42は、イグナイタ17を構成するトランスTR部分を除く位置のみに配置され、磁気シールド材42により少なくとも主磁束の吸収を抑えることができることから磁束密度の低下を抑えることができる。このため、磁気シールド材42に起因する電圧が所望の値まで昇圧されないということの影響を極力抑えることができる。これにより、HIDバルブ19を点灯するための十分な高いパルス電圧を得ることができる。
図5は、この発明の他の実施例について説明するための説明図であり、(a)は側面図、(b)は背面図である。
この実施例は、トランスの磁束の影響を受けないトランスの巻線の側面に位置する部分にも磁気シールド材を施したもので、図4と同一の構成部分には同一の符号を付して説明する。
すなわち、トランスTRの磁束の主磁束は図5(b)の一点鎖線の矢印に示すような方向に発生することから、この主磁束に極力影響受けないトランスTRの柱状底面と上面を除いた位置に対向する筐体42の内側あるいは外側にも磁気シールド材421を施したものである。
この発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、例えば、HIDバルブは、単なる放電灯でも構わない。また、磁気シールド材としては、上記した材料の他に導電性のメッキをやはり主磁束に影響の少ない部分に施す手法でもよい。この場合は上記した金属性の材料に比して作業工程を簡略化することができる。
この発明に用いる放電灯点灯装置のシステム構成図。 図1のイグナイタの具体的な構成について説明するための構成図。 図3の動作について説明するための説明図。 この発明の一実施例について説明するための説明図。 この発明の他の実施例について説明するための説明図。
符号の説明
11 電源
15 インバータ
161〜163 給電線
17 イグナイタ
18 ソケット
19 HIDバルブ
211〜213 接続端子
TR トランス
41 筐体
42,421 磁気シールド材

Claims (1)

  1. 高パルス電圧を発生させ高圧放電灯の点灯を行うための放電灯点灯装置において、
    前記高圧放電灯に印加して放電を促す前記高パルス電圧を生成するイグナイタが収納された絶縁性の筐体に、前記イグナイタを構成するトランスの主磁束が通過する部分を除き磁気シールド材で遮蔽したことを特徴する放電灯点灯装置。

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