JP2005235496A - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 実現色が異なる複数種類の色変換層を有しながらも表示品質を向上させる。
【解決手段】 電気光学装置1の電気光学パネルAAの画素領域Aには、複数の画素回路400が設けられている。画素回路400の各々は、発光色が同じOLED素子を包含し、電源電圧Vddr、Vddg、Vddbを受けて各自が包含するOLED素子を駆動する。複数のOLED素子には実現色が異なる複数種類のカラーフィルタがそれぞれ重ねられている。電源電圧Vddr、Vddg、Vddbを画素回路400に供給する電源配線は、カラーフィルタの種類に応じて独立して設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自発光素子を備えた電気光学装置、これを用いた電子機器及び電気光学装置の設計方法に関する。
近年、液晶表示装置に替わる画像表示装置として、有機発光ダイオード素子(以下、OLED素子と称する。)を備えた装置が注目されている。OLED(Organic Light Emitting Diode)素子は、光の透過量を変化させる液晶素子とは異なり、それ自体が発光する電流駆動型の自発光素子である。
OLED素子を用いたアクディブマトリクス駆動の電気光学装置では、各OLED素子に対して、発光階調を調整するための画素回路が設けられる。各画素回路における発光階調の設定は、発光階調に応じた電圧または電流を画素回路に与え、与えられた電圧または電流に応じて画素回路がOLED素子に流れる駆動電流を調整することによって実行される。
OLED素子にはそれ自体で発光色を持つものもあるが、光の三原色であるR(赤)、G(緑)、B(青)を発光する素子は高価であり、さらに発光特性や寿命の優れたこれらの素子を準備することは困難である。そこで、同一色(例えば白色)のOLED素子のみを画素領域に設け、色変換層(例えばカラーフィルタ)を用いて発光色を別の実現色に変換する画像表示装置が使用されている(例えば、特許文献1)。
特許第3452262号公報
しかし、この種の画像表示装置では、種類によって色変換層の変換効率特性が異なるために、同じ駆動電流をOLED素子に与えたとしても、色変換層で変換後の光の輝度は色変換層の種類すなわち実現色によって異なる。従って、同じ駆動電流の下で、B変換層で変換後のBの光の輝度が高いのにR変換層で変換後のRの光の輝度が低いというような事態が起こりうる。この場合には、所望の色彩の画像を実現することが困難である。
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、実現色が異なる複数種類の色変換層を有しながらも表示品質を向上させることが可能な電気光学装置、電子機器及び電気光学装置の設計方法を提供する。
本発明に係る電気光学装置は、発光色が同じ自発光素子を各々が包含し、電源電圧を受けて各自が包含する自発光素子を駆動する複数の画素回路と、前記複数の自発光素子にそれぞれ重ねられており、前記自発光素子の各々から発せられた光の色を別の実現色に変換することが可能であり、互いに異なる実現色を持つ複数種類の色変換層と、前記色変換層の種類に応じて独立して設けられ、前記電源電圧を前記複数の画素回路に供給する複数の電源配線とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、互いに異なる実現色を持つ色変換層の種類に応じて複数の電源配線が独立して設けられ、これらの電源配線が色変換層の実現色に応じて電源電圧を複数の画素回路に供給する。このように、実現色に応じて画素回路に電源電圧を与えることができるので、例えば電源電圧に対して実現色の輝度が低い色変換層に重なった自発光素子の画素回路に高い電源電圧を与えるなどの調整が可能になり、自発光素子の各々の発光輝度を異ならせることが可能となる。従って、色変換層の変換効率特性に起因する色ムラを低減して表示品質を向上させることができる。また、個々の色変換層の実現色に応じて、画素回路に与える電源電圧を最適にすることができるので、電源電圧を最も高く要する実現色に対応した電源配線の電源電圧に、他の電源配線の電源電圧を一致させる必要がない。この結果、消費電力を抑制することが可能である。
この構造において、前記複数の電源配線は、前記色変換層の種類に応じて、単位長さあたりの電気抵抗値が互いに異なる部分を少なくとも一部において有すると好ましい。色変換層の種類に応じて電源配線の単位長さあたりの電気抵抗値を異ならせることによって、色変換層の実現色に応じて適切な電気抵抗値を各電源配線に与えることが可能であり、各電源配線で生ずる電圧降下を実現色に応じて適切にして、自発光素子の各々の発光輝度を異ならせることが可能となる。
単位長さあたりの電気抵抗値を互いに異ならせるために、前記複数の電源配線が、前記色変換層の種類に応じて互いに異なる断面積を少なくとも一部において有するようにすると好ましい。これによれば、複数の電源配線をそれぞれ異なる導電率の材料から形成する必要がなく、各電源配線で生ずる電圧降下を実現色に応じて適切にすることができる。
さらに、前記複数の電源配線が、前記色変換層の種類に応じて互いに異なる幅を少なくとも一部において有すると好ましい。これによれば、複数の電源配線をそれぞれ異なる厚さを持つように形成する必要がなく、電気光学装置の製造を容易にしながらも、各電源配線で生ずる電圧降下を実現色に応じて適切にすることができる。
また、前記電源配線の各々は、複数の画素回路が配列された画素領域の外側に配置されている主電源線と、前記主電源線に接続されるとともに前記画素領域内に延びる複数の副電源線とを備えており、前記副電源線が、電源配線に対応する種類の色変換層に重なった自発光素子を有する画素回路に接続されており、前記色変換層の種類に応じて、前記複数の電源配線の前記主電源線と前記副電源線の少なくともいずれかについて、単位長さあたりの電気抵抗値が互いに異なるようにしてもよい。これによれば、画素領域の外側に配置された主電源線と画素領域内に延びる複数の副電源線の少なくともいずれかについて電気抵抗値を実現色に応じて適切にして、自発光素子の各々の発光輝度を異ならせることが可能となる。すなわち、電源配線各々の全体について単位長さあたりの電気抵抗値を調節するような設計が不要になる。
また、前記色変換層の実現色は赤、緑および青であり、複数種類の色変換層から出力される光を混合した光が白色を呈示するように各自発光素子を発光させた時に前記各自発光素子に流れる電流の比に応じて、前記電源配線の相互の単位長さあたりの電気抵抗値の比が設定されていることが好ましい。この場合には、赤、緑および青の実現色の比が最適となり、表示品質をさらに向上させることが可能である。
また、前記電源配線の各々は、複数の画素回路が配列された画素領域の外側において前記画素領域の少なくとも二辺に亘って配置されている主電源線と、前記主電源線の一辺に接続されるとともに前記画素領域内に延びる複数の第1副電源線と、前記主電源線の一辺と隣接する辺に接続されるとともに前記画素領域内に延びる複数の第2副電源線と、前記第1副電源線と前記第2副電源線の交差の全部又は一部において、前記第1副電源線と前記第2副電源線とを接続する複数の副電源接続点とを備えており、前記第1副電源線または前記第2副電源線が、電源配線に対応する種類の色変換層に重なった自発光素子を有する画素回路に接続されているようにしてもよい。これによれば、画素領域内には第1副電源線と第2副電源線が配列され、これらは副電源接続点を介して接続されるので、画素領域に網の目状に電源配線を形成することができる。この結果、各電源配線の電気抵抗値を低減することが可能となり、電源回路から個々の画素回路に至るまでの電源電圧の降下の相違に伴う輝度ムラを低減することができる。
本発明に係る電子機器は、上述した電気光学装置を備えたことを特徴とする。
本発明に係る電気光学装置の設計方法は、上述した電気光学装置を設計する方法であって、前記画素領域内のすべての自発光素子を各自発光素子の最大輝度で発光させた時に前記色変換層の各々で変換された光を混合した光が目的とするスペクトルを呈示するように、前記色変換層の種類に応じた自発光素子に流れるべき電流の比を決定し、前記電流の比に基づいて、前記色変換層の種類に応じた前記電源配線の相互の単位長さあたりの電気抵抗値の比を決定することを特徴とする。この方法によれば、すべての自発光素子を最大輝度で発光させた時の色変換層の相互の実現色の比が最適となり、表示品質を向上させることが可能である。
<1.第1実施形態>
図1は、本発明の実施の形態に係る電気光学装置の断面図である。図1に示すように、電気光学装置1は、絶縁性基板10と、その上に形成された薄膜トランジスタ(TFT)層12と、その上に形成された平坦化絶縁膜14と、その上に形成された有機発光ダイオード(OLED)層16とを備える。さらに電気光学装置1は、OLED層16の上に配置された色変換層としてのカラーフィルタ18R、18G、18Bと、その上に配置された透明絶縁性基板20を備える。
TFT層12は、ゲート電極22と、ゲート絶縁膜24と、能動層26と、層間絶縁膜28と、ソース電極30と、ドレイン電極32を備える。能動層26はソース領域34及びドレイン領域36を備え、ソース領域34及びドレイン領域36はそれぞれソース電極30及びドレイン電極32に接続されている。TFT層12のうち、一つの能動層26並びにその付近のゲート電極22、ソース電極30及びソース領域34は、一つのTFT素子13を構成する。これらのTFT素子13はマトリクス状に配列されている。
OLED層16は、積層された反射型アノード40、ホール輸送層42、発光層44、電子輸送層46、透明カソード48及び保護封止層50を備える。反射型アノード40は、平坦化絶縁膜14を通って各TFT素子13のドレイン電極32に接続されており、各TFT素子13から給電を受ける。OLED層16では、アノード40とカソード48からそれぞれ注入された正孔と電子の再結合エネルギーが発光層44で光エネルギーに変換されることにより発光する。この光が透明なカソード48を通って図中矢印で示すように上方に出射する。また、OLED層16は絶縁バンク54を有する。絶縁バンク54は、平坦化絶縁膜14上に格子状に形成されており、反射型アノード40、ホール輸送層42、発光層44及び電子輸送層46を細分し、これによりマトリクス状に配列された複数の画素が得られる。但し、透明カソード48はこれらの画素に共通である。
図中の符号17は、絶縁バンク54で囲まれた各画素に対応するOLED素子を示す。上述より明らかなように、これらのOLED素子(自発光素子)17は同材質であるため同じ発光色(好ましくは白色)を有するが、後述するように、重ねられたカラーフィルタ18R、18G、18Bによって外部から視認される実現色が異なる。OLED素子17の各々は、その下のTFT素子13によって給電される。
OLED層16の保護封止層50の上には複数のカラーフィルタ(色変換層)18R、18G、18Bが固着されている。カラーフィルタ18R、18G、18Bは、それぞれOLED素子17に重ねられており、OLED素子の各々から発せられた光の色を別の実現色に変換することが可能である。具体的には、カラーフィルタ18Rは白色光を赤色光に変換し、カラーフィルタ18Gは白色光を緑色光に変換し、カラーフィルタ18Bは白色光を青色光に変換する。これらのカラーフィルタ18R、18G、18Bは、カラーフィルタ相互の間の光の色の混合を防止するために光を遮断するブラックマトリクス54で包囲されて互いに遮蔽されていると好ましい。
但し、本発明に係る色変換層は、カラーフィルタに限定されず、光を受けて別の色の光を発するフォトルミネセンス材であってもよい。また、OLED素子の発光色は好ましくは白色であるが、他の色でもよい。さらに、色変換層の種類すなわち実現色もR、G、Bに限定されず他の色でもよいし、色変換層の種類すなわち実現色の数も3に限定されず、2以上であればよい。
例示した電気光学装置は、自発光素子としてOLED素子を用いるが、本発明の範囲をOLED素子に限定する意図ではなく、無機発光ダイオードまたはその他の適切な自発光素子を使用してもよい。また例示した電気光学装置の構造の細部は本発明の理解を容易にするために具体的に説明したものであり、本発明をこれらに限定する意図でなく、他の構造であってもよい。
図2は、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置の概略構成を示すブロック図である。電気光学装置1は、電気光学パネルAAと外部回路を備える。電気光学パネルAAには、画素領域A、走査線駆動回路100及びデータ線駆動回路200が形成される。このうち、画素領域Aには、X方向と平行にm本の走査線101が形成される。また、X方向と直交するY方向と平行にn本のデータ線103が形成される。
走査線101とデータ線103との各交差に対応して画素回路400が各々設けられている。画素回路400の各々はOLED素子17のいずれか一つとTFT素子13(図1参照)を含んでおり、電源電圧を受けて各自が包含するOLED素子を駆動する。図に示す「R」、「G」、及び「B」の符号は、OLED素子に重なったカラーフィルタ18R、18G、18B(図1参照)の変換色を示している。但し、カラーフィルタ18R、18G、18Bの図示はこの図では省略する。上述の通り、OLED素子17は同じ発光色を有するが、重ねられたカラーフィルタ18R、18G、18Bによって外部から視認される実現色が異なる。
この実施の形態では、OLED素子17を含む画素回路は互いに同じ構成であるが、電源電圧を各画素回路400に供給する電源配線が、色変換層の種類すなわち実現色に応じて独立して設けられている。各画素回路400のうち、R色に対応する画素回路400は主電源線LRと接続されており、G色に対応する画素回路400は主電源線LGと接続されており、B色に対応する画素回路400は主電源線LBに接続されている。電源回路600は、電源電圧Vddr、Vddg、及びVddbを生成する。電源電圧Vddr、Vddg、及びVddbは、主電源線LR、LG及びLBを介して、RGB各色に対応する画素回路400に印加される。この例において主電源線LR、LG、LBは、画素領域Aを囲むように配置されており、主電源線LR、LG、LBと画素領域内の画素回路400は、副電源線によって接続されている。電源配線の詳細については後述する。
走査線駆動回路100は、複数の走査線101を順次選択するための走査信号Y1、Y2、Y3、…、Ymを生成して、各画素回路400に各々供給する。走査信号Y1は、1垂直走査期間(1F)の最初のタイミングから、1水平走査期間(1H)に相当する幅のパルスであって、1行目の走査線101に供給される。以降、このパルスを順次シフトして、2、3、…、m行目の走査線101の各々に走査信号Y2、Y3、…、Ymとして供給する。一般的にi(iは、1≦i≦mを満たす整数)行目の走査線101に供給される走査信号YiがHレベルになると、当該走査線101が選択されたことを示す。
データ線駆動回路200は、選択された走査線101に位置する画素回路400の各々に対し供給階調信号X1、X2、X3、…、Xnを供給する。この例において、供給階調信号X1〜Xnは階調輝度を指示する電圧信号(データ電圧)として各画素回路400に与えられる。タイミング発生回路700は、各種の制御信号を生成してこれらを走査線駆動回路100及びデータ線駆動回路200へ出力する。また、画像処理回路800はガンマ補正等の画像処理を施した階調データDを生成し、データ線駆動回路200へ出力する。なお、この例では、電源回路600、タイミング発生回路700、及び画像処理回路800を、電気光学パネルAAの外部に設けたが、これらの構成要素の一部又は全部を電気光学パネルAAに取り込んでもよく。更に、電気光学パネルAAに設けられた構成要素の一部を外部回路として設けてもよい。
図3は、画素回路400の詳細を示す回路図である。同図に示す画素回路400は、R色に対応するものであり、ここには電源電圧Vddrが供給される。他の色に対応する画素回路400は、電源電圧Vddrの替わりに電源電圧Vddg(G色)又は電源電圧Vddb(B色)が供給される点を除いて、同様に構成されている。画素回路400は、2個のTFT素子13及び402と、容量素子410と、OLED素子17とを備える。このうち、pチャネル型のTFT素子13のソース電極30は主電源線LRに接続される一方、そのドレイン電極32はOLED素子17のアノード40に接続される。また、TFT素子13のソース電極30とゲート電極22との間には、容量素子410が設けられている。TFT素子402のゲート電極は走査線101に接続され、そのソース電極は、データ線103に接続され、そのドレイン電極はTFT素子13のゲート電極22と接続される。
このような構成において、走査信号YiがHレベルになると、nチャネル型TFT素子402がオン状態となるので、接続点Zの電圧がデータ電圧Vdataと等しくなる。このとき、容量素子410にはVddr−Vdataに相当する電荷が蓄積される。次に、走査信号YiがLレベルになると、TFT素子402はオフ状態となる。TFT素子13のゲート電極22における入力インピーダンスは極めて高いので、容量素子410における電荷の蓄積状態は変化しない。TFT素子13のゲート・ソース間電圧は、データ電圧Vdataが画素回路400に印加されたときの電圧値すなわち印加された電源電圧とデータ電圧の差(Vddr−Vdata)に保持される。OLED素子17に流れる電流Ioledは、TFT素子13のゲート・ソース間電圧(Vddr−Vdata)によって定まるので、電源電圧が一定であればデータ電圧Vdataに応じた電流IoledがOLED素子17に流れることになる。そして、OLED素子17はそこに流れる電流に応じた輝度の光を発光する。具体的には、流れる電流が大きいほどOLED素子17の輝度は高い。
図4は、白色光を発するOLED素子17の一例の発光スペクトラムを示すグラフである。同図中、縦軸の相対輝度は、OLED素子17の最大輝度(波長約570nm)での輝度を100%として表している。
また、図5は、カラーフィルタ18R、18G、18Bの例の透過特性を示すグラフである。同図に示すようにカラーフィルタ18R、18G、18Bの透過率は互いに異なり、カラーフィルタ18Rの透過率が最大である一方、カラーフィルタ18Bの透過率が最小である。図4および図5を参照すると、同じ電流をOLED素子17に与えた場合には、カラーフィルタ18R、18G、18Bを透過して外部から視認される光の輝度はB色が最大でR色が最小であることが理解できよう。
しかし、これでは、電気光学装置1による実現色の相互の輝度がアンバランスであり、視認者に違和感を与える。そこで、本実施形態においては、色変換層の種類に応じて電源配線を独立して設けることによって、実現色が異なる複数種類の色変換層を使用しながらも、色変換層の変換効率特性(カラーフィルタの場合には透過特性)に起因する色ムラを低減して表示品質を向上させている。
図6は、電源配線について概略の構造を示す。電源配線は、画素領域Aを囲むように配置された主電源線LR、LG、及びLBと、第1副電源線Lr1、Lg1、及びLb1と、第2副電源線Lr2、Lg2、及びLb2とを含む。これらの電源配線は、カラーフィルタ18R、18G、18Bの各実現色に対応して独立して設けられている。つまり、カラーフィルタ18Rに重なった画素回路400のための電源配線は主電源線LR、第1副電源線Lr1及び第2副電源線Lr2を備え、カラーフィルタ18Gに重なった画素回路400のための電源配線は主電源線LG、第1副電源線Lg1及び第2副電源線Lg2を備える。同様に、カラーフィルタ18Bに重なった画素回路400のための電源配線は主電源線LB、第1副電源線Lb1及び第2副電源線Lb2を備える。
カラーフィルタの実現色毎に電源配線を設けたのは、以下の理由による。第1に、カラーフィルタの各実現色の和が白色を呈示するためには、各OLED素子17に流すべき電流値をカラーフィルタの実現色に応じて異ならせることが望ましく、画素回路400に供給すべき電流値に応じて主電源線LR、LG、及びLBの電気抵抗値を設定することが望ましいからである。即ち、OLED素子17を流れる電流量の大小によって電源配線での電圧降下が変わるため、カラーフィルタの変換効率に応じて電源配線の電気抵抗値を設定し、各実現色について電源配線での電圧降下を適切にするためである。第2に、各OLED素子17に流すべき電流値をカラーフィルタの実現色に応じて異ならせるため、カラーフィルタの実現色に応じて異なる電源電圧を給電する必要があるからである。
次に、第1副電源線Lr1、Lg1、及びLb1は、その一端が主電源線LR、LG、及びLBの一辺と接続されて画素領域Aの内部に延長されており、その他端が前記一辺と対向する辺に接続される。第1副電源線Lr1、Lg1、及びLb1は、行方向に並行な配線である。一方、第2副電源線Lr2、Lg2、及びLb2は、その一端が主電源線LR、LG、及びLBの前記一辺と隣接する辺に接続されて画素領域Aの内部に延長されており、その他端が前記隣接する辺と対向する辺に接続される。第2副電源線Lr2、Lg2、及びLb2は、列方向に並行な配線である。第1副電源線Lr1、Lg1、及びLb1、並びに第2副電源線Lr2、Lg2、及びLb2は、主電源線LR、LG、及びLBの種類に応じてそれぞれ設けられている。この結果、画素領域Aの内部には、網の目状に電源配線が形成されることになる。
図7に、電源配線の詳細な構造を示す。第1副電源線Lr1、Lg1、及びLb1と、第2副電源線Lr2、Lg2、及びLb2は画素領域内で交差するが、同一の主電源線に接続されたもの同士が副電源接続点Pで接続される。具体的には、第1副電源線Lr1と第2副電源線Lr2、第1副電源線Lg1と第2副電源線Lg2、第1副電源線Lb1と第2副電源線Lb2がそれぞれ接続される。また、この例では各画素回路400と第2副電源線Lr2、Lg2、及びLb2が画素接続点Q(図中の白丸)において接続されている。なお、画素接続点Qは、第1副電源線Lr1、Lg1、及びLb1、又は第2副電源線Lr2、Lg2、及びLb2のうち少なくとも一方に設ければよい。
このように画素流域Aの内部に網の目状の電源配線を設けることによって、配線の電気抵抗値を大幅に低減することが可能となる。この結果、実現色の各々について電源回路600から個々の画素回路400に至るまでの電源電圧の降下を最小限にすることができ、電圧降下に伴う輝度ムラを大幅に改善することが可能となる。
また、この実施の形態によれば、互いに異なる実現色を持つカラーフィルタ18R、18G、18Bの種類に応じて複数の電源配線が独立して設けられているので、各実現色に応じた電源電圧Vddr、Vddg、及びVddbを画素回路400に供給することができる。このように実現色に応じて、各画素回路400に与える電源電圧Vddr、Vddg、及びVddbを適切にすることができるので、例えば電源電圧に対して実現色の輝度が最低のカラーフィルタ(図4および図5の例によればカラーフィルタ18R)に重なったOLED素子17の画素回路400に最大の電源電圧(電源電圧Vddr)を与えるなどの調整が可能になり、OLED素子17の各々の発光輝度を異ならせることが可能となる。従って、色変換層の変換効率特性すなわちカラーフィルタの透過特性に起因する色ムラを低減して表示品質を向上させることができる。
実現色に応じて各画素回路400に与える電源電圧Vddr、Vddg、及びVddbを最適にする方策としては、電源回路600の調整により、直接的に電源電圧Vddr、Vddg、及びVddbを調整することが考えられる。他の方策としては、カラーフィルタ18R、18G、18Bの変換効率に応じて、電源回路600から各画素回路400までの各電源配線の電気抵抗値を設定し、各実現色について電源配線での電圧降下を適切にすることで、結果的に各画素回路400に印加される電源電圧を最適にしてもよい。
各実現色についての電源配線の相互の電気抵抗値を異ならせるには、カラーフィルタ18R、18G、18Bの種類に応じて、単位長さあたりの電気抵抗値が互いに異なる部分をこれらの電源配線が少なくとも一部において有するようにすればよい。このためには、例えばこれらの電源配線をそれぞれ異なる導電率の材料から形成することも考えられるが、カラーフィルタ18R、18G、18Bの種類に応じて互いに異なる断面積をこれらの電源配線が少なくとも一部において有するようにすることが好ましい。これによれば、異なる導電率の材料から形成する場合に比べて、製造工程を簡略にすることができる。
さらに好ましいのは、この実施の形態のように、カラーフィルタ18R、18G、18Bの種類に応じて互いに異なる幅を複数の電源配線が少なくとも一部において有することである。これによれば、複数の電源配線をそれぞれ異なる厚さを持つように形成する必要がなく、電気光学装置の製造を容易にしながらも、各電源配線で生ずる電圧降下を実現色に応じて適切にし、OLED素子17の各々の発光輝度を異ならせることができる。
この実施の形態では、画素領域の外側に配置された主電源線LR、LG、LBの幅を異ならせてそれらの電気抵抗値を実現色に応じて適切にして、OLED素子17の各々の発光輝度を異ならせている。図8にさらに詳しく示すように、第1副電源線Lr1、Lg1、Lb1及び第2副電源線Lr2、Lg2、Lb2の幅は均一である。このように主電源線LR、LG、LBのみの幅を異ならせることにより、第1副電源線および第2副電源線を含む電源配線各々の全体について単位長さあたりの電気抵抗値を調節するような設計が不要になる。
また、この実施の形態によればさらに他の効果も得られる。すなわち個々のカラーフィルタ18R、18G、18Bの実現色に応じて、画素回路400に与える電源電圧を最適にすることができるので、電源電圧を最も高く要する実現色に対応した電源配線の電源電圧(例えばVddr)に、他の電源配線の電源電圧(例えばVddg、Vddb)を一致させる必要がない。この結果、消費電力を抑制することが可能である。これについてさらに詳しく次に説明する。
図9は、画素回路400に与えられるデータ電圧Vdataを一定にした場合のOLED素子17に与えられる電源電圧VddとOLED素子17を流れる電流Ioledとの関係を示すグラフである。上述の通り、OLED素子17に流れる電流Ioledは、TFT素子13のゲート・ソース間電圧(Vddr−Vdata)によって定まるので、データ電圧Vdataが一定であれば電源電圧Vddに応じた電流IoledがOLED素子17に流れる。
ここで、同じ電流をOLED素子17に与えると、カラーフィルタ18R、18G、18Bを透過して外部から視認される光の輝度はB色が最大でR色が最小となる図4および図5を参照して説明した例を使用すると想定する。この例で電気光学装置1による実現色のバランスをとるには、電源電圧に対して実現色の輝度が最低のカラーフィルタ18Rに重なったOLED素子17の画素回路400に最大の電源電圧Vddr(図中のVrmax)を与え、輝度が最高のカラーフィルタ18Bに重なったOLED素子17の画素回路400に最小の電源電圧Vddb(図中のVbmax)を与えればよい。これによりカラーフィルタ18Rに重なったOLED素子17には最大の電流Irmaxが流れ、カラーフィルタ18Bに重なったOLED素子17には最大の電流Ibmaxが流れるので、OLED素子17からの光の輝度は不均一になるがカラーフィルタ18R、18G、18Bを透過したR、G、Bの光のスペクトルの和を白色に呈示させることができる。この場合、カラーフィルタ18Rに重なったOLED素子17の画素回路400に与える電源電圧Vrmaxは大きくても、他のカラーフィルタ18G、18Bに重なったOLED素子17の画素回路400に与える電源電圧Vgmax、Vbmaxは小さくてもよい。
この実施の形態に係る電気光学装置を設計するには、次の方法を用いると好ましい。まず、画素領域A内のすべてのOLED素子17を各OLED素子17の目的とする最大輝度で発光させた時にカラーフィルタ18R、18G、18Bの各々で変換された光を混合した光が目的とするスペクトルを呈示するように、カラーフィルタ18R、18G、18Bの種類に応じたOLED素子17に流れるべき電流の比(Irmax:Igmax:Ibmax)を決定する。具体的には、R、G、Bの三色を発光するカラーフィルタを使う場合には、カラーフィルタ18R、18G、18Bを透過した光を混合した光が白色を呈示することが望ましい。
次に、前記電流の比に基づいて、カラーフィルタ18R、18G、18Bの種類に応じた電源配線の相互の単位長さあたりの電気抵抗値の比(例えば主電源線LR、LG、LBの幅の比)を決定する。この方法によれば、すべてのOLED素子17を最大輝度で発光させた時の色変換層の相互の実現色(例えばR、G、B)の比が最適となり、表示品質を向上させることが可能である。
<2.第2実施形態>
上記の第1の実施の形態では、主電源線LR、LG、LBの幅ひいては単位長さあたりの電気抵抗値を相違させているが、図10に示す第2実施形態のように、第1副電源線Lr1、Lg1、Lb1及び第2副電源線Lr2、Lg2、Lb2の幅つまり単位長さあたりの電気抵抗値を異ならせてもよい。この場合、主電源線LR、LG、LBの幅も相違させて電源配線の抵抗値相互の相違を大きくしてもよい。また、主電源線LR、LG、LBの幅を相違させずに第1副電源線Lr1、Lg1、Lb1及び第2副電源線Lr2、Lg2、Lb2のみの幅を異ならせれば、電源配線各々の全体について単位長さあたりの電気抵抗値を調節するような設計が不要になる。
<3.変形例>
(1)上述した、第1及び第2実施形態においては、同色の実現色を持つ画素回路400が列方向に並ぶものを一例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、画素回路400が他の配列となっているもの、例えばデルタ配列(千鳥状)のものに、上述した第1及び第2実施形態の配線構造を適用することができる。
(2)上述した第1及び第2実施形態及び変形例では、主電源線LR、LB、及びLGが画素領域Aを完全に囲むように形成されたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図11に示すように、画素領域Aの三辺に沿って主電源線LR、LB、及びLGを形成してもよく、あるいは、図12に示すように画素領域Aの三辺に沿って主電源線LR、LB、及びLGを形成してもよい。これらの場合であっても、画素領域Aの内部に第1副電源線Lr1、Lg1、及びLb1、並びに第2副電源線Lr2、Lg2、及びLb2を網の目状に形成することができる。
<4.電子機器>
次に、上述した実施形態及び変形例に係る電気光学装置1を適用した各種の電子機器について説明する。
図13に、電気光学装置1を適用したモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す。パーソナルコンピュータ2000は、表示ユニットとしての電気光学装置1と本体部2010を備える。本体部2010には、電源スイッチ2001及びキーボード2002が設けられている。この電気光学装置1はOLED素子17を用いるので、視野角が広く見易い画面を表示できる。
図14に、電気光学装置1を適用した携帯電話機の構成を示す。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001及びスクロールボタン3002、並びに表示ユニットとしての電気光学装置1を備える。スクロールボタン3002を操作することによって、電気光学装置1に表示される画面がスクロールされる。
図15に、電気光学装置1を適用した情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001及び電源スイッチ4002、並びに表示ユニットとしての電気光学装置1を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった各種の情報が電気光学装置1に表示される。
なお、電気光学装置1が適用される電子機器としては、図13〜図15に示すものの他、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、前述した電気光学装置1が適用可能である。
本発明の実施形態に係る電気光学装置の断面図である。 本発明の第1実施形態に係る電気光学装置の構成を示すブロック図である。 同装置における画素回路の構成を示す回路図である。 白色光を発する自発光素子であるOLED素子の一例の発光スペクトラムを示すグラフである。 同装置における色変換層である3色のカラーフィルタの例の透過特性を示すグラフである。 同装置における電源配線の概略構成を示す図である。 同装置における電源配線の詳細構成を示す図である。 同電源配線のさらに詳細な構成を示す図である。 前記画素回路に与えられるデータ電圧を一定にした場合のOLED素子に与えられる電源電圧とOLED素子を流れる電流との関係を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係る電気光学装置における電源配線の詳細構成を示す図である。 本発明の変形例に係る電気光学装置における主電源線の一構成例を示す図である。 本発明の変形例に係る電気光学装置における主電源線の他の構成例を示す図である。 同電気光学装置を適用したモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。 同電気光学装置を適用した携帯電話機の構成を示す斜視図である。 同電気光学装置を適用した携帯情報端末の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1…電気光学装置、12…薄膜トランジスタ(TFT)層、13…TFT素子、17…OLED素子(自発光素子)、18R,18G,18B…カラーフィルタ(色変換層)、400…画素回路、600…電源回路、AA…電気光学パネル、A…画素領域、LR,LG,LB…主電源線、Lr1,Lg1,Lb1…第1副電源線、Lr2,Lg2,Lb2…第2副電源線、P…副電源接続点、Q…画素接続点。

Claims (8)

  1. 発光色が同じ自発光素子を各々が包含し、電源電圧を受けて各自が包含する自発光素子を駆動する複数の画素回路と、
    前記複数の自発光素子にそれぞれ重ねられており、前記自発光素子の各々から発せられた光の色を別の実現色に変換することが可能であり、互いに異なる実現色を持つ複数種類の色変換層と、
    前記色変換層の種類に応じて独立して設けられ、前記電源電圧を前記複数の画素回路に供給する複数の電源配線とを備えたことを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記複数の電源配線は、前記色変換層の種類に応じて、単位長さあたりの電気抵抗値が互いに異なる部分を少なくとも一部において有することを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記複数の電源配線は、前記色変換層の種類に応じて互いに異なる断面積を少なくとも一部において有することを特徴とする請求項2に記載の電気光学装置。
  4. 前記複数の電源配線は、前記色変換層の種類に応じて互いに異なる幅を少なくとも一部において有することを特徴とする請求項3に記載の電気光学装置。
  5. 前記電源配線の各々は、複数の画素回路が配列された画素領域の外側に配置されている主電源線と、
    前記主電源線に接続されるとともに前記画素領域内に延びる複数の副電源線とを備えており、
    前記副電源線が、電源配線に対応する種類の色変換層に重なった自発光素子を有する画素回路に接続されており、
    前記色変換層の種類に応じて、前記複数の電源配線の前記主電源線と前記副電源線の少なくともいずれかについて、単位長さあたりの電気抵抗値が互いに異なることを特徴とする請求項2に記載の電気光学装置。
  6. 前記色変換層の実現色は赤、緑および青であり、
    複数種類の色変換層から出力される光を混合した光が白色を呈示するように各自発光素子を発光させた時に前記各自発光素子に流れる電流の比に応じて、前記電源配線の相互の単位長さあたりの電気抵抗値の比が設定されていることを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1項に記載の電気光学装置。
  7. 前記電源配線の各々は、複数の画素回路が配列された画素領域の外側において前記画素領域の少なくとも二辺に亘って配置されている主電源線と、
    前記主電源線の一辺に接続されるとともに前記画素領域内に延びる複数の第1副電源線と、
    前記主電源線の一辺と隣接する辺に接続されるとともに前記画素領域内に延びる複数の第2副電源線と、
    前記第1副電源線と前記第2副電源線の交差の全部又は一部において、前記第1副電源線と前記第2副電源線とを接続する複数の副電源接続点とを備えており、
    前記第1副電源線または前記第2副電源線が、電源配線に対応する種類の色変換層に重なった自発光素子を有する画素回路に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  8. 請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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