JP2005235353A - 光ディスク装置及びデータ再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 十分なディフェクト検出の感度を確保しつつ、再生信号の変化については不必要なディフェクト検出を防止することができる光ディスク装置及びデータ再生方法を提供する。
【解決手段】 光ディスク装置は、ディフェクト検出回路の前段に振幅差低減回路を備える。振幅差低減回路は、光ディスクに記録された信号のうち、最短データ長の信号から得られる再生信号の信号振幅と最長データ長の信号から得られる再生信号の信号振幅との差を低減した振幅差低減信号D4(図2(B))をRF信号D3(図2(A))から生成し、ディフェクト検出回路は、その信号D4をエンベロープ検波し、Peak Hold1(図2(C))及びPeak Hold2(図2(D))を生成する。そして、Peak Hold2−Peak Hold1(図2(D))を所定のしきい値TH1により処理することでディフェクトフラグ(図2(E))を生成して出力する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光ディスク表面に形成されたディフェクトを検出するディフェクト検出回路を備えた光ディスク装置及びデータ再生方法に関する。
光ディスクの表面に形成された傷等によるディフェクト(defect:欠陥)に対しては、再生信号のエンベロープが局所的に変化するため、再生信号のエンベロープ検波結果を所定のしきい値により判定して、ディフェクトを検出することができる。従来、この検出されたディフェクトを示すフラグ(ディフェクトフラグ)を使用し、サーボ信号処理回路やデータ復調信号処理回路においてディフェクト対策を施すことにより、ディフェクトによるサーボやデータ復調信号動作が不安定になることを軽減している。
図5は、従来の光ディスク装置を示すブロック図である。図5において、光ピックアップ101は、光ディスク102にレーザービームを照射し、光ディスク102より得られる戻り光を所定の受光素子により受光する。この受光結果をRFアンプ信号処理103により、データ復調用RF信号D11、ディフェクト検出用RF信号D12、サーボ用エラー信号D13へと変換する。
ディフェクト検出回路104では、ディフェクト検出用RF信号(図6(A))をエンベロープ検波し、Peak Hold1(図6(B))及びPeak Hold2(図6(C))を生成する。その後、Peak Hold2とPeak Hold1との差(Peak Hold2−Peak Hold1)(図6(D))を所定のしきい値TH4により判定を行い、ディフェクトフラグ(図6(E))を出力する。
サーボ信号処理回路105は、RFアンプ信号処理回路103から出力されるサーボ用エラー信号D13を入力として、光ピックアップ101への駆動信号を出力する。この際、ディフェクトが検出された際には、サーボ信号処理回路105内にてディフェクト対策回路からの出力に切り換えることにより、ディフェクト時の不安定さを軽減している(下記特許文献1参照)。
しかしながら、ディフェクトには、しきい値TH4を跨いで上下変動する場合があり、そのような場合は、ディフェクトフラグが頻繁に立ち上がって、データ復調信号処理回路106内のPLL(phase-locked loop:フェイズロックループ)のでの動作が不安定になるという問題点がある。
これに対して、ディフェクト検出におけるしきい値TH4を変更することが考えられるが、しきい値を高くするとディフェクトの検出感度が低下し、本来、ディフェクトとして検出されるべき状態がディフェクトとして検出されなくなることにより、ディフェクト時のサーボやデータ復調信号処理回路の動作が不安定になる。一方、しきい値を低くするとディフェクトの検出感度が不必要に向上し、ディフェクトではない再生信号の変化についても、ディフェクトとして検出されることにより、サーボやデータ復調信号処理回路の動作が不安定になる。
このような問題を解決すべく、第1のしきい値及び第2のしきい値によるヒステリシス特性により再生信号のレベルを判定してディフェクトを検出する光ディスク装置が下記特許文献2に記載されている。この特許文献2に記載の光ディスク装置は、第1のしきい値及び第2のしきい値によるヒステリシス特性により再生信号のレベルを判定してディフェクト検出結果を出力することにより、短い周期でディフェクト検出フラグが頻繁に立ち上がる状況を回避してディフェクトの検出感度を確保するものである。
特許第2751492号公報 特開2003−157528号公報
しかしながら、上述した如く、上記特許文献1に記載の技術においては、しきい値TH4によりディフェクト検出するため、このしきい値TH4を例えば小さくしてディフェクト検出の感度を向上させようとしても、光ディスクの表面に形成された傷等ではなく、再生信号の最短データ長の信号振幅が最長データ長の信号振幅と比較して小さい場合、ディフェクトではない箇所においても、ディフェクトフラグが検出されてしまう。特に、記録再生が可能なディスクにおいては、最短データ長の信号振幅と最長データ長の信号振幅の差が大きいものがあり、ディフェクト検出が過剰になされてしまうという問題点がある。
これに対し、上記特許文献2に記載された技術のように、2つのしきい値によるヒステリシス特性を持たせたディフェクト検出においては、第2のしきい値に対して第1のしきい値がディフェクトフラグを立ち上げる側にシフトした信号レベルに設定され、第2のしきい値は信号レベルが小さい変動に対してディフェクトフラグがたち下がらないように設定し、これらのヒステリシス特性を利用して短い周期でディフェクト検出フラグが頻繁に立ち上がることを防止するものであるが、ディフェクトではなく、信号レベルが小さい場合の再生信号をもディフェクトとして検出する場合があり、特にCD−RWなどの書換え可能なディスクなどに記録された信号を正しく再生することができないという問題点がある。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、十分なディフェクト検出の感度を確保しつつ、再生信号の変化については不必要なディフェクト検出を防止することができる光ディスク装置及びデータ再生方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る光ディスク装置は、光ディスクに対して光を照射して得られる戻り光を受光して信号を再生する光ディスク装置において、上記受光結果に基づき得られる再生信号における信号振幅の振幅差を低減した振幅差低減信号からディフェクトを検出するディフェクト検出手段を有することを特徴とする。
本発明においては、光ディスクに記録された信号から得られる再生信号における信号振幅差を低減した振幅差低減信号からディフェクトを検出するため、最短データ長の信号振幅が小さかったり、最長データ長の信号振幅が大きかったりするために、最短データ長の信号からの再生信号がディフェクトとして検出されてしまうようなディフェクトの過剰検出を防止し、ディフェクトではなく、信号レベルが小さい再生信号であっても正しく再生することができる。
また、上記ディフェクト検出手段に入力される前に、上記光ディスクに記録された信号のうち最短データ長の信号から得られる再生信号の信号振幅と最長データ長の信号から得られる再生信号の信号振幅との振幅差を低減して振幅差低減信号を生成する振幅差低減手段を有することができ、光ディスクからの戻り光を受光する光ピックアップから後段であってディフェクト検出手段までの間に、再生信号の信号振幅を低減するための手段を設けることができる。
更に、上記振幅差低減手段は、上記最短データ長に対応する周波数近傍における再生信号の信号振幅を増幅することができ、光ディスクに記録された最短データ長の信号から得られる振幅が小さい再生信号を増幅することで再生信号の振幅差を低減することができる。
更にまた、上記振幅差低減手段は、上記再生信号の再生速度に応じて、上記信号振幅を増幅する最短データ長に対応する周波数を変化させることができ、再生速度に応じて再生信号における最短データ長の周波数帯域が変化するため、再生信号やFG信号などから再生速度を検出し、これに応じて振幅をブーストする周波数帯域を変更することができる。
また、上記振幅差低減手段は、上記最短データ長に対応する周波数に応じて、上記信号振幅を増幅する再生信号の周波数を変化させることができ、ディスクの種類に応じて最短データ長の周波数が異なる場合などには、この周波数を検出し、これに応じて振幅をブーストする周波数帯域を変更することができる。
本発明に係るデータ再生方法は、光ディスクに対して光を照射して得られる戻り光を受光して信号を再生するデータ再生方法において、上記受光結果に基づき得られる再生信号における信号振幅の振幅差を低減した振幅差低減信号からディフェクトを検出するディフェクト検出工程を有することを特徴とする。
本発明に係る光ディスク装置及びデータ再生方法によれば、光ディスクに記録された信号のうち最短データ長の信号から得られる再生信号の信号振幅と最長データ長の信号から得られる再生信号の信号振幅との差を低減した振幅差低減信号からディフェクトを検出するため、例えば最短データ長の信号振幅が小さい信号、最短データ長と最長データ長との信号振幅差が大きい再生信号などにおいても、信号レベルが小さい再生信号をディフェクトとして検出してしまうことがなく、ディフェクトの過剰検出を防止し、サーボやデータ復調信号処理回路の動作の不安定さを軽減すると共に、ディフェクトフラグの過剰検出を抑えつつディフェクトの検出感度を低下させないためのしきい値設定が容易となる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、ディフェクトの過剰検出を防止すると共に、ディフェクトではなく、信号レベルが小さい再生信号であっても正しく再生することができる光ディスク装置及び光ディスクのデータ再生方法に適用したものである。
図1は、本発明の実施の形態に係る光ディスク装置を示すブロック図である。図1に示すように、光ディスク装置1は、光ディスク12からの戻り光を受光する受光素子を備える光ピックアップ11と、光ピックアップ11からの受光結果に基づき各種の信号処理を行う信号処理回路22と、信号処理回路22を制御するCPU18とを有する。
信号処理回路22は、受光結果を各種の信号に変換する処理をするRFアンプ信号処理回路13と、RFアンプ信号処理回路13からのサーボ用エラー信号D1、データ復調用RF信号D2及びディフェクト検出用RF信号D3によりそれぞれサーボ信号処理、振幅差処理、及びデータ復調処理を行うサーボ信号処理回路15、振幅差低減回路17、及びデータ復調信号処理回路16と、振幅差低減回路17からの振幅差低減出力D4を使用してディフェクト検出するディフェクト検出回路14とを有する。更に、ディスク12の再生信号に基づき再生速度を検出する再生速度検出回路19a、又はディスク12を回転駆動するスピンドルモータ20からのFG信号により再生速度を検出する再生速度検出回路19bなどを有している。
この光ディスク装置1における信号処理について説明する。図2は、信号処理回路22にて処理される各種の信号を示す模式図である。図2(A)は、ディフェクト検出用RF信号D3、図2(B)は、振幅差低減回路出力D4、図2(C)及び図2(D)は、それぞれディフェクト検出回路14にて異なる時定数にて生成されるPeak Hold1及びPeak Hold2、図2(E)は、Peak Hold2とPeak Hold1との差をとった信号、図2(F)は、ディフェクト検出回路14にて検出されたディフェクトフラグD5を示す。
この光ディスク装置1においては、光ピックアップ11が光ディスク12にレーザービームを照射し、光ディスク12より得られる戻り光を所定の受光素子により受光する。そして、この受光結果をRFアンプ信号処理回路13にて、データ復調用RF信号、ディフェクト検出用RF信号、サーボ用エラー信号へと変換する。
データ復調信号処理回路16では、データ復調用RF信号を用いて、データ読み出しのためのPLL処理、データ復調処理、誤り訂正処理が行われ、ディスク12に記録されているデータが読み出される。
また、ディフェクト検出用RF信号D3(図2(A))は、振幅差低減回路17にて、振幅差低減処理がなされ、これが振幅差低減回路出力である振幅差低減信号D4(図2(B))としてディフェクト検出回路14へ入力される。この振幅差低減回路17は、光ディスク12に記録された信号のうち、最短データ長の信号から得られる再生信号の信号振幅(信号レベル)と、同じく光ディスク12に記録された信号のうち、最長データ長の信号から得られる再生信号の信号振幅との差を小さくすることで振幅差低減信号を生成するものである。
ディフェクト検出回路14では、振幅差低減回路17により、最短データ長に対応する再生信号の信号振幅と最長データ長に対応する再生信号の信号振幅との差が低減された振幅差低減信号D4(図2(B))をエンベロープ検波し、Peak Hold1(図2(C))及びPeak Hold2(図2(D))を生成する。図2(C)は、信号D4の振幅変化に追従するよう早い時定数により生成された信号であり、図2(D)は信号D4の振幅変化に追従しない程度の遅い時定数により生成された信号である。
その後、Peak Hold2−Peak Hold1(図2(D))を所定のしきい値TH1により判定を行い、ディフェクトフラグ(図2(E))を出力する。所定のしきい値TH1は、CPU8等により設定可能である。
上述した特許文献2に記載の技術においては、再生信号における最短データ長に対応する信号振幅と最長データ長に対応する信号振幅との差が大きいため、Peak Hold2−Peak Hold1(図4(D))の結果が所定のしきい値TH4を上回ってしまい、ディフェクトフラグ(図4(E))が過剰に検出されていた。これに対して、本実施の形態においては、振幅差低減回路17により再生信号における最短データ長に対応する周波数の信号振幅と最長データ長に対応する周波数の信号振幅との差を低減する処理により、その振幅差を小さく抑えることができる。従って、例えば、本来は再生信号であるがその振幅が小さいような信号が存在している場合であっても、Peak Hold2−Peak Hold1(図2(D))の結果は、そのような信号によっては所定のしきい値TH1を超えることがなく、ディフェクトフラグ(図2(E))は検出されない。すなわち、ディフェクトの過剰検出を防止し、振幅レベルが小さい再生信号であっても正しく再生することができる。
次に、最短データ長の信号から得られる再生信号の信号振幅と最長データ長の信号から得られる再生信号の信号振幅との差を低減する方法について説明する。再生信号の信号振幅との差を低減する方法としては、振幅差低減回路17において最短データ長の信号から得られる再生信号に対応する周波数近傍の信号レベルをブーストする方法がある。
このような場合の回路例を図3(A)に示す。また、周波数特性例を図3(B)に示す。振幅差低減回路は、図3(A)に示すように、コンデンサ31、抵抗32〜34、及びオペアンプ35から構成することができ、図3(B)に示すように、最短データ長の信号から得られる再生信号に対応する周波数fminにおいて信号振幅が増幅される。
また、他の方法としては、最長データ長の信号から得られる再生信号における周波数近傍の信号レベルを減衰させることにより、振幅差を低減することも可能である。そのような場合の回路例を図4(A)に示す。また、周波数特性を図4(B)に示す。この場合、振幅差低減回路は、図4(A)に示すように、コンデンサ11、抵抗42,43から構成することができ、図4(B)に示すように、最長データ長の信号から得られる再生信号に対応する周波数fmaxにおいて信号振幅が減衰される。なお、振幅差低減回路17は、再生信号の振幅差を低減するものであるが、ディフェクト検出用に使用するため、信号振幅を増幅若しくはカットできればよく、時間軸のずれや、ジッタの大きさなどはそれほど考慮しなくてもよい。
また、本実施の形態における振幅差低減回路17は、ディフェクト検出回路14の前段に設けるものとしているが、光ピックアップ11からディフェクト検出回路14の間であれば、どこに配置してもよい。
更に、このように最短データ長に対応する周波数における信号レベルをブーストする場合、又は最長データ長に対応する周波数における信号レベルを減衰する場合、対象とする周波数は固定でも効果を得られるが、再生信号の再生速度に応じて可変させた方が、より精確に信号振幅差の低減処理を行うことができる。再生速度は、CLV再生又はCAV再生などにより算出方法に違いはあるが、CPU18等で算出可能であるため、CPU18等から再生速度に応じたブースト周波数の設定などを行えばよい。
すなわち、再生速度検出回路19a又は再生速度検出回路19bにて検出された速度検出結果に基づき、振幅差低減回路17に対するブーストすべき周波数の設定を行うことができる。ここで、再生速度検出回路19aは、データ復調信号処理回路16からの再生信号に同期したクロックを検出し、このクロックに基づき再生速度を検出する回路である。また、再生速度検出回路19bは、ディスク12を回転駆動するスピンドルモータ20の底部に保持したFG信号発生回路より、所定の回転角度毎に信号レベルが立ち上がるFG信号が入力され、このFG信号に基づきディスク12の再生速度を検出する。
なお、例えば、スピンドルモータ20を駆動するスピンドルサーボ回路(図示せず)には、FG信号が供給され、ディスク12の露光位置に応じてFG信号の周波数が所定の周波数になるようスピンドルモータ20を駆動することにより、ディスク12が線速度一定の条件にて回転駆動される。
このようにして検出された再生速度がCPU18に供給され、この再生速度に応じてCPU18が振幅差低減回路17にてブーストする周波数またはカットする周波数を適宜設定することができる。振幅差低減回路17は、CPU18などの制御のもと、例えば可変抵抗などとしてその抵抗値を変更するなどすることにより、再生速度に応じてブーストする最短データ長の周波数を変更したり、再生信号の最短データ長の周波数検出結果に応じてブーストすべき周波数を変更したりすることができる。
なお、本実施の形態においては、CPU18は、信号処理回路を制御するものとして説明したが、この光ディスク装置を制御する更に上位の機器や、光ディスク装置内に複数のCPUを備える場合などにおいては、再生速度に基づき所定のCPUにて振幅差低減回路7を制御すればよく、また振幅差低減回路17にて再生速度を検出する処理を行ってもよい。また、図1には、再生速度検出回路により再生速度を検出するものとしたが、クロック又はFG信号などをCPU18に供給し、CPU18にて再生速度を算出し、この結果に応じて振幅差低減回路17を制御してもよい。
更に、ディスクの種類により最短データ長又は最長データ長が異なる場合でも、CPU8等にてディスクの種類判別を行ってディスクの再生を行っているため、CPU18等からディスクの種類に応じたブースト周波数の設定を行うことなども可能である。
本実施の形態においては、光ディスク12の表面に形成された傷等の影響ではなく光ディスクに記録された信号のうち最短データ長の信号からの再生信号の信号レベルが小さいためなどにより、再生信号の最短データ長の信号振幅と最長データ長の信号振幅との差が大きい場合であって、振幅差低減回路17により、再生信号における信号振幅の差を低減する処理をした後、ディフェクト検出回路14にてディフェクトを検出するため、ディフェクトフラグの過剰検出を低減でき、ディフェクトに対する検出感度を落とす必要もなくなるため、サーボやデータ復調信号処理回路の動作の不安定さを軽減することができる。
更に、従来はディフェクトフラグの過剰検出を抑えることと、ディフェクトの検出感度を低下させないことの両立が難しかったが、本実施の形態により再生信号のレベル変化を低減することができるため、ディフェクトフラグの過剰検出を抑えながらも、本来のディフェクト検出のためのしきい値設定が容易にできるようになる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、再生信号の最短データ長の信号振幅と最長データ長の信号振幅との差を低減するための振幅差低減回路17をディフェクト検出回路14の直前に設けるものとしたが、上述したように、受光素子からディフェクト検出回路14までの間であれば、この振幅差低減回路17を配置する位置は特に限定される必要はない。
本発明の実施の形態に係る光ディスク装置を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る光ディスク装置における信号処理回路にて処理される各種の信号を示す模式図である。振幅差低減回路において方法がある。 (A)最短データ長の周波数における信号レベルをブーストするための回路図であり、(B)は周波数特性の一例を示すグラフ図である。 (A)最長データ長の周波数における信号をカットするための回路図であり、(B)は周波数特性の一例を示すグラフ図である。 従来の光ディスク装置を示すブロック図である。 従来の光ディスク装置における信号処理回路にて処理される各種の信号を示す模式図である。
符号の説明
1 光ディスク装置、11 コンデンサ、11 光ピックアップ、12 ディスク、 13 アンプ信号処理回路、14 ディフェクト検出回路、15 サーボ信号処理回路、 16 データ復調信号処理回路、17 振幅差低減回路、18 CPU、19a 再生速度検出回路、19a,19b 再生速度検出回路、20 スピンドルモータ、21 サーボ回路、22 信号処理回路、31 コンデンサ、32〜34 抵抗、35 オペアンプ、42,43 抵抗

Claims (10)

  1. 光ディスクに対して光を照射して得られる戻り光を受光して信号を再生する光ディスク装置において、
    上記受光結果に基づき得られる再生信号における信号振幅の振幅差を低減した振幅差低減信号からディフェクトを検出するディフェクト検出手段を有する
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 上記ディフェクト検出手段に入力される前に、上記光ディスクに記録された信号のうち最短データ長の信号から得られる再生信号の信号振幅と最長データ長の信号から得られる再生信号の信号振幅との振幅差を低減して振幅差低減信号を生成する振幅差低減手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 上記振幅差低減手段は、上記最短データ長に対応する周波数近傍における再生信号の信号振幅を増幅する
    ことを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
  4. 上記振幅差低減手段は、上記再生信号の再生速度に応じて、上記信号振幅を増幅する最短データ長に対応する周波数を変化させる
    ことを特徴とする請求項3記載の光ディスク装置。
  5. 上記振幅差低減手段は、上記最短データ長に対応する周波数に応じて、上記信号振幅を増幅する再生信号の周波数を変化させる
    ことを特徴とする請求項3記載の光ディスク装置。
  6. 光ディスクに対して光を照射して得られる戻り光を受光して信号を再生するデータ再生方法において、
    上記受光結果に基づき得られる再生信号における信号振幅の振幅差を低減した振幅差低減信号からディフェクトを検出するディフェクト検出工程を有する
    ことを特徴とするデータ再生方法。
  7. 上記光ディスクに記録された信号のうち最短データ長の信号から得られる再生信号の信号振幅と最長データ長の信号から得られる再生信号の信号振幅との振幅差を低減して振幅差低減信号を生成する振幅差低減工程を有し、
    上記ディフェクト検出工程では、上記振幅差低減工程にて生成された振幅差低減信号を使用してディフェクトを検出する
    ことを特徴とする請求項6記載のデータ再生方法。
  8. 上記振幅差低減工程では、上記最短データ長に対応する周波数近傍における再生信号の信号振幅を増幅する
    ことを特徴とする請求項7記載のデータ再生方法。
  9. 上記振幅差低減工程では、上記再生信号の再生速度に応じて、上記信号振幅を増幅する最短データ長に対応する周波数を変化させる
    ことを特徴とする請求項8記載のデータ再生方法。
  10. 上記振幅差低減工程では、上記最短データ長に対応する周波数に応じて、上記信号振幅を増幅する再生信号の周波数を変化させる
    ことを特徴とする請求項8記載のデータ再生方法。
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