JP2005234636A - 通信ネットワークを介してパラメータ入力を行わせるためのサーバ装置及びクライアント端末装置並びにそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザによる選択枝の選択操作を容易にする。
【解決手段】 サーバからユーザに提供されるサイト画面の情報には、ユーザからの回答を要請する場面において、画面上に回答用の領域を設置する情報が含まれている。この回答用の領域は、1つの選択枝に対応するものではなく、複数の選択枝に対応している。サーバでは回答用の領域を複数部分に区分して各部分ごとに回答の選択枝を割当てる割当て情報を記憶しており、ユーザが回答用の領域の中の任意の部位を選択操作すると、その選択操作情報がサーバ装置に送られ、選択操作された部位に割り当てられている回答の選択枝を、前記割当て情報を参照して、決定する。こうして、ユーザは選択枝を選択する操作を行うことで該選択枝に対応したパラメータを入力することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 サーバからユーザに提供されるサイト画面の情報には、ユーザからの回答を要請する場面において、画面上に回答用の領域を設置する情報が含まれている。この回答用の領域は、1つの選択枝に対応するものではなく、複数の選択枝に対応している。サーバでは回答用の領域を複数部分に区分して各部分ごとに回答の選択枝を割当てる割当て情報を記憶しており、ユーザが回答用の領域の中の任意の部位を選択操作すると、その選択操作情報がサーバ装置に送られ、選択操作された部位に割り当てられている回答の選択枝を、前記割当て情報を参照して、決定する。こうして、ユーザは選択枝を選択する操作を行うことで該選択枝に対応したパラメータを入力することができる。
【選択図】 図2
Description
この発明は、通信ネットワークを介してパラメータ入力を行わせるためのサーバ装置及びクライアント端末装置並びにそのプログラムに関し、例えば、Webサイトを利用したアンケートシステム等において利用可能なものである。
Webサイトを利用したアンケートシステムにおいては、サーバ装置が提供するWebサイトの画面上に回答の選択枝の数だけラジオボタンを準備しておくか、回答の選択枝のリストを準備しておき、ユーザはラジオボタンのいずれかあるいはリスト項目のいずれかを選択する入力を行うことで回答を行なう。回答の情報はWebサイトを利用しているクライアント端末装置から該Webサイトを提供しているサーバ装置へ送信される。このような従来の手法にあっては、回答の選択枝の数を増やすとユーザによる選択操作が面倒になるために、選択枝の数を敢えて少なくすることが多々ある。しかし、そのように敢えて選択枝の数を少なくすると、各ユーザの回答の真意を綿密に収集することは困難となる。また、ユーザは、回答にあたって用意されている選択枝の内容を1つずつ確認しなければ回答できないために直感的で簡単に回答することができない、という面倒もあった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、クライアント端末装置におけるユーザの選択操作によってパラメータ入力を行わせる場合において、ユーザによる選択操作を容易にしうるようにした、通信ネットワークを介してパラメータ入力を行わせるためのサーバ装置及びクライアント端末装置並びにそのプログラムを提供しようとするものである。
この発明に係るサーバ装置は、通信ネットワークを介してクライアント端末装置と接続されるサーバ装置であって、クライアント端末装置に提供するサイト画面の情報を記憶するものであり、前記サイト画面の情報には、画面上に回答用の領域を設置する情報を含み、更に、該回答用の領域を複数部分に区分して各部分ごとに回答の選択枝を割当てる情報を記憶する記憶手段と、クライアント端末装置に対してサイト画面の情報を提示する送信手段と、クライアント端末装置に対して送信された前記情報に基づき該クライアント端末装置の画面上に表示されたサイト画面中の前記回答用の領域に対して該クライアント端末装置で行われた選択操作に応じて、該選択操作された部分を表わす情報を該クライアント端末装置から受信する受信手段と、前記受信手段で受信した前記選択操作された部分を表わす情報に基づき、該選択操作された部分に対応する回答の選択枝が何であるかを、前記記憶手段に記憶された前記回答の選択枝を割当てる情報を参照して、決定する決定手段とを具える。
この発明に係るクライアント端末装置は、通信ネットワークを介してサーバ装置と接続されるクライアント端末装置であって、サーバ装置からサイト画面の情報を受信する受信手段と、前記サイト画面の情報には、画面上に回答用の領域を設置する情報を含んでおり、受信したサイト画面の情報に基づき、前記回答用の領域を含むサイト画面を表示する手段と、画面上に表示されたサイト画面中の前記回答用の領域に対するユーザによる選択操作を受け付け、該選択操作された部分を表わす情報を前記サーバ装置に対して送信する送信手段とを具える。
サーバ装置からクライアント端末装置に提供されるサイト画面の情報に含まれる回答用の領域を設置する情報に基づき、クライアント端末装置の画面上に表示される回答用の領域は、1つの選択枝に対応するものではなく、複数の選択枝に対応している。すなわち、サーバ装置の記憶手段において、回答用の領域を複数部分に区分して各部分ごとに回答の選択枝を割当てる情報を記憶しており、ユーザが回答用の領域の中の任意の部分を選択操作すると、その選択操作情報がサーバ装置に送られ、選択操作された部分に割り当てられている回答の選択枝を、前記記憶手段の記憶内容を参照して、決定する。こうして、ユーザは選択枝を選択する操作を行うことで該選択枝に対応したパラメータを入力することができる。勿論、画面上に表示される回答用の領域にはユーザの選択を助けるための大まかなガイド表示が付記されていてよく、そのガイド表示を参考にして、ユーザは所望の選択の選択操作を行う。回答用の領域で選択可能な選択枝が多数又は多岐にわたっていても、ユーザは細かな選択操作を行う必要がなく、おおまかな選択操作を行うだけでよい。従って、回答の選択枝の数を多くしてもユーザにとって選択操作が苦にならず、便利である。また、回答用の領域の中のおおまかな配置を考慮してアナログ的思考で選択操作を行うことができるので、直感的で簡単な選択操作が行える。
以下、添付図面を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施例に係るシステム全体のハード構成を略示するものである。通信ネットワークXを介してサーバ装置1と各クライアント端末装置2が接続可能である。図においては、サーバ装置1の内部構成例が更に示されており、CPU(中央処理ユニット)11、ROM(リードオンリメモリ)12、RAM(ランダムアクセスメモリ)13を含むマイクロコンピュータによって制御される。CPU11は、このサーバ装置1全体の動作を制御する。このCPU111に対して、通信バス14を介して、ROM12、RAM13、入力操作部15の検出回路15a、表示部16の表示回路16a、記憶装置17、通信インタフェース(I/F)18、がそれぞれ接続されている。通信インタフェース(I/F)18を介して適宜の外部機器19が接続可能であり、また、通信ネットワークXに接続可能である。図1に示したサーバ装置1の内部構成例はあくまでも例示にすぎず、また、各部は公知のパーソナルコンピュータまたはサーバコンピュータが具備するものと同様の構成であってよいので、各部についての詳細説明は諸略する。各クライアント端末装置2の内部構成例については図示を省略したが、図1に示したサーバ装置1の内部構成例と同様の構成からなっていてよく、公知のパーソナルコンピュータからなっていてよい。
図1は、この発明の一実施例に係るシステム全体のハード構成を略示するものである。通信ネットワークXを介してサーバ装置1と各クライアント端末装置2が接続可能である。図においては、サーバ装置1の内部構成例が更に示されており、CPU(中央処理ユニット)11、ROM(リードオンリメモリ)12、RAM(ランダムアクセスメモリ)13を含むマイクロコンピュータによって制御される。CPU11は、このサーバ装置1全体の動作を制御する。このCPU111に対して、通信バス14を介して、ROM12、RAM13、入力操作部15の検出回路15a、表示部16の表示回路16a、記憶装置17、通信インタフェース(I/F)18、がそれぞれ接続されている。通信インタフェース(I/F)18を介して適宜の外部機器19が接続可能であり、また、通信ネットワークXに接続可能である。図1に示したサーバ装置1の内部構成例はあくまでも例示にすぎず、また、各部は公知のパーソナルコンピュータまたはサーバコンピュータが具備するものと同様の構成であってよいので、各部についての詳細説明は諸略する。各クライアント端末装置2の内部構成例については図示を省略したが、図1に示したサーバ装置1の内部構成例と同様の構成からなっていてよく、公知のパーソナルコンピュータからなっていてよい。
インターネット等で公知なように、サーバ装置1は、画像及び音響等を含む所定のWebサイトの情報を、通信ネットワークXを介してアクセスしてきたクライアント端末装置2のユーザに提供する、という主たる機能を果たすように構成されている。そのために、Webサイト提供サーバとしての機能を果たすためのコンピュータ制御プログラムがROM12あるいは記憶装置17(例えばハードディスク等その他公知の読み書き可能な大容量記憶装置)に記憶されている。また、公知のように、該サーバ装置1によって提供可能な1又は複数の所定のWebサイトの情報(画像及び音響等のコンテンツ情報)が記憶装置17に記憶されており、特定のユーザからのアクセスに応じて前記制御プログラムが実行される過程で必要な画像及び音響等のコンテンツ情報が該記憶装置17から読み出されて、通信ネットワークXを介して当該特定のユーザのクライアント端末装置2に送信される。これらのコンテンツ情報を受け取ったクライアント端末装置2では、その表示部で画像を可視表示し、その音響再生部で音響信号を再生・発音するようになっていることも公知の通りである。
本実施例においては、サーバ装置1の記憶装置17において、所定のWebサイトの画面を提供する画像情報中に、とりわけ、該サイトをブラウザで閲覧しているユーザに対して、何らかの問いかけを行って、それに回答する(応答する)選択操作(広義にはパラメータ入力操作)を要求する場面の画像情報中に、「回答用の領域を設置する情報」を含んで記憶している。よって、その場面の画像情報がユーザのクライアント端末装置2に送信されたとき、該クライアント端末装置2の表示部では該場面の画像(何らかのサイト画面)がディスプレイ画面に表示され、かつその表示された画面中の所定の位置に、該「回答用の領域を設置する情報」に基づき「回答用の領域」を示す所定画像が表示される。
図2は、そのようにしてクライアント端末装置2の表示部で表示される「回答用の領域」を示す所定画像を含む画面の一例を示す。図2(a)および(b)ともに、ユーザが何らかのアンケートサイトにアクセスし、そのサイトで提示されるアンケートに答える場面で表示される画面であると仮定している。図2(a)および(b)共に、適当な広さ(面積)と適宜の形状からなる「回答用の領域」の画像20,21が表示されるが、表示された「回答用の領域」の画像20,21が担うパラメータ入力機能(選択入力機能)は一様(一義)ではなく、その画像中の部位によって異なっている(多義的である)。すなわち、詳しくは後述するように、ユーザが該「回答用の領域」の画像20(又は21)の任意の部位をマウス等のポインティングデバイスで選択する操作を行うと、その選択操作された部位が担っているパラメータ入力機能(選択入力機能)に応じたパラメータ入力(選択枝の選択入力)が行われたものとして処理される(その旨の判定処理をサーバ装置1で行う)。
サーバ装置1においては、ユーザに対し提示する「回答用の領域」の画像20(又は21)の当該領域を複数部分に区分して管理し、区分された各部分ごとにそれぞれ所定の回答選択枝(パラメータ)を割り当てている。具体的には、サーバ装置1では、このような「回答用の領域を複数部分に区分して各部分ごとに回答の選択枝を割当てる情報」(割当て情報)を、記憶装置17に記憶している。例えば、この割当て情報は、ユーザに対して提示可能な個々の「回答用の領域」毎にテーブル形式で記憶されていてよく、該テーブルでは、当該「回答用の領域」における区分された部位の情報(ユーザが選択操作を行った部位)を引き数として、該部位に割り当てられている回答選択枝(パラメータ)を示す情報を読み出すようになっていてよい。勿論、割当て情報の記憶形式はテーブル形式に限らず、関数方式その他どのような方式でもよい。
1つの「回答用の領域」の画像20(又は21)が担うパラメータ入力機能(選択入力機能)が多義的であるため、画面上に表示される「回答用の領域」の画像20(又は21)に近隣して、ユーザの選択を助けるための大まかなガイド表示を付加するのがよい。このガイド表示は、当該「回答用の領域」の区分形態若しくは割当て形態に応じて種々の体裁をとるようになっていてよい。図2(a)の例では、1つの「回答用の領域」の画像20が、「大好き」という一方の極端選択枝から「大嫌い」という反対の極端選択枝までの複数段階の選択枝の機能を担っており、該回答用領域画像20が当該複数段階の選択枝に対応付けて複数部分に区分されているが、ガイド表示は、「大好き」という一方の極端選択枝に対応する表示と、「大嫌い」という反対の極端選択枝に対応する表示のみが、当該選択枝の部位に近い位置にそれぞれ表示されている。ユーザは、自分の持つ答えに近い回答用領域画像20上の任意の部位をおおまかに且つ直感的に選択操作すればよい。勿論、回答用領域画像20の区分状態が可視的に表示されている必要はないが、区分状態が可視的に表示されるようになっていてもよい(例えば区画線あるいは色の変化又はグラジュエーションなどによって)。
他方、図2(b)の例では、1つの「回答用の領域」の画像21が、その2次元平面の各次元(X軸とY軸)毎に、異なる種類の回答選択枝が割り当てられている。例えば、横方向の次元(X軸)では、「大好き」という一方の極端選択枝から「大嫌い」という反対の極端選択枝までの複数段階の選択枝の機能を担っており、たて方向の次元(Y軸)では、「便利」という一方の極端選択枝から「不便」という反対の極端選択枝までの複数段階の選択枝の機能を担っている。ガイド表示は、回答用領域画像21の横方向に「大好き」という一方の極端選択枝に対応する表示と「大嫌い」という反対の極端選択枝に対応する表示が当該選択枝の部位に近い位置にそれぞれ表示され、回答用領域画像21のたて方向に「便利」という一方の極端選択枝に対応する表示と「不便」という反対の極端選択枝に対応する表示が当該選択枝の部位に近い位置にそれぞれ表示されている。この場合、ユーザは、質問に対する2種類の回答(パラメータ入力)を1回の選択操作で行うことができ、自分の持つ答えに近い回答用領域画像21上の任意の部位をおおまかに且つ直感的に選択操作すればよい。例えば、「大好き」だが「不便」との回答をするユーザは、回答用領域画像21におけるX軸の「大好き」とY軸の「不便」との交点に相当する部位を選択操作すればよい。勿論、この場合も、回答用領域画像21の区分状態が可視的に表示されている必要はないが、区分状態が可視的に表示されるようになっていてもよい。そして、区分状態を色の変化又はグラジュエーションなどによって表示する場合は、X軸とY軸とで、その変化態様を異ならせてもよい。
次に、本実施例におけるサーバ装置1とクライアント端末装置2における処理の一例につき図3を参照して説明する。図3(a)はクライアント端末装置2のコンピュータに実行させるための本実施例に従うプログラムの一例を略示するフロー図、同図(b)はサーバ装置1のコンピュータに実行させるための本実施例に従うプログラムの一例を略示するフロー図である。なお、図3の例では、サーバ装置1が或るアンケートを実施するためのサイトをインターネット上に立ちあげているものとしている。
図3のステップS1,S2,S11,S12は、クライアント端末装置2のユーザがサーバ装置1の提供するインターネット上のアンケートサイトにアクセスして、必要なサイト画面の情報をサーバ装置1から受信してクライアント端末装置2の表示部で表示し、所定の「回答用の領域」の画像(例えば図2の20又は21)を含むサイト画面を該表示部で表示するに至るまでの手順を略示している。
クライアント側の処理ステップS3では、画面に表示された所定の「回答用の領域」の画像(例えば図2の20又は21)における任意の部位に対してユーザによる選択操作がなされたかどうかを判定する。選択操作がなされたならば、該選択操作された部位を表す情報をサーバ装置1に送信する(ステップS4)。この情報は、例えば、該選択操作された部位をXY座標位置で表す情報からなる。
クライアント側の処理ステップS3では、画面に表示された所定の「回答用の領域」の画像(例えば図2の20又は21)における任意の部位に対してユーザによる選択操作がなされたかどうかを判定する。選択操作がなされたならば、該選択操作された部位を表す情報をサーバ装置1に送信する(ステップS4)。この情報は、例えば、該選択操作された部位をXY座標位置で表す情報からなる。
一例として、このステップS4において実行される処理をHTMLプログラム(eng.html)で記述すると、次のようである。
< form name = ・・・・・ action = " get.php3 ' >
< input type = " image ' name = " image1 " src = "回答領域.jpg " >
< / form >
なお、上記で「回答領域.jpg」は、前記所定の「回答用の領域」の画像(例えば図2の20又は21)のファイル名である。マウスクリックによって選択された部位のXY座標位置データを「image1」というファイル名を付けて送信することが実行される。
< form name = ・・・・・ action = " get.php3 ' >
< input type = " image ' name = " image1 " src = "回答領域.jpg " >
< / form >
なお、上記で「回答領域.jpg」は、前記所定の「回答用の領域」の画像(例えば図2の20又は21)のファイル名である。マウスクリックによって選択された部位のXY座標位置データを「image1」というファイル名を付けて送信することが実行される。
サーバ側の処理ステップS13では、クライアント端末装置2が通信ネットワークXを介してサーバ装置1に送信した上記選択操作された部位を表すXY座標位置データを含むファイルを受信する。ステップS14では、該受信したファイルから上記選択操作された部位を表すX座標位置データとY座標位置データとをそれぞれ取り出す。一例として、このステップS14において実行される処理をHTMLプログラム(get.php3)で記述すると、次のようである。
print $image1_x ;
print $image1_y ;
print $image1_x ;
print $image1_y ;
ステップS15では、上記のように取り出したX座標位置データとY座標位置データとに基づき、記憶装置17に記憶している前記割当て情報(つまり、回答用の領域を複数部分に区分して各部分ごとに回答の選択枝を割当てた情報)を参照して、ユーザの選択操作によって選択された回答選択枝(パラメータ)が何であるかを決定する。こうして決定された回答選択枝(パラメータ)はアンケートの集計に反映される(ステップS16)。
ステップS15における決定は、例えば、前述のように、受信したX座標位置データとY座標位置データとを引き数として、当該「回答用の領域」に対応する記憶装置17内の割当て情報を読み出すことで行える。この場合、図2(a)の例のように、X座標位置データとY座標位置データとの交点に対応して1つの選択枝(パラメータ)が割当てられている場合は、該当する1つの選択枝(パラメータ)が読み出される(決定される)。また、図2(b)の例のように、X座標(次元)とY座標(次元)に異なる種類の選択枝(パラメータ)が割当てられている場合は、X座標位置データに対応する或る種類の選択枝(パラメータ)とY座標位置データに対応する別の種類の選択枝(パラメータ)とがそれぞれ読み出される(決定される)。
ステップS15における決定は、例えば、前述のように、受信したX座標位置データとY座標位置データとを引き数として、当該「回答用の領域」に対応する記憶装置17内の割当て情報を読み出すことで行える。この場合、図2(a)の例のように、X座標位置データとY座標位置データとの交点に対応して1つの選択枝(パラメータ)が割当てられている場合は、該当する1つの選択枝(パラメータ)が読み出される(決定される)。また、図2(b)の例のように、X座標(次元)とY座標(次元)に異なる種類の選択枝(パラメータ)が割当てられている場合は、X座標位置データに対応する或る種類の選択枝(パラメータ)とY座標位置データに対応する別の種類の選択枝(パラメータ)とがそれぞれ読み出される(決定される)。
図4は、X座標(次元)とY座標(次元)に対してそれぞれ異なる種類の選択枝(パラメータ)が割当てられている場合における記憶装置17内の割当て情報の一例を示す。図4(a)は、X座標用の割当て情報を例示しており、左側の「001」、「002」等の数値はX座標位置データを示し、右側の「1点」、「2点」等は該X座標位置データに対して割り当てられた選択枝(パラメータ)の内容を例示している。図4(b)は、Y座標用の割当て情報を例示しており、左側の「001−010」、「011−020」等の数値はY座標位置データの数値範囲を示し、右側の「極く悪い」、「悪い」等は該Y座標位置データの数値範囲に対して割り当てられた選択枝(パラメータ)の内容を例示している。図示された例に限らず、必要に応じて様々な内容の情報(選択枝又はパラメータ)を各座標位置に割当ててよいのは勿論である。
なお、画面に表示する「回答用の領域」の画像は2次元図形からなるものに限らず、3次元図形であってもよい。その場合、2次元表示部にバーチャルな3次元図形からなる「回答用の領域」の画像を表示し、適宜の入力手段で3次元な選択操作を行うようにすればよい。例えば、3次元ジョイスティック等で入力操作を行い、その入力状態に応じて画面上のバーチャル3次元図形からなる「回答用の領域」の画像のビュー方向・角度等が変化するようにすればよい。その場合は3次元座標で示された選択操作情報がクライアント端末装置2からサーバ装置1に送信される。
また、サーバ装置1の記憶装置17に記憶する「回答用の領域を複数部分に区分して各部分ごとに回答の選択枝を割当てる情報」は、区分された各部分ごとの位置情報とそれに対応する選択枝とを1対1で対応づけて割当てる情報に限らず、両者の相関性を表す関数又は数式からなるものであってもよい。例えば、選択枝が得点などのように数式などで算出可能なものであれば、区分された各部分ごとの位置情報とそれに対応する選択枝とを1対1で対応づけることなく、1つの数式または関数で割当て状態を表現することができる。その場合、そのような割当て数式又は割当て関数に、選択操作された座標位置の値を代入して演算を実行することにより、選択枝を決定(算出)することができる。
なお、本発明を実施するために必要な上記割当て情報のデータは記憶装置17に限らず、ROM12に予め記憶されていてもよい。また、通信ネットワークXを介して該割当て情報データ供給用のサーバから該割当て情報データをダウンロードしてハードディスク等の記憶装置17に記憶するようにしてもよい。記憶装置17としては、ハードディスクに限らず、フラッシュメモリやCD−ROM、MOなどその他いかなるタイプのメディアであってもよい。
また、本発明を実施するための制御プログラムがサーバ装置1又はクライアント端末装置2のROM内に予め記憶されていない場合は、公知の手法に従い、記憶装置17として使用するハードディスクやCD−ROMに記憶された制御プログラムをRAMに読み込んだり、通信ネットワークXを介して該制御プログラム用のサーバコンピュータから該制御プログラムをダウンロードすることで、ROMに制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPUに行わせることができる。
また、本発明を実施するための制御プログラムがサーバ装置1又はクライアント端末装置2のROM内に予め記憶されていない場合は、公知の手法に従い、記憶装置17として使用するハードディスクやCD−ROMに記憶された制御プログラムをRAMに読み込んだり、通信ネットワークXを介して該制御プログラム用のサーバコンピュータから該制御プログラムをダウンロードすることで、ROMに制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPUに行わせることができる。
X 通信ネットワーク
1 サーバ装置
2 クライアント端末装置
11 CPU(中央処理ユニット)
12 ROM(リードオンリメモリ)
13 RAM(ランダムアクセスメモリ)
16 表示部
17 記憶装置
18 通信インタフェース
20,21 回答用領域の画像
1 サーバ装置
2 クライアント端末装置
11 CPU(中央処理ユニット)
12 ROM(リードオンリメモリ)
13 RAM(ランダムアクセスメモリ)
16 表示部
17 記憶装置
18 通信インタフェース
20,21 回答用領域の画像
Claims (5)
- 通信ネットワークを介してクライアント端末装置と接続されるサーバ装置であって、
クライアント端末装置に提供するサイト画面の情報を記憶するものであり、前記サイト画面の情報には、画面上に回答用の領域を設置する情報を含み、更に、該回答用の領域を複数部分に区分して各部分ごとに回答の選択枝を割当てる情報を記憶する記憶手段と、
クライアント端末装置に対してサイト画面の情報を提示する送信手段と、
クライアント端末装置に対して送信された前記情報に基づき該クライアント端末装置の画面上に表示されたサイト画面中の前記回答用の領域に対して該クライアント端末装置で行われた選択操作に応じて、該選択操作された部分を表わす情報を該クライアント端末装置から受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した前記選択操作された部分を表わす情報に基づき、該選択操作された部分に対応する回答の選択枝が何であるかを、前記記憶手段に記憶された前記回答の選択枝を割当てる情報を参照して、決定する決定手段と
を具えるサーバ装置。 - 前記回答用の領域は複数次元の領域で構成され、各次元毎の領域を複数部分に区分して各次元の各部分ごとに回答の選択枝を割当てる情報が前記記憶手段に記憶され、前記決定手段では、前記選択操作された部分に対して各次元毎に割り当てられている回答の選択枝をそれぞれ決定することを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
- 通信ネットワークを介してサーバ装置と接続されるクライアント端末装置であって、
サーバ装置からサイト画面の情報を受信する受信手段と、前記サイト画面の情報には、画面上に回答用の領域を設置する情報を含んでおり、
受信したサイト画面の情報に基づき、前記回答用の領域を含むサイト画面を表示する手段と、
画面上に表示されたサイト画面中の前記回答用の領域に対するユーザによる選択操作を受け付け、該選択操作された部分を表わす情報を前記サーバ装置に対して送信する送信手段と
を具えるクライアント端末装置。 - 通信ネットワークを介してクライアント端末装置と接続されるサーバ装置が具備するコンピュータに下記の手順を実行させるプログラムであって、前記サーバ装置は、クライアント端末装置に提供するサイト画面の情報を記憶するものであり、前記サイト画面の情報には、画面上に回答用の領域を設置する情報を含み、更に、該回答用の領域を複数部分に区分して各部分ごとに回答の選択枝を割当てる情報を記憶する記憶手段を具備しており、前記コンピュータに実行させる手順は、
クライアント端末装置に対してサイト画面の情報を提示する手順と、
クライアント端末装置に対して送信された前記情報に基づき該クライアント端末装置の画面上に表示されたサイト画面中の前記回答用の領域に対して該クライアント端末装置で行われた選択操作に応じて、該選択操作された部分を表わす情報を該クライアント端末装置から受信する手順と、
受信した前記選択操作された部分を表わす情報を基づき、該選択操作された部分に対応する回答の選択枝が何であるかを、前記記憶手段に記憶された前記回答の選択枝を割当てる情報を参照して、決定する手順と
を含む。 - 通信ネットワークを介してサーバ装置と接続されるクライアント端末装置が具備するコンピュータに、
サーバ装置からサイト画面の情報を受信する手順と、前記サイト画面の情報には、画面上に回答用の領域を設置する情報を含んでおり、
受信したサイト画面の情報に基づき、前記回答用の領域を含むサイト画面を表示する手順と、
画面上に表示されたサイト画面中の前記回答用の領域に対するユーザによる選択操作を受け付け、該選択操作された部分を表わす情報を前記サーバ装置に対して送信する手順と
を実行させるプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004039516A JP2005234636A (ja) | 2004-02-17 | 2004-02-17 | 通信ネットワークを介してパラメータ入力を行わせるためのサーバ装置及びクライアント端末装置並びにそのプログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008217283A (ja) * | 2007-03-02 | 2008-09-18 | Otsuka Sensory Laboratories Co Ltd | 評価情報収集方法及びサーバ |
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2004
- 2004-02-17 JP JP2004039516A patent/JP2005234636A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060623 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090128 |