JP2005233776A - 距離検出装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 距離検出装置の製造方法の簡略化を図る。
【解決手段】 フレネルレンズ6aをインナーケース1cと一体成型する。そして、これらの成型時に、フレネルレンズ6aが所望位置から位置ズレしないようにする。これにより、フレネルレンズ6aおよびインナーケース1cが一体成型された際に、そのときのフレネルレンズ6aの光軸が所望の位置を向いた状態となる。このため、インナーケース1cに他の部品として発光部を固定した際には、自己整合的に、フレネルレンズ6aの光軸が発光部が照射するレーザ光の光軸と対応した状態となる。したがって、フレネルレンズ6aの光軸調整を不要にすることができ、距離検出装置の製造工程の簡略化を図ることができると共に、大量生産時における生産性阻害要因を無くすことが可能となる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば車両に搭載され、光波によって先行車等との距離を測定する距離検出装置およびその製造方法に関するものである。
従来より、車両に搭載される距離検出装置として、例えばレーザ光によって先行車等の障害物との距離を測定するもの(レーザレーダ)が知られている。この距離検出装置は、レーザダイオードを断続的に発光させて車両の前方に照射し、前方の障害物からの反射光をフォトセンサで検出し、発光時刻と受光時刻との時間差に基づいて、障害物までの距離を測定する。
具体的には、距離検出装置は、レーザ光を照射する発光部と、そのレーザ光を反射する六角錐台形状の回転可能なスキャンミラーとなるポリゴンミラーと、反射してきたレーザ光を受け取る受光部とを備えた構成となっている。このような構成により、発光部が照射したレーザ光をポリゴンミラーにて反射させて車両前方に導く。このとき、ポリゴンミラーを回転させ、ポリゴンミラーの各側面に発光部からのレーザ光が当たるようにすることで、ポリゴンミラーでのレーザ光の反射角度を調整し、車両前方の所定範囲にレーザ光がスキャンされるようにする。そして、車両前方の障害物で反射したレーザ光をフレネルレンズおよび受光素子を備えた受光部で受け取ることで距離の測定を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
そして、これら距離検出装置を構成する各部品が樹脂などで形成されたインナーケースに固定されたのち、距離検出装置の外形を形成するアウターケースに収容されることで、距離検出装置が構成されている。
このような従来の距離検出装置では、フレネルレンズをインナーケースに固定するに際し、発光部における出射光の光軸とフレネルレンズの光軸とが一致するように、光軸の調整を行う必要がある。この光軸調整について、図7を参照して説明する。
図7は、上記従来の距離検出装置において、フレネルレンズJ1をインナーケースJ2に固定する際の様子を示した図である。
この図に示されるように、従来の距離検出装置では、フレネルレンズJ1の4隅それぞれに長穴部J3が形成されている。また、インナーケースJ2のうちフレネルレンズJ1が固定される位置には、フレネルレンズJ1の4隅の長穴部J3と対応するネジ穴J4と位置決め凸部J5とが2つずつ対角線の関係で形成されている。
そして、フレネルレンズJ1をインナーケースJ2の所定位置に配置したのち、2本のネジJ6をネジ穴J4に螺合させることにより、フレネルレンズJ1をインナーケースJ2に仮固定する。次に、フレネルレンズJ1を上下方向にスライドさせることで、発光部における出射光の光軸がフレネルレンズJ1の光軸に対して位置ズレしていないように調整する。その後、ネジJ6を固く締めることで、フレネルレンズJ1をインナーケースJ2に本固定している。
このように、従来では、フレネルレンズJ1側の上下調整により、光軸調整を行うようにしている。
特開2002−031685号公報
しかしながら、上記従来の距離検出装置では、フレネルレンズJ1を上下調整しなければ光軸調整を行うことができないため、その調整工程により、距離検出装置の製造工程を増大させるという問題がある。このため、製造工程の煩雑化を招き、引いては大量生産時に、生産性阻害の要因になる恐れもある。
本発明は上記点に鑑みて、距離検出装置における製造工程の簡略化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、アウターケース(1、1a、1b)と、アウターケース内に配置され、探査光を出射する発光部(2)と、アウターケースに形成され、発光部からの探査光を通過させる光通過面を有する投射窓部(1e)と、アウターケース内に配置され、探査光の反射光を集光する集光レンズ(6a)を有し、この集光レンズによって集光された光を受け取る受光部(6)と、アウターケースに形成され、受光部が受け取る反射光を通過させる入射窓部(1f)と、アウターケース内に配置され、集光レンズを所望位置に位置決めされた状態で一体成型したインナーケース(1c)とを備えていることを特徴としている。
このように、集光レンズをインナーケースと一体成型によって形成することにより、集光レンズの光軸が所望の位置を向いた状態のものとして形成することができる。このため、発光部等の他の部品をアウターケースもしくはインナーケースに固定した際には、自己整合的に、集光レンズの光軸が発光部が照射する探査光の光軸と対応した状態となる。したがって、集光レンズの光軸調整を不要にすることができ、距離検出装置の製造工程の簡略化を図ることができる。
請求項2に記載の発明では、固定型(10)内の所望位置に集光レンズを配置したのち、固定型に配置した集光レンズを覆うように可動型(12)を配置し、これら固定型および可動型によって形成される型内に樹脂を注入することで、インナーケースを集光レンズと一体成型により形成する工程を有することを特徴としている。このような手法により、請求項1に示す距離検出装置を製造することができる。
この場合、請求項3に示すように、インナーケースを形成する工程において、固定型における集光レンズが配置される部位を樹脂注入中に冷却するようにすれば、集光レンズが高温下で溶ける可能性がある材質のもので構成されていたとしても、高温な樹脂によって集光レンズが溶けてしまうことを防止することが可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態を適用した距離検出装置の斜視図、断面図および上面図を図1、図2および図3それぞれに示す。以下、これらの図に基づいて距離検出装置の構造について説明する。
図1〜図3に示される距離検出装置は、車両に搭載されるもので、例えば、図2における紙面右方向が車両前方を向くように配置され、例えばオートクルーズ時に車両前方の先行車等の障害物と自車両との距離を検出するレーザレーダとして用いられる。
距離検出装置は、図1に示されるように、略直方体形状で構成されたケース1内に各種部品が収容されて構成されている。
ケース1は、アウターケースを構成する第1ケース部1aと第2ケース部1bおよびインナーケース1cによって構成されている。第1ケース部1aは、一面が開口する箱型を成しており、この第1ケース部1aによって構成される収容スペース内に、各種部品が収容されるようになっている。第1ケース部1aは、基本的に黒色のPPS樹脂で形成されたハウジング部となる樹脂部1dによってその外形が構成されているが、第1ケース部1aのうち車両前方に向けられる面において、左右に並べられて、例えばガラスやアクリル樹脂等の透光性部材によって構成された投射窓部1eと入射窓部1fとが備えられた構成となっている。
第2ケース部1bは、例えばアルミダイカストによって構成され、第1ケース部1aの開口した面にシール部材1gを介して組みつけられ、例えばネジ締めによって固定されている。この第2ケース部1bには、ケース1から部分的に突出した樹脂製のコネクタ1hが配置されており、第2ケース部1bに設けられた穴部を介して、ケース1内外の電気的接続が行えるようになっている。
これら第1、第2ケース部1bによって構成されるケース1内には、インナーケース1cを介して、発光部2、反射ミラー3、ポリゴンミラー4が備えられていると共に、距離検出装置を制御するための制御部(図示せず)などが備えられえた回路基板5が備えられている。なお、図2の断面では示されていないが、発光部2よりも紙面奥側において、ケース1内には、第1ケース部1aに形成された入射窓部1fに対向するように、その内側にフレネルレンズおよび受光素子を有する受光部6も配置されている。
発光部2は、例えば、インナーケース1cに固定されたのち第2ケース部1bに固定されるようになっている。この発光部2は、回路基板5に備えられた制御部からの駆動信号に基づいて駆動され、反射ミラー3に向けてレーザ光の照射を行うようになっている。例えば、この発光部2は、レーザダイオードによって構成され、パルス状の探査光となるレーザ光(探査波)を発生するようになっている。
反射ミラー3は、発光部2が発したレーザ光を反射し、ポリゴンミラー4に向けて照射するためのものである。この反射ミラー3は、例えば、インナーケース1c内壁に固定された支持部7により、インナーケース1cに対して揺動可能に支持されており、例えば、回路基板5に備えられた制御部によって駆動される図示しないモータにより、紙面垂直方向を軸とした反射角度の微調整(例えば、1度程度の調整)が行えるようになっている。
ポリゴンミラー4は、六角錐の先端部分を切り取ったような六角錐台状の形状を成している。このポリゴンミラー4は、インナーケース1cのうち第1ケース部1aの底面側に位置する部位において、六角錐軸を中心として回転可能なように支持されており、回路基板5に備えられた制御部によって駆動される図示しないモータによって回転駆動されるようになっている。このポリゴンミラー4は、その側面がすべて反射ミラーとして働くようになっており、スキャンミラーとして機能する。
具体的には、ポリゴンミラー4は、発光部2が発したレーザ光が反射ミラー3で反射されると、そのレーザ光をさらに反射させ、第1ケース部1aの投射窓部1eを通じてその反射光を車両前方に導くようになっている。そして、図示しないモータによってポリゴンミラー4が駆動されると、その回転に応じてポリゴンミラー4の側面の角度が変わることから、反射光の照射角が変わり、車両前方における所定の範囲がスキャンされるようになっている。
受光部6は、図3に示されるように、フレネルレンズ6aと例えばフォトダイオードによって構成される受光素子6bなどによって構成され、フレネルレンズ6aによってレーザ光を集光し、受光素子6bに集光されたレーザ光が照射されるとその受光強度に対応する出力電流もしくは出力電圧を発生するようになっている。この受光部6により、ケース1の上方に照射されたレーザ光を検出できるようになっている。そして、この受光部6の出力電流もしくは出力電圧は、回路基板5に備えられた制御部に入力されるようになっている。
また、本実施形態では、受光部6におけるフレネルレンズ6aは、インナーケース1cと一体になっている。図4は、これらフレネルレンズ6aおよびインナーケース1cだけを距離検出装置から取り出したときの斜視図である。また、図5は、図4のA−A断面図である。
図4に示されるフレネルレンズ6aおよびインナーケース1cは、一体成型されたものである。図5に示されるように、フレネルレンズ6aの外縁部、つまり、フレネルレンズ6aのうちレーザ光の集光に寄与しない領域がインナーケース1cを構成する樹脂によって覆われることで、フレネルレンズ6aがインナーケース1cに固定されている。
このような一体成型により、フレネルレンズ6aがインナーケース1cにおける所定位置に配置された状態となっている。すなわち、インナーケース1cが第1、第2ケース部1a、1bに収容されている状態において、フレネルレンズ6aの光軸が投射窓部1eから出射されるレーザ光の光軸に対して所定の位置関係となり位置ズレしていない状態となっている。
このような距離検出装置の製造方法について説明する。なお、本実施形態に示す距離検出装置の製造方法に関して、インナーケース1cとフレネルレンズ6aの製造工程以外の部分に関しては、従来の距離検出装置の製造方法と同様であるため、この異なる部分について詳細に説明し、他の部分については簡略化する。
図6は、インナーケース1cとフレネルレンズ6aとを一体成型する際の様子を示したものである。この図に示されるように、まず、フレネルレンズ6aのうち車両前方に向けられる面側を下に向けた状態で、固定型10における所望位置に配置する。このとき、例えば、固定型10におけるフレネルレンズ6aの搭載位置に、位置決め用の壁面等が形成されていることから、成型時にフレネルレンズ6aが上記所望位置から位置ズレしないようになっている。
次に、固定型10内において、フレネルレンズ6aの上部に入れ子と呼ばれるスライド型(可動型の一種)11を配置することで、フレネルレンズ6aの後方位置には樹脂が注入されないように、すなわち、フレネルレンズ6aと受光素子6bとの間が空洞となるようにする。そして、固定型10の上部に可動型12を配置する。これにより、固定型10、スライド型11、可動型12およびフレネルレンズ6aによって形成された内部スペースがインナーケース1cと同じ形となる。
続いて、可動型12に形成された樹脂注入穴12aを通じて樹脂を注入することで、樹脂にて内部スペースを埋め、フレネルレンズ6aを樹脂封止する。そして、樹脂が固化するまで固定型10、スライド型11および可動型12を動かさないようにし、固化した後に、各型を取り外す。これにより、フレネルレンズ6aが一体成型されたインナーケース1cが形成される。
この後、インナーケース1cに各部品を組み付けたのち、回路基板5と共にインナーケース1cを第2ケース部1bに組み付ける。そして、各部品を覆うように第1ケース部1aを第2ケース部1bに組み付けることで、距離検出装置が完成する。
なお、上記インナーケース1cの成型時には、例えば、300℃程度とされた液化樹脂が用いられることから、フレネルレンズ6aがポリカなどのように高温下において溶ける可能性がある材質で構成されていると、高温な樹脂によって溶けてしまう可能性がある。したがって、フレネルレンズ6aの近傍においては、液化樹脂の温度を低下させられるように、固定型10のうちフレネルレンズ6aと対向する部位もしくはスライド型11に、冷却機構を備えるようにし、フレネルレンズ6aが溶けてしまわないように、成型時にその部位を冷却するようにすると良い。
次に、本実施形態のように構成された距離検出装置の作動について説明する。
上記構成の距離検出装置は、例えば車室内に備えられたオートクルーズコントロールのスイッチが投入されると、前方車両との距離の検出を行う。
まず、制御部からの駆動信号に基づいてモータが駆動され、反射ミラー3が所定の角度に調整される。そして、発光部2から所定のタイミングでレーザ光が照射され、そのレーザ光が反射ミラー3およびポリゴンミラー4で反射され、投射窓部1eから車両前方に照射されるという図2中の矢印に示される軌跡をたどる。このレーザ光が自車両の前方に位置する先行車両などによって反射すると、その反射光が入射窓部1dを通じてフレネルレンズ6aで集められ、受光素子6bに照射される。
これにより、受光素子6bは受けたレーザ光の強度に応じた出力電流もしくは出力電圧を発生させる。これが制御部によって検知され、制御部は、そのレーザ光を照射したタイミングとレーザ光が検出されたタイミングの時間差、つまり入力時間差とレーザ光の速度とから次式より先行車両との距離を検出する。
(数1)
レーザ光の速度×入力時間差/2
このようにして先行車両と自車両との距離が検出されると、その検出結果に応じた出力がコネクタを介してケース1の外部、例えばエンジンECUやブレーキECUなどに出力される。これにより、先行車両と自車両との距離が所定距離に維持されるように、エンジン出力もしくは制動力が制御されるようになっている。
続いて、本実施形態における距離検出装置による効果について説明する。
本実施形態の距離検出装置においては、上述したように、フレネルレンズ6aをインナーケース1cと一体成型している。そして、これらの成型時に、フレネルレンズ6aが所望位置から位置ズレしないようになっている。
このため、一体成型によるフレネルレンズ6aおよびインナーケース1cが作成された際に、そのときのフレネルレンズ6aの光軸が所望の位置を向いた状態となる。このため、インナーケース1cもしくは第1、第2ケース部1a、1bに他の部品や発光部2を固定した際には、フレネルレンズ6aの光軸が、自己整合的に、発光部2が照射するレーザ光の光軸と対応した状態となる。
したがって、フレネルレンズ6aの光軸調整を不要にすることができ、距離検出装置の製造工程の簡略化を図ることができると共に、大量生産時における生産性阻害要因を無くすことが可能となる。
なお、本実施形態では、集光レンズとしてフレネルレンズ6aを適用した例を示したが、これは単なる一例であり、そのため種類の集光レンズ、例えば凸面レンズなどを用いることも可能である。(猪俣様:集光レンズをフレネルレンズに限定する必要はないと思い、このような記載を致しました。ご確認ください。)
また、ここでは、車載用の距離検出装置を例に挙げて説明したが、車載用に限らず、他の用途に用いられる距離検出装置に対しても本発明を適用することができる。
本発明の第1実施形態における距離検出装置の斜視図である。 図1に示す距離検出装置の断面図である。 図1に示す距離検出装置の上面図である。 図1に示す距離検出装置におけるインナーケースおよびフレネルレンズを示した斜視図である。 図4におけるA−A断面図である。 インナーケースおよびフレネルレンズの製造工程を示した断面図である。 従来の距離検出装置におけるインナーケースおよびフレネルレンズの組み付けの様子を示した斜視図である。
符号の説明
1…ケース、1a…第1ケース部、1b…第2ケース部、1c…インナーケース、
1d…投射窓部、1e…入射窓部、2…発光部、3…反射ミラー、4…ポリゴンミラー、
5…回路基板、6…受光部、6a…フレネルレンズ(集光レンズ)、6b…受光素子、
10…固定型、11…スライド型、12…可動型。

Claims (3)

  1. アウターケース(1、1a、1b)と、
    前記アウターケース内に配置され、探査光を出射する発光部(2)と、
    前記アウターケースに形成され、前記発光部からの前記探査光を通過させる光通過面を有する投射窓部(1e)と、
    前記アウターケース内に配置され、前記探査光の反射光を集光する集光レンズ(6a)を有し、この集光レンズによって集光された光を受け取る受光部(6)と、
    前記アウターケースに形成され、前記受光部が受け取る前記反射光を通過させる入射窓部(1f)と、
    前記アウターケース内に配置され、前記集光レンズを所望位置に位置決めされた状態で一体成型したインナーケース(1c)とを備え、
    前記発光部が出射した前記探査光を前記投射窓部を通じて前記アウターケースの外部に向けて出射したのち、前記アウターケースの外部で反射してきた前記探査光を前記受光部で受け取り、それに基づいて前記探査光が反射させられた障害物までの距離を検出する距離検出装置。
  2. アウターケース(1、1a、1b)と、
    前記アウターケース内に配置され、探査光を出射する発光部(2)と、
    前記アウターケースに形成され、前記発光部からの前記探査光を通過させる光通過面を有する投射窓部(1e)と、
    前記アウターケース内に配置され、前記探査光の反射光を集光する集光レンズ(6a)を有し、この集光レンズによって集光された光を受け取る受光部(6)と、
    前記アウターケースに形成され、前記受光部が受け取る前記反射光を通過させる入射窓部(1f)と、
    前記アウターケース内に配置されるインナーケース(1c)とを備え、
    前記発光部が出射した前記探査光を前記投射窓部を通じて前記アウターケースの外部に向けて出射したのち、前記アウターケースの外部で反射してきた前記探査光を前記受光部で受け取り、それに基づいて前記探査光が反射させられた障害物までの距離を検出する距離検出装置の製造方法であって、
    固定型(10)内の所望位置に前記集光レンズを配置したのち、前記固定型に配置した前記集光レンズを覆うように可動型(12)を配置し、これら固定型および可動型によって形成される型内に樹脂を注入することで、前記インナーケースを前記集光レンズと一体成型により形成する工程を有することを特徴とする距離検出装置の製造方法。
  3. 前記インナーケースを形成する工程では、前記固定型における前記集光レンズが配置される部位を前記樹脂注入中に冷却することを特徴とする請求項2に記載の距離検出装置の製造方法。
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