JP2005233057A - 遷音速流体用の圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 流通の対象が遷音速の流体であっても、高い性能を発揮できる遷音速流体用の圧縮機を提供する。
【解決手段】 遷音速流体用の圧縮機は、複数の主翼10を有する羽根車3が軸回転し、主翼10の前縁11から遷音速の流体を受け入れてこの流体を主翼10の後縁12から送り出す。ここで主翼10の前縁11は、子午面において、チップ側の端11aから一旦下流側に湾曲しつつ上流側に湾曲しており、このうちでチップ側の湾曲部分の頂点PM1が、ハブ側の端11bからチップ側の端11aに至る直線長さLM1に対してハブ側の端11bを起点とした70%〜90%の範囲に存するようになっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遷音速の流体を受け入れてこれを圧縮しながら送り出す遠心圧縮機や斜流圧縮機といった遷音速流体用の圧縮機に関する。
この種の圧縮機は、主として小型・高圧力比のエンジン・発電機などに搭載されるものであって、複数の翼を有する羽根車が高速で軸回転することで、この翼の前縁から遷音速の流体(空気)を軸方向前方より受け入れて、この流体を各翼相互の間を流通させながら圧縮し、この圧縮流体を翼の後縁から送り出すようになっている。この圧縮機には、高圧で高エネルギーの流体を送り出す性能が要求されることから、遠心型や斜流型が適用される。
従来の一般的な圧縮機について、斜流圧縮機を例に挙げて、図11〜図14を参照しながら説明する(例えば、特許文献1参照)。圧縮機は、大きくは、外形を構成するケーシング1と、このケーシング1内で軸回転可能に支持された主軸2と、この主軸2の前端に一体的に取り付けられた羽根車3とより成る。ケーシング1には、羽根車3の軸方向前方に相当する位置に、流体を取り入れるための口広がり状の取入口1aが形成されている。羽根車3は後方に向けて滑らか拡径されていく周面を有しており、この周面には、複数の主翼10が突設され、更に各主翼10相互の間に補助翼20が突設されている。
このような構成のもと、不図示の駆動源から主軸2へ駆動力が与えられ、主軸2と共に羽根車3が軸回転する。遷音速の流体は、取入口1aよりケーシング1内に取り込まれて、主翼10の前縁11より各主翼10相互の間に流入し、次いで補助翼20の前縁21より各主翼10と各補助翼20との間に流入する。そして、主翼10の後縁12及び補助翼20の後縁22より流出する。その際、流体には、軸回転する主翼10及び補助翼20によって遠心力と揚力が与えられ、これにより、高圧で高エネルギーを有する流体となる。なお、図11〜図14では、流体の流れを太実線矢印で示し、軸回転の方向を太破線矢印で示している。
ここで、主翼10の形状については、図12に示すように、子午面において、その前縁11は回転軸X(主軸2)に対して直角な直線状であり、その後縁12はチップ側(径方向外側)が上流側に前進した直線状である。そのチップ側の側縁(いわゆるチップ端)13はケーシング1の内面に沿ってこれと近接し、そのハブ側(径方向内側)の側縁(いわゆるハブ端)14は羽根車3の周面に沿って存する。一方、前方からの軸方向視においては、図14に示すように、前縁11は径方向に直線状である。
また、補助翼20の形状については、図13に示すように、子午面において、その前縁21は直線状で主翼10の前縁11よりも下流側に位置されており、その後縁22は主翼10の後縁12と共通する。そのチップ側の側縁(いわゆるチップ端)23は、主翼10のチップ端13と同じく、ケーシング1の内面に沿ってこれと近接し、そのハブ側の側縁(いわゆるハブ端)24も、主翼10のハブ端14と同じく、羽根車3の周面に沿って存する。つまり、補助翼20は、主翼10の下流側の形状がそのまま反映されたものであり、前縁21が下流側に位置された分主翼10よりも全体の長さが短くなっている。
但し、補助翼20の前縁21の位置については、子午面において、以下の条件を満たすように設定される。主翼10のチップ側における前縁11の端11aから後縁12の端12aに至る長さA(以下、「主翼のチップ側子午面長さ」と記すことがある)、チップ側における主翼10の前縁11の端11aから補助翼20の前縁21の端21aに至る長さB(以下、「補助翼位置のチップ側子午面長さ」と記すことがある)、主翼10のハブ側における前縁11の端11bから後縁12の端12bに至る長さC(以下、「主翼のハブ側子午面長さ」と記すことがある)、及び、ハブ側における主翼10の前縁11の端11bから補助翼20の前縁21の端21bに至る長さD(以下、「補助翼位置のハブ側子午面長さ」と記すことがある)に関して、主翼のチップ側子午面長さAに対する補助翼位置のチップ側子午面長さBの割合が、主翼のハブ側子午面長さCに対する補助翼位置のハブ側子午面長さDの割合と同じである。
なお、主翼10については、子午面において、チップ側が上流側に前進した前縁11を有するもの(図15参照)や、チップ側が下流側に後退した前縁11を有するもの(図16参照)もある。
特開2001−248595号公報
しかし、上記した従来の圧縮機では、遷音速の流体を流通の対象とすることから、特に羽根車3への流体の入口となる主翼10の前縁11付近で衝撃波が発生し、この衝撃波と境界層との干渉により、二次流れによる低エネルギー流体域が拡大する。これにより、羽根車3からの流体の出口となる主翼10の後縁12(補助翼20の後縁22)付近で速度歪みが大きくなり、その下流での混合損失が増大する。その結果、圧縮機の性能が低下してしまう。
そこで本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、流通の対象が遷音速の流体であっても、高い性能を発揮できる遷音速流体用の圧縮機を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明による圧縮機は、複数の翼を有する羽根車が軸回転し、翼の前縁から遷音速の流体を受け入れてこの流体を翼の後縁から送り出す遷音速流体用の圧縮機であって、以下の点を特徴とする。
第1の発明では、子午面において、翼の前縁がチップ側の端から一旦下流側に湾曲しつつ上流側に湾曲しており、このうちでチップ側の湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存することを特徴とする。
第2の発明では、子午面において、翼の前縁が下流側に湾曲しており、この湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存するとともに、その前縁がハブ側の端から前記直線長さに対する60%の範囲で直線状であることを特徴とする。
第3の発明では、軸方向視において、翼の前縁がチップ側の端から一旦下流側に湾曲しつつ上流側に湾曲しており、このうちでチップ側の湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存することを特徴とする。
第4の発明では、軸方向視において、翼の前縁が下流側に湾曲しており、この湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存するとともに、その前縁がハブ側の端から前記直線長さに対する60%の範囲で直線状であることを特徴とする。
いずれの発明においても、特に羽根車への遷音速の流体の入口となる翼の前縁が、独特な形状であるため、その付近での衝撃波の発生が緩和され、これに伴い二次流れによる低エネルギー流体域の拡大が抑制される。従って、羽根車からの流体の出口となる翼の後縁付近での速度歪みが抑えられ、混合損失の増大を防止できる。
また、上記した各発明に関して、前記翼が主翼であり、前記羽根車が各主翼相互の間に補助翼を有している場合、以下のように構成することが好ましい。補助翼においても、衝撃波の不用意な発生が緩和されるからである。
例えば、子午面において、主翼のチップ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、チップ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合が、主翼のハブ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、ハブ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合よりも大きいようにする。
又は、子午面において、主翼のチップ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、チップ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合が、主翼のハブ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、ハブ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合と同じであって、子午面において、補助翼の前縁がチップ側の端から一旦下流側に湾曲しつつ上流側に湾曲しており、このうちでチップ側の湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存するようにする。
又は、子午面において、主翼のチップ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、チップ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合が、主翼のハブ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、ハブ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合と同じであって、子午面において、補助翼の前縁が下流側に湾曲しており、この湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存するとともに、その前縁がハブ側の端から前記直線長さに対する60%の範囲で直線状であるようにする。
又は、子午面において、主翼のチップ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、チップ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合が、主翼のハブ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、ハブ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合と同じであって、軸方向視において、補助翼の前縁がチップ側の端から一旦下流側に湾曲しつつ上流側に湾曲しており、このうちでチップ側の湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存するようにする。
又は、子午面において、主翼のチップ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、チップ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合が、主翼のハブ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、ハブ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合と同じであって、軸方向視において、補助翼の前縁が下流側に湾曲しており、この湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存するとともに、その前縁がハブ側の端から前記直線長さに対する60%の範囲で直線状であるようにする。
本発明の圧縮機では、流通の対象が遷音速の流体であっても、衝撃波の発生を緩和できることから、最終的に混合損失の増大を防止でき、ひいては高い性能を発揮することが可能になる。
本発明者は、圧縮機における衝撃波の発生個所が、遷音速の流体の入口となる主翼の前縁付近であることに着眼し、CFD(Computational Fluid Dynamics:数値流体力学)解析技術を活用してその前縁形状を種々変形させた基礎試験により、主翼の前縁形状と衝撃波の発生個所やその度合いとの関連を解明し、本発明を成すに至った。その基礎試験の結果を図1に示す。
図1は本発明の圧縮機に至るにあたっての基礎試験結果を示す図であって、主翼の子午面形状と衝撃波の発生個所を示している。なお、図中で図12と同じ名称の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1(a)では、主翼10の形状の一態様として、子午面において、その前縁11がチップ側の端11aとハブ側の端11bを支点に下流側に湾曲している。つまり、この前縁11は、ほぼ中央に湾曲部分の頂点を有し、チップ側とハブ側がほぼ対称的に共に上流側に前進した形状である。一方、図1(b)では、図1(a)とは異なる態様として、子午面において、その前縁11がチップ側の端11aとハブ側の端11bを支点に上流側に湾曲している。つまり、この前縁11は、図1(a)の前縁11と同じくほぼ中央に湾曲部分の頂点を有し、チップ側とハブ側がほぼ対称的に共に下流側に後退した形状である。
図1(a)に示す形状の前縁11では、そのほぼ中央における下流側の広範な領域W1に強い衝撃波が生じる。一方、図1(b)に示す形状の前縁11では、そのチップ側における上流側の局所的な領域W2に強い衝撃波が生じる。なお、図1(b)に示す形状の前縁11では、ハブ側における下流側の広範な領域W3に境界層の剥離が生じる。
以上の基礎試験の結果に基づく本発明の実施形態について、図面を参照しながら以下に詳述する。先ず、本発明の第1実施形態である遷音速流体用の圧縮機について説明する。図2は第1実施形態の圧縮機における主翼の子午面形状を示す図である。なお、図中で図1、及び図11〜図15と同じ名称の部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、図中では、太実線矢印は流体の流れを示し、太破線矢印は軸回転の方向を示している。後述する第2〜第9実施形態においても同様とする。
本第1実施形態での主翼10における前縁11は、図2に示すように、子午面において、チップ側の端11aから一旦下流側に湾曲しつつ上流側に湾曲してハブ側の端11bに至っている。ここで本実施形態では、チップ側の湾曲部分の頂点PM1が、ハブ側の端11bからチップ側の端11aに至る直線長さLM1に対して、ハブ側の端11bを起点とした70%〜90%の範囲に存するようになっている。ちなみに、直線長さLM1に対しては、ハブ側の端11bが0%、チップ側の端11aが100%となる。
子午面において、羽根車3への遷音速の流体の入口となる主翼10の前縁11をこのような独特な形状にすると、丁度、チップ側では、局部的に図1(a)に示す前縁11の形状が活かされ、ハブ側から中央部に亘っては、図1(b)に示す前縁11の形状が活かされた態様となるため、図1(a)、(b)に示すような領域W1、W2での衝撃波の発生が確実に緩和され、これに伴い二次流れによる低エネルギー流体域の拡大が抑制される。従って、羽根車3からの流体の出口となる主翼10の後縁12付近での速度歪みが抑えられ、混合損失の増大を防止できる。その結果、流通の対象が遷音速の流体であっても、高い性能を発揮できる圧縮機となる。
なお、本実施形態の場合、前縁11のハブ側の湾曲部分を上流側に前進させ過ぎると、図1(b)に示すような領域W3での境界層の剥離が生じることから、その前進の程度は極力抑えることに留意が必要である。
次に、本発明の第2実施形態について、図3を参照しながら説明する。図3は第2実施形態の圧縮機における主翼の子午面形状を示す図である。
本第2実施形態での主翼10における前縁11は、図3に示すように、子午面において、チップ側の端11aから下流側に湾曲してハブ側の端11bに至っている。ここで本実施形態では、湾曲部分の頂点PM1が、第1実施形態と同様に、ハブ側の端11bからチップ側の端11aに至る直線長さLM1に対して、ハブ側の端11bを起点とした70%〜90%の範囲に存するようになっている。更に、主翼10の前縁11が、ハブ側の端11bから直線長さLM1に対する60%の範囲で直線状になっている。
子午面において、主翼10の前縁11をこのような独特な形状にすると、丁度、チップ側では局部的に、ハブ側では広範に、図1(a)に示す前縁11の形状が活かされ、中央部では、図1(b)に示す前縁11の形状が一応は活かされた態様となるため、図1(a)に示すような領域W1での衝撃波の発生が確実に緩和されるし、図1(b)に示すような領域W2での衝撃波の発生も、第1実施形態と比較して若干劣るものの一応は緩和される。従って、本実施形態でも、第1実施形態と同様、最終的に混合損失の増大を防止でき、ひいては高い性能を発揮できる圧縮機となる。
なお、本実施形態は、第1実施形態と比較して、図1(b)に示すような領域W3での境界層の剥離が生じない点で有効である。
次に、本発明の第3実施形態について、図4を参照しながら説明する。図4は第3実施形態の圧縮機における羽根車の軸方向視での平面図である。
本第3実施形態での主翼10における前縁11は、図4に示すように、軸方向視において、チップ側の端11aから一旦下流側に湾曲しつつ上流側に湾曲してハブ側の端11bに至っている。ここで本実施形態では、チップ側の湾曲部分の頂点PM2が、ハブ側の端11bからチップ側の端11aに至る直線長さLM2に対して、ハブ側の端11bを起点とした70%〜90%の範囲に存するようになっている。ちなみに、直線長さLM2に対しては、ハブ側の端11bが0%、チップ側の端11aが100%となる。
軸方向視において、主翼10の前縁11をこのような独特な形状にすると、チップ側では、局部的に図1(a)に示す前縁11の形状が間接的に活かされ、ハブ側から中央部に亘っては、図1(b)に示す前縁11の形状が間接的に活かされた態様となるため、図1(a)、(b)に示すような領域W1、W2での衝撃波の発生が確実に緩和される。従って、本実施形態でも、第1実施形態と同様、最終的に混合損失の増大を防止でき、ひいては高い性能を発揮できる圧縮機となる。
なお、本実施形態の場合も、第1実施形態と同様、前縁11のハブ側の湾曲部分を上流側に前進させ過ぎると、図1(b)に示すような領域W3での境界層の剥離が生じることから、その前進の程度は極力抑えることに留意が必要である。
次に、本発明の第4実施形態について、図5を参照しながら説明する。図5は第4実施形態の圧縮機における羽根車の軸方向視での平面図である。
本第4実施形態での主翼10における前縁11は、図5に示すように、軸方向視において、チップ側の端11aから下流側に湾曲してハブ側の端11bに至っている。ここで本実施形態では、湾曲部分の頂点PM2が、第3実施形態と同様に、ハブ側の端11bからチップ側の端11aに至る直線長さLM2に対して、ハブ側の端11bを起点とした70%〜90%の範囲に存するようになっている。更に、主翼10の前縁11が、ハブ側の端11bから直線長さLM2に対する60%の範囲で直線状になっている。
軸方向視において、主翼10の前縁11をこのような独特な形状にすると、チップ側では局部的に、ハブ側では広範に、図1(a)に示す前縁11の形状が間接的に活かされ、中央部では、図1(b)に示す前縁11の形状が間接的に一応は活かされた態様となるため、図1(a)に示すような領域W1での衝撃波の発生が確実に緩和されるし、図1(b)に示すような領域W2での衝撃波の発生も、第3実施形態と比較して若干劣るものの一応は緩和される。従って、本実施形態でも、第3実施形態と同様、最終的に混合損失の増大を防止でき、ひいては高い性能を発揮できる圧縮機となる。
なお、本実施形態も、第1実施形態と第2実施形態との関係と同じように、第3実施形態と比較して、図1(b)に示すような領域W3での境界層の剥離が生じない点で有効である。
次に、本発明の第5実施形態について、図6を参照しながら説明する。図6は第5実施形態の圧縮機における補助翼の子午面形状を示す図である。本第5実施形態の特徴は、第1〜第4実施形態の各圧縮機において、羽根車3が各主翼10相互の間に補助翼20を有するものを想定し、この補助翼20においても、衝撃波の不用意な発生の緩和を図った点にある。後述する第6〜第9実施形態においても同様である。なお、図中では第1実施形態における主翼10の形状(図2参照)を代表して示しているが、第2〜第4実施形態における主翼10の形状であっても構わない。後述する第6及び第7実施形態においても同様の図面表記とする。
本第5実施形態での補助翼20における前縁21は、図6に示すように、子午面において、主翼のチップ側子午面長さAに対する補助翼位置のチップ側子午面長さBの割合が、主翼のハブ側子午面長さCに対する補助翼位置のハブ側子午面長さDの割合よりも大きいように設定されている。
一般に、従来のように、主翼のチップ側子午面長さAに対する補助翼位置のチップ側子午面長さBの割合が、主翼のハブ側子午面長さCに対する補助翼位置のハブ側子午面長さDの割合と同じである場合、補助翼20の前縁21に達する流体は、ハブ側よりもチップ側でマッハ数(音速に対する流速の比)が高く、そのチップ側で衝撃波が生じかねない。そこで、子午面において、補助翼20の前縁21を上記のような独特の形状にすると、ハブ側よりもチップ側で前縁21への流体の到達が遅れ、これによりチップ側でもマッハ数が低下した状態で前縁21へ流入するため、補助翼20の前縁21付近での衝撃波の不用意な発生を緩和できるわけである。
次に、本発明の第6実施形態について、図7を参照しながら説明する。図7は第6実施形態の圧縮機における補助翼の子午面形状を示す図である。
本第6実施形態での補助翼20における前縁21は、図7に示すように、子午面において、主翼のチップ側子午面長さAに対する補助翼位置のチップ側子午面長さBの割合が、主翼のハブ側子午面長さCに対する補助翼位置のハブ側子午面長さDの割合と同じように設定されている。
但し、子午面において、チップ側の端21aから一旦下流側に湾曲しつつ上流側に湾曲してハブ側の端21bに至っている。ここで本実施形態では、チップ側の湾曲部分の頂点PS1が、ハブ側の端21bからチップ側の端21aに至る直線長さLS1に対して、ハブ側の端21bを起点とした70%〜90%の範囲に存するようになっている。ちなみに、直線長さLS1に対しては、ハブ側の端21bが0%、チップ側の端21aが100%となる。
子午面において、補助翼20への流体の入口となる前縁21をこのような独特な形状にすると、丁度、第1実施形態における主翼10の前縁11と同様の作用が生じるため、主翼のチップ側子午面長さAに対する補助翼位置のチップ側子午面長さBの割合が、主翼のハブ側子午面長さCに対する補助翼位置のハブ側子午面長さDの割合と同じであっても、補助翼20の前縁21付近での衝撃波の不用意な発生を緩和できることになる。
次に、本発明の第7実施形態について、図8を参照しながら説明する。図8は第7実施形態の圧縮機における補助翼の子午面形状を示す図である。
本第7実施形態での補助翼20における前縁21は、図8に示すように、子午面において、第6実施形態と同様、主翼のチップ側子午面長さAに対する補助翼位置のチップ側子午面長さBの割合が、主翼のハブ側子午面長さCに対する補助翼位置のハブ側子午面長さDの割合と同じように設定されている。
但し、子午面において、チップ側の端21aから下流側に湾曲してハブ側の端21bに至っている。ここで本実施形態では、湾曲部分の頂点PS1が、第6実施形態と同様に、ハブ側の端21bからチップ側の端21aに至る直線長さLS1に対して、ハブ側の端21bを起点とした70%〜90%の範囲に存するようになっている。更に、補助翼20の前縁21が、ハブ側の端21bから直線長さLS1に対する60%の範囲で直線状になっている。
子午面において、補助翼20の前縁21をこのような独特な形状にすると、丁度、第2実施形態における主翼10の前縁11と同様の作用が生じるため、第6実施形態と同様、補助翼20の前縁21付近での衝撃波の不用意な発生を緩和できることになる。
次に、本発明の第8実施形態について、図9を参照しながら説明する。図9は第8実施形態の圧縮機における羽根車の軸方向視での平面図である。なお、図中では第3実施形態における主翼10の形状(図4参照)を代表して示しているが、第1、第2、第4実施形態における主翼10の形状であっても構わない。後述する第9実施形態においても同様の図面表記とする。
本第8実施形態での補助翼20における前縁21は、図9に示すように、子午面において、第6、第7実施形態と同様、主翼のチップ側子午面長さAに対する補助翼位置のチップ側子午面長さBの割合が、主翼のハブ側子午面長さCに対する補助翼位置のハブ側子午面長さDの割合と同じように設定されている。
但し、軸方向視において、チップ側の端21aから一旦下流側に湾曲しつつ上流側に湾曲してハブ側の端21bに至っている。ここで本実施形態では、チップ側の湾曲部分の頂点PS2が、ハブ側の端21bからチップ側の端21aに至る直線長さLS2に対して、ハブ側の端21bを起点とした70%〜90%の範囲に存するようになっている。ちなみに、直線長さLS2に対しては、ハブ側の端21bが0%、チップ側の端21aが100%となる。
軸方向視において、補助翼20の前縁21をこのような独特な形状にすると、丁度、第3実施形態における主翼10の前縁11と同様の作用が生じるため、補助翼20の前縁21付近での衝撃波の不用意な発生を緩和できることになる。
次に、本発明の第9実施形態について、図10を参照しながら説明する。図10は第9実施形態の圧縮機における羽根車の軸方向視での平面図である。
本第9実施形態での補助翼20における前縁21は、図10に示すように、子午面において、第6〜第8実施形態と同様、主翼のチップ側子午面長さAに対する補助翼位置のチップ側子午面長さBの割合が、主翼のハブ側子午面長さCに対する補助翼位置のハブ側子午面長さDの割合と同じように設定されている。
但し、軸方向視において、チップ側の端21aから下流側に湾曲してハブ側の端21bに至っている。ここで本実施形態では、湾曲部分の頂点PS2が、第8実施形態と同様に、ハブ側の端21bからチップ側の端21aに至る直線長さLS2に対して、ハブ側の端21bを起点とした70%〜90%の範囲に存するようになっている。更に、補助翼20の前縁21が、ハブ側の端21bから直線長さLS2に対する60%の範囲で直線状になっている。
軸方向視において、補助翼20の前縁21をこのような独特な形状にすると、丁度、第4実施形態における主翼10の前縁11と同様の作用が生じるため、第8実施形態と同様、補助翼20の前縁21付近での衝撃波の不用意な発生を緩和できることになる。
その他本発明は上記の各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば、主翼10の前縁11の形状については、第1実施形態に第3又は第4実施形態を組み合わせてもよいし、第2実施形態に第3又は第4実施形態を組み合わせてもよい。同様に、補助翼20の前縁21の形状については、第6実施形態に第8又は第9実施形態を組み合わせてもよいし、第7実施形態に第8又は第9実施形態を組み合わせてもよい。
また、上記の各実施形態では、圧縮機として斜流型を例に挙げて説明したが、遠心型にも勿論適用が可能である。
本発明は、遠心圧縮機や斜流圧縮機といった遷音速流体用の圧縮機に有用である。
本発明の各実施形態の圧縮機に至るにあたっての基礎試験結果を示す図。 本発明の第1実施形態の圧縮機における主翼の子午面形状を示す図。 本発明の第2実施形態の圧縮機における主翼の子午面形状を示す図。 本発明の第3実施形態の圧縮機における羽根車の軸方向視での平面図。 本発明の第4実施形態の圧縮機における羽根車の軸方向視での平面図。 本発明の第5実施形態の圧縮機における補助翼の子午面形状を示す図。 本発明の第6実施形態の圧縮機における補助翼の子午面形状を示す図。 本発明の第7実施形態の圧縮機における補助翼の子午面形状を示す図。 本発明の第8実施形態の圧縮機における羽根車の軸方向視での平面図。 本発明の第9実施形態の圧縮機における羽根車の軸方向視での平面図。 本発明にも適用される一般的な圧縮機の一例である斜流圧縮機の子午面での断面図。 従来の圧縮機における主翼の子午面形状を示す図。 従来の圧縮機における補助翼の子午面形状を示す図。 従来の圧縮機における羽根車の軸方向視での平面図。 従来の圧縮機における主翼の子午面形状の変形例を示す図。 従来の圧縮機における主翼の子午面形状の変形例を示す図。
符号の説明
1 ケーシング
2 主軸
3 羽根車
10 主翼
11 主翼の前縁
11a 主翼の前縁におけるチップ側の端
11b 主翼の前縁におけるハブ側の端
12 主翼の後縁
12a 主翼の後縁におけるチップ側の端
12b 主翼の後縁におけるハブ側の端
13 主翼のチップ端
14 主翼のハブ端
20 補助翼
21 補助翼の前縁
21a 補助翼の前縁におけるチップ側の端
21b 補助翼の前縁におけるハブ側の端
22 補助翼の後縁
23 補助翼のチップ端
24 補助翼のハブ端

Claims (9)

  1. 複数の翼を有する羽根車が軸回転し、翼の前縁から遷音速の流体を受け入れてこの流体を翼の後縁から送り出す遷音速流体用の圧縮機であって、
    子午面において、翼の前縁がチップ側の端から一旦下流側に湾曲しつつ上流側に湾曲しており、このうちでチップ側の湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存することを特徴とする遷音速流体用の圧縮機。
  2. 複数の翼を有する羽根車が軸回転し、翼の前縁から遷音速の流体を受け入れてこの流体を翼の後縁から送り出す遷音速流体用の圧縮機であって、
    子午面において、翼の前縁が下流側に湾曲しており、この湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存するとともに、その前縁がハブ側の端から前記直線長さに対する60%の範囲で直線状であることを特徴とする遷音速流体用の圧縮機。
  3. 複数の翼を有する羽根車が軸回転し、翼の前縁から遷音速の流体を受け入れてこの流体を翼の後縁から送り出す遷音速流体用の圧縮機であって、
    軸方向視において、翼の前縁がチップ側の端から一旦下流側に湾曲しつつ上流側に湾曲しており、このうちでチップ側の湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存することを特徴とする遷音速流体用の圧縮機。
  4. 複数の翼を有する羽根車が軸回転し、翼の前縁から遷音速の流体を受け入れてこの流体を翼の後縁から送り出す遷音速流体用の圧縮機であって、
    軸方向視において、翼の前縁が下流側に湾曲しており、この湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存するとともに、その前縁がハブ側の端から前記直線長さに対する60%の範囲で直線状であることを特徴とする遷音速流体用の圧縮機。
  5. 前記翼が主翼であり、前記羽根車が各主翼相互の間に補助翼を有していて、
    子午面において、主翼のチップ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、チップ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合が、主翼のハブ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、ハブ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合よりも大きいことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遷音速流体用の圧縮機。
  6. 前記翼が主翼であり、前記羽根車が各主翼相互の間に補助翼を有していて、
    子午面において、主翼のチップ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、チップ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合が、主翼のハブ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、ハブ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合と同じであって、
    子午面において、補助翼の前縁がチップ側の端から一旦下流側に湾曲しつつ上流側に湾曲しており、このうちでチップ側の湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遷音速流体用の圧縮機。
  7. 前記翼が主翼であり、前記羽根車が各主翼相互の間に補助翼を有していて、
    子午面において、主翼のチップ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、チップ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合が、主翼のハブ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、ハブ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合と同じであって、
    子午面において、補助翼の前縁が下流側に湾曲しており、この湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存するとともに、その前縁がハブ側の端から前記直線長さに対する60%の範囲で直線状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遷音速流体用の圧縮機。
  8. 前記翼が主翼であり、前記羽根車が各主翼相互の間に補助翼を有していて、
    子午面において、主翼のチップ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、チップ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合が、主翼のハブ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、ハブ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合と同じであって、
    軸方向視において、補助翼の前縁がチップ側の端から一旦下流側に湾曲しつつ上流側に湾曲しており、このうちでチップ側の湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遷音速流体用の圧縮機。
  9. 前記翼が主翼であり、前記羽根車が各主翼相互の間に補助翼を有していて、
    子午面において、主翼のチップ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、チップ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合が、主翼のハブ側における前縁の端から後縁の端に至る長さに対する、ハブ側における主翼の前縁の端から補助翼の前縁の端に至る長さの割合と同じであって、
    軸方向視において、補助翼の前縁が下流側に湾曲しており、この湾曲部分の頂点がハブ側の端からチップ側の端に至る直線長さに対してハブ側の端を起点とした70%〜90%の範囲に存するとともに、その前縁がハブ側の端から前記直線長さに対する60%の範囲で直線状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遷音速流体用の圧縮機。
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