JP2005232475A - 希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置およびその成形方法 - Google Patents

希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置およびその成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 酸素濃度管理が容易で安全性の向上を図ることができる希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置およびその成形方法を提供する。
【解決手段】 成形装置1は、雰囲気制御室10と、置換室30と、搬送車40とを備えている。雰囲気制御室10には、その内部の酸素濃度を制御可能なガス供給手段22が設けられている。置換室30は、雰囲気制御室10と密閉ドア25aを介して接続され、搬送車40と雰囲気制御室10とを気密な状態で接続可能な気密手段として機能する。搬送車40は、置換室30と接続可能であり、その内部を密閉可能な密閉ドア25bが設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばR−M−B系等の希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置およびその成形方法に関する。
希土類焼結磁石は、原料金属を溶解し、塊状あるいは薄帯状の原料合金として、この原料合金に粉砕、成形、焼結、熱処理、加工等の粉末冶金技術を用いることにより製造される。希土類焼結磁石の中でも、R−M−B系希土類焼結磁石(Rは希土類元素のうち一種または二種以上、MはFe(鉄)を必須とし、その他の金属元素を含む。Bはホウ素である。なお、希土類元素にはY(イットリウム)も含む。また、Bは一部がC(炭素)によって置換されていてもよい。)は高性能磁石として注目されている。
しかし、粉砕して得られた希土類焼結磁石用合金粉末は、化学的に非常に活性であるために、大気中において極めて急激に酸化して含有酸素量が増加し、磁気特性の劣化を招いてしまう。また、この原料粉末は、急激な酸化により発熱するだけではなく、発火してしまう場合もある。
従来は、このような原料粉末の急激な酸化を防止するために、気流粉砕時の窒素ガスに少量の酸素を混入させたり、粉砕時に有機物と一緒に粉砕したり、または粉砕後に有機物を混合して、原料粉末の表面を安定化する処理が行われていた。このようにして表面が安定化された原料粉末は、酸素量や炭素量が増加してしまい、磁気特性が劣化する。磁気特性の高特性化を図るために、表面を安定化しない、または安定化の度合いの少ない原料粉末を用いて成形を行おうとした場合、発熱して酸化したり、発火してしまう問題があった。
このような問題に対して、不活性ガス雰囲気中でプレス成形を行うプレス装置に関する技術が開示されている(特許文献1参照。)。このプレス装置には、少なくともプレス部や給粉装置への粉末供給部を囲うようにプレス装置のほぼ全体が覆われた気密ボックスが設けられている。
特開平6−346102号公報
また、水素粉砕処理手段と、粗粉砕処理手段と、微粉砕処理手段と、成形手段と、焼結手段とを有してなる希土類磁石の製造装置において、粗粉砕処理手段と、微粉砕処理手段と、成形手段とが不活性雰囲気下に配置されるとともに、各手段の間に不活性雰囲気下における取り回し手段(不活性ガス搬送手段)が設けられてなる希土類磁石の製造装置が提案されている(特許文献2参照。)。この装置では、成形手段に連続する焼結手段が、不活性雰囲気・真空置換室と、焼結室と、冷却室とからなり、成形手段を配置した不活性雰囲気室と不活性雰囲気・真空置換室と冷却室間との循環する搬送路が設けられ、この搬送路が不活性雰囲気室に連通可能に配置された大気・不活性雰囲気置換室を通過する。
特開平6−108104号公報
ところで、R−M−B系希土類焼結磁石用原料粉末を金型内に注入充填する装置では、非酸化性ガス(窒素ガスやアルゴン等の不活性ガスを総称して用いることとする)の雰囲気に制御した室内で、一定重量を金型内に注入充填し、配向磁場を印加しながらプレスする。そして、加圧成形手段の金型から脱金型した成形体を焼結トレーに整列配置して、この成形体を配置した焼結トレーを焼結炉へ搬送するために雰囲気制御室から取り出す。
上述したプレス装置においては、非酸化性ガスの雰囲気中、酸素濃度がごくわずかな状態、例えば酸素濃度が10〜10000ppm程度で、原料粉末が成形される。この成形体は、プレス装置の気密ボックスと同程度の酸素濃度の雰囲気に保たれた状態で、次の焼結工程に入る。この場合、プレス装置の一時的トラブルや品種切り替え等の理由でプレス装置の気密を解いて大気雰囲気にした際、プレス装置内の成形体や成形カス、或いは堆積した原料粉末が急激な酸化を起こし発熱し、最悪の場合には発火する危険性があった。又、成形体を次の焼結工程へ移す際に、一時的に大気に曝すような工程を組んだ場合には、成形体の表面が大気にさらされて急激な酸化を起こし発熱してしまって磁気特性が著しく劣化してしまう。最悪の場合には発火する危険性もあった。
また、特許文献2に開示された装置では、設備の大型化を招き、雰囲気制御を行うための非酸化性ガスの使用量が多くなり、物理的にも経済的にも装置全体の雰囲気制御を行うことが容易ではなかった。さらに、処理条件の変更時や生産量の増減に対してフレキシビリティが全く無いという問題がある。また、各手段がシリーズ化されているため、一部が故障するとライン全体を停止させる必要があるというメインテナンス上の問題もある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、酸素濃度管理が容易で安全性の向上を図ることができる希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置およびその成形方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、多種少量品に対してフレキシブルに対応できるとともに、大量生産にも対応することができる希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置およびその成形方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、設備をコンパクトにすることで非酸化性ガスの使用量を最小限にできる希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置およびその成形方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置は、
密閉可能な密閉ドアを有し、所定の酸素濃度に雰囲気制御された雰囲気制御下で希土類焼結磁石用合金粉末を成形する雰囲気制御室と、
密閉可能な密閉ドアを有し、前記雰囲気制御室で成形された成形体を焼結装置に搬送する搬送室と、
前記密閉可能な密閉ドアを介して前記雰囲気制御室と前記搬送室とを対面させるように配置したとき、前記雰囲気制御室と前記搬送室とを気密な状態で接続可能な置換室と、
を備える、ことを特徴とする。
前記搬送室は、非酸化性ガスを導入するガス導入機構を備えることが好ましい。
前記搬送室としては、例えば無人搬送台車がある。この場合 成形装置には、前記無人搬送台車の走行を制御するとともに、前記無人搬送台車と前記雰囲気制御室との間の前記成形体の受渡しを制御する制御機構を備える。
前記雰囲気制御室は、その内部に非酸化性ガスを導入するガス導入機構を備えることが好ましい。
本発明の第2の観点に係る希土類焼結磁石用合金粉末の成形方法は、
所定の酸素濃度に雰囲気制御された雰囲気制御室内で希土類焼結磁石用合金粉末を成形する成形工程と、
成形された成形体を焼結装置に搬送する搬送室を、置換室を介して前記雰囲気制御室に接続する接続工程と、
を備える、ことを特徴とする。
前記接続工程では、前記雰囲気制御室の密閉ドア及び前記搬送室の密閉ドアを閉鎖した状態で前記搬送室を前記置換室を介して前記雰囲気制御室に接続する、ことが好ましい。
前記接続工程では、前記搬送室の密閉ドアを開放するとともに前記搬送室内及び前記置換室内の大気を排気し、非酸化性ガスを導入した後に前記雰囲気制御室の密閉ドアを開放する、ことが好ましい。
前記雰囲気制御室及び前記搬送室を大気圧よりも高い圧力に雰囲気制御することが好ましい。
前記成形体を所定の酸素濃度に雰囲気制御された雰囲気制御室内から搬送室に搬送する搬送工程を備える、ことが好ましい。
前記搬送工程では、前記置換室を貫通するように搬送手段を配置し、配置した搬送手段により成形体を搬送室に搬送することが好ましい。
前記雰囲気制御室の密閉ドア及び前記搬送室の密閉ドアを閉鎖し、置換室を介して行われている前記搬送室と前記雰囲気制御室との接続を解く離脱工程を備える、ことが好ましい。
前記搬送室を前記焼成装置へ搬送する工程を備える、ことが好ましい。
本発明によれば、酸素濃度管理が容易で安全性の向上を図ることができる。また、多種少量品に対してフレキシブルに対応できるとともに、大量生産にも使用することができる。
本発明の実施の形態に係る希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置について、以下図面を参照して説明する。
図1に示すように、成形装置1は、雰囲気制御室10と、雰囲気制御室10と密閉ドア25aを介して接続された置換室30と、密閉ドア25bを有するとともに置換室30と接続可能な搬送室40とを備えている。図1の搬送室40は、移動可能な搬送車と成っている。
雰囲気制御室10は、原料粉末および成形体20を大気と遮断するため、火災等の安全上の対策のため、また、後述するように、成形装置1内の酸素濃度が均一になるような雰囲気に制御するために設けられている。雰囲気制御室10内は、大気圧よりも高い圧力になるような雰囲気に制御されていることが好ましい。これは、例えば気密漏れにより雰囲気制御室10が密閉状態でなくなっても、外部から雰囲気制御室10内に大気が入りにくくなるためである。
雰囲気制御室10内には、タンク11と、粉末供給手段12と、金型13と、金型搬送用シリンダ14と、加圧成形手段である上パンチ15及び下パンチ16と配向磁場用コイル17とを有するプレス機18と、成形体取り出し装置19と、成形体20を載せた搬送用トレー21と、搬送用トレー載置台29および搬送コンベア31から構成された搬送手段と、ガス供給手段22と、ガルバニック式センサ23と、ジルコニア式センサ24と、が備えられている。
タンク11は、希土類焼結磁石の合金原料粉末を収容する容器であり、気密性を有している。タンク11内には、例えばNdFe14B化合物等を主成分とするR−M−B系希土類焼結磁石の合金原料粉末が収容されている。
粉末供給手段12は、配向磁場中に配置された金型13内に原料粉末を一定量注入充填する。粉末供給手段12は、筒体からなり、弁26を介して気密性をもってタンク11に接続されている。
金型13は、注入充填された原料粉末を所定形状の成形体に成形するための型であり、その内面には潤滑剤が塗布されている。金型13内に注入された原料粉末には磁場を印加して、原料粉末粒子の配向を行うが、配向性が悪いと磁気特性が低下するため、配向磁場を印加した状態で何らかの手段により金型13内の原料粉末を配向しやすくする必要がある。その手段として、金型13の内面に潤滑剤を塗布することが望ましい。潤滑剤としては、有機系潤滑剤が適しており、例えば脂肪酸エステル等が用いられる。なお、図示はしないが、金型13内の原料粉末の配向性をよくするためには、載置台27を振動源により振動させて、金型13内の原料粉末を振動させてもよい。
金型搬送用シリンダ14は、載置台27上の金型13に原料粉末が注入充填される原料粉末注入充填位置からプレス機18の上パンチ15及び下パンチ16間の位置へ金型13を搬送するために、載置台27上の原料粉末注入充填位置と上パンチ15及び下パンチ16間の位置との間を水平方向に往復運動する。
プレス機18は、加圧成形手段としての上下一対の上パンチ15及び下パンチ16と、配向磁場を印加可能な配向磁場用コイル17とを有している。そして、配向磁場用コイル17により配向磁場を印加しながら、上パンチ15を下降させて圧力をかけることにより金型13内の粉末が圧縮成形される。また、下パンチ16を上昇させることにより、圧縮成形された成形体20が金型13の上面まで押し出される。
成形体取り出し装置19は、例えば油圧モータやエアモータによりアームが直線もしくは回転運動を行い、成形体20を搬送用トレー21上まで搬送する。成形体取り出し装置19は、アームの先端がプレス機18から搬送用トレー21上との間を直線もしくは回転運動する。なお、金型13から取り出した成形体20のバリ取り装置(ブラスト装置)を設けてもよい。
搬送用トレー21は、成形された複数の成形体20を搬送車40に搬送するためのトレーであり、その上に成形体20が整列して並んだ状態で置かれる。搬送用トレー21は、搬送用トレー載置台29に載置されている。なお、図示はしないが搬送用トレー21上に成形体20を整列配置するため、プレス機18と搬送用トレー載置台29との間に方向転換装置を設けてもよい。搬送用トレー21は、搬送用トレー載置台29上から搬送コンベア31によって雰囲気制御室10から、置換室30を介して、搬送車40へと搬送される。
ガス導入機構としてのガス供給手段22は、雰囲気制御室10に接続されている。ガス供給手段22は、非酸化性ガス(窒素ガスあるいはアルゴンのような不活性ガス)を雰囲気制御室10に導入する非酸化性ガス導入管と、制御バルブ(52)と、ガス導入源とを備え、雰囲気制御室10に非酸化性ガス、例えば窒素ガスを供給することにより、雰囲気制御室10を(窒素)雰囲気制御する。これは、成形直後の成形体20は、その表面が大気に曝され、酸化作用をうけると、磁気特性が劣化してしまうためである。特に、活性な希土類元素を含み、かつ、酸素含有量の低い原料粉末、あるいはこの原料粉末を用いた成形体20を大気中に曝すと発火さえも生じてしまう。そこで、成形体20または成形体20を載せた搬送用トレー21を収容する雰囲気制御室10内を雰囲気制御している。さらに、成形前後で原材粉末と成形体20とが酸化されるのを防止するため、および火災等の安全上の対策をするため、原材粉末と成形体20とを大気と遮断するために雰囲気制御室10を雰囲気制御している。
ガルバニック式センサ23とジルコニア式センサ24は、雰囲気制御室10内で非酸化性ガス中に含まれる酸素濃度を検出するためのセンサである。ガルバニック式センサ23およびジルコニア式センサ24は、例えば、成形体20を載せて一時保管される搬送用トレー21上付近に設けられている。
なお、ガルバニック式センサ23とジルコニア式センサ24の二種類のセンサを用いているのは、各々のセンサを酸素濃度に応じて使い分け、雰囲気制御室10内の酸素濃度を正確に測定するためである。金型13の内面には有機系の潤滑剤が塗布されているために、雰囲気制御室10内に有機ガス成分が飛散することになる。酸素濃度検知センサとしてジルコニア式センサ24を用いる場合には、酸素濃度が比較的高い場合であれば酸素濃度を正確に検知できるが、酸素濃度がある程度以下(500ppm程度)になると、有機ガス成分を含む雰囲気での測定には検知感度が落ちるために不向きである。一方、ガルバニック式センサ23を酸素濃度検知センサとして用いる場合には、有機ガス成分を含む雰囲気での影響は受けないが、酸化を嫌うために2%以上の酸素濃度を測定することには不向きである。
これらのセンサを用い、雰囲気制御室10(成形装置1)内の酸素濃度を安全な濃度で一定になるように制御する。雰囲気制御室10内を予め設定された酸素濃度に制御するための制御回路は、図2に示すように、酸素濃度制御部50と、メモリ51と、制御バルブ52と、ガルバニック式センサ23と、ジルコニア式センサ24とを備えている。
酸素濃度制御部50は、CPU(Central Processing Unit)からなり、制御バルブ52の制御や演算処理等を行うものである。メモリ51には、制御バルブ52を制御するためのプログラムや制御情報が格納されている。この雰囲気制御室10内の酸素濃度に応じてガルバニック式センサ23およびジルコニア式センサ24により検知する。ガルバニック式センサ23とジルコニア式センサ2との切り替える酸素濃度は500ppmから2%の範囲であればよく、1000ppmから1%の範囲であれば更に好ましい。一例として5000ppmを基準として切り替え設定を行う場合では、酸素濃度が減少方向にあるときにはジルコニア式センサ24で測定している酸素濃度が5000ppmになった時に、ガルバニック式センサ23による検知に切り替えればよい。逆に、酸素濃度が増加方向にあるときにはガルバニック式センサ23で測定している酸素濃度が5000ppmになった時に、ジルコニア式センサ24による検知に切り替えればよい。これらの酸素濃度の範囲内にあるときには、ガルバニック式センサ23とジルコニア式センサ24の両方で酸素濃度の検出を行っていても良い。両方のセンサで検出された酸素濃度を酸素濃度制御部50で比較・演算しながら、例えば1つの基準値として雰囲気制御室10内における酸素濃度が5000ppmで切り替えを行うようにしても良い。酸素濃度制御部50は、ガルバニック式センサ23およびジルコニア式センサ24により検知された酸素濃度に基づいて、予め設定された酸素濃度になるように、制御バルブ52に流量制御指令信号を出力する。制御バルブ52は、酸素濃度制御部50からの流量制御指令信号に応じて、開閉を行う。このように、雰囲気制御室10内の酸素濃度を検知し、ガス供給手段22の制御バルブ52に信号を送り、所定量の非酸化性ガス、例えば窒素ガスを供給しているので、雰囲気制御室10内を所定の雰囲気に制御することができる。
置換室30は、搬送車40を雰囲気制御室10と対面させるような所定の位置に配置したときに、搬送車40と雰囲気制御室10とを気密な状態で接続可能な気密手段として機能する。置換室30は、密閉ドア25aを介して雰囲気制御室10と接続されている。密閉ドア25aは、そのドアを閉めることにより、雰囲気制御室10を密閉する。
搬送車40は、成形された成形体20を焼結炉(図示せず)に搬送する搬送車であり、その内部には成形体20をのせた搬送用トレー21を格納する棚が設けられている。棚は、搬送用トレー21を複数枚受取れるよう多段にすることが好ましい。
搬送車40には、搬送車40内を密閉可能な密閉ドア25bが設けられている。密閉ドア25bは、搬送車40を所定位置に配置して置換室30(雰囲気制御室10)と接続した状態で、置換室30と対向する位置に配置されている。すなわち、搬送車40と置換室30とを接続した状態で、密閉ドア25bを開くことにより搬送車40内と置換室30とが連通し、密閉ドア25bを閉めることにより搬送車40内が密閉されるとともに、置換室30内を密閉することが可能になる。また、搬送車40の一面にのみ密閉ドア25bが設けられているので、搬送車40内の雰囲気制御が容易になる。
また、置換室30には、連通した状態の搬送車40を含めて内部に非酸化性ガス(例えば窒素ガス)を導入するガス導入機構を備えることが好ましい。ガス導入機構を備えることにより、搬送車40を置換室30を介して雰囲気制御室10に接続した際に、搬送車40内及び雰囲気制御室10内に、大気(酸素)を混入しにくくすることができる。
例えば、密閉ドア25a及び密閉ドア25bを閉鎖した状態で、搬送車40を置換室30を介して雰囲気制御室10に接続する。次に、密閉ドア25bを開放し、ガス導入機構により搬送車40内及び置換室30内を非酸化性ガス、例えば窒素ガス雰囲気下にする。搬送車40内及び置換室30内が窒素ガス雰囲気下となった後、密閉ドア25aを開放する。そして、置換室30を貫通するように搬送コンベア31を配置し、成形体20をのせた搬送用トレー21が搬送コンベア31上を移動させることにより、成形体20(搬送用トレー21)が搬送車40内に格納される。
搬送車40を無人搬送台車とし、無人搬送台車の走行および無人搬送台車と雰囲気制御室10との間の成形体20を載せた搬送用トレー21の受渡しを管理する制御機構を備えることが好ましい。
なお、この成形装置1には図示しない制御機構が設けられており、この制御機構により成形装置1の各部が制御されている。
このように本実施の形態の成形装置1では、希土類焼結磁石を製造するシステム内で別個独立して雰囲気制御することができる。また、成形され成形品を一時保管することができる。このため、融通性と生産性を併せ持たせ、多種少量品に対してフレキシブルに対応することができる。また、大量生産にも対応することができる。
次に、この成形装置1により希土類焼結磁石用粉末を成形し、焼結して、希土類焼結磁石を製造する方法について説明する。なお、以下の説明において、成型装置1を構成する各部の動作は、図示しない制御機構により制御されている。
まず、前述のように、酸素濃度制御部50を制御して、雰囲気制御室10(成形装置1)内の酸素濃度を安全な濃度で一定になるような雰囲気に制御するとともに、雰囲気制御室10内を大気圧よりも高い圧力になるような雰囲気に制御する。
次に、タンク11に接続した粉末供給手段12により、載置台27上の原料粉末注入充填位置に載せられた金型13内に原料粉末を一定量注入充填する。なお、図示しない振動源により金型13内の原料粉末を振動させてもよい。次に、金型搬送用シリンダ14により原料粉末が充填された金型13を原料粉末注入充填位置からプレス機18の上パンチ15及び下パンチ16間の位置へ搬送する。
続いて、配向磁場用コイル17に電流を流し、例えば配向磁場強度15kOeで、金型13に充填された原料粉末を配向させ、その状態のまま、上パンチ15を降下させることにより加圧し、圧縮成形する。
その後、配向磁場用電流を切った後、圧縮成形された成形体20を金型13から成形体取り出し装置19により取り出し、搬送用トレー21上に整列し、雰囲気制御室10内に一時保管する。
また、搬送車40を置換室30を介して雰囲気制御室10に接続し、密閉ドア25bを開放してガス導入機構により搬送車40内及び置換室30内を非酸化性ガス、例えば窒素ガス雰囲気下にした後、密閉ドア25aを開放する。この際、酸素濃度制御部50等により、雰囲気制御室10内の酸素濃度を一定にする制御が行われているので、雰囲気制御室10内の酸素濃度が一定であり、置換室30及び搬送車40内も同一の酸素濃度に容易に制御することができる。このため、酸素濃度の管理を容易にすることができる。また、予め定められた安全な酸素濃度に制御しているので、安全性を向上させることができる。さらに、雰囲気制御室10内を大気圧よりも高い圧力になるような雰囲気に制御しているので、外部から雰囲気制御室10内に大気が入りにくくなり、酸素濃度の管理を容易にすることができる。
続いて、搬送コンベア31を配置して、一時保管した成形体20を載せた搬送用トレー21を、載置台29上から搬送コンベア31によって、開かれた密閉ドア25a、置換室30、及び、開かれた密閉ドア25bを介して、搬送車40へと搬送して棚上に整列格納する。その後、全ての搬送用トレー21の格納を終えると密閉ドア25a、25bを各々閉じ、搬送車40と置換室30との接続を解く。
そして、雰囲気制御された状態のまま、成形体20を搬送車40により焼結炉(図示せず)まで運搬して、搬送用トレー21を搬送台車40から取り出しそのまま焼成炉へ入れて、あるいは、搬送用トレー21から焼成用トレーに成形体PEを載せ換えたうえで焼成用トレーを焼成炉へ入れて成形体PEを焼結する。得られた焼結体は、表面処理等の工程を経て、希土類焼結磁石となる。合金組成比率や有機溶媒含有量などに応じて焼結プロファイルを調整し、種々の焼結体を得た。例えば、成形体PEを焼結炉へ挿入し真空中で最高温度1100℃で2時間保持し、その後冷却した。得られた焼結体を900℃と550℃で2時間半処理した。焼結体の酸素量、炭素量、磁気特性を測定したところ十分な特性が得られることが確認できた。
以上説明したように、本実施の形態によれば、搬送車40と雰囲気制御室10とを気密な状態で接続可能な置換室30を設けているので、成形装置1内を安全な酸素濃度に容易に制御することができる。このため、酸素濃度の管理を容易にすることができる。また、予め定められた安全な酸素濃度に制御しているので、安全性を向上させることができる。
本実施の形態によれば、希土類焼結磁石を製造するシステム内で別個独立して雰囲気制御でき、成形され成形品を一時保管することができるので、多種少量品に対してフレキシブルに対応することができるとともに、大量生産にも対応することができる。
本実施の形態によれば、雰囲気制御室10内を大気圧よりも高い圧力になるような雰囲気に制御しているので、外部から雰囲気制御室10内に大気が入りにくくなり、酸素濃度の管理を容易にすることができる。
本実施の形態によれば、置換室30にガス導入機構を設けているので、酸素濃度の管理をさらに容易にすることができ、安全性をさらに向上させることができる。
以上、実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々変形が可能である。例えば、上記実施形態では、置換室30にガス導入機構を設けている場合を例に本発明を説明したが、搬送車40にガス導入機構を設けていてもよい。この場合には成形体20を搬送中であっても酸素濃度を一定に保つことができ、その管理を容易にすることができ、安全性を向上させることができる。
上記実施形態では、雰囲気制御室10にガス導入機構としてのガス供給手段22を設け、雰囲気制御室10内を所定の酸素濃度に制御する場合を例に本発明を説明したが、例えば、原料粉末の供給並びに成形する前に搬送車40を接続し、密閉ドア25a、25bを開放した状態で、ガス供給手段22により雰囲気制御室10内と置換室30内と搬送車40内とを同時に酸素濃度を制御できるようにしてもよい。また、搬送車40にその内部のガスを排気する排気機構を設けてもよい。これらの場合、搬送車40にガス導入機構を設けていなくても、酸素濃度の管理をさらに容易にすることができ、安全性をさらに向上させることができる。
上記実施形態では、非酸化性ガス、例えば窒素ガスを雰囲気制御室10等に供給する場合を例に本発明を説明したが、雰囲気制御室10等に供給する非酸化性ガス等に微少の酸素ガス(純酸素ガスあるいは酸素を含むガス、例えば空気のようなガスを総称して用いることとする)を混合することによって、雰囲気制御室10を微少酸素含有雰囲気に制御して原料粉末や成形体20の徐酸化を行ってもよい。この場合、原料粉末や成形体20を雰囲気制御室10の外に取り出すことがあっても、急激な酸化を防止することができ、火災等に対する安全性を向上することができる。なお、混合ガス中の酸素濃度は、1000ppm〜5%程度が望ましい。
上記実施形態では、雰囲気制御室10内を大気圧よりも高い圧力になるような雰囲気に制御している場合を例に本発明を説明したが、雰囲気制御室10内の圧力を大気圧下、減圧下、または、真空下となるように制御してもよい。これらの場合にも、搬送車40と雰囲気制御室10とを気密な状態で接続可能な置換室30を設けているので、成形装置1内を安全な酸素濃度に容易に制御することができる。
上記実施形態では、二種類の酸素濃度を検知するためのセンサとしてガルバニック式センサ23およびジルコニア式センサ24を各々1個ずつ雰囲気制御室10内に設ける例について説明したが、雰囲気制御室10内の酸素濃度の検知をより向上させるために各センサを複数設けるようにしてもよい。また、一のセンサであってもよい。
また、上記実施形態では、搬送コンベア31によって搬送用トレー21の搬送を行うようにしたが、搬送シリンダによって搬送用トレー21の搬送を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、金型13内に原料粉末を注入充填する例について説明したが、金型13の代わりに充填ボックス60を用いて充填ボックス60内に原料粉末を供給するようにしてもよい。この場合には、図3に示すように、金型13をダイ13Bとし、金型搬送用シリンダ14を充填ボックス搬送用シリンダ14Aとする。これ以外の構成は、図1の模式図とほとんど変わらない。タンク11に接続した粉末供給手段12により、載置台27上の原料粉末注入充填位置に載せられた充填ボックス60内に原料粉末を一定量秤量し供給する。充填ボックス搬送用シリンダ14Aにより、原料粉末が供給された充填ボックス60を原料粉末注入充填位置からプレス機18の上パンチ15及び下パンチ16間の位置へ搬送する。充填ボックス搬送用シリンダ14Aは、原料粉末注入充填位置と上パンチ15及び下パンチ16間の位置との間を水平方向に往復運動する。プレス機18のテーブルにダイ13Bを設けて、このダイ13Bを上昇させて(相対的に下パンチ16を降下させる)できるダイ13Bのキャビティ上に充填ボックス60を搬送して、そのダイ13Bのキャビティに充填ボックス60から原料粉末を注入充填する。配向磁場用コイル17により配向磁場を印加しながら、上パンチ15を降下(下パンチ16は固定)させることにより加圧し、原料粉末をプレスして成形体20を得るようにする。圧縮成形された成形体20は、ダイ13Bを降下させる(相対的に下パンチ16を上昇させる)ことによってダイ13Bから抜き出される。前述と同じように、ダイ13Bの内面に、有機系潤滑剤を塗布するとよい。粉末供給手段12は、例えば図示しない秤量機を備え一定量秤量するとよい。
さらに、上記実施形態では、雰囲気制御室10内において、タンク11、粉末供給手段12、載置台27、プレス機18、成形体取り出し装置19等の装置を備えているが、雰囲気制御室10内の各々の装置間において密閉ドアを介して独立の雰囲気に制御できるようにしてもよい。独立の雰囲気を形成することにより各々の装置毎に気密を解いて大気雰囲気にできるので、その装置毎にトラブル対処ができるようになる。トラブル対処後にその装置の雰囲気のみを元の雰囲気(雰囲気制御室10と同じ)になるように復帰させることができ、短時間に経済的に元の状態に戻すことができる。この場合には各々の装置に対して個別にガス供給手段22と、酸素濃度検知センサ(ガルバニック式センサ23およびジルコニア式センサ24)を備えるようにする。
本発明の実施形態に係る希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置の模式図である。 本発明の実施形態に係る成形装置内の酸素濃度を制御するための制御回路のブロック図である。 本発明の他の実施形態に係る希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置の模式図である。
符号の説明
1 成形装置
10 雰囲気制御室
13 金型
15 上パンチ
16 下パンチ
17 配向磁場用コイル
18 プレス機
20 成形体
21 搬送用トレー
22 ガス供給手段
23 ガルバニック式センサ
24 ジルコニア式センサ
25a、25b 密閉ドア
30 置換室
31 搬送コンベア
40 搬送車
52 制御バルブ

Claims (13)

  1. 密閉可能な密閉ドアを有し、所定の酸素濃度に雰囲気制御された雰囲気制御下で希土類焼結磁石用合金粉末を成形する雰囲気制御室と、
    密閉可能な密閉ドアを有し、前記雰囲気制御室で成形された成形体を焼結装置に搬送する搬送室と、
    前記密閉可能な密閉ドアを介して前記雰囲気制御室と前記搬送室とを対面させるように配置したとき、前記雰囲気制御室と前記搬送室とを気密な状態で接続可能な置換室と、
    を備える、ことを特徴とする希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置。
  2. 前記搬送室は、その内部に非酸化性ガスを導入するガス導入機構を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置。
  3. 前記搬送室は、無人搬送台車である、ことを特徴とする請求項1または2に記載の希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置。
  4. 前記無人搬送台車の走行を制御するとともに、前記無人搬送台車と前記雰囲気制御室との間の前記成形体の受渡しを制御する制御機構を備える、ことを特徴とする請求項3に記載の希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置。
  5. 前記雰囲気制御室は、その内部に非酸化性ガスを導入するガス導入機構を備える、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の希土類焼結磁石用合金粉末の成形装置。
  6. 所定の酸素濃度に雰囲気制御された雰囲気制御室内で希土類焼結磁石用合金粉末を成形する成形工程と、
    成形された成形体を焼結装置に搬送する搬送室を、置換室を介して前記雰囲気制御室に接続する接続工程と、
    を備える、ことを特徴とする希土類焼結磁石用合金粉末の成形方法。
  7. 前記接続工程では、前記雰囲気制御室の密閉ドア及び前記搬送室の密閉ドアを閉鎖した状態で前記搬送室を前記置換室を介して前記雰囲気制御室に接続する、ことを特徴とする請求項6に記載の希土類焼結磁石用合金粉末の成形方法。
  8. 前記接続工程では、前記搬送室の密閉ドアを開放するとともに前記搬送室内及び前記置換室内の大気を排気し、非酸化性ガスを導入した後に前記雰囲気制御室の密閉ドアを開放する、ことを特徴とする請求項7に記載の希土類焼結磁石用合金粉末の成形方法。
  9. 前記雰囲気制御室及び前記搬送室を大気圧よりも高い圧力に雰囲気制御する、ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の希土類焼結磁石用合金粉末の成形方法。
  10. 前記成形体を所定の酸素濃度に雰囲気制御された雰囲気制御室内から搬送室に搬送する搬送工程を備える、ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の希土類焼結磁石用合金粉末の成形方法。
  11. 前記搬送工程では、前記置換室を貫通するように搬送手段を配置し、前記搬送手段により成形体を搬送室に搬送する、ことを特徴とする請求項10に記載の希土類焼結磁石用合金粉末の成形方法。
  12. 前記雰囲気制御室の密閉ドア及び前記搬送室の密閉ドアを閉鎖し、置換室を介して行われている前記搬送室と前記雰囲気制御室との接続を解く離脱工程を備える、ことを特徴とする請求項6乃至11のいずれか1項に記載の希土類焼結磁石用合金粉末の成形方法。
  13. 前記搬送室を前記焼成装置へ搬送する工程を備える、ことを特徴とする請求項6乃至12のいずれか1項に記載の希土類焼結磁石用合金粉末の成形方法。
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