JP2005231534A - 自動車用ウエザーストリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動車用ウエザーストリップの中空シール部の熱可塑性エラストマースポンジの表面に熱可塑性エラストマーソリッドを共押出によって被覆するのは困難であった。その理由は、発泡に寄与するガスがスポンジ表面から噴出しスポンジ/ソリッド界面にガス溜まりを生じるからである。本発明によって熱可塑性エラストマースポンジの表面に熱可塑性エラストマーソリッドを高品質で共押出により被覆することが出来るようにすることである。
【解決手段】 自動車用ウエザーストリップ11の中空シール部16を、超臨界状態の二酸化炭素あるいは窒素を発泡媒体とする押出発泡手段によって発泡させられ、かつ吸水率が15%以下(好ましくは10%以下)の条件を満足するセル構造を有する熱可塑性エラストマースポンジ2の表面に、熱可塑性エラストマーソリッド6を共押出によって被覆したものである。
【選択図】 図8

Description

本発明は自動車のボディとドアとの間をシールするウエザーストリップに関するものである。
図1及び図2を参考にして説明する。熱可塑性エラストマー組成物(以下,TPEと称す)の押出成形によるTPEスポンジ2を具備する自動車用ウエザーストリップ11において、TPEスポンジ2表面の耐摩耗性を向上させる目的で、スポンジ2表面には塗装処理が一般的には施される。
工程の簡略化及び揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds;VOC)対応並びに製造コストの安廉化を図る手段として、塗装処理の代替として、TPEスポンジ2表面をソリッド5で被覆する共押出が考えられる。
しかし、TPEスポンジ2の場合、ソリッドによる被覆は困難であった。その理由は、発泡に寄与するガスがスポンジ表面から噴出しスポンジ/ソリッド界面にガス溜まり5aを生じるからである。従来の問題点は、TPE共押出工法では、TPEスポンジ2表面にソリッド5被覆を有する品質の良いウエザーストリップを得ることが困難なことである。
解決しようとする課題は、ウエザーストリップのTPEスポンジの表面に、共押出によってソリッドを高品質に被覆が出来るようにすることである。
本発明は、発泡手段・吸水率・発泡用材料を限定し、共押出によって、TPEスポンジ表面をTPEソリッドで被覆したウエザーストリップを得ることが出来るようにしたものである。
請求項1の発明に係る自動車用ウエザーストリップは、超臨界状態の二酸化炭素あるいは窒素を発泡媒体とする押出発泡手段によって発泡させられ、かつ吸水率が15%以下(好ましくは10%以下)の条件を満足するセル構造を有する熱可塑性エラストマースポンジの表面に、熱可塑性エラストマーソリッドを共押出によって被覆したものである。
請求項2の発明に係る自動車用ウエザーストリップは、請求項1の発明において、熱可塑性エラストマースポンジ材が、平衡クリープコンプライアンスJ が、1.0×10−6(Pa−1)から5.0×10−4(Pa−1)の範囲にあるオレフィン系熱可塑性エラストマーからなるものである。
ここで超臨界状態の流体とは、図1に示す如く、臨界温度以上で且つ臨界圧力以上の流体のことであり、二酸化炭素,窒素,水に関する臨界温度及び臨界圧力は表1の通りである。
Figure 2005231534



本発明に適用可能な熱可塑性エラストマースポンジは、
オレフィン系熱可塑性エラストマー(略称TPO)
スチレン系熱可塑性エラストマー(略称TPS)
ウレタン系熱可塑性エラストマー(略称TPU)
エステル系熱可塑性エラストマー(略称TPEE)
等があげられ、中でもTPSとTPOが材料コストが安廉価であること並びに耐熱・耐候性の点から好ましい。
実施例1、2、3でも記載するように、熱可塑性エラストマースポンジは平衡クリープコンプライアンスJ が、1.0×10−6(Pa−1)から5.0×10−4(Pa−1)の範囲にあるオレフィン系熱可塑性エラストマーからなることが好ましい。
<平衡クリープコンプライアンスの説明>
<発泡体用オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物>
本発明におけるオレフィン系熱可塑性エラストマー発泡体製造用のオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物は、平衡クリープコンプライアンスJ が、1.0×10−6(Pa−1)から5.0×10−4(Pa−1)、好ましくは1.0×10−5(Pa−1)から3.0×10−4(Pa−1)、より好ましくは1.0×10−5(Pa−1)から1.5×10−4(Pa−1)の範囲にある。
ここで、平衡クリープコンプライアンスJ について説明する。
クリープコンプライアンスJ(t)(Pa−1)は、サンプルに与えた一定応力σ(Pa)及び測定より得られるひずみγ(t)から下記式1で定義される。
J(t)=γ(t)/σ (1)
J(t)の測定は、動的粘弾性測定装置、例えば回転式レオメーター、ストレスレオメーター等を用いて測定温度(例えば170゜C)及び応力σ(例えば1000Paから10000Pa)を一定に保ちながら行われる。
図2に示すようにこのクリープコンプライアンスJ(t)を、一定応力σを与え始めてからの時間t(s)に対してプロットすると十分な時間が経過したのち、クリープコンプライアンスJ(t)は時間tに対して直線関係を与えるようになる。
平衡クリープコンプライアンスJ は、下記式2及び図2に示すようにこの直線部分を時間t=0に補外したときの切片として与えられる。
J(t)=J +t/η (2)
樹脂組成物のクリープ特性と発泡成形との関連について、バネ41とダッシュポット42を直列につないだ図3に示すようなマクスウェルモデルを基に考えることとする。樹脂に一定応力σを与えると、樹脂は、σを与えた直後の瞬間にバネの弾性的な性質によりひずみ、その後の長い時間にダッシュポットの粘性的な性質によりひずむ。したがってこの瞬間的なひずみに対応する平衡クリープコンプライアンスJ はバネの弾性率の逆数に相当し、長い時間のひずみから求まる直線の傾きは粘度の逆数に相当する。
応力を開放するとダッシュポットの粘性的なひずみは戻らないが、バネの弾性的なひずみは元に戻る。これは初期のひずみと等しくなる。
良好な発泡体を生成するためには微細な気泡を均一に分散させる必要がある。ガスが樹脂組成物に溶解している状態では、圧力は均一で等方的であるが、気泡核が生じ、気泡(セル)が大きさを持つようになると、急激なセルの体積膨張によりセル内部の圧力は急激に低下し、対応してセル径は急激に増大する。
このように短時間での急激な圧力変化による瞬間的な高い応力に対して、平衡クリープコンプライアンスが大きいもの(瞬間変形するバネの弾性率が小さいもの)は大きな変形をする。すなわち、セルが粗大化し、破泡しやすい。微細なセル径の発泡体を得るためには、瞬間的な高い応力に対して、平衡クリープコンプライアンスの小さいもの(瞬間変形するバネの弾性率が大きいもの)が要求される。
発泡したセルは、樹脂の粘弾性による力と、セル内部の圧力とが釣り合った状態になり、冷却固化されるまで釣り合った状態を保つ。平衡リカバリーコンプライアンスの大きいものは、大きく瞬間変形したバネが回復するため、冷却によるセル内部のガスの温度低下による体積収縮(圧力低下)により、セル壁を構成する樹脂の変形が回復し、セルが大きく収縮し外観の平滑性に悪影響をもたらす。
平衡リカバリーコンプライアンスの小さいものは、瞬間的な高い応力で変形する量は少なく、冷却に伴うガスの圧力低下が起こっても、回復するひずみが小さいため、膨らんだセル壁の樹脂の変形回復が小さいため、セルの収縮が小さい。このため本発明におけるオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物の平衡クリープコンプライアンスJ は5.0×10−4(Pa−1)より小さい事が好ましい。
また、平衡クリープコンプライアンスが著しく小さいものは、発泡時におこる急激な圧力変化による瞬間的な高い応力に対して弾性率が大きくなるためにセル壁を構成する樹脂の変形が妨げられ、発泡セルが十分に成長しないまま冷却固化されるために十分な発泡倍率を得る事が難しい。このため本発明に用いるオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物の平衡クリープコンプライアンスJ は1.0×10−6(Pa−1)よりも大きい事が好ましい。
本発明に適用可能な熱可塑性エラストマーソリッドは、
オレフィン系熱可塑性エラストマー(略称TPO)
スチレン系熱可塑性エラストマー(略称TPS)
ウレタン系熱可塑性エラストマー(略称TPU)
エステル系熱可塑性エラストマー(略称TPEE)
等があげられ、TPSとTPOが、材料コストが安廉価であること並びに耐熱・耐候性の点から好ましい。
本発明によれば、塗装工程のない安廉価のオールTPE自動車用ウエザーストリップを得ることができる。
図6及至図8において20は自動車ボディの乗降口周縁のフランジ部、21は天井の内張材、30はドア、11はウエザーストリップである。12はウエルト部、13は芯材、14は爪部、15はリップ部、16は中空シール部、17は被覆層である。1は熱可塑性エラストマー組成物、2はTPEスポンジ、6はTPEソリッドである。
ウエザーストリップ11のTPEスポンジ製中空シール部16の表面にTPEソリッドを被覆したときの吸水率とガス溜まり,被覆表面の平滑性の比較を示す。
<「クリープコンプライアンス」及び「平衡クリープコンプライアンス」の測定法についての説明>
本発明における熱可塑性エラストマースポンジの成形および基礎物性の評価は、以下の方法により行った。
<クリープコンプライアンス測定方法>
動的粘弾性測定装置であるストレスレオメーター(Rheometrics Scientific社製 Dynamic Stress Rheometer SR-5000)及び制御ソフトウエア(Rheometrics Scientific社製 Orchestrator Version6.3.2)により直径25mmのパラレルプレートを用いて以下の手順で測定した。まず、1.0〜2.5mmの厚さに成形されたシートのサンプルをパラレルプレートの間に装着し、170゜Cに保って溶融させる。サンプルを十分に溶融させたのち、前記平行板の間隔を1.0〜2.5mmの範囲でサンプルの厚みにあわせて調整し、円板からはみ出した樹脂組成物を取り除く。
ついで、時間t=0〜600秒において、サンプルに与えられる応力σが一定の値に保たれるように設定した後、t=600〜1200秒において応力を0Paに開放する。サンプルに与える応力は、1000Paから10000Paで、樹脂組成物の粘度に応じて調整する。
t=0〜600秒の間にひずみγ(t)は対数的に200点サンプリングされる。例えば100秒間に5点サンプリングするのであれば10,101.2,101.4,101.6,101.8,10秒でサンプリングされる。同様にt=600〜1200秒の間にγ(t)は200点サンプリングされる。図4に測定実施例を示す。
<平衡クリープコンプライアンスと平衡リカバリーコンプライアンスの求め方>
平衡クリープコンプライアンスJ はソフトウエアOrchestratorのオートマチック・ステディ・ステートモードで求めた。以下にその内容を示す。
本測定においてクリープコンプライアンスJ(t)はt=0〜600秒の間に200点サンプリングされているが、全体サンプリング数の5%ずつのウィンドウに分割される。測定後、各ウィンドウで最小二乗フィッティングにより直線近似される傾きが求まる。時間が最後の点から最小の点の方向へ向かって(本測定においてはt=600秒からt=0秒の方向へ)隣り合った二つのウィンドウでこの傾きを比較していきその誤差が10%以内に収まったところを定常状態とみなしこの直線をフィッティングして図5に示すように平衡クリープコンプライアンスJ を求める。平衡リカバリーコンプライアンスJはt=600秒のクリープコンプライアンスからt=1200秒のクリープコンプライアンスを引いた値とした。
<吸水率測定法>
予め重量を測定した成形体を、水面下50mmの位置で125mmHgまで減圧し、3分間保持した。続いて、その成形体を大気圧に戻して3分経過後、吸水した成形体の重量を測定し、以下の計算式3から吸水率を算出した。
吸水率(%)=[(W−W)/W]×100 (3)
:浸漬前の成形体重量(g)
:浸漬後の成形体重量(g)
実施例、比較例に追記する熱可塑性エラストマーの調整法
<実施例1>
エチレン含量が63モル%、ヨウ素価22、極限粘度[η]が3.2dl/gであるエチレン・プロピレン・5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体ゴム(EPT−1とする)100重量部に、鉱物油系軟化剤(出光興産製ダイナプロセスオイルPW−380)80重量部をブレンドした油展EPT180重量部と、メルトフローレート(ASTM−D−1238−65T,230゜C、2.16kg荷重)が1.5g/10分であるホモタイプのポリプロピレン(PP−1とする)35重量部を、予め密閉式混合機(神戸製鋼製 ミクストロンBB16)で混合した後、シーティングロールに通しシート状にした後、朋来鉄工社製ペレタイザーによりペレットを製造した。
次いで、得られたペレット215重量部と、架橋剤1,3−ビス(tert−ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼン1.75重量部を架橋助剤ジビニルベンゼン1.75重量部に溶解分散させた溶液と、酸化防止剤テトラキス−[メチレン−3−(3’,5−ジ−tert−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン0.2重量部をタンブラーブレンダーにより混合し、ペレット表面に均一に付着させた。
次いで、この架橋剤、架橋助剤と酸化防止剤が表面に付着したペレットを、2軸押出機(東芝機械(株)製TEM−50)を用いて、220゜Cで1時間当たり40kgの処理速度で混練・押出して動的な熱処理を行い、PP中にEPTの架橋した分散粒子が均一に分散している部分的に架橋された熱可塑性エラストマー組成物を得た。
次いで、得られた部分的に架橋された熱可塑性エラストマー組成物に、極限粘度[η]が9dl/gの高分子量成分を10質量%含有し、メルトフローレートが4.0g/10分であり、溶融張力が3gのホモタイプのポリプロピレン(PP−2とする)を20重量部と、前述の鉱物油系軟化剤20重量部とを、前述の2軸押出機を使用して、200゜Cで40kgの押出速度で混練・押出して、発泡用オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物(TPE−1)を得た。
発泡用オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物を、単軸押出機(口径60mm,L/D30)を使用し、所定の断面形状に合致させる口金を介して、押出発泡成形を行い、ウエザーストリップを得た。前述の単軸押出機を構成しているシリンダの中央部付近から超臨界状態の二酸化炭素を注入して押出発泡成形した。
<実施例2>
実施例1の発泡体成型において超臨界発泡に使用した発泡媒体種を窒素に変更し、同様の成型を実施した。
<実施例3>
実施例1において、PP−1の替わりに、コモノマーとしてエチレンを8質量%含有した、メルトフローレートが0.5g/10分の、ブロックタイプのポリプロピレン(PP−3とする)を使用し、PP−2の替わりに、コモノマーとしてエチレンを4質量%含有した、メルトフローレートが3.0g/10分、溶融張力が0.7gの、ランダムタイプのポリプロピレン(PP−4とする)を使用し、架橋剤1,3−ビス(tert−ブチルペルオキシイソプロピル)ベンゼンと架橋助剤ジビニルベンゼンの替わりに、架橋剤としてアルキルフェノール樹脂(ヒタノール2501:日立化成社製)粉末15重量部と、塩化第1錫2重量部を使用する以外は、実施例1と同様に行ってTPE−2を得た。
また、実施例1の発泡体成型において超臨界発泡に使用した発泡媒体種を窒素に変更し、同様の成型を実施した。
<比較例1>
実施例1の発泡体成型において超臨界発泡法に換えてアゾジカルボン酸アミドを発泡剤に使用した化学発泡を実施した。前述の単軸押出機のホッパーから発泡用オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物とアゾジカルボン酸アミドの混合物を投入して、押出発泡成形をした。
<比較例2>
実施例3において、発泡剤に水を用いて成形を行った。前述の単軸押出機を構成しているシリンダの中央部付近から水を注入し、押出発泡成形をした。
<比較例3>
比較例2において発泡剤にアゾジカルボン酸アミドを用いて成形を行った。
<比較例4>
比較例2において二酸化炭素を用いた超臨界発泡法を用いて成形を行った。
Figure 2005231534











表2により吸水率15%以下の条件を満足するセル構造を有するTPEスポンジの表面に、TPEソリッドを共押出によって被覆したものは、ガス溜まりが発生しないことが判る。また、吸水率が15%を超えると、ガス溜まりが発生することが判る。
本発明によれば、自動車用以外の建材等のシール部品としても提供できる。
超臨界状態の説明図である。 サンプルに一定応力を与え始めてからのクリープコンプライアンス経時変化の概念図である。 マクスウェルモデル図である。 クリープコンプライアンス測定結果の一例を示すグラフである。 平衡クリープコンプライアンスの算出方法の概念図である。 自動車の側面図である。 従来例を示す図6のA−A断面図である。 本発明の一例を示す図6のA−A断面図である。
符号の説明
1 熱可塑性エラストマー組成物
2 TPEスポンジ
5 ソリッド
5a ガス溜まり
6 ソリッド
11 ウエザーストリップ
12 ウエルト部
13 芯金
14 爪部
15 リップ部
16 中空シール部
17 被覆層
20 自動車のボディのフランジ部
21 内張材
30 ドア
41 バネ
42 ダッシュポット

Claims (2)

  1. 超臨界状態の二酸化炭素あるいは窒素を発泡媒体とする押出発泡手段によって発泡させられ、かつ吸水率が15%以下(好ましくは10%以下)の条件を満足するセル構造を有する熱可塑性エラストマースポンジの表面に、熱可塑性エラストマーソリッドを共押出によって被覆したことを特徴とする自動車用ウエザーストリップ。
  2. 熱可塑性エラストマースポンジが、平衡クリープコンプライアンスJ が、1.0×10−6(Pa−1)から5.0×10−4(Pa−1)の範囲にあるオレフィン系熱可塑性エラストマーからなることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ウエザーストリップ。
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