JP2005230091A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】スロットマシンやパチスロ遊技機などのようにメダルなどの遊技媒体を払い出す遊技機において、遊技媒体の払出命令が出されて無いときに払い出された遊技媒体を検出して、異常払い出しを発見することのできる遊技機を提供すること。
【解決手段】遊技媒体の払出命令信号を出力する払出制御手段と、前記払出命令信号を受けて遊技媒体を払い出す払出手段と、前記払出手段から払い出される遊技媒体を検出し、遊技媒体検出信号を出力する検出手段とを備え、遊技結果に応じた数量の遊技媒体を払い出すようにした遊技機において、前記払出命令信号が出力されることなく所定時間内に所定回数を越えて遊技媒体検出信号が出力された場合、遊技媒体の異常払い出しが行われたと判断する払出監視手段を設けた。
【選択図】図5
【解決手段】遊技媒体の払出命令信号を出力する払出制御手段と、前記払出命令信号を受けて遊技媒体を払い出す払出手段と、前記払出手段から払い出される遊技媒体を検出し、遊技媒体検出信号を出力する検出手段とを備え、遊技結果に応じた数量の遊技媒体を払い出すようにした遊技機において、前記払出命令信号が出力されることなく所定時間内に所定回数を越えて遊技媒体検出信号が出力された場合、遊技媒体の異常払い出しが行われたと判断する払出監視手段を設けた。
【選択図】図5
Description
この発明は、スロットマシンのようにメダルなどの遊技媒体を払い出す遊技機に関するものである。
従来、メダルなどの遊技媒体を収納するホッパーを備え、同ホッパーから遊技結果に応じて遊技媒体を払い出すスロットマシンや停止手段を備えたスロットマシン、所謂パチスロ遊技機などの遊技機においては、前記ホッパーを不正に操作して遊技媒体が払い出されるようにする所謂ホッパーゴトが問題となっていた。
かかるホッパーゴトでは、主に遊技が当選となってホッパーに対し遊技媒体の払出命令が出されたときに同払出命令に基づく正規の払出個数を越えて遊技媒体を払い出させる不正操作が行われており、これに対処すべく、正規の払出個数と実際の払出個数とを比較し、両者が一致しないときに不正な払い出しが行われたと判断してホッパーゴトを発見する遊技機も提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2003−275371号公報
しかし、上記払出個数の比較によりホッパーゴトを発見する従来の遊技機では、あくまでも正規の払出個数と実際の払出個数とが異なるときに不正払い出しが行われたと判断するため、遊技媒体の払出命令がホッパーに対して出されているときに正規の払出個数を越えて遊技媒体を払い出させる不正払い出しは発見することができるものの、遊技媒体の払出命令がホッパーに対して出されて無いとき、例えば遊技を行っていないときに行われた不正払い出しは発見することができなかった。
本発明は、上記課題を解決して、遊技媒体の払出命令が出されて無いときに行われた不正払い出しを発見することのできる遊技機を提供することを目的としている。
請求項1記載の本発明では、遊技媒体の払出命令信号を出力する払出制御手段と、前記払出命令信号を受けて遊技媒体を払い出す払出手段と、前記払出手段から払い出される遊技媒体を検出し、遊技媒体検出信号を出力する検出手段とを備え、遊技結果に応じた数量の遊技媒体を払い出すようにした遊技機において、前記払出命令信号が出力されることなく所定時間内に所定回数を越えて遊技媒体検出信号が出力された場合、遊技媒体の異常払い出しが行われたと判断する払出監視手段を設けた。
請求項2記載の本発明では、前記払出監視手段は、第1の所定回数を越えて前記払出命令信号が出力された場合、複数の遊技機の作動状況を一括管理する管理サーバに異常払出信号を出力し、その後、前記第1の所定回数よりも多数となる第2の所定回数を越えて前記払出命令信号が出力された場合は不正払い出しが行われたと判断し、前記管理サーバに不正払出信号を出力すると共に、不正払い出しの報知を行うこととした。
請求項3記載の本発明では、前記払出監視手段は、遊技媒体の不正払い出しが行われたと判断した場合、前記遊技媒体の払い出しを強制的に停止させることとした。
請求項4記載の本発明では、前記払出監視手段は、遊技媒体の不正払い出しが行われたと判断した場合、遊技を強制的に終了させることとした。
本発明によれば、正規の払出命令に基づかない遊技媒体の払い出しを異常払い出しとして検出することができる。従って、遊技結果に基づかない遊技媒体の払い出しや非遊技時における遊技媒体の払い出しが行われたとしても、それらを異常払い出しとして検出して被害を抑えることができる。特に、所定時間内に所定回数を越えて遊技媒体検出信号が出力された場合、すなわち、所定時間内に所定個数を越える遊技媒体が払い出された場合に異常払い出しであると判断するので、例えば遊技機の単発的な誤作動などによって遊技媒体が偶然払い出されることがあったとしても、その払出個数が前記所定個数を越えなければ異常払い出しと判断されることが無く、それら単発的で特に対処を必要としない不正規の払い出しを異常払い出しの検出範囲から省くことができる。従って、より正確に異常払い出しを発見することができる。
本実施形態の遊技機は、遊技媒体の払出命令信号を出力する払出制御手段と、前記払出命令信号を受けて遊技媒体を払い出す払出手段と、前記払出手段から払い出される遊技媒体を検出し、遊技媒体検出信号を出力する検出手段とを備え、遊技結果に応じた数量の遊技媒体を払い出すようにした遊技機において、前記払出命令信号が出力されることなく所定時間内に所定回数を越えて遊技媒体検出信号が出力された場合、遊技媒体の異常払い出しが行われたと判断する払出監視手段を設けた遊技機である。
すなわち、本実施形態の遊技機は、スロットマシンやパチスロ遊技機やパチンコ遊技機などのように、メダルやコインや遊技球などの遊技媒体を遊技結果に応じて払い出す遊技機であり、前記遊技媒体を収容して払い出すホッパーなどの払出手段に払出制御手段から遊技媒体の払出命令を出して遊技媒体を払い出させると共に、そのようにして払出手段から払い出された遊技媒体をセンサなどの検出手段によって検出する構成となっている。しかも、かかる遊技媒体の払い出しが正常に行われているか否かを監視する払出監視手段を設けて、前記払出制御手段から払出命令が出されていないにもかかわらず所定時間内に所定個数を越える遊技媒体が払い出された場合には、前記払出監視手段が、遊技媒体の異常払い出しが行われたと判断するようにしている。なお、前記払出監視手段と前記払出制御手段とは、実質的には遊技機内に設けた制御部がその役割を担っている。
このように、本実施形態の遊技機では、正規の払出命令が無いにも関わらず実行された遊技媒体の払い出しを異常払い出しとして検出することができるので、遊技結果に基づかない遊技媒体の払い出しや非遊技時における遊技媒体の払い出しが行われたとしても、それらを異常払い出しとしていち早く発見することができる。そのため、パチンコホールやゲームセンターなどの遊技場に本実施形態の遊技機を設置すれば、異常払い出しによって引き起こされる遊技場側の被害を最小限に抑えることができる。
特に、前記払出監視手段は、所定時間内に所定回数を越えて遊技媒体検出信号が出力された場合、すなわち、所定時間内に所定個数を越える遊技媒体が払い出された場合に異常払い出しであると判断するので、例えば遊技機の単発的な誤作動などによって遊技媒体が偶然払い出されることがあったとしても、その払出個数が前記所定個数を越えなければ異常払い出しと判断することが無く、それら単発的に発生して特に対処を必要としない不正規の払い出しを異常払い出しの検出範囲から除くことができる。従って、より正確に異常払い出しを発見することができる。
また、上述のようにして発見された異常払い出しの原因としては、払出手段に対する不正操作や遊技機の故障などが考えられるが、特に不正操作に伴う異常払い出し、すなわち不正払い出しである場合には、遊技場側はかかる不正払い出しに早急に対処しなければならない。従って、前記払出監視手段が異常払い出しを判断する際に用いる遊技媒体検出信号の出力回数として、第1の所定回数と、同第1の所定回数よりも大きい数値となる第2の所定回数との2段階の出力回数を設けると共に、遊技場に設置された複数の遊技機の作動状況を一括して管理することができる管理サーバを設けて、前記第1の所定回数を越えて払出制御手段から払出命令信号が出力された場合は、前記管理サーバに異常払出信号を出力し、その後、前記第2の所定回数を越えて前記払出命令信号が出力された場合は、不正払い出しが行われたと判断して前記管理サーバに不正払出信号を出力すると共に不正払い出しの報知を行うようにしてもよい。
このように、複数の遊技機の作動状況を一括管理する管理サーバを設けておき、同管理サーバに各遊技機で発生した異常払い出し、中でも不正払い出しの情報を集めるようにすれば、異常払い出しや不正払い出しが行われているかいないかを管理サーバによって1箇所で監視することができ、遊技場側で遊技機を1台ずつ見回って異常払い出しや不正払い出しを見つける必要がない。従って、遊技機における異常払い出しや不正払い出しを簡単にかつ確実に発見することができると共に、異常払い出しや不正払い出しへの対処をより迅速に行うことができる。
特に、前記第1の所定回数に基づき異常払い出しを発見した段階で一旦管理サーバに異常払い出しの発生情報を提供しておき、その後、さらに異常払い出しが続いて前記第2の所定回数に基づきその異常払い出しが不正払い出しであると判断された段階で今度は管理サーバに不正払い出しの発生情報を提供するようにしているので、遊技場側は、管理サーバに1回目の情報提供があった段階で不正払い出しへの警戒をしておき、2回目の情報提供があって不正払い出しである可能性が高まった段階で実際に何らかの対処に移ることもでき、不正払い出しへの対処を着実に且つ正確に行うことができる。
しかも、2回目の情報提供時には、不正払い出しが行われた遊技機において不正払い出しの報知も同時に行うので、不正を行った遊技者に対して即座に警告を行うことができ、不正払い出しによる被害を抑えることができる。特に、2段階の情報提供に基づき不正払い出しであると判断するので、より正確に不正払い出しを報知することができ、誤って不正払い出しを報知して遊技者に不快な思いをさせることもない。
なお、上記不正払い出しの報知は、予め遊技機に設けられている遊技用の表示手段を利用して行ったり、或いは新たに専用の表示手段を設けて行ったりすればよい。また、表示手段としては、リールや液晶表示装置の他にも、CRTからなるディスプレイや7セグメント表示器やランプ類、或いはスピーカなどの音声出力装置を用いることができる。また、かかる表示手段は、遊技機内に配設した前記制御部により制御される。
また、遊技機で不正払い出しが行われた場合の対処方法としては、上述した報知の他にも、遊技媒体の払い出しを強制的に停止させたり、或いは遊技自体を強制的に終了させたりすることが考えられる。すなわち、前記払出監視手段は、遊技媒体の不正払い出しが行われたと判断すると、前記遊技媒体の払い出しを強制的に停止させたり、遊技を強制的に終了させたりする。
前者のように遊技媒体の払い出しを強制的に停止させる場合には、多数の遊技媒体が不正に払い出されて被害が拡大するのを防止することができる。
また、後者のように遊技を強制的に終了させる場合には、不正を行った遊技者にそれ以上遊技機が使用されるのを防止することができる。また、かかる遊技の終了が不正操作への警告ともなるので、不正操作による被害も抑えることができる。
上記構成からなる遊技機の制御部には、上述した不正払い出しを含む異常払い出しを発見して正常に遊技を進めていくためのプログラムが格納されている。
このプログラムは、遊技媒体の払出命令信号を出力する払出制御機能と、前記払出命令信号を受けて払出手段が遊技媒体を払い出し、同払出手段から払い出された遊技媒体を検出手段が検出して遊技媒体検出信号を出力したときに、その出力された遊技媒体検出信号を受け付ける遊技媒体検出信号受付機能と、前記払出命令信号を出力していないにもかかわらず所定時間内に所定回数を越えて前記遊技媒体検出信号を受け付けた場合、遊技媒体の異常払い出しが行われたと判断する払出監視機能をコンピュータに実現するためのプログラムである。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいてより具体的に説明する。なお、以下においては、パチスロ遊技機を実施形態に挙げて説明する。
図1は、本発明に係る遊技機の一実施形態である遊技機1の外観を示す斜視図である。
遊技機1は、図柄を変動表示する3つの回転リール3L、3C、3Rを備えた所謂「パチスロ遊技機」であって、コイン、メダル又はトークンなどの他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカードなどの遊技媒体を用いて遊技することが可能であるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。
遊技機1の全体を形成しているキャビネット2の正面には、液晶表示装置であるパネル表示部5を設けている。キャビネット2の内部には、前記パネル表示部5を照射するバックライト(図示せず)を設けて、パネル表示部5に表示される画像を明瞭に観察できるようにしている。本実施形態では、このパネル表示部5が表示手段としての役割を担っている。
また、キャビネット2の内部には、各々の外周面に複数種類の図柄によって構成される図柄列が描かれた3個の回転リール3L、3C、3Rが回転自在に横一列に設けてある。かかる回転リール3L、3C、3Rに対しても、前記パネル表示部5と同様バックライト(図示せず)を設けており、同バックライトで回転リール3L、3C、3Rを照射することによって各回転リール3L、3C、3Rの図柄を明瞭に観察できるようにしている。
上記回転リール3L、3C、3Rは前述したパネル表示部5の後方に配置してあり、各回転リールの図柄は、パネル表示部5に表示される表示窓4L、4C、4Rを通して観察される。これは、前記パネル表示部5の表示画面5aに前記回転リール3L、3C、3Rを透視可能な液晶を用いているからである。かかる構成によって、パネル表示部5を遊技者側から見た場合には、外観的には以下に説明する構成要素を視認することができる。
すなわち、表示画面5aの中央部に縦長矩形の表示窓4L、4C、4Rが見えると共に、同表示窓4L、4C、4Rの内側に前記回転リール3L、3C、3Rが見える。また、表示窓4L、4C、4R上には、入賞ラインとして水平方向にセンターライン8a、トップライン8b及びボトムライン8c、斜め方向にクロスダウンライン8d及びクロスアップライン8eが見える。これらの入賞ラインは、後述の1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大−BETスイッチ13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。
なお、前記回転リール3L、3C、3Rは、通常はバックライトに照射されて明瞭に観察できる状態となっているが、この回転リール3L、3C、3Rを照射しているバックライトを消せば、パネル表示部5のみを明瞭に観察できる状態(見た目上、パネル表示部5が不透過となって、回転リール3L、3C、3Rが見えない状態)にすることもできる。その場合には、パネル表示部5の表示画面5a全体を使って各種表示を行うことができる。
上記パネル表示部5の下方には水平に突出した台座部10が形成され、同台座部10の上面部右寄りには前記メダル投入口22が設けられている。
また、上記台座部10と前記表示窓4L、4C、4Rとの間には、前記1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、および最大−BETスイッチ13が設けられている。
1−BETスイッチ11は、1回の押圧操作によりクレジットされているメダルのうちの1枚がゲームに賭けられ、2−BETスイッチ12は、1回の押圧操作によりクレジットされているメダルのうちの2枚がゲームに賭けられ、最大−BETスイッチ13は、1回の押圧操作により1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数のメダルが賭けられる。また、これらのBETスイッチを操作することで、前述のとおり所定の入賞ラインを有効化することができる。
なお、本実施形態では、全ての回転リール3L、3C、3Rが停止したとき、若しくは遊技媒体の払い出しが行われる場合には遊技媒体が払い出されたときを1回のゲームの終了としており、この1回のゲームを行うために賭けられたメダルの数を「BET数」という。
台座部10の前面部左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払い出しを押圧操作で切換える貯留メダル精算スイッチ14が設けられている。この貯留メダル精算スイッチ14の切り替えにより、キャビネット2の正面下部に設けられた遊技メダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルは遊技メダル受け部16に溜められる。
また、上記貯留メダル精算スイッチ14の右側には、遊技者の操作により上記リールを回転させ、表示窓4L、4C、4R内での図柄の変動表示を開始(ゲームを開始)するためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられており、同スタートレバー6の右側で台座部10の前面部中央には、3個の回転リール3L、3C、3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L、7C、7Rが設けられている。
さらに、キャビネット2の正面上部の左右側には、スピーカ21L、21Rが設けられている。
上記構成からなる遊技機1では、メダル投入口22へのメダルの投入によってゲームが開始される。そして、遊技者によるスタートレバー6の操作に応じて各回転リール3L、3C、3Rが回転し、同回転リール3L、3C、3Rに表記された図柄が変動する。
回転した各回転リール3L、3C、3Rは、遊技者による停止ボタン7L、7C、7Rの押圧操作により順次停止し、図柄も停止する。このとき、表示窓4L、4C、4R内に現れた各回転リール3L、3C、3Rの図柄のうち、有効化された入賞ライン(以下「有効ライン」という)上で停止した図柄の組合せが特定の組合せ(入賞図柄)になった場合には、メダルを払い出すことによって遊技者に利益を付与する。
上述のように遊技者に利益が付与される入賞役には複数の種類があり、1回のメダルの払い出しに終わらず、所定期間、通常よりも良い条件で遊技が進行する入賞役もある。このような入賞役として、遊技者に相対的に大きな利益を与えるゲームを所定回数行える入賞役(「ビッグボーナス」と称し、以下「BB」と表す)と、遊技者に相対的に小さな利益を与えるゲームを所定回数行える入賞役(「レギュラーボーナス」と称し、以下「RB」と表す)とがある。
また、有効ラインに沿って停止表示される図柄の組合せは、遊技機1の内部で実行される抽選処理(以下「内部抽選」という)の結果と、遊技者による停止ボタン7L、7C、7Rの停止操作タイミング(押圧操作タイミング)とに基づいて決定されている。つまり、メダルが払い出される入賞が成立するためには、上述の内部抽選によって入賞役に当選(以下「内部当選」という)し、かつその内部当選した入賞役(以下「内部当選役」という)の入賞成立を示す図柄組合せを有効ライン上に停止できるタイミングで遊技者が停止操作を行うことが要求される。
すなわち、いくら内部当選したとしても遊技者の停止操作のタイミングが悪いと入賞を成立させることができず、停止操作をタイミングよく行う技術(所謂「目押し」といわれる技術)が要求される。
図2には、上述した遊技を行う際に遊技機1の各種遊技処理動作を制御している制御部としての主制御回路81と、同主制御回路81に電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)と、主制御回路81から送信される制御命令に基づいて液晶表示装置であるパネル表示部5及びスピーカ21L、21Rを制御する副制御回路82とを含む遊技機1の回路構成を示している。
主制御回路81は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ40を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ40は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU41と、記憶手段であるROM42及びRAM43を含む。そして、本実施形態では、この主制御回路81が払出し制御手段及び払出監視手段としての役割を担っている。
CPU41には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路44及び分周器45と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器46及びサンプリング回路47とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ40内で、すなわちCPU41の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成しても良い。その場合、乱数発生器46及びサンプリング回路47は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
マイクロコンピュータ40のROM42には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽選テーブル、停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するために用いられる停止制御テーブル、ホッパー駆動回路51への払出命令及び払出停止命令(コマンド)、副制御回路82へ送信するための各種制御命令(コマンド)、などが格納されている。なお、副制御回路82が主制御回路81へコマンド、情報などを入力することはなく、主制御回路81から副制御回路82への一方向で通信が行われる。
また、マイクロコンピュータ40のROM42には、遊技機1において発生した不正払い出しを含む異常払い出しを発見して正常に遊技を進めていくためのプログラムも格納されている。
このプログラムは、遊技媒体の払出命令信号を出力する払出制御機能と、前記払出命令信号を受けて払出手段が遊技媒体を払い出し、同払出手段から払い出された遊技媒体を検出手段が検出して遊技媒体検出信号を出力したときに、その出力された遊技媒体検出信号を受け付ける遊技媒体検出信号受付機能と、前記払出命令信号を出力していないにもかかわらず所定時間内に所定回数を越えて前記遊技媒体検出信号を受け付けた場合、遊技媒体の異常払い出しが行われたと判断する払出監視機能を主制御回路81において実現するためのプログラムであり、このプログラムに関しては、図5を用いて後で説明する。
図2の回路において、マイクロコンピュータ40からの制御信号により動作が制御されるアクチュエータとしては、メダルを収納し、ホッパー駆動回路51の命令により所定枚数のメダルを払い出す払出手段としてのホッパー(払い出しのための駆動部を含む)50と、回転リール3L、3C、3Rを回転駆動するステッピングモータ59L、59C、59Rとがある。
さらに、前記ステッピングモータ59L、59C、59Rを駆動制御するモータ駆動回路49、前記ホッパー50を駆動制御するホッパー駆動回路51、スピーカ21L、21R及びパネル表示部5を駆動制御する副制御回路82がI/Oポート48を介してCPU41の出力部に接続されている。これらの駆動回路及び制御回路は、それぞれCPU41から出力される駆動命令などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、マイクロコンピュータ40が制御命令を出すために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大−BETスイッチ13、貯留メダル精算スイッチ14、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路56、リール位置検出回路60、払出メダルカウンター61がある。これらも、I/Oポート48を介してCPU41に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路56は、各停止ボタン7L、7C、7Rの操作に応じて停止信号を発生する。リール位置検出回路60は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各回転リール3L、3C、3Rの位置を検出するための信号をCPU41へ供給する。払出メダルカウンター61は、ホッパー50から払い出されたメダルを検出する検出手段としての払出メダルセンサ50Sが出力したメダル検出信号(遊技媒体検出信号)を計測し、その計数値を計測信号としてCPU41に供給する。
なお、本実施形態では、遊技機1が起動している間は、前記払出メダルセンサ50Sや払出メダルカウンター61が常に起動しており、CPU41からの駆動信号(払出命令信号)が出力されていないときにホッパー50からメダルが払い出されたとしても、前記払出メダルセンサ50Sがホッパー50から払い出されたメダルを検出し、前記払出メダルカウンター61がその個数(枚数)を計測するようにしている。そして、その計数値は、後述するように異常払い出しや不正払い出しの発生を判断する際に用いている。
図3には、副制御回路82の構成をより詳細に示している。副制御回路82は、主制御回路81からの制御命令(コマンド)に基づいて、パネル表示部5における画像の表示制御、及びスピーカ21L、21Rからの音の出力制御を行う。
この副制御回路82は、主制御回路81を構成する回路基板とは別の回路基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下「サブマイクロコンピュータ」という)83を主たる構成要素とし、パネル表示部5の表示制御手段としての画像制御回路91、スピーカ21L、21Rにより出音される音を制御する音源IC88、及び増幅器としてのパワーアンプ89で構成されている。
サブマイクロコンピュータ83は、主制御回路81から送信された制御命令に従って制御動作を行うサブCPU84と、記憶手段としてのプログラムROM85と、ワークRAM86とを含む。副制御回路82は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU84の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。
プログラムROM85は、サブCPU84で実行する制御プログラムを格納する。ワークRAM86は、上記制御プログラムをサブCPU84で実行するときの一時記憶手段として構成される。図中、87はサブマイクロコンピュータ83のINポート、90はサブマイクロコンピュータ83のOUTポートである。
画像制御回路91は、画像制御CPU92、画像制御ワークRAM93、画像制御プログラムROM94、画像ROM96、ビデオRAM97及び画像制御IC98で構成される。画像制御CPU92は、サブマイクロコンピュータ83で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムROM94内に格納する画像制御プログラムに従ってパネル表示部5での表示内容を決定する。画像制御プログラムROM94は、パネル表示部5での表示に関する画像制御プログラムや各種選択テーブルを格納する。画像制御ワークRAM93は、上記画像制御プログラムを画像制御CPU92で実行するときの一時記憶手段として構成される。画像制御IC98は、画像制御CPU92で決定された表示内容に応じた画像を形成し、パネル表示部5に出力する。画像ROM96は、画像を形成するためのドットデータを格納する。ビデオRAM97は、画像制御IC98で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。図中、95は画像制御回路91のINポートである。
ここで、上述した図2の回路を構成する各種装置類及び機器類の1回のゲームにおける動作を簡単に説明する。まず、乱数発生器46は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路47は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数及びROM42内に格納されている確率抽選テーブルに基づいて、内部当選役が決定される。内部当選役が決定された後、「停止制御テーブル」を選択するために再び乱数のサンプリングが行われる。
リール3L、3C、3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ59L、59C、59Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM43の所定エリアに書き込まれる。リール3L、3C、3Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路60を介してCPU41に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM43で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、RAM43内には、各回転リール3L、3C、3Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
上記のようなリール3L、3C、3Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブルが、ROM42内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各回転リール3L、3C、3Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
さらに、ROM42内には、入賞図柄組合せテーブルが格納されている。この入賞図柄組合せテーブルでは、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞を表す入賞判定コードとが対応づけられている。上記の入賞図柄組合せテーブルは、左のリール3L、中央のリール3C、右のリール3Rの停止制御時、及び全リール停止後の入賞確認を行うときに参照される。
上記乱数サンプリングに基づく抽選処理(確率抽選処理)により内部当選した場合には、CPU41は、遊技者が停止ボタン7L、7C、7Rを操作したタイミングでリール停止信号回路56から送られる操作信号、及び選択された「停止制御テーブル」に基づいて、リール3L、3C、3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路49に送る。
内部当選した役の入賞成立を示す停止態様となれば、CPU41は、払出命令信号をホッパー駆動回路51に供給してホッパー50から所定個数のメダルの払い出しを行う。その際、ホッパー50から払い出されたメダルを払出メダルセンサ50Sが検出し、同払出メダルセンサ50Sのメダル検出信号を払出メダルカウンター61が計測し、その計数値が指定された数に達したときにCPU41が払出停止命令信号をホッパー駆動回路51に供給してホッパー50の駆動を停止させ、「メダルの払い出し処理」が終了する。
そして、本実施形態では、CPU41から払出命令信号が出力されていないときにホッパー50からメダルが払い出された場合にも、前記払出メダルセンサ50Sがホッパー50から払い出されたメダルを検出し、同払出メダルセンサ50Sのメダル検出信号を払出メダルカウンター61が計測する。そして、その計数値が予め設定された所定数に達したときには、CPU41は異常払い出しや不正払い出しが発生したと判断し、同払い出しへの対処処理を行う。この本発明の要旨ともなる異常払い出しや不正払い出しの監視システムについて以下に説明する。
図4は、上記構成からなる遊技機1をパチンコホールなどの遊技場に複数設置した場合の遊技機管理システムAの構成を示している。
図4において、A1は遊技機1を多数並設した遊技島であり、遊技場内に複数設置されている。各遊技島A1に並設された各遊技機1の主制御回路81は、遊技島管理サーバA2に接続し、これを介してメイン管理サーバA3に接続している。すなわち、メイン管理サーバA3において、遊技島管理サーバA2及び各遊技機1を制御すると共に、各遊技機1ごとの遊技データを集中管理している。
本実施形態では、上記メイン管理サーバA3によって各遊技機1における異常払い出しや不正払い出しも集中管理しており、遊技機管理システムAに異常払い出しや不正払い出しの監視システムとしての役割も担わせている。そして、遊技機1で異常払い出しや不正払い出しが発生した場合には、後述するようにその遊技機1からメイン管理サーバA3へと異常払出信号や不正払出信号を出力し、遊技場における全ての遊技機1の払出状況をメイン管理サーバA3で監視している。
図5には、各遊技機1において繰り返し呼び出されて実行される不正払出監視処理ルーチンを示している。本ルーチンが呼び出されて実行されると、CPU41は、まず、メダルの払出命令が出されているか否かを判断する(ステップS1)。
この払出命令は、遊技機1で実行された遊技においてメダルが払い出される入賞が成立したり、クレジット貯留メダル生産スイッチ14が押圧操作されたりしたときにCPU41がホッパー駆動回路51に対して供給する命令であり、この払出命令の信号(払出命令信号)が出力されるとRAM43に払出命令フラグが記憶され、払い出しが終了したときに前記払出命令フラグがRAM43から消去される。そして、CPU41は、前記払出命令フラグがRAM43に記憶されている場合に前記払出命令が出されているものと判断する。
前記ステップS1の処理でメダルの払出命令が出されていると判断した場合には、正規の払い出しが行われていることになるので、CPU41は本ルーチンを終了する。
一方、前記ステップS1の処理でメダルの払出命令が出されていないと判断した場合には、払出メダルカウンター61によって計測されたメダル検出信号の出力回数(計数値)が予め設定してある第1の所定回数(例えば、10回)以上になっているか否かを判断し(ステップS2)、第1の所定回数以上になっていると判断した場合には、メイン管理サーバA3に異常払出信号を出力済みか否かを判断する(ステップS3)。なお、以下に示すステップS4の処理のように、実際に異常払出信号を出力した際にはRAM43に異常払出信号フラグを記憶するようになっており、CPU41は、この異常払出信号フラグの有無により管理サーバに異常払出信号を出力済みか否かを判断する。
そして、まだ異常払出信号が出力されていないと判断した場合にのみ遊技島管理サーバA2を介してメイン管理サーバA3に異常払出信号を出力し(ステップS4)、前述したようにRAM43に異常払出信号フラグを記憶させて、その後、払出メダルカウンター61によって計測されたメダル検出信号の出力回数(計数値)が予め設定してある第2の所定回数(例えば、30回)と一致するか否かを判断する(ステップS5)。この第2の所定回数は前記第1の所定回数よりも大きい数値に設定されており、前記第1の所定回数と共にROM42に予め記憶されている。
そして、第2の所定回数と一致すると判断した場合には、遊技島管理サーバA2を介してメイン管理サーバA3に不正払出信号を出力し(ステップS6)、図6に示すように、パネル表示部5の表示画面5aに「不正な払い出しが行われています。」などの不正警告画像を表示して不正払い出しを報知し(ステップS7)、ホッパー駆動回路51に対して払出停止命令信号を出力してホッパー50からのメダルの払い出しを強制的に停止させ(ステップS8)、さらに、遊技機1で遊技が実行されている場合にはその遊技を強制的に終了させて(ステップS9)、本サブルーチンを終了する。
なお、前記ステップS2の処理で払出メダルカウンター61によってカウントされたメダル検出信号の出力回数が予め設定しておいた第1の所定回数以上になっていないと判断した場合、前記ステップS5の処理で払出メダルカウンター61によってカウントされたメダル検出信号の出力回数が予め設定しておいた第2の所定回数と一致しないと判断した場合にも本サブルーチンを終了する。
このように、本実施形態では、正規の払出命令が無いにも関わらず実行されたメダルの払い出しを異常払い出しとして検出することができるので、ゲームが入賞していないにもかかわらず、或いは遊技を行っていないにもかかわらず遊技機1からメダルが払い出されたとしても、それらを異常払い出しとしていち早く発見することができる。そのため、異常払い出しによって引き起こされる遊技場側の被害を最小限に抑えることができる。
特に、各遊技機1で発生した異常払い出しの情報をメイン管理サーバA3に送るタイミングとして、払出メダルセンサ50Sによって出力されたメダル検出信号の出力回数が第1の所定回数に達した場合と第2の所定回数に達した場合との2段階のタイミングを設けているので、遊技場側では、遊技機1からの異常払出信号をメイン管理サーバA3が受け取った段階で、まず、不正払い出しが発生したかもしれないと警戒することができ、次に不正払出信号を受け取った段階で、不正払い出しの可能性が高まったと判断して遊技者への注意などの具体的な対処に移ることができる。
しかも、遊技機1側では、第1の所定回数を越えてもメダル検出信号が出力され続け、出力回数が遂には第2の所定回数にまで達して不正操作による不正払い出しの可能性が高まったときに、不正払い出しの報知と、不正払い出しの強制的な停止と、遊技の強制的な終了とを自動的に行うので、不正払い出しかどうかまだはっきりとしない早い段階で遊技者に対して警告を行って、誤って遊技者に不正払い出しの警告を行ってしまう危険性を避けることができると共に、不正操作を行った遊技者に対しては、迅速に且つ強烈に不正操作への警告を行うことができる。しかも、かかる警告によって不正払い出しによる被害も最小限に抑えることができる。
なお、遊技者に対して不正払い出しの報知を行う際には、「故障中」などの言葉を不正警告画像としてパネル表示部5の表示画面5aに表示するようにして、万が一、不正払い出しが発生していなかった場合でも遊技者に不快な思いをさせないようにすることもできる。
また、本実施形態では、正規の払出命令が無いにも関わらず実行されたメダルの払い出しを異常払い出しとして検出しているが、正規の払出命令がある場合であっても、同払出命令に基づく払出個数を超えてメダルが払い出された場合には、それを異常払い出しとして検出するようにしてもよい。
1 遊技機
2 キャビネット
3L,3C,3R 回転リール
5 パネル表示部
5a 表示画面
14 貯留メダル精算スイッチ
41 CPU
42 ROM
43 RAM
50 ホッパー
50S 払出メダルセンサ
51 ホッパー駆動回路
61 払出メダルカウンター
81 制御回路
82 副制御回路
A 遊技機管理システム
A2 遊技島管理サーバ
A3 メイン管理サーバ
2 キャビネット
3L,3C,3R 回転リール
5 パネル表示部
5a 表示画面
14 貯留メダル精算スイッチ
41 CPU
42 ROM
43 RAM
50 ホッパー
50S 払出メダルセンサ
51 ホッパー駆動回路
61 払出メダルカウンター
81 制御回路
82 副制御回路
A 遊技機管理システム
A2 遊技島管理サーバ
A3 メイン管理サーバ
Claims (4)
- 遊技媒体の払出命令信号を出力する払出制御手段と、
前記払出命令信号を受けて遊技媒体を払い出す払出手段と、
前記払出手段から払い出される遊技媒体を検出し、遊技媒体検出信号を出力する検出手段と
を備え、遊技結果に応じた数量の遊技媒体を払い出すようにした遊技機において、
前記払出命令信号が出力されることなく所定時間内に所定回数を越えて遊技媒体検出信号が出力された場合、遊技媒体の異常払い出しが行われたと判断する払出監視手段を設けたことを特徴とする遊技機。 - 前記払出監視手段は、第1の所定回数を越えて前記払出命令信号が出力された場合、複数の遊技機の作動状況を一括管理する管理サーバに異常払出信号を出力し、その後、前記第1の所定回数よりも多数となる第2の所定回数を越えて前記払出命令信号が出力された場合は不正払い出しが行われたと判断し、前記管理サーバに不正払出信号を出力すると共に、不正払い出しの報知を行うことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記払出監視手段は、遊技媒体の不正払い出しが行われたと判断した場合、前記遊技媒体の払い出しを強制的に停止させることを特徴とする請求項2記載の遊技機。
- 前記払出監視手段は、遊技媒体の不正払い出しが行われたと判断した場合、遊技を強制的に終了させることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004040060A JP2005230091A (ja) | 2004-02-17 | 2004-02-17 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004040060A JP2005230091A (ja) | 2004-02-17 | 2004-02-17 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005230091A true JP2005230091A (ja) | 2005-09-02 |
Family
ID=35013659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004040060A Withdrawn JP2005230091A (ja) | 2004-02-17 | 2004-02-17 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005230091A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008132220A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Jetter Co Ltd | メダル貸し機の不正検出装置 |
JP2008220689A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
-
2004
- 2004-02-17 JP JP2004040060A patent/JP2005230091A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008132220A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Jetter Co Ltd | メダル貸し機の不正検出装置 |
JP2008220689A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
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