JP2005229655A - 発電装置 - Google Patents

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高広 小田
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Abstract

【課題】 圧電素子から発生する電圧を効率よく取り出す発電装置を提供する。
【解決手段】 発電装置は、本振動子に発生する撓み振動11a、11bの節2a、2bを中心軸とする丸穴1c、小判穴1dに挿入された支持軸1a、1bにより可撓自在に支持された圧電振動子1と、圧電振動子1の撓み振動11a、11bの腹となる部分にそれぞれ貼り付けられた圧電素子3a、3bと、上面に磁石8が嵌め込まれ、バネ5を介して圧電振動子1と連結された強制振動部4と、外周面に中心軸方向に4個の磁石10が嵌め込まれた円柱状の回転体9とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧電素子を用いて連続的に高電圧を取り出す発電装置に関するものである。
従来、この種の発電装置は、一端が固定され、圧電素子を2枚貼り合わせた構造の圧電バイモルフと、この圧電バイモルフの自由端側先端に取り付けられた永久磁石と、圧電バイモルフの先端側に設けられた回転体と、回転体に配置された永久磁石とからなり、双方の永久磁石は、互いに反発するように配置されている。回転体の回転により回転体の永久磁石が圧電バイモルフの先端側を通過する度に、その圧電バイモルフは、一端を支点として上下に振動し、この間に電圧を発生する(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−189641号公報
しかしながら、前述した従来の発電装置では、回転体の永久磁石が圧電バイモルフの先端側を通過した際に圧電バイモルフの上下振動の振幅が最大となるが、徐々に小さくなるため、2枚の圧電素子から発生する電圧が安定せず、発電効率が向上しないという課題があった。
本発明に係る発電装置は、撓み振動時に腹となる部分に圧電素子が設けられ、撓み振動時に節となる2箇所が支点として可撓自在に支持された圧電振動子と、その圧電振動子を撓み振動の腹方向に振動させる強制振動発生手段とを備えたものである。
本発明においては、撓み振動時に腹となる部分に圧電素子が設けられた圧電振動子を、撓み振動時に節となる2箇所を支点として撓み振動の腹方向に振動させるようにしたので、圧電振動子の自由振動状態よりも大きな撓みを圧電素子に発生させることができ、このため、その圧電素子から発生する電圧が安定し、発電効率のよい発電装置を提供できる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における発電装置の基本原理を示す構成図である。
図において、1は圧電振動子で、本振動子に発生する撓み振動11a、11bの節2a、2bを中心軸とする丸穴1c、小判穴1dに挿入された支持軸1a、1bにより可撓自在に支持されている。この支持軸1a、1bの両端は、図示せぬフレームなどによって支持されている。3a、3bは圧電振動子1の撓み振動11a、11bの腹となる部分にそれぞれ貼り付けられた圧電素子である。4は強制振動部で、上面に磁石8が嵌め込まれ、バネ5を介して圧電振動子1と連結されている。このバネ5は、一端が強制振動部4に設けられた支持部6に、他端が圧電振動子1の中央部に設けられた支持部7にそれぞれ取り付けられている。
9は回転軸12を中心として矢印方向に回転する例えば円柱状の回転体で、外周面に中心軸方向に4個の磁石10が嵌め込まれている。この4個の磁石10は、強制振動部4の磁石8とお互いに反発するように極性が設定されている。前述した強制振動部4は、図示せぬガイド部によって、圧電振動子1の面に対し支持部7を通る垂直軸線上を往復(撓み振動11a、11bの腹方向)するようになっている。
回転体9の回転により磁石10が強制振動部4の磁石8と対向すると、その強制振動部4は、双方の磁石の反発力によって下方に移動してバネ5を押圧し、回転体9の磁石10が強制振動部4の磁石8から離れると、強制振動部4は、バネ5の反発力により上方に移動し、この動作を回転体9の磁石10が強制振動部4の磁石8を通過する毎に繰り返し行う。一方、圧電振動子1は、強制振動部4がバネ5を押圧した際、支持軸1a、1bを支点として下方に撓み(撓み振動11a)、強制振動部4がバネ5の反発力により上方に移動した際には、支持軸1a、1bを支点として上方に撓み(撓み振動11b)、これを強制振動部4の垂直方向の往復動作(振動)に基づいて繰り返し行う。この時、圧電振動子1の撓みにより圧電素子3a、3bから電圧が発生する。
次に、強制振動部4の往復動作により圧電振動子1に与える撓みの振幅について図2に示す振動系のモデル図を用いて説明する。
強制振動部4の質量をm2 、バネ5のバネ定数をk2 、圧電振動子1の質量をm1 、圧電振動子1のバネ定数をk1 とし、強制振動部4の変位量をx2 、圧電振動子1の変位量をx1 とする。この時、回転体9の回転による双方の磁石8、10の反発力から、強制振動部4に強制力fcosωt が作用し、圧電振動子1と強制振動部4の各変位量x1 、x2
1 =a1cosωt …(1)
2 =a2cosωt …(2)
と仮定した場合、圧電振動子1の振幅a1 は、次式のように求められる。つまり、次式の分母が0になるように、強制振動部4に強制力fcosωt を作用させることで、前記の振幅a1 を最大にできる。
Figure 2005229655
以上のように実施の形態1によれば、圧電振動子1に貼り付けた圧電素子3a、3bが大きく撓むように、圧電振動子1の腹の位置(支持部7)にバネ5を介して強制振動部4を設けるようにしたので、圧電振動子1の自由振動状態よりも大きな振幅a1 を圧電素子3a、3bに発生させることができ、このため、2枚の圧電素子3a、3bから発生する電圧が安定し、発電効率のよい発電装置を提供できる。
ここで、m1 =m2 、ω1 =Aω2 とすると、前記の式(3)の分母が0になるときのωは、ω2 =(ω22{(2A2+1)±(4A4+1)1/2 }/2となる。例えば、A=20とすると、ωはω≒28ω2 又はω≒0.7ω2 となる。
なお、前記の実施の形態1では、強制振動部4の上面に磁石8を設けたことを述べたが、強制振動部4そのものを磁石で構成してもよい。また、強制振動部4の磁石8と回転体9の磁石10とが反発するようにしたが、双方の磁石8、10が対向したときに吸引するように極性を設定してもよい。さらに、回転体9に4個の磁石10を配置したが、これに限定されることはなく、強制振動部4に発生させる振動に応じてその磁石10の個数を決めるようにしてもよい。
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2における発電装置の主要部を示す構成図である。なお、図1で説明した実施の形態1と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
図において、13は例えばほぼコの字状に形成された強制振動部で、圧電振動子1の一方の節2bを中心軸として丸穴1cに挿入された支持軸1bに揺動可能に支持されている。14、15はバネで、圧電振動子1の面に対し支持部7を通る垂直軸線上に配置されている。一方のバネ14の両端は、支持部7と支持部41とにより固定され、他方のバネ15の両端は、支持部7と支持部42とにより固定されている。16a、16bは強制振動部13に形成された傾斜面にそれぞれ嵌め込まれた磁石である。
17、18は例えば円柱状の回転体で、それぞれの外周面に中心軸方向に4個の磁石19、20が嵌め込まれている。回転体17の磁石19と強制振動部13の磁石16aとがお互いに反発するように極性が設定され、回転体18の磁石20と強制振動部13の磁石16bとがお互いに吸引するように極性が設定されている。一方の回転体17は、回転軸21を通してプーリー24に連結され、他方の回転体18は、回転軸23を通してプーリー25に連結されている。それぞれのプーリー24、25は、お互いに同期して回転するようにベルト26によって連結されている。
前記のように構成された実施の形態2の発電装置においては、何らかの方法で何れか一方のプーリー24又は25を回転させると、2個の回転体17、18は、ベルト16により同期して同一方向に回転する。この時、強制振動部13は、磁石19と磁石16aの反発力と、磁石20と磁石16bの吸引力とにより、実線の矢印方向に動作し、各回転体17、18の磁石19、20がそれぞれの磁石16a、16bを通過したときにバネ14、15の伸縮力により、破線の矢印方向に動作し、この動作を支持軸1bを支点として繰り返し行う。この強制振動部13は、支点が圧電振動子1の節2bの同一軸上に位置しているため、強制振動部13の揺動による圧電振動子1への影響はない。一方、圧電振動子1は、強制振動部13が実線の矢印方向に動作したときに支持軸1a、1bを支点として下方に撓み(撓み振動11a)、強制振動部13が破線の矢印方向に動作したときに支持軸1a、1bを支点として上方に撓み(撓み振動11b)、これを繰り返し行う。強制振動部13と圧電振動子1との関係は、図1で説明した原理と同様に振動する。この時、その振動による圧電振動子1の撓みにより圧電素子3a、3bから電圧が発生する。
以上のように実施の形態2によれば、強制振動部13を圧電振動子1の一方の節2bを支点として周方向に揺動させるようにしたので、精度のよい機構を構成することが可能になり、圧電振動子1に高速で大きな振幅a1 を発生させることができ、このため、2枚の圧電素子3a、3bから発生する電圧が安定し、発電効率のよい発電装置を提供できる。
なお、前記の実施の形態2では、回転体17の磁石19と強制振動部13の磁石16aとがお互いに反発するように極性を設定し、回転体18の磁石20と強制振動部13の磁石16bとがお互いに吸引するように極性を設定したことを述べたが、その逆でもよい。また、回転体17、18にそれぞれ4個の磁石19、20を配置したが、これに限定されることはなく、強制振動部13に発生させる振動に応じて磁石19、20の個数を決めるようにしてもよい。さらに、強制振動部13に2つの磁石16a、16bを設け、2つの回転体17、18で強制振動を与えるようにしたが、どちらか一方の回転体17又は18だけで、図2で説明した式(3)の分母を0にするような強制振動を発生させるようにしてもよい。この場合、2つのプーリー24、25とベルト16が不要になる。
実施の形態3.
実施の形態3は、ハンドルとフライホィールを用いて図3に示す2つの回転体を回転させるようにしたものであり、以下、図4を参照しながら説明する。なお、図3で説明した実施の形態2と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
図において、27は回転体17とプーリー24とを貫通した回転軸21に着脱自在に取り付けられた発電用のハンドルであり、28は回転体18とプーリー25とを貫通した回転軸23に固着されたフライホィール28である。
図3に示す発電装置を発電させたい場合は、発電用のハンドル27を回転軸21に装着して回転させる。この時、ベルト26により回転体18が同期して回転体17と同一方向に回転すると共に、フライホィール28の遠心力によって勢いよく回転する。これによって、ハンドル27で回転させる力をフライホィール28の回転力によって低減し、安定した電圧を容易に発電させることが可能である。
なお、実施の形態3では、図3に示す実施の形態2の発電装置に適用したことを述べたが、図1に示す実施の形態1の発電装置に用いてもよい。この場合は、回転体9の回転軸12をフライホィール28の中心に貫通させて固着し、そのフライホィール28を貫通した回転軸12の端部に着脱自在に発電用のハンドル27を取り付けるようにする。これによって、ハンドル27で回転させる力をフライホィール28の回転力によって低減し、安定した電圧を容易に発生させることができる。
実施の形態4.
実施の形態4に係る発電装置は、図3に示す発電装置を複数併設して構成したものであり、以下、図5に示す構成図に基づいて説明する。なお、この図は回転体側から見た側面図である。
図中に示す3個の圧電振動子1は、それぞれ上面及び下面に圧電素子3a、3bを有し、本振動子1の撓み振動11a、11bの節2a、2bを中心軸とする2つの丸穴1c、小判穴1dにそれぞれ挿入された支持軸1a、1bによって支持されている。各強制振動部13は、前記の支持軸1bを支点として揺動可能に支持され、それぞれの圧電振動子1にバネ14、15(図3参照)を介して連結されている。3個の回転体17は、各強制振動部13に嵌め込まれた磁石16aにそれぞれ対向するように設けられ、外周面に中心軸方向に4個の磁石19が嵌め込まれており、同一回転軸21が挿入されている。もう一方の回転体18は、各強制振動部13に嵌め込まれた磁石16bにそれぞれ対向するように設けられ、前記と同様に4個の磁石20が嵌め込まれており、同一回転軸23が挿入されている。
前記のように構成された実施の形態4の発電装置においては、回転軸21に発電用のハンドル27を装着して回転させると、ベルト26により3個の回転体18が同期して回転体17側と同一方向に回転し、フライホィール28の遠心力によって勢いよく回転する。一方、強制振動部13側の磁石16aと回転体17側の磁石19の反発力、及び強制振動部13側の磁石16bと回転体18側の磁石20の吸引力の間欠的な作用により、各強制振動部13は、支持軸1bを支点として周方向に揺動し、それぞれの圧電振動子1を上下に繰り返し撓まさせて大きな振幅a1 を発生させる。
以上のように実施の形態4によれば、圧電振動子1の節2bを支点として周方向に揺動する強制振動部13を構成したので、複数の圧電振動子1及び強制振動部13を併設することが可能になり、このため、コンパクトな発電装置を提供でき、一度に多くの電力を発生させることができる。また、多くの電力発生させることが可能なため、携帯電話を始めとするモバイル端末のバッテリー装置の充電装置や、端末の駆動電源として利用することができる。
実施の形態5.
図6は本発明の実施の形態5における発電装置の主要部を示す構成図である。なお、図3で説明した実施の形態2と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
図において、30は円板状に形成された回転体で、その面に2個の磁石39a、39bが嵌入され、中心に回転軸32が取り付けられている。31は回転体30と同一寸法に形成された強制振動部31で、外周の一部が切り欠きされた切欠部33と、切欠部33の上部に支持部36により固定されたバネ34と、切欠部33の下部に支持部37により固定されたバネ35と、中心に設けられた軸穴38と、面に嵌入され、回転体の2個の磁石39a、39bと吸引し合うように極性が設定された1個の磁石40とを有し、その軸穴38に回転体30の回転軸32が挿入されて磁石39bと磁石40の吸引力により回転体30と強制振動部31の双方の面が接触している。前記の2本のバネ34、35は、後述する圧電振動子50の中央部に設けられた支持部7に取り付けられている。
前記の圧電振動子50は、本振動子に発生する撓み振動11a、11bの腹となる部分にそれぞれ貼り付けられた圧電素子3a、3bを有し、その撓み振動11a、11bの節2a、2bのうち、この図に図示していないが、節2aを中心軸とする小判穴1dに挿入された支持軸1aにより支持され、また、もう一方の節2bを中心軸とする丸穴1cに回転体30の回転軸32が挿入されている。
前記のように構成された実施の形態5の発電装置においては、何らかの方法で回転体30を矢印方向に回転させると、回転体30の例えば磁石39bと強制振動部31の磁石40との吸引力により、強制振動部31がバネ34の張力に抗して回転体30と同じ方向に回転し、前記の磁石39bが強制振動部31の磁石40を通過したときに、強制振動部31がバネ34、35の伸縮力により反対方向に回転し、この動作を回転体30の磁石39a、39bが強制振動部31の磁石40に接近して通過する毎に繰り返し行う。一方、圧電振動子50は、強制振動部31が回転体30と同じ方向に回転したときに支持軸1a及び回転軸32を支点として上方に撓み、強制振動部13が反対方向に回転したときに支持軸1a及び回転軸32を支点として下方に撓み、この動作を回転体30の回転方向に基づいて繰り返し行う。この時、圧電振動子1の上下方向(撓み振動11a、11bの腹方向)の繰り返し撓みにより圧電素子3a、3bから電圧が発生する。
以上のように実施の形態5によれば、強制振動部31の軸穴38と圧電振動子50の節2bを中心軸とする丸穴1cに回転体30に設けられた回転軸32を挿入し、強制振動部31の切欠部33に設けられた2本のバネ34、35を圧電振動子50の中央部の支持部7に固定するようにしたので、前述した各実施の形態の発電装置と比べ非常にコンパクトな発電装置を提供できる。
実施の形態6.
実施の形態6に係る発電装置は、図6に示す発電装置を複数併設して構成したものであり、以下、図7に示す構成図に基づいて説明する。なお、図4、図6で説明した実施の形態3、5と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
本実施の形態6は、強制振動部31の軸穴38と圧電振動子50の丸穴1cに回転体30の回転軸32を挿入してなる発電装置を複数用意し、各発電装置の回転軸32により相互に着脱自在に連結して1つの発電装置を構成したものである(図7(a)参照)。なお、各発電装置の支持軸1aは、相互に着脱自在に連結する必要はなく、各振動子50の節2aを支持する。但し、連結しても効果は同じとなる。例えば、各回転体30の回転軸32は、同図(b)に示すように、一方の端面に十字状に形成された十字溝部32aが設けられ、他方の端面に十字状に形成された十字突部32bが設けられている。個々の発電装置を連結する際は、回転軸32の先端(十字突部32b)を他の回転体30の中心に位置する十字溝部32aに差し込んで嵌合させる。また、発電用のハンドル27には、回転体30の中心に位置する十字溝部32aに着脱自在に嵌合する、即ち前記の十字突部32bと同じ形状の突部(図示せず)が設けられている。
以上のように実施の形態6によれば、強制振動部31の軸穴38と圧電振動子50の丸穴1cに回転体30の回転軸32を挿入してなる発電装置を組み合わせられるようにしたので、所望の電力に応じた発電装置を容易に組み立てることが可能になり、各発電装置から一度に多くの電力発生させることができる。このため、携帯電話を始めとするモバイル端末のバッテリー装置の充電装置や、端末の駆動電源として利用することができる。
なお、前述した実施の形態4、6では、回転軸21、32に発電用のハンドル27を連結して発電させるようにしたが、このハンドル27に代えて、回転軸21、32に自然な力、例えば風力や水力、波力などを利用した回転力を伝達して発電させるようにしてもよい。また、回転軸21、32を自動車の車輪軸に取り付けることが可能であり、電気自動車のエネルギー消費効率を向上させることにも十分有効である。
本発明の実施の形態1における発電装置の基本原理を示す構成図である。 本発明における振動系のモデル図である。 本発明の実施の形態2における発電装置の主要部を示す構成図である。 本発明の実施の形態3における発電装置の回転系を示す構成図である。 本発明の実施の形態4における発電装置の回転系を示す構成図である。 本発明の実施の形態5における発電装置の主要部を示す構成図である。 本発明の実施の形態6における発電装置の回転系を示す構成図である。
符号の説明
1 圧電振動子、1a,1b 支持軸、1c 長穴、2a,2b 節、
3a,3b 圧電素子、4 強制振動部、5 バネ、6,7 支持部、 8 磁石、
9 回転体、10 磁石、11a,11b 撓み振動、12 回転軸。

Claims (6)

  1. 撓み振動時に腹となる部分に圧電素子が設けられ、撓み振動時に節となる2箇所が支点として可撓自在に支持された圧電振動子と、
    前記圧電振動子を撓み振動の腹方向に振動させる強制振動発生手段と
    を備えたことを特徴とする発電装置。
  2. 前記強制振動発生手段は、磁石を有する強制振動部と、該強制振動部と前記圧電振動子とを連結するバネと、前記強制振動部の磁石と同じ或いは反対の極性が設定された磁石を有する回転体とを備え、
    前記強制振動部は、前記回転体の回転による双方の磁石の反発力或いは吸引力に応じて前記圧電振動子を撓み振動の腹方向に前記バネを介して振動させることを特徴とする発電装置。
  3. 前記強制振動部は、前記2箇所の節のうち一方の節を支点として前記圧電振動子に揺動可能に支持され、前記回転体の回転による双方の磁石の反発力或いは吸引力に応じて前記圧電振動子を撓み振動の腹方向に前記バネを介して振動させることを特徴とする請求項2記載の発電装置。
  4. 前記回転体は、前記2箇所の節のうち一方の節を支点として前記圧電振動子に前記強制振動部を介して回動可能に支持され、前記強制振動部は、前記回転体の回転による双方の磁石の反発力或いは吸引力に応じて前記圧電振動子を撓み振動の腹方向に前記バネを介して強制的に振動させることを特徴とする請求項3記載の発電装置。
  5. 請求項3乃至4に記載の発電装置を、前記一方の節の中心軸方向に複数組み合わせたことを特徴とする発電装置。
  6. 前記回転体の中心軸上にフライホィールを設けたことを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の発電装置。
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