JP2005227159A - 型厚測定方法及び型厚測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 プラスチックレンズの注型成形に用いる成形型の側面の厚さを正確に測定できると共に、安価でかつ小スペースな型厚測定方法及び型厚測定装置を提供する。
【解決手段】 成形型301,302の側面にレーザースポット光を成形型301,302の厚さ方向に照射位置を移動させながら成形型成形型301,302の側面を通過させて照射し、成形型301,302側面からの反射光を受光し、受光した光量の変化と照射位置の移動量から成形型301,302の側面の厚さ及び/又は成形型301,302の側面間の間隙距離を測定する。成形型301,302の側面に近接して遮光板140を配置する。
【選択図】 図1
【解決手段】 成形型301,302の側面にレーザースポット光を成形型301,302の厚さ方向に照射位置を移動させながら成形型成形型301,302の側面を通過させて照射し、成形型301,302側面からの反射光を受光し、受光した光量の変化と照射位置の移動量から成形型301,302の側面の厚さ及び/又は成形型301,302の側面間の間隙距離を測定する。成形型301,302の側面に近接して遮光板140を配置する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プラスチック製眼鏡レンズの注型成形に用いられる成形型の側面の厚さを求める技術に関する。
プラスチック製眼鏡レンズの製造方法として、物体側の凸面を成形する凹型の第1成形型と眼球側の凹面を成形する凸型の第2成形型とを所定の位置関係で組み合わせ、これらの間の空隙を粘着テープなどの封止部材で封止してレンズ成形用キャビティを形成し、キャビティに硬化性樹脂原料を注入し、硬化性樹脂原料を硬化させてプラスチック製眼鏡レンズを成形する方法がある。
レンズ成形用キャビティに硬化性樹脂原料を注入する注入工程は、自動化されている。注入工程は、組み合わせた第1成形型と第2成形型の側面間の隙間に細いノズルの先端を粘着テープを突き通してわずかに差し込み、ノズルから硬化性組成物をキャビティ中に注入し、注入した硬化性樹脂原料が溢れ出たことを検知して注入を停止し、ノズルを抜き出し、ノズルで開いた穴を塞ぐ操作が自動装置で行われる。
図3に、レンズ成形用キャビティを構成するために第1成形型と第2成形型を所定間隔で組み合わせたときの外周部の断面形状を示す。図3に示すように、ノズル350先端が第1成形型301の側面と第2成形型302の側面に当たらないように、ノズル350の先端をこれらの側面間の間隙の中央部に差し込む必要がある。ノズル350を差し込む位置は、第2成形型302の成形面313と反対側の非成形面314の周縁が基準となり、第2成形型302の非成形面314の周縁から第1成形型301の側面と第2成形型302の側面間の間隙の中央部までの距離Aに設定する。
そのため、通常は、第2成形型302の側面の厚さBと第1成形型301の側面と第2成形型302の側面間の間隙距離Cのデータが必要である。また、眼鏡レンズの製造方法によっては、第2成形型302の成形面313の周縁を基準としたノズルを差し込む位置Dが既にデータベースとして利用できるものがある。その場合は、第2成形型302の側面の厚さBだけのデータが必要である。
ところが、使用する第1成形型301と第2成形型302の組み合わせの種類は膨大な数であり、作製したレンズ成形用キャビティの一個毎に異なるといっても過言ではない。また、第2成形型302は乱視矯正面を成形する場合があり、側面の厚さが周方向の角度で異なっている。そのため、第1成形型301と第2成形型302を所定の間隔で対向配置した後、封止部材としての粘着テープを巻き付ける直前に、ノズルを差し込む位置での第2成形型302の側面の厚さBを、必要により第1成形型301の側面と第2成形型302の側面間の間隙Cをレンズ成形用キャビティ毎に予め測定することが行われている。
従来、第2成形型302の側面の厚さBと成形型相互の側面間の間隙距離Cの測定は、下記の特許文献1に示すように、レーザー式変位センサが用いられている。図4にレーザー式変位センサを用いた測定方法を示す。図4(a)に示すように、レーザー式変位センサ400は、レーザー光出射部401から例えば鉛直方向に平行な帯状の平行レーザー光線402を組み合わせた成形型301,302の端部に向けて出射し、受光部403で受光し、成形型301,302で遮られた平行レーザー光線402の幅から成形型302の側面の厚さ及び成形型301の側面と成形型302の側面間の隙間を測定するようになっている。
特開2003−53746
しかしながら、レーザー式変位センサ400を用いる場合は、成形型の最外周部は成形型の真円度や外径精度及び成形型の求心精度によって端面の位置がばらつくので、成形型の端面から0.2mm以上内側が測定される。その結果、図4(b)の平面図に示すように、本来なら測定するべき端面302aから内側に平行レーザー光線402を当てて測定することになる。しかも、帯状の平行レーザー光線402の厚さは約1mmである。
そのため、乱視矯正面を有する場合のように第2成形型302の成形面313の曲率が大きい場合などは、側面の厚さに加えて成形面の厚さが平行レーザー光線402を遮るため、第2成形型302の実際の側面の厚さD1よりかなり厚いD2の値が測定されてしまい、正確な側面の厚さが測定できない。その結果、ノズル350の差し込み位置が側面間の中心からずれ、場合によっては側面に当たってしまうという問題があった。また、レーザー式変位センサ400は高額である上、大きな設置スペースが必要となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、成形型の側面の厚さを正確に測定できると共に、安価でかつ小スペースな型厚測定方法及び型厚測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、第1に、プラスチックレンズの注型成形に用いる成形型の側面にレーザースポット光を前記成形型の厚さ方向に前記レーザースポット光の照射位置を移動させながら前記成形型の側面を通過させて照射し、前記成形型側面からの反射光を受光し、受光した光量の変化と照射位置の移動量から前記成形型の側面の厚さ及び/又は成形型の側面間の間隙距離を測定することを特徴とする型厚測定方法を提供する。
レーザースポット光を成形型の側面に照射すると、成形型はガラス製であるため、側面に照射されたレーザースポット光の一部は反射し、大部分は成形型側面から内部に透過し、一部が複雑な経路を経て再び照射面近傍から出射する。そのため、照射面からの反射光量は、成形型の側面をレーザースポット光が照射しているときには多く、レーザースポット光が成形型の側面から外れたときには反射光量はごく少ない。従って、成形型へのレーザースポット光の照射位置を成形型の厚さ方向へ移動させながら成形型の側面を通過させて照射し、受光した光量の変化と照射位置の移動量を測定することにより、反射光量の多い成形型の側面の部分と反射光量がほとんどない成形型の側面から外れた部分の光量差から、成形型の側面の厚さと成形型の側面間の間隙距離を測定することができる。また、レーザースポット光の照射と受光は、拡散反射型レーザー式光電センサを用いて行うことができるため、レーザー式変位センサと比較して安価且つ小スペースである。
本発明は、第2に、上記第1の型厚測定方法において、前記レーザースポット光の中心を中心として半径0.5mm〜7mmの範囲から少なくとも前記成形型からの反射光の受光を防ぐ範囲までの光を遮断する遮蔽手段を介して前記レーザースポット光の照射及び受光を行うことを特徴とする型厚測定方法を提供する。
遮蔽手段を設けることにより、成形型の側面を透過して内部に照射されたレーザー光が、照射された側面と対向する成形型側面部での乱反射光や拡散光を発生させるため、これらの乱反射光や拡散光を受光することを防止することができる。よって、レーザー照射されている成形型側面部での反射光のみを受光し、誤検出を防止して正確に側面の厚さを測定することができる。
本発明は、第3に、プラスチックレンズの注型成形に用いる成形型の一方の面を保持する成形型保持部と、前記成形型保持部に保持されている前記成形型の側面にレーザースポット光を照射するレーザー光出射部と、前記レーザースポット光の前記成形型の側面での反射を受光する受光部と、前記成形型保持部又は前記レーザー光出射部と受光部とを前記成形型の厚さ方向へ移動させる駆動部と、前記受光部で受光した光量の変化と前記駆動部による移動量から前記成形型の側面の厚さ及び/又は成形型の側面間の間隙距離を求める制御部とを有することを特徴とする型厚測定装置を提供する。
成形型の側面にレーザースポット光が照射されているときには反射光量が多く、側面から外れたときには反射光量がほとんどないことを利用して、レーザースポット光を成形型の厚さ方向に移動させながら照射し、反射光を受光することにより、レーザースポット光の移動量と反射光量の変化から、成形型の側面の厚さと成形型の側面間の間隙距離を求めることができる。
本発明は、第4に、上記第3の型厚測定装置において、前記レーザー光出射部の前記成形型の側面に対する投光角度と前記受光部の前記成形型の側面に対する受光角度とが一致するように前記レーザー光出射部と前記受光部とが配置されていることを特徴とする型厚測定装置を提供する。
このようにレーザー光出射部と受光部とを配置することにより、成形型の側面からの反射光を受光部で効率良く受光することができる。
このようにレーザー光出射部と受光部とを配置することにより、成形型の側面からの反射光を受光部で効率良く受光することができる。
以下、本発明の型厚測定方法及び型厚測定装置の実施の形態について説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1に、本発明の型厚測定装置の概略構成を示す。この型厚測定装置100は、プラスチック製眼鏡レンズを注型重合する際に一方の物体側の面(凸面)を成形する凹型の第1成形型301の上側の非成形面311を吸着保持する第1成形型保持部101と、第1成形型保持部101を、保持した第1成形型301の厚さ方向へ駆動可能にする第1駆動部102と、他方の眼球側の面(凹面)を成形する凸型の第2成形型302の下側の非成形面314を吸着保持する第2成形型保持部103と、第2成形型保持部103を、保持した第2成形型302の厚さ方向へ駆動可能にする第2駆動部104と、レーザー式光電センサ130と、レーザー式光電センサ130と成形型301,302間に介在し、成形型301,302の側面に近接して配置されている遮蔽手段としての遮光板140と、型厚測定の演算を行うと共に型厚測定装置100全体の制御を行う制御部150とを備える。
図1に、本発明の型厚測定装置の概略構成を示す。この型厚測定装置100は、プラスチック製眼鏡レンズを注型重合する際に一方の物体側の面(凸面)を成形する凹型の第1成形型301の上側の非成形面311を吸着保持する第1成形型保持部101と、第1成形型保持部101を、保持した第1成形型301の厚さ方向へ駆動可能にする第1駆動部102と、他方の眼球側の面(凹面)を成形する凸型の第2成形型302の下側の非成形面314を吸着保持する第2成形型保持部103と、第2成形型保持部103を、保持した第2成形型302の厚さ方向へ駆動可能にする第2駆動部104と、レーザー式光電センサ130と、レーザー式光電センサ130と成形型301,302間に介在し、成形型301,302の側面に近接して配置されている遮蔽手段としての遮光板140と、型厚測定の演算を行うと共に型厚測定装置100全体の制御を行う制御部150とを備える。
第1成形型保持部101の中心軸と第2成形型保持部103の中心軸とが同軸上に位置している。また、これらの第1成形型保持部101と第2成形型保持部103のそれぞれの厚さ方向の位置はエンコーダ等のセンサにより検出される。
レーザー式光電センサ130は、成形型301,302の側面に向かってレーザースポット光を出射するレーザー光出射部131と、成形型301,302に対面している受光部132とが一体になっている。図2(a)に示すように、成形型302を厚さ方向から見て、レーザー光出射部131から出射されるレーザースポット光L1の投光角度θ1と成形型301,302の側面からの反射光L2を受光する受光部132の受光角度θ2は成形型301,302の側面の法線Nに対してほぼ同じ角度となるようにレーザー式光電センサ130が設置される。このようにレーザー光出射部131と受光部132とを配置することにより、受光部132で成形型301,302の側面からの反射光を効率良く受光することができる。
遮光板140は、レーザー式光電センサ130から見て成形型301,302全体を覆っているような形状の矩形状で、その中央には円形のスリット孔141が穿設されている。
図2(b)〜(d)に遮光板の機能を説明する模式図を示す。レーザー式光電センサ130からレーザースポット光Lを第2成形型302の側面に照射すると、第2成形型302はガラス製で、側面は鏡面であるため、図2(d)に示すように、側面に照射されたレーザースポット光の一部は側面で反射し、大部分は第2成形型302側面から内部に透過し、第2成形型302が湾曲しているため内部で複雑な経路で反射を繰り返し、乱反射光や拡散光となる。第2成形型302内部に透過したレーザースポット光は一部が複雑な経路を経て再び照射面近傍から出射する場合がある。
遮光板140を設けることにより、図2(b)及び(c)に示すように、成形型301,302からの反射光のうちレーザースポット光を中心とした小さいスリット孔141を通った反射光だけを受光部132が受光することができる。そのため、成形型301,302の側面を透過して内部に照射されたレーザー光が照射された側面と対向する成形型301,302側面部での乱反射光や拡散光を受光することを防ぐことができる。よって、レーザー照射されている成形型側面部での反射光のみを受光し、誤検出を防止して正確に側面の厚さを測定することができる。
スリット孔141の大きさは、レーザースポット光の中心を中心として半径0.5mm〜7mmの範囲、好ましくは半径1.5〜3mm程度とすることが好ましい。スリット孔の径が小さすぎると成形型301,302の側面からの反射光を十分に受光できず、側面の検出が困難になる場合があり、一方、スリット孔141の径が大きすぎると受光部132が乱反射光を受光し、側面の検出が困難になる場合がある。スリット孔141の形状は円形でも四辺形でも星形でも良い。遮光板140の大きさや形状は、少なくとも成形型301,302からの反射光がレーザー式光電センサ130の受光部132に入射せずに遮断できる程度とする。
遮蔽手段としては、照射した側面以外の成形型からの反射を防止できれば、遮光板140に限らず、例えばレーザー式光電センサを覆うボックス型のような構造でも良い。但し、スリット孔の位置は成形型301.302側面に近接させることが望ましい。また、遮光板140の表面を黒色にすることにより、更に乱反射光や拡散光の反射を抑えることができ、より安定した検出が可能となる。
レーザー式光電センサ130として、例えばレーザー最大出力3mW、レーザー波長650nm、レーザースポット径50μmの拡散反射型を使用することができる。また、レーザー式光電センサ130と成形型301,302との距離は例えば70mm、成形型301,302と遮光板140との距離を例えば5mm程度、投光角度θ1と受光角度θ2はそれぞれ15°程度とすることができる。
第1成形型保持部101に保持されている第1成形型301と第2成形型保持部103に保持されている第2成形型302は、それぞれ周方向の位置決めがされている。例えば累進面を成形する第1成形型301の成形面312と乱視矯正面を成形する第2成形型302の成形面313の乱視軸とが乱視処方に従うように位置決めされている。また、第1成形型301と第2成形型302の間隔は、予め第1成形型301においては成形面312の中心部の深さを、第2成形型302においては中心の総厚が測定され、これらの測定値に基づいて中心厚が所定値となるように配置されている。そのため、図1に示す第1成形型301と第2成形型302の相互の配置は、そのままレンズ成形用キャビティを構成し、型厚測定後にそのままの位置関係を保ったまま粘着テープで相互の側面が固定され、レンズ成形用キャビティに形成される。
次に、型厚測定装置100を用いた型厚測定方法について説明する。制御部150は、第1駆動部102と第2駆動部104とを制御して、同時に同じ速度で同一方向へ駆動し、第1成形型301と第2成形型302の位置関係を保ったまま上昇又は下降させて、第2成形型302の側面の非成形面314の端縁がレーザースポット光の照射位置よりやや上になるように配置する。
次に、制御部150は、レーザー式光電センサ130を駆動させてレーザー出射部131からレーザースポット光を照射させると共に、受光部132での受光を開始する。そして、第1駆動部102と第2駆動部104とを制御して、同時に同じ低速度で下降させるように駆動し、第1成形型301と第2成形型302の位置関係を保ったまま下降させ、レーザースポット光の照射位置が、第2成形型302の側面の下方から側面に達し、側面を上昇し、更に第2成形型302の側面と第1成形型301の側面間の空隙を上昇し、更に第1成形型301の側面に達するまで上昇するように移動させる。
このときの受光部132での受光量は、第2成形型302の側面の下方を照射しているときはごくわずかであり、第2成形型302の側面に達すると急激に多くなり、第2成形型302の側面と第1成形型301の側面との間を照射しているときはごく少なくなり、第1成形型の側面に達すると急激に反射光量が増加する変化を示す。制御部150は、第1駆動部102と第2駆動部104の移動量(照射位置の移動量)と受光部132での受光量の変化から、第2成形型302の側面の厚さBと第2成形型302の側面と第1成形型301の側面間の間隙距離Cの値を演算し、これらの測定値は記憶される。記憶された測定値は、ノズルで硬化性樹脂原料を注入する際にノズルの位置の制御に用いられる。
上記スポット径50μmレーザー式光電センサ130を用いて第2成形型302の側面の厚さを実測したところ、完全に照射光が反射された場合の受光量を100%とした場合、レーザースポット光が第2成形型302の側面を照射しているときの受光量は約18%、レーザースポット光が第2成形型302の側面から外れたときの受光量は約2%であり、±0.3mmの測定精度で側面の厚さを測定することができた。成形型302の厚さの測定値として十分な精度を有することが確認された。
上記説明では、第1成形型301と第2成形型302を相互の位置関係を保ったまま下降方向に移動させたが、上昇方向に移動させてもよい。
また、上記説明では、第1成形型301と第2成形型302を相互の位置関係を保ったまま移動させたが、照射位置を移動させることができれば測定できるため、レーザー式光電センサ130と遮光板140を移動させるようにしても良い。
また、上記説明では、第1成形型301と第2成形型302を相互の位置関係を保ったまま移動させたが、照射位置を移動させることができれば測定できるため、レーザー式光電センサ130と遮光板140を移動させるようにしても良い。
また、上記説明では、レーザースポット光のレーザー出射部と受光部とをレーザー式光電センサで兼用していたが、出射部と受光部はそれぞれ別の部品を用い、離れた位置に配置するようにしても良い。
本発明の型厚測定方法は、プラスチック製眼鏡レンズの注型成形に用いるレンズ成形用キャビティに樹脂原料を注入するノズルの位置を設定するために用いられ、プラスチック製眼鏡レンズの製造に利用することができる。
また、本発明の型厚測定装置は、プラスチック製眼鏡レンズの注型成形に用いるレンズ成形用キャビティに樹脂原料を注入するノズルの位置を設定するために用いられ、プラスチック製眼鏡レンズの製造に利用することができる。
また、本発明の型厚測定装置は、プラスチック製眼鏡レンズの注型成形に用いるレンズ成形用キャビティに樹脂原料を注入するノズルの位置を設定するために用いられ、プラスチック製眼鏡レンズの製造に利用することができる。
100:型厚測定装置、101:第1成形型保持部、102:第1駆動部、103:第2成形型保持部、104:第2駆動部、130:レーザー式光電センサ、131:レーザー光出射部、132:受光部、140:遮光板、141:スリット孔、150:制御部、301:第1成形型、311:非成形面、312:成形面、302:第2成形型、313:成形面、314:非成形面
Claims (4)
- プラスチックレンズの注型成形に用いる成形型の側面にレーザースポット光を前記成形型の厚さ方向に前記レーザースポット光の照射位置を移動させながら前記成形型の側面を通過させて照射し、前記成形型側面からの反射光を受光し、受光した光量の変化と照射位置の移動量から前記成形型の側面の厚さ及び/又は成形型の側面間の間隙距離を測定することを特徴とする型厚測定方法。
- 請求項1記載の型厚測定方法において、
前記レーザースポット光の中心を中心として半径0.5mm〜7mmの範囲から少なくとも前記成形型からの反射光の受光を防ぐ範囲までの光を遮断する遮蔽手段を介して前記レーザースポット光の照射及び受光を行うことを特徴とする型厚測定方法。 - プラスチックレンズの注型成形に用いる成形型の一方の面を保持する成形型保持部と、前記成形型保持部に保持されている前記成形型の側面にレーザースポット光を照射するレーザー光出射部と、前記レーザースポット光の前記成形型の側面での反射を受光する受光部と、前記成形型保持部又は前記レーザー光出射部と受光部とを前記成形型の厚さ方向へ移動させる駆動部と、前記受光部で受光した光量の変化と前記駆動部による移動量から前記成形型の側面の厚さ及び/又は成形型の側面間の間隙距離を求める制御部とを有することを特徴とする型厚測定装置。
- 請求項3記載の型厚測定装置において、
前記レーザー光出射部の前記成形型の側面に対する投光角度と前記受光部の前記成形型の側面に対する受光角度とが一致するように前記レーザー光出射部と前記受光部とが配置されていることを特徴とする型厚測定装置。
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