JP2005226873A - 空気調和装置 - Google Patents

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泰 渡辺
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Abstract

【課題】エネルギー効率をより一層高めることが可能な空気調和装置を提供すること。
【解決手段】高効率の下に駆動されるガスエンジン11,21、ガスエンジンを駆動源とする圧縮機12,22及び室外熱交換器13,25を有する室外ユニット10,20と、室内熱交換器40と、室外ユニットの作動を制御する制御装置5とを備えた空気調和装置1。室外ユニット20は、ガスエンジン21の出力が分配される発電機23と、発電機を駆動源とするモータ駆動圧縮機24と、発電機が発電した余剰電力を商用電源Psへ出力し、商用電源から電力を取り込む系統連系電源装置27とを有し、制御装置5が、空調負荷の変化に応じてガスエンジンの出力を圧縮機と発電機とに振り分ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ガスエンジンによって駆動される圧縮機を有する空気調和機用室外ユニットを備えた空気調和装置に関するものである。
空気調和装置においては、ガスエンジン駆動の圧縮機とモータ駆動の圧縮機とを備えたいわゆるハイブリッドタイプの空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−56932号公報
ガスエンジンは、高効率運転が可能な回転数域が限られ、回転数が低下すると急激にエネルギー効率が低下するという不具合があることから、運転領域を分担する考えの下にエンジン駆動とモータ駆動の圧縮機が併用運転されている。このような併用運転を採用してはいても、ハイブリッドタイプの空気調和装置は、エネルギー効率の点で依然として満足すべきものではなく、より効率的な空気調和装置が求められていた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、エネルギー効率をより一層高めることが可能な空気調和装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る空気調和装置は、高効率の下に駆動されるガスエンジン、該ガスエンジンを駆動源とする圧縮機及び室外熱交換器を有する室外ユニットと、室内熱交換器と、前記室外ユニットの作動を制御する制御手段と、を備えた空気調和装置であって、前記室外ユニットは、前記ガスエンジンの出力が分配される発電機と、該発電機によって発電された電力を駆動源とするモータ駆動圧縮機と、前記発電機が発電した電力を商用電源へ出力し、また商用電源から電力を取りこむ系統連系電源装置と、を有し、前記制御手段が、空調負荷の変化に応じて前記ガスエンジンの高効率運転を維持するよう前記発電機の負荷を調整することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、冷房時と暖房時の双方において、ガスエンジンは全回転速度範囲で最大効率近辺の高効率が維持されるように発電機の負荷が調整される。ガスエンジンに所定の負荷がかかれば、広い回転速度範囲で高効率運転が可能である。よって、ガスエンジンの効率を向上させ、空気調和装置における大幅な省エネルギーを達成するようにしている。
更に、発電電力は、系内の電力としても利用できるため、外部の商用電源を使用しなくてもよいので、本発明の空気調和装置を装備した系は、電力自給が可能である。
また、請求項2の発明に係る空気調和装置は、上記の発明において、高効率の下に駆動されるガスエンジン、該ガスエンジンを駆動源とする圧縮機及び室外熱交換器を有する複数の室外ユニットと、室内熱交換器と、前記複数の室外ユニットの作動を制御する制御手段と、を備えた空気調和装置であって、前記室外ユニットのうちの1つは、前記ガスエンジンの出力が分配される発電機と、該発電機によって発電された電力を駆動源とするモータ駆動圧縮機と、前記発電機が発電した電力を商用電源へ出力し、また商用電源から電力を取りこむ系統連系電源装置とを有し、前記制御手段が、空調負荷の変化に応じて前記ガスエンジンの高効率運転を維持するよう前記発電機の負荷を調整することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、室外ユニットの機能は加算的に作用する。このため、複数の室外ユニットのうち少なくとも1つのユニットが請求項1の要件を満たすものであれば、他のユニットは底上げ作用として機能するので、請求項1と同等の作用及び効果を奏する。
また、請求項3の発明に係る空気調和装置は、上記の発明において、前記室外ユニット又は前記複数の室外ユニットの一つは、空調負荷が低負荷のときには、前記ガスエンジンによって前記発電機を駆動し、該発電機による発電電力によって前記モータ駆動圧縮機を駆動し、空調負荷が中負荷から高負荷域のときには、前記ガスエンジンの出力を前記圧縮機と前記発電機とに振り分け、前記発電機が発電した電力を、前記モータ付き圧縮機、または系内の他の負荷へ供給し、前記系統連系電源装置を介して系外へ出力する、ように前記制御手段によって作動が制御され、低負荷から高負荷全域にわたり前記モータ駆動圧縮機をガスポンプまたは圧縮機として使用することが可能なことを特徴とする。
請求項3の発明によれば、ガスエンジンの出力調整は、前記制御手段によって発電機能力を調整すれば可能で、これによりガスエンジンの効率を高効率に維持できる。本発明の空気調和装置は、これによりエネルギー効率を向上させている。
また、請求項4の発明に係る空気調和装置は、上記の発明において、前記モータ駆動圧縮機は、前記室外ユニットにおける前記圧縮機の冷媒回路の吐出側に圧縮冷媒を合流することを特徴とする。
請求項4の発明によれば、圧縮機の低圧側の圧力上昇(低圧上昇)を抑制すると共に、圧縮機が圧縮する冷媒の量を低減し、熱搬送動力を小さく抑えている。
また、請求項5の発明に係る空気調和装置は、上記の発明において、前記室外ユニットは、前記ガスエンジンに接続される冷却水の配管と、冷却水を圧送するポンプと、前記モータ駆動圧縮機に吸入される冷媒と冷却水との間で熱交換する熱交換器と、が設けられていることを特徴とする。また、請求項6の発明に係る空気調和装置は、上記の発明において、前記複数の室外ユニットは、前記各ガスエンジン間を接続する冷却水の配管と、冷却水を圧送するポンプと、前記モータ駆動圧縮機に吸入される冷媒と冷却水との間で熱交換する熱交換器と、が設けられていることを特徴とする。
請求項5,6の発明によれば、エンジンの排熱を冷媒加熱の熱源として液冷媒を蒸発させた後、モータ駆動圧縮機をガスポンプとして用い、蒸発したガス冷媒を暖房用熱交換器入り口に供給することができる。したがって、冷媒の圧縮動力を低減でき、成績係数が向上する。
本発明によれば、前記制御手段が、空調負荷の変化に応じて前記ガスエンジンの出力を前記圧縮機と前記発電機とに振り分けるので、冷房時と暖房時の双方においてエンジン効率を向上させることで、エネルギー効率をより一層高めることが可能な空気調和装置を提供することができるという効果を奏する。
また、請求項3の発明によれば、前記制御手段が、空調負荷の程度に応じてガスエンジンの出力を前記圧縮機と前記発電機と前記モータ駆動圧縮機との間で効率的に振り分けるので、空気調和装置のエネルギー効率を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項4の発明によれば、エンジン駆動圧縮機の低圧側の圧力上昇(低圧上昇)を抑制すると共に、該圧縮機が圧縮する冷媒の量を低減し、熱搬送動力を小さく抑えることで、空気調和装置のエネルギー効率を向上させることができるという効果を奏する。
また、請求項5および6の発明によれば、冷媒が冷却水からの熱を熱交換器によって効率よく吸収できるので、空気調和装置のエネルギー効率を向上させることができるという効果を奏する。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して、この発明に係る空気調和装置の好適な実施の形態について説明する。図1は、この発明の実施の形態1である空気調和装置の概略構成図である。空気調和装置1は、第1及び第2室外ユニット10,20と、室内熱交換器40と、制御装置5とを備えている。
第1室外ユニット10は、ガスエンジン11と、ガスエンジン11を駆動源とする圧縮機12と、室外熱交換器13と、4方弁14とを有し、冷媒配管2によって冷媒を循環可能に接続されている。
ガスエンジン11は、液化天然ガス(LNG)等の都市ガスを燃料とするガスエンジンであり、圧縮機12とカップリングやベルト等で接続されている。ガスエンジン11は圧縮機12を駆動する負荷状態で最大効率付近で運転可能に予め調整されており、空調負荷による運転停止の制御は制御装置5で行う。4方弁14は、制御装置5に制御され、冷房運転或いは暖房運転に応じて冷媒配管2を流れる冷媒の向きを切り替える。ここで、第1室外ユニット10内の冷媒配管2は、圧縮機12と四方弁14との間にオイルセパレータ15が、室外熱交換器13の近傍に逆止弁16と膨張弁17が並列の状態で、夫々設けられている。膨張弁17は、暖房時に使用される。また、室外熱交換器13と第2室外ユニット20の室外熱交換器25とを接続する冷媒配管2には必要に応じて開弁される開閉弁6が、室外熱交換器13と室内熱交換器40との間を接続する冷媒配管2には、逆止弁7と膨張弁8が並列の状態で、夫々設けられている。膨張弁8は、冷房時に使用される。
制御装置5は、室外ユニット10,20の作動を制御するマイコン等の制御手段であり、冷房または暖房条件に対応して、第1室外ユニット10や第2室外ユニット20の4方弁14,26の切替、冷却水の配管4に設けた分配弁4bの切替等に関する制御を行う。制御装置5は、発電機23の出力を調整する出力制御装置51を有しており、ガスエンジン21の出力を圧縮機22と発電機23とに振り分ける制御を行って、ガスエンジン21のエネルギー効率が運転範囲全域で最大効率ないしはその付近の効率、即ち高効率運転となるように制御する。
第2室外ユニット20は、ガスエンジン21と、ガスエンジン21を駆動源とする圧縮機22及び発電機23と、モータ駆動圧縮機24と、室外熱交換器25と、4方弁26と、系統連系電源装置27と、水熱交換器28A,28Bとを備え、コージェネレーション機能を有するハイブリッド方式の室外ユニットである。
ガスエンジン21は、ガスエンジン11と同様に液化天然ガス(LNG)等の都市ガスを燃料とするガスエンジンであり、圧縮機22及び発電機23とクラツチやベルト等でそれぞれ接続されている。ガスエンジン21に対し圧縮機22はクラッチでオン・オフ切替可能に、発電機23に対し常時オンに連結されている。また、ガスエンジン21は、ガスエンジン11と共に水熱交換器28A,28Bとの間がポンプ4aを設けたエンジン冷却水の配管4によって接続されている。4方弁26は、制御装置5にて切替制御され、冷房運転或いは暖房運転に応じて冷媒配管2を流れる冷媒の向きを切り替える。圧縮機22、モータ駆動圧縮機24、室外熱交換器25、4方弁26及び水熱交換器28A,28Bは、冷媒配管2によって第1室外ユニット10及び室内熱交換器40と接続され、第1室外ユニット10と共に冷媒循環系を構成している。発電機23は、出力制御装置51によって出力が制御され、圧縮機22の負荷変動に応じてガスエンジン21の出力が分配される。分配されたガスエンジン21の出力は、系統連系電源装置27を介して制御装置5、系統内負荷50、更には電動機駆動制御装置29を介してモータ駆動圧縮機24のモータへと出力される。この他、ガスエンジン21の出力は、系統連系電源装置27を介して商用電源Psへ出力、即ち、売電されることもある。モータ駆動圧縮機24は、多くの場合、圧縮機22よりも出力が小さい低出力用の圧縮機である。
ここで、第2室外ユニット20の冷媒配管2は、圧縮機22と4方弁26との間にオイルセパレータ31が、室外熱交換器25の近傍に逆止弁32と膨張弁33が並列の状態で、夫々設けられている。また、冷媒配管2は、モータ駆動圧縮機24の吸入側に開閉弁34が、吐出側にオイルセパレータ35が、夫々設けられている。開閉弁34は、冷房時に開弁される。更に、冷媒配管2は、4方弁26と水熱交換器28Aとの間に開閉弁36が、膨張弁8と水熱交換器28Aとの間の水熱交換器28A側に開閉弁37,38が、水熱交換器28B近傍の膨張弁8側に開閉弁39が、夫々設けられている。開閉弁36〜39は、通常は閉弁されており、暖房時における負荷に応じ、制御装置5の制御の下に適宜開弁される。一方、配管4は、ガスエンジン11,21から流出する冷却水の下流側に分配弁4bが設けられ、図中Aで示すラジエータ(図示せず)回路から分流されている。
系統連系電源装置27は、発電機23が発電していないときには、制御装置5,電動機駆動制御装置29及び系統内負荷50へ商用電源Psから電力を供給し、発電機23が発電しているときには、この電力をこれらへ供給することによって商用電源Psからの電力使用量を減らしている。水熱交換器28A,28Bは、暖房時に配管4によって供給されるガスエンジン11,21の冷却水を熱源として利用し、暖房時に室内熱交換器40から戻ってくる冷媒を加熱する。
室内熱交換器40は、暖房時には冷媒配管2を圧送されてくる高温のガス冷媒を室内空気と熱交換させた後、室外熱交換器13,室外熱交換器25及び水熱交換器28A,28Bへと戻す。室内熱交換器40は、空気調和装置1の態様によっては、複数使用してもよい。
系統内負荷50は、空気調和対象となる室の照明や室内のコンセントを通して利用される電子機器,電気機器の他、室外機や室内機のファンモータ等、通常、商用電源Psから供給される電力を使用しているものを総て含んだ設備をいい、発電機23から供給される電力の不足分は商用電源Psから供給される電力で賄われる。
以上のように構成される空気調和装置1は、暖房時に排熱を利用する場合には、圧縮機12,22及びモータ駆動圧縮機24で圧縮された高温高圧のガス冷媒が、4方弁14,26を切り替えることによって室内熱交換器40へ圧送され、室内熱交換器40において室内空気が熱交換によって加熱されて室内を暖房する。そして、熱交換によって冷却された高温高圧の液冷媒の一部は、膨張弁17,33を通過する過程で減圧され、低温低圧の二相冷媒となる。この低温低圧の二相冷媒は、室外熱交換器13,25において外気から熱を奪って気化し、低温低圧のガス冷媒となる。この低温低圧のガス冷媒は、4方弁14,26を通って再び圧縮機12,22及びモータ駆動圧縮機24に送られて圧縮され、以下、同様のサイクルが繰り返される。
室内熱交換器40で冷却液化された残りの液冷媒は、ガスエンジン11,21の排熱が冷却水を介して供給され、冷媒の加熱源となる水熱交換器28A,28Bで加熱され蒸発気化した後、モータ駆動圧縮機24に吸入される。モータ駆動圧縮機24は、この場合冷媒の圧縮よりも冷媒を圧送するガスポンプとして作用しモータ駆動圧縮機24によって若干圧縮された高温高圧のガス冷媒が、圧縮機22吐出側のオイルセパレータ31の下流に合流し、先の圧縮による高温高圧のガス冷媒と同様に熱交換して暖房作用を行う。
以下、空気調和装置1の運転を、冷房運転及び暖房運転に分けて説明する。先ず、冷房運転から、図1に基づいて以下に説明する。
(冷房運転;低負荷時)
先ず、空気調和装置1に要求される空調負荷が50%以下では、第2室外ユニット20のみを運転する。制御装置5によって開閉弁36が開弁される。そして、冷房負荷が低負荷のとき、空気調和装置1においては、ガスエンジン21と圧縮機22とを接続するクラッチが切られ、エンジン出力は総て発電機23へ伝達される。発電機23で発電された電力は、電動機駆動制御装置29を経てモータ駆動圧縮機24へ出力され、モータ駆動圧縮機24が駆動される他、残りの電力は、系統連系電源装置27を介して制御装置5や系統内負荷50へ出力される。更に電力が余った場合には、系統連系電源装置27から商用電源Psへ出力しても良い。
このとき、ガスエンジン21は、低回転速度で運転しても高回転速度で運転しても良いが、運転時の回転速度において効率が最大となるエンジンの負荷状態になるよう発電機23により負荷が掛けられていることが必要である。この調整は発電機23の出力制御装置51で行なわれる。この場合、空調負荷が小さいので、ガスエンジン21は、低速になって効率が低下するが、発電機23による負荷をかけて、低速域の回転速度において効率が最大となるように、出力制御装置51によってガスエンジン21の負荷が調整され、結果として高効率に対応する出力を得る。
以下このような負荷調整機能により空調負荷に応じたエンジン回転速度変化の全範囲でエンジンの高効率運転が維持される。
空調負荷が低負荷の場合、図2−1に示すように、冷媒の圧縮はモータ駆動圧縮機24によってのみ行われる。このとき、図2−1においては、ガスエンジン11の効率最大における出力特性を水平線P11、ガスエンジン21の効率最大における出力特性を斜線P21、圧縮機22の運転領域を丸付き数字22、モータ駆動圧縮機24の運転領域を丸付き数字24、発電機23の出力を矢印ΔP、でそれぞれ示している。また、冷媒配管2を流れる冷媒は、図1においてモータ駆動圧縮機24→オイルセパレータ35→4方弁26→室外熱交換器25→逆止弁32→開閉弁6→膨張弁8→室内熱交換器40→4方弁26→開閉弁34→モータ駆動圧縮機24と循環する。このように、空気調和装置1は、一定の高効率で運転されるガスエンジン21によって発電機23が発電した電力に基づいて、図2−1の左半左部分に示すように、モータ駆動圧縮機24が駆動され、冷房低負荷に対し、エンジン効率最大付近の運転状態に維持される。このとき、モータ駆動圧縮機24は、モータ駆動制御装置29により、例えばインバータで可変速駆動すれば冷房の負荷変化に対応した吐出容量に基づき効率よい圧縮作用が得られる。
(冷房運転;中負荷時)
また、冷房負荷が中負荷のときには、空気調和装置1においては、ガスエンジン21と圧縮機22が接続され、発電機23に加えて圧縮機22が駆動される。これにより、冷媒配管2を流れる冷媒は、図1において、圧縮機22→オイルセパレータ31→4方弁26→室外熱交換器25→逆止弁32→開閉弁6→膨張弁8→室内熱交換器40→4方弁26→圧縮機22と循環する。このとき、空調負荷の大きさ、即ち、冷房負荷が大きくなると、冷媒循環量が増える。このため、圧縮機22は、冷媒吐出量を大きくする必要がある。これはガスエンジン21の回転速度を変えて行なう。この変化した回転速度での運転状態でガスエンジン21の効率が最大付近になるよう発電機23の負荷が調整される。即ち、空気調和装置1においては、図2−1の左半中央部に示すように、ガスエンジン21は、圧縮機22による冷房負荷に対応したエンジン出力と発電機23に加えられた負荷に対応したエンジン出力とが加算された出力となり、効率最大付近の運転状態が維持される。
(冷房運転;高負荷時)
そして、冷房負荷が更に増えると、空気調和装置1においては、圧縮機22に加えてモータ駆動圧縮機24が駆動され、高負荷に対応できるようにしてある。このとき、冷媒配管2を流れる冷媒は、圧縮機22側では、図1において、圧縮機22→オイルセパレータ31→4方弁26→室外熱交換器25→逆止弁32→開閉弁6→膨張弁8→室内熱交換器40→4方弁26→圧縮機22と循環する。一方、モータ駆動圧縮機24側では、モータ駆動圧縮機24は圧縮機22と並列に接続されているから、圧縮機の能力は加算的に働く。これより冷房能力の変化に対応可能であり、なおかつ圧縮機22の出力をあまり大きくしなくて済むので運転コストを低く抑えられる。運転状態は、図2−1の左半右部分に示すように、合算的特性を示す。
このとき、発電機23は、ガスエンジン21が最大効率近辺の効率になるように負荷調整が行なわれ、その電力は、系統連系電源装置27から、例えば、制御装置5や系統内負荷50へ出力される。更に余った余剰電力は、商用電源Psへ出力しても良い。このように、ガスエンジン21は、空調負荷が低負荷から高負荷に至る全運転範囲で高効率、即ち、最大効率近辺で運転されるように発電機23の負荷が調整される。従って、空気調和装置1は、大幅な省エネルギーを達成すると共に、自家消費電力をも賄うことができる。
そして、更に冷房負荷が増えて空気調和装置1に要求される出力が50%を越えると第1室外ユニット10が起動される。
(冷房運転;底上げ低負荷時から底上げ高負荷時)
このときは、第1室外ユニット10と第2室外ユニット20とを組み合わせた運転が行なわれる。運転特性は、図2−1の右半側に示すように、両者の合計になる。このとき、第1室外ユニット10においては、冷媒配管2を流れる冷媒は、図1において、圧縮機12→4方弁14→室外熱交換13→逆止弁16→膨張弁8→室内熱交換器40→4方弁14→圧縮機12と循環する。
一方、第2室外ユニット20においては、圧縮機24の冷媒循環回路は上述の通りで開閉弁6を介して吐出側と吸入側で並列接続される。従って、室内熱交換器40に第1室外ユニット10と第2室外ユニット20を並列接続した状態になる。このとき、第1室外ユニット10においては、ガスエンジン11が高効率で運転されるように設定されている。このため、合成されたシステムは加算的な性能を得る。従って、各ガスエンジンは全負荷域で高効率運転可能に調整されている。以上によって、空気調和装置1は、全運転範囲で省エネルギー効果と部分的ではあるが自家消費電力の供給も可能である。
次に、以下暖房運転について説明する。
(暖房運転:低負荷時〜高負荷時)
空気調和装置1に要求される出力が50%以下の場合、図2−2の左半側に示すように、第2室外ユニット20のみが駆動される。即ち、ガスエンジン21によって圧縮機22と発電機23が駆動され、モータ駆動圧縮機24は、発電機23によって発電された電力で駆動される。このとき、図2−2においては、ガスエンジン11の効率最大における出力特性を水平線P11、圧縮機12の出力を矢印Pc1、ガスエンジン11の排熱をモータ駆動圧縮機24が利用したときのガスポンプとしての出力を矢印Pg1、ガスエンジン21の効率最大における出力特性を斜線P21、圧縮機22の出力を矢印Pc2、モータ駆動圧縮機24の出力を矢印Pg2、発電機23の出力を矢印ΔP、でそれぞれ示している。また、第2室外ユニット20においては、冷媒配管2を流れる冷媒は、図1において、エンジン駆動圧縮機22→オイルセパレータ31→4方弁26→室内熱交換器40→逆止弁7→開閉弁6→膨張弁33→室外熱交換器25→4方弁26→圧縮機22のように流れ、室外熱交換器25から吸熱し、室内熱交換器40で放熱(暖房)する。
このとき、モータ駆動圧縮機24も同時に駆動され、冷媒は、オイルセパレータ35→4方弁26→室内熱交換器40→開閉弁37→開閉弁39→水熱交換器28B→モータ駆動圧縮機24→オイルセパレータ35と流れ、オイルセパレータ31の下流でエンジン駆動圧縮機22の吐出流れと合流する。このとき、冷媒は、水熱交換器28Bでエンジン排熱(冷却水)から吸熱し、室内熱交換器40で放熱(暖房)する。また、モータ駆動圧縮機24は、ガスポンプとして作用する。ここで、空気調和装置1においては、ガスエンジン21の空調負荷は圧縮機22と発電機23の負荷によるものであり、圧縮機22の負荷は空調負荷で決まるので、ガスエンジン21の効率を最大付近に維持するために、発電機23の負荷を調整する。
(暖房運転;低負荷時のみ)
ガスエンジン21を駆動し、圧縮機22は停止し、発電機23のみを駆動して発電する場合である。このとき、発電機23で発電された電力は、電動機駆動制御装置29を経てモータ駆動圧縮機24へ出力され、モータ駆動圧縮機24が駆動される他、残りの電力は系統連系電源装置27を介して、制御装置5や系統内負荷50へ出力される。更に電力が余った場合には、系統連系電源装置27から商用電源Psへ出力される。発電機23が発電した電力のこのような配分は、以下に述べる各種負荷の下においても制御装置5によって同様に行われる。このとき、冷媒配管2を流れる冷媒は、図1において、オイルセパレータ35→4方弁26→室内熱交換器40→逆止弁7→開閉弁6→膨張弁33→室外熱交換器25→4方弁26→開閉弁36→モータ駆動圧縮機24と循環する。このように、空気調和装置1においては、高効率で運転されるガスエンジン21によって発電機23が発電した電力に基づいて、図2−1の冷房低負荷と同じように、モータ駆動圧縮機24が駆動され、暖房負荷に対応した低負荷の状態に維持される。なお、発電負荷が小さい時には、発電負荷の余剰を減らすためガスエンジン11,12を停止し、商用電源によってモータ駆動圧縮機24を運転し暖房することもできる。
このとき、発電機23が発電した電力は、電動機駆動制御装置29を介してモータ駆動圧縮機24へ給電され、残りの電力は、系統連系電源装置27を介して制御装置5や系統内負荷50へ出力され系内の消費電力を賄う。余った余剰電力は売電という形で商用電源Psへ出力しても良い。このため、空気調和装置1は、大幅な省エネルギーを達成すると共に、エネルギー効率をより一層高めことができる。
この暖房の際、空気調和装置1においては、制御装置5による制御の下に、先ず第2室外ユニット20が駆動され、暖房負荷が大きくなり暖房能力が不足したときに第1室外ユニット10が駆動されて暖房能力が底上げされる。
そして、更に暖房負荷が増えて空気調和装置1に要求される出力が100%になると、50%の一定出力の下に第1室外ユニット10の運転が開始されると共に、第2室外ユニット20が暖房負荷に対応した前記した順序で運転される。即ち、第1室外ユニット10の運転に伴う出力が第2室外ユニット20の出力に加わり、空気調和装置1の出力が底上げされる。
(暖房運転;底上げ低負荷〜底上げ高負荷時)
次に、第1室外ユニット10の運転が開始された場合について説明する。このときは、第1室外ユニットはエンジン効率最大の一定運転を実施し、空調負荷に応じた運転制御は第2室外ユニットの運転制御のみで行われる。まず、空気調和装置1においては、制御装置5によって開閉弁37,39が開弁される。発電機23で発電された電力は、系統連系電源装置27へ出力されて利用される。このとき、冷媒配管2を流れる冷媒は、第1室外ユニット10側では、図1において、オイルセパレータ15→4方弁14→室内熱交換器40→逆止弁7→膨張弁17→室外熱交換器13→4方弁14→圧縮機12と循環する。このとき、開閉弁37,39が開いていることから、室内熱交換器40の下流で分岐して、モータ駆動圧縮機24側へ流れる冷媒もある。
一方、第2室外ユニット20では、冷媒配管2を流れる冷媒は、圧縮機22側では、図1において、オイルセパレータ31→4方弁26→室内熱交換器40→逆止弁7→開閉弁6→膨張弁33→室外熱交換器25→4方弁26→圧縮機22と循環する。このとき、室内熱交換器40の下流で分岐して、開閉弁37→開閉弁39→水熱交換器28B→モータ駆動圧縮機24と循環するものや、開閉弁6側ではなく膨張弁17を通って第1室外ユニット10側へ流れる冷媒もある。また、モータ駆動圧縮機24側では、図1において、オイルセパレータ35→4方弁26→室内熱交換器40と流れた後、逆止弁7側へ流れる他、室内熱交換器40の下流で分岐して、開閉弁37→開閉弁39→水熱交換器28B→モータ駆動圧縮機24と循環する。
このように、空気調和装置1においては、高効率で運転されるガスエンジン11,21によって、図2−2に示すように、圧縮機12、22とモータ駆動圧縮機24が駆動され、暖房負荷に対応した底上げの状態に維持される。このとき、室内熱交換器40の下流で分岐してくる冷媒は、中温中圧の液冷媒であり、下流の絞り弁を通過する過程で減圧されて低温低圧の二相冷媒となる。この低温低圧の二相冷媒は、水熱交換器28Bを通過するときに、配管4によってガスエンジン21から流れてくる高温の冷却水と熱交換により加熱されて気化し、低温低圧のガス冷媒となる。
以上のように、空気調和装置1は、空調負荷に応じてきめ細かい運転を達成することができるうえ、ガスエンジン21の出力を効率的に振り分けることでエネルギー効率を向上させている。ここで、冷房の場合を含め、空調負荷が低負荷のとき、図2−1,図2−2に示すように、発電機23で発電された電力の余剰電力ΔPは、ガスエンジン21の出力のかなりの部分を占める。このため、空気調和装置1は、低負荷時及び底上げ低負荷時には、第2室外ユニット20、従ってガスエンジン21の運転を停止し、モータ駆動圧縮機24の電力を商用電源Psから供給するようにし、中負荷以上となったときに第2室外ユニット20の運転を開始するようにしてもよい。このようにすると、空気調和装置1は、極めて小さな暖房負荷運転にも対応することが可能となる。これは、空気調和装置1を冷房運転するときも同様である。
一方、上記底上げ負荷時における空気調和装置1においては、冷媒配管2を流れる冷媒の温度は、室内熱交換器40に流入する前が55℃、流出後が50℃であり、室外熱交換器13,25に流入する前が55℃、流出後が50℃であった。また、水熱交換器28Bに流入する前の冷媒温度は65℃、流出後の温度は70℃であった。このとき、第2室外ユニット20においては、低温低圧の二相冷媒が、水熱交換器28Bを通過するときに、ガスエンジン21から流れてくる高温の冷却水と熱交換することにより加熱されて気化し、低温低圧のガス冷媒となる。このため、暖房負荷が同一の場合、空気調和装置1は、圧縮機22側の冷媒循環量を減少させることができ、成績係数(COP)が向上する。
このことを図3に示すモリエル線図に基づいて説明すると、空気調和装置1における全体の冷媒循環量(G)を、圧縮機12,22の冷媒循環量(G1)とモータ駆動圧縮機24の冷媒循環量(G2)とに分けることができる(G=G1+G2)。ここで、動力は、冷媒循環量とエンタルピーの差の積で表わされる。このとき、空気調和装置1においては、図示のように、圧縮機12,22の冷媒循環量(G1)が減って動力が減少する。一方、モータ駆動圧縮機24は水熱交換器28Aや水熱交換器28Bにおいてはガスエンジン11,21の排熱を利用しているが、前記のように圧縮比が小さいので、エンタルピー差Δh2が小さく、モータ駆動圧縮機24における動力は小さい。このように、空気調和装置1は、暖房能力が同じであっても、ガスエンジン11,21の排熱を利用すると共に、モータ駆動圧縮機24をガスポンプとして機能させることで動力を大幅に減らすことができ、成績係数(COP)を向上させている。さらに、空気調和装置1は、エンジンを高効率で使用しており、エネルギー効率が従来に比べてより一層高くなっている。
一方、冷房運転の際は、圧縮機12,22及びモータ駆動圧縮機24で圧縮された高温高圧のガス冷媒が4方弁14,26を通って室外熱交換器13,25へ吐出される。吐出された高温高圧のガス冷媒は、室外熱交換器13,25において熱交換されて凝縮(液化)し、高温高圧の液冷媒となり、膨張弁8で減圧して低温低圧の二相冷媒として室内熱交換器40へ供給する。この低温低圧の二相冷媒は、室内熱交換器40において室内空気から熱を奪って冷却すると共に、蒸発(気化)して低温低圧のガス冷媒となる。この低温低圧のガス冷媒は、4方弁14,26を通って再び圧縮機12,22及びモータ駆動圧縮機24に送られて圧縮され、以下、同様のサイクルが繰り返される。この冷房運転に際しても、制御装置5が、冷房負荷に応じて第1室外ユニット10や第2室外ユニット20の運転を適宜制御することにより、空気調和装置1を空調負荷に応じてきめ細かに運転することで、エネルギー効率をより一層高めている。
(実施の形態2)
次に、この発明の空気調和装置に係る実施の形態2について説明する。図4は、この発明の実施の形態2であり、室内熱交換器を複数設けた空気調和装置の概略構成図である。空気調和装置100は、実施の形態1の空気調和装置1において、第1室外ユニット10の冷媒配管2と第2室外ユニット20の冷媒配管2を夫々独立させると共に、個々に室内熱交換器41,42を設けたものである。このため、空気調和装置100は、空気調和装置1と同様に、第2室外ユニット20において、ガスエンジン11,21の排熱を利用することで、成績係数(COP)、従って、エネルギー効率をより一層高めることができる。
尚、上記実施の形態においては、複数の室外ユニットとして第1室外ユニット10と第2室外ユニット20とを設けた構成について説明したが、第2室外ユニット20が、複数配置された構成としてもよい。
以上のように、本発明にかかる空気調和装置は、空気調和ユニットを複数備えた空気調和装置に有用であり、特に、ガスエンジンによって駆動される圧縮機を有する空気調和ユニットを複数備えた空気調和装置のエネルギー効率をより一層高めるのに適している。
この発明の空気調和装置の実施の形態1を示す概略構成図である。 図1の空気調和装置において冷房負荷に対する各圧縮機の出力の関係を説明する図である。 図1の空気調和装置において暖房負荷に対する各圧縮機の出力の関係を説明する図である。 図1の空気調和装置の暖房時におけるモリエル線図である。 この発明の空気調和装置の実施の形態2を示す概略構成図である。
符号の説明
1 空気調和装置
2 冷媒配管
4 配管
4a ポンプ
4b 分配弁
5 制御装置
51 出力制御装置
6 開閉弁
7 逆止弁
8 膨張弁
10 第1室外ユニット
11 ガスエンジン
12 圧縮機
13 室外熱交換器
14 4方弁
15 オイルセパレータ
16 逆止弁
17 膨張弁
20 第2室外ユニット
21 ガスエンジン
22 圧縮機
23 発電機
24 モータ駆動圧縮機
25 室外熱交換器
26 4方弁
27 系統連系電源装置
28A,28B 水熱交換器
29 電動機駆動制御装置
31,35 オイルセパレータ
32 逆止弁
33 膨張弁
34 開閉弁
36〜39 開閉弁
40〜42 室内熱交換器
50 系統内負荷
Ps 商用電源

Claims (6)

  1. 高効率の下に駆動されるガスエンジン、該ガスエンジンを駆動源とする圧縮機及び室外熱交換器を有する室外ユニットと、
    室内熱交換器と、
    前記室外ユニットの作動を制御する制御手段と、
    を備えた空気調和装置であって、
    前記室外ユニットは、
    前記ガスエンジンの出力が分配される発電機と、
    該発電機によって発電された電力を駆動源とするモータ駆動圧縮機と、
    前記発電機が発電した電力を商用電源へ出力し、また商用電源から電力を取りこむ系統連系電源装置と、
    を有し、
    前記制御手段が、空調負荷の変化に応じて前記ガスエンジンの高効率運転を維持するよう前記発電機の負荷を調整することを特徴とする空気調和装置。
  2. 高効率の下に駆動されるガスエンジン、該ガスエンジンを駆動源とする圧縮機及び室外熱交換器を有する複数の室外ユニットと、
    室内熱交換器と、
    前記複数の室外ユニットの作動を制御する制御手段と、
    を備えた空気調和装置であって、
    前記室外ユニットのうちの1つは、
    前記ガスエンジンの出力が分配される発電機と、
    該発電機によって発電された電力を駆動源とするモータ駆動圧縮機と、
    前記発電機が発電した電力を商用電源へ出力し、また商用電源から電力を取りこむ系統連系電源装置とを有し、
    前記制御手段が、空調負荷の変化に応じて前記ガスエンジンの高効率運転を維持するよう前記発電機の負荷を調整することを特徴とする空気調和装置。
  3. 前記室外ユニット又は前記複数の室外ユニットの一つは、
    空調負荷が低負荷のときには、前記ガスエンジンによって前記発電機を駆動し、該発電機による発電電力によって前記モータ駆動圧縮機を駆動し、
    空調負荷が中負荷から高負荷域のときには、前記ガスエンジンの出力を前記圧縮機と前記発電機とに振り分け、前記発電機が発電した電力を、前記モータ付き圧縮機、または系内の他の負荷へ供給し、前記系統連系電源装置を介して系外へ出力する、
    ように前記制御手段によって作動が制御され、低負荷から高負荷全域にわたり前記モータ駆動圧縮機をガスポンプまたは圧縮機として使用することが可能なことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和装置。
  4. 前記モータ駆動圧縮機は、前記室外ユニットにおける前記圧縮機の冷媒回路の吐出側に圧縮冷媒を合流することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の空気調和装置。
  5. 前記室外ユニットは、
    前記ガスエンジンに接続される冷却水の配管と、
    冷却水を圧送するポンプと、
    前記モータ駆動圧縮機に吸入される冷媒と冷却水との間で熱交換する熱交換器と、
    が設けられていることを特徴とする請求項1,3,4のいずれか一つに記載の空気調和装置。
  6. 前記複数の室外ユニットは、
    前記各ガスエンジン間を接続する冷却水の配管と、
    冷却水を圧送するポンプと、
    前記モータ駆動圧縮機に吸入される冷媒と冷却水との間で熱交換する熱交換器と、
    が設けられていることを特徴とする請求2〜4のいずれか一つに記載の空気調和装置。
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