JP2005224537A - 接続具および医療用容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】接続具1は、管体が接続可能であり、内部を液体が通過する接続具であり、弾性材料で構成され、液体が通過可能な内腔部24と、頂面211から内腔部24に到達する頂面スリット212と、側面213から内腔部24に到達する側面スリット214とが形成された頭部21と、頭部21の外周の大きさより大きい外周の肩部25が形成された胴部22とを有する弁体2Aと、筒状体で構成されたメス側接続部64と、液体が通過可能な液体通過口651が設けられた液体通過部65とを有するハウジング6Aとを備え、管体が接続されていないとき、頂面スリット212および側面スリット214がそれぞれ閉じた状態で頭部21がメス側接続部64内に挿入されて、側面213がメス側接続部64の内周面645に当接し、かつ、肩部25がメス側接続部64の基端開口642の外周部に当接する。
【選択図】図1
Description
弾性材料で構成され、前記液体が通過可能な内腔部と、頂面から前記内腔部に到達する頂面スリットと、側面から前記内腔部に到達する側面スリットとが形成された頭部と、該頭部の外周の大きさより大きい外周の肩部が形成された胴部とを有する弁体と、
筒状体で構成されたハウジング本体と、前記液体が通過可能な液体通過口が設けられた液体通過部とを有するハウジングとを備え、
前記管体が接続されていないとき、前記頂面スリットおよび側面スリットがそれぞれ閉じた状態で前記頭部が前記ハウジング本体内に挿入されて、前記頭部の側面が前記ハウジング本体の内周面に当接し、かつ、前記胴部の肩部が該肩部側に位置する前記ハウジング本体の開口の外周部に当接し、
前記管体が接続されたとき、前記管体が前記頭部の頂面を押圧することにより、前記頂面スリットおよび側面スリットがそれぞれ開くように前記頭部が変形し、かつ、前記頭部の側面が前記ハウジング本体の内周面から離間し、かつ、前記胴部の肩部が前記ハウジングの開口の外周部から離間するとともに、前記管体内と前記液体通過口とが前記頂面スリット、側面スリットおよび内腔部を介して連通することを特徴とする接続具。
前記液体通過部には、2つの前記液体通過口が設けられ、
前記2つの液体通過口は、一方が前記流路の上流側、他方が前記流路の下流側に位置している上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の接続具。
前記2つの液体通過口は、互いに反対の方向を向いて開口している上記(1)ないし(3)、(7)のいずれかに記載の接続具。
(14) 前記容器本体は、輸液バッグである上記(6)に記載の医療用容器。
<第1実施形態>
図1は、本発明の接続具の第1実施形態を示す縦断面図、図2は、図1に示す接続具を設けた医療用容器の概要図(部分断面図)である。なお、図1および図2中の上側を「先端」、下側を「基端」という。
図2に示すように、管体20は、接続具1に接続される部位または器具である。管体20としては、例えば、シリンジ(注射器)の基端突出部位(針管を接続する部位)や、それ自体独立したハブ、シース等の管状器具が挙げられる。本実施形態では、管体20として、シリンジ40の基端突出部位を挙げて説明する。
図1に示すように、ハウジング6Aは、メス側接続部(ハウジング本体)64と、液体通過部65とを有している。
図1に示すように、キャップ9Aは、その内径が液体通過部65の外径と同等またはそれより若干大きい径の有底筒状をなしており、液体通過部65に固定されている。この固定の方法としては、以下の方法が挙げられる。
図1に示すように、弁体2Aは、有底筒状の頭部21と、頭部21の基端側に設けられた筒状の胴部22とを有し、弾性材料で構成されている。なお、図1では、弁体2Aに形成された後述する頂面スリット212、側面スリット214が閉じた状態を示し、図2では、両スリットが開いた状態を示している。
図1に示すように、非接続状態では、弁体2Aは、頂面スリット212および側面スリット214がそれぞれ閉じた状態にある。この状態の弁体2Aは、頭部21がメス側接続部64内(内腔部643)に挿入されて、頭部21の側面213がメス側接続部64の内周面645に当接し(液密に接し)、かつ、胴部22の肩部25の先端面251が液体通過部65の内面655(メス側接続部64の基端開口642(開口)の外周部)に当接して(液密に接して)いる。
図2に示すように、管体20をメス側接続部64に接続すると、管体20の基端面203が頭部21の頂面211を押圧する。この押圧により、頂面スリット212および側面スリット214がそれぞれ開くように頭部21が変形し、かつ、変形部23が基端方向に収縮する。この収縮により、頭部21の側面213(側面スリット214が形成されている付近)がメス側接続部64の内周面645から離間し、かつ、胴部22の肩部25の先端面251が液体通過部65の内面655(ハウジング6Aの基端開口642(開口)の外周部)から離間する。また、これとともに、管体20内(内腔202)と液体通過口651とが頂面スリット212(開放口212a)、側面スリット214(開放口214a)、内腔部24および液体流通空間7を介して連通する。
図2に示すように、医療用容器10は、内部(液体収納部103)に液体Rを収納する容器本体101と、接続具1とを有している。なお、以下の説明では、容器本体101として、輸液バッグを例にして説明する。
図3は、本発明の接続具の第2実施形態を示す縦断面図、図4は、液体が流通する流路の途中に図3に示す接続具を設けたときの概要図(部分断面図)である。
また、頂面スリットおよび側面スリットは、一文字状のものに限らず、十文字状、L字状、H字状、コ字状、Y字状等のものであってもよいし、またはそれを複数重ねたものであってもよい。
2A、2B 弁体
21 頭部
211 頂面
212 頂面スリット
212a 開放口
213 側面
214 側面スリット
214a 開放口
22 胴部
221 外周面
222 内腔部
223 底面
23 変形部
233 溝
234 外周面
24 内腔部
25 肩部
251 先端面
26 変形部
263 溝
264 外周面
265 内周面
6A、6B ハウジング
64 メス側接続部
641 先端開口
642 基端開口
643 内腔部
645 内周面
65 液体通過部
651 液体通過口
652 側面
653 縁部
654 基端面
655 内面
66 液体通過部
661 液体通過口
662 側面
663a、663b 接続部
664 基端面
666 基端開口
7 液体流通空間
9A、9B キャップ
91 内周面
92 爪
93 底面
94 凸部
10 医療用容器
101 容器本体(輸液バッグ)
102 口部
103 液体収納部
20 管体
201 開口部
202 内腔
203 基端面
30 シリンジ本体
301 内腔
40 シリンジ
50 チューブ
R 液体
Claims (6)
- 管体が接続可能であり、内部を液体が通過する接続具であって、
弾性材料で構成され、前記液体が通過可能な内腔部と、頂面から前記内腔部に到達する頂面スリットと、側面から前記内腔部に到達する側面スリットとが形成された頭部と、該頭部の外周の大きさより大きい外周の肩部が形成された胴部とを有する弁体と、
筒状体で構成されたハウジング本体と、前記液体が通過可能な液体通過口が設けられた液体通過部とを有するハウジングとを備え、
前記管体が接続されていないとき、前記頂面スリットおよび側面スリットがそれぞれ閉じた状態で前記頭部が前記ハウジング本体内に挿入されて、前記頭部の側面が前記ハウジング本体の内周面に当接し、かつ、前記胴部の肩部が該肩部側に位置する前記ハウジング本体の開口の外周部に当接し、
前記管体が接続されたとき、前記管体が前記頭部の頂面を押圧することにより、前記頂面スリットおよび側面スリットがそれぞれ開くように前記頭部が変形し、かつ、前記頭部の側面が前記ハウジング本体の内周面から離間し、かつ、前記胴部の肩部が前記ハウジングの開口の外周部から離間するとともに、前記管体内と前記液体通過口とが前記頂面スリット、側面スリットおよび内腔部を介して連通することを特徴とする接続具。 - 前記頭部の側面および前記ハウジング本体の内周面は、それぞれ、前記弁体の軸方向に対して傾斜している請求項1に記載の接続具。
- 前記液体通過部の液体通過口は、前記弁体の軸方向に対してほぼ直角方向に開口するよう設けられている請求項1または2に記載の接続具。
- 前記頭部が前記ハウジング本体内に挿入される方向に、前記弁体を付勢する付勢手段を備える請求項1ないし3のいずれかに記載の接続具。
- 前記液体が流通する流路の途中に設置され、
前記液体通過部には、2つの前記液体通過口が設けられ、
前記2つの液体通過口は、一方が前記流路の上流側、他方が前記流路の下流側に位置している請求項1ないし4のいずれかに記載の接続具。 - 容器本体を有し、該容器本体における液体が注入または排出される口部に請求項1ないし5のいずれかに記載の接続具を、該接続具の液体通過部が前記容器本体の内側に位置するように設けたことを特徴とする医療用容器。
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