JP2005224288A - 睫毛パーマ用ロッド部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】顧客の肌を傷めずに簡易に瞼に接着でき、睫毛のパーマネントができる睫毛パーマ用ロッド部材を提供する。
【解決手段】本体基部2と睫毛固定部3からなるまつ毛パーマ用ロッド部材1の材質を、硬度30°以下、好ましくは20°以下のシリコンゴムである軟質樹脂製素材とする。その板状基部2は、一端部にロッド部と他端部に複数の切り込み5とを有し、シリコンゴム素材のロッド部表面には、ロッド延在方向に沿って睫毛接着用シールを貼着した。
【選択図】図1
【解決手段】本体基部2と睫毛固定部3からなるまつ毛パーマ用ロッド部材1の材質を、硬度30°以下、好ましくは20°以下のシリコンゴムである軟質樹脂製素材とする。その板状基部2は、一端部にロッド部と他端部に複数の切り込み5とを有し、シリコンゴム素材のロッド部表面には、ロッド延在方向に沿って睫毛接着用シールを貼着した。
【選択図】図1
Description
本発明は、睫毛にパーマネントを施すときに用いる睫毛毛パーマ用ロッド部材に関し、更に詳しくは、部材裏面に接着剤を用いること無く直接肌に接着できる特殊な素材を用いることに特徴を有する睫毛パーマ用ロッド部材に関するものである。
従来、女性がメイク時に睫毛を上向きにする際には、一般的にビューラーを使用して睫毛に癖を付けていたが、時間が経過するごとに元の状態に戻ってしまう傾向があった。
このため、実開昭59−87701号「まつ毛パーマ用ロット」に開示されるように、細経の棒材の外周に粘着層を設けたまつ毛パーマ用ロットが用いられるようになったが、瞳に対する接着面積が小さいことから睫毛パーマネント作業時の安定性に欠けるという欠点があった。
この欠点を改良するものとして、特開平6−105709号「まつ毛パーマ用平面ロッド及びまつ毛のパーマ技法」には、「両面粘着可能な延長された粘着層の片面に、該粘着層に比し幅の狭い厚さ0.3乃至0,6mmを呈するシリコンゴム製の主体を被着するとともに、該主体の片側に突出した粘着層を突出部とし、該粘着層の突出部及び前記主体が被着されない側の全面とにそれぞれ剥離容易な保護層を被着したまつ毛パーマ用平面ロッド」が開示される。
同様に、特開2002−58523号「まつ毛パーマ用ロッド部材」には、「板状の基部と、該基部の一端に形成されるロッド部と、を備えた軟質樹脂製のまつ毛パーマ用部材であって、前記基部の一端に形成される前記ロッド部は、前記基部の表面積に断面略半円状に突出するとともに前記基部の前記一端に沿って延在し、前記基部の前記表面は、前記ロッド部を跨いでまつ毛の先端側が適宜接着部材により固定されるまつ毛固定面とし、前記基部の裏面は、適宜接着部材により瞼に接着される瞼接着面としたことを特徴とする」ものである。
上記「まつ毛パーマ用ロッド部材」によって、まつ毛全体にパーマネントを施すことができるようになり、また、パーマネントを施す際の作業を熟練を要することなく容易に行える等の効果を有しており、従来のビューラーを使用する手段よりは優れている。
実開昭59−87701号
特開平6−105709号
特開2002−58523号
しかしながら上記に記載の実開昭59−87701号「まつ毛パーマ用ロット」
、特開平6−105709号「まつ毛パーマ用平面ロッド及びまつ毛のパーマ技法」及び特開2002−58523号「まつ毛パーマ用ロッド部材」を用いる場合、いずれも瞼に接着する際に接着剤を用いなければならないために、顧客によっては処置後に肌荒れを起こすケースも見受けられるようになった。
、特開平6−105709号「まつ毛パーマ用平面ロッド及びまつ毛のパーマ技法」及び特開2002−58523号「まつ毛パーマ用ロッド部材」を用いる場合、いずれも瞼に接着する際に接着剤を用いなければならないために、顧客によっては処置後に肌荒れを起こすケースも見受けられるようになった。
また前記特開2002−58523号「まつ毛パーマ用ロッド部材」の場合、ロッド全体が湾曲形成されているために、顧客によっては瞼接着の際に隙間を生じ、パーマネントが十分にできないということもあった。
従って、顧客の肌を傷めずに簡易に瞼に接着でき、且つロッドと瞼の間に隙間が生じないで睫毛のパーマネントができる新規なロッド部材の開発が望まれていた。
本発明者はかかる課題を解決するために鋭意研究したところ、シリコンゴムのうち特定の硬度を有する素材が、直接人の肌に、接着剤無しでも接合し、また容易に剥がすことが可能なことを見いだし本発明の睫毛パーマ用ロッド部材を提供することができた。
すなわち本発明の第一は、板状の基部と、該基部の一端に形成されるロッド部とから構成される軟質樹脂製の睫毛パーマ用ロッド部材において、前記軟質樹脂製素材は、硬度が30°、好ましくは硬度20°以下のシリコンゴムであり、前記板状基部は、長方形状であって平らに成形されている、ことを特徴とする睫毛パーマ用ロッド部材である。
本発明の第二は、前記シリコンゴム素材の板状基部は、一端部にロッド部と他端部に複数の切り込みとを有することを特徴とする請求項1記載の睫毛パーマ用ロッド部材である。
本発明の第三は、前記シリコンゴム素材のロッド部表面には、ロッド延在方向に沿って睫毛接着用シールを貼着することを特徴とする請求項1〜請求項2記載の睫毛パーマ用ロッド部材である。
本発明のロッド本体1の素材を硬度30°以下、好ましくは20°以下にすることによって、直接に被着者の肌に接着できるとともに従来のように粘着材を用いないために被着者の肌を傷めないという美容上の効果は大である。
また睫毛自体を凸状の睫毛固定面3に直接固定もできるほか、睫毛固定面3上に取り替え可能な固着用シール6を貼ることによって繰り返し使用できるために、従来品に比較すると使用コストが安くなる効果を有している。
また使用時おいて、小孔4からの切り込み線5が左右に開放するために、多くの使用者に対応できる等の効果を併せて有しているものである。
図面を参照に、本発明の睫毛パーマ用ロッド部材1について詳細に説明する。図1は、本発明の全体を示す平面図である。このロッド部材1は、本体基部2の素材として厚さが0.1〜0.5mm、縦13mm、横42mmの略長方形状ののシリコンゴム素材を用いるが、この場合の、シリコンゴムの硬度が30°、好ましくは20°以下の硬度でなければならない(ウォーレス硬度計の測定値による)。
本発明者の実験では、表1に示すようにシリコンゴム素材の硬度が40°、80°と大きくなるに従い、同じ厚さのシリコンゴムでも、人の肌に接着がしなくなるために、特開平6−105709号に記載のように両面粘着テープ等を用いて被着する必要があるため、本発明の対象とはならない。
本体基部2の睫毛側には、睫毛にパーマをかけやすくするために凸状の睫毛固定面3が設けられているが、この場合、本体基部2と一体成形して厚みをコントロールするが、中央部を高く、周囲に従って高さが下がるようにしてある。
この睫毛固定面には、睫毛が直接固定するためにそのままでも使用できるが、固定作業に長時間かける場合には、さらに睫毛を被着させる長方形状の固着用シール5を前記睫毛固定面3に沿って貼って、シール面に睫毛を固着させてもよい。
図2は、本発明のロッド部材1を睫毛側から眉毛方向に見た正面図である。本体基部2は平面体であり、該基部2上に凸状の睫毛固定面3が設けられている構造を示している。この平面体のロッド部材を眉毛に貼った場合に、被着者の瞳の曲線に沿って貼られるようになる。
本発明のロッド本体1の本体基部2の他端部(眉毛側)には、複数の小孔4とそれから伸びる切り込み線5を設けている。図3は、本発明のロッド部材1を使用した状態を説明する顔の表面から見た説明図であるが、使用の1形態として凸状の睫毛固定面3に睫毛が固着しやすい固着用シール5を貼っている。
この場合、ロッド本体1の本体基部2は被着者の瞳の曲線に沿って貼られるために、他端部に設けられた複数の小孔4とそれから伸びる切り込み線5側が引っ張られて、切り込み線5が左右に開放される形状となる。これによって、顔の形状が異なる多くの被着者に対応可能となっている。
本発明のロッド本体は、被着者の瞳の大きさによって使用するサイズが異なることから、緑色、赤色、黄色等のように分けておくと使用時の判別が容易となる。
1・・・睫毛パーマ用ロッド部材
2・・・本体基部
3・・・睫毛固定面
4・・・小孔
5・・・切り込み線
6・・・固着用シール
7・・・睫毛
8・・・目
2・・・本体基部
3・・・睫毛固定面
4・・・小孔
5・・・切り込み線
6・・・固着用シール
7・・・睫毛
8・・・目
Claims (3)
- 板状の基部と、該基部の一端に形成されるロッド部とから構成される軟質樹脂製の睫毛パーマ用ロッド部材において、
前記軟質樹脂製素材は、硬度が30°、好ましくは硬度20°以下のシリコンゴムであり、
前記板状基部は、長方形状であって平らに成形されている、
ことを特徴とする睫毛パーマ用ロッド部材。 - 前記シリコンゴム素材の板状基部は、一端部にロッド部と他端部に複数の切り込みとを有することを特徴とする請求項1記載の睫毛パーマ用ロッド部材。
- 前記シリコンゴム素材のロッド部表面には、ロッド延在方向に沿って睫毛接着用シールを貼着することを特徴とする請求項1〜請求項2記載の睫毛パーマ用ロッド部材。
Priority Applications (1)
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JP2004033551A JP2005224288A (ja) | 2004-02-10 | 2004-02-10 | 睫毛パーマ用ロッド部材 |
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Publications (1)
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JP2004033551A Pending JP2005224288A (ja) | 2004-02-10 | 2004-02-10 | 睫毛パーマ用ロッド部材 |
Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111000352A (zh) * | 2020-02-21 | 2020-04-14 | 沙洲职业工学院 | 一种可调睫毛夹 |
RU224635U1 (ru) * | 2024-01-23 | 2024-03-29 | Екатерина Андреевна Виноградова | Накладка для нижних ресниц |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06105709A (ja) * | 1992-09-28 | 1994-04-19 | Kumiko Takakusaki | まつ毛パーマ用平面ロッド及びまつ毛のパーマ技法 |
JP2002058523A (ja) * | 2000-08-21 | 2002-02-26 | Ryoji Kuroda | まつ毛パーマ用ロッド部材 |
JP2003299520A (ja) * | 2002-04-10 | 2003-10-21 | Noriko Uebo | まつ毛パーマ用ロッド |
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2004
- 2004-02-10 JP JP2004033551A patent/JP2005224288A/ja active Pending
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