JP2005224046A - モータ制御装置およびそのパラメータデータ変更方法 - Google Patents

モータ制御装置およびそのパラメータデータ変更方法 Download PDF

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和博 浜砂
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Abstract

【課題】 モータ制御装置が持っているパラメータデータの変更方法において、制御ゲインや指令データなど、モータ運転中に変更するデータの変動幅が大きいと機械に損傷を与える恐れがあるパラメータデータについて、モータ運転中でも安全にパラメータデータを変更できるようにする。
【解決手段】モータ制御装置のパラメータデータ変更方法において、パラメータデータの変更前後の変動幅の基準を指定する変動幅パラメータを設けて、パラメータデータ変更時にモータ制御装置の演算部でパラメータデータの変更前後の値を比較し、その差が前記基準値を超える場合は前記変動幅を計算し、段階的にパラメータデータを変更する、という手順で処理するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータを運転するモータ制御装置とそのパラメータデータ変更方法に関する。
従来のモータ制御装置のパラメータデータ変更方法では、多くの場合、入力されたデータにパラメータデータを1回の処理で変更している。
従来のモータ制御装置は、例えば、図3に示す構成で、図4に示すフローチャートの処理、図5に示すフローチャートのパラメータ変更処理を行っていた。
図3において31はモータ制御装置、32はモータである。モータ制御装置31はパラメータの設定操作などを行う操作部311と、パラメータデータなどを表示する表示部312、操作部311からの操作命令を処理する演算部313、演算部313の処理を受けてモータを駆動する動作制御部314、パラメータデータなどを格納する不揮発性記憶部316、演算部313で使用するデータを一時的に記憶する揮発性記憶部315、モータ制御装置31以外からのデータを受け取る通信部317で構成される。
図4において、ステップ1はモータ位置の計算などを行うエンコーダ処理、ステップ2はモータの停止やアラーム処理などを行うシーケンス処理、ステップ3は他の装置とのデータのやりとりを行う通信処理、ステップ4は操作部311から入力データを受け取る入力処理、ステップ5はパラメータデータの変更や計算などを行うパラメータデータ処理、ステップ6はモータを駆動させる制御処理であり、図5は図4のステップ5の処理をフローチャートで示したものである。
従来のパラメータデータ変更について、変更するパラメータをG1として説明する。図3において、操作者はモータ制御装置31の操作部311で、パラメータG1のデータを参照する操作を行う。モータ制御装置31の演算部313は操作部311からこの参照命令を受け取り、不揮発性記憶部316からパラメータG1データを読み出し、表示部312へ表示する。その後、操作者が操作部311でデータ変更の操作を行うと、演算部313は図4のステップ1でパラメータG1のデータを入力値で更新し、ステップ2でそれに伴う計算処理を行う。その後、変更データを不揮発性記憶部316へ格納し、変更データに従った命令を図4のステップ6の処理で動作制御部314に送る。動作制御部314は命令に従いモータ32を駆動する。
このように、従来のモータ制御装置では、1回の処理でパラメータデータを入力値に変更する、という手順がとられていた。
また、特許文献1では、複数のサーボモータで昇降駆動するスライドの偏心荷重による位置制御装置遅れを速やかに補正出来るサーボプレスの同期制御装置について、偏差量に応じてサーボパラメータである位置ループゲインKp、速度ループゲインKvを段階的に、かつ連続的に大きい方へ更新して追従性を高め、位置指令値との位置偏差及び軸間偏差を低減させる技術が開示されている。
特開2000−210795号公報
従来のモータ制御装置のパラメータデータ変更方法では、入力されたデータを1回の処理でパラメータデータに反映するという手順をとっているので、例えば制御ゲインやモータの回転速度などモータ動作に関係するパラメータデータをモータ運転中に変更する場合、データの差が大きいと機械に損傷を与える恐れがあるという問題があった。また、特許文献1は、位置偏差を補正するものであり、急なパラメ−タ変化による機械損傷の危険を防止することはできなかった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、パラメータデータの変動幅の基準を指定する新たなパラメータを設けて、パラメータデータ変更時に、モータ制御装置の演算部でパラメータデータの変更前後の値を比較し、その差が前記基準値を超える場合は自動的に変動幅を計算し、段階的にパラメータデータを変更し、モータ運転中でも安全にパラメータデータを変更する方法および装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、パラメータの設定操作を行う操作部と、前記パラメータデータを表示する表示部と、前記操作部からの操作命令を演算処理する演算部と、前記演算部からの制御信号を受けてモータを駆動する電力変換装置を備えた動作制御部と、前記パラメータデータを格納する不揮発性記憶部と、前記演算部で使用するデータを一時的に記憶する揮発性記憶部とを備え、パラメータデータを変更する編集機能を備えたモータ制御装置のパラメータデータ変更方法において、パラメータデータの変更前後の変動幅の基準を指定する変動幅パラメータを設けて、パラメータデータ変更時にモータ制御装置の演算部でパラメータデータの変更前後の値を比較し、その差が前記基準値を超える場合は前記変動幅を計算し、段階的にパラメータデータを変更する、という手順で処理するものである。
請求項1に記載の発明によると、パラメータデータの変動幅の基準を指定することができ、パラメータデータの変更前後の値が前記基準値を超える場合は自動的に変動幅を計算し、段階的にパラメータデータを変更することができる。これによって、例えば制御ゲインやモータの回転速度などモータ動作に関係するパラメータをモータ運転中に変更する場合でも、変更前後の値の差が大きい急なパラメータデータの変化に伴う機械損傷の危険性を低減させるという効果がある。また、操作者がモータの運転状態によって段階的に変化させるパラメータデータの変動幅を調整することができるという効果がある。
以下、本発明の方法の具体的実施例について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の方法を実施するパラメータデータ変更時の処理フロー図である。図2は本発明の方法を実施したときのパラメータG1のデータ変化を示した図である。モータ制御装置の構成は従来例と同様で図3に示す通りであり、制御装置の処理概要も従来例と同様で図4に示す通りであるので説明を略す。
従来例と同様に変更するパラメータをG1とした場合について説明する。
まず、パラメータG1の変動幅の基準値を指定するパラメータPのデータに、“10”を設定する操作を行う。操作者はモータ制御装置31の操作部311で、パラメータPのデータを参照する操作を行う。モータ制御装置31の演算部313は操作部311からこの参照命令を受け取り、不揮発性記憶部316からパラメータPのデータを読み出し、表示部312へ表示する。操作者は表示部312に表示されるパラメータPのデータを“10”に設定する操作を行う。モータ制御装置31の演算部313は操作部311からこの設定情報を受け取り、不揮発性記憶部316へパラメータPのデータ“10”を記憶させる。
次に図3において、操作者はモータ制御装置31の操作部311で、パラメータG1のデータを参照する操作を行う。モータ制御装置31の演算部313は操作部311からこの参照命令を受け取り、不揮発性記憶部316からパラメータG1データを読み出し、表示部312へ表示する。このときのデータを“100”とする。その後、操作者が操作部311でデータ変更の操作を行うと、演算部313は図1のフローチャートに従って処理を行う。このとき、G1の変更後のデータとして“135”を入力するとする。
図1のステップ1の判定処理を経て、ステップ2で入力データは揮発性記憶部315の変数Bに保持される。ステップ3の入力データ判定で変数BのデータがパラメータG1のデータと等しい場合、パラメータデータ処理を終了する。データが異なる場合、ステップ4で変数BのデータとパラメータG1のデータの大小比較をし、変数Bのデータが大きい場合はステップ5-1で、逆にパラメータG1のデータが大きい場合はステップ5-2で、それぞれデータの差がパラメータPのデータ“10”よりも大きいか判定を行う。パラメータPのデータよりも小さいとき、ステップ6-2で段階変更フラグを“0”とし、ステップ7-2でパラメータG1のデータを変数Bのデータで更新する。逆にパラメータPのデータよりも大きいときは、それぞれ、ステップ5-1を経てステップ6-1で段階変更フラグを“1”とし、ステップ7-1でパラメータG1のデータを、G1のデータにパラメータPのデータを加えた値で更新する、あるいは、ステップ5-2を経てステップ6-3で段階変更フラグを“1”とし、ステップ7-3でパラメータG1のデータを、G1のデータからパラメータPのデータを引いた値で更新する。その後、ステップ8で変更したG1のデータに伴うパラメータの計算処理を行い、パラメータデータ処理を終了する。G1の変更前データが“100”、入力データが“135”であった場合、段階変更フラグは“1”で、パラメータデータ処理の終了時にG1のデータは“110”となっている。
演算部313はパラメータデータ処理後のG1のデータを揮発性記憶部315に記憶させ、G1のデータに従った命令を図4のステップ6の処理で動作制御部314に送る。動作制御部314は命令に従いモータ32を駆動する。
図4のステップ6の処理後、図4のステップ1〜ステップ4の処理を経て再度ステップ5の処理に入り、図1のステップ1で段階変更フラグの判定を行う。その後、G1のデータが入力データである変数Bと等しくなるまで、前記と同様に図1と図4のフローチャートの処理が行われる。G1の変更前データが“100”、入力データが“135”であった場合、パラメータG1のデータは図2に示すように段階的に変更され、4回目のパラメータデータ処理後にパラメータG1のデータは“135”となる。
このように、変更前後のパラメータG1のデータ差が、パラメータPのデータよりも大きい場合には、G1のデータは段階的に変更され、それに従ってモータも駆動されるので、パラメータG1が制御ゲインやモータの回転速度などモータ動作に関係するパラメータで、モータ運転中にデータ変更する場合でも、変更前後の値の差が大きい急なパラメータデータの変化に伴う機械損傷の危険性を低減させることができる。また、パラメータPのデータは操作者が変更可能なので、モータの運転状態によって段階的に変化させるパラメータデータの変動幅を調整することができる。
また、本例ではパラメータG1の変動幅の基準値を指定するデータを操作者が入力したが、例えばモータの駆動状態や制御方式などの条件によって基準値を変更してもよい。
また、モータ制御装置本体へ、パラメータデータを編集する他の機器を繋いでパラメータ設定する場合でも本発明の方法を適用してよい。その場合、モータ制御装置31の通信部317がデータのやり取りを行う。
パラメータデータの変動幅の基準を指定する新たなパラメータを設けて、パラメータデータ変更時にパラメータを持つ装置の演算部でパラメータデータの変更前後の値を比較し、その差が前記基準値を超える場合は自動的に変動幅を計算し、段階的にパラメータデータを変更する、
という手順をとるため、パラメータデータによって運転状態が変わる装置で、変動幅を指定して段階的にパラメータデータを変更したいという用途にも適用できる。
本発明の方法の処理手順を示すフローチャート 本発明の方法を実施したときのパラメータデータ変化を示す図 本発明および従来の方法を適用するモータ制御装置の構成を示すブロック図 本発明および従来の方法の処理手順を示すフローチャート 従来のモータ制御装置での方法の処理手順を示すフローチャート
符号の説明
31 モータ制御装置
32 モータ
311 操作部
312 表示部
313 演算部
314 動作制御部
315 揮発性記憶部
316 不揮発性記憶部
317 通信部

Claims (2)

  1. パラメータの設定操作を行う操作部と、前記パラメータデータを表示する表示部と、前記操作部からの操作命令を演算処理する演算部と、前記演算部からの制御信号を受けてモータを駆動する電力変換装置を備えた動作制御部と、前記パラメータデータを格納する不揮発性記憶部と、前記演算部で使用するデータを一時的に記憶する揮発性記憶部とを備え、 パラメータデータを変更する編集機能を備えたモータ制御装置のパラメータデータ変更方法において、
    パラメータデータの変更前後の変動幅の基準を指定する変動幅パラメータを設けて、パラメータデータ変更時にモータ制御装置の演算部でパラメータデータの変更前後の値を比較し、その差が前記基準値を超える場合は前記変動幅を計算し、段階的に前記パラメータデータを変更する、という手順で処理することを特徴とするモータ制御装置のパラメータデータ変更方法。
  2. パラメータの設定操作を行う操作部と、前記パラメータデータを表示する表示部と、前記操作部からの操作命令を演算処理する演算部と、前記演算部からの制御信号を受けてモータを駆動する電力変換装置を備えた動作制御部と、前記パラメータデータを格納する不揮発性記憶部と、前記演算部で使用するデータを一時的に記憶する揮発性記憶部とを備え、 パラメータデータを変更する編集機能を備えたモータ制御装置において、
    パラメータデータの変更前後の変動幅の基準を指定する変動幅パラメータを設けて、パラメータデータ変更時にモータ制御装置の演算部でパラメータデータの変更前後の値を比較する手段と、前記パラメータデータの変更前後の値の差が前記基準値を超える場合は前記変動幅を計算し、段階的に前記パラメータデータを変更する、という手順で処理する手段からなることを特徴とするモータ制御装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107290664A (zh) * 2017-06-27 2017-10-24 中国船舶重工集团公司第七�三研究所 一种发电机组波形记录仪的瞬态参数自动计算方法

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