JP2005223605A - 画像処理方法、画像処理システムおよび画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法、画像処理システムおよび画像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 昼夜を問わず車両および歩行者などの画像を確実に表示することができるとともに、昼夜それぞれにおいて違和感のない画像を表示することができる画像処理方法、画像処理システムおよび画像処理装置を提供する。
【解決手段】 画像処理装置10は、光センサ30およびECU40が出力するそれぞれの信号に基づいて、車両1の周辺の明るさの状況を判定し、その判定に応じて、可視カメラ21が撮像した第1画像データと、遠赤外カメラ22が撮像した第2画像データとを加重平均して第3画像データに変換する。そして、画像処理装置10は、変換された第3画像データに係る画像を表示装置50に表示する。明るさの状況に応じて加重平均の処理内容を切り替えることができるため、車両1に乗車している人間に違和感を与えないとともに、車両および歩行者などの画像を確実に表示することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理方法、画像処理システムおよび画像処理装置に関する。より具体的には、撮像対象を撮像して出力された2つの画像データを合成処理する画像処理方法、画像処理システムおよび画像処理装置に関する。
見通しの悪い交差点において、左右から接近する車両および歩行者などを監視するために、車両のフロントグリルにCCD、CMOSなどの撮像素子を備える監視カメラ(可視カメラ)を配置し、監視カメラが撮像した画像を表示装置に表示することにより、運転者の死角をサポートする監視システムが開発されている。
しかしながら、夜間などの暗状況下では、他の車両(他車)のヘッドライト光が監視カメラへ直接的に入射するため、撮像した画像のヘッドライトの周囲が白くぼやける現象(ハレーションという)が生じ、歩行者などを認識することが不可能になってしまうという問題があった。図10はハレーションを示す模式図であり、車両(自車)に設けた監視カメラが暗状況下で撮像した画像の一例である。同図においては、他車80のヘッドライト81から入射した光によって、監視カメラにハレーション82が生じた状況を示している。このように、ハレーション82によって、他車80の周辺を歩行する歩行者100の存在が認識されない虞がある。
そこで、上述した通常の監視カメラに加えて、撮像対象を赤外帯域で撮像することができる赤外カメラなどの暗視カメラを車両に搭載し、暗状況下では、暗視カメラが撮像した画像を表示装置に表示することにより、死角監視と暗視との両方が行える監視システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特に、特許文献1に開示されている車両周辺監視装置は、死角監視用の画像と暗視用の画像とを同時に撮像でき、撮像素子の単一化によるコストを削減することができる。
特開2003−186085号公報
しかしながら、監視カメラが撮像して出力する画像データと暗視カメラが撮像して出力する画像データとは、各カメラの光学特性が相違するため、利用者に違和感を与えるという問題があった。また、一般的に、第1画像データはカラー画像として表示されるが、第2画像データは、例えば近赤外線(波長:0.9〜2μm)を用いて撮像対象を撮像したものであるため、モノクロ画像として表示される。よって、表示する画像が、第1画像データまたは第2画像データのいずれであるかによって、その表示形態が異なるため、利用者に違和感を与えていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、明るさに係る情報に基づいて、撮像対象を可視光帯域で撮像して出力された画像データ(以下、第1画像データ)と、撮像対象を赤外帯域で撮像して出力された画像データ(以下、第2画像データ)とを合成することにより、昼夜を問わず車両および歩行者などの画像を確実に表示することができるとともに、昼夜それぞれにおいて違和感のない画像を表示することができる画像処理方法、画像処理システムおよび画像処理装置の提供を目的とする。
また本発明は、撮像対象を可視光帯域で撮像して出力された第1画像データを構成する画素の輝度値分布を算出し、算出した輝度値分布に基づいて、第1画像データと撮像対象を赤外帯域で撮像して出力された第2画像データとを合成することにより、昼夜を問わず車両および歩行者などの画像を確実に表示することができるとともに、昼夜それぞれにおいて違和感のない画像を表示することができる画像処理方法、画像処理システムおよび画像処理装置の提供を目的とする。
第1発明に係る画像処理方法は、車両に搭載された一または複数の撮像装置から出力された撮像対象を撮像した第1画像データおよび第2画像データを処理する画像処理方法において、前記車両の周囲の明るさに係る情報に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データに重み係数を設定し、設定した重み係数に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データを加重平均して第3画像データに変換することを特徴とする。
第2発明に係る画像処理方法は、車両に搭載された一または複数の撮像装置から出力された撮像対象を撮像した第1画像データおよび第2画像データを処理する画像処理方法において、前記第1画像データを構成する画素の輝度値分布を算出し、算出した輝度値分布に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データに重み係数を設定し、設定した重み係数に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データを加重平均して第3画像データに変換することを特徴とする。
第3発明に係る画像処理システムは、撮像対象を撮像して該撮像対象の可視光帯域の第1画像データを出力する第1撮像装置と、前記撮像対象を撮像して該撮像対象の赤外帯域の第2画像データを出力する第2撮像装置と、画像データに係る画像を表示する表示装置と、前記第1画像データおよび前記第2画像データを処理する処理装置とが車両に搭載された画像処理システムにおいて、前記画像処理装置は、前記車両の周囲の明るさに係る情報を受付ける手段と、該手段にて受付けた明るさに係る情報に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データに重み係数を設定する手段と、該手段が設定した重み係数に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データを加重平均して第3画像データに変換する手段と、変換した第3画像データを前記表示装置へ出力する手段とを備えることを特徴とする。
第4発明に係る画像処理システムは、第3発明において、前記車両の周囲の明るさに係る情報を計測する計測手段を備え、該計測手段は、計測した情報を前記画像処理装置へ与えるべくなしてあることを特徴とする。
第5発明に係る画像処理システムは、撮像対象を撮像して該撮像対象の可視光帯域の第1画像データを出力する第1撮像装置と、前記撮像対象を撮像して該撮像対象の赤外帯域の第2画像データを出力する第2撮像装置と、画像データに係る画像を表示する表示装置と、前記第1画像データおよび前記第2画像データを処理する処理装置とが車両に搭載された画像処理システムにおいて、前記画像処理装置は、前記第1画像データを構成する画素の輝度値分布を算出する手段と、該手段が算出した輝度値分布に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データに重み係数を設定する手段と、該手段が設定した重み係数に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データを加重平均して第3画像データに変換する手段と、変換した第3画像データを前記表示装置へ出力する手段とを備えることを特徴とする。
第6発明に係る画像処理システムは、第3発明乃至第5発明のいずれかにおいて、前記画像処理装置は、前記第1画像データまたは前記第2画像データの一方の画像データを構成する画素の座標を、他方の画像データを構成する画素の座標に略一致させる補正手段をさらに備えることを特徴とする。
第7発明に係る画像処理システムは、第3発明乃至第6発明のいずれかにおいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データは、前記車両の左側方向および右側方向の画像データであることを特徴とする。
第8発明に係る画像処理システムは、第3発明乃至第7発明のいずれかにおいて、前記第2撮像装置は、前記撮像対象の遠赤外帯域を撮像することを特徴とする。
第9発明に係る画像処理装置は、外部から入力された第1画像データと第2画像データとを処理する画像処理装置において、外部から明るさに係る情報を受付ける手段と、該手段にて受付けた明るさに係る情報に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データに重み係数を設定する手段と、該手段が設定した重み係数に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データを加重平均して第3画像データに変換する手段と、変換した第3画像データを外部へ出力する手段とを備えることを特徴とする。
第10発明に係る画像処理装置は、外部から入力された第1画像データと第2画像データとを処理する画像処理装置において、入力された第1画像データを構成する画素の輝度値分布を算出する手段と、該手段が算出した輝度値分布に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データに重み係数を設定する手段と、該手段が設定した重み係数に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データを加重平均して第3画像データに変換する手段と、変換した第3画像データを外部へ出力する手段とを備えることを特徴とする。
第1発明、第3発明および第9発明にあっては、車両の周囲の明るさに係る情報に基づいて、撮像対象の第1画像データおよび第2画像データに重み係数を設定し、設定した重み係数に基づいて、第1画像データと第2画像データとを加重平均して第3画像データに変換する。そして、変換した第3画像データを表示装置へ出力して第3画像データに係る画像を表示する。これにより、2種類の画像データを、車両の周囲の明るさに適した画像データへ変換することができる。
特に、第1画像データが可視光線を用いて撮像対象を撮像したものであり、第2画像データが赤外線を用いて撮像対象を撮像したものである場合、第1画像データおよび第2画像データに対して加重平均を行う際に、明るさに係る情報に応じて加重平均の重み係数を設定することにより、昼夜を問わず車両および歩行者などの画像を確実に表示することができるとともに、昼夜それぞれにおいて違和感のない画像を表示することができる。
第4発明にあっては、車両の周囲の明るさに係る情報(例えば照度など)を計測し、計測した情報を画像処理装置へ与えることより、撮像装置から出力された2種類の画像データを、計測した情報に適した画像データへ自動的に変換することができる。
第2発明、第5発明および第10発明にあっては、撮像対象の第1画像データを構成する画素の輝度値分布を算出する。そして、算出した輝度値分布に基づいて、第1画像データおよび撮像対象の第2画像データに重み係数を設定し、設定した重み係数に基づいて、第1画像データと第2画像データとを加重平均して第3画像データに変換する。そして、変換した第3画像データを表示装置へ出力して第3画像データに係る画像を表示する。これにより、2種類の画像データを、一方の画像データ(第1画像データ)の輝度値分布に適した画像データへ変換することができる。
特に、第1画像データが可視光線を用いて撮像対象を撮像したものである場合、車両の周辺が暗い(例えば夜間)ときの輝度値分布は、車両の周辺が明るい(例えば昼間)ときの輝度値分布に比べて、輝度値分布の中央値および分散値が小さくなる。よって、第1画像データの輝度値分布によって車両の周辺の明るさを判定できる。また、第2画像データが赤外線を用いて撮像対象を撮像したものである場合、第1画像データおよび第2画像データに対して加重平均を行う際に、第1画像データの輝度値分布に応じて加重平均の重み係数を設定することにより、昼夜を問わず車両および歩行者などの画像を確実に表示することができるとともに、昼夜それぞれにおいて違和感のない画像を表示することができる。
第6発明にあっては、第1画像データまたは第2画像データの一方の画像データを構成する画素の座標を補正して、他方の画像データを構成する画素の座標に略一致させる。第1画像データおよび第2画像データを構成する画素の座標が略一致していない場合、2つの画像データを合成すると輪郭が2重になって解像度が低下するため、一方の画像データを構成する画素の座標を補正することにより、加重平均した第3画像データの解像度の低下を抑制することができる。
第7発明にあっては、第1画像データおよび第2画像データが、車両の左側方向および右側方向の画像データであることにより、死角となる左右の画像を表示装置に表示して死角をなくすことができる。
第8発明にあっては、第2撮像装置が赤外線のうちの遠赤外線を用いて撮像することにより第2画像データが出力される。よって、第2撮像装置は、人体から放射される遠赤外線を用いて撮像することで、夜間においても確実に歩行者などの人間を撮像することができる。
本発明によれば、明るさに係る情報に基づいて、撮像対象を可視光帯域で撮像して出力された第1画像データと、撮像対象を赤外帯域で撮像して出力された第2画像データとを合成することにより、昼夜を問わず車両および歩行者などの画像を確実に表示することができるとともに、昼夜それぞれにおいて違和感のない画像を表示することができる。また、第1画像データを構成する画素の輝度値分布を算出して明るさを判定することにより、自動的に明るさに適した画像データに合成して違和感のない画像を表示することができる。特に、人体から放射される遠赤外線を用いて撮像することで、歩行者などの人間を確実に撮像するとともに、車両のヘッドライトなどによるハレーションの影響を排除した画像を表示することができる等、優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る画像処理システムの構成を示すブロック図である。図中1は自動車などの車両であり、車両1の内部に、本発明の実施の形態1に係る画像処理装置10を備えており、画像処理装置10に、撮像装置20、光センサ30、電子制御部(ECU)40、表示装置50などを接続することによって本発明に係る画像処理システムを構築している。
撮像装置20は、撮像対象を撮像して可視光帯域(波長:380〜770nm)の第1画像データを出力する可視カメラ21と、撮像対象を撮像して遠赤外帯域(波長:8〜12μm)の第2画像データを出力する遠赤外カメラ22とを備えている。なお、詳細は後述するが、各カメラ21,22は、車両1の左側領域LRおよび右側領域RRの画像をそれぞれ撮像するように構成されており、撮像した画像に係る第1画像データ,第2画像データを画像処理装置10へ出力する。
可視カメラ21は、その詳細は後述するが、撮像対象から出射された可視光線、または撮像対象にて反射された可視光線を電気信号に変換する機能を有する。一方、遠赤外カメラ22は、撮像対象を遠赤外線で撮像することが相違する。遠赤外カメラ22は、人体から放射される遠赤外線で撮影するため、歩行者などの人間を確実に撮像することができる。従って、遠赤外カメラ22は、主として歩行者の画像を撮像するために用い、可視カメラ21は、人体以外(主として他の車両)の画像を撮像するために用いる。もちろん、遠赤外カメラ22ではなく、近赤外帯域(波長:0.8〜2μm)、中赤外帯域(波長:3〜5μm)で撮影するカメラであってもよい。
光センサ30は、具体的には照度計であり、例えば、車両1の車室内のダッシュボード上に設置されていて、車両1の周囲の明るさに係る情報の一つである照度を計測する計測手段として機能する。光センサ30にて計測された照度は、照度信号に変換されて画像処理装置10へ出力される。
ECU40は、具体的にはボディ系ECUであり、運転者がヘッドライトの操作スイッチをオン/オフすることにより、制御信号を生成してヘッドライトの点灯/消灯を制御する機能を有しており、このヘッドライトの制御信号を画像処理装置10へ出力すべく構成されている。
画像処理装置10は、光センサ30およびECU40が出力するそれぞれの信号に基づいて、車両1の周辺の明るさの状況を判定する機能を有する。すなわち、光センサ30は、照度に応じて予め規定されたレベルの信号を出力するため、画像処理装置10は、光センサ30が出力する信号レベルに基づいて周辺の明るさを判定することが可能である。
また、ECU40は、例えば車両1の運転者によって操作スイッチのオン/オフの操作が行われるため、画像処理装置10は、ECU40が出力する点灯/消灯を制御する制御信号に基づいて、車両1の運転者がヘッドライトの点灯を行ったか否かを判定することが可能である。すなわち、ヘッドライトは、一般的に夜間走行、トンネル走行などのような周辺が暗いときに点灯されるため、上述した制御信号によって周辺の明るさを判定することが可能となる。ただし、ヘッドライトを常時点灯しているような車両も存在するため、本実施形態においては制御信号を補助的に利用する。そして、画像処理装置10は、可視カメラ21が撮像した第1画像データと遠赤外カメラ22が撮像した第2画像データとを合成処理して第3画像データに変換する。
表示装置50は、液晶ディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ(HUD)などであり、ダッシュボードの近傍に設置される。表示装置50は、画像処理装置10に接続されており、画像処理装置10から送出される第3画像データに係る画像の表示を行う。
次に、可視カメラ21の構成について、図2に示す模式的断面図に基づいて具体的に説明する。なお、遠赤外カメラ22の構成は、可視カメラ21の構成と同様であるため説明を省略する。
可視カメラ21は、遮光性の筐体21a内に、CCD,CMOSなどの撮像素子21bと、撮像素子21bの正面に設けられた撮像レンズ21cと、左右の窓部21d,21eから入射した光線L1,L2を撮像レンズ21cを介して撮像素子21bへ結像するように配置されたミラー21f,21gと、撮像素子21bが出力する電気信号を画像信号に変換する信号処理部21hとを備えている。なお、より正確には撮像素子21bは、カラー画像を成すように、赤色用、緑色用および青色用撮像素子から構成されている。
ここで、撮像レンズ21cとミラー21f,21gとにより光学系が構成されており、左右の撮像対象を1つの可視カメラで撮像できるようになしてある。なお、ミラー21f,21gの代わりに、プリズムを用いて光学系を構成し、光線L1,L2の進行方向を制御するようにした形態であってもよい。
このような構成を有する可視カメラ21では、左右の窓部21d,21eに入射した光線L1,L2は、左右に設けたミラー21f,21gによって表面反射して撮像レンズ21c側に導光される。そして、光線L1は、撮像レンズ21cによって、撮像素子21bの撮像面の左領域に結像され、光線L2は、撮像レンズ21cによって、撮像素子21bの撮像面の右領域に結像される。これにより、可視カメラ21が撮像した画像は、その左側が光線L1に係る画像、その右側が光線L2に係る画像となり、左右の撮像対象を1つの可視カメラで撮像することができる。
図3は本発明の実施の形態1に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態1に係る画像処理装置10は、CPUなどの制御中枢である制御部11を備えており、制御部11は、バスを介して第1画像信号入力部12、第2画像信号入力部13、状態信号入力部14、判定部15、画像処理部16、画像信号出力部17に接続され、これら各部を制御して種々の機能を実行する。
第1画像信号入力部12は、可視カメラ21に接続されており、可視カメラ21が撮像した第1画像データに係る画像信号を入力するためのインタフェイスとして機能する。第1画像信号入力部12には、アナログ・デジタル・コンバータ(ADC)12aが内蔵されており、可視カメラ21が撮像したアナログ形式の画像信号を、所定のサンプリング周波数にて量子化(例えば、8ビット)を行い、デジタル形式(デジタルRGBまたはYUV形式)の画像信号に変換する。サンプリング周波数はナイキストのサンプリング定理により、必要とする周波数の2倍以上の周波数で行うことが好ましい。ここで、Y、U、Vは、輝度成分Y、色差成分R−Y、色差成分B−Yのことである。
第2画像信号入力部13は、遠赤外カメラ22に接続されており、遠赤外カメラ22が撮像した第2画像データに係る画像信号を入力するためのインタフェイスとして機能する。第2画像信号入力部13には、第1画像信号入力部12と同様に、ADC13aが内蔵されており、遠赤外カメラ22が撮像した画像信号を、アナログ形式からデジタル形式に変換する。もちろん、可視カメラ21,遠赤外カメラ22がデジタル形式の画像信号を出力する形態においては、ADC12a,13aは不要であることは言うまでもない。
状態信号入力部14は、光センサ30およびECU40に接続されており、光センサ30からは照度信号を、ECU40からはヘッドライトの制御信号を、それぞれ取得して照度情報および点灯情報とする。
判定部15は、図4に示すような照度データベース15aを有しており、所定の時間(例えばシステムのクロック時間)毎に、状態信号入力部14に入力された照度情報および点灯情報に基づいて車両1の周辺の明るさの状況を判定し、画像処理部16にて行う処理を決定する。照度データベース15aには、処理を識別するためのID番号、当該処理を行う条件として照度の最低値を規定した第1所定値、照度の最高値を規定した第2所定値、ヘッドライトの点灯情報が点灯または消灯のいずれであるかを規定したヘッドライト情報、および、後述する画像処理部16における処理を決定するパラメータ(重み係数)W1,W2が互いに関連付けられて登録されている。
例えば、光センサ30から出力された照度情報(M)がM1≦M<M2であり、かつ点灯情報がヘッドライトの点灯を示す場合、判定部15は、照度データベース15aを検索して、条件の一致するID番号が”1”であり、可視カメラ21が撮像した第1画像データと、遠赤外カメラ22が撮像した第2画像データとを、A1:B1の割合で合成すべく判定する。
同様に、照度情報がM2≦M<M3であり、かつ点灯情報がヘッドライトの消灯を示す場合、判定部15は、条件の一致するID番号が”12”であり、第1画像データと第2画像データとを、A12:B12の割合で合成すべく判定する。なお、すでに上述したように、ヘッドライトを常時点灯しているような車両も存在するため、点灯情報はあくまで補助的に利用することが好ましいが、点灯情報を判定部15の判定に利用する形態であってもよいことは言うまでもない。
画像処理部16は、制御部11に制御され、第1画像データまたは第2画像データの一方の画像データ(例えば第1画像データ)を構成する画素の座標を補正する画像補正処理16aと、判定部15にて決定した処理に基づいて、画像補正処理を行った画像データと、他方の画像データ(例えば第2画像データ)とを合成する画像合成処理16bとを行う機能を有する。また、画像処理部16には、画像メモリ18が接続されており、画像処理部16による処理の実行中に生成されるデータを一時的に記憶する。もちろん、画像メモリ18としては、一般的なDRAMであってもよいが、バスクロックに同期させ、1クロックにつき1データを読み出すことができるSDRAMなどを用いて処理を高速化することが好ましい。
可視カメラ21および遠赤外カメラ22の画角(視野角)が一致している場合であっても、カメラ毎に予め規定されたカメラパラメータ(レンズの光学特性、撮像素子の特性)などにより、各カメラが撮像した第1画像データと第2画像データとが対応する画素は、一般的に一致していないため、画像補正処理16aは、カメラパラメータに基づいて、両方の画像データの画素が略一致するように補正を行う。
画像合成処理16bは、可視カメラ21が撮像した第1画像データと遠赤外カメラ22が撮像した第2画像データとを加重平均して第3画像データに変換する。より具体的には、画像合成処理16b後の第3画像データD(x,y)は、例えば式(1)の合成変換式に示した如く、第1画像データS1(x,y)と、第2データS2(x,y)とを、それぞれの重み係数W1(x,y),W2(x,y)で加重平均を行ったものである。
Figure 2005223605
画像信号出力部17は、画像処理部16にて処理した第3画像データを画像信号として外部へ出力するためのインタフェイスであり、表示装置50に接続されている。画像信号出力部17には、デジタル・アナログ・コンバータ(DAC)17aが内蔵されており、第3画像データを、表示装置50の規格に応じたアナログ形式の画像信号に変換する。これにより、表示装置50は、画像処理装置10から出力された画像信号に係る画像を表示装置50の画面に表示する。
これにより、画像合成処理16bを行う際に用いる合成変換式を、判定部15にて判定した車両1の周辺の明るさの状況に応じて、合成変換式の重み係数W1(x,y),W2(x,y)を自動的に切り替えることができる。従って、車両1の周辺の明るさの状況が変化した場合であっても、その状況変化の前後における合成処理後の画像データの相違を減少させることができる。すなわち、画像データに係る画像が、車両1に乗車している人間に違和感を与えないようにすることができる。
また、第1画像データに対しては重み係数W1で加重されるため、第3画像データはカラー画像としての特徴を有するため、従来のようなカラー表示とモノクロ表示とが混在するようなことはなく、常時、カラー表示を行うことができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、光センサ30およびECU40から照度情報(照度信号)および点灯情報(制御信号)を入力することにより、車両1の周辺の明るさの状況を判定する形態について説明したが、可視カメラ21が撮像した第1画像データを構成する画素の輝度値分布(ヒストグラム)により、車両1の周辺の明るさの状況を判定してもよく、このようにしたものが実施の形態2である。
図5は本発明の実施の形態2に係る画像処理システムの構成を示すブロック図である。図中1は自動車などの車両であり、車両1の内部に、本発明の実施の形態2に係る画像処理装置60を備えており、画像処理装置60に、撮像装置20、表示装置50などを接続することによって本発明に係る画像処理システムを構築している。つまり、上述した実施の形態1と比較して、光センサ30とECU40とが不要であり、システムの構成を簡略化することができる利点を有する。
図6は本発明の実施の形態2に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態2に係る画像処理装置60は、CPUなどの制御中枢である制御部61を備えており、制御部61は、バスを介して第1画像信号入力部12、第2画像信号入力部13、ヒストグラム算出部64、判定部65、画像処理部16、画像信号出力部17に接続され、これら各部を制御して種々の機能を実行する。
ヒストグラム算出部64は、図7に示すように、第1画像信号入力部12に入力された可視カメラ21が撮像した第1画像データ(同図(a))に対して、第1画像データを構成する赤、緑および青のすべての画素70の輝度値を累積したヒストグラム(同図(b))を算出する機能を有する。また、ヒストグラム算出部64は、ヒストグラムの中央値(メジアン)H、分散値Sなどのヒストグラムを特徴づける要素を算出する機能を有している。なお、本例では赤、緑および青のすべての画素の輝度値を累積してヒストグラムを算出するようにしたが、特定の1色または2色以上の画素の輝度値を累積してヒストグラムを算出するようにしてもよい。また、第1画像データの左側の画像に係るデータと、右側の画像に係るデータとに対して算出するようにしてもよい。
図8は、第1画像データとヒストグラムとを示すグラフであり、同図(a)は昼間の画像を、同図(b)は夜間の画像をそれぞれ示す。昼間の画像は輝度値の分布幅が広いが、夜間の画像は、昼間の画像に比べて輝度値の分布幅が狭く、ヒストグラムの中央値および分散値が小さくなる。よって、ヒストグラムの中央値、分散値などから車両の周囲の明るさを判定することが可能になる。
判定部65は、図9に示すようなヒストデータベース65aを有しており、所定の時間毎に、ヒストグラム算出部64にて算出されたヒストグラムの中央値、分散値などに基づいて車両1の周辺の明るさの状況を判定し、画像処理部16にて行う処理を決定する。
ヒストデータベース65aには、処理を識別するためのID番号、当該処理を行う条件としてヒストグラムの中央値の最低値を規定した第1所定値、ヒストグラムの中央値の最高値を規定した第2所定値、ヒストグラムの分散値の最低値を規定した第3所定値、ヒストグラムの分散値の最高値を規定した第4所定値、および、重み係数W1,W2が互いに関連付けられて登録されている。
例えば、ヒストグラム算出部64にて算出されたヒストグラムの中央値(H)がH1≦H<H2であり、分散値(S)がS1≦S<S2である場合、判定部65は、ヒストデータベース65aを検索して、条件の一致するID番号が”1”であり、可視カメラ21が撮像した第1画像データと、遠赤外カメラ22が撮像した第2画像データとを、C1:D1の割合で合成すべく判定する。
同様に、ヒストグラム算出部64にて算出されたヒストグラムの中央値(H)がH3≦H<H4であり、分散値(S)がS3≦S<S4である場合、判定部65は、条件の一致するID番号が”12”であり、第1画像データと、第2画像データとを、C12:D12の割合で合成すべく判定する。
そして、画像処理部16は、判定部65にて決定した処理に基づいて画像合成処理16bを行う。なお、その他の構成は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
これにより、可視カメラ21が撮像した第1画像データを構成する画素のヒストグラムにより、車両1の周辺の明るさを判定して、画像合成処理16bの処理内容を切り替えることができる。従って、車両1の周辺の明るさの状況が変化した場合であっても、その状況変化の前後における合成処理後の第3画像データの相違を減少させることができる。
なお、ヒストグラムの中央値、分散値によって明るさを判定する場合について説明したが、ヒストグラムの、又は、平均値、中央値、分散値のうちの2つ以上を組み合わせたものによって明るさを判定してもよい。つまり、ヒストグラムを特徴づける要素によって明るさを判定することが実施の形態2の主旨である。
また、重み係数W1,W2のいずれか一方を”1”とし、他方を”0”とするようにして、第1画像データまたは第2画像データのいずれか一方の画像データを表示装置50へ出力して、その画像データに係る画像を表示するような形態であってもよい。つまり、昼間のような明るい場合には、W1=”1”、W2=”0”として、第1画像データに係る画像を表示する。一方、夜間のような暗い場合には、W1=”0”、W2=”1”として、第2画像データに係る画像を表示する。このようにして、自動的に画像データの表示を切り替えることができる。
本発明の実施の形態1に係る画像処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る可視カメラの構成を示す模式的断面図である。 本発明の実施の形態1に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 照度データベースの一例を示すテーブル図である。 本発明の実施の形態2に係る画像処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 ヒストグラム算出部が行う内容を示す説明図である。 昼間および夜間の第1画像データとヒストグラムとを示すグラフである。 ヒストデータベースの一例を示すテーブル図である。 ハレーションを示す模式図である。
符号の説明
1 車両
10 画像処理装置
11 制御部
12 第1画像信号入力部
13 第2画像信号入力部
14 状態信号入力部
15 判定部
16 画像処理部
16a 画像補正処理
16b 画像合成処理
21 可視カメラ
22 遠赤外カメラ
30 光センサ
40 電子制御部(ECU)
50 表示装置
60 画像処理装置
64 ヒストグラム算出部
65 判定部

Claims (10)

  1. 車両に搭載された一または複数の撮像装置から出力された撮像対象を撮像した第1画像データおよび第2画像データを処理する画像処理方法において、
    前記車両の周囲の明るさに係る情報に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データに重み係数を設定し、設定した重み係数に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データを加重平均して第3画像データに変換すること
    を特徴とする画像処理方法。
  2. 車両に搭載された一または複数の撮像装置から出力された撮像対象を撮像した第1画像データおよび第2画像データを処理する画像処理方法において、
    前記第1画像データを構成する画素の輝度値分布を算出し、算出した輝度値分布に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データに重み係数を設定し、設定した重み係数に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データを加重平均して第3画像データに変換すること
    を特徴とする画像処理方法。
  3. 撮像対象を撮像して該撮像対象の可視光帯域の第1画像データを出力する第1撮像装置と、前記撮像対象を撮像して該撮像対象の赤外帯域の第2画像データを出力する第2撮像装置と、画像データに係る画像を表示する表示装置と、前記第1画像データおよび前記第2画像データを処理する処理装置とが車両に搭載された画像処理システムにおいて、
    前記画像処理装置は、
    前記車両の周囲の明るさに係る情報を受付ける手段と、
    該手段にて受付けた明るさに係る情報に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データに重み係数を設定する手段と、
    該手段が設定した重み係数に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データを加重平均して第3画像データに変換する手段と、
    変換した第3画像データを前記表示装置へ出力する手段と
    を備えることを特徴とする画像処理システム。
  4. 前記車両の周囲の明るさに係る情報を計測する計測手段を備え、
    該計測手段は、計測した情報を前記画像処理装置へ与えるべくなしてあること
    を特徴とする請求項3に記載の画像処理システム。
  5. 撮像対象を撮像して該撮像対象の可視光帯域の第1画像データを出力する第1撮像装置と、前記撮像対象を撮像して該撮像対象の赤外帯域の第2画像データを出力する第2撮像装置と、画像データに係る画像を表示する表示装置と、前記第1画像データおよび前記第2画像データを処理する処理装置とが車両に搭載された画像処理システムにおいて、
    前記画像処理装置は、
    前記第1画像データを構成する画素の輝度値分布を算出する手段と、
    該手段が算出した輝度値分布に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データに重み係数を設定する手段と、
    該手段が設定した重み係数に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データを加重平均して第3画像データに変換する手段と、
    変換した第3画像データを前記表示装置へ出力する手段と
    を備えることを特徴とする画像処理システム。
  6. 前記画像処理装置は、前記第1画像データまたは前記第2画像データの一方の画像データを構成する画素の座標を、他方の画像データを構成する画素の座標に略一致させる補正手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の画像処理システム。
  7. 前記第1画像データおよび前記第2画像データは、前記車両の左側方向および右側方向の画像データであること
    を特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の画像処理システム。
  8. 前記第2撮像装置は、前記撮像対象の遠赤外帯域を撮像すること
    を特徴とする請求項3乃至請求項7のいずれかに記載の画像処理システム。
  9. 外部から入力された第1画像データと第2画像データとを処理する画像処理装置において、
    外部から明るさに係る情報を受付ける手段と、
    該手段にて受付けた明るさに係る情報に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データに重み係数を設定する手段と、
    該手段が設定した重み係数に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データを加重平均して第3画像データに変換する手段と、
    変換した第3画像データを外部へ出力する手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  10. 外部から入力された第1画像データと第2画像データとを処理する画像処理装置において、
    入力された第1画像データを構成する画素の輝度値分布を算出する手段と、
    該手段が算出した輝度値分布に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データに重み係数を設定する手段と、
    該手段が設定した重み係数に基づいて、前記第1画像データおよび前記第2画像データを加重平均して第3画像データに変換する手段と、
    変換した第3画像データを外部へ出力する手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
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