JP2005223540A - コマーシャル表示機能付きテレビ電話システム及び通信料金割引方法 - Google Patents

コマーシャル表示機能付きテレビ電話システム及び通信料金割引方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 比較的簡単な構成で、コマーシャル画像表示機能を有するテレビ電話システムにおける通信料金割引手段を提供する。
【解決手段】 通信ネットワークは、端末から受信した発信時のダイヤル信号に応じて相手端末を呼び出す。相手が話中等のため接続できなかったときは、接続失敗処理を行って終了する。相手と接続できた場合は、ダイヤル信号と併せてコマーシャル表示済み発信情報(CMフラグ)を受けとっているかを判別し、CMフラグを受信していなければ、接続できた時点で通信料(例えば10円)を発信者に課金する。CMフラグを受信していれば、通常の課金額(10円)から一定額(例えば1円)割引いた額(9円)を通信料として発信者に課金し、受信したCMフラグに含まれているスポンサー情報(ID)を元にコマーシャルスポンサーを特定して、そのスポンサーに割引き額と同額(1円)を課金する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、テレビ電話システムに関し、特に、コマーシャル表示機能を有するテレビ電話システム及びコマーシャル表示機能を有するテレビ電話システムを用いた通信料金割引方法に関する。
従来、コマーシャルはテレビや新聞・雑誌などのマスメディアに流されていたが、近年インターネットブラウザ付き携帯電話やパソコンの普及により、Web閲覧時に画像/アニメ表示などをコンテンツ近傍に表示するコマーシャルも広まっている。また、それらをテレビ電話に組み込むことにより、テレビ電話の通話料金を割引く方法等も種々提案されている。
例えば特許文献1あるいは2には、TV電話システムの交換ネットワーク内に、広告映像信号を送信するための付加サービス提供手段あるいは情報配信装置を設け、1つの端末装置が他の端末装置へ発信したときに、前記2つの端末装置が接続されるまでの回線接続処理期間中及び通話状態となってからの一定時間間隔ごとの一方または双方を用いて、前記付加サービス提供手段あるいは情報配信装置が前記広告用映像信号を前記発信側端末装置へ送信し、発信側端末装置の映像表示画面に広告映像を表示させることによって、通話料金を一部広告主の負担とする通話料金割引システムが記載されている。
また特許文献3には、受信されたユーザIDが予め登録された登録ユーザIDに一致した際に、広告画像又はテキストを表示するための広告情報を制御信号に多重化して送信するサーバと、電源投入後の待ち受け時に、広告受信契約者の前記ユーザIDが多重化された制御信号を前記サーバに送信するとともに、前記ユーザIDを受信した前記サーバから送信されてくる広告情報を受信して記憶し、発呼時に前記記憶された広告情報を表示画面に所定時間表示した後回線接続する情報端末装置を備えた無線電話システムが記載されている。
また特許文献4には、送信側と中継局と受信側が通信手段によって接続されたテレビ電話において、送信側で画像を撮像して中継局に通信手段を介して送信し、該送信された画像を、通信手段を介して受信側に送信して映像を得るとともに、前記送信側又は中継局又は受信側の画面にコマーシャル画像を合成し、該合成した画像をテレビ電話の映像とすることにより、コマーシャル画像を提供するスポンサーからのコマーシャル収入を電話料金に充当するシステムが記載されている。
特開平9-247276号公報 特開2002-165008号公報 特開2000-228704号公報 特開2001-326917号公報
上記各特許文献に記載された発明によれば、電源投入後の待ち受け時、発呼後の回線接続処理期間中、あるいは通話中等に、端末の表示画面にコマーシャル画像を表示させることにより、その広告料を通話料金の一部として補填することで端末利用者の通話料金を安くすることを可能にしているが、上記各特許文献に記載された発明には、以下のような問題点がある。
即ち、上記各特許文献に記載された発明では、TV電話システムの交換ネットワーク内に、広告映像信号を送信するための付加サービス提供手段あるいは広告用サーバ等の広告情報配信手段を設ける必要がある。さらに、発呼操作を行う毎に、発呼ダイヤル信号に広告サービスの提供を受けるための事業者識別番号を付加してネットワークへ送信し、広告情報配信手段から広告画面データを受信して広告表示を行うので、その都度広告用サーバからネットワークを介して広告画面データを受信する必要がある。また、発呼信操作をしてから広告画面情報を獲得して表示するまで時間がかかるという問題もある。
また、特許文献3に記載された発明では、情報端末の電源がオン状態となって信号待ち状態となる毎に、情報端末装置と広告用サーバとの間で制御信号の送受信を行い、広告用サーバが情報端末装置のユーザIDを確認することによって加入者か非加入者かを判定し、加入者であれば広告用サーバが情報端末装置へ広告情報を送信し、情報端末装置は広告情報を受信してメモリ部に記憶する操作を行う必要があり、その分電力消費が増え、また構成も複雑になるという問題がある。
また、特許文献4に記載された発明では、送信側、中継局あるいは受信側の画像にコマーシャル画像を合成し、該合成した画像をテレビ電話の映像としているので、コマーシャル画像が本来見たいWebコンテンツやテレビ電話の相手表示の邪魔となるために悪い印象を与える可能性があり、逆効果になることもある。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、比較的簡単な構成で実施可能であり、利用者,ネットワーク提供者(キャリア),スポンサーの三者が共にメリットを享受できる新規なコマーシャル画像表示機能を有するテレビ電話システムにおける通信料金割引手段を提供することにある。
本発明のコマーシャル表示機能付きテレビ電話システムは、端末製造時、端末購入時、もしくは該端末を購入した利用者によるダウンロード操作により、端末内蔵のメモリに予め格納されたスポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データと、発信時にダイヤル信号に加えて前記スポンサー情報(ID)を含むコマーシャル表示済み発信情報(CMフラグ)をネットワークに送信する手段と、前記ネットワークによる回線接続処理期間中、発信表示に代えて前記送信したスポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データを前記メモリから読み出して当該端末の表示画面に表示する手段と、を有するコマーシャル表示機能付きテレビ電話端末と、前記コマーシャル表示機能付きテレビ電話端末から、前記スポンサー情報(ID)を含むコマーシャル表示済み発信情報(CMフラグ)が加えられたダイヤル信号を受信したとき、前記ダイヤル信号による回線接続処理を実行するとともに、該回線接続処理が成功したとき、前記テレビ電話端末に課金する通信料から予め設定された額の通信料金を割り引き、該割り引いた通信料金を前記スポンサー情報(ID)によって指定されるスポンサーに課金する手段を備えたネットワークと、によって構成されていることを特徴とする
また、本発明のコマーシャル表示機能付きテレビ電話システムにおける通信料金割引方法は、端末製造時、端末購入時、もしくは該端末を購入した利用者によるダウンロード操作により、テレビ電話端末内蔵のメモリに予めスポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データを格納しておき、該端末からの発信時にダイヤル信号に加えて前記スポンサー情報(ID)を含むコマーシャル表示済み発信情報(CMフラグ)をネットワークに送信するとともに、前記ネットワークによる回線接続処理期間中、発信表示に代えて前記送信したスポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データを前記メモリから読み出して当該端末の表示画面に表示し、前記端末から前記スポンサー情報(ID)を含むコマーシャル表示済み発信情報(CMフラグ)が加えられたダイヤル信号を受信した前記ネットワークは、前記ダイヤル信号による回線接続処理を実行するとともに、該回線接続処理が成功したとき、前記テレビ電話端末に課金する通信料から予め設定された額の通信料金を割り引き、該割り引いた通信料金を前記スポンサー情報(ID)によって指定されるスポンサーに課金することを特徴とする
また、本発明のコマーシャル表示機能付きテレビ電話端末は、スポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データを格納するメモリと、発信時にダイヤル信号に加えて前記スポンサー情報(ID)を含むコマーシャル表示済み発信情報(CMフラグ)をネットワークに送信する手段と、前記ネットワークによる回線接続処理期間中に、発信表示に代えて前記送信したスポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データを前記メモリから読み出して当該端末の表示画面に表示する手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明は、スポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データを予め端末内蔵メモリに格納しておき、発信時に発信ダイヤル情報に加えてスポンサー情報(ID)をネットワークへ送信するだけの処理を行うだけの比較的簡単な構成で、端末利用者によるテレビ電話の通話料金の割引を得ることが可能となる。
また、コマーシャル画像の表示は、発信操作から相手と繋がるまでの間だけ行われ、テレビ電話中には表示されないので、テレビ電話中にコマーシャル画像によって通話への集中が妨げられることはない。
また、ネットワーク提供者(キャリア)は収入を減らすことなく端末利用者の料金を割り引くことができ、これによって端末利用者の拡大を図ることが可能になる。
さらに、テレビ電話は相手映像を画面で見るという使い方なので、発信開始時から端末の画面を見続ける確率が高いためコマーシャルの伝達効率がよく、また、話中等のために接続できなかった場合には課金されることなくコマーシャルが表示されるので、スポンサーにとっても、実際にかかる費用以上の宣伝効果が期待できる。
図1は、本発明によるコマーシャル機能付きテレビ電話システムの実施形態を示す構成図であり、テレビ電話端末1,2と、通信ネットワーク3とからなる。テレビ電話端末1,2は、携帯無線電話あるいは固定電話等、テレビ電話機能があれば任意の端末で良い。
テレビ電話端末1,2は、キー入力装置10と、表示装置11と、映像入力装置(カメラ)12と、音声入力装置(マイク)13と、音声出力装置(レシーバ/スピーカ)14と、制御回路20と、制御装置(CPU)21と、制御装置用読み出し専用メモリ(ROM)22と、制御装置用読み書きメモリ(RAM)23と、圧縮展開処理装置(Codec)24と、通信処理装置25と、を備えている。なお、制御装置(CPU)21として、圧縮展開処理装置(Codec)24の機能も兼ねる高機能構成の制御装置を採用することもできる。
制御回路20は、制御装置(CPU)21が各種信号を各種周辺装置に受け渡す際のインタフェースとしての機能を有する。制御装置用読み書きメモリ(RAM)23は、制御装置(CPU)21や圧縮展開処理装置(Codec)24が、データを格納したり加工するのに使用される。制御装置用読み出し専用メモリ(ROM)22には、制御装置(CPU)21がこのテレビ電話端末に備えられている機能を実行するための処理手順、すなわちプログラムが格納されている。また、これらのROM22あるいはRAM23には、本発明のスポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データも格納することができる。
図2は、図1のテレビ電話端末1および、通信ネットワーク3におけるデータおよび処理の流れを示している。以下、本実施形態の動作について、図1〜図2を参照して説明する。
テレビ電話端末1では、キー入力装置11からの発信信号を受けた場合、制御装置(CPU)21は通信処理装置25を制御して、ダイヤル番号を通信ネットワーク3に伝える等の発信処理を行う。通信処理装置25から着信信号を受けた場合は着信処理を行う。
発信または着信処理を行って相手端末2とテレビ電話通信が開始されると、映像入力装置(カメラ)12からの映像信号と、音声入力装置(マイク)13からの音声信号を、それぞれ圧縮展開処理装置(Codec)24に渡して圧縮し、多重化して通信処理装置25に渡して相手に送信する。また、逆に通信処理装置25からのデータを映像信号と音声信号に分離してそれぞれ圧縮展開処理装置(Codec)24に渡して展開し、音声信号は音声出力装置(レシーバ/スピーカ)14に、映像信号は表示装置11に渡して再生・出力する。これらの処理は一般的なテレビ電話端末に含まれるものであり、その実現方法は公知である。
発信処理の中には表示装置11に発信中である事を示す表示処理も含まれる。すなわち、発信中は、表示装置11に発信中の電話番号や「発信中」の文字、あるいは発信を表す絵やアニメーションが表示される。これをここでは「発信表示」と呼ぶ。図3に「発信表示」の一例を示している。発信中には、映像だけでなく、効果音,音声,音楽を流すことも可能である。本実施形態では、この「発信表示」の代わりに端末内蔵のメモリに登録されたコマーシャルを表示する。
この「コマーシャル」データを端末に格納する方法としては、端末製造時に端末製造メーカが、制御装置用読み出し専用メモリ(ROM)22、または制御装置用読み書きメモリ(RAM)23に書き込む方法、あるいは、端末購入時に電話機販売店において、ROM22またはRAM23に書き込む方法、あるいは端末購入後、利用者がインターネットから、あるいは特定の電話番号に電話をかけてダウンロードし、RAM23に書き込む方法等適宜の方法により、ROM22またはRAM23にスポンサー識別情報(ID)と関連付けて格納される。
その際、いずれの場合も、スポンサーとネットワーク提供者(キャリア)に対して、端末に「コマーシャル」データを入れたことを通知するようにしておく。この通知は、端末製造時には端末製造メーカから、端末購入時には電話機販売店から、またインターネットからのダウンロード時には、「コマーシャル」データ提供サーバ等からスポンサー及びネットワーク提供者(キャリア)に通知される。
また、細かな工夫として、端末上でコマーシャル表示(割引き発信)の回数あるいは表示期間を予め設定しておき、それを超えたら発信コマーシャル表示を停止して通常の「発信表示」に戻すようにすることも可能である。このようにテレビ電話端末のコマーシャル表示期間あるいは表示回数に制限を持たせれば、期間限定のコマーシャルに適用することができ、またコマーシャルの陳腐化を防ぐことができる。
そして、このテレビ電話端末1において「発信表示」の代わりにコマーシャル画像表示が選択されている場合には、テレビ電話端末1は、発信時のダイヤル信号に加えて、コマーシャル表示済み発信情報(CMフラグ)をネットワークに送信する。CMフラグには、コマーシャルのスポンサー情報(ID)が含まれる。
即ち、テレビ電話端末1からの発信の際に「コマーシャル」データの表示をキー入力装置11から指示するか、あるいは「コマーシャル」データが格納されているとき自動的にコマーシャル画像を表示するように設定されている場合には、ダイヤル入力すると、発信ダイヤル信号に加えて「コマーシャル」データ中のスポンサー識別情報(ID)を含む前記コマーシャル表示済み発信情報(CMフラグ)がネットワーク3に送信され、またネットワークによる回線接続処理期間中、ROM22またはRAM23から読み出されたコマーシャル画像が表示部11に表示される。
図4にコマーシャル表示の一例を示す。その際、メモリにコマーシャル画像データに加えて効果音,音声,音楽等のデータも格納しておき、「発信表示」の場合と同様に、コマーシャル画像に加えて効果音,音声,音楽等を同時に流すことも容易に実施可能である。また、メモリに、スポンサー情報(ID)によって、複数コマーシャル,複数スポンサーに対応する複数の「コマーシャル」データを格納し、発信の際に順番に表示させたり、ランダムに選択して表示させることもできる。
図5は、本実施形態における通信ネットワーク3の処理動作を示すフローチャートである。以下、図5を参照して本実施形態における通信ネットワークの動作を説明する。
通信ネットワーク3は、端末から受信した発信時のダイヤル信号に応じて相手端末を呼び出す(接続処理)。相手が話中等のため接続できなかった場合には、接続失敗処理を行って、発信処理を終了する。相手と接続できた場合は、ダイヤル信号と併せてコマーシャル表示済み発信情報(CMフラグ)を受けとっているかを判別する。
CMフラグを受信していない場合には、接続できた時点で通信料金として発信者に一定額(例えば10円)を課金する(通常課金処理)。一方、CMフラグを受信している場合は、通常の課金額ではなく、そこから一定額割引いた額を通信料金として発信者に課金する(例えば1円割り引いた9円の課金とする)。そして、受信したCMフラグに含まれているスポンサー情報(ID)を元にコマーシャルスポンサーを特定し、そのスポンサーに対して割引き額と同額(1円)を課金する(割引き課金処理)。
次に、接続時間に応じて時間課金(例えば3分10円)を行うための時間課金処理に進む。これは従来の課金システムと同様である。相手が話中等のため接続できなかった場合には、課金処理は行われない。本実施形態の場合、接続処理期間中は接続の成功、失敗に関係なくコマーシャル画像が表示されるが、接続失敗の場合は通信料金の割引処理も行わない。これは作為的に話中状態のところに繰返し電話をかけて割引き額を増やす等の行為を防止するためでもある。
テレビ電話端末の場合、通信時に相手映像を画面で見るという使い方なので、発信開始時から端末の画面を見続ける確率が高い。従って、話中等のため接続できなかった場合でもコマーシャル画像は表示されるので、スポンサーにとっては実際にかかる費用以上の宣伝効果も期待できる。
一方、ネットワークの総課金額はCMフラグの有無による影響をうけないので、ネットワーク提供者(キャリア)は収入を減らすことなく端末利用者の料金を割り引くことができ、これによって端末利用者の拡大を図ることが可能になる。
また、発信操作から相手と繋がるまでの間、端末表示画面にコマーシャル画像が表示されるだけであるので、端末利用者は、テレビ電話中にコマーシャル画像によって通話への集中が妨げられることはなく、かつテレビ電話の通話料金の割引を得ることができる。
図6は、テレビ電話端末1および通信ネットワーク3のデータおよび処理の流れを一部変更した本発明の他の実施形態を示している。
本実施形態では、発信処理の際に通信ネットワーク3からのコマーシャル打ち切り信号を追加している点で前記の実施形態と相違するが、その他の点では前記の実施形態と同様である。従って、前記の実施形態との相違点のみを以下に説明する。
このコマーシャル打ち切り信号は、通信ネットワーク3側からテレビ電話端末1に対して、コマーシャル表示を打ち切ることを指示する信号であり、テレビ電話端末1から、発信ダイヤル信号に加えて「コマーシャル」データ中のスポンサー識別情報(ID)を含むコマーシャル表示済み発信情報(CMフラグ)を受信したとき、当該スポンサー識別情報(ID)で指定されるコマーシャル画像データがスポンサーによって打ち切り指示がなされている場合には、通信ネットワーク3は接続情報とともに当該コマーシャルの打ち切り信号を発信端末1に送信する。
これを受けた端末は、当該コマーシャルの打ち切りを示す情報を表示画面に表示するとともに、メモリに格納されている当該コマーシャル画像データを削除するかあるいは無効を示すフラグを立てることにより、以降の発信の際には、当該コマーシャル画像の表示は行わないようにする。そして、他に有効なコマーシャル画像がある場合にはそれを表示し、無い場合には通常の「発信表示」に戻すように制御される。
この実施例では、スポンサーが、コマーシャル費用が想定以上になった場合や、宣伝物が陳腐化した時など、古いコマーシャルが流れつづけるという状態を回避するために、コマーシャル表示を中止したい場合に、スポンサーが、通信ネットワーク3にその旨を通知することにより実施できる。本システムでは、課金処理が前払いでは無いためこのような運用を容易に実施することが可能である。
本発明によるコマーシャル機能付きテレビ電話システムの実施形態を示す構成図である。 本実施形態のテレビ電話端末および通信ネットワークにおけるデータおよび処理の流れを示す図である。 発信表示形態の一例を示す図である。 コマーシャル表示形態の一例を示す図である。 本実施形態のネットワークの処理フローを示す図である。 本発明の他の実施形態におけるデータおよび処理の流れを示す図である。
符号の説明
1,2 テレビ電話端末
3 通信ネットワーク
10 キー入力装置
11 表示装置
12 映像入力装置(カメラ)
13 音声入力装置(マイク)
14 音声出力装置(レシーバ/スピーカ)
20 制御回路
21 制御装置(CPU)
22 制御装置用読み出し専用メモリ(ROM)
23 制御装置用読み書きメモリ(RAM)
24 圧縮展開処理装置(Codec)
25 通信処理装置

Claims (8)

  1. 端末製造時、端末購入時、もしくは該端末を購入した利用者によるダウンロード操作により、端末内蔵のメモリに予め格納されたスポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データと、発信時にダイヤル信号に加えて前記スポンサー情報(ID)を含むコマーシャル表示済み発信情報(CMフラグ)をネットワークに送信する手段と、前記ネットワークによる回線接続処理期間中、発信表示に代えて前記送信したスポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データを前記メモリから読み出して当該端末の表示画面に表示する手段と、を有するコマーシャル表示機能付きテレビ電話端末と、
    前記コマーシャル表示機能付きテレビ電話端末から、前記スポンサー情報(ID)を含むコマーシャル表示済み発信情報(CMフラグ)が加えられたダイヤル信号を受信したとき、前記ダイヤル信号による回線接続処理を実行するとともに、該回線接続処理が成功したとき、前記テレビ電話端末に課金する通信料から予め設定された額の通信料金を割り引き、該割り引いた通信料金を前記スポンサー情報(ID)によって指定されるスポンサーに課金する手段を備えたネットワークと、
    によって構成されていることを特徴とするコマーシャル表示機能付きテレビ電話システム。
  2. 前記メモリには、複数のスポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データが格納されており、発信時に前記複数のスポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データの中から、適宜のスポンサー情報(ID)を選択してダイヤル信号に加える手段を有していることを特徴とする請求項1に記載のコマーシャル表示機能付きテレビ電話システム。
  3. 前記ネットワークは、前記テレビ電話端末から受信したコマーシャルのスポンサー情報(ID)に対応するコマーシャルの打ち切り信号を前記テレビ電話端末に送信する手段を備えており、前記テレビ電話端末は、前記コマーシャルの打ち切り信号を受信したとき、以降の発信の際に当該コマーシャル画像が表示されないように制御する手段を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のコマーシャル表示機能付きテレビ電話システム。
  4. 端末製造時、端末購入時、もしくは該端末を購入した利用者によるダウンロード操作により、テレビ電話端末内蔵のメモリに予めスポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データを格納しておき、該端末からの発信時にダイヤル信号に加えて前記スポンサー情報(ID)を含むコマーシャル表示済み発信情報(CMフラグ)をネットワークに送信するとともに、前記ネットワークによる回線接続処理期間中、発信表示に代えて前記送信したスポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データを前記メモリから読み出して当該端末の表示画面に表示し、前記端末から前記スポンサー情報(ID)を含むコマーシャル表示済み発信情報(CMフラグ)が加えられたダイヤル信号を受信した前記ネットワークは、前記ダイヤル信号による回線接続処理を実行するとともに、該回線接続処理が成功したとき、前記テレビ電話端末に課金する通信料から予め設定された額の通信料金を割り引き、該割り引いた通信料金を前記スポンサー情報(ID)によって指定されるスポンサーに課金することを特徴とするコマーシャル表示機能付きテレビ電話システムにおける通信料金割引方法。
  5. 前記テレビ電話端末における前記コマーシャルの表示回数もしくは表示期間に、制限が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のコマーシャル表示機能付きテレビ電話システムにおける通信料金割引方法。
  6. スポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データを格納するメモリと、発信時にダイヤル信号に加えて前記スポンサー情報(ID)を含むコマーシャル表示済み発信情報(CMフラグ)をネットワークに送信する手段と、前記ネットワークによる回線接続処理期間中に、発信表示に代えて前記送信したスポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データを前記メモリから読み出して当該端末の表示画面に表示する手段と、を備えていることを特徴とするコマーシャル表示機能付きテレビ電話端末。
  7. 前記メモリに格納されたスポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データには、その表示回数もしくは表示期間に制限が設けられていることを特徴とする請求項6に記載のコマーシャル表示機能付きテレビ電話端末。
  8. 前記ネットワークから、前記メモリに格納されたスポンサー情報(ID)付のコマーシャル画像データの打ち切り信号を受信したときに、以降の発信の際に当該コマーシャル画像が表示されないように制御する手段を備えていることを特徴とする請求項6または7に記載のコマーシャル表示機能付きテレビ電話端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010039898A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Hitachi Ltd 広告配信システム、広告配信装置および広告配信方法
US8477918B2 (en) 2007-07-26 2013-07-02 Nec Corporation Multimedia providing service

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