JP2005222374A - 画像処理装置、画像処理方法、およびコンピュータが実行するためのプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る画像処理装置の線検知部107は、画像データの注目画素が線の縁であるか否かを検知する線縁検知部510と、当該注目画素が線の中であるか否かを検知する線中検知部520と、線縁検知部510で注目画素が線の縁と検知された場合、または、線中検知部520で注目画素が線の中であると検知された場合に、注目画素を線と検知する線判定部530を備えている。
【選択図】 図5
Description
「43」<修正入力値≦「128」 →出力階調値「85」
「128」<修正入力値≦「213」 →出力階調値「170」
修正入力値>「213」 →出力階調値「255」
「200」<修正入力値≦「208」 →出力階調値「85」
「208」<修正入力値≦「216」 →出力階調値「170」
修正入力値>「216」 →出力階調値「255」
なお、上記実施例においては、画素毎に線判定を行っているが、本発明はこれに限られるものではなく、複数画素を含む領域に対する線判定をその領域内のある画素の線判定結果を代表させるなどして、画素単位ではなく、複数画素単位で線判定を行う構成としても良い。これにより、判定の回数を低減でき、高速に線の判定を行うことが可能となる。
また、上記実施例では、出力階調値決定部103は、線判定結果に基づいてしきい値を切り替える構成としたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、注目画素が線である場合は固定しきい値処理を行い、線でない場合はディザしきい値処理を行うというように、異なるしきい値処理手段を用意しておき、線判定結果に基づいて処理手段を切り替える構成としても良い。
また、上記実施例では、線検知部107で検知対象となる画像データを、濃度補正処理や周波数補正処理を行った画像データとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、これらの補正前の画像データを検知対象としても良い。また、スキャナの濃度補正処理と周波数処理を行い、プリンタの濃度補正処理を行っていない画像データ等の補正途中の画像データを検知対象とすることにしても良い。
また、自動認識した原稿の特性やユーザが指定した原稿モードに応じて線検知部107の特性を変化させることにしても良い。例えば、ユーザが鮮鋭性を重視しない写真画像を複写する際に用いる写真原稿モードを指定した場合、標準のモードで用いられている二次微分しきい値をより高い値にして、線と検知する領域を小さくすることで粒状性の良い出力画像を得ることができる。この際、一次微分フィルタのしきい値を変えても良い。また、二次微分フィルタを用いずに線判定を行うことでも同様の効果を得ることができる。
また、原稿の特性や原稿モードに応じて、線検出部107のフィルタ係数を変えても良い。図9は、二次微分フィルタ901〜904の例を示す図である。具体的には、線検出部107の二次微分フィルタ部521の二次微分フィルタとして、図7に示す二次微分フィルタの代わりに、図9に示す二次微分フィルタを用いることで線中とみなす画像の特性を変化させることができる。図9の二次微分フィルタ901は、図7の二次微分フィルタ701と比較して左右端の重みが相対的に大きくしており、高周波の線への感応性を低下させて、低周波の線への感応性を向上させている。この変更によって、平滑化フィルタを掛けた場合のように、解像性の低い画像に対する線の検知性能を向上させることができる。
上記実施例では、画像データの注目画素が線である場合は、注目画素の画素位置によってしきい値を変化させない固定しきい値を使用することとしたが、本発明はこれに限られるものではない。変形例6を上記図1および図10を参照して説明する。
なお、本発明の画像処理装置は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インターフェイス機器、スキャナ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から構成される装置(ホストコンピュータ等)に適用しても良い。
101 画像入力部
102 修正入力値算出部
103 出力階調値決定部
104 誤差算出部
105 誤差バッファ
106 誤差和算出部
107 線検知部
108 しきい値選択部
201,202,203 ディザしきい値マトリクス
510 線縁検知部
511 一次微分フィルタ部
512 絶対値算出部
513 一次微分最大値選択部
514 線縁判定部
515 高濃度判定部
520 線中検知部
512 二次微分フィルタ部
522 二次微分最大値選択部
523 線中判定部
530 線判定部
601,602,603 一次微分フィルタ
701,702,703 二次微分フィルタ
804 濃度しきい値
805 一次微分しきい値
806 二次微分しきい値
901,902,903 二次微分フィルタ
1001,1002,1003 ディザしきい値マトリクス
1101,1102,1103 ディザしきい値マトリクス
Claims (10)
- 入力される画像データ中の線の検出を行う画像処理装置において、
前記画像データの注目領域が線の縁であるか否かを検知する線縁検知手段と、
前記画像データの注目領域が線の中であるか否かを検知する線中検知手段と、
前記線縁検知手段で前記注目領域が線の縁であると検知された場合、または、前記線中検知手段で前記注目領域が線の中であると検知された場合に、当該注目領域を線と検知する線検知手段と、
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記線縁検知手段は、
前記画像データの注目領域を一次微分して一次微分値を算出する一次微分値算出手段と、
前記一次微分値が所定値以上の場合に、前記注目領域を線の縁であると判定する線縁判定手段と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記線縁検知手段は、
前記画像データの注目領域が所定濃度値以上であるか否かを判断する濃度判断手段を備え、
前記線縁判定手段は、前記画像データの注目領域が、前記一次微分値が所定値以上であり、かつ、前記所定濃度値以上である場合に当該注目領域を線の縁であると判定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記線中検知手段は、
前記画像データの注目領域を二次微分して二次微分値を算出する二次微分値算出手段と、
前記二次微分値が所定値以上の場合に前記注目領域が線の中であると判定する線中判定手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 原稿モードに応じて、前記線縁検知手段および前記線中検知手段の少なくとも一方の検知特性を変化させる、または、前記線縁検知手段および前記線中検知手段の少なくとも一方を使用しないようにすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記線検出手段の検知結果に基づいて、中間調処理の方式または中間調処理のパラメータを変更して、前記画像データの注目領域に対して中間調処理を施す中間調処理手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の画像処理装置。
- 前記中間調処理手段は、
前記線検知手段で線と検知されなかった画像データの領域に対しては、量子化のために画像空間上で変動する第1しきい値を用いて中間調処理を施し、
前記線検知手段で線と検知された画像データの領域に対しては、画像空間上で変動しない第2しきい値または前記第1しきい値とは異なる変動を有する第3しきい値を用いて中間処理処理を施すことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。 - 前記第3しきい値は、前記第1しきい値と異なる周期または振幅を有することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
- 入力される画像データ中の線の検出を行う画像処理方法において、
前記画像データの注目領域が線の縁であるか否かを検知する線縁検知工程と、
前記画像データの注目領域が線の中であるか否かを検知する線中検知工程と、
前記線縁検知工程で前記注目領域が線の縁であると検知された場合、または、前記線中検知工程で前記注目領域が線の中であると検知された場合に、当該注目領域を線と検知する線工程と、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 入力される画像データの注目領域が線の縁であるか否かを検知する線縁検知工程と、
前記画像データの注目領域が線の中であるか否かを検知する線中検知工程と、
前記線縁検知工程で前記注目領域が線の縁であると検知された場合、または、前記線中検知工程で前記注目領域が線の中であると検知された場合に、当該注目領域を線と検知する線工程と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータが実行するためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004030746A JP2005222374A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | 画像処理装置、画像処理方法、およびコンピュータが実行するためのプログラム |
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---|---|
JP2005222374A true JP2005222374A (ja) | 2005-08-18 |
Family
ID=34997944
Family Applications (1)
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JP2004030746A Pending JP2005222374A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | 画像処理装置、画像処理方法、およびコンピュータが実行するためのプログラム |
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---|---|
JP (1) | JP2005222374A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010092241A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理方法および装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09139843A (ja) * | 1995-11-13 | 1997-05-27 | Minolta Co Ltd | 画像処理装置 |
JP2001268358A (ja) * | 2000-03-21 | 2001-09-28 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置及び記憶媒体 |
JP2003115031A (ja) * | 2001-10-03 | 2003-04-18 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置および方法 |
-
2004
- 2004-02-06 JP JP2004030746A patent/JP2005222374A/ja active Pending
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